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甲武信小屋で

山へ行ってスッキリしたか、今週は仕事も身が入ったのでblogを書くのが遅くなった...もう週末かぁ

■小屋で
受付は北爪さんが対応してくれた。というか、オーナーは休暇で山を下りていたらしい。今日は北爪さん仕切り。すぐに彼だと分かった。
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いつものことだが、小屋で受付すると来たルートや明日の予定を書かされるのだが、着いたばかりは頭の中が白くなっていたり、手が震えてなかなか文字が書けないものだ(私だけか)。今回も記入項目を見落としていたりしたが、先ずは茶を一杯ごちそうになり、空いた項目は北爪さんが埋めてくれたのは助かった。
受付横は売店になっているが強めの酒はREDしかない。申し訳ないが、あれは合わない。悪酔い必至だ。で、次善として日本酒はないかと尋ねたら、日本酒は量り売りで売ってくれるという。助かった!ザックからポカリの500ccからペットを抜き出して満たしてもらいストーブ脇でちょと飲んだ。薪ストーブはガンガンに燃えており、小屋のお宝という大きな鉄瓶がシュウシュウと湯気を吐いている。今まで見たこともない大きな鉄瓶。見事な物だ。で、ビデオのことを聞いたが、残念ながらDVDはだいぶ前に作ったけど品切れとのこと。是非第二版を焼いてくれるようにお願いした。小屋を出るときに北爪さんが、夕食後6時くらいになったらビデオを上映するからコッソリ見に来ても良いよと言ってくれた。好きでテントで来ており、500円しか払わず、薪代にも寄与していないのであまりストーブ脇にいたり小屋に上がるのは憚られるのだが、有り難いお誘いなのでご相伴にあずからせていただくことにして小屋を出た。ら、北爪さんも出てきた。なんでも小屋内は禁煙なので外で吸うらしい。再び小屋前の屋根付きテラスで一服しながら今度は私の軽量装備について話が弾んだ。

テント場は地面も見えていたが、まだ半分以上が雪だった。小屋でスコップを借りて凍った雪を剥がして地面を剥き出しTerra Nova Laser Photonを張った。設営は簡単!幸いペグが刺さったので、気持ち良くキッチリ張れた。張った後、今回は雨なので、スリーブカバーを掛けた。このテント、膜体のポールスリーブ部分というか、縫い目部分は目止めされていない。ポールスリーブ部分以外の縫い目は内張の外なので問題ない。スリーブカバーには予め綱がセットされているので、張ることで強度が増す。膜体とカバーは紐で結ぶ仕様なので、寒いとき凍えた手では難儀しそう。
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でっぷりした胴体の半分が前室なので広い。
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小屋で買ったビールは空き缶は自分で下ろすのが掟らしい。日本酒はガラスのワンカップじゃなくて量り売りでよかった!何の酒だろう?さらりとしているが米の味がした。

テント内で微睡んでいたら、いつしか発電機の音が聞こえている。ああ、小屋は夕飯かと思っていたら...また寝て気がついたらもう六時近いではないか!飯を食い損なったが、身支度をして小屋へ向かった。
話どおりに招き入れてもらったが、コッソリとはいえ泊まりは素泊まり2名を含めて6名だから、コッソリも何もない..あまりコソコソもアレなので、大きな声で挨拶をしたら気持ち良く受け容れてくれた。
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その後は、わはは、飲んで笑って。おかげさまで楽しい時間を過ごさせてもらった。
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爪さんも例のテーマ曲生演奏以外にも"この場の雰囲気即興曲"や歌を聴かせてもらったり。すっかり時間オーバーさせてしまって、朝も早かろうに、申し訳ないです...

■翌朝まで
翌日は、すっかりよく寝て起きたのが9時。ああ、やっちまった。外を見ると他の人の3張りのテントは跡形もない。当然だ...雨はまだ降っていた。
急ぎ湯を沸かし、α米にカレー粉と具を入れていたのを戻して少し食って撤収に掛った。T's Stoveの固燃Ti五徳燃焼台は安定がよいので、ふかふか地面でも危なげ無くてありがたい。

そう、寝袋のこと。酔って寝袋に潜り込んだのだが、実は夜中寒くて目を覚ました。気温は2度程度。毛糸の帽子を被っていたが、頭部のない寝袋のこと、やはり首から暖気が漏れており、そのままでは温もらない感じ。上はTシャツとパタ・キャプリン2と薄手の化繊の防寒着、下は薄いメリノウール製タイツにストームゴージュパンツで全体として薄着傾向だし。そこで、UL 60 Balaclava(化繊入り防寒頭巾)を取り出して被って頭巾の裾を寝袋に中に入れて袋の首を締め、暖気の遺漏を防いで後頭部も防寒した。暫くすると中も温もりを感じ、それからは朝の9時までぐっすり寝たことになる。寝袋の話を期待してくれたとしたら物足りないが、何も問題なく寝られたということ。この季節ならフード付きの防寒着を持ってくるべきだった。で、袋に関しては首回りの調整によって温度調整がすごく効くこともわかった(^^;;
袋は足元がタイトな形なのだが、その効果か、熱の回りにくい足元も冷えずに結露濡れは少なかった印象。
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テントの外張りの内側を指でなぞったが、うっすら湿った程度で結露は少なかった。低温で湿度100%で中で酔っぱらいが寝ていた割には換気が上手くできていたっぽい。

■帰り道
急いで撤収し、小屋にお礼を言い、帰りの行程に移った。予定では雁坂峠に下るはずだったが、木賊山の雪斜面を捲いて破風山へかかる開けた辻でのこと、雨と風が強まってきている感じがした。このまま進み、冷たい風雨にやられながら破風山を越えるのは辛そうだった&寝坊で時間がなく先が読めない不安もあったので、予定を変更して徳ちゃん新道を下ってみることにした。来た道の戸渡尾根は二カ所の渡渉があったが、この雨のことだから増水も予想されたし。
とりあえず薄い踏み跡の雪斜面をGPSを頼りに登り返しつつ木賊山の南面に回り込んで昨日の分岐に戻り、そこからは風雨穏やかな樹林帯の中をグングン高度を下げた。途中の短い吹きさらしの区間ではよろめくほどの強風だったので、こちらの道を選んで正解だっただろう。
徳ちゃん新道は登りは急登で始まると紹介されていたが、急な箇所にはトラバースが切られているので危なげがない。お馴染みになった石楠花はこちらの方が咲いている。のと、手入れが良いのか、刈り払いが広くて濡れた枝葉の干渉が少ないのは助かった。
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もう一段下がってからの唐松の道は雨にもかかわらず軽快な感じで気持ち良く歩くことができた。歌い出すほどではないが雨もまた佳しという気になる。
いつしか渓谷の音が聞えてきたら、やがて大きな建物の脇の登山口に出て無事下山となる。
下りは滑らぬようにゆっくりトボトボと歩を進めて4時間。普段使いにはこちらの道の方が良いな。
西沢渓谷は雨にもかかわらず多くの人が散策に来ていた。皆さん元気でよろし。売店まで戻ったら運良く五分後にバスなので、今度は塩山に戻ることにした。殆どの人は観光バスらしく、路線バスは気の毒なほど空いていたが私には嬉しい。
予想より早く駅に着いたので、塩山からは鈍行列車で帰ってきた。途中ウトウトしたり田部重治の山と渓谷を読んだり...何故か久々に電車で旅行した気分になったのは儲けもの。金よりも時間を掛けるが贅沢。

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もう一回行かなくちゃ...今度は小屋じゃなくて山へ行かねば!

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by ulgoods | 2009-05-23 01:05 | 山行

甲武信小屋へ

雨の甲武信と寝袋のテスト

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■前振り
例年どおり連休中は諸事情あって身動きが取れなかったのだが、連休も終わったのでボチボチ身動きを取ってみることにした。
さてどこへ行こう...と思い物色していたら、ありました。近くて良い山、まだ行っていない山、甲武信岳があるじゃないか。と、思うに至ったのには幾つかの理由が考えられる。

まずは、恥ずかしながら最近になって田部重治が阿佐ヶ谷のご近所に住んでいたことを知り、単行本の山と渓谷など買ったりして明治期の簡素で伸び伸びとした奥秩父の山歩きの記録に触れ、想いは幽玄な苔むす森に誘われていたことも甲武信を選ぶ下地になっていたのは間違いない。本来なら金峰からだけど、甲武信から雁坂へ下ってみようかと思った。
さらに、甲武信岳でググルと最初に甲武信小屋のページが表れるが、今年はオーナーが小屋に入って25年の記念ということで、ページの中央上段にスライドのコーナーが設けてあり、何の気無しに開いてみると動画のページがあって、開いて見たらヤラレてしまった。アコースティックギターのちょっと切ない、しかし力強く伸びやか繊細な旋律に合わせて展開される美しい甲武信周辺の山や植物のスライド、高画質で音質も良い。画像は小屋オーナーの徳さん、ギターはスタッフの爪さんによるお手製だと知ったら、だ、これは行かねばなるまいて。いつしか心地よい旋律が脳幹を満たし想いを強くしていた。小屋にDVDとかあったら買うつもり!
動機は万全なので実施計画として電車バスを調べたら、あずさ3号を山梨市駅で市営バスに乗換えると接続もスムーズで7時に家を出ても10時には西沢渓谷に着けることも分かってしまい、さほど高くない山だから5時間あれば登れるっぽく、10時に出て山頂に3時ならOKでしょということで行程的には無問題。
だめ押しに、金曜の夕方、隠れ奥秩父ファンで有名な三鷹の某店主の店に顔を出し雑談などしていたら、かねてから試作中の寝袋の2号機が展示されており、これに関しては構想や初号機の採寸問題など、勝手に首を突っ込んでは要望などを言っていたのだが、形になったモノはなかなかの出来映えであったので、勝手にテストを買って出て貸し出してもらった。こういう物でも無いと、朝の自宅での天気がイマイチだと行くの止めようかと弱腰になる傾向なのだが、これで行かない理由はよっぽどの暴風雨か大寝坊以外にあり得ない。
週末は天気が悪いらしく悩ましかったのだが、このまま悶々と悩ましいよりは行くが健全だろう。

と前振りが長いのだが、斯くして甲武信行きを決定し、楽しい荷造りを始めたのが寝て起きての朝の三時。
もちろん、パッキング中もあの旋律をバックに流しておいた。こっちも良い
時々音が出ないが(@IE7)、音量調整をクリックすると聞こえてくるようだ。回線事情が困らなければHD画質で見るのを勧める。断然美しい。
こんなの無料で覧られて未だに幸せ感が強い。

■荷造り
想定気温を摂氏0度と設定。雨が予想されたので雨具はちゃんとモンベルのブリーズドライテックの上下。それなりに登り初めは暑いだろうから上はUSモンベルのPitZip付きとした。防寒着としてはBMW製Backpacking Light UL 60の試作品を格安で買ったがフード無しだったので、別途UL 60 Balaclavaの試作放出品も持った。降られると手も冷たいだろうから、モンベルの薄いフリース手袋とオーバー手袋としてMLDのeVENT Rain Mitt(25g/組)も持った。下半身は弱い雨なら撥水しそうなファイントラックのストームゴージュパンツで、寝る時用にBPLのメリノウールのタイツとした。
テント場には雪がありそうなので、床付き二枚壁テントでTerra Nova Laser Photonを連れ出した。今回は雨対策で初めてポールスリーブカバー(86g)を持ち、スタッフザックは用いずにバックパックの底に詰め込んだから790g程度。Hilleberg Akto同様に広い前室のテントだから降り込められても何とか暮らせそう。防水でTyvekシートを敷く。
ザックはGossamer GearのMariposa Plusを引っ張り出し、背面のクッションとしてはR値を勘案してProLite4の3/4を入れた。二つ折りでは長いので、一部を三つ折りとして腰部分に厚い箇所が来るようにした。今回はレインカバーは用いずに、Sea to summitのライナーで対処した。

テストという名目で借り出した寝袋は三鷹ハイカーズデポ試作2号、高品質羽毛と20dのシェルを用いた550gの三季用。フードは省略し、ボディーは無駄のないメリハリの利いた形状を持っている。この形はこだわった部分で、上半身ゆったり下半身シェープの着て寝で適用温度が広くなるように考慮されている。あぐらはかけないが、特に問題ない。内部はコンテニュアスバッフル採用で、寄せてモッコリ除けて薄々というロフトの調整ができるし、フットボックスは足の裏までジッパーが伸びているので、全開ならアジの開きのようになって一枚モノとして掛けて使える。Goliteの昔の寝袋のように足元を開けてベンチレーションしても良いかも..など。ちょっと気づいた細かなリクエストを出したので、反映されれば面白いと思う。という言う以上のことは現時点では書けない。

飯はα米にオーサワのヘルシーカレー粉と同じくオーサワの大豆ミートなどを予め混ぜて袋に入れて持ってった。
ストーブはT's Stoveの固燃Ti五徳燃焼台改とチタンフォイル風防を合せた。
鍋はBackpackinglight Titanium 550
雨の日のアクセントで、Goliteの雨傘を持った。
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水筒にペットボトルを使うと途端に貧乏くさく見えるのだが、軽いし踏んづけなければ問題は少ない。くたびれたらお役御免にする。
トレッキングポールはTitanium goatのカーボンAdjustable Goat Polesなのだが、片側が最後のギリギリで抜けなくなり、変な力を掛けたら竹が割れるように長さ方向に沿って割れてしまった。いったんは割れ目にエポキシを注入して修理したのだが、やはり直らず試したら一発で割れたので、思い切って切り詰めて修理した。その強度テストを兼ねて持っていった。修理具合は時間と手間を掛けて丁寧に行ったが、一般的な製品ではないので面白くないだろう。

■登り
登りは戸渡尾根を使った。この道は昔の珪石運搬のトロッコ軌道が見られるとあったので、朽ちた線路を辿るのも面白かろう。
線路は所々見られたが、廃棄されてからの年月だろうか、山肌が迫り軌道を埋めている箇所もある。遅々としてだが山体の風化を物語る証、あるいは植物の膨張による侵食か。
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軽やかな新緑と対比して朽ちかけようとしている鉄ののたうつ道。切り取られてもなお原始へ回帰する営々たる自然の力と人が夢見た栄華の儚さを垣間見る。
廃墟萌えな人ではないが、かつての人の営みの痕跡を見るのは嫌いではない。建物は怖いので入らない。
道それ自体は歩きやすいが、所々斜面から落ちた砂で道が埋まり、危険な箇所もある。また、線路下が崩落し、宙に浮いている箇所も多かった。

GPSの記録を見直すと、登山口10:29出発、徳ちゃん新道の合流点12:33、木賊山14:40、甲武信小屋14:51であった。2300m後半から登山道に雪が表れ、2400mより上は一面雪。雪の薄い部分で木の根を踏むのでアイゼンを着けるほどではなかったが、踏み跡を外すとまだ深く踏み抜く。途中、2000mくらいでモヤが晴れたが、2200m付近から雨。降り始めはアラレ。手が冷たいので手袋とオーバーミットを着用した。これは持ってきて正解。
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登山道沿いの石楠花の葉が濡れておりズボンをするが、ストームゴージュは撥水良く、一部染みたが濡れた感じは無かった。
キツくはなかったが、それなりに発汗していたのでレインジャケットの下は直にTシャツ。胸を開けPitZipも効いており不快はなかった。
木賊山の雪はこんくらい。
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■小屋
小屋は風格があり、かといって古び過ぎてはおらず、どっしり建っている。到着時も雨だったが、入り口向かいのテラスに屋根が付いていたのはテント人にとっては嬉しい。
柱にさがった温度計は摂氏3度を示しており、夜冷えたら降雪かと思った。
まずは、涼しくて嬉しい。

ちょと書き疲れ、ギターの主との対面や楽しい夜と翌日の記録は明後日くらい

テント場の様子
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取り急ぎ、来週の人の参考になれば幸い。


自転車で太もも育成中...お陰で歩みも早いし疲れも少なかった感じで


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by ulgoods | 2009-05-19 00:47 | 山行

200Yenライターの時計

最近、コメントにフジサワの充填式スライドライターがドンキホーテに売っているとの情報が寄せられたので近所の杉並環七店に行ってみた。
ドンキは久しぶり。
相変わらずのジャングル系立体展示でライター売り場がわかりにくい。おかげでグルグルといろんなものを見ることができた。ま、ライターは何のことないレジの脇にあったのだが、残念ながら件のスライド式は見つけることができなかった。しかーし、代わりに時計内蔵200円ライターを発見せり!
以前、LED付き100円ライターのLEDを抜き出して遊んだりしたが、今度は時計付きということで期待が広がる!
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が、何の変哲もない形状で最初どこが時計なのか分らなかった...単なるLEDライター?と思いかけたとき、まさか?!とLEDを掌に照射したらだ、文字が見え!おおお、投影式の時計であったのか!ということは、LEDの前面に透明な7セグの表示板が置かれて日時が表示され、LED光の影として表示されるの?それはそれで普通の7セグが並んだ時計より素晴らしいではないか...スゲっと思い、裏にネジがあることを確認して買い物カゴに放り込んだ。
こういうモノを見たら火を点けるより先にドライバーを握ってしまう...(帰ってからやろう)。
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の前に壊さないうちに再度時計機能を見てみた。
壁に照射だが、ベタでは焦点が合わないので文字は見えないが、
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少し離すと日時が数秒間隔で切り替わって見えてくる
5月13日
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5時21分
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もう少し離して大玉のスイカくらいに拡大しても充分見える。
しかも時計と言うくらいだから日時の調整機能も付いているではないか。スゲ!
色合いも良いね。太陽の黒点がこんな模様になったら、それは世も末のカウントダウンが始まったということだ。

早速分解!内蔵を引きずり出した。
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小さな基盤の裏に日時スイッチのパターンが見える。たぶん4bitくらいのCPUというか全部入りの石が裏にあるんだろう。小さな管は水晶発振であろうか。電池はLR41が3個直列(裏面に更に二個あり)だな。で、レンズが前面に付いた筒、この中に小さなプロジェクターが入っているらしい。さすがにそこまでバラさなかった。
もちろん普通に火は点く。
ああ、電池は直列じゃないな。時刻保持用に1個使ってる感じだろうか。
スイッチを押すのに不便なので元の鞘に収め、日時を合わせて元通り。調整の操作も簡単で良い。これを別容器に入れて乾電池とかで常時天井に投影するとチョットかっこいいかしらと思う。

山で使うかなぁ...使わないか(笑)テントの外から投影して中から見えるだろうかね?ああ、逆に見えるのか...ってムードある照明なんて要らないしなぁ
もう他にやることがなければ山用のヘッドライトに投影時計機能が付いても良いかもしれない。

しかし、これで200円ちょい。コストはいくらなんだろうね?
だって、ググって出てきたPanasonicの電池LR41は1個200円もするのだ...



LEDライターも着実に進化していた模様...
うーん、この勢いだと次は投影ワンセグTV付きが出るだろうな...っていうか、お願い!>ライター屋さん
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by ulgoods | 2009-05-13 19:35 | エレキ系

Dr. Bronner's Magic Soap / マジックソープ


最近ネタ切れで...道具箱の底をかき回していたら石鹸が出てきた。
Dr. Bronner's Magic Soap、怪しいモノではない。
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2007年の夏にSierraをセクションハイクする時に買ったもの。しかも、帰りの空港でふた悶着あった因縁の一品である。

Sierraの装備表を見返すとSoap 39g Dr. Bronner's Magic Soapとある。液体石鹸を小分けにして持っていったんだっけ。
埃っぽく汗まみれベタベタ防虫剤まみれになるトレイルで体を清潔に保つことは文明を放棄してはいないバックパッキングに於いて依然として切実な課題である。洗濯や体の汚れを落とすのに洗剤は必須ではないが、あればステキなことは間違いないだろう。洗って塩分と脂肪分を落とすことによって衣類の吸汗性も回復する。靴下などはそうあって欲しい。長いトレイルでは洗濯日を設けて洗うと良い。
その際に洗剤に求められる性能は洗浄力も大切であるが、biodegradable(分解性)であるということは言うまでもない。LEAVE NO TRACE(痕跡を残すな!)の精神だ。
ヨセミテ国立公園の荒野の掟(Wilderness Regulations)によると、
Do all washing at least 100 feet from water. Do not put any soap in water (even biodegradable and natural soap pollutes).
とある。
全ての洗い物は水から30メートル離れる。たとえ分解性で天然物の洗剤でも水面に落としてはならない。
であり、洗剤を禁止するとは書かれておらず、30メートル離れれば洗剤を使ってよし、ただし分解性の天然成分を推奨するとも読める。別な本(LIGHTEN UP)によると水源から200 feet離れて分解性の洗剤を使うべしとある。その際、季節的に乾燥した河床も水源に含まれるという考えのようだ。日本の場合、そういう場所は山の斜面か、ヘタしたら尾根の向こう側なので辛いなぁ。

Magic soapを選んだ理由は、純植物性で分解性高く、しかもオーガニックで万能石鹸だという触れ込みを見たからだった。手はもちろん頭髪や野菜なども洗ってOKであり、洗濯がでできて歯まで磨けるとあった。海外のギアリストを見ても採用されている例が多い。

僅か2年前であるが、当時は国内でも入手可能であったが高価であり、わざわざ海外から取り寄せて担いで行った。というのも、いろんな香りがあり、どれが良いのか選ばなくてはならず、取り敢ず全種類必要、しかも固形石鹸と液体石鹸のどちらにするかも試さなければならない。当時、国内で調達するとコストがアホらしいことになっていた。ペパーミントはスッキリ良い香り。ラベンダーも魅惑的でありレモンもそれなりに良い。ローズは女じゃないから買わなかった。で、結局は無香料のベビーマイルドの液体を選んだ。無香料を選んだ理由は熊対策。奴ら臭いのする物が大好きで、食い物以外でも歯磨きペーストとか防虫剤に興味を示した例があるという。体に残った魅惑的な匂いに興味を持たれても困るので無香料を選んだ。液体を選んだ理由は、少ない水で泡立てることができそうだから。これを選ぶのは最初から答えは分かっていたのだが...
今なら国内でも安く買えるので、今度はローズを試してみるかな。

Sierraを歩いたときは靴下が二足で水洗いしながら交互に履いた。衣類含めて洗濯での洗剤使用は一回。歯磨きは何も付けずに磨き。あとは途中の川で水浴びをして洗濯兼風呂を2回程..というわけで、大半の石鹸は持ち帰りだった。使わずに済めば、それはそれでめでたいこと。
Sierraでの洗濯、Island passにて
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バケツは食料収納用のBear resistant canister(熊缶)で代用する。

と言う具合にこの石鹸は愛しているのだが、辛い過去を持っている...無事に下山してBB氏に拾ってもらい、サンフランシスコまで戻って翌日空港への帰り道、オーガニックものが得意のTrader Joe'sで残ったドルを消費したのだが、その際、デカい32oz (944ml)入りを4本くらい仕入れた。数年はMagic soap三昧ができる量だ。バックパックは全て封をしてあったので、迂闊にも手荷物に入れて機内に持ち込もうとしたときだ(思い返せば荷物レントゲンで液体ボトルが見つかってバックパック内を荒らされたくなかった心で無謀な賭けに出たのかもしれない)、荷物チェックのでかい黒人の検査官に、あーこれは液体だからダメだ..あー、だれか知り合いが見送りに来ていたら引き取ってもらいなさいと言われてしまった。テロで警戒が厳重だったのでザックに入れるべきと後悔したのも後の祭り。見送りに来てくれたBB氏も既に見えないので持ち帰ってもらうことはできなかった。旦那ぁ、もしかしてこいつが爆発するとでもお思いですかい?ご存知トレーダージョーズで買ったんですぜ、らしきことを言ったつもりだが、職務に忠実な彼は首を縦に振らない。向こうにはゴルゴ13で見て知っている高性能銃M16を持った兵士も立っているしことだし...おっかなかったので渋々全部差し出して勘弁してもらった。たぶん後で今日の戦利品とかいって皆さんで分けたんだろうな。あるいは、出がけに奥さんから今日は石鹸が切れているからね!と釘を刺されていたのかもしれない。
土産物の重要な位置づけだったのにぃ...私もしつこい性格なので未だに遺恨が残っている。
この帰り、更に搭乗ゲートまで進んだところでUA便がダブルブッキングとなり、身一つでホノルルに送致されたことは既に書いた。翌日のホノルルから成田への帰りはビジネスクラスだったので許すけど。
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翼よあれがワイキキだ...でも荷物は成田で回り続け(涙

今朝、思い立って歯を磨いてみたが...ウゲを3回連発した。ペパーミントなら良かったかもしれないが、保湿成分のグリセリンの味であろうか、オリーブオイルで口の中を満たした感じで無香料のベビーマイルドでは辛い。赤ちゃんに使うのも良いが、かわいそうなので口には入れないことだね。ま、液体石鹸も固体になる数パーセント手前の濃度で濃いというので使い過ぎたのかもしれない。たちまち口の中が泡でいっぱいになった。研磨剤も入っていないことだし、歯磨きに使う利点はあまり無さそう。


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by ulgoods | 2009-05-06 22:19 | 生活系