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枕の連結

枕の連結

先日の石尾根行き倒れで、montbellマットと枕を連結して使ったら、朝まで枕の上に頭を載せて寝ることが出来たので、こりゃいいや!ということで、もっと軽いマットでもこの仕組みを使いたいと思った。
使ったmontbell のU.L.コンフォートシステムパッドも軽いのだが、軽いと言えばThermaRestのRidgeRestだろう。
幸い幅は合う。やったのは、RidgeRestに熱したパイプで穴を開けただけ。
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最初はハトメを打とうかと思ったが、溶かして処理すればきれいに処理でき、裂けに強いかと思った。無理に引っ張らない限り裂けないと思う。
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でもなー、寝ている時のことだから、無茶に引き寄せることもあるかも..RidgeRestを丸めるのに付いてくるストラップを上手く使えば強く連結できるかな。
ま、裂けてももう一端があるので、次回は裂けない工夫をしてやり直せばいいか。布を貼り付ければ引き裂き強度は出ると思う。
収納時は枕を外さずに空気を抜いて巻き込めば穴を痛めることも少ないでしょう。

ガス台で熱したパイプでは全然抵抗無く、スッと抜けたので、拍子抜けして、最初の穴はブレてしまった..
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FlexAir Dual Compartment Ultralight Pillow / 空気枕でもやってみようと思うが、ストローを無くすと膨らませられないのでどーしたものかと。


しかし、モンベルの空気枕、昔、熱が出たらこんな色の氷枕で冷やしてもらったっけ..




参加中..ま、合わせ技、一本!とまでいかないけど、効果?と判定した人はここをClickで

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by ulgoods | 2007-05-30 06:20 | 生活系 | Comments(26)

Aqua Star / アクアスター 紫外線浄水器

Aqua Star / アクアスター 紫外線浄水器
お水系第二弾

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とりあえず浄水器はSweetWaterで行こうと思っていたのだが、本当にホンの少しだけ0.01%位の濾し漏れで残るであろう微生物のことが気に掛かっていた。
こうなればあの必殺の細胞破壊光線のことを考えないわけにはいかない。必殺光線といえ100%の殺菌率ではないが、フィルター類と組み合わせれば、かけ算で限りなく100%に近づけることが出来るだろうという目論見。

再掲になるが、必殺の細胞破壊光線とは紫外線のことで、
水中の細菌やバクテリアの類の遺伝子を紫外線で傷つけ、それらから増殖能力奪うことで安全な水を作る。菌自体は居るのだが、増えなければ悪さはしないだろうという仕組み。である。

紫外線で殺菌する物として入手できて持ち運べる物にはSteriPenとAquaStarがある。SteriPenは若干高価($129.95)で発光部分が短いので光線が行き届かない心配があった。その代わり、専用ケースに入って持ち運びに気を遣わない。一方のAquaStarは発光チューブがむき出しなのでナルゲンボトルとセットで使わなければならないという弱点はあるが、SteriPenと比較して$40程度お安い($89.00)!と、チューブが長いので、漏れなく光線があたりそうな期待が持てる。しかも、照明用LEDが付いており、夜間の照明に使えるというオマケが付いている。あの国らしい.95みたいな半端な価格が付けられていないところも気に入った。1Lの殺菌時間もAquaStarが少し短い(80sec)。というわけで、目標はAquaStarをeBayで少し安くGetすることになった。eBayでは$79.95、結局はあの国らしい.95の値段なのだが..。SteriPenもeBayで見かけるが、だいたい$110位で、やっぱりAquqStarは安価だ。

さて、選ぶにあたって当然ながら重量の事は考えた。わたし的には何より重量が肝心なのだ。
AquaStarは実測で付属のナルゲンボトルと電池込みで237g、一方のSteriPenは110gであり、思いっきり軽さでは負けている。が、だ、殺菌するには水を何かに入れなければならない。SteriPenの写真ではガラスのコップに入れて殺菌している姿が見られるが、山じゃコップじゃないだろうし、少量を都度殺菌していては手間が合わない。プラティパス袋なら確かに軽いが、光の影が出来そうな気がして、しかも口から短い発光部を挿入したのでは充分に光を当てることが難しそうだ。光線を使うならナルゲンボトルを併用だろう。発光部の重量は共に110g程度で同じである。重量的には互角と考える。
SweetWaterはブラシ+SiltStopper+Platypus2L(38g)も加えた全重量で396gだった。ケースに入れれば400gを越す。ということはSweetWaterはこの時点AquaStarより159g重い。

AquaStarはナルゲンボトルに栓ができるので、説明書にあるようにひっくり返したり、振ったり、転がしたりと、長い発光チューブを使って、思う存分に遍く光を当てることができる。実際の殺菌操作ではSteriPenよりAquqStarの方がやりやすそうだ。

光線系では濁りは除去できないのが難点だ。ので、ここはSeychelle(115g)で濾してから殺菌処理をすることにする。Seychelleも99.8%位の濾過能力だ。これで、SweetWaterセットより若干軽く、殺菌の信頼性は飛躍的に向上した浄水システムを得ることができるわけだ。

AquaStarには浮遊物を濾すネットが付いてくる。
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このネット単体でどのくらいの濾過能力があるか、例の如く瓢箪池で試してみた。
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左が濾過あり、右が原水。結果は、目視では分からなかったが、写真では若干濁りが薄くなって見える。少しは効果があるようだ。

ということは、このネットをSeychelleの尻に付けて大きなゴミを濾過し、Seychelleで濾した水をナルゲンに注ぎ、でもって、紫外線を浴びせると、をを!完璧ではないか。万が一AquaStarが故障してもSeychelleでそれなりに安全な水を得ることができる。Seychelleが目詰まりしても、AquaStarで安全な水を得ることができる。腹を痛くしたくない。ここは奮発して保険の付いた(信頼性の高い)それなりに軽量な浄水システムを採用する。

オマケのLEDだが、15分で自動消灯する。もちろん、途中で消すことも出来る。どのくらい明るいか、暗闇の中で試してみた。
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手元の地図を見るくらいなら充分使えそう。このライトがあるからと言ってヘッドライトを持たないことはしないが、これも一種の保険ということが出来よう。水を通して来る光は何やら優しそうな感じだし。

ひとつ、欠点がある。どーも発光部である蓋が緩い。蓋を横にしておくと僅かだが水が漏る。ザックの外のポケットに入れて持ち運ぶのが良さそうだ。

細部の写真を何枚か掲載する。

発光ユニット
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電極辺り。下の方にも同様なフィラメントがあり、その間を放電して発光しているようだ。
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暗がりでの紫外線
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水とナルゲンボトルを通過する紫外線は安全ということになっている。



参加中..へー、水を通って来る光ってきれいだよねぇ。回りくどいけど安全第一!と思った方はここをClick!

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by ulgoods | 2007-05-28 02:12 | 生活系 | Comments(24)

石尾根歩き

石尾根歩き

先週に引き続き、歩きのトレーニングと道具の検証のため山歩きをしてきた。毎度、高尾では芸風に変化がないので今回は泊まりを入れて石尾根を歩くことにした。
この日、雨の予報に朝起きたらやはり雨。軟弱に寝直してしまい..慌ててパッキングし、家を出たのが11時半くらい。こんな時間に山へ行くヤツもいない。こうなったら奥の手だ。奥多摩駅から鴨沢小袖乗越しまでTaxiを使い、登山口到着が14:15くらいと少し挽回した。日没まで4時間チョイは歩けるだろう。行ったところで行き倒れて寝ることとする。
装備はこんなもの。
ザックは Golite Dawn。最近はショルダーポーチを付けて歩いている。
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ちょっと小さいでしょ。ステルスするならこのくらいでないとヤル気がバレてしまう。
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MFD製合成綿のキルトと、eVent Crysallis Bivy、montbell のU.L.コンフォートシステムパッド150cm+U.L.コンフォートシステムピローが主要装備で、水食料除いたBaseWeightは4.2kg。無造作に放り込んでいるピンチキットが無駄に重い気がする。もう少し絞れるだろう。
靴は午前は雨だったから靴のトラクションが欲いし、先週足を痛めているのでTNFのXCRのローカットを履いた。
今回結構忘れ物あり...今回は防寒着を持たずに行ったのが致命的だった(って、死んでないけど)。

乗り越出発14:20、七ツ石小屋着16:17。標高差約800mを2時間だから悪くない。というか、自己新記録かも。
七ツ石小屋を訪れるのは初めてだ。小屋のご主人に挨拶して奥のテーブルで一服させてもらう。塩ビパイプからドバドドバッと水が出ていたので手を洗ったが手がしびれるほどに冷たい。帰りがけに見ると小屋の外の寒暖計は10℃を示していた。こりゃ、結構寒いかも。小屋のご主人は人の良さそうな爺様で、ストーブにあたっていたが、さらに私の歩く気配を見て、どちらまで?と聞かれた。石尾根をチョットと答えると、懐中電灯はお持ちで?と。ナショナル印の懐中電灯は無いが、頭に付けるライトは持っている。がそんな事を言っても仕方ないので、あります!と答えると、気を付けて、と送り出してくれた。夜通し歩く人も多いのだろう、あまり面倒が無くて良かった。

少し登って気持ちの良い尾根に出た。3年くらい前になるか、山歩き1年目の4月、吹雪の中を雲取り避難小屋から七ツ石山を登って歩いたことがある。あのときは夢中で歩いたが、今回は雪も消え、若葉も出そろい、気持ちの良い防火帯の尾根歩きになった。
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ピークは全部巻き道が付いているのだが、今回は巻かずに頑張ることにしていた。巻くと楽なのだが、新緑の本道に対して巻き道は落ち葉が残り、暗い感じがした。人生巻いてばかりだから、せめて石尾根くらいは明るい本道を歩こうか。
高丸山、日陰名栗山と順調に進む。鹿をよく見たが、こんなことになっているらしい、
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日陰名栗山頂上を少し過ぎた辺りの登山道に、でん!と黄色のエスパースが張ってあった。おばちゃんが首を出し挨拶をしてくれ、あれやこれやと話し出した。大丈夫だよ。こっちも張るつもりなんだから咎めませんって。と思いつつ、相づちを打っていると、ここは東と南に開けているから、朝日と富士山が見えるという。ナルホド、良い場所だ。そろそろ18時、私も寝る場所を決めねばならない。かといって、テントの横では行き倒れ感に乏しいので、もう少し行って寝ることにした。そこから2分くらい下ったところに2つ目の鞍部があり、景色もまあまあなので、そこで行き倒れることにした。
ザックからCrysallisを引っ張り出し、モンベルのマットを入れ、枕をくくりつけ、ベーさん手作りのサラマンダーキルトを放り込んで行き倒れ準備完了。3分と掛からない。飯は簡略化し、青梅駅で買った胡桃モチを2こ、前回食いそびれでザックに残っていたカップヌードル、アルファ米とした。湯は固形燃料で沸かした。
ヨセミテでは固形燃料でやる予定なのだが、使い勝手をもう一度確認したい。固形は手軽だが1個で湧かせる湯量が決まっているから煮たりするには使い勝手が悪い。足りなかったり、余ったり。ま、ラーメン系汁物を摂ると湯が要るから燃料を無駄に多く使う。アルファ米と味噌汁くらいならエスビット1個、500ccの湯沸かしに良いだろう。今回はODで買ったFireLite Solid Fuel Tablets 互換の火力が強い固形を使った。日本で手に入らないのでもがいていたらODの土屋さんが原産国の中国から入れてくれたのだ。感謝!
でもなー、やはり、アルコールでヤルかな...
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19時近くなると急速に冷えてきた。手がかじかむ。風も出てきて汗で濡れた衣類が体温を奪う。これはヤバイ、楽観して防寒着らしきモノは持ってきていない。仕方ない、雨具として持ってきたmontbell PeakShellの上下を着て、食後の一服もせずに急いでBivyに潜り込み、手を股に挟みガタガタ震えた。
Crysallisはジッパーを15cmも開けておけば後頭部の排気口と連動して、ヒュウヒュウ風が抜ける。息苦しくはないが冷たい風が顔を舐める。寒いがこれをしないと息ができない。しばらく股に手でガタガタ震えていた。やがて体温が衣類を乾かし始めてbivy内がムっとし、僅かに内部に結露が認められた。今回はブリーズドライテックの雨具を着てしまったため、汗の抜けは、衣類->雨具->キルト->Bivyというまどろっこしい経路だ。全部を一度汗が通過することになる。どこで溜まるか、朝の結露具合が楽しみ。
夜半は風も強く、時々震えながらまんじりと時間をやり過ごした。
montbellの150cmのエアマットに空気枕を付けると丁度170cmくらいになる。マットに枕を括り付けるのは良いアイディアと思い、今回持参した。良い睡眠に枕は大事だが、大概は枕がズレて朝は枕を抱いて寝ていることが多い。マットにつながっていれば首と胴が離れない限り枕があっちへ行くこともあるまい。実際、朝まで枕は首の下にあった。もっと軽いマットにもっと軽い枕をくくりつける工夫をしてみよう。
長い時間安眠できなかったが、どうやら疲労凍死することもなく、少し寝たようだ。bivyから首を出すと見事な星空が見えた。bivyで寝るのは良いなー。
夕方10℃だったから夜は5℃くらいまで冷えたか?これで雨にやられたらもっと冷えて危なかったかもしれない。疲労凍死するかもしれないと、一瞬思った。
次に目を覚ますと空が少し明るくなっていた。雲が無く富士も見えた。少し暖かくなったかもしれない、と思ったら安心してぐっすり眠り、目が覚めたら7時になっていた。eVent Crysallis内は..結露ゼロ!衣類も乾き、bivy内に湿気は残っていなかった。呼気の湿りも残らず、体温が乾かした衣類からの汗も、雨具やキルトを通り、bivyを通じて蒸散された。やはりeVentは優秀だ。と確認し、昨日の残りのアルファ米と、生煮えラーメンで朝飯とし、8時チョイ過ぎに出掛けた。
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天気も上々!
たまには自分の写真も欲しいので少し重いけどTracks Sherlock Staffを使った。何枚目かで良い構図が撮れた。
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8:55鷹巣頂上。ここにもテントでカップ麺をすすっているヤツが一人。もー9時だぜ。自転車も上がってきた。ご苦労さんである。
キツイ登りはここまでで、あとは明るい尾根道をどんどん下る。どーも熊鈴の人が多いなぁ。カウベル風ガラガラや、仏壇風高周波など。熊鈴は苦手だ。申し訳ないが熊鈴の人とは挨拶も不機嫌調になってしまう。以前、穂高で会った穂高慣れしたおばさんは、雰囲気が悪い場所以外は鈴の音を消していたのを思い出した。それは鈴をちゃんと防御の道具として使っているので好感が持てたが、こんな所で熊が?みたいな場所でダラダラ鳴らして欲しくない。後ろで聞こえれば足を速め、休憩中に追い越されたら聞こえなくなるまで待ち、向かいから来たら聞こえなくなるまで急いで歩く..下に降りたら登山口に、熊注意、鳴り物必要と看板があった。ああ、それでみんな鳴らすのか..
奥多摩駅前12:20。前回同様裏の路地を入った蕎麦屋で
山葵漬け、蒟蒻刺身、岩魚薫製、山菜天麩羅を注文し、ビールを二本。最後は盛蕎麦でシメ。美味。

ヨセミテも夜はゼロ℃くらいまで下がるという。何か防寒着を用意しないと。普通のフリースは重いから...


参加中..最後は山より蕎麦屋じゃないか!と思った人はここをClickね

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by ulgoods | 2007-05-20 21:37 | 山行 | Comments(21)

日が暮れる

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朝日の方みてビバークす
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by ulgoods | 2007-05-19 18:58 | Comments(5)

靴のこと2

靴のこと

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いーかげんヨセミテ歩きの靴を決めなければならなかった。靴屋でチョイと合わせて済ますには癖のある我が足ゆえ、やはり歩き込んで決めるしかあるまい。
靴の種類はMontrail Hardrockで当たりを付けてある。底が固いうえに、Wideモデルがあるので広い足でも合わせやすい。他にも良い靴はありそうだが、いろんな事情で全てをココロゆくまで試す訳にはいかない。
前回は高尾-陣馬-藤野までをWideの9.5で歩いて足に違和感が起こらないことを確認した。これで止めておけばよいのだが、もう少し小さくてもイケるかなと思った時にWideの9が赤札処分で安く買えたので試してみることにしたのだ。

靴を小さくするのは恐怖が伴う。以前、街履きで違和感のないMerrellカメレオンの9で塔ノ岳へ行った時、帰りの下りで爪先が靴に当たり、ヒイヒイ言って下ってきた覚えがある。今回届いたHardRockの9を部屋で履いた時、件の左の薬指が軽く触る感じがして、ああ、やっぱりかと思ったのだが、諦めるにはまだ早い。
靴下をsmartwoolアドレナリンという薄手にし、中敷きを先日作ったSuperFeetのカスタム(スリムRX)に変更した。この中敷きは爪先部分が標準で付いてくる中敷きより1mmくらい薄い(9.5用に作ってもらったのだが、9でも入った!!)。靴内環境の薄々化を図り、街履きで確認したレベルでは爪先の当たり感は緩和された。親指部分は少し余裕がある。街履きして、サイズが小さいと足の返りがスムーズな感じだったので、この感触でトレッキングが出来たら幸せだと思っていた。

さて、今回もテストコースは高尾とした。今回は高尾-陣馬で往復で25kmくらいになるか。念のためと比較用に実証済みの9.5Wideも持参した。ちなみにザックはGolite24Pack。Day Hikeには良い。
行きは足にストレスを掛けるために早足の時速5km/hくらいで歩き、帰りはゆっくり歩く練習とした。実際は帰りに景信茶屋でビールで大休止し、そこから日影バス停方面に下って最後は林道をゆるゆる歩くということになるのだが..ま、距離としては当初の予定通りだと思う。

Wide9の感触としては
・左の足指の微妙な当たりは歩行中も変化することもなく、とくに気にしなければ大丈夫かも。痛い目を見たMerrellカメレオンと違って、荷重が上手く足の甲に移り、足ずれの爪先当たりが起こることはなかった。
・でも、少し当たるので無駄に一部の筋肉が緊張した感じで、筋肉の緊張をかばうので足の着きが変になって?左を一度捻挫気味に痛めてしまった。本格的な捻挫にならなくて良かった..
・サイズがピッタリの方が踵の追従感が良く、早足でも踵に擦れが起こりにくいのは山でも確認できた。最上段の紐を奥の穴に通すと踵の追従は完璧だった。

捻挫の件は、普段の登山靴と違って足首が保護されていないので、無造作に足を着くのは危険だと思った。景信からの下りは、ゆるい尾根道から一転して斜度のある木の根や砕石が転がる沢沿いの山道になる。高尾も侮れない。ここで道々感じたのだが...足首まである登山靴は着地時の衝撃を足首の曲がりに変え登山靴から脛に伝えることで吸収している構図があって、ローカットで衝撃や静的荷重を脛に移せないと足の甲や側面で受けなければならず、足の骨が痛い。こんな山道の重荷&ローカットで足首が弱いと捻挫の危険がある。イワイワの山岳へはローカットで行くまい。捻挫は何より恐い。どーしよう。と考えながら歩いていた。
ま、ガレた山道はたぶんヨセミテには無いと思うし、もっとゆっくり歩くんだし、荷物(体重も)も軽量化を図ってバネ下荷重(靴)の軽量化に繋げたい。非ゴアテクスのズック靴は通気性も良いのでマメも出来にくく、軽量なので足も軽く運べるだろう。

9.5Wideでは余裕がありすぎると思ったが、厚手の靴下でクッション性を高めた構成にするか、9Wideに薄手の靴下で軽い足の運びと蒸れない足環境を実現するか、二通りのシナリオが考えられるが、9Wideでは少し足の当たりが意識されたから、連日の長距離歩行で無駄な筋肉の緊張から来る種々の障害が起こることも懸念され..あーどうしよう..というわけで、こーなったらとことん、9.5のノーマル+薄手の靴下の組み合わせを試さなければならないだろう。最近、出戻り品のストックを格安で入手の手筈なので届いたらも一度、高尾か。涼しいうちに済ませたい。

まだまだ終わらない靴選び。


付記:アルコールストーブのある風景(写真無しでゴメン)
今回はT_zさん作成の鎧シリーズのチビを持っていった。鍋はスノピのチタン700、蓋はアルミホイルで代用した。
実は、景信からの下りの分岐で道迷いしかかった二人組に出会ったのでバス停までご一緒した。その道は高尾といえども頼りないほど細い道だったので、いったん進んだが、心細くなって戻る途中とのことだった。のどかな高尾の尾根道から急変して小さな滝もある沢沿いの山道を下り、長い林道も歩き、疲れてバス停に着いて時刻表を見ると..ああ、残念ながらバスは約一時間先!落胆したがバス停脇に腰を下ろし待つことにした。
ここで、ザックから鎧チビを取り出し、空き缶?という目線を感じながらゆっくり無音で湯を500cc沸かし(燃料30cc)、Java Juiceを2袋で作ったコーヒーを振る舞った。行動食のナッツバーも分けて食べた。ご一緒の方には、そー言えば、こんなにゆっくりと、落ち行く日を見ながら路傍に腰掛けて珈琲を飲むなんて、何とリッチ!と喜んでいただけた。
確かに待ちの時間の空気が変わった。たかが湯を沸かすくらい、鎧のチビで充分!固形燃料のような汚れも付かないし、キャニスタストーブのような轟音もない。鳥の鳴く声を聞きながら、普段より少し長く待てば湯が沸く。バス待ちの、日頃は無駄と思える時間が一転し、野点感の漂うリッチなコーヒーブレークになった。
やがて、少し薄暗くなった山に遠くでバスのエンジン音が聞こえ、木々の間からバスの明かりが見えた時、和んで少し余裕が生まていた私たちはトトロのバス停で待つような安堵感を得た気がした。
アルコールストーブが作り出すスローなシーンがある。



参加中..山に運動靴というスタイルもアリかもーと思った人はここをClick!ね

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by ulgoods | 2007-05-16 00:58 | 生活系 | Comments(25)

eVent Crysallis Bivy / Integral Designs

eVent Crysallis Bivy / Integral Designs
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念願のCrysallis Bivyが安くなっていたので思い切って買ったのが昨年の6月くらいなのだが、代替わり直前の処分であったか、すぐにeVent版が出て少しガッカリたのを覚えてる。なぜなら、初代はTegraltexというGoreTex族であるが、二代目は透湿性に優れ軽量化が可能なeVent製なのだ。カタログスペックからも軽量さは見て取れて、手持ちのTegraltex版が960gだったのに比べて、eVent版は810gと出ていた。150gも軽ーい!私はeVent好きを公言して憚らない。
どーしてもeVent版が欲しかったのだが$255はBuyボタンを押す指を10回萎えさせるのに充分であり、毎回カートに入れては出したりして買えないでいた。が、ついに20%Offのチャンスを見つけ..子細は省くが、やっと手にすることを許された。
なぜ、Crysallisに固執するかというと、(出入りを考えなければ)唯一、降雨でも使える形状のBivyだから、ということになる。行き倒れ野宿にはこれ以上に適したモデルがあるだろうか!

TegralTex版は去年の記事で結構ひどいことを書いてしまった。その後、米国のコミュニティでも散々Integral Designsに当たり散らした投稿をしてしまった。
曰く
・頭部フープが起立しない構造に欠陥がある。
・内部のメッシュが顔に掛かる
それは別に
eVent Unishelterの止水ジッパーは水が漏れる..こちとら自腹でやってるから、合理性が感じられる気に入らなさは声を大にして言ってもいーだろう。
とか言いながらもIntegral Design好きの私は冬の奥多摩野宿でTegralTex版を使ったりしてて、ま、ジッパを少し開けて換気をしてやれば使えるなという印象、後頭部の煙突がよく効いて換気がされている。
ということもあり、eVent版には俄然期待が高まっていたのだ。

早速、eVent版を開いて見たのだが、おおお、良くやってくれた!声が通じたか!と思われる些細な変更点を見つけて嬉しくなってしまった。
・頭部フープが云々は、固定されていなかったフープの付け根のグニャグニャが直され、連続したフープ材がジッパーに沿って縫い込まれ、しっかり起立す&角度調整ができるようになっていた。
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・メッシュが顔に掛かる云々は、メッシュ頂部に紐が付き、これかた追加されたフープ内部のループと結ぶことでメッシュを顔から離しておける。
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という改造がなされていた。よしよし。

実は発売開始からしばらくはモノを置いている店が無くて買えない状態だったのだが、今思えば発売後に私の投稿を見て改修したのではないかと一人悦に入っている。
ただし、止水ジッパーに関してはIDも頑固だ。TegralTex版には雨蓋が付いていて構造的に雨の侵入を防いでいる。eVent版でもメーカーカタログ写真は雨蓋が付いているが、BGTで見たレビューの実売版からは雨蓋が省かれていることが分かった。この点、実売版とメーカー写真が違うのはいかがなモノか?という投稿をしたせいかどうかは分からないが、その後メーカーページには
Now constructed with a waterproof zip, the Crysallis no longer has a storm flap over the zip as shown here.
という断りの一文が掲載されるようになった。

ま、これはこれでよいかもしれない。実は止水ジッパーの漏れに関しては、私にも使用で悪いところがあったと反省している。止水ジッパーからの漏水に関しては私の投稿や、それに関するUSのBPLメンバーの検証に合わせてUKマンチェスター大学のグループも実験で屈曲部が漏れやすいという事を書いて、eVent Crysallisにも雨蓋は必要だよねぇという話になっていたのだが、あとでよくよく考えて、最近はある理解に達している。というのは、私はテントは言うに及ばずシェルター類の張り皺は許せない質なので、当然eVent UniShelterの時もキリキリと張ることになった。と、eVentUniでは構造的に止水ジッパーに張力が掛かり、ジッパーの歯に隙間ができてしまう。中から見て止水ジッパーの歯からかすかに光が入っていたのを覚えている。しかも止水ジッパーの屈曲部に一番力が掛かる構造になっている。これではYKKも堪らんだろう。激しい雨なら漏れるよねぇ。で、最近は止水ジッパーには張力と屈曲を与えてはイカンと思うことにした。eVent Uni好きのRyan氏は漏れた経験がないと言っていたが、彼は張り皺が気にならない人なんだろう。私も今後は力加減を見て気を付けることにしている。些細で当然な事だが、この辺も考えた作りを希望したい。
前置きが長くなってしまったが、eVent Crysallisはペグで張ることがないので、余分な張力が掛からず、結果として止水ジッパーの特性が生かされて漏水は少ないのではないかと思っている。
強い雨の日に検証してみたい。
依然として気に入らないのが、換気口に防虫メッシュが張られていないことだ!ここから蚊が入ってきたら狭い空間のこと、中で絶対パニックになる!換気口を開かせる仕組みと共に自作するしかないかな。

eVent版になってサイズは一回り大きくなった。重量は、カタログスペックの810gに比べて、少し目止めを施した手持ち版は何と731gである。通常カタログのメーカー主張重量は実物より重いのだが、何の間違いか、手元にある版はカタログスペックよりも80gも軽く、結果としてTegralTex版より230gも軽くなっていた。えー、これってありえなーい、ということでちょっと考えてみた。販売モデルから雨蓋が省略されてもメーカーがカタログ写真を更新していないことから、810gというのはカタログ写真の通りの雨蓋を含んだ重量であって、ページ作成後に雨蓋を省略して更に80g浮かしたのだろう。たぶんそうだ!写真と重量くらい修正してよ!と思う。

731gかー、こりゃ微妙な重量だ。やっと不便さと釣り合うくらいの軽さになった。不便ながらもTegralTex版に愛着が湧いてきた頃だから今後は絶対的に軽いeVent版だな。
eVent版UnishelterはExpedition仕様ということで大きく作られているが、eVent Crysallisもそれに迫る大きさだ。足元に靴を転がして、ブリっと太った厳冬シュラフで寝てみてもロフトが潰れることがなかった。今年の恒例の冬野宿で使わない訳にいかないだろう。
で、だ。収納サイズが全然違う。
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eVentが薄いこともあるが、底材の番手が下がっているのも寄与していそうだ。ゴワゴワだった底材がサラサラになっていた。
しかし、いつものことであるが、針金のフープを曲げて畳むのは心が痛い。

Crysallisの細部の写真は少ないので何枚か掲載しておく。
ロゴ
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最近はあちこちでeVentのロゴが目立つ。eVent屋さんから指導が入るんだろうな。

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手前の黄色いのがTrgralTex、奥の銀がeVent。シームシールも完全だ。が、止水ジッパーの縫い付けて表面と内側に糸が貫通しているようなので、その縫い目だけはシリコンで閉鎖した。

幅の違い
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向こう側も同じだけ差があるように並べた。長さはも15cm長くなった。

素人写真で申し訳ないが
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二本並んでいる絵も少ないだろうから。ジッパー、雨蓋辺りの違いがよく判る?

長さの違い(ボトムを合わせてある)
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と、フープの自立具合の違い。換気口の生え方が分かる。

警告は伊達ではない
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締め切ると途端に苦しい..



参加中..こんなbivyの着せ替え遊びしている間に山へ行けよ!と思った人はここを日々激しくClick!

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by ulgoods | 2007-05-11 02:32 | 宿泊系 | Comments(10)

防虫山装束 / BUZZ OFF APPAREL

防虫山装束

7月のヨセミテは場所によっては蚊の大群に悩まされると聞く。対策としては防虫剤を体と言わず服や下着や靴下にまで擦り込むことになるらしい。防虫に関しては2年前にDEETを取り寄せてヨセミテに負けず蚊密度の濃い裏庭で試してみたが確かに効果は絶大であった。
当時の文章では

>張るに先立ってDEETで蚊対策をした。昨日のお庭作業時は足腕には念入りに塗ったのだが、首筋の
>塗りがいい加減だったのでそこを狙われて一撃を喰らった。まったく油断も隙もない飢えた蚊共だ。
>DEETを耳無しほういちのお経よろしく隙間無く塗らないと御利益が薄いということが判った。

と言っている。耳無し芳一並に入念に毎回塗るのは難しい。背中はどーする?私は痒がりなので、数カ所刺されたら気が遠くなりそうだ。かゆみ止めも要るとして、先ずは刺されない工夫をした方が前向というもの。し、濃いDEETはお肌にキツそうな気もする。

で、手に入れたのがこれ、
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除虫菊練り込みBuzz-Off素材の日よけ付き帽子、シャツ、ズボン、バンダナたち。蚊、ダニ、蟻、蝿、つつが虫、ユスリ蚊..に効くらしい。
Buzz-OffといえばEx Officioが有名だが、定価では高価なので買えないでいた。が、探すと海外バッタ屋さんに積んでありました!約半額で!メーカーはSTEARNS。聞き慣れないがBuzz-Offと書いている。この生地は25回程度の洗濯まで防虫効果が持続するという。除虫菊と聞くと蚊取り線香を連想するが、こういう使い方もあるのね。残念ながら大日本除蟲菊のマークは入っていなかった。しかし映画じゃないが虫が三つも。そりゃ、いろんな虫に効くと言いたいのか。
鼻をつけて臭いを嗅いでみた。なにやら効きそうな香り。
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結果として帽子はEx Officio、その他はSTEARNSの混成チームになったが、一応、防虫山装束を揃えることが出来た。メーカーは違うが緑に白十字なBUZZ OFFの商標のタグが付いており、insect repellent apparelと書いている。Ex Officioのページを見ると結構な品揃えだ。
こりゃ、同時期に揃えないと何回洗濯したか分からなくなる..
で、生地は同じで縫製だけならEx OfficioもSTEARNSも大差はないと思われ。事実、STEARNSのシャツは背中にメッシュの換気スリッドが付いてたり、袖のまくり上げボタンとかEx OfficioのBajaシャツそっくり(手にとってはいないが)。

帽子だが、被って鏡を見る前に人に見せたところ..
ルバング島
硫黄島
という反応を頂戴した。私が無精髭のせいもあるだろうが...ま、自分でも予想していた反応だ。街での着用はしないと思う。しっかーし、垂れの前部にボタンが付いていて首の前で閉めることが出来る。こいつはヤワな日焼け防止帽とはひと味違うのだ!US版頬被り。手ぬぐいの頬被りはどーみてもイケていないのと一緒で、この帽子もイケていなくて結構だ。

テストスケジュールとしては、取り敢えず着用サイズテストは何とかパスできた。あとは着て裏庭へ出るだけだが、まだ蚊が出ていない。
気がかりなのは、この格安防虫服のタグが少し滲みで汚れていること。バッタ屋に山積みで時間が経ち、防虫成分が染み出したかな?と思っている。ま、試してみれば分かることだ。蚊取り線香に燻され続けた日本の蚊も侮れないはず。


Buzz-Offではないが、オマケ
これは昨年から気に入っているフェニックスの7分切り離しズボン。
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股間のUPで申し訳ないが..内股にジッパが付いており、換気が出来る。これが効く!涼しい。透湿とかチマチマやるよりは換気で湿気一掃は正しいな。



参加中..垂れ付き帽子をかぶったイメージ、だよねぇ~と思った人はここをClick!

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by ulgoods | 2007-05-05 15:57 | 生活系 | Comments(17)