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McNETT / Seam Grip Seam Sealer & Outdoor Repair シームシーラー

海外の記事でVaprBivyのバスタブフロアの四隅をシームシールしたら雨で水浸しだったけど浸水がなかったというような記事を読んだ。しかも今年の夏の日本でのことだという。庭先での弱い雨では問題なかなったが、水没となれば水圧も掛かるだろうから、ここは私のVaprBivyも日本まで来てウルトラライトしていた外人さんにまけぬよう、シームシールすることにした。
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シール材は買った訳ではないが手つかずが手元に3本残っていた。
1本はFirstLightの前室用に付いてきたもので、McNETTのSEAM GRIP。先が湾曲した注射器みたいなのも付いてきた。FirstLight本体にもシール材と注射器が付いてきたっけ。
もう一つは、たぶんMSR Zoid1に付いてきたMcNETTのSIL NET。これはもう一本あって、IDのSilPonchoに付いてきた。SolPonchoでは首周りくらいしかシール箇所はないのだが、1.5 oz. のものが入っていた。これだって買えば$6くらいはするから、IDもなかなか気前がよい。国産なら小さな醤油差し容器くらいが関の山だろう。
注射器は便利なので洗って詰まりを直して使っている。
そー言えば、昔スノピのテントに付いてきた目止め材。白い木工用ボンドのようだったが、乾くとパリパリに割れて御利益薄い気がした。濡れると白く戻って可塑性なんだが。どーいうヤツなんだろう?

手持ちシール材、2種、同一メーカのちょいと性質が違うらしい。どーやらSEAM GRIPの方が汎用と読めた。何を思ったか汎用の方が良かろうと、いうことでこいつを塗ることにした。

注射器に少し入れて縫い目に沿って押し出す。あとは丸一日くらい待つ。簡単。

ここで、!とひらめいた。実は、このVaprBivyの底材、シリコンコートされたナイロンなのだが、とても良く滑る。テントの底も同一素材だと余計に滑りまくり。当然底材の内面も滑る。幕営地に傾斜があるとBivyの中でシュラフが滑り、テントの中でBivyが滑りと、とっても夢見が悪い。結局地形の一番低いところに流され溜まる羽目になる。
それで、以前からこういうシリコン材で底材の内外にドットを付けてやって滑り止めにしようと思っていたのだが、この際ついでなのでやってしまうことにした。これも簡単、注射器なんか使わずにチューブの先からドボドボと垂らすだけ。すぐ終わった。あとで見て、いい加減な自分がイヤにならないよう、一応何か規則正しげに垂らした。
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今までなかなかコイツの改造に踏み切れないでいたのだが、シームシールも必須なら、滑り止めも健やかな夢見のためにやってあげたい。このBivy、手を入れるのをためらっていたが、もー良い方向に手を入れるのだからどのみち一緒だ。

一日待って乾いたので撤収しようと思ったとき、?に気づいた。
簡単に剥がれるのである。シールを張るときに台紙を剥がすように簡単に。ハレ?と思い、あちらこちらやってみたが、どこもかしこもいと簡単に。終いには剥がれたSEAM GRIP滴山ができてしまった。
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こりゃ、縫い目も危ないな..
シール材でアートしたいときの作業台に使うと良さそうだが。

で、2種類の効能をもう少し読んでみた。
どーやら、SEAM GRIPは汎用でSIL NETはシルナイロン用と書いているようだ。ああ、SIL NETを塗れば少しはマシだったかも。
やり直しだ。それと、必ずしも山のように盛り上げなくても良いような気もしてきた。
また剥がれる危険があるから一カ所だけテストで塗ってみようか。剥がれねばヨシ、剥がれればきれいな状態に戻るから、それはそれでヨシ。
やれやれ厄介だ。
by ulgoods | 2005-09-21 15:23 | 宿泊系
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