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八幡平から田沢湖 1日目

備忘録ゆえ、だらだら長文である

そうだ、東北があるぢゃないか!と行く気が固まったのは、どこか山へ行きたいと思っていた2日前のこと。本州に台風が接近している中、東北北部に天気予報で晴れの連続マークを見いだしたのが始まりだ。東北と一括りにしても青森・岩手・秋田は特に奥羽三県とも呼ばれる更に奥まった一括り。我が郷里では首都圏を直撃か!といった報道の台風ですら避けて通るので平気なのである。まだ紅葉には早いが紅葉になれば恐ろしいほど道が混むエリアでもあり、行くなら今かと思いWebを漁ると八幡平辺りの詳細な記事もあって、アクセスを調べてみたら八幡平頂上まで路線バスが運行されており、起点の盛岡までは東京からで夜行バス5000円というお安さ。これは、行けと言われているに等しいではないか。行かない理由は少ない。くたくたしているとボヤッとした週末になるので、先ずは速攻でバスを予約した。実は、夏にギクーリ腰をやってしまい、そのついでに二十数年前の肉離れ箇所の痛みが再発し、歩くことが困難かつ恐怖になっていたのだが、これを克服するには歩き込むしかないと確信していた。よーし、気前よくどんどん歩くぞという意気込みで八幡平から田沢湖まで歩く計画を持った。

■9/20 夜行バス
出発の土曜日、一日掛けてアライのシングルツェルトの足元に換気口を開けたり、あれやこれやと悩んだ荷物が完成したのは夜の9時くらい。バスは丸の内南口を夜の11:30発だからまだ少し余裕があるのはありがたかった。盛岡着予定は朝の6:30である。バス中の詳細は省くが、小一時間くらいは寝られたであろうか。お安いバスをギリギリに押さえたので文句は言わないが、席は運転席と反対側の最前列の通路側であり、運転席と客室間にカーテンを置かないバスだったので、高い場所にある客室の私の席は高速道では対向車のハイビームが直撃まくりであった。窓際のお隣さんは少しライトが陰になるのと、夜行バス慣れしているようでで、よく寝ていらっしゃる。ちょっと恨めしい。こちらにもたれてきたときは肩をすかしをしてやる。こっちが眠れないのに睡眠野郎の頭を肩で受け止めて差し上げるほど人間ができていないのであって、消極的にではあるが熟睡に協力はしない。
早朝の盛岡、路線バスは9:47だから3時間くらい時間を潰さねばならない。朝一の新幹線でちょうどくらいの設定か、世の中はお金を使わないと時間を使うように出来ている。私は山道具には金は惜しまないが、山歩きには金は掛けない主義だ。このままバス停で待つのが主義的には正しいのだが、眠らないと事故や何やで高くつく。幸い駅前にサウナがあったので、何度か躊躇しも結局は一風呂浴びて仮眠を取ることにした。サウナ代金2000円也はちょと痛いが仕方ない。一風呂浴びてサウナ支給の服に着替えていたら、おお、肩すかしを呉れてやったお隣さんがいるではないか!聞くとやっぱ夜行で来たらここで一風呂浴びるのが基本らしい。その後、休憩室で生ビールを干してリクライニングシートで2時間ほど仮眠できたので元は取った感じ。サウナから出ると雨になっていた...やはり駅前広場で寝るのはできなかったのだ。サウナで正解であった。
松屋で飯を食ってバス停に行ったらバスが来た。列の前の人に、このバスでよいのか聞いたところ、どうもそのバスは9:40の観光バスらしい。いろいろと寄り道するので八幡平頂上へは後の路線バスが先着とのこと。しかも、日曜だったので800円で路線バス乗り放題切符があると教えてくれた。を”、知らなかった。慌てて券売り場へ走ったり400円くらいお得。ビール代を取り戻した感じで嬉しい。

■9/21 黒谷地 11:33
バスは市内を抜けて、何とか牧場とかバス停を通過し、雪シェルターの連なる道をぐいぐい登って頂上に近づいて来るが、私は頂上の一つ手前の黒谷地で下車と決めていた。ここから頂上まで、湿原を歩くことができると先人のWeb記事で読んでいたのだ。通はここから歩くらしい(後になって過ちと後悔)。広い湿原に私一人..あいにくの雨で誰もいない。さい先が良いのである。この辺は観光地だから木道も整備され非常に歩きやすい。MontrailのHardRock、トレラン靴は木道では抜群のグリップだ。
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高層湿原と地糖を縫うように順調に歩を進めた。頂上が近くなって八幡沼に沿って歩くとやがて沼のほとりに小屋が見えた。小屋というかログハウスで陵雲荘とある。こんにちはー、とガラリ戸を開けたがこの時間だから空であったが、内部には立派な北欧製っぽい暖炉に使う薪ストーブが置かれていて目を惹く。新しいのかな、立派かつ清潔だ。トイレを拝借したが、重力式ではあったが室内は清潔でかすかに檜の香りもする。紙の類も補充されており不安はない。私は手動ウォシュレットを持っているので紙の量は削減できた。後で裏に回ったが、大きな浄化槽が埋められている様子だ。沼の辺でもあるから水質対策に抜かりはないのだろう。
折から驟雨が湖面を駆け抜ると、ああ、ここで一泊、別荘代わりに暖炉でぬくぬくと酒を飲むのも悪くないという邪な思いが頭をかすめたが、まだトレッキングは始まったばかり、八幡平トレールの入り口前で逗留している場合ではないと、自分に鞭打ち雨の中に出ていった。
ここで約20分休憩。

■レストハウス 13:18-13:32
レストハウスにはバスが着く。食堂も土産物屋もあり、地下方向に三階建てだ。ここのトイレで水を汲もうと思ったが、飲料に適さずと張り紙があったので止めて仕方なくポカリを一本買った。ここもヌクヌクと後ろ髪を引くのであるが、食堂で飲むといくら金を遣うか判らないので、やはり雨の中に出ていった。
外に駐車場事務所みたいのがあり、ログハウス風でレインジャーも常駐していそうな感じだったので殊勝に入山届けをと立ち寄ったら、あ、この辺ではそういうの無いから..と言われて少し肩すかしを食った。田沢湖まで歩くんでぃ!と言ったら、だざわこぉ?とあしらわれてしまった。珍しくもないか、あるいは呆れられたか。まぁ、良い。これで浮き世への未練が断ち切れたゼと寡黙に雨へ歩を進めた。ここからはしばらくは舗装道路を歩く。13:42、舗装走路と分かれ、やっとトレイルの入り口に着いた。今日の宿は時間的に大深山荘だろう。あああ、バスで頂上まで来ていれば2時間くらい節約できたはずで、実はこれは翌日の行程に大きく影響する。初日に更に向こうの八瀬森山荘に到達しないと翌日は順当に田代平山荘に着くのは難しいのだ。ま、仕方ない、降りたいところで降りて歩いて、寝むりたい場所で寝るまでのこと。

■トレイル 13:42-
地形的にはキツくない。が、トレイルでは雨、笹、湿地の泥濘が待っていた。思ったより歩が捗らない。少しだけ後悔。が、滑りながらも歩いた足跡を見つけた。まだ新しい。同じバスで頂上に直行した先発の人であろうか?姿は見えないが人が入っていることが判って少し心強かった。
畚岳下 13:58
諸桧岳 14:41
嶮岨森 16:12
道はすっかり藪に埋まっていた。久々の山歩きには堪えるが、時々開けて湿原や池、背の低い笹原が出現し、ガスっていたが歩いていて楽しい。高低差もさほどではないが、登っては降ろされ、下っては上げられといった感じ。雨の笹藪は頼まれても歩かないが、来てしまったものは仕方ない。一応ツェルトは持っているが、張れるような土地は一切無いから今夜のお宿まで歩くしかなさそうだ。5時までにはと思っていたが、16:52大深山荘着。これまたログハウスだ。
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■大深山荘 16:52-
ここは無人の避難小屋である。おそらく、バスで頂上まで直行して日没まで歩けば次の八瀬森山荘まで行けたと思うが、初日だし、雨で濡れたしで、本日は終了し、大深山荘泊とする。
入り口の外に靴が並べてある、ああ、ここで脱ぐのかとドロドロの足こしらえを解いて入った。小屋はまだ新しい感じ。土間がない。こんにちはーーと玄関からの戸を開けて中に入ると、中の人たちは既に宿泊体勢が整っているようだ。一階に3,1,1人、二階に1人が陣取っている。ゆったり使える。私は一階の片面の半分を占めることができた。充分広い。二階はあと3人はいけそうだった。
皆さん、室内でガスストーブを使って湯を沸かすので少し湿っぽい。土間がないので床の上でストーブを使うのもどうかと思ったが...そういうしきたりなのかな?私は固形燃料だけの敷き板もなかったので屋外でチマチマ湯を沸かすことにした。水場は歩いて数分の所、湿原の木道脇に水が湧いていた。冷たくて透き通って旨い水だった。飯の前に腹一杯水を飲んだ。幸せ。
飯は、今回はアルファ米だけでなく、ヒジキと板麩、味付けは顆粒の昆布出汁とちょっとだけ工夫した(翌日分の写真は次回)。これらをビニール袋に入れて湯を入れ保温して待つ。例によって袋メシだ。カップが小さいので一回200ccしか沸かせない。湯を沸かし飯を蒸らし、乾物で湯が足りないだろうからまた湯を沸かして追加し、さらに沸かして味噌汁を作る。前回の使いかけと4gエスビットを1.5個使って食事の準備ができた。湯沸かし中にプラティパスからバーボンを飲むと、ゆるっと肩の力が抜けた。辺りがとっぷりと暗くなった頃、一人小屋の外、フジッコの塩昆布を忘れてきたので、ゆかりを振りかけて、マイナスイオンをおかずに飯を食う。袋食なので食ったらゴミを入れて口を結んで後始末も終わるので楽でよい。袋はまだ沢山あるのだ。
部屋に戻り、酒を飲みつつ明日の地図を眺め、隣の人が沢を遡上した話を聞いて、ラジオはイヤホンを持っていないので聞くのを憚り19時には寝てしまったのだろう。
避難小屋の夜は遠慮がちに会話もなく静かに過ぎていた。

二日目につづく


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紅葉の頃に行ったらどんなに綺麗だろう...また行きたい。
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by ulgoods | 2008-09-29 02:32 | 山行 | Comments(8)

八幡平の装備

取り敢ず飲食喫煙除いた重量
(画像をダブルクリックすると見られる物が表示されます)
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ベースウエイトは4443gとなっています。

分類失敗、時計は身につける方にカウントしないと..
ああああ、携帯も忘れてる。いずれにしても身につける物だから、ベースウエイトには入らないから良いか。
後で修正します。


雑感
・ザックはSpinnakerのペラペラであるが、笹こぎや倒木くぐりの道でもダメージは受けていない。花崗岩に擦れる方が傷む。
・ゴア靴下の防水は完璧だった。
・HardRockのグリップは良かった。特に木道では不安がない。
・睡眠系は温度的にはちょうど良かった。
・防寒着はフリースの方が使いよかったと思う。
・熊避けで蚊取り線香を持参した。
・シェルターの足元に換気口を設けたが効いていたと思う。
・固形燃料では避難小屋内で湯が沸かせずに、ちょっとだけ辛い。
・タープは不要だったが、シングルツェルトの撥水性は良くない。
・笹藪ではグローブは必須、眼鏡も目の保護効果が高い。

装備に関してアドバイス乞う!
紀行文的なものは別途


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ああ、単行本の重さを忘れてる..
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by ulgoods | 2008-09-26 18:49 | 山行 | Comments(32)

八幡平から田沢湖(中断)

取り敢ず、帰ってきた。
予定では
盛岡まで夜行バス
八幡平まで路線バス
トレイルに入り大深山荘泊
八瀬森山荘、大白森山荘を経て田代平山荘泊
乳頭山を経て
阿弥陀池小屋泊
秋田駒を周遊し田沢湖へ下る
であったが、、
実際は二日目に大深山荘から田代平山荘に到達できず、手前の1063ピーク付近でビバークを余儀なくされた。翌日は意に反して風雨厳しく、残念ながらも喜々として乳頭温泉へ下山し、山行を終了する。
乳頭温泉では、運良く、乳頭山へ偵察に来ていたrwalker氏と合流することができ、一緒に湯に浸かった後、氏の車で仙台へ連行され、酒池肉林の宴(焼き肉屋と居酒屋はしご程度)となり、その夜の夜行バスで新宿へ向かい、今朝、無事帰還を果たした。
台風を避けて快晴山行の予定ではあったが、お天道様はその抜け駆けを良しとせず、初日から降らせ、二日目はお目こぼしで晴れを得たが、三日目は更に風雨強くと、空模様の当ては外され、また全行程の80%は藪こぎであり、濡れた笹と道の湿地の泥寧に難儀して乾く間もない状態が続いた。ビバーク地点付近では翌朝に熊らしきにも遭遇し肝を冷やしたりもした。

しかし、湿ったブナの森を歩くときや、小ピークから見下ろす視界一面のブナと青森とど松の樹海の広がりに我が郷土の森の豊かさ未だ健在を知り感謝と感激の念を覚え、また時折通過する高層湿原と池糖に忍び寄る秋の寂寥には心を洗われ、しかも不本意にも下山した乳頭温泉では手の甲がふやけるまで湯に浸かり、山(道具)の友とも会い、今思えば何とも充実した山歩きであった。

地図を見返し、GPSの軌跡を辿りつつ、歩いた道程の充足感と歩き残した道への憧れを新たにしているところ。
記録はいずれ

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バスで寝られりゃ東北は安くて近い!
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by ulgoods | 2008-09-24 17:01 | 山行 | Comments(11)

野宿

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小屋に届かずビバーク中。小さな焚火を作った。濡れた枝で少々苦戦。
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by ulgoods | 2008-09-22 19:09 | Comments(7)

北へ

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台風逃れの北回帰。
夜行バス。
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by ulgoods | 2008-09-20 23:11 | Comments(3)

アライ シングルツェルト / ARAI Single-Zelt Shelter

アライ シングルツェルト

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アライテントのシングルツェルトは日本発の世界に誇れる変形シェツターだ。
自分的には頭骨入りのBivyザックとツェルトの中間形状だと思っていて、雨天でのBivyでの悩ましい出入りの問題と、ツェルトの頼りなさげ感を解決する形だという期待の高まりはあるのだが、なぜか、ほしい物リスト中での地位は万年3位低迷で不動であった。

スペック的には
重 量 280g
サイズ 設営時:間口(入口)90cm×高さ(入口)90cm×奥行200cm
収納時:17×8cm
カラー オレンジ
素 材 30dnリップストップナイロンPUコーティング(エスフレッチャー)

アライ社的には
たった280gのツェルト型ビビィザックです。
と言っている。

ツェルト的に考えるとサイズ的には厳しいものがあるが、Bivyと比べると充分に空間が大きい。Bivyと比べることに若干の違和感はあるのだが、耐候性を持つ最小重量で夜を明かす道具として見れば比較は許されよう。
SingleZeltは居住性という判断基準を持ち込むことができる最小限の大きさと思う。無論、その居住性は期待できないが、無いよりかは遙かに上等だ。具体的には、頭部の空間があって座ることができるから、全てが寝たきりのBivyと異なって雨天でも座って食事ができる余地がある。奥行き200cmというのは横になる最低限の長さで余裕がないけど無駄もない。足下を吊れば三角形に空間を確保でき、下半身も風雨が直接触れないから伝導による冷えを防げる。
頭部と足元にも空間がある軽量BivyとしてはBlackdiamond Lightsabre(793g)Nemo GoGo(1.02kg)を持っているが、空間としてみた場合の決定的な違いは、ARAI SingleZeltは頭から潜り込んでも内部で反転(当然、壁面に触れるが)することができる点だ。Lightsaberは横開きで寝袋に入るスタイルで、雨天なら内部を雨に曝す。GoGoは四つん這いになって後ずさりしないと入ることができず、雨天なら手足を汚す。雨の日は別途屋根が欲しい。
重量的にも、ARAI SingleZeltは頭骨入りBivyとして見た場合はぶっちぎりの軽さである(280g)。というのも、頭骨入りビビと違って、トレッキングポールで吊るから専用骨の重量が不要だ。空気梁のGoGoですら梁とポンプでそれなりの重量が嵩んでしまうのだ。その代わりSingleZeltは自立はしない。リッジラインを張るだけのガイラインを伸ばす敷地と四隅のペグダウンは必須で、多少は張る場所を選ぶ。
ツェルトとして見た場合、足下が絞り込んであるのでその分の布が軽いはずと期待した。ちょうど、同社のスーパーライトツェルトと同じ間口と高さで足元を大胆に絞り込んでいる姿だ。ま、実は重量的にはスーパーライトは280gであり、SingleZeltと同じである。これは生地が28dnリップストップナイロンPUコーティング(東レ「ファリーロ」中空糸)に依るものだろう。同じ素材でシングルツェルトを作ってくれれば240gくらいになるのかしら?量産品だからいろいろと事情はあるのだろうが、どうせ変な形で世界に誇っているのだから素材も切り替えて、うぉ!と驚く重量に仕立ててほしいが、現時点ではSingleZeltの方が多少の耐久性を持っていると期待したい。また、足元が小さいから風に強いことを期待している。

ARAI SingleZelt、売れていないのか?写真や情報が極端に少ない。頭を出したおじさんの写真以外は得られなかった。結局は手にして調べないとよー判らんわけだ。幸いに価格設定が程良かったので、欲しい物リスト中の順位が急上昇して買ってみることにした。Hiker's Depotの開店日に注文して、翌週に手にすることができた。しかも、雑誌で何度か拝見したアライ社の人が手渡し納品に来た場に居合わすことができたので、いろいろとお話を伺うことができた!という特典付きであった。

夏の間にはびこった雑草や茗荷を片付けた裏庭は、まだ蚊どもの帝国なので、こちらはユーカリレモンの防虫剤で武装して臨んだ。
RayWayのTarpに比べれば、小さい分だけ張るのは簡単!
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張力が掛かるリッジラインは軽量生地の重ねだけでは強度的に不安が残るらしく、内側がバイアステープで補強されている。こいつに止水機能はなさそうなので先ずはシリコン剤で目止めした。わたし的にはこのシェルターは雨天で使いたいと思っている。
張って観察して判ったが、足元の三角の構成が面白い。これはリッジラインには縫い目が無く、リッジラインは折られているだけで、斜め方向に折った布を中央の縦縫い目でとめている。これなら縫い目の重さと工程を節約できるし、このサイズであれば構造的にも充分だろう。
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入り口の稜線一つとサイドにはジッパーが使われているのだが、さすがにツェルトというだけあって、前面の下は紐で結ぶ仕様だ。こやつは足元に通気がないから、ヘタに全部を閉めると窒息するかもしれず、紐結びで隙間ができてしまう構造にしてしまって、下から風を入れて上の筒に導くことで顔面周辺の換気を確保する考のようだ。もちろん軽量化にも役立っているが、雨の跳ね上がり対策や対昆虫戦は気持ちよいほどに無視されている。床の奥行きが少ないから結構ぎりぎりに頭が位置し、雨の跳ね返りは辛い感じ。
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わたしが長らく買わなかった理由として、生地の透湿性と足元にベンチレーション必要なのでは?という二点が思い出された。生地は「若干の透湿性能をもった防水コーティングです」となっているが、若干がどのくらいかは全く不明である。これが透湿性に優れるeVentで作られていれば文句無しに即買いであるが、そうなると重量も嵩むから魅力は薄れるので難しいところ。ベンチレーションは、前段で書いたとおり生存用は確保されているのだが、結露的には足元から頭上に抜ける空気の流れが欲しい。足元の構造用の縫い目だけ残してあとは切り抜いてメッシュを張るという手もあるのだが、そうすると耐候性が致命的なことになりそうなので、ちょと考え中。小さな庇が要るかな?あるいは吹き流し型か。いずれにせよ、通気が得られれば生地の透湿性は低くても結露が低減されると思う。元々の形状的から、体温で暖まった空気が上から抜けて足元から吸い込みで気流が起こるんじゃないかという予感。

幸い、裏庭で張っている期間中に降雨を得たので、内部にマットと化繊のQuiltを持ち込んで寝てみた。
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入り口にメッシュがついていないので、AntiGravity Gearで買ったBrawny Gear製だったと思う半身用の蚊帳を吊った(廃盤)。唯一、頂点の内部に小さなループがついている。
充分狭いが最低限の広さはある。頭から入ってから反転できたので、雨でもなんとか暮らせそう。暑いのに我慢して数時間寝ていたが結露は見られなかった。気温が高かったので、結露条件を満たしていなかったかな。で、暑かったので私は抜け、SingleZeltだけを雨の中で放置しておいて、あとでヘッドライトを付けて中を見たが、生地に針先ほどの小さな濡れスポットが多数できていた。もしかしたら強い雨で少し漏るかもしれない。Cuben Tarpとの併用が吉かも。紐で結ぶ裾は雨の跳ね返りで少し内部に浸水で水溜まり出来。ま、タオルで拭けば済む程度なので重大な問題ではない。

足元の換気が解決したら、ちょっとお山で使ってみようかなと思う。
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あるいは半分でぶった切って、Bivyの屋根として使うか...

時間が取れそうなときに限って台風か...週末はどうしたもんかなぁ
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by ulgoods | 2008-09-18 16:20 | 宿泊系 | Comments(14)

自作タープ張り姿

ずいぶんと縫い目ばかりの写真を掲載してきたが、実は私も果たしてこれがタープになるのか?全容を見たことがなかった。30cm四方とばかり格闘していたからだ。

つぼみが開いていくような、昆虫が羽化して羽を伸ばすよな、日の当たらない場所で作り込まれたカオスの中に内包されている筈の出来上がりを日の下で展張し、姿を現そうではないか!と言うわけで、近所の公園で試し張りをしてみた。たぶん、広げればタープになるはず。晴れてるし、ついでに目止めも済ませてしまおう、という目論見もあり、公園へとペダルを急いだ。

やれやれ、なんしかデカい。主稜線の長さが2.7mでくちばしを入れると3mを超える。幅も張った姿で2.3mが予定されている。
張り方は...一端のビークリフターをペグで地面に仮留めする。リッジラインを伸ばした状態で、反対方向のコーナー2つにガイラインを通してペグで留め、ビークリフターに長いガイラインを付けてトレッキングポールで吊り上げて張力を掛け、各ガイラインを調整して片側だけ自立させる。反対に回って仮留めしたペグを外し、リッジラインに張力を掛けてビークリフターをポールで吊り上げる。その後、コーナーをガイラインで張ると最低限の本数での張りが得られる。ビークの先端のガイラインをポールに結びつけて、くちばしを張って、取り敢えずの形ができた。
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デカいタープなので、強風下で安定させるために、最大でガイラインを20本張ることができる。というか、ループを20個も縫い付けた。あと、インテリア用にビークの稜線の中間に4個もループを縫い付けてある。

おおお、タープの形になっているではないかっ!やっと全容を目にした瞬間だ。
素直に嬉しい。
しかし、リッジラインのシワは縫いで曲線になった部分、多少は重力による弛みに起因するが局所的なのは勝手成りカーブだ...

続いて、各側面のサイドリフター2カ所に1本のガイラインを通し、その中間を別のガイラインを使って小枝をポールにして吊った。低く張るとゴキブリのようでもある...が、この姿を見たいばかりに、構想2年、製作は計3日(しかし総工費はお安い!)を費やしてきたのだ。
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各ガイラインの位置を微調整したり一段と張力を掛けて、シワがないように仕上げる。低く張って、縁に付けたループをガイラインで張れば強風にも耐えられるデザインだ。
細部を検査したが、縫い目が崩壊したり裂ける気配はない。きちんと縫えていたようだ。ちゃんと力に耐えている。縫い目も開かない。ゆるゆる縫い目はおさらばだ。
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中に潜ってみる。ビークが低く張り出しているので出入り時には低姿勢を要求されるが、内部は高さもあるし、サイドを吊ったこともあって、とても広い。低く張っても居住性は良く、サイズに余裕があるので雨風をしのいで眠ることができそうだ。
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ああ、幸せだ。地面に寝転んでそう思った。


RayWay Tarp1号であるが、細部を見ると残念な箇所が多い。ふたり用タープなど滅多に?おそらく使う場面はないので、次作、本命の一人用の製作に俄然意欲がわいてきた。1号の残念な点の1/3は裁断の不正確さに依ると思う。縫製自体は作りながら上達したので、次作は型取りと裁断を上手くできる方法を考えてから臨みたい。

サイドリフターの取り付けであるが、力は真下ではなく、ほぼ水平斜め45度くらいに掛かる。その意味で菱形の当て布と縫いの方向はOKなのだが、ループの縫い付け方から、今の取り付け角ではねじれ方向の力が掛かることが判明した。端を揃えて幅方向を水平にして縫い付けるのではなく、V字型に開いて、あるいは縦方向に揃えてい縫い付けるべき。もしかしたら解いて付け直す。

目止めしようと、シンナーと注射器を持って行ったが、シリコン剤の使いかけのSilNet少々は良かったが、いつの物だろう?開封していないSilNetがまるまる一本、内部で硬化していた。使える状態ではなく、ビークリフター周辺のみ目止めしてお仕舞いにせざるを得なかった。お金以外、貯め込みすぎると腐ってしまうのは物の理なのだろう。
炎天下はシール作業は適さなかった。風通しの良い屋内か、完全な日陰で行うべき。

初めて縫い物に挑戦したが、相手は布であるから、針と糸と鋏があれば何でもできる。他の工作に比べて自由度は高い。思いついたらダダダと縫い付ければ良いのだ。が、相手は布、シャンとさせて縫わないと思ったような線が出ないのも事実。縫い作業では段取りや、縫い中の布の捌きなども重要。総合格闘技の一種とも言える。

RayのKitだが、今思えば最初から裁断されていなくて良かったかもしれない。採寸と裁断から関わることで、一枚の布に鋏を入れて裁ち、縫い合わせて大きな面を作り、折り込んで強度ある稜線を形成し、立体に仕上げていくという全行程を体験することができた。一枚の布から全てが始まるというのが重要と思う。
補強材やガイラインなど、全てのパーツを個々に集めたのでは手間とお金が掛かるから、一枚布が入ってきたときは驚いたが、これはやはりKitである。
ガキの頃、雑誌で見た。真鍮を削って蝋付けして実際に走る機関車を作っていたおじさんの記事。型取りされたプラモではなく、ああ、これが趣味の大人の手仕事だと憧れていたのだが、多少なりとも、そんなことがことができたことに満足している。

紫は..写真で見るときれいな青だが、本物はやはりド紫だ。Rayのサイトに出ている縫い上がり自慢の写真達でも紫は1人しか作っていない。そういう意味では希少なタープと思うことにする。
何で紫を選んだんだろう?ポチッとするときにTitanium GoatのPtarmigan Bivyと合わせるとお洒落と思い込んでしまったに違いない...orz

以前、MFDさんにさんに練習用と称して材料を送りつけてQuiltを製作して貰ったが、どーりで最近は縫ってくれないわけだ。とてつもなく神経をすり減らして、目をショボショボさせる作業を要求されることが判った。
多くの場合は...買えるモノなら買った方が安い。
しかし、私の業界の言葉だが、「ある物は使え、無いものは作る」というのがあるが、これも一種のプライスレス。曲がった縫い目も私にとっては価値がある。縫った時が思い出される。


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縫う自由を手にした。あれもこれもと思いは広がるが、次はズボンの裾上げだ。海外通販で買ったやつは少し長いのでね...
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by ulgoods | 2008-09-13 07:05 | MYOG | Comments(20)

Ray-Way Tarp 完成

Ray-Way Tarp 完成

やっと縫い上がった。
縫いだけで2日に渡って、合計で12時間くらい掛けただろうか。終盤では直線縫いのスピードも上げて軽快に縫い進むことができるようになった。が、やっぱり足踏み変速スイッチは欲しいなぁ。出だしはアレだが、スピードが上がった方が直進性は良い。

古来、ミシンは踏むと言う。電子式だろうと、足踏みスイッチであれば「踏む」で良いわけだが、私のミシンには踏むモノがない。寂しい限りだ。別売かと思ったが端子もない。反転停止正転の切り替えは手でガチャりとレバーを切り替えなければならず、レバーと布を押さえる手の切り替え速度と正確さが重要だった。肩が凝るのである。



ミシンの針を落として支点として使いflat-felled seamでは6インチくらいずつ織り込みながら辛抱強く縫い進めた。
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最初の頃、裏に何度別の部位を縫い込んだことだろう..解くのに一苦労であった。そのため、後半は神経質に裏をチェック。
その他、待ち針の代わりにステップラーを多用したが、反則だろうか?


サイドリフター部分。裏に厚手の布があり、その方が縫いやすかった。
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当て布を表面にすると目止め箇所が多くなるので裏にした。強度的には問題ないはずだ。

この後、ボタンホール縫いを使って、かん止めができることが判って、引っ張られ側を全部かん止めで補強した。
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もーこうなれば、かん止めの鬼である。手持ちのザックの弱そうな箇所も止めまくりたい感じ。


ビークのつり下げ部分。
一番力が掛かるし、布の重なりも複雑なので、ついつい縫い過ぎ。でも強度は安心だ。目止め剤を塗らないと解れそう。
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さーて、明日は試し張りをしなくっちゃ!
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ふたり用でスタッフバッグ込みで396g。ちょっと糸を使い過ぎた気がするが、Rayのサイトでは14.86oz.(421g)と言っているので、まだ軽い方かな。1"=2.5cmとしたので、元の98%位のサイズでできている。

少し反ったりしている感じだが、張力を掛ければちゃんとするだろう..か?カテナリカーブ(懸垂曲線)にカットしたつもりはないのだが、裁断と縫いの失敗で曲線になった箇所がある。名付けて「勝手成りカーブ」なんちーて。ペンペン。



なんだかんだとミシンに悪態ついたが、家庭用ミシンでもなんとか縫えた。縫うたびに少しずつ上手になってきたような気がする。SilNylonは結構縫いやすいのかもしれない。
もっと高速に縫うのが課題だな。

TarpのKitはもう一つある。本命の一人用を縫いたいのだが、暫くは精も根も出ないだろう...
ズボンの裾上げでもやってみるかな。



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縁を基準に縫うので、裁断の正確さが肝とみた!
ミシンカタカタ楽しいな。
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by ulgoods | 2008-09-11 23:58 | MYOG | Comments(14)

裁縫練習

ちょっといろいろ激動期で、時間を取って縫えないんだけど、時々練習している。
今日は最後の組み合わせテストで糸を換えてやってみた。
糸#30と針#11。結局、一般生地用の糸と針で、下糸を強めに調整して目を細かめにしたら、なんとも調子よい。生地も引きつらないで、素直に進んでいくぢゃないの!いつの間にか上達してたみたい。 
で、いい加減に調子の調整にも飽きたのでflat-felled seamをやってみた。けっこう、ぎりぎりのラインを縫える感じで、待ち針でちゃんと止めれば問題なく縫えた。ついでに縁の始末もやってみたが、初めてとは思えない出来映えじゃないの!
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あとは時間が取れれば縫い上がる気がしてきた...

結局、糸は#60 -> #50 -> #30で落ち着きました。市販品を見ても結構太い糸を使っているし。MFDさんは糸の重さにも拘って細い糸だったけど、まだその域には届きません..


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まじ、いろいろとあってね...山へも行けやしない(涙
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by ulgoods | 2008-09-09 03:37 | MYOG | Comments(13)

その2で縫ってみた

縫ってみた

学校のバザーで売れ残り、最後に800円の値札が付けられたミシン。昨年仕入れておいたのだが、初めて電源を入れてみた。おお、手元のライトが点灯するではないか。率直に感激だ!母の足踏み式にはそんな装備は付いていなかったぞ。最初からこれでは私も出世したものである。箱のポケットを開けたら、おお、説明書が出てきた。ありがたい!が、なんやらデザインが少し古めかしい。こいつは昭和の時代な感じがするな。取説あれば何とかやれる予感だ。
電子ミシンとある。どこが電子なんだろう?電子ビームで溶着するのかしら?なわけない。何でも電子と書けば格好良かった時代のミシンだ。

先ずはボビンへの糸の巻き取り、へへへ、二回目で成功!
お釜のセット、下糸引き出し..これは少し苦戦した。説明書を見なおす..と、糸の通し方が少し間違っていたらしい。なるほど、お釜の気持ちは繊細だと知る。正しくセットして手動で回すと、何やら糸が出てきたぞ!細い棒で引っ張り出したら正しく下糸が引っ張られた!まずは良い調子っぽい。
しかし、何で糸が通って縫えるんだろう?不思議だ。

で、端切れで縫い始めた。普通に何か縫えた。やたーって感じ。でも糸の調子が合っていないらしく、片方に寄っている。調整したらますます悪くなった。変だなーと思っていたら、らだ..説明書がわざわざ表裏をめくった図で調子の説明をしてやがる。表に見えているのが裏の絵だった。もーややこしい。自分は逆の調整をしていた訳だ。しかもミシンは糸を切る刃が向こう側に付いている。いちいちかがみ込むのは面倒だし、糸を多く引き出さねばならないぢやないか。もっと見えやすい場所に付けられないのかな?針の上げ下げも向こう側のレバーだし..縫い屋さんの感覚って表裏前後逆の世界なのだろうか?そー言えばライトも漫然と照らしているだけで影ができる。もう少し細部を詰められると思うんだが...糸の調子調整とかも気に入らない。素人考えだが、もっとデジタルに、革命的に根本から何とかならんものかなぁ。極小のプラスチックのリベットの溶着で止めていくとか...超音波か蒸着か、何でもいい、糸と針はやめたい。せめて、電子ミシンというなら糸の張力くらいセンスして自動調整して欲しいな...
と、悪態ついても始まらない。道具を作る道具は崇高な道具と思う。

気を取り直し..最初と最後は反対方向に縫うんだなと、レバーを逆転にしたときだ、何やら一瞬訳の分からないことになって、がががと慌てて止めたら、釣り針のように曲がった針が出来上がっていた。んんん?と思って眺めてみたが一向に判らない。何か訳がありそうで、説明書を見たら押さえにも種類があるようなんだな。なになに、と、初めての秘密のポケットを開けたら、おおお、数種類の押さえやボビンや針が出てきたぞ。そーか、ジグザグ用の押さえを使っていたわけだと直感し、直線縫いの押さえに交換した。以後リバースでも釣り針を製造しなくなった。私にはジグザグは不要だ!直線一発あればよい。
ジグザクの押さえが装着されているときはリバースに入らないような設計が必要だ。と思ったが、最初の一回きりだ。何度もやるようでは自分のお味噌の設計を疑った方が良い。
しかし、針、折れずに曲がるとな!焼き入れしていないのかしら?表面だけ焼き入れ?ま、折れて飛ぶよりはましだ。ああ、糸が通ってるんだ。飛ばないや。じゃ、折れた方がいいかな。
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このマシンと一体になるにはもう少し時間が必要。

しかし生地が滑る。まち針で止める段階で滑ってる。思ったより厄介だ。最初は何度か耳を等幅に残して縫う練習をした。しかし、寄ったり、詰まったり..うまくいかない。小一時間練習して、何とか縫えそうな感じがしたので練習を兼ねてスタッフザックの縫製に取りかかることにした。そう、私は気が短い。幸い、スタッフザックがあと4つくらい取れそうなくらいに切り残しがある。
実際のモノを縫うときは、生地をあっちに向けたり裏返したりと、練習時より格段に難しい。縫い跡がパラパラと外れてくる。ミシンが縫ったふりをしているだけだ。なんでだろう?もう見た目はいいから、解けたところは解いてしまって上から何度か重ね縫いをした。途中からヒゲが飛び出してる。そういえば、そんな風に縫われているのを見たことがあるなぁ。プロでも大変なんだなぁと、いろいろ得心した。難しいのだよ、ね。
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小さな袋に小一時間..汗は一升もかいただろう。大量の糸くずにまみれて、やっと袋が縫い上がったらしい。口に付属の紐を通してロックをかませて出来上がりだ!物を詰めたが、かろうじて袋の用を成している。
ま、少し嬉しいかな(照
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どーも糸が細すぎたようだ。細い方が良かろうと#60を買ったのだが、身の回りのSilNylonモノを見ると糸はもそっと太い。太い糸で、上下の張りを強くして細かな目で縫わないとダメっぽい。
糸と針とチャコを買い直しだ。それと、手元に恐ろしく切れる鋏を置いておかないと。ああ、まち針は頭が小さいの、必須。
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緩い縫い目。駄目ダメ。

明日は新しい糸針セットで調子を合わせて、ペグ入れの小さな袋を縫ってみよう。
Flat Felled Seam縫いなんてできるんだろうか?心配になってきたが..どーやら手芸屋の会員カードを作った方が良さそうだ。


追記
糸を#50に換え、お釜のねじを締めて下糸を強くし、上糸も調子を合わせていったら結構強めの位置で調子が合った。目を細かくし、ゆっくり縫ったら良い感じに縫えたので、ペグ袋を縫ってしまった。目がしっかり詰んでいる。ユルい駄目ダメは無くなった。
今度はflat felld や端の始末を練習してから本番に望む予定。
調子があると、ミシンはカタカタと軽快な音で縫い進む。
縫うのも結構楽しいな。現実逃避にはもってこいだ!

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縫えるようになったことを家人に悟られてはいけない。雑巾や何やらやらされる...
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by ulgoods | 2008-09-02 02:28 | MYOG | Comments(23)