Best3その2
相変わらずExciteメールが開通していないので、別なアドレスに届いたBest3たちを先にUPします。 べーさん ・分類:運搬系 メーカ:Gossamer Gear 商品名:Whisper 容量、価格(現在$60)、JMTを腰ベルトが取れましたがどうにか歩くことができました。ロールトップがあまり好きじゃないとか、スピン素材が弱いとか、裁断面を始末していないのでほつれて来るとか困る部分もありますが、ロングハイクには向いているザックだと思います。 ※実物を拝見しましたが、案外大きいんですよね。お陰様で最近GGモノが増えてきています.. ・分類:生活系 メーカ:Wenger 商品名:Clipper 爪きり付きナイフです。ハイク前日に爪を切るようにしているのですが、忘れてしまったときに活躍します。ハサミでは切りにくいですし。ロングハイクの時にも、足の爪が伸びてくるので、10日間で2回くらい使いました。長く歩かれる方は爪きりが便利ですよ。 ※おお、これはロングハイカーならではの選択です。確かに足の爪は大事。 ・分類:燃える系 メーカ:T's Stove/スノピ 商品名:超軽ストーブ&スノピNo.1 今年は、ガスもガソリンもエスビットも使わず、1年を通してアルコールストーブを使いました。ベジタリアンメニューからヒントを得て、クスクスやオートミールを使うようになったので、アルコールでも十分に調理ができるようになったのも大きな理由かもしれません。調理といっても蒸らすだけですが。 -10℃から4500mの高所まで試しましたが、アルコールでもお湯が沸きます。 ちなみにスピカNO.1+超軽+ホイルのフタで60gでした。 ※T'zさんお世話になっております。 昨年末にお会いしてからいろいろ結実いたしました.. azmさん http://azm.at.webry.info/ ・テント アライ エアライズ3+DXフライ ULには程遠いですが、愛用テント。アライ、エアライズ3+DXフライ。 広くて、快適。 前室が広いのがgood。外は雪でも煮炊きに問題なし。 ちなみにストーブはEpiのAPSA-Ⅲ。安定感抜群。 ※UL募集とは書いていませんので~ 広いテントは住み良さそうでいいなー。寒い時はガスの液出しも試してみて下さい。 ・コンパクトデジカメ Cannon PowerShot A630。 バリアングル液晶が重宝。この前にはCyberShot DSC-S50。 植物やきのこを撮る時に便利。 ※blogにはきれいな写真多いですよねー ・三脚 これはULって言って良い? ultra-pod。コンパクトデジカメならでは。 ローアングルなので。記念写真は皆足が長く見える?! ※私ももってまーす!あれ、ベルクロは使わないですか? ulgoods(あるいはULG、ゆーえるじーと発音) http://ulgoods.exblog.jp/ ・分類:宿泊系 メーカ:Sixmoon Designs 商品名:Gatewood Cape 短評: 11 oz.(312g)で屋根と雨具とザックカバーを賄えてしまう。 今年のSierra歩きではODBoxのFoxtailでこれを張って6泊した。現地の人からも珍しがられ、Cool!と言ってもらえた得意げな一品。 国内では積極的に雨具としては使わないが、休憩時なども被れる薄膜は何かと用途が広い。 また、まだ経験の無いことだが..被ったままペグダウンして濡れずにシェルターを張る技があるらしく、応用すると顔だけ出しすスタイルでトイレになるかと? ・分類:生活系 メーカ:Rocky 商品名:Gore-Tex socks 短評: 新製品ではないのだが..ズック靴に併用し、雨の山行でも完全に濡れから防いでくれた。脱登山靴化への道筋を付けてくれた一品。 アルパインな世界から降りてた道具達の中でも無意識に常識として選択する登山靴であるが、UL化によって、そーでもないんじゃないの?と考えるきっかけになった。 現在、雪山へズック靴で行く術を検証すべく諸々の関連品を収集終わったところ。 近日中に試してみます。 ・分類:エレキ系 メーカ:アップアップダウン製作所 商品名:GARMIN(ガーミン) GPS用 日本詳細1:25000 短評: 販売店の国内寡占状態に風穴を開け、外国で本来お安く売っているGPS装置の国内で使用可にしてくれた意味ある一品。 登山道が道として入っているので、山行前夜にカシミール上でせっせとルート工作しなくて済み、睡眠時間が増えた。エスケープルートもその場でポン。でも、事前の調査と地図併用は怠りなく。 地名がローマ字なので、山での会話で漢字の読みが分からなくて変な読みをして実は変なことを言っているという危険性が回避できる。 JSBさん ※書式に情熱が込められているのでそのままコピペしますです。 JSBの、2007年のお気に入りグッズ BEST3 1st 2nd 3rd 分類 燃える系 宿泊系 燃える系 品名 Vic リフレクティックス 100らバルブ メーカー Tzstove 保温屋.com 道場の森サイト blog 感想 1st:ディスチャージキャップを巧みに流用して新たなバルブに昇華させた労作であり キット商品化が待たれるシロモノ。コンビニ店で容易にgetできる良さも 好印象の一因です。これで出かけるときも安心ね、笑 ※私、注文1号でーす! これは日帰り雪山ハイクなどで是非とも液出しで使いたいと思っています。 2nd:遮熱、という新しい概念を知らしめた逸品。温度差(38deg)は ハッタリではなかったようだ!7mm厚みぐらい JSBの体験でも、3℃での地面からの冷気は感じなかった。 98パーセント?だったかな、熱の反射率が凄い!! ※アストロフォイル系ですね。私も愛用しています.. 3rd:そこらに落ちているような、ありふれた100円ライターを元に編み出した 100らバルブ。漂うチープ感もスパイスですね (JSBの勝手な命名です)) 誰もが驚嘆したマジックバーナーも含めて、独自路線イケテマス! 今後の動向にも、目が離せないです。 ※これも目から鱗でした。 omake ※これ、T'zさん経由で私のところに来ています。なかなか試せません。遅れていてすいません。 第三弾へと続く... 私のお気に入り山道具ベスト3今日中なら駆け込み可(笑 我々はウイルダネスへの旅を必要としている...ジョン・ハート 「登山・キャンプ」で+1..Click! #
by ulgoods
| 2007-12-21 07:36
| 生活系
お寄せ頂いた「私のお気に入り山道具ベスト3」、到着順5名様分を掲載します。
次からの方は編集時間の都合にて、明日以降、よろしく。 参考にさせてもらいます。 ありがとうございます。 自分のが決まっていません(汗 僭越ながら少しコメントをつけさせていただきます。米印イタリック体です。 コメントへのコメントも歓迎! 村上宣寛さん http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp 愛用の3品 ・バックパック Mountain Hardware Solitude 2006年07月入手 http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/solitude.html 調節機能はダメですが、それ以外はなかなかの代物です。20キロ以上持っても平気だし、バランスも良いので、山でも疲れません。 80リッターあるので、適当に放り込めばパッキングは終了します。アウターフレームパックの進化形です。 ※Webで見て、しり上がりの姿は興味を持っていました。アルミで補強しなくて良くなったのですね。 ・登山靴 マインドル Air Revolution 2006年2月頃入手 http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/shoes.html 非常に固くて丈夫です。その割には軽いです。 荷物を持って歩くと、良さが分かります。奥駆けでは連日12時間歩いても、疲労を感じませんでした。オールシーズン、この靴です。 ※勝手ながら村上さんと言えばマインドルのイメージです。急いで長距離を歩くときは足裏の疲労軽減で底が固いほうがいいと思いましたが、ふくらはぎの疲労が足の裏に移るという説もあり、ストレッチなども重要らしいです。 ・テント ヒルバーグ アクト 2005年2月頃入手 http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/akto.html タープとビビィも試したのですが、さほど軽量にはなりません。アクトはかなり軽く、広くて居住性が優れています。また、張りやすく、設営には1~2分しかかかりません。 細引きの調節機構が優れていて、ペグを打つ位置の自由度が高いのです。 ※これは欲しいテントです。綱を要するのでどうかと思っていたのですが、自由度が高いのですね。NextBuyな一品です。 今年購入の3品 ・GPS ガーミン Map60CSx 2006年秋購入 UUDの地図と組み合わせると最強です。 http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/gps.html ※二台並べて歩いたことはないですが、HCxと比べると60CSxの方が精度的に安心感がある印象を持っています。UUD地図は使えますね。登山道が入っているので、前日のPC仕事が減りました。 ・東急ハンズで買ったフライパン 東急ハンズで買ったフライパンもなかなかです。 http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/koffel.html ※お山でもしっかり調理して食事を採ってらっしゃるのは本で読んでいましたが..年季が入っていますね。 ・カメラ オリンパス E-3 http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/camera.html ※山道具、ですね... 今年の物はあまり使い込んでいないので、充分な評価はできません。 出がらし紋次郎さん ・THENORTHFACE SKAREB55・Mサイズ ザックカバーが付属している。 GRANITEGEAR NIMBUS OZONEもいいかなと思ったが、ある場所で実物を発見し一目ぼれ。メーカーに問い合わせたが、日本の直営店ではすでに在庫もない、という。ところがその後、某HPで30%引きで安売りしていたのを迷わず購入。 実重量は1472g、付属ザックカバーは93g。 ※この辺で1kg軽量化可能ですが、出がらしさんは頻繁に野宿なので耐久性との兼ね合いもありますか、削りにくいですね。ある程度耐久性を残すと500gは軽くできそうです。 ・SEA TO SUMMIT ultra-sil DRY SACK 8L GRANITEGEAR AIRPOCKET M&L 防水素材と止水ジッパーにひかれて購入。これが、あっし的には装備軽量化の立役者です。ビニールの重包装をしなくても良い。 ※私も何かと便利で使っています。気をつけないと袋に入れて袋に入れて..2重くらいにはなってしまうので、何とかしたいところです。でも、小分けしてふだんから整理すると撤収が速くて良いです ・スノーピーク チタンTREK700 MSR アルミウインドスクリーン、トランギア アルコールバーナー、FGS シェラスパイダーチタンゴトクと共に。 一人分の湯沸しはこれで充分。トランギアは重いですね。やはり。安定はするけど。 モリタ アルミフライパン(食器としても積極使用。重くても携行します)は、こういう使い方もできます。下が牧草地なもんで。 シェラカップやカトラリーも、アルミからチタンにしました。 ※700は良いサイズですが蓋が重いのが残念です。 ストーブは空き缶や固形もお試しください。 ・番外 モンベル ブリーズドライテックモノフレームシェルター・ダイヤ ビヴィサックでは中腰にはなれません。結構中は広いです。 自立はしませんが、両端に靴やザックを入れて重石にするなどの工夫で、なんとか自立します(風が強い場所では不可)。 設置場所によって(草地や川ッぷちなど)結露はしますが、通気性はよく、乾きは早いです。実重1125gですが、ペグを丈夫で軽いチタン製に 交換するのもありかな。 ※ペグは貫通用のネールペグ数本と、あとは軽い奴という具合に組み合わせて持つ手もあります。都市内野宿は経験ないですが、コンクリートでは打てないですよね。アスファルトなら何とか? これで、基本装備(早春・晩秋対応、食料・燃料・水除く)15.3kgを9.7kgに落としました。これは3泊以上の長期旅対応なので、短期の旅では着替えが減る分、もっと減らせると思います。 ※ここからがしんどいです。 rwalkerさん http://rwalker.exblog.jp ・分類:生活系 メーカ名:SWANNDRI 品名:RANGER SHIRTS 感想:軽くて暖かいウールのプルオーバーシャツです。 粗く編んだウール地の両面を起毛しているので、見た目の割には軽く通気性も良いです。 寒冷な状況では、ウールの吸水によりシェル内部での急激な水分量の変化を抑えて、シェルの内側の結露を少なくします。 両胸のポケットは大きく、地図、コンパス、行動食などを収めておけます。 衣擦れの音もしないので、行動中も静かです。 また化繊よりも火に強いので、焚火のまわりでも安心。 ※rwalkerさんの行動って... トムブラウンジュニア氏のように気配を消して歩く? ・分類:生活系 メーカ名:VICTORINOX 品名:モーゼルナイフ 感想:VICTORINOXの(かつての)ドイツ軍用モデル「トルーパー」に、クリップポイントブレードを一枚加えた、銃器ブランド「モーゼル」とのダブルネームモデルです。 パンをスライスする、缶詰を開ける、ワインやビールの栓を抜く、薪やシェルター用の支柱を切る、ねじを回す、紐を通すための穴を開ける等々、山での作業の殆どをこなせます。 ナイフが二枚なので、砥石が無くとも長期間使えますし、一枚を非常用にとっておく事もできます。 http://rwalker.exblog.jp/4781029/ ※バックの紙やすりは研ぎ用ですか? ・分類:エレキ系 メーカ名:FENIX 品名:L0D CE(LEDライト) 感想:非常に明るく使いやすいライトです。 単四一本使用で、サイズは小指ほど。 明るさは三段階に切り替えられ、最も暗いモードだとアルカリ電池で8.5時間のランタイム。 山道具というよりEDCですが、山でもバックアップ用として期待できます。 http://rwalker.exblog.jp/4546813/(一番下) ※使い込んでいるご様子。結構多彩で長時間ですね。リチウムやエネループにすると軽いし冬でも活躍しそう。 ・番外編 私は、これが無いと行動できません。 NATURAL AMERICAN SPIRITSの缶入りタバコと、POWWOW MIX。 缶ピース、箱ピース、パイプとパイプタバコ、酒を入れるマルキルのボトルなど。 オーバルの真鍮缶も、タバコ入れ(着火用レンズ付き)です。 ※スナフキンになる一式ですね。山でパイプはいいですねぇ。私も持っていますが、せっかちなのでゆっくりふかせません。 zzz_bearさん http://zzzmmm.exblog.jp/ ・燃える系 Trail Designs Caldera Ti-TriTM Stove System 山より道具というイカしたブログがあるのですが、そこで見てヤラレました。 ※イカれたブログを見てしまったのですね... Trail Designsからは試作品テストのお申し出をもらっています。秘密のブツなので許可が出るまで公開できないのが辛い。 ・生活系 フォレストヒルキャンドルランタン ハイマウント コストパフォーマンス良し!UCOのランタンより軽い! http://pds.exblog.jp/pds/1/200712/16/06/c0153306_132213.jpg ※ろうそくは私もぜいたく品としてたまに持ちますが、重いので小さいのに変えようかと思っていました。運搬で割れないことと、テント内照明には笠がないと明るくならないので、その辺含めてセットが充実しているとよいです。 ・燃える系 自作アルコールストーブ 自分でストーブが作れちゃうのがいい! ※試作テストで燃料代が結構バカにならないものです. SGT.Mさん ・分類:生活系 メーカー名:Montrail http://www.montrail.com/ 品名:Namche (860g/size US9.5, par pair) 同社のHighline、Hard Rockと同じソール・システムのシューズを乗り継いでたどりついた1足。 Highlineがお気に入りだったのだが、耐久性が弱く直ぐダメになってしまったのだが既に廃盤で買い替えることが不可能だった。 ナムチェはそのソール・システムも然る事ながら、特筆すべきは通気性の良さだ。防水・浸透性素材を使用していないという点で不安に思うであろうが、その素材を使用したが故、通気性が無くなり足のトラブルが多くなる方が重大だ。なので必要に応じてGore-Tex製の防水ソックスを使用している。 ※たぶんサイズ色揃って日本一のNamche持ち...(笑 ・分類:宿泊系 メーカー名:Western Mountaineering http://www.westernmountaineering.com/ 品名:Tamarak (520g/one size) 今年JMTを歩くに当たって選んだ3/4レングスの寝袋。 JMTに限らず歩く時はフード付きの何らかの上着を持っているし、ビヴィと併用することが多いので雪降る天候でない限りフードの必要性は無いと思ってこのようなタイプの寝袋を探していた。 応用範囲が広く、衣類やスリーピング・パッドを適切な物にすればスペック通り氷点下の状況でも十分対応できた。 購入したものがシェルにExtremeLiteを使用していなかったバージョンだったのが残念。 メーカー発表のスペックは羽毛量255g、10cmのロフトで-1℃対応。ボックス構造。 ※これは合理的です。先を越されたので買いませんでした。これも連続壁ですね。TopBagとしてはどんな感じになるでしょう?Rabより良い? ・分類:生活系 メーカー名:Arc'teryx http://www.arcteryx.com/ 品名:Access Short (169g/size S) & Pant (243g/size S) 40km超のデイ・ハイク、60 mileを歩いたJMT等、今年のハイキングはほぼAccess Short & Pantsで歩いた。 "TerraTex"というファブリックを使用しているこれらは、速乾性に優れ、通気性もよく(決して耐風性が無く寒過ぎると言う訳ではない)、ストレッチするのでストレスが無い。 これに出会ったことで、手持ちのサプレックス・ナイロン・ファブリックのショーツ&パンツはタンスの肥しになった。 両サイド(パンツは右のみ)にあるポケットの溶着されたシッパーのスムースさも○ ※軍曹は冬でも半ズボンですよね。あれってそんなに優れものだったとは... 続きまして気に入らない道具をお送りいたします。 ・分類:生活系 メーカー名:SealSkinz http://www.danalco.com/ 品名:WaterBlocker Socks (112g/size M, par pair) パッケージやサイトにある、水中に足を突っ込んだ写真の通りマネしてみたが、2分足らずで浸水。 小雨降る中、1時間くらいのハイキングならOKだが、水没させると全くダメ。お蔵入り決定。 ※私の推薦品ではないのでご勘弁(笑 でも2足買ってしまいました。もう少し早く知らせてくれれば...でも、冬に断熱兼ねて使おうかとも思います。液体の水がなければ使えるかも。 完全水没させるならRockyの方が安心感ありますね。 私のお気に入り山道具ベスト3今日中なら駆け込み可(笑 塩水に足を浸けて、足の裏を丈夫にする方法を教えよう...メイビル男爵 「登山・キャンプ」へ+1..Click! #
by ulgoods
| 2007-12-19 08:34
| 生活系
Bigsky Summit Evolution 1P 1D1V shelter Rev.G
街に少し気の早いクリスマスが流れ始めた12月上旬、突然、BigSky InternationalのBobからテントを出荷したとよメールが入った。実は、このテントを注文したのは去年2006年の6月で、納品されたのが今年2007年12月...注文から納品まで18ヶ月待たされたことになる。 ホントに参った。 何回確認してもあと30日以内に出すとか、工場が上手く稼働していないとか、設計に問題があってパターンを作り直している等々、あらゆる言い訳で延ばされ、もう忘れたことにしていたのだが、こちらが忘れた頃にたまにメールが来て、もうすぐだ、という割に来ないので、どーなったのかメールすると、何やかんやと引き延ばし。海外のフォーラムでも納品遅れが問題になっており、訴訟するとかいう話しも流れてた。 で、このテントを手にできた人はラッキーだと言うことになっている。そう言う意味では貴重品なのかしら? どーも最近は資金繰りに窮しているらしく、先払いなら20%OFFで来年2月の納品とかいうメールが来ていたが、もはや納期には信用ならんので無視していたが、たぶん現金化できそうなところから仕事を纏めだしたのか、白羽の矢が立ち?18ヶ月での納品となった。 ま、彼に限らず、USのメーカやお店もクリスマスというのが最終締切になっていて、これを目処に頑張るようだ。これを越えるとまたいつになるか分からない... 注文したモデルはRev.Dであったが、納品されたモデルはRev.Gだとのこと。代金も値上がりしていたが注文時の値段で出してもらった。当たり前である!そのくせ、かれこれ$90くらいのお得ですから..みたいな文面が書いてある。知ったことではない!こっちが期待させられたり裏切られて落胆した精神的疲労は$90では足りないくらいだ。しかも、さすがに18ヶ月前の関心事と今の関心事は違うから、送ったから、この年末にカードに課金したから、とか言われても予定外の出費で迷惑以外のなにものでもない気がしている。 しかも、オマケで付いてくるはずのコンプレッションバッグが入っておらず、メールで問い合わせたら、「あなたは最初は注文していなかった」という応え。確かにあの時代はオプションだったかもしれないけど、今は無料で付いてくるはずで、彼が書いた送るものお品書きにも記してあったので、あなたが送り状に書いた品目とアナタがパックした品目が一致しないのが問題だ、みたいなことを書いたら、今度は、オーすいませんすいません、みたいなメールが来た。ただし、工場は今年は閉まったので、来年、無料で出荷すると。無料は当たり前である!ストックの一つもないのか?たぶん、クリスマス前で仕事をしたくないんだろうな。 また、モヤモヤが年を越すことになる。また18ヶ月はイヤだ。 と、このテントにはぼやきっぱなしだ。 これは二枚壁の自立型で、1P 1D1Vは一人用、出入り口1個、前室1個と言うことらしい。家の間取りの説明に似ている。 とりあえず、畳で張って、それから庭で張ってみた。 重量は 外張 343g 内張 376g ポール 211g 合計 920g である。2枚壁の自立テントでは世界でも最軽量の部類だ。 ただしポールはオプションのFibraplexのカーボンポールをオーダしておいたので軽量。標準のEASTON 7075は337gあり、この場合は1056g。 自立テントとして国内最軽量モデルのトレックライズ0は本体、フライ、ポールで1250gであるから、カーボンポール版と比べて330g重い。Easton版と比べても約200g重い。330g減となると軽さは際だつ。 最近はトレックライズ0に大型のフライを被せるのが流行っているようだが、あれはどんくらい重いんだろう?どーせ作るなら生地を換えて本家より軽くしてもらいたかった。 価格もトレックライズ0は3.36まんえんでお安くはない。送料無しで比較するとEastonポールのならBigSKyの方がUS$249.95 で、お安くてなおかつ軽い..ただでさえ高価なトレックライズ0を買って、サードパーティのデカいけど重そうな、たぶんお安くはないフライもセットにすると...うーん、買えない私。でも、スカンジュームポールは少し惹かれる。ホントはEastonに比べるとあれって軽くはないんだよね。軽いのはあくまで当社前年比ということだ。で、全体的な強度バランスを考えるとCFでいいかな。 まあ、サードパーティ物が出てくるのは良いことだ。 居室のサイズは、 長さ 84"(212.8cm) 幅(上)36"(91.2cm) 幅(下)36"(60.8cm) 高さ 39" (98.8cm) である。 アライのトレックライズ0より8cmも長く、幅は平均すると同じくらい(80cm)くらいか。 作りはまぁまぁ良い。パターンを作り直したと言うが、そのせいか、思ったほどシワも出ない。ま、その辺は最初の懸念からは進化したようだ。 素材は普通の30D Silnylonのようで、Gatewood Capeと同じ感触だ。今となっては特に軽量ではないはず。でも軽い...全体的に整合を取りながら無駄な安全マージンを下げて付属品も厳選して軽く仕上げている感じだ。例えるならゼロ戦の設計思想に近いと思う。 Spinnaker 生地を使えばあと100g位は軽くなるんじゃないか? 実は注文したのは1Vで、非対称、ドアの反対側は切れたフライの形状だったのだが、来たのは反対側にも前室が付いていた。やれやれ、狭いキャンプ地でも張れるようにと1Vを頼んだつもりだったが、これは1P2D2Vと同じフライじゃないか!重いし、反対側の前室は内部から手を伸ばしてアクセスできないから使いにくい。どーやら、製品ラインを縮小して利益率を上げる方向なのだろう。私としては迷惑な話しだ。 透明ビニールの窓が付いているが、これも余分。大体、こういうところから壊れてくると思っているし。片づける時に無用の気を遣う。 換気は、入り口の上に小さな換気口が付いていて、ベルクロ付きの棒で開いておく形式だ。ちょと小さい気もするが、トレックライズには付いていないようなので(持っていないので分からないが)、ま、無いより良いだろうくらいかな。 18ヶ月前、世界最軽量の二枚壁で雨でも煮炊きできるかと期待して注文したが、どーしても来なかったので、仕方なくBDのOneShotを手に入れた。今ではFibraplexのカーボンポール換装NeoShotになり、真の意味での自立型として、単壁だけど満足している。煮炊きできなければ、煮炊きしないで済むモノを食えばいいのだから.. って、軽量な固形やアルコールストーブが使えないという意味で、普通のガスキャニスタストーブなら問題なし。 やれやれ、OneShotとEvo.1Pとの使い分けに悩む。まるで、婚約者が旅先で死んだと思い、その後出会った人と家庭を築いてそれなりに幸せに暮らしていたら、ある日突然帰ってきた、みたいな、そんな感じで複雑な思いだ。 雪のあるところはOneShot、雨っぽい時はEvo.1Pという使い分けになるかな。それぞれ、オリジナルのEastonポールもあるから、更に選択肢が広がって..山行前のお道具の選定に時間を食いそう。困った。 Bobはメールの最後にThank you for your patience,と書くのが好きなのだが、ホントにこの人からは忍耐という英語の意味を教えられた気がする。 あまり細部が紹介されたことがないテントなので、撮った写真を出しておく 前後の幅が違うのでポールの交点は足元方向にずれている。 ポケットは頭と足側に1こずつ。結構デカイので便利そう。 フライを留めるのはフックなので寒い時は作業しにくいかもしれない。フライとポールはベルクロ留めでOneShotやFastLightと同じ要領だ。スリーブが無い分軽量だが、設営性はイマイチか。それとベルクロの強度が足りない。フライに綱を取るとポールとの接続はベルクロなので、そこはもちょっと強力なのを使ってほしかった。 フライは綱で下に引いてフレームに被せて押さえるのが正しいのかな?フレームに直接力を掛けないのが正しい?なんせ、二枚壁のテントは初めてだから分からない.. Silnetは指で?べた塗りされていた。 ちなみに縫製は中華人民共和国。 私のお気に入り山道具ベスト3締切近し!よろしく。 秘密の山の上へちょっと一泊...メイビル男爵 「登山・キャンプ」へ+1..Click! 私のお気に入り山道具ベスト3に情報を多数お寄せ下さりありがとうございます。 近日中にまとめて公開させて頂きます。感謝! だまいいよ... #
by ulgoods
| 2007-12-17 01:50
| 宿泊系
ULとか言ってるくせに、とってもお見せできないような秘蔵写真。
夏のこと、Sierraでの歩き中は軽荷だが、行き帰りは大変だった... 遊歩大全を読んでいた頃の昔心を満たすために、フレームザックは必須であった。いつかは巨大フレームザックでSierraを目指す!、と。 行きはフレームザックにULザックを入れて保護するという名目で、帰りは担ぎ屋さんになりました。 この後荷物を預けたが、搭乗口でオーバーブッキングが判明し、身一つでホノルル送りとなりました。 荷物だけが東京へ直送。 受け取りのベルトコンベアーをいつまでも回っていたそうです(涙 私のお気に入り山道具ベスト3募集中!よろしく。 「登山・キャンプ」へ+1..Click! #
by ulgoods
| 2007-12-13 09:27
| 山行
ベスト3募集
今年も残り少なくなってきました。というわけで、今年を振り返り、恒例の 私のお気に入り山道具ベスト3 を募集します。何が山道具かはお任せです。 今年手に入れた物(自作含む)を優先しますが、どーしても紹介したいお品があれば、今年の限りではありません。できれば異なるカテゴリの3点盛りでお願いします。 Blogのコメント欄に書いてもらうのもショボイので、記事としてまとめさせてもらう予定です。 下記項目をメールにてお寄せ下さい。 ・分類(できれば山より道具的カテゴリにて) ・品名 ・メーカ名 ・感想、推薦文 ・あれば写真も(できればどこかにUP済みのURLが有難いです。なければ小さめを添付でね) 表示用のお名前、あればHomePage,blogアドレスなども。 締切は日本時間12/17の朝まで。 お手数お掛けしますが、よろしくお願いいたします。 「登山・キャンプ」へ+1..Click! さて、今年は空振り空回りを免れることができるのか? #
by ulgoods
| 2007-12-11 18:20
| 駄文系
|
memo
doting on ultralight gears more than mountains...
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