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NEMO HYPNO EX tent
空気梁を二本使うNEMO HYPNP EX、お安く買うことができたので空気梁を試してみることにした。 張ったのは白根三山縦走の翌週の仙水小屋で、私にしては珍しく2週連続の南アの山行である。今回は昼近くから出掛け、最終バスで北沢峠入りし、夕方には天泊に入って翌朝の朝一バスが来る前に軽荷で出て甲斐駒をピストンする予定であった。 テントは事前に部屋内で張り、空気梁を固定しておいた。初回は20カ所以上をベルクロで固定しなくてはいけない。これをテン場でやると手間なので、いつもの通り畳マットの上で準備をしておいたのだ。 当日は、あいにく北沢峠のキャンプ場を過ぎた辺りから大粒の雨に降られて雨の中の設営となった。ま、降るとは聞いていたので想定内であったが、雨の天泊、しかも雨の中での設営は憂鬱だ。 設営はTyvekのグランドシートの上にテントを広げて四隅をペグダウンし、各梁のテントの外に出ている孔から空気を送ると梁がムックリ・シャンと立ち上がる。少し標高があるのと、GoGoに比べて容積が大きな梁を呼気ポンプで膨らますのはちょと辛かった。足踏みポンプもあるのだが、少し重いのでGoGoと同じ呼気ポンプで頑張った。 ![]() 一本の梁はテント内部、もう一本は外に大きく飛び出ている独特のスタイルだ。 ムックリ立ち上がったテントだが、この際テントのドアを開ける必要は無く、中は一切濡れていない。この点、重要と思う。単壁テントではBDのFirstLight,OneShotを持っているが、いずれも入り口を開けてもぐり込まないと梁が設置できない。雨なら内部を濡らしてしまう。また、二枚壁のテントの場合もメッシュの内張をポールに吊り下げた時点で内部はずぶ濡れであろう。空気梁テントの面白いところだ。 立った後、空気梁から張り綱をとり、側面からも張り綱をとった。側面の張り綱はハタメキを押さえ内部を広く使える利点があり、単壁の山岳テントに多く用いられている構造だ。入り口にツェルトを被せて仮設前室とし、出入り時の濡れを防いだ。 テントの内部は身長174cmの私が火の字で寝て手足が少し余裕がある程度。ぎりぎり二人用か。 このテント、ベンチレーションが良くできていると思う。入り口は下縁のジッパーが真横に開き、荒天時はそこからもぐり込むことになっているのだが、同時につっかえ棒が仕込まれていて、棒をつっかけて隙間を作ることができる。同様のつっかえ棒式のベンチレーターが屋根にも付いている。これらを全部使うと換気効果が素晴らしい。今回は雨に降られたのでテント内でガスを使って煮炊きを行ったのだが、テント内壁はサラサラしたまま。スポットで3滴ほど、水滴を見たが、朝まで壁面全面の結露は見られなかった。最初は生地の透湿が素晴らしいのかと思ったが、今思うと換気に依るところが大きいと思う。この日は最低気温が11度程度まで下がった。呼気での結露が見られて良い状況と思う。FirstLightだと金属ポールが結露する... ![]() 入り口と屋根のベンチレーション、それと赤いキャップをはめた空気孔 ![]() 寝姿は、Patagonia MicroPuff P/OとMontbellサーマラップパンツを着て、モンベルU.L.コンフォートシステムパッド150を敷いた薄い化繊のキルト(MFD Gecko)のコクーンモードであったが、全く冷えはなく、テントの出入りとかで濡れた衣類も朝までに完全に乾燥していた。このスタイルも今期2回目だが、湿っぽい環境の10度を少し切るくらいまでなら使えることが実証できた。 翌日、何とか降雨を持ち堪えている空の下、サブザックとしてREIのFlash UL Packを使い雨具、水、行動食だけ背負って甲斐駒へ向かった。究極の軽荷である。担いでいるのだが、いつもの荷重感からすると羽が生えて上に引っ張られているような錯覚すら覚える。 降ったり止んだり、雲の切れ間から時々富士や北岳、仙丈が見えては隠れた。雲は仙水峠を通じて仙丈の麓から白州の谷へ流れているようである。無事に甲斐駒の頂上へ達しが、以前、黒戸尾根から来た時も雨であった。今回も視界は効かないのが残念である。どーやら私の甲斐駒は雨と縁が深いのだな。 山頂をすぐに辞し仙水小屋まで下山してキャンプを撤収したが、ここでもHYPNO EXの空気梁は便利だった。空気孔に排気用の弁を付けると、ものの3秒でテントはヘナヘナと平らになる。そしたら空気孔と反対側から付属のコンプレッションザックへワシワシと容赦なく詰めていくだけ。ポールがない単壁テントだからできるワザだ。どんどん詰め込んで体重を掛けて中の空気を抜き、締め上げればお終い。雨で少し重くなっていたが仕方ない。この際テントの中は濡れない(はずだ)。内側もそれなりに湿るだろうが、翌日の雨でも乾いた環境を提供してくれると思う。 テントではないが、またMontrail HardRockにGoreの靴下で歩いた。防水は前回同様に完璧。歩き方も慣れたせいか、尻餅は着かなかったし、足も捻らなかった。足が軽いのでもう登山靴には戻れないかも。心肺機能さえ許せばトレールランもできそうな感じで自由を感じた。 ![]() やはり岩場を歩くので靴は擦れるのだが、HardRockは要所要所、擦れる箇所に上手く補強してあって、生地に穴が開くことは無いようだ。もっと軽くて通気性の良いトレールランニングシューズはあるのだろうが、Wide仕様があるだけでなく、作りの面からもHardRockは良いと思う。とはいえ、ソールの耐久性はビブラムの比ではない。底面パターンのエッジの減りも早いし、一部積層の剥離も起きた。セールで見かけたら買いだめしておこう。 そうそう、キャンプサイト用にCROCSのサンダルを持っていった。サンダルも外に放置で雨に打たれっぱなしだったが、ゴアの靴下を履いたままの状態だったので気にすることなくサンダルを履けたのは便利。 NEMO HYPNO EX、空気梁は不真面目ではなく、それなりに使えます。 ![]() 参加中...わ が 手 わ が 足 わ れ に あ た た か く 寝 る...山頭火、Click! ▲
by ulgoods
| 2007-09-30 19:27
| 宿泊系
早く最終章を書かないと、次の山や道具達が溜まってしまって...
何やら気の抜けたレポートとなったが。 11:40、大門沢下降点から這い松の道に入り間もなく樹林帯を歩く。地図でも示されているが、かなりの傾斜をスイッチバックが切ってあり右へ左へ振られることになる。ここで抜きつ抜かれつの同ペースで歩くA氏が登場する。抜く時に軽く会釈する程度で声も掛けないが同ペースなので自然「行かば諸共感」が醸成されていた。 A氏が先にスイッチバックを曲がった所、ふと目をやると変な草が道に張り出して生えていた。それを視野に収めつつA氏の位置を確認しつつの複眼的な意識をした次の一歩、少し崩れた路肩の外に足を着いたらしい。一閃、目前に地面が流れ道を踏み外したらしいことを知る。草木を掴んで停止を試みるも止まらずそのまま流れ二度目の試みで停止した。というか、僅か4mくらい斜面を滑っただけだで自然に止まったのだ...ぬかりました。全然足元に注意が及んでいなかった。僅か2秒くらいの出来事か、脳は理由を理解していないが体は反射的に停止を試み(もがいている状況だ)滑っている間は時間の経過を感じた。幸い膝にべったりと草の汁を付けたくらいで済んだがショックだった。おそらくバキバキと小枝を折る音がしたのだろう、「オーイ、大丈夫ですか?」と先行のA氏が声を掛けてくれた。「大丈夫です」と応えながら水平に斜面を歩いて道に戻った。 その後もA氏とは抜きつ抜かれつであったが、私の方が数分早く大門沢小屋へ到着した。 14:12、大門沢小屋を訪れたのは初めてである。屋根の掛かった休憩席へ着くと野外の帳場にオヤジが立っていた。先ずは喉が泣いているのでサイダーを所望したのだが、炭酸系はビールはあるがサイダーは無いという。むむ、飲んだら登るな登るなら飲むな!を旨としている私に一つの難問が与えられたのだ。しかし、大概の小屋は不思議なことにサイダーは品切れでビールは豊富だ。荷揚げで同じ重さなのだから儲けの大きいビールを優先するのだろうか?ビールは小屋の中にしまって表にはサイダーを置いて欲しいのだが...ね。 従ってあっさりとビールを選んでシュパッと空けたところにA氏が到着した。降ったり止んだりにウンザリしたのだろう、上はファイントラックのフラッドメッシュTシャツ一枚の姿である。自然と並んで腰を下ろして挨拶をし言葉を交わした時、大粒の雨がバタバタとビーニール波板の屋根を叩いた。 雨は強い。小屋には人がゾロゾロ到着するが、オヤジは泊まるも何も聞かずに「何人?何人?」と客も「3人」とか言って泊まる前提で言葉掛けが成立している。確かに時計を見ると最終バスに乗るには怪しい時間帯だ。しかしなぁ、へそ曲がりだから泊まると決めつけられるのも癪だと思っていたら、どうやらA氏も同様らしい。「小屋が8千円で奈良田の民宿と同じなら下が良いなー」と言う。ビールで挫けかかった私の心にも灯がついた。オヤジはさっきから「下は満員だよ」と言っているが、傍若無人?な私とA氏は一部屋くらいは空いているだろうで意見が一致した。A氏は温泉で汗を流して翌朝ゆっくり、私は今日の最終バスに間に合うことを疑っていない。縦走路で見た顔達が皆さん疑問無く宿泊の手続きをしている。なーんだ、全員、今日の目的地は小屋だったのか...小屋な人たちを後に二人、雨の中へと飛び出した。こちとら未だ山小屋に泊まったことはないのだという変な記録更新中意識もあったかもしれない。あっさりビールの禁は犯したのに。 道は小川になっていた。ゴアの靴下を履いていても靴への浸水の感触はある。が、そんなこと構っていられない。。私もA氏に習って雨具の上を脱ぎ、Tシャツ一枚で歩く。幸い冷えない。どんどん歩いた。途中滑って尻餅2回。足をひねり気味が3回あった。雨の日のズック靴はカカトが出ていない分、岩へ足を着いた時の滑りに抵抗しない。重心位置と足の着き方に注意して繊細かつ柔軟に歩かないと、だ。足はがに股気味に開くのだが爪先はX脚気味、スキーのエッジ立てと同じ感じ足裏の母指球に乗って着地する。そうすれば捻挫を起こすことはないだろう。とか考えながら歩いた。一方のA氏はガルモントの重登山靴でガシガシ歩く。少し離れても小枝の折れる音でA氏の接近を知ることができた。 A氏が先行していた時だ、少し遅れて私が通過するとA氏は5mほど下の河原で何やらストックを振っていた。釣りでもするのかと追い越したのだが...後で聞いたらA氏もそこで滑落したのだそうだ。釣りではなく、ストックの曲がりを直していたところらしい。雨の日は怖い怖い。 汗だく、雨ダクとなって何本か吊り橋を渡り、工事中の堰堤を越して舗装路へ出た。バスの時間まではあと数分である。A氏は見えない。一抹の期待を抱いて舗装路を急ぐが、これが結構長い。飽きるほどの林道歩きとなった。バス停に着くと身延行き快速バスは25分前に出た時刻だった。幸い、奈良田行きの最終バスがある。もー歩くのはいやなのでバスを待つことにした。しばらくしてA氏到着、一緒に宿を探す話をする。 この日の11時間の行動が終わった。 ![]() バスは私とA氏の他は運転手とモギリの爺さんが乗っているだけだった。モギリの爺さんに下に宿はあるかと聞いたが、結構難しいかもと言われる。どーしたものかと、でもまだ楽天的な気持ち、ものの数分でバスは奈良田のバス停に着いた。ここでモギリの爺さんがバス停の清掃に来ていたおばあさんに声を掛けてくれた。泊まる所さがしてるんだと..と相談モードに入った。有難い。二人で近所の民宿を当たってくれたが、やはり満員だったり、予約無しの飛び込みにしては時間が遅いようで、奈良田温泉に浸かって優雅に酒を飲む夢は費えた。が、ここからが田舎の大人だ。じゃぁねー!と言って知らん振りはしない。掃除のおばさんが帰り道だからということで車に乗せて道々宿を当たってくれるという。有難い。衣類が汚れているのを見かねたモギリの爺さんが敷く用にと大きなビニール袋を持ってきて呉れる。有難い。 三連休の中日の夜のこと、道々立ち寄れど宿は無く...走りながら小学校を改築した町営のヘルシーセンターの二階に明かりのついていない部屋のあることを見つけたお婆さんが車を乗り付けて交渉してくれた。待つこと3分、出てきた表情は明るくない。ここもダメかと思ったら、部屋が取れた!と伝えてくれた。温泉もあるという。有難い。一度締めた帳場では宿泊手続きの分かる人を呼びに人が走る。有難い...。有難いことに?今夜はA氏と一つ部屋の同宿となる。 お婆さんにどうお礼をしたらと話したら、お婆さんも予約無しのぶらり旅が好きで、よく行くが、大概は地元の人が良くしてくれて宿は見つかるし、電車は丁度来るものだと言って、だからお礼など要らぬと仰る。善意の輪廻が私まで回ってきた。次回は私の番だな... 汗と雨で濡れた体で宿に上がる時だった、靴下は濡れ濡れだろうとゴア靴下を脱いでかまちに足をかけたのだが、意外や意外、中の靴下は汗で湿っている程度で濡れはなかった。小川化した道をじゃぶじゃぶと歩き、増水した川を渡り...でもゴア靴下の中は一切の浸水が認められない。ほほー、やるなお主!一方のA氏だが、いつしかゴツいゴア靴に上から浸水し、防水性に優れているのでそのままじゃぶじゃぶだったらしい。宿ではビトビト靴の水を出し...翌日に備えて古新聞をもらって詰めていた。 ま、なにはともあれ、予想外の温泉に浸り、宿が握ってくれた握り飯で予想外の夕食にありつき、妙に話の合うA氏とビール三本、焼酎一本を空け、北海道出身だというA氏と投合し部屋のクーラー最強で瞬間的に寝てしまった。 翌朝一番のバスで身延へ向かう途中、A氏が家へ電話したところ、え”俺は此処にいるぜ!という声が聞こえてきた。ナンでも...彼は職場の緩いグループ数人で来ていたのたが途中から肩の小屋へ行く筈を間違って北岳山荘に行ってしまい、単独行動に移った。2日目も一緒に大門沢小屋へ泊まることになっていたもう一人とは会えず、メモも残さずに私と下って飲んだでいたのだが、実はその時には大門沢泊の仲間から当局へ遭難届けが出されていたそうで...それで家には警察から電話があったとのこと。せめてメモを残せばと私も思った。 バスの中から電話で対応に追われるA氏、連絡先を書き留める紙とペンが無いというのでBPLで買った防水メモ紙と防水ペンをお貸ししたが、身延ではすぐに電車に接続だったので電話ボックスに籠もった彼から返して貰いそびれてしまった。ま、事態が無事に収拾してくれれば良いのだが。 A氏、社会的な無事を祈る。 ![]() 参加中...ゴア靴下とズック靴で雨の白根三山を歩きましたよ..Click! ▲
by ulgoods
| 2007-09-26 14:46
| 山行
なぜ5時に目が覚めたのだろう。きっかり5時だった。たぶん周りが5時で活動を開始したのだろうか。どれどれ、と私も鷹揚に片肘ついてジッパを引き下げ外を見た。既に遠くの空は赤みが差すが周囲は海底のような深い藍色でヘッドライトが動いていた。富士はモッコリと山の形のままで黒い雲に被われている。
まだだなぁ...もう少し待つことにしてジッパを閉じた。 ![]() そろそろか、次ぎに開けると、やがてそれは始まった。下層と上層の雲の間に登った太陽はその両面をオレンジから茜へのグラディエーションを付けながら染め上げてくる。そうすると不思議なことに光の圧力に押さえられて雲の波も凪ぐのか、富士もスッキリ姿を現し出した。これよ、下界の雲上で繰り広げられるショーの始まり。今日の生まれたこの場所に居られて良かったと、そう思う。 ![]() やがてショー終わって辺りは長い影を映す朝になった。今朝も風は強い。 ヤベ、まだ暗い5時には出るんだったっけ...しかし14時間寝たおかげか、疲れも取れ、酸欠にも少し慣れたのだろう、動こうという気が湧いていた。いつもならキャンプサイト最終組の私だが、今日はさっさと事を始めた。 朝食は特に湯を沸かして摂ることはしなかった。昨夜の残りが体にあるだろうから、ナッツだけ放り込んで、でも良く噛んでドロドロにして胃に流し込む。とりあえずはこれで充分なはずだ。 さっさと食ったら体を起こしテント内のパッキングを始めた。先ずはテント内に散らかった物を着替え袋、食料袋、その他用の袋に分類整理する。その他袋の中は機能別に更に小分け袋に分けたり、必要ならAlocSackで防水してある。何であれ、袋に入れずに直接ザックに放り込むことをしないのが結局早い。 さて、中が片づいたら風が強いのでテントから抜けてすぐに骨を抜いて撤収に掛かった。のでテントの写真がない。今回のザックは背面フレームがないMLDのZipなので、先ずはマットを抜いてザックの骨格を作ってやらなければならない。来る時はマットを円筒状に巻いたが、ザックの容量を食われるのとザックが丸く仕上がってしまうのを嫌って今日は背中側に平坦に折り畳んで入れてみる。雨が予想されていたのでSeaToSummitの35L防水ライナーを押し込み、先ずはスピンのスタッフザックに詰めたQuiltを放り込み、次ぎにテント、防寒具、着替え、食料の順で入れて防水区画を閉じ、その上に雨具類、その他袋の順でザックの中に積んだ。カメラ、行動食等は別途MFDのベーベーポーチに入れた。この中にも2Lの防水ライナーを入れてある。今回は徹底的に防水だ。ベーベーポーチはスペクトラ生地の薄いA4サイズのポーチで肩から袈裟に掛けてからザックを担ぐ。腰の少し上に口が来て邪魔にならずに日用品と緊急用品を放り込めるので便利だ。ポーチが揺れて前に来ないようにショルダーストラップに100円カラビナで留めるのがミソ。 ![]() と、準備ができたのは6:05だった。出がけに山荘で水を1.5Lほど補給した。天水は全部セイシェルを通して使うことにしたが、今年の水は色も匂いもなかった感じ。でもセイシェル通す! 間ノ岳 7:26 風でよろめく トレッキングポールとしてODBoxのFoxTailを持ったが、これはすぐに短く折りたためるので、岩場では面倒くさがらずに畳んでベーベーポーチに入れて両手を解放して安全に渡ることができたのは良かった。 風が強いがmontbellのウインドシャツはよく効いた。体が冷えるのを防ぐし、少しジッパを開けると熱を逃がして快適な状態を長く保つことができた。 しばらく間ノ岳頂上横の平坦地にヘリが何度も荷下ろししてるのを見てた。道整備の資材だろうか? さて、ここから農鳥方面は初めての道になる。 農鳥小屋 8:30 ここで雲行きが雨っぽかったが、西農鳥岳への登りの途中で雨になった。少し様子を見たが続きそうなのでmontbellのブリーズドライテックの雨具(上はUS仕様のPitZip付き!)を付け、待ってましたとGoreTexの靴下を履き、すぐさま雨装束を完成した。 今回の足元はMontrailのHardRock、いわゆる非GoreTexな運動靴である。ここまでは蒸れずに調子良い。岩場の通過も問題ない。底がガチガチの登山靴とは勝手が違うが、しなやかに歩けば良くグリップも効くものだ。 西農鳥岳 9:49 農鳥岳 10:31 雨が上がったので雨具系を脱ぐ ここまで結構時間が掛かってしまった... 大門沢下降点 11:19 暫し岩稜との別れを惜しむ。ここでもナッツだけで済ませた。 途中で抜きつ抜かれつ顔なじみになった数組を先にやり過ごし、やがて私もハイ松の中、下降に入った。 実はここからが長く、珍道中の始まりだった。 ![]() 参加中...風 の 中 お の れ を 責 め つ つ 歩 く ...山頭火 Click! ▲
by ulgoods
| 2007-09-20 03:52
| 山行
結構タフな山行になった。
9/14 そうだ、北岳行こう! と思いついたのは昼飯の時だった。仕事終わって帰ってパッキングしても間に合うホイ!これが徹夜行軍の始まりだった。 新宿を23:54発のムーンライト信州81が甲府に着くのが26:21。寝ていないので日付が変わらない。その調子で書くと、広河原行きのバスが出るのが28:00で、広河原着はおよそ30:30...やはり寝られなかった。 途中で寝なきゃな!と思い、行きしなに高円寺で飲んでから新宿へ出撃も列車では寝られず。甲府の待ち時間に朝までやってるワタミを見つけて飲み、やはりバスでは寝られず。不覚にも結局そのまま吊り橋を渡って北岳に挑む人になってしまったのだ。 ちなみに、甲府は仕事で何度も行ったが駅前に派手さはない。飲み屋は少し離れた所にあるらしいことは聞いていた。そんな夜中の駅前はコンビニが2軒と吉牛がやっている程度だ。明かりの落ちた駅前のアーケード街を見ていたら、ふと学生時代の長岡の駅前を思い出した。こういう街の作り的には...駅前メイン通りを進み最初の信号を左に曲がると飲み屋があることになっている。右はダメだ。ホテルがあってお終いの筈。で、甲府でも最初の大きな角を左に曲がると、ほーら、ちゃんと居酒屋さんが開いている。一軒目は2:30がラストオーダーなのでダメだったが、更に信号を1つ進むと和民が開いていて、朝五時まで。これは嬉しいな。ま、これから山に行こうという人が来る場所ではないのだが、一時間半も吉牛にいてビールでも飲めば同じ事。潔く和民の世話になる。 甲斐駒方面 ![]() 31:00(7:00)広河原出発 32:47(8:47)白根御池、水を補給 35:39(11:39)肩の小屋、うどん食う 36:53(12:53)北岳山頂、岩陰で5分ほど寝た模様 38:19(14:19)北岳山荘 もう、めちゃくちゃな時間だ。足元がおぼつかない。今日は農鳥付近まで進むつもりだったが、根性ないけど死なないうちに北岳山荘テン場を行き倒れの地にすることとした。というか、ホントに行き倒れた。 頂上で同じバスだった単独のお嬢さんに会った。迷彩ズボンとニット帽が記憶にある。シャッターを押してもらう前振りで、眠くない?と聞いたら、私バスの中で爆睡したので..とおっしゃる。ああ羨ましい。 一応、登頂証明 ![]() バスの乗り方だが、行くとオジサンが仕切ってザックを2列に並べてくれる。それで場所取りになるので呑気に飲みに行けたのだが..で、バスが来るとみんなワッショイと乗り口に移動する。バスがザック列の右側に着くので、右側に並べた人は早く乗れて一人掛けの席を占めてしまう。ザック左列しかも電車から早く降りて先頭付近の人はバスに乗るのが遅くなり二人掛けの席になってしまい、狭い座席だから二人掛けの人は睡眠不足に陥る構図が仕込まれているわけだ。場数を踏まないと寝られないな。 などとつまらぬ事を考えて山頂を後にした。 よろめきながらも北岳山荘に到着。早々にテントを張り小屋で買ったビールを飲んで39(15時)時就寝。長い一日が終わる。みな山荘到着を喜んで鐘を鳴らすが、もはやそんな音も聞こえない。バイオトイレの匂いが時々風に乗ってくるが、もーそんなのも臭わない。ただただ深く眠ったようだ。 一気に日付を替えて20時ごろ、ふと風の音で目が覚めた。あー、何もかも面倒だ。そうだ、食事をしていなかったっけ。でも面倒だ。外は風が出ていてバイオの香りもうまく拡散されている。1分に一回くらいの割合でドドーっと突風が吹いて来る。ああ、張り綱を取っておいて良かったと朦朧と思う。軽いカーボンフレームに取り替えたBlack DiamondのOneShotはテントのコンパクトさと相まって充分堅く、フレーム系はミシリともしない。この選択は正解だった。ここにいれば安心だ。 風が小康になったので湯を沸かして食事することにした。そう、固形燃料はテントの中では使えない。湯を150cc沸かしてネタはクスクス。袋に入れて湯を入れて保温容器で暫し蒸らす。その間に再び150ccほど沸かして今度はスープの湯とした。使った鍋はA&Fのチタントレールマグにスノピ極の蓋。これ、取っ手を畳んだ状態で蓋をすると完璧に噛み合う。最初は蓋をした状態で湯を沸かした。チタンフォイルの風防も密着して風の影響も少なく素直に湯が沸いた。が、鍋の中が見えない。蓋のつまみを持ち上げると湯が入った状態で鍋が釣れる。で、2回目は取っ手を開いて蓋を浮かせた状態にしたが、これはいけない。フォイルが密着しないので風が入り、湯沸かしに時間が掛かり燃料も無駄にした。ま、結構な風の中、2回湯沸かしをして蒸し上がったクスクスとフリーズドライのスープの食事にありついた。 低層な雲を照らしあげる街の灯であちらこちら雲が明るい。見上げれば快晴の天の川。その間で風に吹かれて飯を喰らった。 気温は10度くらいか。PatagoniaのMicroPuff p/oを着てMontbellのサーマラップパンツを穿き、重量1 lb.丁度のMFD GECKO Quiltを掛け布団状態で掛けている。これで充分。寒くない。今回は雨が予報されていたので全て化繊にしたのだ。防寒着を着て寝袋をQuiltとして軽量化する試みだが、この場合Quilt自体にはあまり保温性を求めなかった。Quilt無しでも冷えながらでも何とか寝られるくらいの保温量だったが、Quiltを掛けると暖気も逃げずに心地よく温いし、何より安心して眠ることができる。 食事後さらに寝た。次回の目覚めは朝の翌日の5時、かれこれ14時間くらい横たわっていたことになる。 朝からは肩の小屋でうどんを食った以外は自家製トレイルミックスばかりを食べていた。これはスーパーで売っていたアーモンド、カシューナッツ、胡桃、ドライフルーツミックス(何やら正体が分からない小刻みドライフルーツ、レーズン、カボチャの種)にマーブルチョコレートを配合したモノで、ナッツの塩味とチョコの甘さが混じった高カロリー食だ。7月のヨセミテハイキング、ハーフドームの裏側で休んでいると陽気なハイカーに声を掛けられて、もう下りだから重いのもらってくれる?と渡された大きな袋に入っていたのがSam's TrailMixだった。甘しょっぱいような複雑な味が好みではないのだが、疲れた時でも食が進んだので再現してみた。 再現 ![]() 本家 ![]() ま、大体こんなもんか。たしかに嵩張って重いのが難点だが、食うと胃袋も納得し、力も出る。私に合っているようだ。ああ、本家には胡桃は入ってないな。確かに胡桃は余分な気がした。カボチャの種も良いが、結局は指をすり抜けて残ってしまうのでダメだ。バナナチップは最後まで入れるかどうか悩んだけど、あれは混ぜないで良かった気がする。 ![]() 参加中...投 げ 出 し て ま だ 陽 の あ る 脚 ...山頭火 Click! ▲
by ulgoods
| 2007-09-17 23:44
| 山行
igloo製造器 / ICE BOX
イヌイット族の技術が無くともiglooを製造できる画期的な道具、ICE BOXである。 ![]() 熊さん達が作っているのがigloo、エスキモーの氷のお家として皆さんご存じと思う。 そろそろ冬が恋しくなって冬物の仕込に入っているのだが、昨年見かけて欲しいと思っていたigloo製造器 ICE BOXを格安で入手することができた。販売店を探していたら以心伝心というのだろうか、魚心に水心?丁度eBayに出品されているのを発見し、もう一人と競ったのだが、彼は簡単に降りてしまって、定価より$100以上安く競り落とすことができたのはラッキーだった。 これ、要は円を描くコンパスで立体的な半球面上を描き、先端に付いている箱に雪を詰めて積んでいく道具だ。 ![]() イヌイットさんたちは堅く締まった雪をブロックに切り出して使うが、これは箱に詰め込むので緩い雪や積雪が少ない場合でもブロックを形成しながら積み込んでいくことができるのが良い。30cmx50cmの厚さ20cmのブロックをとぐろ状に積み重ねていけば半球面が出来上がるという算段。ブロック製造部分は黄色いゲートを上げて竿のレバーを解放すると内側の板が数インチ開くので型を抜きやすい工夫がしてあるし、箱自体が円周の一部になるような円弧になっている。 ![]() 頂上は底板をあてがって上に雪を積んで固めて蓋をする。大物を作る時は脚立が欲しい。入り口を掘り抜き、通路を一段掘り下げれば大人が優に立ち上がれるほどの高さになるのだ。 日本古来のかまくらでは雪山を作って部屋を掘り出すから雪が豊富でないとダメだし、余計な手間が掛かってしまう。厚みを残して掘り出すのもワザが要りそうだ。がコイツは6"位の積雪があれば雪を集めて固めてポン、機械的に労働すればきれいなドームを生み出せる点が根性要らずで素晴らしい。ドームの上に大人三人が立っている写真も紹介されている。さすが、岩で巨大ドーム建築を作り上げる人たちの末裔だ。 作れる大きさは、直径8,9,10,11 ft.で、8 ft.で2人、11 ft.では5-6人位は寝られるそうである。作成時間は1.5~3時間と書いているが、慣れないと5時間くらい要したというフィンランド人のレポートがあった。 雪洞は緊急ビバークの時に掘られることが多いと思うが、これは定住型のベースキャンとして使える。寒い季節だと春先まで保つそうだ。遙かなるデナリの本でもベースキャンプのiglooは居心地が良いと書いてあった。内部で火を使うことが出来る。もちろん換気に気を付けないといけないが、火を使うと結構暖かいらしい。表面の雪が溶けて再凍結すると強度も上がる。もちろん結露は起こらないし、表面をキレイに仕上げれば雨が降ることもないらしい。良いことずくめだ。 装置自体の重さは2.2kg、人数が増えばテントより軽いか。収納すれば薄くなり、ザックにくくり付けられるデザイン!箱の内外板にはICE BOXのエンボスと雪の結晶が薄く彫り込んである。マークはウザいが雪のマークが光に透けて見えればステキだろう。 ![]() 7月に行ったアルコールストーブな中野の飲み会でT大スキー部監督のAR氏にこれの話をしたら、なんと既に部でお持ちのようであった。さすが雪と岩で活躍している面々である。 残念なことにeBayで落として届けてもらったKitは新品未使用とあったが、11 ft.を作る用の長いポールが欠落していた。ま、10 ft.は作れるので4-5人は収容できて、たぶんそれで充分なのだが、一応どこかに落ちていないか探してもらうようメールを出しておいた。 こいつを担いで北八つ辺り、スノーシューでハイキングして良さそうな場所に構築し、遊びの基地にするのも一興だ。露出を長くすれば光り輝くドームを撮影出来るし、日が入れば結構明るいようだ。 ただ、一人で作るのは3倍しんどいようだ。初雪の便りを聞いたら隊員を募集してiglooごっこしに行きたいと思っている。どなたか、雪遊びの助っ人を頼みます。 ![]() 参加中...iglooキャンプ良いかも助っ人するかもな人はとりあえずClick! ▲
by ulgoods
| 2007-09-10 02:14
| 宿泊系
NEMO GOGO
長らく悩んで買えないでいたNEMO GOGOを少し安く買える店があったので、悩んだ末に空気梁の按配を体験せねば!ということでお取り寄せすることになった。 というのは、金属やカーボンのテントポールは許容半径より小さく曲げられると折れるが、空気梁は折れても復元して壊れることがない。実はこれの大きなテントも取り寄せてあるのだが、仮にポールが撓るほどの強風に煽られても空気梁なら撓んで折れても破壊されることはないので、もしかしたら山岳向きではないかと思っている。 で、とりあえず、いつものように畳マットの上で張る練習をしてみた。 ![]() GOGOの詳細はNEMOのページにあるが、手に取った感じ生地が写真で見ていたより透き通った緑色で私好み。この生地は日本製でeVentと同等の透湿効果を持つと紹介されていた。eVent好きの私としては試さないわけにはいかない理由の一つ。内側は外側と滑りや光沢が違うので、コーティングされている感じだ。 (追記:eVent並というのは怪しいです。コメントに追記しました) 張るに先立って、分離して付いてくる萎んだ空気梁を本体にベルクロ止めで取り付けなくてはならない。これは最初の一度だけ。次回からはベルクロ固定したままで収納して良いとのこと。とりあえず仮止めしてポンプのプラグを差し込んで..付属のポンプはマウスピースから袋に息を送り、袋を握って片方向弁を通して梁に空気を送る仕組み。肺活量が無くても少しの握力があれば膨らますことができる。息の湿気も袋に付くのだろう、袋には湿気逃がしの口が付いている。 尻尾とクチバシをペグで固定した後に空気を送って梁を立ち上げることになる。ポンプの袋を3,4回握ったくらいからモソッモソッっと動きだし、やがてムクムクと梁が立ち上がってくる。10回も膨らましただろうか、ムックリ、シャンと空気梁が立ち上がった。堅い外皮の中にビニールのチューブが入った構造で風船ではないのでどんどん膨らむものではない。今までと違う抵抗を感じたら膨らますのを止めるよう書いていた。張った梁は結構堅い。で、立ったところでベルクロを調整してやる。 尻尾だが、最新のモデルは枝などで支柱を入れ、斜め後ろに2本のガイラインを兼ねた構造をペグ止めすることで起立させる。 ![]() 絶妙の角度で起立するよう仕込まれていた。 実は、最初のモデルは終端がただの袋で、生地もTegralTexやTodTexのような内張がなされていないので、寝袋を濡らしそうで敬遠していたのだ。尻尾で立つようになって少し居住性が上がったかなというのも興味の対象だった。ただ、ペグが2本要るのは残念だ。とりあえず、起立オッケー! 最低3本のペグで張れるが、梁の両端と胴体の中間辺りに張り綱を取る輪っかが付けられている。岩の上などでペグが使えない場合は、クチバシの先端に重い物を載せて、あとは内容物(人間)の重量で先端部の空間だけ張るように書かれている。ま、最悪eVentほどの透湿性があるのなら被って寝ても良いのだけれど。これはまだ試せていない。 居住性だが...思ったほど良くはなかった。たぶん尻尾に入れる枝が手頃なのが無くて長いアルミチューブペグで代用し、少し長さが足らないせいもあるかもしれないが、断面が三角に近いのは足が壁に触れやすい。 ![]() 同じように足に骨を入れるTriPodは角形で足元も余裕、LightSabreも半円で足元はまぁまぁ良かったのだが、三角ではイマイチだ。頭部の広さはIDのUnishelterより少し広い感じ。だが、座れる高さでもなく、UniShelterのように外に上半身を起こすことも出来ないので結局は寝たきりを強いられる。 だが、外張りを巻き上げて蚊帳モードにすると頭部全面が蚊帳になり、寝たまま空を見上げることが出来る。 ![]() これが他のBivyには無い画期的な開放感!UniShelterもTriPodもLightSabreもみな庇が邪魔で真上が見えないのだ。これは流れ星観察の時は良いね。 また床のクチバシをたくし込むと土の前室が現れる。 ![]() 煮炊きはどーかと思うが靴などを収容することもできる。Bivyの胴体がかなり長いので、床たくし込みモードでも足を伸ばして寝る場所は確保されている。 もひとつのイマイチ点、Bivyに入り込む時の姿勢がアレだ。高さがないからORの鰐口Bivyに喰われてはいるように、手を地面について足から体を押し込まないといけないのがちょと憂鬱だ。というわけで結構からだを前後する動作を強いるので、グランドシートが無いと底が石だと簡単に穴が開きそうだ。床材は特に強そうな繊維ではなかった。 重量的には、PackedWeight1.0kgとあるが、実測で1.023g(ペグ抜きポンプ込み)。ペグを入れると1.1kgくらいになりそうだ。ULとはとうてい言えない。 GOGO、どんなときに使おうかな。不意な来客の時、ホレ空気入れると面白いだろ、な!とか言って騙して庭に寝かせる....とか?やっぱ、天体を見る時か。うーん、買う前に考えるんだった。第一、Bivyの頭骨なんてどんなに風が強くたって、そうそう折れる物じゃない。空気梁でなくても良かったんだ。 収納は結構小さくなる。 ![]() 専用のスタッフザックも重量化に貢献しているが使いやすい。これは薄手の奴に交換出来るかな。金属ポールでないので撤収は楽だ。空気穴を保護するようにプラグを挿すと空気が抜けて、そのまま袋に押し込んでギュウギュウ空気を抜いて締め上げれば出来上がり。この辺の扱いは新次元うれしい。 畳むと小さいのは公園ステルスにも良いかもしれないな。 ちょっとクセはあるが楽しいBivyだ。どー使うかよく考えないと...先ずは庭で結露を試すか。 別便で来る予定のテントは梁も長大だが、そんな時にそんな所へ行くかは分からないけど、折れない恩恵が得られそうで期待している。 ![]() 参加中...Click'n GOGO! メーカページでは見られないおまけ写真 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ▲
by ulgoods
| 2007-09-05 03:49
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memo
doting on ultralight gears more than mountains...
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