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やれやれ、年末かぁ 悪夢が蘇る

否応なく年末が近づいている。って、もう年末ですか..
今年は自宅で年越しをして2日から数日を栃木の温泉で過ごす予定。なにやら2日は雪の予報で思い出した。あれは去年の大晦日...
友人から貰ったイエティーという網のゴムチェーンを携えて温泉に向かったら雪が降り出し、坂の途中で巻くも上手く行かずに車軸に絡まり、ああ、ジャッキアップしてタイヤ外しでズタズタに切れたチェーンを撤去したが、結局は坂を上れず..あちらこちらにSOSを発し、とっぷり暗くなってから陸送車に乗せて貰って荷台から温泉入りというちょっと派手な登場をしたっけ。
ああ、悪夢だ。
最近はガソリンスタンドでもチェーンは置いていないんだよね。手持ちのスタッドレスは経年変化でガチガチで効きそうにないし..
あれから一年、明日こそはチェーンを買いに行くのだ。

やはり、入手した道具は試して慣れてから行かないと痛い目に遭うという教訓を得た大晦日だった..
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by ulgoods | 2005-12-30 00:03 | 駄文系

Titanium Goat / Vortex Titanium Stove その2

数日放置して、サンタが掛かっているかと覗いたが、残念ながら中には真っ白な桜の灰が残っているのみだった。
真っ白だよ...

ストーブをばらして汚れ具合とかゆがみ具合を確かめた。

煙突内部はやはり真っ黒なのだが、根元にはほとんど煤は付いていなかった。
重なり部分は明確に煤が付いていないので、煙のモレなども無いかと思われる。
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これはクルクルと巻いて収納簡単で、しかも手に煤も付かなかった。手が汚れなければ中が煤だらけでも問題ない。

本体もバラした。内部にはほとんど煤が付いていないのは驚いた。素手で触っても汚れない。
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ゆがみは..やはり出ていた。底板が大きくねじれている。
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これで再度組み立てがうまく行けば特に問題ないと思い、再度組み立ててみた。
穴がずれるなどのトラブルもなく、サクッと組上がり、組上がると歪んだ底板も平面を取り戻した。
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ただ、側板に隙間が出来ていたので、次回の火入れで煙が漏れないと良いが..
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再びコンパクトに収納できた。
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特に煙突、あれほど長大な煙突がリレーのバトンくらいのサイズに収納できる。おっ立てたサイズを知っているので改めて感心。

何とか使えそう。
こいつは気に入った!
I like this stove. Thank you Doug!

灰は庭の紫陽花の根元に撒いた。肥料になるかな?
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by ulgoods | 2005-12-27 14:07 | 燃える系

Titanium Goat / Vortex Titanium Stove

休日の午後、ついにチタニュームストーブの火入れを決行した。

・組み立て
最初懸念した穴位置の精度は問題ない。木ネジがうまく入らなかったので、精度が良くない予感がしていたが、ナットを使わないので最初は内側板の小径の穴に木ねじを押し込んで少しネジ山を付けてやらなければならない。が、これがなかなかうまく行かなくて難儀した。強く押すとチタン板が凹んでしまう。また、付属のチビドライバーでは力が入らない。そこで、予めネジを通した小さな木片を当て木にして、抜いた木ねじ穴の上にチタンのネジ穴を合わせ、力を入れて木ねじをねじ込むことでうまく行くことが判った。最初だけは大きなドライバーを使うのが良い。一度ネジ穴をフイッティングすれば次回からはチビドライバーでも良いだろう。再度の組み立ては一度ネジを通せば問題ない。穴がバカになると今後ネジが効かなくなるので注意が必要と思う。
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ストーブが必要な状態のかじかんだ手で最初のこの仕事は辛いので事前に組み立てをやってからフィールドに持ち込むことを強く勧める。

折り畳み脚だが、中央のネジが邪魔をしてうまく畳めない。もしかしたら、この脚を使う場合は箱の上下を逆にしなければならないのかな?上はネジが2本だ。
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煙突は薄いステンレスのシートを丸めて作る。丸める際は手を切らないように注意が必要だ。私はブリキ職人の息子で小さい頃からブリキと遊んでいたので、素手でどーやれば切れる切れないかは身を以て知っている。が、そうでない人は滑り止めの付いた軍手が良いだろう。丸めは、一度熱を掛けると次回からは簡単だと説明書に書いてある。付属のワイヤーで数カ所留めて、上端にチタンバンドをはめ、下端には、内部に金網を挿入し、最下端に断面積調整用のポートをはめ込んで、そこを本体の煙突穴に差し込んだ。ここでも精度は問題ない。goodだ。

・火入れ
本来はテントに取り付けたストーブブーツで上端を固定するのだが、テント側の裁縫が出来ていないので、今回はランタン用三脚で煙突を固定した。
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燃料の薪は以前公園で集めた桜の枝を使った。時々室内でZIPストーブでラーメンを煮て遊ぶために集めておいたモノだ。桜はスモークにも使われるから嫌な臭いがしないだろうということで選別して集めてある。だいぶ前の枝だから良く乾燥している。
点火はBPLから取り寄せたFire Starterを使い、新聞紙を焚き付けに使った。
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点火一発!どんどん炎が大きくなる。
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・火力調整
火力調節は薪の量はもちろんだが、吸気側の開け具合と煙突側のポートの開閉で行うことが可能だ。煙突の開閉ポートはかなり効く。強風だったせいもあるが、全開にするとストーブがビリビリ鳴るほど炎が興る。
快晴の空にすくっと伸びた煙突が気持ちいい。
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煙突突端の高さは約2m、煙突効果は充分に発揮されている。

・焼き色
ガンガン燃焼させたら、やはり焼き色が付いた。
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本体はブルーになったけど、これは何度くらいなのだろう?
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ステンレス煙突にも焼き色が付いた。チタンは熱伝導が悪いので熱応力による変形が心配だったが、今のところ問題ないように思う。今現在熾き火が残っているが、冷えたら一度バラして変形を確認してみたい。

ナベを乗せてみたが、やはり炎が直接鍋に当たらないから、湯が沸くまで時間が掛かる。保温くらいなら問題なく使える。ストーブの上面に薪ストーブでよく見かける同心円の蓋を付ければ調理に使えると思うが、強度や煙の漏れなどは未知数だし、うまく出来る自信がないのでやらない。

・予定
Hex3にブーツを付けて使用したいのだが、ストーブはもちろん、煙突もかなり高温になるので、誤って触れると即大やけどだ。Hex3では狭いかな?という気がしてきた。二人ではキケンかもしれない。
今回は野外だったのでどれほどの暖房効果があるかは判らなかった。よほど手を近づけないと熱気は感じない。また、ストーブや煙突の継ぎ目からの煙の漏れなど、やはりテントに付けないと判らないことが多い。意を決してお針仕事をやらなくては..と言いつつ、ほぼ絶望的なので、最近KIVAに取り付けた快速旅団のGenさんにお願いしようかと思っている..

やっと火入れが出来て一安心。
キレイに再収納出来るかだな...
今夜このままにしておこうと思ったが、サンタを招くにはチト狭すぎるか...そー言えば、何やらサンタ捕獲器に見えてきた。
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by ulgoods | 2005-12-24 15:47 | 燃える系

今年のBest3山道具

そろそろ鬼も笑わないでしょう。

このBlogで発信したオリジナル性の高い情報という視点で選択してみた。
Forumの「道具の壷」にもUPしました。
つき合って遊んで下さる方は、ForumへGO!

第1位 ヲヤヂストーブ

手前味噌だが、今年の私のMyヒット作だ。
実際にお山で使える実用性を主眼に開発を進
めた。
ネジかしめ工具がないとうまく作れないので一部で不評を買っていると思うが、道具を作るための道具は作り出す道具以上に精巧かつ特殊性が求められるので仕方がないかも。イイ道具があって初めて使える道具が作り出せるということもある。

第2位 Granite Gearのザック
Nimbus Latitude


Stratus Latitude


の背中ベローーーン剥けザック達。
どちらも軽量かつシンプルながら、実用性は高い。
日本ではレア度高いのも高得点。
しかも、バーゲン常連でお安い...

第3位
LUCIDO TX-1

ふとしたことで評価機を貸してもらったが、100mオーバーの超強力ビームが心強い。
即、UKからお取り寄せした。
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by ulgoods | 2005-12-24 02:16 | 駄文系

IWATANI PRIMUS ULTRA GAS 250U

IWATANI PRIMUS ULTRA GAS 250U

イワタニプリムスから出たウルトラガス250Uを入手した。
缶の色も何やらUltra強そうだ。
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成分はプロパン30%とイソブタンである。
これがどういうことかというと、沸点を比較すると判るが、
ブタン0.5℃
ISOブタン-12℃
プロパン-40℃
だから、この燃料だと普通燃料のブタンが沸騰しなくなる0℃をさらに下回り、-12℃まではイソブタンが沸騰してガスを供給してくれ、更にプロパンが30%も入っているのでプロパン無くなるまでは火力が大きいことが期待できる。今までの冬季用燃料として出ていた普通ブタンにプロパンを混ぜたものは氷点下ではプロパンのみが燃えることになり、役立たずであったが、こいつぁイイ。-12℃以下なら今まで通りにプロパンに頼るしかないが、通常のキャンプのレベル(-12度でキャンプする人は並の人ではないよね)でのショボイ火力低下を避けることができる。極端に寒くなければガソリンストーブの出番が減る訳だ。
夏辺りから冬のことを心配して倒立液出しとかやっていたが、イワタニさん、見ていて心配してくれたのかも!
この気温領域では倒立液出し無用だ。
しかもMSRのIsoPro-Premium Blend Fuelよりもプロパンが10%多いのはうれしい。何とか入手したかったのだが、キャニスタ缶は飛行機に載せてくれないのだ。

プロパンを多量に含むとなると外殻の強度が心配だ。その辺の手当がなされているのだろうか?というわけで重量を測定してみた。
重量は375gで通常のPrimus Winter Gasと同じだった。??と思い、よく見てみると、中身が
Winter Gas 230g
Ultra Gas 220g
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であり、中身が10g減っている。この辺になにかからくりがあるのかも知れない。缶が空いたら分解してみよう。気化促進機構内蔵なる文字が書いてあるが、これは不織布を缶内に貼りつけているだけ、手で暖めれば気化し易いという事か。ヲヤヂストーブのヒゲと同じだな。不織布で10gというのは考えにくいから、外殻が強化されているのか..いや、強化されていてほしい。この辺、メーカーさんはもっと技術情報を出して欲しい。なんせ、命が掛かる道具なのだから。

コイツを困らせるような試験をしようと思ったら..-20℃へ行かないとダメか..
-20℃ではイソブタンといえども液体のままだが、プロパンが30%も入っているから倒立液出しの気化管予熱にはとっておきのプロパンを気兼ねなく使える。もう燃料缶をシュラフに入れて夜を過ごさなくて良いのは福音だ。

ただ、気化促進機構なるものが倒立液出しにどのような影響を与えるかは室内試験をしてみないとね。というわけでMSR WindProで倒立液出しをやってみた。ま、不織布だし、特に問題なく燃焼した。
値はちょいと張るが(Uは550Yen、Wなら440Yen)、これなら倒立技と組み合わると一層安心して-20℃ underの世界に持ち込める。
火力の比較なども行いたい。どなたか、既にお済みでしたらお知らせ下さい。

追記
快速旅団のGenさんからご指摘をいただきました。
*(スノピの略)のガスは..イソブタンで35/65%すね。持っているけど不覚にも認識不足!MSRとの比較のみが頭にあったので、最近JPネタはチェック不足で舶来礼賛傾向にあったかと反省。
したがって、気化促進機構がどれだけ効果があるか、これがUガスの真価だというご指摘、ありがとうございました。
気化促進機構はEPIも似たようなことをやっていますね。うーむ... 何を今更系のネタでした。

あと、雪の温度は-6℃なので、状態によっては埋めた方が外気より暖かだというご指摘もいただきましたナルホド..かまくらや雪洞と同じですな。

倒立で使うぶんにはプロパン豊富な*で良さそうですね。

実際、*好きの方で冬季キャンプでは火力が出ないと言っていた人がいますから、ISOブタンも額面通り-12℃というのを期待していきなり寒い所へ行くのは考え直してみます。
Genさんありがとう!凍えずに済みました。
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by ulgoods | 2005-12-21 16:38 | 燃える系

苦悩の日々

だいぶ間が空いてしまった。
お山道具以外にやっていることはあるのだが、このblogの駄文系にも入らないこともあり、書かない日が続いてしまった。
それと、やりたくても躊躇していることがあり、書けない日が続いている。
やりたいことを忘れないために、やるべき事を書いておく。

・Titanium Goat Wood Stove
チタニュームゴート社のチタニューム製折り畳みストーブを購入した。折り畳むとA4サイズ、重量は2lbs, 13oz for complete stove. 3lbs, 1oz for stove, storage system, and snow platform.ということだから、背負って歩ける程度に軽い。 昔はやった?ブックバンドのような収納も気に入った。
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もちろん Folding Legs も買った。なんせ、素材のチタンの価格が3倍に上がったので、在庫が切れたら値上がりするぞと書かれちゃ、買わない訳にはいかない。最近は安価なSteel製も出たようだ。こいつは$150で半値。しかし、重量は2倍近い..担ぎたくないな。
元々、カワサキさんのページで見たKifaru のストーブとティピーシステムが欲しかったのだが、どーにもお高くて二の足を踏んでいた。Titanium Goatを知ってからは手持ちのHex3とTitanium Stoveの組み合わせを考えるようになり、ようやく思い切ってストーブとテント側に取り付けるStove bootsと共に買うことができた。
が..
ストーブがあまりに美しいので、組み立てて火を入れることができない..作成者のダグさんにもBlogに書くからね!と宣伝しておいたのだが..こめんなさい。
Sorry Mr. Doug, but the dazzling luster of this stove is too fascinating to use!
それと、テントに取り付けるStove bootsはお針仕事と穴開けをしないといけないが、失敗すると穴あきのテントができてしまうから怖い、のでできない...
チタンストーブとステンレスの煙突
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これに虹色の焼き色が付くのも美しそうなのだが..



・暖房ベスト
スタパ齊藤氏も絶賛のナショナル コードレス暖房
ガスを燃料として触媒燃焼で高温を長時間発生する装置がベストに組み込まれている。買ったのは発熱体やコントローラはナショナルだが、ベストは別の会社製で、製品名にナショナルは入っていない。ま、ベストには用は無い。発熱ユニットを抜き出して写してみた。
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このベストだが、中空構造になっており、発熱体の暖気が溜まり背中全体を暖めるゾという意欲がにじみ出ている。普通に全うに使うにはこのままで最適だろう。発熱体は腰部分にセットされる、新鮮な空気を求める吸気シュノーケルが腹まで引き回されるという配置になる。

さて、発熱体。500g以下だから持って運べる重さだ。ナショナルは時にこんなお茶目な製品を出す。以前、お仕事でグループ会社の方々とご一緒したことがあるが、社員には年間何本かの特許取得の厳しいノルマが課せられているので、こういう発想も捻り出されるのだろう。
この暖房器具はハクキンカイロの大出力精密制御版と考えて良い。燃料はブタンガス。メカはしっかりしているし、制御部もLSIとか入ってる。燃焼部と制御部が離れていて、制御部には超小型のコンプレサまで付いている。写真の半透明の散弾薬莢みたいのが燃料タンクで、専用ガスボンベから10秒以内で満タンに液体ガスが充填できる。
取扱を検討している快速旅団のGenさんのテストによると一酸化炭素は検出されないようだ。ま、昨今のこの会社のリコール告知CMを見ているとそれでもコワイが..
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どー凄いのかは齊藤氏の記事が詳しいが、何せ、長野オリンピックの公式防寒着の暖房に使われた割にはその後Hitしないのは何か問題があるのかも知れない..
ま、そんなことはいい、コレは何かに使えると思った。
考えたのは
・Bivy内の暖房
Bivy内を暖房して結露点をBivy外に移動することができれば快適。
・床暖房
暖気をサーマレスト内に送り込めればぬくぬく快適。
・シュラフ内暖房
暖気をシュラフ内に送り込み、結露点をシュラフ外に移動できればシュラフ表面を防水にすれば湿気らずぬくぬく快適。冬でも3シーズン用で済めば重量は帳消しにできる勘定。
・移動中の乾燥機
上記の全てが失敗しても行動中にパッキングしたシュラフをザック内で乾燥させることができれば夜が快適。
・凍傷対策
上記の全てが失敗しても熱源があれば心強い。
いずれにせよ、冬季トレッキングの常識を変革する一大事!

というわけで、お約束通り3個まとめて購入した。
1個は実験用、もう1個は本場用、もう一つは予備。
なにせ、生産が中止されているので、これで一生を賄わなければならない。燃料タンクの予備も販売されていないから、3個買いでは3個に燃料を詰めて持っていくというワザも使える。不安なのでもう3個ほど欲しいところだ。
が、
説明書によると、高所の低酸素状態では燃焼を保証できないと書いてあった...ああ、また先走ってしまったかぁ..触媒燃焼のターボライターが高所では役に立たないというのと同じ、を先に気づくべきだよね...

とはいへ、3個も捨てる訳にもいかないので、泣きながらも予備テストを行った。
吸気がシュノーケルで離れているので吸気口を外に出し、本体を布団真空袋に入れて燃焼させてみた。目論見としては熱排気が真空布団袋を膨らませて、これをシュラフ内で抱き枕にすればぬくぬく快適というわけだ。点火するとシュノーケルから吸気が始まり、シューシューとダースベイダーのようだ。
結果は、
・排気は水蒸気を含むので、すぐに袋内が結露する。シュラフ内やBivy内で使うと、不要に結露の増大を招く。
・吸排気の量は微々たるモノなので、袋は膨らまない。
・本体は高温になるが、周囲まで暖まらない。
うーん、辛い。

お安くもない、3個もボツにはできないので工作を考えている。
・排気口からもホースを出して湿気った排気を外に捨てる。
・本体付近にファンを設置して暖気を拡散させる。
だ、ファンとしては夏に買ったどこでもベープのファンが使えそうなので、耐熱と電力消費のテストをしたいと思っている。あるいは発熱体に接続していないホースの口だけ付いている所を見ると、第3のホースを接続して空気を送り込むことを考えているのかも知れない。なんせ松下の人は基本的に関西だから奥が深いのだ。ここにホースを繋いで、ゴムボート膨らまし用のふいごみたいなポンプを付ければ..いけるかも。時々シューシューやるとクリーンな熱気だけが放散される。ああ、これでホースが3本だ。本体を3台も買った甲斐があるというもの。少し嬉しい。
しかしなぁ、排気にもかなりの熱が含まれているからもったい。
お山で使えるレベルの改造にはシッカリした工作が要求されるので、二の足を踏んでいる状態だ..なので書けない..残りの2つは手つかず新品のままだ。

その他、
・ツエルトの半自立
 こいつはすぐに何とかなりそう。
・アルコール混合燃焼ストーブ
 これはもう一息で定常運転に持ち込めそう。
・ウッドガスストーブ(wood-gas stove)の作成
予備実験の結果、青火を再現できず。ジオメトリーを煮詰める必要有り。
これ、要は、木やバイオマス燃料を蒸し焼きにして出たガスに点火しようというストーブだ。炭焼きガスや、戦時中の木炭自動車の類かな?効率が良く青火が出るらしい。いろんな燃料を効率よく燃やせれば地球に優しい。鍋にも煤が付かないかも。
すてきでしょ。

というわけで現在、プロジェクトはどれも頓挫中だ。
予定では、スノーシューで歩き、Hex3をTitanium Wood Stoveで暖房し、暖房ベストの発熱体でぬくぬくの夜を過ごす..
今年は雪も早いから、四の五の言わずにスノーシュー担いで北八つにでも行くかな。
道具いじりに躊躇するとは、私もヤキが回ったもんだ..
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by ulgoods | 2005-12-19 01:42 | 駄文系

TarpTent Rainbow


気になっていたTarpTentのRainbowが受注開始した。
(写真はTarpTentのサイトからリンクで表示)
約855gと驚くほど軽量ではないが、トレッキングポールを使って、1本の骨で自立式としたアイディアが秀逸。トレッキングポールを流用することでテントポールを一本省略するというトリックが使われているのみならず、不整地でのピッチング能力が向上されている。
WishList上位に入れておこう。円安なので購買意欲を削がれるが..

以前、Rainbowの速報を読んで、ツェルトの自立化を思い立ち、Φ10mmのアルミポールを100Yenで入手したのに、放ったらかしだ。アイディアとしては、アルミポールを前縁と後縁に沿わせツェルト両端をパイプに固定、各パイプの中央にトレッキングポールの先端のバイトが丁度入る穴を開け、そこにトレッキングポールを差し込んで立ち上げると半自立(前後のテンションのために張り綱が必要)するという目論見。ツエルトを積極的に使いたいがペグダウンできる保証のない地形で使うという場面で使えるかと思った。
パイプに穴を開けるのでその部分での折り曲げ座屈強度やアルミ棒自身の重量増も心配画だ、そのうち試作してみよう。あ、穴開けは必須ではないな..

軽量化で不可能が可能になる領域があるはず。
やりたいことイッパイだ。
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by ulgoods | 2005-12-08 10:28 | 宿泊系

人のつながり

OFFLineでの暗躍を記事にするのはタブーなのかもしれないが..

先日、BPLからの共同購入をBLOGで呼びかけたところ、ターボーさんに相乗りしていただき、お陰様で送料お安く買い物ができた。到着した品をお送りしようと思ったが、チタン棒が長くて荷造りし難いので、手渡しをお願いしたところ、快くOKいただき、めでたくお会いする運びとなり..待ち合わせ場所は新宿ハンズの金属材料売り場。わたしたちにピッタリでしょ。
お時間を取らせるつもりはなかったのだが..やはり飲みモードに突入。
なにせ、私とターボーさんは2年越しの邂逅を果たした赤い糸の間柄ゆえ、焼酎の中瓶が1.5本空いて、時間切れ閉幕となるまで話し、痛飲した。
道具の話し、山(道具)の話し、Blogの話など..いや、楽しい。
ついでに、と言う訳ではないが、やはり買いすぎ?と少し反省していた酒(缶が目当て)も一本引き取っていただき、これも助かった。感謝。
そこで先日、縞枯山に連れて行ったヲヤヂストーブを託し、ご評価をお願いしたところ、早速BakePackerの記事と連動したかのような?Uniframeの飯袋の記事で使った写真をUPしていただいた。よそ様のお宅でちゃんと働くのか心配だったが、なんとかお役に立てたようで嬉しい&よその記事で見るヲヤヂストーブの炎がちゃんとしていて安心し、暫く写真に魅入ってしまった。

今日は、これもBLOGで呼びかけたTyvekの量り売に反応して下さったエイプさんに、納品ついででお会いすることができた。なにせ、幅が広いので送るのが面倒で..夜分申し訳なかったのだが、玄関先まで出ていただいて、ブツをお渡しできた。最終形が品切れだったので申し訳ないが試作段階で作ったヲヤヂを2発、使っていただければとお渡しすることができた。ちゃんと仕事をしてくれるかちょいと心配。
帰りにおみやげをいただいた。な、なんとTRIOXANEをたーんと気前よく頂戴した。
これは嬉しい。(燃える系ヲタクゆえ)こんなに嬉しいことはない(泣

今年は、BLOGを初めて半年経っていないが、お陰で多くの人を知ることができた。やはり、ヘボながらもオリジナルな情報を発信することが重要だなと再認識した次第。短くまとめるのが苦手なので、長文になる傾向が強いのだが、根気強く読んで下さる方々には感謝している。

山へ行くのも楽しいが、お道具の道もまた楽しからずや。
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by ulgoods | 2005-12-08 00:50 | 駄文系

禁断の調理器ベークパッカー / BakePacker

いまだに悩んでいる。
BakePackerは買ってはいけなかった..か?

憧れのジョンミューアトレールでは、魚を釣って蛋白源を補給しながら歩くことができるという。
そこで、魚をどう調理するか?なにせ、熊の多い地域である。臭いを出すと熊に餌のあることを知らせることになる。困った..で、調査したところ、そこで活躍する(はず)の調理器&調理方法がBakePackerであった。BackPackerに使って欲しい意図がよく見えるネーミングが単刀直入でよろしい。
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これは蒸し器ではない。BoilではなくBakeするのだ。
沸騰した湯が鍋の中のBakePackerにひたひたになる状態で 調理したいものを耐熱ビニールに入れて上に置き、さらに湯を沸騰させ続ける。蒸し器のようだが、蒸気で蒸す訳ではない。
これれで調理すれば臭いも出さないし、袋から食べるので皿も入らない。皿を洗わずに済み、食後は袋がゴミ袋になって臭いも遮断できる。
なんと素晴らしい。何処かの書き込みで魚調理での絶賛記事も読んだ(気がする)。
しつこいが、BoilではなくBakeするというのだからスゴイ。焼き目が付くのかしらと期待も膨らむ?
メーカーの口上によると
BakePackerは蒸し器ではない。アルミニウム格子の各小区画が独立の熱交換器として作用する。各区画の中の水が沸かされるとき、 蒸し器、二重鍋あるいは開口しているポットよりと比べ、お湯からビニール袋への熱転送のレートは非常に高い。ある熱工学のエンジニアがこのプロセスを「ヒートパイプ現象である」と言った。小さな温度差で非常に大きい熱量を転送する能力はヒートパイプを特徴づける主な特徴である。
という感じ。
なんと専門のエンジニアのお墨付きもあるし。
しかもレシピも豊富だ、ビスケット、マフィン、オムレツ、ピザ..なんと飯も炊けるという。
もちろん、即買った。これは調理用の袋にも秘密があるのかと思い、一生分100枚も買ったし、当然、サイズが合うハードアノダイズ加工のアルミ鍋も一緒だ。
2005年の4月頃か。
こんな感じでBakeするらしい。
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到着後、早速やってみた。ワクワクである。BoilでなくBakeを見てみたい。
ん?ビニール袋は普通なビニールだぞ。薄いし弱そう。これでBakeの熱に耐えられるのだろうか?一瞬不安がよぎるが..ま、いいや。
ジョンミューアトレールで食べる魚の調理が目的なのだが、一発目は豚肉のみそ漬けでやってみた。Bakeなんだから肉でも良いだろう。みそ漬けは保存が利くから山に背負って行きたいと思っていたし。
ビニールにくるんで暫く沸騰させた後、食べてみた...中が赤いままだった。
時間が足りないかともう一度長時間やってみた。が、赤いままだった。
残念、お肉はダメなのね。レシピにも書いていないし。
気を取り直してホットケーキミックスを水で溶いて入れてみた。これも前回の反省で長時間Bakeした。もーこんなにやったら、どんなに燃料を担いでいっても足りないよねというくらい、念入りにBackしてみた。が、中身はドロドロのままだった。

どーやら一杯食わされた感が漂う。どー考えてもどんなヒートパイプ現象があろうが、たかだか100度+なのである。高山なら更に70度くらい?
お湯に漬けた味噌肉に焼け目が付く訳がないし、ホットケーキだって焼けないよ。飯なんか炊ける訳がない。これでもか!と熱を与える燃料だけがもったいない。だいいちヒートパイプってなんだ?単に鍋底の熱がちょっとだけアルミ板を伝ってくるくらいが関の山だ。し、そんなに鍋底にメタルフィットするほどの高精度な作りでもない。
専用の袋は熱でやられて一部BakePackerにへばり付き、さらにゴワゴワに変わっていた。
おまけにこのお鍋、安物で、放って置いたら白い粉吹いているし。使えなのである(この系統の鍋はガレージメーカーのバンドル売りでよく見るね)。
こんなもの使うくらいなら、鍋底に小石を並べたって良いし、とぐろを巻いた金属のリボンを鍋底に置いたって同じだし。

なんか、説明書に書いている恐ろしく下手なベークパッカーを囲んだ家族団らんの絵が余計悲しく見えてしまった。
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しかし、袋は残ったままだ。
そこで、この袋食いのワザは頂戴した。グラノーラに粉末スキムミルクをぶっかけて持っていき、少量の湯をかけて戻して袋からそのまま食するのは私の朝飯の定番となりつつある。問題ない、あと90回は大丈夫だ(泣

BakePacker..使い方が悪いのか?製品が悪いのか、下手絵の奥さんと坊やには悪いんだが、ねそべったパパを信じて追試験する気も起きない一品である。そういえば奥さん、泣いているようにも見える。
子供が小さけりゃ、砂場のおもちゃになったかもしれれないが、もー使いようもない。
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by ulgoods | 2005-12-04 17:28 | 生活系

ココア+コーヒーでココアヒィ~


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この写真を見て私が何をしようとしているか..言い当てられる人もいるだろう。
以前、コメントでいただいた
ココア+コーヒー -> ココアヒィ~
を作ってみた。
ただ湯を沸かして作ったのでは面白くないので、鍋やストーブから作ってみた。

やっとBPLに発注していた諸々が届いた、その中に今更だが Ultralight "Beercan" Cook Pot & Stove と言うのがある。針金で作った頼りない三脚兼燃焼台に風防がセットになっていて、コンパクトにまとめることができる。JSBさん所で見たりしていたのだが、別段欲しくもなかったが、hiroshiさんがコレ用の加圧型薄型アルコールストーブを作っているのを見て、真似したいので買ってしまった。

さて、これには細長い鍋が要るのだが鍋は付いて来ない。そこいらのビール缶を使えと言う。しかし、運悪く日本では適合するビール缶はない。750mlのキリンビールが良いとBillさんが教えてくれたのだが売っていない。ターボーさんはスノピのエスプレッソを使ってスマートに解決したが、エスプレッソでは空き缶風味が薄いと思い、それは真似しなかった。そしたら、またまたhiroshiさんから情報ありで、写真に写っている日本酒の缶がピッタリと言うのだ。
もちろん、即座に3本発注した。
なぜ3か
1は練習用
2は本番用
3は予備用
で三つというのが買いの基本。
この酒缶、ビール缶とは違って素材が厚い。ちゃんとした市販のアルミ鍋に匹敵するという。

程なく酒は届いたが、どーも飲む気が沸かず(過去の苦い経験からポン酒なら純米酒以外はご遠慮中)、しばらく放置していたのだが、それではいつまで経っても空き缶が手に入らないから、昨夜は久々に晩酌し、半分は女房の料理酒として献上してやっと缶をGetしたのだった。
酒の味は..ま、好きずきだし。わたし的には、あと2缶もどーしようかと...

ま、目的の空き缶が手に入ったので、さっそく缶の肩を缶切りで切り、ヤスリでバリを取り、ペンチでしつこく内に曲げ、さらに金属棒でしごいて、もし直接飲んでもクチビルが引っかからないように均した。仕上げはストーブに付いてきたゴムバンドを巻いてやる。これでここを掴んでも熱くならないらしい。
この酒缶、シールもきれいサッパリ剥がれてベトつきも何も残らない。まさしく、このストーブにおあつらえ向き。缶だけでも充分売れると思う。

ストーブは、コレ用にヲヤヂを薄型に作った。さらに通常の作りでは缶底の凸のせいで、燃料の容量が少なくなるので、缶底をすりこぎで叩いて凸を逆に凹にしてやった。これなら薄型でも40cc以上は入るからラーメンが煮れる勘定だ。
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ストーブの燃焼だが、風防無しでは適度なのだが、
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風防をセットすると劇的に変化する。ストーブが轟音をあげてジェットを噴出するのだ。最初、風防からの熱の反射でストーブが過熱するのかと思ったが、どうやらそうではない。
仕組みはこうだ。
風防をセットする -> 酸欠気味になる -> 鍋の凹部に不完全燃焼ガスが溜まり、燃焼位置が低くなる -> 炎がストーブの上面を過熱する -> ヲヤヂが元気づく。
の正帰還がかかる。そうなるとさすがの加圧型でも不完全燃焼が起こり、頭が痛くなる。風防を開けて空気を入れると収まっていく。この風防は燃焼台より下はポンチで抜いて穴だらけにしてやらなければだめだ。

ま、何だかんだと言いながらも湯は沸いた。
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このストーブ、本来なら燃焼台にエスビットを置く仕様だ。最初は仕様どおりにエスビットで様子を見てみた。が、エスビットを燃やすと鍋や燃焼台にベッタリと茶色いのが付いて、バッチい感じで宜しくない。ただ、一度バッチくして手荒に洗うと、使い込み感が出てきてよい味が出るが、毎回はイヤだ。ま、判っていたけど、それがアルコールストーブ作りの動機。
久々に古いエスビットを燃やしたが、紙の箱がカチカチに固まっていた。おそらく、保存中に昇華で気化したエスビットが紙に浸透して固まった、そんなところだろう。エスビットをレスキューパックに3年も入れていると、もしかの時にカラッポかもしれない。座薬と一緒で冷蔵庫保管がよいのだろうか?

いよいよココアヒィ~の作成。
ココアは正統派のバンホーテン!コーヒーはこれまた王道を行くネスカフェ。混ぜてまずかろう筈がない。
両者を溶かして、ググっと飲んでみた。
?!何かヘン..私の味覚が何か変..
通常、ココアを飲むとゴクっの後に口中にチョコの甘ったるい味が広がるのだけれど、それがコーヒーの苦さで消されて、結局味がしないのだ。ゴクっの後に期待した甘モワーが来ないのは、な、何だろう、糠に釘、のれんに腕推し、馬耳東風?釈迦に説法というか、そんな比喩が100個くらい浮かんで..とにかくスカな感じ。
ココアの味もコーヒーの味も、味がしないのだ。ココアの甘さが苦手な人にはよいかもしれないが、それなら最初からココアを入れなけりゃいいし、どっちも苦手なら白湯を飲んだ方がまだマシか..
単にお湯が多かったかも、あるいは配合を間違えたかな?
どーやらコイツは奥が深そうだ...
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by ulgoods | 2005-12-01 18:41 | 生活系