人気ブログランキング | 話題のタグを見る

Integral Designs / Sil Poncho シルポンチョ

タープシリーズが続いているが、この際だから手持ち未使用品も張って比較してみたい。
Integral Designs / Sil Poncho シルポンチョ_e0024555_1592279.jpg

写真、先日の植木屋が雑草の下草もキレイにしてくれたお陰で土が露出しているので3年物の熟成ビーサンも土まみれで汚い..がサイズ感はこんな感じ。圧縮すると長さは半分くらいになる。

IDのSil PonchoはOwareのCat Tarp 1.1 Gray が品切れだったので、控えとして購入した。以前からYahooオークションで長期間店晒しになっていたが、出展しているShopが車で15分くらいの近所なので、電話して店頭在庫を確認し見に行って、やっぱり即時お買い上げしてしまった。7800Yen也。USでも$70くらいだから、まあまあ納得のお値段だった。思い立って即手に入るというのは危険だが..振り込み手数料や送料、先方のYahooシステム利用料や発送の手間を省けるのは双方に利益がある。
色は黄色しか残っていなかった。以前買ったShilShelterも実は$150定価を$70のバーゲン品で買ったのだが、黄色しかなかった。黄色が売れ残るということはやはり、ステルスキャンプ者達が良いお色を先に買っちゃうということなのかしらん?黄色でステルスできるのは黄葉時のみだからね。

Oware Cat Tarpを撤収し、その跡地に張った。
ちなみに昨夜はCat Tarp 1.1 & 非eVent Exped Bivyで寝てみた。Bivy頭部はゴムで吊ってみた。
Integral Designs / Sil Poncho シルポンチョ_e0024555_15211074.jpg
Exped Bivy、どーも各部のジオメトリが気に入らない。ジッパ類の配置も暗闇で操作するにはわかり辛く、アフォーダンス感がイマイチ。こちらも私のビーサンくらい、気合いを入れて細部を熟成させてもらいたい。
天気は雨が残っていたが内部はドライを保っていた。かれこれ3日間Bivy内にあった羽毛シュラフもロフトを失っていない。ただ、eVentの内部手触りサラサラ感とは違って(おそらくポリウレタン)内部コーティングはべたついた感触で(GoreTexもそうだけど)、eVentの方が好感が持てる。あと、頭部横一ジッパは入り辛いので縦ジッパが欲しい。こういう要求を満たすのはIDのeVent Bugaboo Bivyだ。が、Bivyばかり三つも四つも持っていてもホントにバガなので当分は買わない。と思う。

張るに先立ってDEETで蚊対策をした。昨日のお庭作業時は足腕には念入りに塗ったのだが、首筋の塗りがいい加減だったのでそこを狙われて一撃を喰らった。まったく油断も隙もない飢えた蚊共だ。DEETを耳無しほういちのお経よろしく隙間無く塗らないと御利益が薄いということが判った。

さて、SilPoncho、おとなしく屋根型に張ったのでは芸がない。早速ではあるが海外サイトでよく見かけるヘンな張り方に挑戦した。頭部は隅を高く支柱で上げ、対する長辺は全部ペグダウン、足部は中間を持ち上げ、高縁の隅は張り綱で遠方にペグダウン(今回は庭木があったので水平に張った)。風の向きが一定なら開放感があって良い張り方だと思う。ガイラインも4本で済む。今回のガイラインはAirCore Pro Dyneema Guylineを使った。こやつらは50フィート単位で売っているが、元々フィートも足の長さだから?計ってみたら私の両腕延ばした単位で10尋丁度。例によって、2尋2本と1尋6本に切り分けた。私の1尋は5フィートなのね。覚えておこっと。
Integral Designs / Sil Poncho シルポンチョ_e0024555_15131078.jpg

幸い、庭の木や縁側の根田柱など、地物を利用して手早く張ることができた。単純なフラットタープなので、地物に合わせての臨機応変度は高い。
足元は、タープの長さがTyvekシートに比べて短かいことが判明し、支柱を蹴飛ばして倒れてもつまらないので支柱は外側に逃がして吊ってみた。あとは上縁になっている長辺の中間から張り綱を取ればかなりの風でも耐えられるだろう。Ryanはここに水の入ったプラティパスをぶら下げていたが、たぶん張り綱を取る代わりの重りだったのだろう。長辺の中間を押さえないと風が吹くとカルマン渦の剥離によるブーンという唸りが起こるだろう。ポンチョの頭部を縛って張り綱を取っているので、はためきには強いはず。張った姿は頭(腹か)を縛られた蛸のようでもある。こんな姿で貼り付いた蛸の干物を何かで見た気がする..
この張り方は開放感もあるし、張り綱のペグダウンも含めたフットプリントの面積も小さい。実はCat Tarpではペグを挿した外周をフットプリントと考えると結構広い面積が必要だった。

蚊、今回は刺されゼロ。耳無しほういちの教えは無駄ではなかった。高周波の羽音で腕に寄ってきた蚊、1cm位にまで近づくのだが、ふっと避けていく。嫌われて有り難いのは蚊くらいだが、これはウレシイ。

楽しみ方として、このタープ下にVaprBivyをゴムで吊ってで寝てみるということにする。以前感じた窒息感の追検証が目的。
今日は暑い、今夜は涼しけりゃいいが..
庭先3泊目突入か。
by ulgoods | 2005-09-08 15:20 | 宿泊系
<< A-Jetで行こう / Tak... Oware / Cat Tar... >>