<   2007年 08月 ( 6 )   > この月の画像一覧

ゴア靴下 / ROCKY GORE-TEX Socks

ゴア靴下 / ROCKY GORE-TEX Socks

GORE-TEXの靴下である。買ったが、あまりよく見ていなかった...
昨日の夜明けのランブラーさんのblogでSeal Skinzの防水靴下をやっていたので、よく分からないままに質問を浴びせてしまった。gameraさんにはテストをしてお答えいただき感激である。
うむ、あれも結構防水らしい。
で、自分も少し時間があったので買い置きのROCKYも試してみた。

これはGOREのハードシェルとソフトシェルが合体した構造で、爪先から踵が伸縮性無しハードGORE、爪先から足の甲が伸縮性になっている。Seal Skinzとは異なる構造だ。
e0024555_2328750.jpg

先ず履いてみた感じだが、2層のゴアと言うのだろうか、内側は人の肌に触れる考慮がない。ので、何か靴下を履かないとだめだ。厚みだが、開封後のイメージ的にぶ厚い記憶があったんだけど,実は買った時の記憶は当てにはならず、かなり薄い。普通の雨具と同じくらいの厚み。厚み的には靴のサイズを1つ上げるほどの厚みではなかった。甲の部分が結構伸びるので厚手の靴下でもイケる。
縫い目はシームシールされている。
e0024555_23282378.jpg

で、テストだが、履いた状態で風呂の残り湯に足を突っ込んでみた。Seal Skinzの内部と同じになるよう、coolmaxの薄手のソックスを履いている。
予想としては甲の部分の伸縮素材から漏る気がしていたが...
e0024555_23283978.jpg

30秒くらい経って、ああ、やぱり!という感じで足に濡れを感じた。しかし、足の指をうにゅうにゅさせたが実は濡れた感じがない。?不思議だ。というままに5分くらい漬けていた。
いい加減飽きたので足を上げて靴下を脱いだが...おや、少し湿っぽい感じだけど液体の漏れはみられない。珍しく裏切られた感覚。濡れ感は、たぶん温かい湯に漬けたので汗をかいたのだろう。実際は全然、不思議なくらい濡れていない。
先ずは合格だ。

これ、Seal Skinzと違って足底はモロにGOREの素材、雨具と同じ素材なので踏んだりしていても透水圧まで漏らないだろう。期待を裏切り甲の部分もなかなか保つ。ここはゲーターを履くので保護されるし安心だ。
と言うわけで、結構な防水靴下だった。

ゴア靴は透湿性に優れていると言われるが、何か勘違いが多い。
結局は水分を通し難い膜で構成されているので膜を突き破るほど内部の水蒸気圧が高くないと湿りっ気は抜けない。あるいは3層の層に液体の汗が染み渡ってやっと膜に移って抜けていく。外側が濡れているのに水蒸気が飛び出ていくのは、よほど内部が蒸れていないとダメそうな感じは思考してみてもそんな気がするだろう。
構造的にも販売モデル図にあるようなきれいな微少孔が整然と並んでいるわけでもない。
当然、蒸れに関してはゴア靴とメッシュ素材の靴とでは雲泥の差がある。雨が降らないのに透湿性に優れるとか聞いて有り難がってゴア靴を履くのは大きな勘違いなのだ。余計に足を蒸らしてマメを量産するようなものだ。
メッシュ靴は軽いので足腰への負担も少ないし、足も乾いたままで良いことずくめだ。
が、日本は多雨である。雨でメッシュ靴はちょと辛い。で、んなとき履こうと買ったゴア靴下!靴のGOREブーティだろうが、GOREの靴下だろうが、足が濡れなければ幸せだ。ゴア靴だって長い時間の雨ではグタグタに濡れるしね。あれは中からか?で、靴の折れ曲がり箇所では膜も破れるだろう。であれば雨の時だけGOREの靴下を履くのは合理的だ。
e0024555_2336117.jpg

MontrailのNamcheでこんな感じ。

また、冬季、スノーシューで歩く時など、これで防水して更に靴の外側をTyvecやネオプレーンで防水保温する方法が提唱されている。湿雪ではわからないが...うまくやれば電車の中で分厚い冬靴を履くのは免れそうだ。
今年の冬はメッシュ靴、GORE靴下、防水のオーバーシューズでスノーシューしてみようと思う。ガキの頃冷たい雪の中、ゴム長靴一丁で過ごした経験上、足が凍るのはイヤだ。一回目は防寒靴も担いで行くつもりだが。

お高いGORE靴、履かないで済めばそれに越したことはない。靴下で済めば履き回しが効く。とはいえ、フィールドテストが完了していないので..情報お持ちの方、情報乞う。



参加中...ずいぶんと更新をサボりました。すんません。戻りはここからClickで!

[PR]
by ulgoods | 2007-08-23 23:44 | 生活系

Ti-Tri Caldera Cone Stove System / チタンのカルデラ

Ti-Tri Caldera Cone Stove System

Trail Designs の新作でTitanium Goat製になるチタン製のカルデラコーンストーブを入手した。ファーストロッドだと思う。
チタンで耐熱性を得たカルデラコーンは薪を燃料とすることもできて、アルコール、固形燃料、薪の3種類の燃料を選ぶことができる。

セット内容は
コーン 48g
ポッド 98g、(78g w/o Lid)
チタンペグ2本
アルコールストーブ
アルコール燃料ボトル
アルコール計量カップ
Esbit燃焼台(スチール)
Esbit燃焼下敷き(アルミ)
Esbit3個
収納カップ
収納メッシュスタッフザック
で構成される。
e0024555_19342372.jpg


ポッドはBrasslite 0.9 Liter (900 ml; 30 oz) Titanium Mug/Cook Potと思われ、ペコペコの薄いチタン製だが、蓋に湯切り穴があるとか使い勝手は良さそうだ。

別途SnowPeak900用のアルミカルデラを持っているが、そちらは
コーン 43g
ポッド 104g (w/o Lid)
となっており、コーン自体は若干軽いがポッドが重すぎてどしようもない。カルデラ自体はチタン製の方が若干背が低く表面積が小さいが、シッカリしたチタンが使われており、それなりの重量になっている。
やはりチタンは丈夫そうだ。JMTをアルミのカルデラで過ごしたが、帰ってきたらボコボコになっていた。チタンならそれもあるまい。尤も、現在カップとセットの900版しかないので、200ccあれば足りる食生活にはちょとだけデカイ。個人装備にどうだろうという議論もBPL辺りでなされていたが、薪で燃料節約を確実に期待出来るのであればデカくても構わないと思う。

さて、早速燃焼実験を行った。
アルコール、Esbitでの燃焼経験はあるので、薪を試す。
場所はいつものキッチン。T-FALのフライパンをひっくり返して燃焼場を用意した。
溝を通し円錐台を立ち上げ、チタン版で追加された上縁の穴にチタンペグを貫通させる。このペグに鍋を載っけて下で薪を焚く。通常アルコールで使用する際にポットの取っ手を出す切り欠きが薪投入窓となる。炎のクリアランスを大きく取れるので一石二鳥だ。
点火は..ちょと難しかった。今回は手の消毒用のアルコールジェルを着火材にして、使い古した割り箸を薪とした。ので、着火は一発!すぐに安定して燃えだした。
e0024555_1935967.jpg

やはり、カルデラ形は煙突効果に優れている。底面付近のエアインテークからの空気流入が炎の動きで判る。広い底面のあちこちで起きた炎は収束しながら上に抜け、着実にポッドの底面を舐めてから切り欠きから抜ける。ポッドはキッチリはまっているので炎がポッドの側面を舐めることはなく、ポッドが汚れないのはいいことだ。
やがて湯は沸く。
これなら、薪の加減をしてやれば煮込みも可能だ。アルコールやEsbitでは煮込みは出来なかった。せっせと拾えば薪は集まるから、燃料を気にせずラーメンを煮ることができそうだ。

が、重大な問題がある。これは直火なのである。地面を焦がす。問題だ...
岩や砂地なら問題ないが草地では困る。尤も、カルデラ体があるので草地でも延焼は防げそうだが、カルデラ内は黒焦げだろう。
で、出るよ出るよと聞いていた頃からTDのRandやTGのDJには何か燃焼台が要るかもしれないよ、と言っていたが、ま、彼らはあまり興味ないようなので、それは私が工夫しますと言ってしまった。たぶん、100Yenへ行けば何、メッシュの鉛筆立てとか、ラーメンの湯切り笊とかあるだろうから、そういうのを使おうかなと思っている。重量がどうなるか、BushBuddyの146gより軽くないと嬉しくない。
ま、ぼちぼち探してみよう。アイディアも募集します。

BusshBuddyは薪ストーブだが、Esbitも燃やせるだろう。でもアルコールは無理っぽい。BushBuddyには風防が要る。軽量な燃焼台が確保出来れば風防込みのチタンカルデラの方が優位と思う。二次燃焼はないけど煙突効果と上縁を絞ってある効果で充分に湯が沸く。燃料の投入も容易だ。なんしか、燃料が落ちているわけだから燃費を気にしても仕方ないし。

キャンプファイヤーモードで燃やしてみたが、結構盛大な炎が上がる。
e0024555_19361468.jpg


相変わらず収納に問題はあるが..
こんな感じで収納するが、アルミと違ってチタンは堅いのでベコベコになることは無さそうで安心している。
e0024555_19373824.jpg


鍋は底だけが煤汚れるだけなので、ラーメンを直接食べても唇が汚れずに塩梅よさげ!
e0024555_19385422.jpg


薪の炎に炙られて、(イマイチ高温にしなかったのでキレイじゃないけど)チタンにも焼き色が付きました。

カップだが、BPLでは刻印を追加してFire-Liteと言って売っている。BrassliteではBrassliteチタンマグと言って売っているが、同一シリーズだ。BPLのは微妙に50ccくらい小さくして、軽量感を演出&刻印で差別化という感じか。ま、SnowPeak製のフライパン蓋や、気の利かないステンレス蓋のやつに比べると薄いながらも軽量でULハイカーには嬉しい作りになっており、各種サイズ揃えようかという気になる。


追記
Trail DesignsのRandさんに写真を見せたら、串は奥まで刺した方が少し安定性が増すよというアドバイスをいただきました。

One thing you
will want to do is make sure the stakes are pushed
in all the way. I noticed on your second picture
that the stake is not all the way in. This will
make it a little less stable.

次回からは奥までシカと刺します!




参加中...ずいぶんと更新をサボりました。すんません。戻りはここからClickで!

[PR]
by ulgoods | 2007-08-22 19:43 | 燃える系

生活編

生活編

その他の小物について。

パッキングシステム
Backpack 304g MLD Zip
Waterproof liner 66g Sea to Summit 36L

・Zip
とりあえず 2950ci / 47L のバックパックとして軽量である。仮想フレームとしてRidgeRestを使い、かつその状態で熊缶が入るので採用した。1週間分の道具を入れてまだ余裕があった。
これはULザックとSULザックの境目にあるザックかと思う。一応、ショルダーストラップにパッドが入っている。背面パッドはない。ヒップベルトが付いている。大きなメッシュポケットは便利であった。シェルター、Bivyなどはメッシュポケットが定位置。
最後まで快適に担げたので、このザックで良かったと思っている。

今回、同行のjoxterさんはクラシックなGoliteのBreezeをお使いだった。これはヒップベルトがないザックなので、荷重を腰骨に分散させる手法としてウエストバッグを巻いて、その上にザックを載せる作戦であった。上手い方法と感心した。が、後で聞いた話ではウエストバッグのストラップが胃に食い込み、食欲と水分補給の意欲を減退させたという。最終日のLittele Yosemiteではかなり苦しそうであった。途中までご一緒したchaoさんも同じ構成で担いでいたが、やはり、脱水症状で苦しんだ。ザック胃袋締め上げ説が原因か定かではないが、ザックと体の接合も重要と思う。
Zipであるが、軽量化のために
・バックル類が一回り小さく華奢だ。荷重がかかると保たない。
・ハーネス類が幅が狭く薄いので、撚れる。
という傾向がある。特に前面の縦を締めるストラップのバックルは、これは設計のミスであろうが、前面の生地に何気なく固定されており、ついストラップを握ってザックを持ち上げると全荷重が集中するので、途中で千切れてしまった。華奢なので気を付けなければならないと痛感。生地も花崗岩にすれて少し切れた。縫い道具は持ったので修理可能であったが、致命的ではなかったので、最後まで放置した。サンフランシスコのベーさん宅に戻ったら、ベーさんも壊れたザックは放置出来ない方なので、当て布をしてミシンで修理していただいた。オリジナルよりは荷重の掛かる範囲が広くなったので強くなったと思う。
e0024555_1553960.jpg


担いだ恰好は、写真を見て思ったのだが、いささか後傾気味だった。腰に荷重を掛けるのが好きなので、ショルダーを弛めるからか。バランスが問われる岩場もなかったし、結果として腰に荷重を掛けて疲労が少なかったと思う。でもちょと格好悪い。
e0024555_15532940.jpg


SULへの移行として、このザックとほぼ同じ大きさの Prophet を発注した。150gである。8週間は待たねばならないが、秋のハイキングで使いたい。


・Waterproof liner
雨と渡河時の転倒を考えてザックカバーではなく、ザックとほぼ同じ大きさの防水のライナーを使った。ザックの汗濡れから寝袋を守る目的もある。
小物はそれぞれ防水を考慮した袋に入れた上に更にこれを使ったので小袋類の重量が重複して無駄であったが、ザックカバーを持つよりは完璧な防水が期待出来る。寝る時に夜露に濡らしたくないものを放り込み、持ち運びができたので便利であった。


その他

ハンディウオッシャー 25g
用をたしたお尻を洗うのに使用。これは清潔に保つと共にトイレットペーパーの使用量を減らす目的で使った。
有難いことに雲固は毎日出た。ただし、食う量が減っていたので盛大には出ていない。が、クスクスでオリーブオイルを多めに摂ったせいか、スッキリ系では無く、油分が多いねっとり系の印象だった。わたし的には、これ系の始末には通常は大量の紙を要することになっている。あ、紙がない..と言う状況は避けたかったので、50gの計画のところ、モンベルロール100gを持っていったのだが、ウオッシャーと併用した結果の6日間の使用量は26gであった。途中、SunriseとLittle Yosemiteでは公設のトイレで紙をいただいたので、6-2で4回が26gで、一回当たり7g弱の使用で事が済んだ。気温が高い中でもお尻辺りの障害無く歩けたから充分清潔を保っていたと思われる。単に持ち歩く紙を減らすだけでなく、残してくるものが少ないのは良いことだ。紙は動物が掘り出して風で飛ばされてあちらこちらにへばり付いて景観を悲しくすることがあるしね。これは良かったと思っている。


Caldera Cone Stove
カルデラコーンシステムは省燃料で湯の沸きが早かった。
今回は6日間のアルコール使用量は約120cc、100g程度であった。途中、焚き火で2回湯を沸かしたが、このストーブで11回の炊事をこのストーブで行い別途コーヒーも飲んだ。ああ、一回はEsbitを使ったから、アルコール使用は10回である。当初14ccで400ccの湯を得る計算であったから、概ね計算通り。高所であったから少し節約できたようだ。
ストーブの持ち運びは写真のようにスタッキングしたが、やはり、風防がボコボコになった。
e0024555_15553836.jpg

ま、これでも一回200cc程度の重さなら崩れるなどがなかったので、用は足りた。今回は強風はなかったが、風が出ても影響は少なかっただろうから悪くはない。

同行のjoxterさんのシステムはもっと良かった。手持ちの道具で再現すると、写真のようになる。
e0024555_1556814.jpg

A&Fの小さなチタンカップにスノピ極用の蓋、Esbit Wing Stove にチタンフォイルの風防である。この組み合わせは昨年OdBoxの土屋氏がBlogで公開したものだ。
結局、一回当たり200ccほどの湯が得られれば飯は食えるので、このストーブで湯を沸かし、沸いたらサッと息で炎を吹き消してしまう。次回は燃焼台に膠着したEsbitに再び点火するので無駄が少ない。燃料は継ぎ足して使用出来るのが良い。結局、Joxterさんの燃料消費は1日に14gEsbitが1個であった。
4gの小さなタブレットも便利だと思うが、USでは販売されていないようだし、飛行機で持っていくこともできない。4gが売っているのは日本と独逸だけのようだ。
マネをしてCaldera Coneのアルコールストーブをひっくり返して燃焼台にしてEsbitで使ってみた。グリッドの燃焼台ほど凶暴に炎が発たずに良い燃焼であった。燃焼後には燃料の結晶?が観察出来た。
e0024555_15563684.jpg

Caldera Coneは近日中に薪を燃やせるチタン版が出るという。3通りの燃料が使える。それはそれで楽しみ。
ATを歩く場合などは燃料の補充がし易いアルコールが優位だろうが、1W位のトレッキングならエスビット吹き消しに軍配が上がりそうだ。


・水、Seychelle&AquaMira
水の浄水にはセイシェルで濾過し、AquaMiraで消毒を行った。
見た目濁った水はなく、セイシェルだけで充分に思えたが、トレイルを流れる小川には時として馬の落とし物が浸かっていたこともあり、個人的には化学的な処理を行って安心感が持てた。この方法は手間もさほど掛からずに軽量あるので、成功だと思う。
味は..数回やれば気にならなくなった。


・ライト
生活にはe+Liteを使ったが、たまには周囲を照らす必要もあろうとJiL Lite の JCR2 HI (35g)を持参した。CR2を一本使用する3WのLEDだ。これはいざというとき役に立った。一泊目、贅沢にも川で冷やしたビールにありつくが、暗くなってから冷やした場所を見つけられない時、このライトで探し直したら目出度くビールにありつくことができた。TuolumneのLodgeでビールをしこたま飲んだ後、夜道をWildanessに張ったテントまで戻る時も夜道を遠く照らせて役に立った。
e+LiteとJILの組み合わせでも重量的には61gであるから軽量だった。


メディカルキット
今回は主にマメの治療で使い、バンドエイド、抗生剤入り軟膏、絆創膏、消毒タオルの類が活躍した。
マメは、やはりできた。私は右足にトラブルが多いのだ。
まず最初に右足の人差し指の根元に小さなマメができた。これはバンドエイドで対処したのだが、それがいけなかった。バンドエイドのバンドと擦れて、翌日には親指が広範囲にマメ化した。数日後にはそれを庇ってか、踵の外側も剥けた。今回、追加でジェルパッドの付いたマメ用のバンドエイドを持参したが、これは良かった。マメに穴を開けて汁を出し、ジェルパッドを貼ってシッカリテープで固定して1日、翌日は皮を取り外し、ジェルパッドのジェル部分を再利用して抗生剤を塗った患部に当ててテープで留めるようなことをした。
e0024555_1557953.jpg

痛みはほとんど無かった。化膿することもなく、治りも早かった。


持っていった小物達は概ね正解だった。
無駄なものはなく、全部目的通りに使用した。ただ、削れるものがなかったかといわれれば、数十グラムは節約出来ただろう。
SUL化に当たってはその辺も見直さないといけない。

いつまでもSierraでもないので、次回くらいには切り上げよう。



参加中...戻りはここからClickで!

[PR]
by ulgoods | 2007-08-12 15:59 | 生活系

寝具系

寝具系

今夏のSierra旅で使った寝具は
寝袋 576g Western Mountaineering SummerLite
パッド 269g RidgeRsst
枕 28g FlexAir Dual Compartment Ultralight Pillow

実際には
防寒着 210g Montbell Inner Dawn
股引代わり 292g UniQlo Micro Fleece pants
を併用した。
空気枕は使わなかった。ストローが行方不明になって(後で見つかったが..)、スタッフザックに入れた着替え等で代用したが、マットからしてbivyの中に入れたので、ズレることなく眠ることができた。

montbellのinner dawn pantsが手に入らなかったのでユニクロフリースで代用したが、ジャケットと比べると結構な重量だった。まあ、。これの外にウインドパンツを穿けばある程度の濡れにも耐える防寒パンツシステムになる予定なので許す。
目標として零度で睡眠が取れることであったが、当然、零度まで気温が降下した形跡はない。ただし、4泊目のTuolumne Meadowsでは朝に熊缶の結露が凍っていたから結構低い温度にはなったようだ。
e0024555_8295391.jpg

これを語るには正確な最低気温がないと意味がないのだが..
最低気温の取得に関しては後で触れる。

結果的にはこのシステムで不安なく眠れた。フードを被らず、頭を露出し、明け方冷えてフードを被って寝直したが、暑過ぎず、過ごし易い温度であった。
e0024555_828360.jpg

結局、こんな感じで寝てた。


今回の寝具系には概ね満足しているが、もっと良いシステムがあった。
同行のjoxterさんが持ち込んだNunatakのQuilt、Arc Ghostである。摂氏0度に対応しQuantum生地製なら14oz(397g)という軽量ぶりだ。ま、お値段は軽さに反比例して$300を越える...この時期のSierraだったら、重量パフォーマンスとしてこれが最善だろう。joxter師に聞いた話では、1,2晩は背面を閉めて保温性を上げたが、他は掛け布団であったという。joxterさんのシェルターはtarptentのcontrailで一応屋根壁で被われていたことも若干関係するかもしれないが、この軽量さにはビックリだ。
手に入れねば、と思う。で、Nunatakのページを見ていたらクリアランスページでダウンセーターSkaha Plus with pocketが少しだけお安くなっていたので、注文してしまった。EPIC生地、ハーフジッパー、暖め用の腹ポケット付きで9 oz.だ。真夏に分厚い冬用ダウンものを買うのは3年連続だなぁ。こんなのや、こんなの。やはり、こうも暑いとキリリと締まった寒さが懐かしい。
ふかふかのダウンジャケットとQuikt、あるいは下半身ハーフバッグで寒い時期の睡眠系を構成してみたい。そうなるとマットの断熱も重要になるので、ORのダウンマット7も欲しいなぁ。もう雪原野宿を夢想している...暑いからね。

夏用のQuiltはMFD製のGeckoがある(既出のサラマンダーの夏版)。耐水性のあるMomentumシェルに化繊Primaloftを入れ、なおかつ1 lb.で仕上げて貰った。姉妹品がとある山道具広告大全本の記事中の写真として小さく出ている。現在、背面のストラップを準備中で今期中のデビューを狙っているところ。

寝袋の適否を語るには少なくとも最低、最高気温データが必要だ。今まではそれがなかったので、感覚に輪を掛けた感覚で語るしかなかった。というわけで、帰りに寄ったバークレーのREIでデジタル温度計をGetした(Coghlan's Time and Temperature Digital Dangler $7.95USD)。
e0024555_8242961.jpg

時計、アラーム、気温に加え、最高、最低気温を保持できる。ストラップ付きで33gではあるが、しばらくは携帯しよう。この手のものは機能を削っても重量は減らない。電池は2年保つそうだ。OFFスイッチはない潔さ。これがあれば1時間毎に気温を記録することから開放されて眠ることができそうだ。
冬用の寝袋にはフードを被った耳辺りにアラーム入れの小さなポケットがあるが、寝袋内温度には今のところ興味がないのでコイツは使えないなぁ。

睡眠系に関しては、Nunatakのキルトにすれば良かったぁああああ。
何やら来年はUSの軽量道具の大手もキルトを出すという噂があり、ブレークするかな?


参加中...Quiltを使うと自然に寝相が良くなりますyo...なんしか窮屈じゃないのがよろしい。というわけで、たまにはClick!

[PR]
by ulgoods | 2007-08-10 08:31 | 生活系

屋根系

一段落したので、Sierra旅に使った装備の検証をしていこうと思う。

■シェルターシステム

屋根系としては
・シェルター 312g GatewoodCape(雨具兼用だが、Base Weight的にはこちらにカウントした)
・ポール 0g (OdBox FoxTaiL Trekking poleを流用のため)
・Bivy sack 275g Titanium Goat The Reflect-Tex, Epic, Bivy Large
の組み合わせを使った。

最初のAgnew Meadows付近とIskand Passでの最初の2泊目は一応、雨の待避場所の屋根は張ったがBivyザックのみで寝た。だって、天の川と流れ星が素晴らしいので、屋根があったらもったいない。
e0024555_22542128.jpg

Island Passは10205 ft. の高所なのだが、どうやら後述の水辺に比べて岩山の上は暖かいようだ。同行のjoxterさんが撮ってくれた写真であるが、私も結構、行儀よく寝ているらしい。

3泊目(Lyell Fork)、4泊目(Tuolumne River)は川の近くで夜露が辛そうだったので屋根に入った。実際、濡れたし寒かった。
e0024555_2256207.jpg

8670 ft. 付近、日の出直後、霜

5(Sunrise)、6泊(Little Yosemite)目は、熊に襲われた時にBivyのみだと私はほとんどブリトーにしか見えないだろうから、イキナリは止めて頂きたくのココロで包装紙程度の意味合いでシェルターに入った。

当初、宿泊システムには摂氏0度程度で睡眠が取れると事と数時間の降雨を想定したのだが、降雨による濡れに関しては心配する必要もなく、背負うのが納得出来れば何でも良かった!ことになる。

天候は話には聞いていた通りで、最初は半信半疑だったが、やっぱり乾燥していた。シエラ飯の本(「シエラの暮らし」、清水秀一氏著)では降雨に悩まされた話を読んでいたので、気温より降られたことのことを考えた装備であったが、結果として雨は降らなかった。後出しジャンケンのようだけど、実は降らないことにはある程度の見通しがあった。というのも、シエラ飯本の記述と該当日の周辺都市の降水記録と付き合わせて見た結果(便利な世の中だ)、確かに清水氏が歩いた年は記録的な降雨だったようで、近郊のBishopで雨が降った日は清水氏の本でも雨が記録されてることが分かっていた。雨の空間スケールがそのくらいだということ。で、多年にわたる夏の降雨パターンも、7月中旬に降雨がなければ夏は雨が降らないという勝手な仮定をして、出発直前までBishopとMammoth Lakesの天気を眺めていたのだが、ま、降っていなかったので大丈夫という変な確信を持ったのだ(結果論)。が、まるっきり屋根を持たないのも大人としてアレだから、雨具兼屋根になるGatewood Capeを選ぶことにした。こいつは雨具と思っても軽い方だし、ポールもトレッキングポールの流用だから、本来のシェルターとして計上する重量はBivyだけだが、安心感のある屋根系を構築できた。

そのBivyはTG製を出発直前に取り寄せて使った。似たようなBivyでBozeman Mountain WorksのVapr Bivy Sackも持っているのだが、TGのBivyは蚊帳の付き方がユニークで、蚊帳の面積が広いのが良い。頭の皮を剥くと土筆坊の頭の部分が全部メッシュとして露出することができ、
e0024555_2304380.jpg

吊らなくても充分換気を確保できる。というのも、シェルターに頼るとGatewood Capeは自立しないから、例えば花崗岩の岩の上で寝るという自由が制約されるけど、吊らなくても良いBivyならどこでも寝られる余地が残ると考えたわけだ。結局虫が居らず(居たかもしれないが私には来なかった)、メッシュからも頭を出して寝ていたのでVapr Bivyでも良かったが..。
今回は重量を気にしてグランドシートを持っていかなかったので、仮に花崗岩の上で寝たら一発で摺り下ろしリンゴ状態の穴が空いただろう。

川沿いで寝た二晩はEPICのBivyも足元が結露で濡れた。夜中に濡れに気づいたが、一応寝袋も耐水シェルなので慌てずに寝た。朝日が昇ってから花崗岩の上に広げて乾せばいいや、というくらいのことを寝ぼけ脳みそで考えたが、致命的なことはなかった。
e0024555_2323381.jpg

結果としては、雨も降らず、どうせ結露で濡れるのだから、装備の正解は重量が3.5ozも軽い4.5ozのBasic Bivy regularサイズで良かったと思う。お安いし!TGのBivyは安価なので良い。しかし、作りは、かがり縫いがしてあったりでBMW製より上等だ。

今回、グランドシートを持たなかったのは失敗だったと思う。Sunriseのキャンプ場とLittle Yosemiteでは地面が砂や乾いた土で埃がひどかった。どーせ、マットもBivy内に入れるし、Bivyの底もあるんだから要らないやと思ったのだが、持つべきだった。草地はよいが、乾いた地面と顔の間に少し敷物が欲しかったし、EPICは土埃をよく吸うし。
Bivyの穴を気にして岩の上に寝なかったのだから趣旨が貫徹していなかったことになる。反省。実際、Sunriseのキャンプ場では寝たら気持ちよさそうな平らな、塩梅のよい傾斜の大岩が横にあったのだ。ま、向こう側に落ちたらタダでは済まないがね..。出発直前に障子貼り用の無地のTyvekを入手したのだが、重量的には建材用と変わらなかった。で、もーなんやら面倒なので結局持たなかったのだ。どうしてもBase Weightを4700gに押さえたかったし。

行く前はペグの刺さる寝場所を確保できるか心配だったが、これも結果的には何でもアリと言うことが分かった。というのも、ルールさえ守れば岩が好きなら岩の上、ペグが欲しければ土の上の寝場所が選べるのだ。一本だけ地面貫通用にチタンのネールペグを持ったが、それすら使う必要はなかった。逆に砂地ではペグが上手く効かない箇所も多い。その場合は、ふんだんにある岩を重石で使うことになる。
経験豊富なベーさんの話では氷河から降りてくる風は冷たいということだが、運悪く、そんな素晴らしい景色の場所では宿泊時刻にならなかった。もし風が冷たい時はGatewood Capeの背を向けて地面にピッタリ付けて風を遮るつもりだったし。
屋根系に関しては我が選択に後悔なし!

雨期のSierraは知らないが、乾期のSierraは何でもありシェルター天国と言えた。どーせなら軽いテントの二つや三つ、とっかえひっかえ張り比べで担いで行っても良かったな。ULとは言わないがUL装備で行ったと言えないことはない。



参加中...結果オーライは綿密な計画に裏打ちされていた!と思ってくれた方はココをClickとか!

もっと削れたじゃないか臆病者め...
[PR]
by ulgoods | 2007-08-05 23:10 | 宿泊系

Sierra2007

一部から、写真を出し惜しみしていないか?というご指摘を受けましたので人物の写らない写真を選んで時系列のアルバムを公開します。

e0024555_6392330.jpg


アルバム Sierra2007はこちらから



参加中...Sierra、いいねぇ、と思った方はココをClick!

[PR]
by ulgoods | 2007-08-03 05:29 | 山行