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JAVA Juice / 濃縮コーヒー

山系blogページでJAVAと聞くとIT業界の人は、ん?と思うかもしれないが、今回はストレートにコーヒーのJAVA。山で手軽に飲める濃縮コーヒーだ。会社名もそのままストレートにJava Juice Inc.分かりやすい。
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これまたストレートな豆搾りの絵が良い。こんな大きな豆なのか、握力強いし...な訳ない。

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湯で割っても水で割っても良いとな。で、アラビカコーヒーとある。ぐぐるとジャワ・アラビカというのが見つかった。ま、代表的なレギュラーコーヒーということらしい。おっと、淹れたコーヒーに足して香りと強さを増すという使い方もあるようだ。Web等を見ると、お菓子に使うというのもありで多芸だ。

カップに入れた原液はドロっとして、あぶくも消えない粘度を持っている。
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結局、これを全部飲む訳だから、水・燃料節約モードではこのまま飲んでも同じなんだが、そんな勇気はない。下剤には良いかも。
ま、お腹を下さなくても珈琲は利尿作用があるから水を節約した事にはならないか。

割るのは12oz-16ozということは液量オンスだから354cc-473ccで割れとある。原液は15cc、結構な希釈になので原液は袋から絞って最後の一滴まで入れた。貧乏性だし。
で、濃いめに約300ccで割った。おお、香りも立つし結構酸味が強いな。カフェインも多いんじゃないかな...効く感じ。
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一日に1Lはコーヒーを飲むカフェインジャンキー、淹れたても冷えたヤツもそれなりに好きだ。あまり文句は言わない。で、これはどちらかと言えば時間が経ったコーヒーの味。文句は言わない。
ま、好きずきだな。30袋も買ってしまったが..70の徳用袋にしなくて良かった。

袋は丈夫。手で千切ったくらいでは千切れない。踏んづけたらどうなるかわからないが、無造作に食料袋に入れて押し合いへし合いしても破れて漏れてザックから芳香を出すことはないだろう。

先日、さらまんだーキルトを見せびらかしに行った御徒町の野外用品屋さんで、ORショーで出ていたJava Juiceは仕入れないの?と聞いたが、何やら食品関係は手続きが面倒らしい。仕方がないので、向こうから小物を買う時にまとめ買いしてちょっとディスカウントが効いて1袋$1.3くらい。味にコクがあればそれでも良いがストレートに酸味なので追加で買うかは未定...
スタバのコーヒーに足してというのも考えたが、味の系統が違のでやめる。

そーいえば、カフェイン二倍のJOLTコーラはどこへ行ったのかなぁ?JOLTコーラを飲みながら箸でポテトチップスを食うのが十数年前の正しい業界人の姿だった気がするが..

あ”ホントにカフェイン強いかも。無理矢理な感じで目が冴えてきた。


補足
At 140 mg of caffeine per serving!



参加中..Click & Check it up!

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by ulgoods | 2007-03-28 03:01 | 生活系

A-Ring Alcohol stove subspecies / A-Ring 亜種

A-Ringストーブを作っていた時の亜種。

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スリッドを狭める事で、半オープン半加圧としてみた。
天板にアルコールを注げば缶の中に落ちるので燃料入れは簡単だし、天板の周囲の溝に残ったアルコールで予熱が完了する。
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底を割り箸で浮かせてやれば、底から内筒に空気が入って、内側にも燃焼面ができる。両面燃焼で不燃ガス一掃という目論見だ。
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が、4枚目の写真にあるように内筒から上がる炎の内壁が鍋底を感じて釣り鐘型になっている。これが鍋底にあたるようになると鍋底の不燃ガスが完全燃焼して燃焼効率が向上するのだが...
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T-z_Stoveさんのblogを見て、この部分をサイクロンとする事で不燃ガス突破できる気がしてきて、お蔵入りのストーブを引っ張り出して燃焼させてみた。現段階でも不燃ガス臭は極めて少ない。燃費も非常に良い。

もっと燃焼リングの幅を狭めてガスに速度を持たせ、内筒に形成した羽などで回転を掛けてみようか。

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 窓 あ け て 窓 い っ ぱ い の 春 ...山頭火よろしく。
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by ulgoods | 2007-03-26 00:24 | 燃える系

T-z Stove式 超軽量薪ストーブ / T-z Wood-Burning UL Stove

そういえば、ストーブの名前を伺っていなかった...

先月、都内某所、日本アルコールストーブ協会(仮)設立準備会の寄り合いで初めてT-z_stoveさんにお会いした。blogでは行き来があったのだが、生は初めて。しかし、そこは好き者同士、話は盛り上がり、二人で飲んだ2次会では薪ストーブの話しに及び、既に薪も手がけていたT-z_stoveさんに100gを切る薪ストーブが出来ないか、相談したりした。BPLで売っている超軽量薪ストーブBushbuddy Ultra Wood Stove でも145g(5.1oz)だ。100gが達成できれば、これこそ脅威の!?軽さである。可能である、と答えたT-zStoveさん、試作品が出来たら販売送っていただく約束をしていたのだが、ついに先週送り届けていただいた。
感謝!

普通、ガス用のストーブの重量を80gくらい、110缶の燃料満タンで200gだから、ストーブケースだ何だで300gとすると、100gというのはとんでもなく軽い事がわかる。ガスストーブを持って1ヶ月も補給無しで歩くとすると、ザックの中は燃料缶だらけで肝心の食料さえ持つ事が出来ないことになり、使い終わっても体積は減らないし、缶もそれなりに重い。一方、どんなに長期間使っても松ぼっくりや枝が落ちている限り、薪ストーブは100gのままだ!短期間のトレッキングでも100gならガス缶に比べて充分軽くて魅力ある!

荷が届き、先ずは包みを開け、中から現れたステンレスのストーブに、ああT-zの仕事だ、とほれぼれ眺めてしまった。細部を見てもT-zさんらしい。
2つ送っていただいた。いずれも二次燃焼を可能とする二重壁薪ストーブだ。
1つは83g。底なしの極限に軽いモデル。
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縦方向の強度も必用充分で実用になるが、これは内部構造の鑑賞用に取っておく。
もう一つは底付きで114g。
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地面への影響を少なくするためには底付きが必用だし、これは空き缶のリムを使っているので、横方向の強度も強い。これはフィールドで使わせていただく。確かに、クッカーの蓋などを底に敷けば底なしの83g版でも地面に対する影響は少ないが、蓋をしないとお湯が墨汁臭くなるので困ってしまう。ま、別途アルミフォイルを蓋にすれば良いんだけど、それはそれでチョイと面倒。

このストーブたち、いずれもスノーピークの900クッカーにキッチリ収納できる。
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400cc位の湯を沸かすにしても、このサイズなら吹きこぼれも安心だし、無用に大きな鍋でせっかくのストーブの軽量さを無駄にしないで済む。なにより、パッキングが楽だし、ストーブを潰す事もない。隙間が大きいとガタガタ動いて煩いし、ストーブや鍋の内側に傷を付けるが、ピニール袋に入れてピッタリ納まる絶妙のサイズ感だ。

二つに共通しているのは、逆円錐台に仕上げた内筒による、二次燃焼空気孔の構造だ。この構造なら上部のリムの張り出し分の重量が節約でき、作りも簡略化できる。ただし、精度の高い逆円錐台を作れればの話し。けがくだけでも大変だ。よく見ると五徳への荷重を内筒と外筒の接する部分に掛けてあり、外筒のみが挫屈するのを防ぐ工夫をしている。熱で金属の強度が落ちるので実用にするには重要。
作りは各所にネジ穴を切り、こんなのアリ?みたいな止め方をしている。これも正確で根気の要る加工と頭が下がる。

両モデルとも、底部に仕込まれたアルミパイプにシリコンチューブをつないで空気補給ができるようになっている。これは本家BushBuddyにはない。後発の強みでTrailStoveの工夫を取り入れている。しかも83g版の十字のパイプはログハウスの組み方と同じで、穴の開いたパイプの切り欠きをキッチリ合わせて、ホースがつながっていないパイプにも空気が供給されるという...悶絶の技である。
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五徳も軽快で美しい。ただ、風防のデザインが凝りすぎている。これはSieraStove同様、巻き付けるだけで用をなすのではないかと思う。

実は、BPLで売り出しているBushbuddy Ultra Wood Stove も(勝手に)発注を掛けている。強度や燃焼具合などを比較したいためだ。が、何せ?米国。出荷担当が休暇を取っているらしく、かれこれ3週間待たされている。予定では今日、明日の出勤なのだが、いつ送られるやら...

というわけで、今年はこのストーブをフィールドに持ち出してテストする予定。直近ではキッチンで火入れをしたいと思っている。
何度かレポートすることになる。もしかしたら、もっと素敵な報告が出来るかもしれない。T-z_stoveさんの作品をWebで拝見し、私はアルコールストーブのガレージメーカーになる気が削がれたが、T-z_stoveさんなら世界的に競争力のあるメーカーになれるだろう。ガレージメーカーの産声に立ち会えるのはとても光栄だ。使ってナンボ沸かしてナンボのストーブたち、使い勝手などフィードバックさせていただきたい。


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 分 け 入 っ て も 分 け 入 っ て も 青 い 山 ...山頭火
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by ulgoods | 2007-03-22 23:35 | 燃える系

モンベルモノ3

モンベルから防適性に対する問い合わせの回答を得ることができた。

こういう問い合わせ

> ご意見 : 新作の寝袋のWebページなのですが、
>>高い保温性と快適な寝心地を実現し、さらに防適性も確保しています。
> とあります。
> 防適性とは具体的にどのような性能なのでしょうか?防水性能であれば防滴性だと思うのですが。
> つまらない質問ですいません。ご回答下されば幸いです。

に対して

弊社WEBページ文言につきまして、お客様には大変ご迷惑をお掛け致しました。
「防適性」につきましては誤植となっておりまして、「防滴性」が正しいご案内となります。
至急訂正をさせて頂きます。ご連絡誠にありがとうございました。

とのこと。
ああ、良かった。
影響力の強いモンベルのこと、山道具界に防適性という言葉が定着するのを防ぐことが出来た!?


これもどうでも良いのだが...そこら辺のWebページでよく目にする誤字としては、
脅威の性能!
みたいのがある。
競合他社には脅威なのかもしれないが、どう考えても驚異の誤りだと思う。
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by ulgoods | 2007-03-21 18:43 | 駄文系

内燃サイクロイン / internal-cyclone open jet alcohol stove

blogにコメントを寄せてくれるベーさんから、小径鍋でも炎が漏れないアルコールストーブの製作を依頼され、かれこれ一ヶ月が過ぎようとしている。やっと試作品が出来たので、blogに曝す事にした。
年末にお会いした時に加圧型を何個か手渡したのだが、実際に使ってもらったところ...疲れ果てて寒い場所ではネジの開け閉めや燃料の注入ができないからオープンジェットで!という現場の声を頂戴した。しかも最初はFireLite Titanium Esbit Wing StoveのESBIT台に乗るようにと言う要求仕様であった..が、高さを15mm位に抑えないとイケナイ。何度か試作したがこればっかりは無理だった。堪忍しておくれやす、と泣き言を言ったら、GossamerのFire-Fly Stoveの五徳でも良いというお許しをいただいた。泣いてみるものである...

普通のオープンジェットを背を低く作っても面白くない。第一、内筒の外側にしかジェットを出せないでは短い距離で炎を収束させる事が出来ない。また、不燃ガスを減らすために内筒を細くして中央部からの蒸発量を抑えようと考えた。
そのような各種の思惑を満足する形を探ったらシンプルな形状に帰着した。
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使うのは背の低いコーラ缶1ヶ。今まで見向きもしなかった缶だが、今回はこれでなくてはいけない。
しかも、今回は少し緻密な工作をやってみた。これはT'z Stoveさんの影響だ。氏の作成する美しいストーブに少しでも近づきたいのココロ。

このストーブ、既に誰かがやっているかもしれない。ので、名前は付けない。JSBさんから型式認定を受けねばウカツに名前を付けられない。

工夫した箇所は、
・内筒下部を折り返して底への密着性を上げた。これで最後の一滴までジェットが得られる。
・接合部の上部を丁寧に巻き込んで缶の接合の維持と気密性を持たせた。手にも安全!
・ジェットをサイクロンにした。
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(切れ目を入れずに捲らないとチャンバー内の気が抜ける)

最初、サイクロン化しない時は鍋底に不燃ガスが溜まる傾向が強かったが、サイクロン化によって炎を収束させる事ができ、しかも実際の炎の長さが長くなるので、鍋底に付くまでに燃焼時間を長く取れる(五徳が低くても不燃減少)利点がある。
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(内筒下部で盛んに燃料の沸騰と蒸発が起きている)
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炎の抜けがよいので不燃が溜まる傾向が減少し、炎のゆらぎも安定した。

とりあえず本体は12g、30ccも呉れてやれば500cc位の湯は沸く。

ジェットの上側のリムの部分をラジオペンチで斜にねじりを入れていけば空気の流入とサイクロン化に良い影響がある気がするのだが、逆におシャカにするかもしれないので、現在躊躇中..いつもやりすぎて壊してしまう。

10分経過
やはり男の子なのでやってしまった..
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回転が力強くなった気がする。炎が鍋底に当たっても回転力が残っているよう。こんな強力なサイクロンは初めてだ。
ただ、リムを内側に絞ったため炎が当たり、缶が加熱傾向になって、無駄な蒸発が増えたかもしれない。


な ん ぼ う 考 へ て も お ん な じ こ と の 落 葉 ふ み あ る く ...山頭火
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by ulgoods | 2007-03-18 14:18 | 燃える系

GOLITEの靴 Eidolon

先に修正、SGT.M 氏からの情報でモデル名が判明 Eidolon でした!

GOLITEの靴 CALUMUSか?
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この靴、昨年TIMBERLANDの資本下に入ったGOLITEが今年から新たに手がけるFootwareの試作品と思われる。
大胆に肉抜きした構造はCALUMUSだが、カカトが付いているところを見ると、サンダル系のCALUMUSとは違う性格のモノだ。Goliteのビデオの中に瞬間的に出ている気もするが、モデル名は不明。
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大胆な肉抜で通気性が良さそうだし、靴底も他のモデルに比べて平坦なので、夏の街履きにしよう。自転車用にも良いかも!
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この靴、eBayで$34で売りに出ていた。売り主は本来はジャンク系を扱う出品者だけに、US方面でも真贋の程や、中国工場からの横流し、あるいはオークション詐欺説など飛び交っていたが、事前にメールのやり取りをした感じでは、いい感じの誠意が感じられたので、どー考えても安過ぎるけど、性善説に基づいて一つお願いしてしまった。

出品者によると、これは初回限定版でGoliteが作成し、Team Travel、ディスカバリーチャンネルその他展示会用に提供したモノらしい。出品者がバッタ屋から大量に$19.99で手に入れたとか。その話は、たぶん信用できると思う。
他にも多くのモデルが出品されていた。まだ市場に出ていなかった時期に、ここまで多くのモデルを、苦労して偽物は作らないだろう。
もう30年も前(中学生だ)の話だが..街のバッタ屋みたいな靴屋に当時珍しかったNikeが積んであった!オヤジに聞くと、Nikeの縫製工場が日本にあって、そこから流れてきたのは?という話だった。ので、靴世界では何処かからか試作とかが流れてくる話はありそうだ。YahooでもGoliteの試作品らしきモノは良く目にするし。気前良くばらまくのか、管理が上手くできていないのか?試作品、私にもばらまいて欲しいかも。

靴裏には19.99を79.99に値段を書き換えた痕がある。
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USのみならず、JPからも多数問い合わせがいったのだろう、今日見たら$70(送料込み)に値段を改定していた。靴の価値に気が付いて、安すぎて与える不安と、もう少し儲けられそうな期待で$79.99を$70に安くしたように見せかける根性(配慮?)が微笑ましい。このJasonさんなら許せる気がする。
サイズは9 1/2を頼んだのに斜めから光に当てると8と読める数字がある。でも、私の足にピッタリだ。USの9~9.5くらいはあるな。とすると8はUKサイズのことか?ま、ピッタリで安心した。幅はゆったりしている。3E位の作りか?外国靴にありがちな、幅を合わせる長さが変!という違和感がない。
重量は片側307g、最初に受け取って手に持った感じは重量感を裏切られる感覚の軽量さだった。

モノもすぐにUSPSの航空便で、封筒に入ってお安く来たし..(実送料$13、梱包材もあるから、実払い$20は許す)
腰が引けずに良い買い物ができてうれしい。

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空 へ 若 竹 の な や み な し ...山頭火
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by ulgoods | 2007-03-15 23:35 | 生活系

LightSabre 2007 / Black Diamond

LightSabre 2007 / Black Diamond

新しいLightSabreのモデルを畳の部屋で張ってみた。畳の部屋はペグ止めが自在なのでテントの目止めにピッタリだなと、注射器でシリコンを縫い目に塗ながらTATAMI-MATがある日本家屋の幸せをかみしみていた。
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とりあえずFirst impression.
特徴は何と言ってもBiblerのTripodと同じく、足にフレームが入り、胴体部分に空間を張れるようになった事だ。EPICは防水ではなく、撥水なので、水溜まりができると、そこから雨漏りしやすい。足に骨が入ることによってきれいに生地が張り、胴体や足元の弛みに水溜まりができるのを防ぐことができる、と見た。実際、足元フレームの形状は、Tripodが台形なのに比べてLightSabreは半円状で、胴体部分に平面ができない形状だ。

あと、足元に換気口が付いた。
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(足元の庇の中から見た換気口メッシュ)
これは微妙..結露しやすい傾向のEPICの結露対策か?となるとEPICテントのモデルを展開しているBlack Diamond自身がEPICの透湿性を否定していることになる?
とはいえ、寝袋でも何でも袋物は体温が行き渡らない足元が結露の弱点だ。Bivyは容量が小さく、体から出た湿気は寝袋に籠もりがちになるから、通風で一気に湿気一掃というのは嬉しい。ただ、足元の保温が失われて、冷えて寝袋に結露点が移らないか心配ではある。いずれにせよ、この辺りの領域はその辺がごちゃごちゃに混ざる部分だから、空間が張った方が対処しやすいと思う。
どんなに優れた透湿素材でも透湿を駆動する原動力は膜の内外の水蒸気圧の差だ。通常はBivyの内部は外部より湿気っている。頭部は空間が張りやすいので換気されるが、足元や胴体部に溜まる湿気を通風で解決しようという試みは従来のBivyには見られなかったもので、知る限りコイツが初めてだ。胴体を鞴にしてバフバフと換気するのがよいか、換気口で通風を得るのがよいか、試す機会を持ちたい。

必用なペグの本数が7本に増えた..ま、従来通りペグなしでも頭部の空間は維持できるが、足元は換気口が付いたので、ちゃんと張ってあげないとメッシュが地面に接触し、浸水の弱点になってしまう。最低限、頭と足に2本あれば空間は張れるだろうが、それでは縦方向のシワが出そう。
足にフレームが入って2oz.程度重くなったが、わたし的には空間が得られたのは魅力的だった。ピンと張られた空間は居心地がよい。
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内部に厚手のエアマット(Insul Mat Max-Thermo)を敷いて、既出のMFDキルト「さらまんだー」で二晩過ごしたがキルトが壁に接触しない。さすがに-40F寝袋だとパンパンで、一部ロフトが圧迫される感じがした。冬ならエアマットを敷いた上に張ればだいぶ余裕ができるか。

できれば乾いた季節に涼しいところで使いたいBivy。

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週末で目止めも終わったから雨を待って庭で防水テストしないと。あ、Tyvekでフットプリントを作らないと..

な が い 毛 が し ら が ...山頭火

引き続き、モンベルモノ2での、防適性って防滴性?のタイポ説、正しい日本語のご指導お待ちしております。
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by ulgoods | 2007-03-13 07:04 | 宿泊系

モンベルモノ2

どーでも良い話だが..

モンベルのページで新しい寝袋が見られるのだが、寝袋の解説にある一文、

「さらにポルカテックス加工を施し、これまでのスリーピングバッグになかった防適性も確保しています。」

防適性って、どーいう能力なんだろう。適する事を防ぐ能力って...不適切と言う事ではないか?
ポルカテックスは耐水性に優れているらしいんだけど、防適性って、防滴性のタイポかなぁ?


モノ自体は先週さかいやで目にする事ができた。生地が薄く羽毛が透けて見えてたり、ネームタグが印刷になったりと、軽量化への並々ならず意欲が感じられた。また、ジッパーも開く力でロックが掛かって勝手に開かないようになっていたり、噛み込み防止でジッパー周囲が特殊な?加工で硬い生地になっていたりと、工夫が見られてイイ感じ。
国内で買うのならお安いのでモンベルかなぁ?
店頭で見たヤツは一部、縫い目からダウンがはみ出していたが...


防適性って防滴性の誤りと思う人はクリック!
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by ulgoods | 2007-03-10 19:05 | 駄文系

Salamander Quilt / Mount FUJI Designes(MFD)

USで自らの体験を反映しながらザックや寝具の研究・製造を精力的に行っているMFD(富士手芸店)製Quilt esquisse #2、その名はSALAMANDER!
怪物ではなく、見た目が山椒魚の意味で..どちらかというと、平仮名で「さらまんだーぁ」と発音すべきだろう。
ああ、MFDの店主の育った土地に縁のある小説家もそんな本を書いていたっけ。
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写真のQuiltの内容物は御徒町方面の"ぬらりひょん"さん...お店のテントでゴロリと試用中

Quiltは、要は掛け布団なのだが、これはFootBoxが形成されており、足をそこに突っ込んで使う。寝袋のジッパー全開にして足を突っ込んで上から掛けるのと同じ要領だ。
Quiltは寝袋で寝ている時に体重によってロフトが失われて無駄になる体の下の部分を最初から作らず、その部分とジッパーの重量を節約するのが主眼なのだが、わたし的には防寒着などを着込んで寝ても寝袋のように体を圧迫しない作りを利用して、防寒着の着膨れ着た切り雀寝を目指す事にした。これで総重量削減&着て寝れば衣類も乾くし。それと、締め付けなく自由でイイ感じ。

事前にメールで決めた方針は、
・RAYやLynne Wheldenのquiltのようにドレープを付ける
・少しゆったり目に
・濡れに強い合成綿を使う。
・シェルも耐候性のもの。
・温度帯は冬の奥多摩低山野宿、夏の3000m野宿兼用を狙う
・頭も包むように..寒い時は犬ころみたいに丸まって眠りたい。
・日光を吸収しやすい黒

通販で指定の材料を調達&送りつけ、デザインと縫製を依頼した。
一応、自分で採寸したのだが、MFD二代目店主とは体の主要なサイズ(太さ以外)はほぼ同じなので、細部はお任せすることにした。
使用した材料は、
・合成綿:Primaloft Sport 6ozを2yd
・シェル:Momentum90 0.9 oz Downproof Ultralite Taffetaを黒とグレーを各2.5yd

出来上がったQuiltの重量は598g。根性で600gを切った!

裏から見た山椒魚、ひれ(ドレープ)の生え方がよく判る
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モーメンタム生地は自分では試していないが、シャワーでしばらく水を掛けても水は滲みないらしい。
縫製は滑って扱いにくい生地の割には良くやっていただいた。
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補強などもツボを押さえている。
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厳冬期用シュラフをアンコにして写真を撮ってみたが、確かにお願いしたとおりのずんぐりに出来ている。
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これが重量が絞り込めなかった原因だが、体がはみ出ては用をなさないので仕方ない。

とりあえず寝心地を試したが、
寝袋のように窮屈なところは全くなく、着込んで寝ても良さそうだ。
ドレープが効いていて、端を体の下にたくし込みやすく、かつ隙間からの冷気の侵入も少ない。頭部のドレープのお陰で頭まですっぽり!
合成綿の割には結構小さくパックできる。
と、気に入っている。

店主が余った素材で襟巻きも作ってくれた。これを軽く縫い付けて使うのだという。確かに首周りは暖気が逃げる弱点だけに、Quit使い店主の経験が反映されていて嬉しい心遣いだ。spin生地で専用スタッフザックも作っていただいた。感謝。

マットとの固定はこれから自分で工夫してみる。羽毛じゃないので(強度を考えて)縫いつけなどすれば中身が漏れる事はあるまい。

まだ、野外では使っていないが、次回の夏用の発注に向けてカイゼン点を見いだしているところ。

羽毛で作るのは格段に難しいという理由もあるが、圧縮性を求めなければ最近は容量の大きな軽量ザックも多いから、かえって濡れ湿気に強い合成綿のメリットを積極的に使いたいと思った。他の物で軽量化するので、安全マージンの調整が難しい寝具は扱いやすい性質のものを指向してみた。
黒なので、日が出れば乾かすのも容易だろう。全部黒だと裏表が分からないので、中はグレーにした。青や赤が選べるのだが..赤はちょっと対比がスゴイし、青は安っぽい感じがするから好きではない。
黒のモーメンタムは丸めてその辺に置いておくと、ゴミとして持って行かれる危険性がある。
これを被って立ち上がり、ををーーと唸れば熊も逃げるかもしれない。
寒い時は防寒着を着て寝る予定。ふわりとQuiltを掛ければロフトも潰れないし、汗は出るけど体温で乾いていずれ平衡するだろう。外側のQuiltは化繊なので湿気っても保温性が著しく落ちることはない、という読みなのだが。化繊か羽毛か、どういう組み合わせが最良かはまだ暗中模索。

ああ、お針仕事ができるのはうらやましい。

す な ほ に 咲 い て 白 い 花 な り ...山頭火
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by ulgoods | 2007-03-07 08:06 | 宿泊系