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6月20日、都内某所

6月20日、都内某所
アル中野郎の集会が開かれた。とある中野ではない。アルコールストーブ中毒野郎共の集会である。

発起人は自他共に認めるアル中野郎の第一人者JSB氏。集会の名目はT's Stove氏の世界進出のお祝い。
幹事せよ!とJSB氏からのご下命でしたのでULGが仕切らせていただくことになりました。
この集会も今回で第3回を数えるが、今回は一次会を野外で行い思う存分燃やしていただこうという趣向。じゃないとお店で燃やす人いるし...しかも、今回はアル中のみならず、作り物系でぶっ飛んでいる方々もお招きした。
参加メンバーは
T's Stoveさん 機能と美しさを兼ね備えたストーブ作家、米国でも売れている!
SlowLiteさん Tyvekシェルターで彗星のように出現!
バカブンドさん 製品買うくらいなら素材と工具を買って作ってしまう恐るべき人
Sgawasterさん Mixiのアルコールストーブ・コミュ管理人
ターボーさん いぶし銀のアル中野郎、刃物、武道にも達人の域
coolys creekさん ガソリンストーブのアルコール化に10年を捧げる筋金入り。多趣味な粋人
カワサキさん ウルトラライトを日本に紹介した先駆者
JSBさん アルコールストーブ巨匠、他の追随を許さず独走中
土屋さん ご存知三鷹Hiker's Depot店主
BBさん UL実践者、ULスタイルでのJMT Thru Hikerだったりレーニア山登したりするが、最もNunatak Rakuが似合う人でもある
ULG ここの人

夕方から始った一次会、駅近くのコンビニで偶然にもT'sさんと出くわし、それぞれ酒など調達して会場方面に進んだ。会場には既にJSBさんがいるとメールが来ている。
定時近く、三々五々メンバーが集まってきた。お初にお目に掛る方もおり、やはり生でお会いするの感覚は新鮮である。大判のシールに呼び名と肖像権に関するマーク(○肖像権放棄、△顔出し禁止、×居なかったことにしてほしい)を書いて胸に張ってもらった。

すでにJSB巨匠は出店を展開済み。今回はカーボンフェルト系が中心だ。写真で見ていた現物を手にとって見るチャンス。もちろん、すぐに気炎と共に火を噴いた!
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飲むのと燃やすのは区別しないと危険だね。
SlowLite氏が自作のノマドストーブを取り出し、ヤシ殻炭で焼き鳥を焼き始めた。自分用に作ったと言え、仕上げが丁寧だ。焼き鳥も程良く焼けて実用性も充分。粋で通なcoolys creekさんが持ち込んだ魯山人の器が焼き鳥の盛られるのを待っている。

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ついにバカブンドさんの超小型ガスストーブが熱噴射を始めた。
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写真では見にくいが、カップの底にはアルミリベットが一面に並んでおり、熱効率が高そう。ごく短時間でお湯が沸く。瞬間湯沸かし器としては本家JetBoilを凌駕している。
手にとって目をしかめて細部をチェック!精緻な作りだが、山行で磨いただけあって実用強度も兼ね備えており、わたし的には宝石のよう。まったく妥協がない。畏れ入った。

やがて芝生会場でSlowLite氏のTyvek製c-one prototypeが立ち上がった。
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これも今回の目玉!一枚の広大なTyvekから作られた縫い目のないシェルター。もはや軽量を求めるには素材を見直して縫い目まで省くくらいないないと...みな群がって舐めまわすように細部に見入る。縫製が素晴らしい。日本では入手できないプラパーツを奢り、クロスダイニーマでの補強も抜かりない。完成の域と見たが、本人曰くまだ調整が必要らしい。こちらも妥協がない。

やがてcoolys creekさんがアルコール燃料用に改造したSIGGファイヤージェットを燃やし始める。ガソリンより単位重量あたりの熱量が小さく揮発性が弱いアルコールをガソリンストーブで燃やしたいという理由無き反抗の10年を注ぎ込んだ異色のストーブである。ボッボッと息継ぎしながらも確かに燃焼している。集まっているメンバーはその大変さが分かるだけに、あえて困難を追求する氏の熱意に言葉を失い、写真撮影も忘れてしまった...

そろそろ日も暮れて二次会へ移ろうかという機運のその時、いぶし銀のターボーさんが素晴らしいモノを燃やし始めた。
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花火に点火しているのではない...実寸の1/3程度スケールのボルドーストーブ。何と言うことだ!細部まで完璧な作り。比較物がなければオリジナルと見分けるのが困難。しかもゴトクまで...これなら大きめの灰皿の中でも燃焼させることができよう。もはや工芸品の風格さえある。残念なことにスケールを小型化したのでは他の物理的な相似が取れないので燃焼は青火燃焼とはならない。おそらくヘッドの熱容量が小さく、完全に気化されないのだろうが、そんなこと、ここのメンバーは充分承知!
この場合、このストーブの存在自体が驚きだ。
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ニードルの作りも精度も完璧...

いやー、良い物を見せていただいた。目の保養になりました。と同時に、こんなスゴイ人たちを相手に作り物で張り合う気力が更に揮発していく気がするのであった...こなりゃ、ネタで勝負だな。

辺りも暗くなり、ヘッ電の明かりでうごめいていた怪しい面々であるが場所を居酒屋に変えての2次回に突入した。
普段のアルコール消費量は飲むより燃やすほうが断然多いと思うのだが、ここでは燃やすのを我慢してもらって飲むほうに専念していただく。ものづくりの考え方、苦労話、裏話、秘密の素材の入手経路など...席を入れ替わり話は尽きない。
ついにテーブル上でガスバーナーが火を噴いた。
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音も匂いもなく、燃料も化粧品の缶に移し替えてあるので、誰も気がつかないだろう..すぐに湯が沸き湯割りに供された。
やがて禁断のナイフが登場する。すばらしい造作のナイフと鞘なのだが、ここでは工芸的な面はさておいて即座に砥ぎの話になだれ込む。皆さん幅広く深い薀蓄と実技を身に着けていらっしゃる。底なしの談義は尽きない。
遅くなってやっと三鷹の店主も店を閉めて駆けつけた。話はガレージメーカーのインキュベートに及び、これも尽きることがない。
それぞれの素晴らしい作品、丹精込め作り出されたものたち、値段をつけるとしたら幾らになるか?卓越したアイディアに恐ろしいほどの手間と執念が篭っている...ワンオフ、もう一つ作れと言われてそうそう作れるものではない。気力を充実させて初めて結実する、ある意味で現代の工藝品。が、こっそり裏でオネダリしてみたり...

やがて終電の時間も近づくも話の尽きる様子はない。店も閑散としてきた11:30、もう限界なのでお開きとした。
帰りは終電を乗り継いで、みなさん間に合っただろうか...

ネット上で磨き合い、リアル世界で現物片手にトドメを刺し、刺激を残して次回を期す。なんと素晴らしい。まったく呆れた野郎どもだった!


第二回、中野集会に出席いただいた新井裕己氏が五竜の事故で亡くなられたため、お越しいただけなかった事だけが残念である。



しかし、妥協のない仕事ぶり、本職でもそうであることを願う...

今日も読んだね!Clickぺんぺん!!

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by ulgoods | 2009-06-21 17:46 | 燃える系

いまさらながらハンモック

先日書いたミネソタの愛すべき人のYouTubeを見ていたらハンモックに寝たくなった。
買ってもう5年になるHennessy Hammock ULTRALITE BACKPACKER A-SYM、2004年に南アの尾根で張ったりしたが、最近は年に一度公園で張るかどうかという状態の疎遠になっていたので引っ張り出してみた。以前は柱にでかいヒートンを打ち込んで室内に張ったりもしていたのだが、最近はミシンなど置いたせいで室内には張れなくなっていたのも疎遠の原因である。

やはり裏庭に張らなければならいのだが、張る支点をどーするかが問題であった。庭には使えそうな手頃な木が一本あり、敷地の向こうに大きな桐の木があるが、距離が長すぎなのが難だった。事務所として借りたときから庭にはコンクリート台座の鉄パイプ製の物干し台が一対置いてあり邪魔で片付けていたが、これらを組み合わせれば何とかなりそうなことは考えてはいたが実行に移さずに早や数年...要は、物干しを支点として物干しが倒れないように桐の木にステーを張れば良さそう、とまでは考えていたのでステーとしてロープでも手に入れるかと巨大雑貨屋に行ってみたところ、カムバックル付きベルト荷締機を見つけた。これ、理想的...2本セットでも安かったので速攻で連れ帰った。
桐の木は大家のやつだし、枝が半分こちらに掛っており、実が雨樋を詰まらせるのには日頃困らせられているし、しかも物置の陰で見えなさそうだから文句も言うまい。
で、実現したレイアウトがこんな感じ。使用荷重50kgfを二本掛けてあるので、物干しが折れなければ大丈夫だろう。
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ダンパーとして働く振れ止めのゴムは振動の収束が早くなるよう4重にしてある。これが緩いと揺れが止まらずに船酔い状態になりかねない。4重なら内部でゴニョゴニョ芋虫運動しても一発収束である。
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この時期はもう暖かいが、マットを敷かないと長時間いると背中が冷える。リッジレストを持ち込み、さらに夜は冷えるので化繊の薄手のQUilt(Backpacking Light UL 60 Quilt)と枕に小さなクッションを放り込み、夜な夜な読書部屋として使っている。
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この数日、夜は決まって雨だ。しかも結構強いが、風がなければ頭上のタープで完全に保護されており、浸水は起きない。下も空中であるから跳ね返りの影響を受けず、また、メッシュ面が広く湿気も籠らないから雨の中でも湿らずに過ごせるのはテント以上に快適だ。今さらながらハンモックの優位性を実感。
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ヘッドライトと本だけ持ち込んで過ごす。狭い空間であるが、メッシュ面が広いので閉塞感はない。薄手の化繊Quitではあるが、引き寄せれば短パンの脚も温かくて幸せ。
冬用にJRBやSpeerの羽毛袋でも調達するかな...というか、本当の目的はExpedのDownMatを敷いて厚めのQuiltでハンモック底から断熱して生活できるかの検証。JRBの羽毛カバーは表面積が広くて風に吹かれれば冷えやすそうだし、Speerのも濡れに弱そう。手持ちの物でいければ安く済む。

庭先だから無線LANも通るし、携帯ワンセグも見られるのだが、この中では最弱モードにしたTikkaXPの拡散モードの光源で活字を追うことに没頭する。
同時並行で読みかけていた本数冊、順次この中で読み終わりを迎える予定だ。

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裏庭には常に何か張っている。順繰りに虫干ししないとね...


今日も読んだよ、Clickぺんぺん!

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by ulgoods | 2009-06-17 00:54 | 宿泊系

だって

あのロゴのハイキングしている人 = Hiking George説

だって似てないか?
こちらの御仁(田部重治)と
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         新編 山と渓谷 田部重治著 近藤信行編 岩波文庫

あのロゴのハイキングしている人(仮称Hiking George)
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あ、髭の方は私じゃないよ→

似てる!って、ピンと来たらばClickどんどこ!!


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by ulgoods | 2009-06-13 21:40 | 駄文系

三鷹の袋 / Hiker's Depot ダウンバッグ

先日の甲武信岳で使ったHiker's Depot ダウンバッグが製品に仕上がって売りに出るようだ。甲武信で使ったのは試作品であったが、製品版は細かな作り込みもなされてなかなかの出来映えと思う。
詳細はお店の製品紹介を見てくれれば、店主も久々に熱のこもった紹介文を書いており、私がつけいって書く隙もない。
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で、ちょっと自慢したくて書くのだが、
エヘン!首回りにULG案が採用されている!
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以前、寝袋のチャックの右左を悩んだことがあったが、この袋は頭部が省略され、更に連続隔壁構造で表裏のどちらにもダウンを寄せられるのでジッパーを右にしようと左に使おうと自由である。が、試作品ではコードロックが左ジップ時のあご下に付いており、これは好みもあるのだがどーもわたし的には気になってしまった。気づいたらしゃぶっていた..なんてなりかねない。右ジップで使うと今度はコードロックが後頭部に干渉して夢見が悪そうだし。横に付ければ左右どちらで使っても良いが、引き寄せにくいと感じる人もいるだろう。で、試作品の返却時に閃いて、コード抜きの口を複数箇所設け、ユーザが好きに使えるようにしたら?と口にしてみら、店主も気に入ってくれて、その案が採用されて製品に反映されている。これで左右問題はほぼ解決!とりあえずコードロックが3つも付いているが、不要なのは外すことになる。変更したければ紐をほじくり出してコードロックを入れればよい。左右問題が完全解決じゃないのはドラフトチューブの付き方はあくまで左基本という点。まー、もし右開きで気になるようなら、気にしないようにすれば深刻な問題でない。
これで、ジッパーは右か左か問題について心逝くまで実験できるのは嬉しい限り。

試作では首を留めるのがベルクロになっていたが、実はベルクロは衣類などにくっついてあまり好きではなかったが、製品ではスナップボタンになっている。ここはシッカリで好いと思う。
ドローコードだが、私はゴムが好きだ。首の所から手を出したいときもあるから。製品ではここはゴムにならなかった。イザとなったら靴紐くらいには使えるから?かは分からないけど、ゴムは長く使ってるとダラッと伸びる?ま、そのくらいは自分で直せばいいか。

形だが、これにも少し希望を言わせてもらった。
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私が細身なら試作初号機に異を唱えなかったと思うのだが、着て寝でその分寝袋の軽量化を達成するには初号機の上半身は狭い気がした。これでは着て寝のダウン類が圧縮されてロフトを失い、実質ダウン量を増やす試みが頓挫してしまう。即座に上半身の拡幅をお願いした。足部分は細くても逆に余分なコールドスポットが出来にくく、ひいては結露防止になるので、ここはいっちょメリハリの効いたグラマラスな形状にしましょうぜ!と上申したところ、店主も同じことを考えていたようで試作弐号機に反映され、そのまま製品の形になっている。上半身部分を拡幅すると、布やダウンが増えて重量増になるのだが、その分は下半身を絞ってある。足が細身なのでなかで胡座は掛けないが、それが問題になることは少ないと思う。足が細いと暑いときに足をバフバフ動かして換気できないじゃないかという懸念もあろうが、足の裏までジッパーがあり、ダブルジッパーなので、そちらから開ければ足が冷やされて即座に涼しくなるだろう。
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ま、少し行儀良く眠る練習が要るかな?私は長年の修練で寝姿が乱れないので問題ない。

胸から足にかけてのシェープはNunatakのQuilt風、ハーフバッグで足の裏までジッパーが伸びでアジの開き状にできるのはWMのTamarakを彷彿させる。ダウンの質やシェルの生地の軽さなども見て触って仕様的にも世界の一級品であるWMには負けていない。試作弐号で少しダウン抜けを感じたのだが、その後即座にダウンプルーフの強い生地に変更したと連絡いただいた。また、特に書かれていないが、当然ジッパーが噛まないように固い素材も使ってるしで、その辺は最新のスペックも盛り込み済み。
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さすが後発、いいとこ取りの全部入りになっている。

ああ、ダウンのフィルパワーだけでなく、ダウン量が明記されているのも好ましいな。クロー値など測る実験設備がないからとか言うんじゃなく、ダウン重量(差し引きシェル重量)の方が直感的に製品比較に使うことが多い。というか、書いてくれないと困る。


この三鷹袋の製品タグなのだが、凝ったことはせずにお店の例のロゴが入っているだけだ。初のオリジナル製品にしてはアッサリしている。
で、思ったんだが、
あのロゴのハイキングしている人、名前はまだ無い。あのロゴのハイキングしている人、では何とも呼びにくくてこの先困るかもしれないので、店主に名前を募集してはと持ちかけてみたら、イイのがあれば名付けても良いよと言うので、勝手に募集することにした。
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ハイキング・ジョージ(重治)とかいかがだろうと密かに思っているのだが...畏れ多いかな



あの人に良い名を付けてやってください
コメント欄に書いてください...


ハイキング・ジョージで良いんでないかいと言う人はこちらClick!!で賛成票を


どーやら不評らしい...
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by ulgoods | 2009-06-12 12:16 | 生活系

Lunar Solo Enhanced / Six Moon Designs

昨今の巷ではシェルターの変態度を競うのが密かな流行を見せているようであるが、このLunar Soloも品評会では高得点だと思う。
メーカー(Six Moon Designs)によると、
床とメッシュを装備で、Protects like a Tent.
モノポールで張りメッシュ多用で Airy like a Tarp.
メーカー希望重量23oz(652g)はLighter than a Bivy.
と主張している。

買ったわけではないが、なぜか手元にあるので、お試しと言うことで裏庭で張ってみた。途中雨の日もあった。
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雨上がりの朝のLunar Solo@backyard

最初、Six Moon のGatewoodcapeみたいなものかと高を括っていたが、これが結構広大。床は五角形、面積は27.5 sq ft.もあり、奥の方は高さが充分ではないが我慢すれば二人、タイトな夜を過ごすことができる。
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関係ないがズボンはお気に入りMECのRAD

前室も煮炊きに充分。そこそこの寝袋カバーがあれば、足を外に出してだが、ここにも寝られるかも。
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山岳レース(山岳で張れればだが)ではチーム3人を収容可能だ。

Gatewood Cape + Serenity NetTentよりは膜体のと床が接近せず、雨の跳ね返りで床が濡れることはなかった。1枚目の写真のすそ部分の縫い目が床へ垂れるメッシュの縫い付けで、充分カバーされていることが分かる。
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高さは45"ということであるが、それは頂上の話なので、胡座をかける場所は頂上直下の一点に限られる。

設営は、あの種のシェルターに慣れていれば3分も掛らずにできる。床の5カ所を地面に留めてからポールを立ち上げ、ポール頂上から出ているガイラインを地面に留めると前室が張られる。それぞれテンショナーが付いていて調整範囲が広いので、張る方向さえ合っていればキリキリ締め上げることでシワ無く張ることができる。

重量はメーカー希望重量652gであるが、手元の量りで810g(w sack, w/o stakes)であった。実に160gも差があるのは、いくら裏庭で張ってちょと湿っていたからとは言え合点がいかない。そー言えば床材はメーカーページでは70D SylNylonとあるが、手元のモノはもう少し厚くてウレタンコーティングな感じで耐水圧は高そう。マイナーチェンジしたのかな?これはよほど尖った岩の上でなければグランドシートが不要な感じなので、その重量を考えれば少しは納得できる。
床は一応はバスタブの立ち上げがあるが、お約束通りキッチリ感に乏しく、容易に縁の立ち上がりが崩壊するので、水没しそうな場所には無理だ。砂の上がるのを防ぐ程度でしかない。ゴムで張力を掛けているのだが、張力を増す工夫をすればある程度はピンと張るだろう。あるいは小枝などで立ち上げられるようにフックを付けるなど。
ジッパーはL字型、しっかり開けないと出入りは難しい。内部に小物入れのポケットが1つある。踏みつぶさぬよう眼鏡を入れるのに丁度良い。
換気システムは床全周にあるメッシュの立ち上がりと頂部の小さな換気口で構成される。雨の中で過ごしたが、今回は結露は見られなかった。

張った姿も美しい。変態モノポールテントの競演でも異彩を放つだろう。
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ま、山岳では無理、樹林帯でも無駄にフットプリントが広すぎだし、砂地や草原向き。

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追記:フロアはStandardとultra lightの二種ある


やれやれ最近は山より(も)道具というよりは山寄り道具の様相で、面目ない...
こんなblogで許されるなら、ちょいっとClick!!ちょいなちょいな





自転車のメモ
村上さんから初心者向けコースと推薦の奥多摩一泊に備えて、前週果たせなかった奥多摩入りを試み、奥多摩駅前バス横の食堂でカツ丼を食って帰ってきた。
GPSによると、
走行距離 143km
移動時平均速度 23.2km/h
移動時間 6hr 9min
平均速度が向上しているのが嬉しいが、心肺機能的には限界。高速道路(多摩川サイクリングロード)を下りて一服したら、貧血と言うか酸欠で視界狭窄になりぶっ倒れた。カツ丼を食い、水分も2L程度飲んだけど、帰ったら体重が4kg減っていた。まだ、だいぶ脱水もあるのだろう。荷物を積んで奥多摩に行くときはユルユル、水分補給をしっかりして臨みたい。
その前の日曜の130kmとウイークデーに走った100kmとを合せると8日間で370km走ってる...すっかりハマった感じ。
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by ulgoods | 2009-06-08 11:31 | 宿泊系

ミネソタの愛すべき人

ミネソタの卵売り(古っ!)ならぬ、ミネソタの橇曳きさんみーつけた!
PossumDownの帽子を被って橇を曳き、冬でもハンモックに寝て、アルコールストーブで湯を沸かし、ココアが好物と。ミネソタ在住らしい。
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どこかで見たような...
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橇にバックパック..同じようなこと考えてるね。


この人もなかなか楽しいULグッズ生活を送っているようだ
http://www.youtube.com/profile?user=shugemery&view=videos
半分は冬季のハンモックキャンプ、半分は一輪車のビデオ
山道でMTBはアレだけど、一輪車なら許せる気がする。

いーわ、この人。
生きる勇気とまではいかないが、また橇をやる勇気が湧いてくるよ
橇は夏の間に改修だな

ああ、雨池峠に落とし物を探しに行かなくちゃ...



そーいえば、ストックのカメラを振り回す、似た感じの人が関西にもいる...


Click!! Thanks!


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by ulgoods | 2009-06-04 05:54 | 駄文系

羽村から羽田まで

私としては山へ行くときは最低一泊しなければならないことにしている。山で寝て朝露に濡れてこそ山っ気も補充できるというもので、宿泊を伴わない山歩きはよっぽど気が向かないと行かない。とか言ってると、週末の1日は子供の用事とか、天気が悪いとかで結局山へ行けないのだが、最近は半端な一日を自転車で遊ぶことをおぼえた。1日頑張って走れば結構な運動量になる。山へ行くトレーニングにもなるようだし。

ということで、この日曜は午前中は天気が保ちそう午後から雨の予報であったが、少し早めに出て多摩川沿いを走った。上流の羽村まで行って、天気予報が外れて晴れそうなら念願の奥多摩まで走ってみよう。と思ったのは幾つかのお目出度いことが重なっていたから、
その1 英国から前カゴが5日という短時間で届いたお祝い
その2 もうじき購入三ヶ月記念だが頑張れば距離計が1000km越しそうなお祝い
その3 尻パット付き自転車猿股が米国から届き、自転車装束が揃ったお祝い
などである。
取り外しの効くカバンは台座をワイヤーでハンドルに固定する。強度的に心配もあったが、けっこう剛性感がある。
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カゴを外すとだいぶスッキリした感じになる。

往きは五日市街道から人見街道に入り、久我山から甲州街道へ出たら柴崎辺りから多摩川サイクリングロードへ入って左岸をずっと上流へ向かった。みなさん束の間の晴れ間に狙いは同じらしく、自転車の人が多い。初っぱなから女子の列が20台くらい連なっていたのはラッキーなことなのかと思ったが、集団が微妙に遅いので、太ももに鞭打って追い抜かせてもらった。山もそうだけど、団体は困る。自分らの世界で完結しているので外からの見え方がわからないのだろう。山の場合はアレだが、自転車の場合は数台単位で切れ目を入れて欲しいと思った。
多摩川は二回目なので、だいたいの風景の遷移は読めるようになっており、前回に比べて疲れず日頃の鍛錬の賜で速度も少し上がったようだ。前回の休憩地点をあっさり通過し、結局休憩無しで終点の羽村の堰まで届いてしまった。だいたい福生辺りで自転車も少なくなる傾向だ。車に自転車を積んで来る人も多い感じ。
少し休憩したが、足は前回に比べて疲労も少なくてちょうど良い頃合い。奥多摩まで走れる気がする。しかし、どーにも空が暗い。奥多摩の山の方はもっと暗かろうと思い、ここは目標一転、海まで走ってみることにした。奥多摩駅で蕎麦を食って帰るつもりだったが、ここにきて、たまリバー50キロを走り抜くという計画も魅力的に思えたので半分だけ食べ残していた菓子パンを平らげて、180度回頭し今度は海へと向かって走り出した。考えてみればここまで菓子パン半分で走ったことになる。ガソリンで言えば500ccも買えず何キロも走れない。自動車に比べて人力の何と素晴らしい事よ!しかも今まで蓄えてきた脂肪が燃えてるのね!と思うと結構嬉しいものだ。
復路もギュンギュン走る。よほど気合いの入ったロードバイクの人でなければ負けないくらいの勢いで休憩無しで走り、入った調布を越えて未踏の世田谷方面へ進んだ。なんせ、いつも無駄な体重を支えおり、それでも体を山に担ぎ上げる大腿筋だ。自転車に乗って上半身の重さから解放されたら余計に馬力も出るというもの。
途中、道が切れたり面倒だが下道に入ったりしてもずっと左岸を走った。大田区に入った辺りで多摩川沿いのたまや食堂で昼飯とした。さすがに何か食わないと急にシャリバテになっても大腿筋に申し訳ない。たまやは(私が)名前の知らない有名人らしき色紙が並ぶ細長いお店。カボチャの煮付け二切れが付いたショウガ焼き定食が600円は安い。乗るのでビールは我慢した。もー10kmくらいで海かと思ったが、そこからが結構長かった。歩行者も多くてスピードが出せない。けれども川幅と河川敷はだいぶ広くなっており、海が近いことを予感させる。向こうの空が明るい。行ってみたい気になる。
やがて距離標の起点を越えて海老取り川河口、羽田二丁目あたりに着いたが、そこから更に羽田の鳥居を越えて空港の方に走ってみた。どの国でも空港近くは殺風景なのだが嫌いな風景ではない。視界が広々としているから気持ちは良い感じ。行く人も帰った人も車を飛ばしている、そんな道を走って、もーいいだろうという頃に芝生の一角を見つけたので寝転がって休むことにした。

靴下を脱いで足と靴下と靴を乾かし、行き交うモノレールと3分くらいの間隔で頻繁に空へ登っていく飛行機を見ながらヘルメットを枕にして過ごした。海の空は明るくて既に背の高い入道雲のような雲も立ち昇り、案外近くにアクアラインの風の塔(川崎人工島)が紋白蝶の卵のように起立した姿で光っている。潮の香りは今イチだが、とりあえず潮騒らしきも聞こえ、日差しも強すぎずに気持ち良い。という時間を30分くらい過ごすことができたのは来た甲斐があった。
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さて、このまま寝ている訳にも行かないので靴を履き直し自転車の向きを変えたが、そこで悪い物を見てしまった気がする。海の明るさとは正反対、陸側は一面が真っ暗で...所々で空のほころびが破けておぼろげながら地面とつながっているのは雨なのだろうな。
仕方ない。そーいう予報だったし。でも帰るしかない。

帰りは予想どおり、河原を海へと吹き下ろす風に速度が上がらず、そのうちボツリボツリと雨も落ちてきた。
最近はBBQ合コンが流行っていると何かで読んだが、この日も若者のBBQ組は多かった。雨で橋の下に避難して密集しているので途中何カ所もある橋の下は脂肪の焦げる匂いでどこも盛況だ。その楽しげな赤ら顔たちの横を濡れ鼠の姿であえいで走る私はストレンジャー、対比のお陰で旅の途中感が湧いてきたのも悪くない。行は良い良い帰りは辛い...涙ぐんでも始まらないのでとにかくペダルを踏み続ける。入った調布まで戻れば完全往復したことになるけど、もうそんなことはいいから二子玉川で抜けて北進する家への最短経路を選んだ。仕事で通う道で先が読めるのは安心だ。
ああ、特に雨の環八は自転車には辛い。街路の草たちは雨滴を含んで車道にお辞儀をし、お陰でその洗礼を受けることになるし、路肩は水溜まりが多く、前輪が巻き上げたドロ水でいつしか靴下もびしょ濡れだ。背中も然り。おまけに交通量も増えてる。一番エコな走りの自転車がこんな目に遭うなんて世の中間違ってるとか思いつつ、這々の体でようやく世田谷通りまで走りマクドナルドで休憩した。狙いはフライドポテト!高カロリーで普段敬遠しているが、こー言うときは話も別だ。高カロリーを摂取して体温を維持して濡れに勝たなくてはならない。モンベルの雨合羽は持ってきているが、どーせ濡れるから着ない。ま、何はともあれスリップして転ばないことを一番に考えて速度を落として走った。

ずぶ濡れで帰ってきたが、距離計は残念ながら997km..目標にはちょと足りないのは残念だった。
家に帰り水分を充分に補給してから風呂に入って体重計に乗ってみたが..元の体重は言わないが、先週に比べて-3kg...を!そりゃ、腹の中の物とかで一概には言えないんだけど体重が落ちたことは間違いなさそう。自転車を始めてから2kgほど体重が太ったのは、おそらく足の筋肉が増量だったと思うのだが、ここにきてやっと増えた筋肉による基礎代謝量の向上と、今日の脂肪燃焼が功を奏したかと思うと感無量である。
自転車バンザイ!

走行距離130km
走行時の平均速度21.5km/h
走行累積時間6時間
今日、銀行へ用足しに行って1000km越えた!
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一日経って飲食しっかりして計量したが体重減を保持!一時的な脱水では無かったようだ
この調子であと1000kmも走れば...→


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by ulgoods | 2009-06-01 18:40 | 自転車とか