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Caldera Cone Stove / Trail Designs, AntiGravity Gear

Caldera Cone Stove / Trail Designs, AntiGravity Gear

この変な形のアルコールストーブのセットはTrail Designs社が製作し、AntiGravity Gear(AGG)が販売しているCaldera Cone Stoveという。カルデラ火山のカルデラだ。と思う。
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まだ使い込んでいないのだけれど、First Impressionを書き留めておく。

昨年の後半からか、AGGの手作りっぽい製品は国内のごく一部のお店で手にすることができるようになったのだが、残念ながらCaldera Coneは国内に入っていなかった。実はこれ、以前から少し気になってはいたのだが、まー、わざわざ買うに至らずにいたところ、BPLのフォーラムで知り合った日本在住の米国人の方からデモを見せてくれるというナイスな連絡を頂き、やっと手にする機会を得た。彼は、とある会社のエンジニアでTrail DesignsとAntiGravity Gear双方と友達なのだという。で、一通りデモを見せて貰った後半では、こりゃ使えるかも!と思うようになり、追加でいくつか取り寄せた次第。

これ、要は風防兼五徳とアルコールストーブのシステムなのだが...火炎の煙突の中にポッドをすっぽり収めるわけで、風防とストーブと一体化し、熱を余すことなくポットに伝えることができる。以前「ターボー」さんが作成された煙突君を思い出す。もしかしたらUSの彼らもチェックしていたのかもしれない?カワサキさんも一体化構造は出来ないかとお尋ねであった。ケリーケトル化は難しいが、これは一体型の一つの解であろう。まぁ、加熱された風防から熱が外気に逃げるので、ケリーケトルほどの効率は望めないが、作成が容易だという利点がある。ちょいと計算すれば望む円錐台の諸元は求めることができる。
既出の基本構造なので特にビックリでもないが、安定性を持たせ、かつ運搬性を考慮しつつ精度良く作られており、使える物に仕上がっている。

材質はぺなぺなのアルミ製なのだが、扇形のアルミ板を円錐台形に丸めてカルデラを作り、頂部に水の入ったポッドを埋め込むと(カルデラに上縁が正確に引っ掛かる)重量が掛かりガッチリ安定する。底面が広いから微塵の不安定さも感じられない。これは安全だ。ひっくり返して火傷することがない。こういう安定の仕方はこれまでのどのストーブにも無い感覚だ。重量が掛かって華奢な構造が安定するのはデザイン的に正しい。ただし、それなりに広い底面積を必要とする。
倒れるケースは傾いたことによって重心が足の外に出るから、と言うよりは、傾いたことでカルデラ下部の材料が局所的にひしゃげて崩壊するといった感じだろう。普通に使っている分には鍋一杯の水を入れても危なげがない。鍋一杯に水を入れると沸騰でたいへんなことになるので、普通は半分程度しか入れないものだ。
組み立ての接合部も工夫されており、断面が台形の曲げになっていて、英語で何とか鳥の尻尾の形とか言っていたが..この形は強度が高い。この部分は作るのが難しそうだなぁ。
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ただし、ここを潰さないように気を付けないといけない。
ストーブはキッチリな円錐台な関係上、使用するポットごとにサイズが違う。手元にあるのはスノーピークの600,700,900用で、それぞれ36、40,42gであった。五徳+風防重量なので悪くはない。

組み立ては少しよじって接合部左右の上下を合わせてから溝を通すのだが、その際、手を切らないように気を付けたほうが良い。自分で紙ヤスリで丸めるか軍手をするとか。ポッドの出し入れも取っ手が熱くなるので軍手があった方が良い。

セットに着いてくるストーブ、12-10 Stoveという名前(外筒、内筒の穴の数!)で、2重筒になっている背の低いチムニー型だ。完成度は高い。
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この形式は外筒12穴から外気を取り込み、内筒上部の10穴へ気流を内側へ導いて、絞った口から細く長い炎が上がる。炎は狭い範囲に集中する形式で、Cone外で別な五徳を付けて燃やすと普通なら盛大に不完全燃焼するタイプなのだが、これは酸素不足雰囲気で上手く燃やすためにワザと狙ったデザインと思う。
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重量は別売にもなっている予熱皿と接着された状態で17g。予熱皿をケチればもう少し軽くなる。

このストーブのカルデラ内での燃焼だが、ストーブと鍋底の距離が五徳の距離が通常のストーブよりも離れている。SP700用で4cmだから少し長めだ。この距離が完全燃焼に寄与している。実際に不完全燃焼臭はほとんどせず、燃費も良い。
私は従来は風の影響を受けないように、できるだけストーブとポッドの距離を接近させる方向や、小さい炎や、強混合する燃焼を探っていたが、ここまで完全に風からシールドされると、それを気にする必要も無かろう。距離があれば、アルコールは完全燃焼するし、鍋底から漏れた不燃ガスが拡散することもない。全部閉じこめて燃やすのだ。
カルデラ内部での燃焼中の様子は見られないが、内部は高温になりアルコールの蒸発ではプラス側、しかし酸欠気味なので燃焼面では抑制側...ま、いいや、どこかでバランスしているんだろうから、ややこしいことは考えないで放り込んでポン、湯を沸かすだけならとても気楽で良い。

このカルデラの難点は持ち運びし難い点だ。丸めても円錐台をさほど細く巻き込めない。
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別な手としては、展開してザックの背中に入れるのだというが...パッドのないULザックでは痛いかも。それと、蹴飛ばしたりしてきれいな円錐面が崩れると、そこに力が集中して弱点になるだろうから少し気を遣う。この点も考えられており、カルデラを保護する役目も果たす軽量保温カップがセットになった3ピースセットが発売されると聞いている。ただ、カップを使わないなら重量的には不利だが..

細かなデザインの考えを聞いて感心したことがある。展開の写真で分かるが、円錐台下部のスリットが3穴部分、2穴部分、穴無し部分に分かれてる。これは120度毎に配置されており、風向きを考慮して、欲しい火力を勘案した塩梅のよい方向を使ってくれということらしい。
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どう向けると良いかは分からないが、そこは自分でやってくれと言う。この風防自身がストーブの火力調整機能を持っているわけだ。ストーブ自体は風がない状態では酸欠気味の雰囲気で静かに燃えるストーブだが、まだ屋外では試していないが風のある状態ではもう少し活発に燃えるだろう。

このストーブのユニークなところは固形燃料でも燃焼増進の効果があることだ。開発中だというEsbitストーブ台をお願いして送ってもらった。
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厚さ1mmくらいの鋼鉄製のメッシュを折り曲げた台で重量は6g。これがEsbitを良く燃やす。以前作成したYAES(Yet Another Esbit Stove)と同じコンセプトで、できるだけ多くの面を燃焼させて強い火力を得る作戦だ。垂れた燃料がストーブを伝って落ちる間に燃えて底面からも燃料を誘発するようだ。底に敷くアルミ板が添付される。私も、もっと細かなメッシュで同様の物を作成したが、細かいメッシュの方が燃焼ブースト効果は高い。
コーンのお陰で強い炎が出ても炎は完全燃焼して無駄なくポッドを加熱する。しかもEsbitにありがちな匂いや白い煙が出ることがない。高温で完全燃焼に近いと思われ、ポット底面の燃えかすもだいぶマシだ。ネバネバ感は少ないし、少し濡らせば簡単に拭き取れる。一度、網でない普通のEsbit台で大人しく燃やしたのだが、その時はポッド底面にはススしか着いていなかった。ネバっけゼロ!Esbitも上手に燃やせばきれいなモノと再認識させられた。


肝心の湯を沸かすテストをしてみた。
アルコール燃料では1/2 FL oz.(14cc)を使い5:30で400ccの水をほぼ沸騰状態に持っていき、同時に燃え尽きた。私の経験ではこれはかなり効率が高い部類と言える。またEsbitでは驚くことに400ccを4:30で完全沸騰させ!5分丁度で燃え尽きた。約1/3の時間で沸くけども、燃料の消費速度も通常の3倍くらい速い。こりゃEsbitストーブ界のJetBoilと言って良いだろう。

比較で再掲するが、拙作ヲヤジ3号では
3号のタイムトライアル結果
 燃料30cc、水400cc、トランギア五徳、ジェットボイル鍋
 沸騰開始まで 6:30
 沸騰終了まで 16:40
 完全消火まで 18:20
となっており、Caldera Cornの威力がわかる。ただし、燃料消費が速い。
本当の燃費に関しては比較するストーブが400ccを沸騰させた時点の燃料消費を計らなくてはならず、これはまだできていない。

一気に加熱するので煮込みには向かない。湯があれば済む食事向きだ。
ただし、ホントに風のある環境下ではカルデラの保護は沸騰したお湯の供給を約束してくれると思う。風防を使わないと湯が沸かないのはガスストーブも一緒だが、ガスストーブをここまで覆ってしまうと燃料缶が爆発する危険性があり、危険性のない分離型は重い。カルデラシステムの利点は大きいはずだ。
同様の密閉燃焼をさせるトランギアのストームクッカーは持っていないので性能比較できないが、重量的には比較しにくいほど遙かに勝っている。

このストーブ(燃焼部)だが、外筒の吸気口を可変にしてやることでも燃焼が制御できないだろうかと思っている。T_zさんのチムニーストーブの仕組みを導入するのだ。あるいは蓋をかぶせて上部の開口部の面積を変化させるか。付属のストーブ以外にも置き換えで楽しみ方はあると思う。
JetBoilは良いのだが、後半に炎を絞ってラーメンを煮たい...


さて、これを今回のSierraへ持って行くかを考えた。14ccで400ccの湯が得られると(高地だしもう少し少なくても済むかもしれない)、一日2回沸かすとして1oz(約23g)、7日でも161g、付属の燃料ボトルが26gなので合計で187g。Esbitが包装込み7日14Tabで210gの重量があるので、この日数では燃料系はアルコールの方が軽い。実は軽そうに見えるBPLのFireLite Titanium Esbit Wing Stoveも計ってみると13g(燃えかすが着くと15gくらい)、カルデラ付属ストーブは17gだからストーブ自体の重量の差は僅差だ。また、いつも使っているチタンホイールの風防も11gありで、ちょっと書き出すと(SP600用)だと、
カルデラ:36g+ストーブ17gで53g
Esbit:Wing Stove13g+チタンホイール11gで24g
だから29gの差だ。これはEsbit(包装含む15g)の2個分(1日分)に相当する。
燃料、ストーブ風防全部込みでは7日間で
カルデラ:23*7+26+36+17=240g
Esbit:30*7+11+15=236g
ほぼ同じで7日が分岐点になるわけだ。どっちを持っていくか悩ましい。お湯を分けて沸かすことを考えると計量することで無駄な燃焼をさせなくて済むアルコールの方が使い勝手は良い。燃えかけのEsbitを吹き消す手もあるが臭いガスが出るので嫌いだ。
一度はEsbitに傾きかけたが、Sierraでは丁度7日を過ごすわけで、わたし的な使い勝手的にアルコールを選択しようかと思い直し始めた。

Caldera Coneのアルミも一度曲がると弱そうなので、チタン版は無いか?と尋ねたら、既に開発予定には上がっているということだった。楽しみだが、ポッド毎に買うと高く付く...ちなみに、ポット毎に作るので在庫とか大変なのかと尋ねたら、実はCADとレーザービームカッターが連動した機器で無駄なく素早く切り出せるとのことだった。すげー!確か寸法を指定して特注の可能とどこかで見た気がした。
暗闇で見るとハロウインのカボチャの顔のようでもある。
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デモの後で発注やなんやでAGGの社長George(Tin Man)さんと何度かメールをやり取りしたが、とても良さそうな人だった。Sierraのうつくしい写真も頂戴し、今私のPCの壁紙になっている。オフィスの住所をGoogleMapで見てみたが、Yosemite公園が目と鼻の先、とても羨ましい。
AGGも2年くらい前の初期の頃は空き缶ストーブだけ売っている何か変わった感じのする店だったが、最近では系統的に品揃えをして他社の製品の販売なども行っており、総合ULコテージメーカーになりつつある。ジップロックのカップと建材の保温材を使った保温システムにしても、軽量で熱を無駄にしない思想のユニークな品揃えで、ただの風変わりではないことを物語っている。
最近の品揃えを見て気づいたのだが、AGGは昨年に店仕舞いしたDancing Light Gearモデルのタープテントを販売している唯一のショップだった。あれはBrawnyさんが作った物か尋ねたところ、彼女はShopを辞めて(いろいろあったらしい..)AGGがデザインと権利を買い取って細かな改良を施して製作販売しているらしい。そういえばDancing LightのタープテントはBPLレビューで少し叩かれていたっけ..そのBrawnyさんも徐々に開発に復帰しているらしく、丁度今頃は試作品のテストのためにバーモントへ2週間のトレッキングに出ているとのこと。どんな製品が出てくるのか楽しみである。という話しも書いてくれた。
Trail Designs社のものもAntiGravityだけが販売しているので何か契約があるのかもしれない。販売にまで手の回らない小さなコテージメーカーと、開発と販売を集約しているAGGは補完する良い関係にあるのだろう。Dancing Light Gearを引き継いだことを見てもそう思える。写真で見たGeorgeさんもShopのノリとは少し違って普通の人だった。

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参加中...
国内でも取り扱って欲しいよね、と思った人も、ここをClickで

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by ulgoods | 2007-06-26 00:57 | 燃える系

防虫計画 / Insect Repellent

防虫計画

雪解けで水が豊富なSierraの草原や森林部分は蚊の王国でもあるらしい(比較的標高が低い場所の話だろう)そんな蚊たちも普段は蜜や朝露で生活しているのだが、雌の産卵には高タンパクな動物の血液を必要とする。即ち彼らの王国の繁栄はそれを支える栄養の供給源がそこにあるわけで、王国の前では私も彼らの餌でしかない。
が、ただの餌とて吸われ放しも癪だし、私、痒いのは苦手なのだ。痒み止めも持つけれど刺されないのが先決だ。
というわけで防虫計画を進めている。

Sierraの位置する米国では西ナイルウイルスが警戒されているためか、住民がデカいせいか?強力な防虫剤が販売されている。飛んで火に入る夏の虫(虫に飛び込むのは私)もいやだし、郷に入れば云々、というわけで現地から防虫剤を取り寄せた。
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骨太の防虫計画としては薬品の塗布を減らすこととし、具体的には
・防虫機能を持った衣類を着用する
  Buzz Off 加工の衣類を着用する。
  衣類用の防虫、殺虫剤を使ってみる。
・防虫ネットを被る
  養蜂家みたいな。
・露出した肌にだけ防虫剤を塗る。
だ。

一弾としてBuzzOff加工の衣類、これは既に購入済みで、今回はズボンと帽子を持っていく。シャツは幕営地で着ても良いが、素材に綿を含むし、重いので止めておく。
防虫ネットは現在蒐集収集中。これは緑より黒の方が視界が良いようだ。一般に30g程度だが、極軽素材の10gというのも存在するが、まだ入手できていない。
ま、これらはそんなもんで良い。
問題は防虫剤だ。一応薬品だし。というわけで評判などを調べて良さそうなものを集めておいた。結局使うのは50mL程度であろうが、どれを持っていくか決めかねている。

強力防虫剤としては以前試したDEET10095%の残りがある。DEETは米軍で使用されていた防虫剤で、現在でも最強の防虫性を示している。が、これ、強力なのだが強力故に心配もある。湾岸戦争病の一因とも囁かれている。一応、薄いものは子供への使用も問題ないとされているが、軍の言うことは何かのトレードオフがありそうで、ヒネた私としては鵜呑みにしない。国内でもDEET配合の防虫剤は販売されており、医薬品で十数パーセント、医薬外では10%程度だ。これは油っぽくベタつき、しかもプラスチック類を溶かす。汗が落ちたり手に付いたDEETでメガネのレンズにシミを作りたくないので、代替があれば使わない。
DEETたち
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Picaridinは比較的最近に米国でも使用が許された防虫剤で、元はヨーロッパやオーストラリアで使用されていた。これはサラっとしていてプラスチックを侵さない。ヨーロッパ製というのも何故か安心感があるので、強い15%と子供用に弱い7%を入手した。
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服を防虫化するにはpermethrinを使う。除虫菊成分を化学合成した物らしい。洗濯回数から見るとBuzz Offもコレをつかっているんだろうな。軍隊仕様のトリートメントから手軽なスプレイがある。permethrinは防虫と共に殺虫の効果もある。接触で虫が死ぬらしい。というわけで、なんか肌に付くのが怖いのでスプレーを買った。衣類の表面だけ加工しようかと..が、それは誤りであったことが分かった「哺乳類には殆ど吸収 されず、エステル加水分解により急速に不活化される」らしい。
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さて、何を使おうか、と思っていた矢先、折良くBackpackers Magazineで防虫剤の特集があった。
飢えた雌の蚊200匹が入った箱に、防虫剤を塗った腕を一定時間入れ、また引き抜いて薬を蒸散させ、また入れて..を繰り返して最初に刺されるまでの時間を測定した結果が発表されている。どーやって200匹の雌だけ集めたのか?は分からないが...
順位は
1位はDEET98%で6時間以上
2位はDEET34%のローションでこれも6時間クリア
3位は40% oil of lemon eucalyptusの液体が4時間
4位は30%DEETとIR3532、20%DEETで3時間
7位は15% Picardinのスプレーが2時間
...
中には0分という物もあり...日本で発売されている10%程度のDEETは試験さえされていないが、1時間保たないと思われる。
Picaridinで良いと思っていたのだが、慌てて上位3位までを追加で手に入れた。

これを見る限り、34%DEETが薄い割に効果があって良さそうだ。
さて、この中で目を引いたのがoil of lemon eucalyptus、ユーカリレモンというやつだ。ユーカリ油は、ユーカリの 木(Eucalyptus globulus Labillardière)又はその他近縁植物の葉を水蒸気蒸留した精油ということになっている。知らなかった!日本で検索すると、アロマや植木のページが引っかかる。おお、何やらナチュラル!しかも効果が強い。これを試さないことには防虫剤は語れないだろう。ということで早速、追加で手配した。
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パッケージが変わった時期らしく、eBay辺りで古いパッケージの物が投げ売りされている。

なお、これらの効果や副作用は「昆虫忌避剤について」のページで見ることができる。

その他、CHIGGAWAYという硫黄成分も最近の米軍では人気らしいく国内でも手に入る。ので、比較用に入手した。CHIGGAWAYとは分かりやすい名前だが、蚊よりはツツガムシ対策の薬らしい。というか薬でもないので効能は謳えないが、薬局でなくても販売が出来る。
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さて、肝心の効果だが、まだ本格的な蚊の季節ではないので試せていない。しかし、効果もそこそこ大事だが、わたし的には匂いや使い勝手も考慮したい。まず、DEETは敬遠してみる。プラスチックやある種の合成繊維を溶かすとのだが、今回担ぐ物で天然なのは寝袋のダウンくらい。後は合成物だ。何を溶かして何は安全でという下調べも面倒だし気も遣いたくない。
基本的には効果があればレモンユーカリを選びたい。こいつは刺激性の柑橘系の匂いがして個人的には嫌いではない。体臭も消してくれるかも!と思ったが、蚊を遠ざける効果の一方で、ホントかどうかアレだが、強い匂いは熊を引き寄せる危険性も指摘され、ちょと困っている。これの(蚊に対する)効き目に関しては名古屋のとある方に効果を確認してもらえることになっている。結果レポートが楽しみだ。ま、熊の心配がなければコレだろう。
Picaridinも使いやすいので候補だが、こいつは香りがイマイチ。最初に焦げたプラスチック臭がし、次第にバニラの匂いに変わっていく。試しにつけたが少し頭痛がした。
体にはPicalidinを使い、顔にはユーカリレモンという使い分けという手もあるかな?両者のブレンドはどうだろう?

CHIGGAWAYは硫黄が主体と聞いて、古くなって硫化硫黄臭がしたらどーしよう?と思ったが、匂いはマッチの頭程度のもので臭くない。軍隊の現場では硫黄臭の方が匂いでバレないから都合が良いかもしれないな。これは例の200匹試験に登場していないので現段階で冒険する気にはなれない。

さて、たかが数十cc程度しか持っていかないのだが、一番頭を悩ませている。というか、思ったより楽しい分野だった。
なんだか、一生分の防虫剤を買った気がする。でも彼の地では防虫剤は安価だった。


参加中...
やっぱキンチョールでしょ、と思った人も、ここをClickで

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by ulgoods | 2007-06-22 02:26 | 生活系

装備計画その1 6nights 7days in Sierra

7月に行きたいと思っているSierra 6泊7日野宿の装備リストを考えた。

要求仕様として
  最低気温セ氏0度での宿泊が可能なこと
  数時間の降雨での行動と宿泊が可能なこと
  水以外を補給しないこと

これを満たす装備を道具箱から引きずり出した結果の重量は水食料なしで
  Base weight 4707g
  Packed weight 5057g (w/o Food and Water)
  Skinout weight 7464g (w/o Food and Water)
となった。

ここで言う
  Base weightとは行動中に変化しない、ザックを含む背負う重量
  Packed weightとは行動中に消費する水、食料、燃料を含む、トレールヘッドで背負う重量
  Skinout weightとは、身につける衣類の一切合切を含んだ重量
を意味し、軽量さの程度を知ることが出来る。

ちなみに、Base weightが
  <5 lb.(2268g)でSub UltraLight
  <10 lb.(4536g)でUltra Light
  <20 lb.(9072g)でLight Weight
と分類されている。

今回はUltra Lightの分類を少し越えているが、熊から食料を守る(=野生の熊を守る)ためのBear resistant canister(通常、熊缶)という食料容器を持つ。これが945gもあるのが辛い。しかし、これに食料を詰めないと山にはいることが許可されないので仕方ない。
一方、シェルターと雨具を兼用のGatewood Capeとしたため、雨具の500gくらいは浮かせることができた。本来、夏は乾燥して雨が降らない土地らしいが、降ることもあるようで悩ましい。冷えて死にたくないので一応何らかの雨対策は必要と考えた。

結構、細かく書き出したので、大きく増減は無い模様。
と言いつつ、まだ軽くする余地はありそうだ。
枕、SleepingPad辺りは省略できるかもしれない。
寝袋、防寒着を合わせてゼロ度での眠りを予定しているが、もう少し温度設定を上げれば防寒着下を省略し、寝袋も軽くすることも出来る。今年の気候傾向をチェックしないとね。
浄水システムも卵状態の微生物を考慮しなければ濾す器具が不要になり、セイシェルの100gが軽くなる。

あと、合わせ技で軽量化も有効だ。
今回の装備では、防寒着の薄い羽毛服を着て寝ることで寝袋の温度レートを少し上げた。この羽毛はウインドブレーカーを上に着ることで、さらに断熱効果を上げることもを期待している。これに関しては、先日の石尾根で寒さに震えたので、ちょっと安全マージンを取っている。
シェルターの支柱はトレッキングポールを流用するのでBaseにはカウントしない。ま、目的はシェルターの支柱であって、これは数字の遊びだが身につけるものにカウントされている。ポール自体は強度マージンを削って、現在最軽量と思われるOdBoxのFoxTailを選んでみた。
トイレスコップはV字ペグを1本持てば共用できるかもしれない。モンベルからミゾーのモグにすることもで10g浮かせることもできる。
などなど...もう少し精査も必要だ。

などなど...ぼぼ最軽量の物を集めたので、これ以上軽くするには、”持たない”事が必要となり、度胸との相談になる。現地を知って場数を踏まないと...

と言いつつも、カメラ、GPS系は無くても良いのだが、そこまでやっても後で後悔が残るので持つことにする。

あ、歯ブラシ忘れてるし...orz
人間を捨てない程度に物を減らしてみようと思う。


これから食料計画しないと。
燃料である脂肪分は充分に持っていくので、それらを燃やす澱粉系を主に摂ることを考えている。カロリーはナッツ系パワーバーで摂る。塩タブ、たまにミネラル系のサプリ、梅干しも持つ。
カロリーとか考えると面倒だなぁ。

装備で重大な忘れ物、ご指摘等あれば忌憚なくお寄せ下さい。精進致します。


分類・用途 重量(g) 製品 備考
---------------------------------------------------------------------------------------
■宿泊
 シェルター 312 GatewoodCape(雨具兼用)
 支柱 0 OdBox FoxTaiL(トレッキングポール)
 シート 50 Tyvec
 寝袋 570 WM SummerLite
 Sleeping Pad 269 RidgeRsst
 枕 28 BPL Air
 Stake 36 Titan*6
------------------------------------
 SubTotal 1265

■運搬
 バックパック 304 MLD Zip
 ベアキャニスタ 945 BearVault 350(バケツ)
 水入れ 33 Platypus 1L
------------------------------------
 SubTotal 1282

■炊事
 風防、五徳 35 Caldera Corn SP600
 ストーブ 1 Esbit Stove
 カップ 80 SP 600
 保温材 27 AntiGravity EntrantWrap
 武器 9 Light My Fire
 Esbit 200 12Tab
 浄水、水入れ 203 AquaStar 1L(ライト)
 浄水 99 Seychelle
 ライター 18 ガスライター
------------------------------------
 SubTotal 672

■その他
 救急セット 100 薬
 裁縫セット 10 針糸
 補修セット 30 ダクトテープ、ポルに巻く
 ベッドライト 27 e+Lite予備電池無し
 ウオシュレット 25 Handy Washlet
 スコップ 38 MontBell
 ペーパー 50 MontBell
 カメラ 195 Richo Caplio R5(予備電池1)
 軍手 32 伸びる軍手
 カメラ三脚 49 Ultra Pod
 GPS 192 Garmin60CSx+AAA*2
 GPS予備電池 60 リチウムAAA*4
 防虫剤 50 Pacaridin
 日焼け止め 50
 工具 21 Victorynox StayGlow
 時計 73 Casio ProTreck
 地図+ケース 30
 文房具 20 ノート、ペン
 トレッキングポール 280 OdBox FoxTail*2
------------------------------------
 SubTotal 1332

■衣類
 ウインドシャツ 91 MontBell UL WindShirts
 ウインドバンツ 71 MontBell UL WindPants
 防寒着 上 210 Montbell InnerDawn
 防寒着 下 152 タイツ
 雨具 0 Gatewood Cape(兼用)
 Tシャツ 171 Uniqlo
 パンツ 378 Exofficio BuzzOff + Belt
 ブリーフ 55
 ソックス 67 Patagonia
 替えソックス 67 Patagonia
 替えブリーフ 55
 替えパンツ 265 UniQlo 6分丈
 替えTシャツ 171 Millet
 帽子 84 ExOfficeo BuzzOff
 バンダナ 55 ExOfficeo BuzzOff
 タオル 23 MSR
 蚊ネット 28
 サングラス 30 度付き、ストラップ付き
 眼鏡 17
 スタッフザック Granite Gear
 Gaiters 43 Montbell
 靴 880 Montrail HardRock pair
------------------------------------
 SubTota 2913

 TOTAL 7464g (w/o foods and water)



参加中...ま、軽い方なんじゃないの?と思ってくれた方は此処をClickね!

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by ulgoods | 2007-06-16 16:39 | 生活系

地主じゃないけれど

地主じゃないけれど

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お尻を洗う便座の普及率はドンだけだろう?今や個人宅、オフィス、飲食店を含めて結構な割合だと思う。ウオシュレット(商標?)が無ければ運古など考えられないと言う人も多いと思う。あれは一度洗礼を受けると快適だからね。
で、お山でも運古の後は洗いたい。他の人の経験は分からないが、私としては拭き取りが不十分だと歩行に支障を来す。痒いしねぇ。洗えない山では今まではオイル含有の紙でフィニッシュを飾ることにしていた。

最近、ヨセミテからハイシェラを歩きたいと思っているのだが、一週間くらいは頑張るので、動物である限り運古をしないわけにはいかない。一週間くらい運古をしない体だと憂いはないのだが、食べてれば体が重くなるでしょ。出さなきゃ重いし体に悪い。小学校の便所の話ではないから、ハイシェラで運古をすることは誓ってアリ!環境が変わってもコーヒー+煙草の刺激で朝は5分だ。

古典的なバックパッキングの本によると、15cmくらい掘って、運古を置いて、紙は燃やして埋め戻して...ということになっている。がだ、紙、なかなか燃えない。し、なかなか燃え尽きない。どーも、湿っぽいのを拭き取った仕事の後なので燃えが緩い。運良く燃えても燃え尽きるまでは火事が恐いから自分の運古と向き合う羽目になる。人生でこれほど運古と向き合う時間はそうそうない。さっきまで体の中の自分の物だから別にアレなのだが、長い時間、向き合うのは疲れる相手だ。
海外の先鋭的なバックパッキングの本に依ると、紙は止めて、小石や植物の利用、あるいは手で拭いて洗うという最終手段まで書かれている。うーん、未知の土地の植物は案外棘があったりするし(パリ近郊のブローニュの森で、自転車のオイルが手について葉っぱで拭いたらウブ毛だと見えたのが剛毛が刺さって数日手が腫れたっけ)、手で拭くのは左右の手を間違わないようにしないと...

運古を持って帰ろうという話は聞いた事がある。それなりの袋を使うのだ。が、運古が肥料という話しもある。ま、放置はプラスでもマイナスでも所詮は自然生態系へのインパクトに他ならないのだが、そんなに運古は悪者だろうか?暖かい環境でうまく分解されればいい。一方、高所で低温場所では分解されないかもしれない。平均の標高が3000mを越すハイシエラでは水から30m離れて埋めることが義務づけられている。これは尤もな気がする。運古をするなとは言っていない。国内で3000mより上はあまりない。ちゃんと分解の菌が住む土壌があれば、菌達に喜ばれるかも...って、要らぬお節介だね>菌。

実は地下水の移動速度はかなり緩い。菌が仕事をする時間はあると思う。地表面を流れ下らない&自然が分解できる量を超えない限り、問題は薄いかと思う(衛生工学の阿部先生!どーですか?)
私も動物のはしくれだから熊や鹿が山で運古を垂れる場所でヒトが運古を垂れても、そうは罰が当たらないであろう。私の運古が熊のそれに比べて極めて悪質だとも思わない。
ので、申し訳ないが今のところは持ち帰る気運はない。

がだ、紙は違う。これ結構厄介。熊は紙は使わない。
なので、手始めにこれを減らすことを考えた。ウオシュレット好きだしぃ!

という複雑な背景があるので、山歩きにもこの装置の投入を検討している。

ノズル突起はうまく本体に格納できる。
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モノの素性が知れない限り、化粧水入れとでも思われるかもしれない。
ノズルを伸ばせば機能は推測できる。
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これはメーカー公称20gだが、実測は25g。軽いのでどうでも良いが、結構な誤差な気がするぜ。>メーカー
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で、長期トレッキングで25gのお尻洗浄機でドンだけのペーパーを減らせるか。モンベルのペーパーで試してみた。
元が125gのモンベル紙が100gになるまで巻き取った。
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結構量はあるね。
が、洗浄機を使うと一回30cmくらいで事は済む。使わない場合は平均3回として1mは使うでしょ(もっと、だよね...)。3回運古を発生せしめれば25gの紙は優に使うと思う。もちろん人にも依るし体調にも依る。拭かないで済む人がいれば幸いだ。
なので、日に一度の行為として、3日以上お山を歩く場合、これは価値があると見た。

軽量以外にも、清潔に保てる事で地主さんにも優しい。何より紙を節約できる。ちゃんと噴出させれば少ない紙で事は済む!モンベルには悪いが1運古で3回が1回になれば長期になるほど(水が得られれば)お得感急造の勘定だ。

この装置、現在使用訓練中である(写真は新品よ)。
一発必中!強弱リズム、そんなのは我がこの手で制御は自由自在!マイコンの助けなど要りません。ピュゥピュピュユー!
よーわからんが、女子の場合はビデにも使えるし悪い話ではないだろう。一方、男子の場合は使用時に邪魔なモノを退けねばらなぬ。ま、些細な事だ。

ウルトラライト装備でギリギリ切り詰めた紙を持つよりは、せめてもの贅沢でこいつは連れて行く方が勘定に合う。
こいつで洗った後に使った紙ならジップロックで持ち帰るのもあまり抵抗はない。

紙の放置、地下水汚染、環境の許容量などなどバランスを取らねばならないが、こんな介護グッズでウルトラライト&紙を減らす工夫はできそう。(赤ん坊や他の人にしてあげられるように直噴ノズルも付いてくる。)
冬はもう少し工夫が要るかもしれないが、ぬるくなったテルモスの湯なんか良いかもしれない...


参加中...こりゃちょっと良いかも!と思った人、此処をClickね!

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by ulgoods | 2007-06-08 03:19 | 生活系

Fibraplex Replacement Carbon Tent Pole

Fibraplex社製の置き換えカーボンテントポール。
Blackdiamond社のOneShot用のもの。
色はちょっとグレーっぽい。接続部は削り出しなのか、組織の模様が浮き出ている。
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ま、こいつは外観を見比べてもしょうがない。
重量比較すると、
オリジナル 387g
カーボン 217g
その差170g!丁度6oz.の差がある!持った瞬間に明らかに重量感を裏切る軽さだ。
これをテントと一緒に計ると、
テント膜体と3ピースのポールで合計が944gとなる。
をを!1kgを優に切ってる。スタッフザックの重さが42gでこれを加えても986g!このテントは縫い目の閉鎖のためにSilNetを1本近く使っているので、今までの経験では20g程重くなっているはずで、それをしなければスタッフ無しの最小重量で920g程度になると思われる。これは心情的に画期的!あれほどの空間を張るテントが1Lペットボトル茶未満の軽さなのだ。
ちなみにオリジナルはスタッフザックなしで1126gだった。このくらい超過すると、もう1kgという感覚はないな。1.1kgだ。一方、1kgを少し切れば、そりゃ、だいぶ印象は違う。ま、ポンドオンスで計るとあまり有難い数字でもないんだけど。面白い。それと、スタッフザックの重さがばかにできない事が分かった。ポール用はカーボン保護のために必要な気はするが、膜体はザックの底にでも放り込んでおけばいいから、それを省くと25gの儲け。

Fibraplexを買った事をBPLのフォーラムで臭わせたら、早速、BenさんからPersonalMessageで注意を戴いた。
・継ぎ目がしっかりつながっていることを指を滑らせて確認してから使うように。
・突然折れる傾向があるので、補修用スリーブ2本とダクトテープを携行するように。
・折れたらメーカーに送れば無償修理してくれる。
とのことだった。
貴重なアドバイス感謝!

なんでも、彼は2回、破損の経験があるらしい。結構高頻度?
修理用スリーブったって、中のショックコードが外れないから、ピッタリのものは挿入できないのでは?ショックコードを切断するの?と聞いたら、少し太めで良いそうだ。ダクトテープで太さを調整すれば端で応力集中することもないかな。どのような破断の仕方をするのか、写真があったら送ってくれるように頼んだが、写真は来ていない。破断箇所の様子が分かれば直し方も分かるんだが..

テスト!といっても、この手のものは限界まで応力をかけて破壊試験しないことには書くことがない。弾性具合とか、塑性変形具合とか、さらに風の場を想定して動的に荷重を掛けたりと、いろいろ考えられるのだが、できません...せめてもと思い、一週間ほど部屋の中で張りっぱなしにして、曲がり癖の付き方でも、と思ったが、先ほど外してみたら、まったく曲がり癖が付いていない。
本家のポールは最初から若干の曲がり癖が付いていることからも、カーボンの方がしなやかであることが分かった。が、たぶん、限界まで力が掛かると脆いんだろうな。ベキッみたいな。脆性破壊しそう。紫外線とかも弱いんだろうな、寒いと余計に弱そうだな、とか、とか。強度に関しては不安はある。あまり厳しい場所へ(私も行かないし)このポールで行くことはないだろう。
BenさんはOneShotを持っていないようなので、他のテントでの経験だろうが、Oneshotは小さくて背が低い。同じ径のポールを使うと相対的に固いテントになる筈だ。地震の時に便所が強いのと同じで、狭いところに柱が4本だから、結構イケそうな気もするが、こればっかりは嵐の中でベソをかかないことには、何とも...。補修材がないうちは森林限界より上に担ぎ上げるのは止めようと思っている。補修材は付いてこないから、内径が丁度のアルミパイプを見つけないといけない。

Oneshotの庇であるが、強風時には凧のように風をはらんで不利だと思う。逆に風が弱い時は風を集めてテント内に導くように思える。強風時には横桁の短いのを外すか、横桁の両端からも張り綱をとらねばなるまい。この場合は両側のチャックを頂上で開けて、風通しを良くしてやれば(中にある程度の風雨は入るが)庇の凧化の影響は軽減できそうだ。と頭の中で算段している。

暖かくなってテントを使うことが無くなったので(冬でもBivyだが)、まだテストできていない。
夏場の高いところで試したい。

一般にサードパーティ製のポールは本家より短めで携行性をアピールすることもあるが、Oneshot用は同一の長さだった。
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その他、畳んだポールがバラけ無いようにまとめるゴム輪が付いている。ま、端っこ踏むとやばいんだろうな。



訂正と補足
・最小半径は1.5mで、これ未満になる曲げを受けると破壊する。風で揺れてこれ未満の半径にならぬよう。
張り綱を適切に取る。特に横桁から取って押しつける形が有効ではないか。

・低温には比較的強いが、摂氏65.6度以上にならぬよう。エポキシ樹脂が緩む。
応力の引張側を炭素繊維が、圧縮側をエポキシ樹脂が担っている。


参加中..やっぱ、1kgはテント重量の壁だよねぇ..と、このリプレースに賛同の人はここをClickね!

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by ulgoods | 2007-06-06 00:50 | 宿泊系

モンベルUSA PeakShell

モンベルUSAのPeakShell

montbellのPeakShellの色違いが2着。でも何か違う。
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もう少し寄ってみる。
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暗い色の方は昨年書いたmontbell PeakShellのUSA版。国内版と異なり、脇の下にPitZipが付いているヤツだ。こやつ、USでは堂々と$1=90Yen位の高い値段が付いていて、国内で17800YenがUSで$197.95だ。$1=120Yenに換算すると24000Yen近い高級品ということになる。+送料になるので買えないでいた。
最近ではmontbellも超軽量メーカーとして海外でも評価が高く、寝袋などはもはやSSシステムじゃなきゃダメ、みたいな書き込みも読んだことがある人気メーカーだから、逆内外格差は普段の溜飲が下がる思いだ。が、国内で脇の下チャックのモデルは買えない...逆輸入は逆に高価になりすぎて手が出ない。
以前、大阪のmontbellにピークシェルのUS版は国内で手に入らないか尋ねたのだが、別プロダクトなので無理です、とにべもなく断られ、仕方がないので日本版を買った。

なぜ、PitZipのPeakShellに拘るかというと..私は汗かきだから。夏場、雨具を着ると雨具の中がすごいことになる。腰のゴムをきつく閉めれば、雨具の中に溜まった自分の汗で溺れてしまうかもしれない...(携帯電話を溺死させたことあり)。というわけで、雨具内環境のカイゼンは梅雨から夏場に向けての急務である。しかも軽くなければならない。
PeakShellはゴアではないが、ブリーズドライテックというmontbell独自の透湿素材で、とにかく軽い。軽量化に躍起になっていた私は、生地の耐久性とか、耐水圧とかは二の次にして、頑丈そうだけど重いTNFのゴアカッパから乗り換えた。日帰りでも雨具は持っていくが着ないことも多くてザックの重石になっていたので、この装備更新は軽量化に効いた気がする。
素材は何もゴアでなくてもゴム引きじゃない限り通気性なんかそこそこあれば良いわけで、それよりベンチレータで湿気一掃するのがよっぽど除湿には効くと思う。雨で表面が濡れてしまえば透湿性が発揮されることもない。濡れた雨具の表面から泡がぶくぶく出てきている姿を見た人はいるだろうか?
どんなに透湿素材だって外界に比べて内部が乾燥することは無いから、雨の日は諸問題が無ければカッパを着ないで傘をさすのが蒸れの観点からは最善だ。が、諸問題は無視できない場合が多いから、仕方なくカッパを着ることになる。風が下から吹く稜線上ではいざ知らず、ムレムレになる樹林帯では雨は上から降ってくる。で、ハードシェルジャケットがオーバーヒート防止のために脇の下や胸にベンチレーションを備えることがハードシェルたる(デザイン上も)必要条件のように、雨具にもオーバーヒート防止用のベンチレーションがあっても良い。少なくとも私は許す。春や秋にシェルとして雨具を着ることもあると思うが、温度調整ができないのは不便でしょ。

というわけで、入手したかったのだが、冒頭に書いたように逆内外格差でが、何だろう、セールでお安く売っているお店を見つけ、他の物と抱き合わせで買うことにより、なんとか国内並の値段で手に入れることができた。色は渋すぎるダークアイビーしか選べなかったが、ま、仕方ない。
これから梅雨のシーズンに向けてベンチレーションの効き目を確かめていきたい。
もしかしたら梅雨時の街着になるかも。

最初に買ったオレンジはJPのLサイズ、US版はMサイズを買ったが、両者は例えばUS版は腕が長いとかいうことなく、サイズは全く同一だった。その辺は無駄を省いているようだ。
重量的にはスタッフザックに入れた状態で
JP 308g
US 330g
である。

面白いことに、袋に収納したサイズが違う。
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日本版は細くて長く、US版は太くて短い。違えているには意味がありそうだが、何でだろう?向こうさんは指が太くて不器用だから細いのは受けが悪いのかも知れない?

おお、Montbell Americaはコロラドのボルダーですか。マラソン選手が高地練習するところだな。
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話は変わるが、あごの下のこのループ、使い方が分からない...
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書いて半日して分かった気がする...フードのゴムを絞った時に、ブラブラするのを通して固定しておくんじゃないだろうか?

なんだかなー、脇の下が開くのは時代劇で見る裃だってそうなんだし、蒸れる日本に適したデザインだと思うんだが、何でかなー。22g位増えたって"重要"な機能が追加されているなら許すけどなー。ジッパーとシームシール材で片方11gというのはある意味凄いと思うがなー。
ホンと、自分で付けようと思ったくらい。

意味も分からずに選択肢が狭められるのはいやだ。montbellにはなぜ国内モデルのPeakShellにPitZipが無くUS版のみなのかの解説と、多少のお取り寄せ時間が掛かっても良いから国内向けへの価格設定と販売をお願いしたい。たぶん同じ工場で作っているんだろうし。あ、あるいはMontbell Americaって別なの?ゴールドウインがTNFを作るみたいな?

日本人は1 oz.未満なら仕掛けの多い方が好きなんだぜ!


参加中..国内販売を望む人はここをClickで要望を伝えよう!

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by ulgoods | 2007-06-03 08:29 | 生活系