カテゴリ:山行( 61 )

晴れた!

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昨年の野宿場所とほぼ同じとこ。
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by ulgoods | 2008-05-31 17:49 | 山行 | Comments(11)

牛ノ寝通り

牛ノ寝通り

2/23
5時くらいに起き、荷造りを始める。
かいじ号で塩山着11:02、タクシーで丸川峠分岐駐車場11:30、歩行開始11:36。やれやれ遅出だ。
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荒天が予想されたので、積もったら辛いと思いスノーシューを担ぐ。水以外、スノーシュー込みで目方は15kg弱。燃料食料は大食いせねば3日は保つ。
13:12 上日川 12時位から風強まり、小雪舞う。15分休憩、大福餅食う。天候に問題なし。
14:38 大菩薩峠介山荘 風強し。休憩小屋で握り飯食う。進路を検討も、熊沢山までは行けそうと判断下す。
15:00 熊沢山へ向かう。
15:24 熊沢山。天気晴朗なれど風強し。顔に痛みを感じバラクラバ着用。指がシモヤケ気味になり手袋二枚着用す。指に血行が戻り痛い。
進退を検討するが、牛ノ寝通りに入れば樹林の下りのみなので安全と判断す。肝はここからの広い吹きさらしの数百メートル。
遠くに雪煙上がり、目の前で雪のつむじ風走る。
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クラストした吹きさらし斜面を下る。時に膝上まで没する。斜面を下りスノーシューを着用。これでだいぶ歩きやすい。
16:06 石丸峠から牛ノ寝通りに入る。樹林帯なので風の影響を受けにくい。日没を意識し、幕営場所を探しつつ下る。踏み跡はある。
16:34 玉蝶を手前に2畳ほどのテラスを見つける。急斜面にて今後に幕営地を得られる確証なく、此処で幕営す。1880m地点。
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ペグが効かないので、トレッキングポールの輪っかを外して突き刺す。あと枯れ枝を使い、3カ所ペグダウンした。張り綱は取らなかった。
湯を沸かすのが面倒なので節分の煎り豆をかじりテルモスの白湯を飲み腹を膨らます。煎り豆は良い。その後、チョコ入りトレールミックスでカロリー補給し、寒さに備えた。
夜半、風が強まる。天狗棚山付近は樹木が大いに風で鳴っているが、幕営地はは比較的平穏であった。
時々幕を叩いて雪を落とすが、積雪もさほどではない模様。ベンチレーションは結露と雪で目詰まりするのでドアを1/3ほど開けて寝る。よく寝た。
最低気温は-17.7、寒くはない。

2/24
6時くらいから起き出すも一層風は強く、しばらくやり過ごす。
07:30 風の小康を得たのでSVEA123で湯を沸かしてテルモスを満たし、残りをオートミールにかけて朝食とす。フリーズドライのカレーを入れた。風は鳴っているが青空が見えている。湯があれば安心だ。
08:24 撤収完了し、歩き出す。昨夜は10cmほど降った模様だが、登山道は吹きだまり、時々深いが、スノーシューで快適に下る。
09:19 1429m山通過(読み方分からない山)
10:25 牛ノ寝通過
西から東に延びる尾根のこと、尾根付近は北西の強風に遭うが、道は概ね南面に付けられており、南面は風もなく所々落ち葉も露出し、春の陽気であった。このころにはスノーシューも外していた。
11:15 大ダワ 小菅方向へ分岐。これより北西斜面を通る。風が強い。時々よろめく。吹きだまりは膝まで雪。淡々と歩く。
12:03 小菅の湯への分岐。ご丁寧に休業の看板あり。湯は諦めて田元へ向かう。大菩薩から誰とも遭わず。
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12:46 舗装道へ出る。下りの舗装の上に厚い氷が張っていた。滑ると思った瞬間、尻餅つき数メートル滑る。トレッキングポールの先端を押しつけて何とか滑落停止した。一番の難所。
バスを待ち、奥多摩へ。熱燗と岩魚の燻製で人心地つく。飯を食い、湯に入りながらユルユル帰る。


雑感
・カメラのSDカードが入っていなかった。本体メモリーで数枚取れるのはありがたい。
・手袋は薄手の密着フリースとゴアウインドストッパーの厚手の二枚重ねが良かった。二枚にしてから冷たさは感じない。フリースのやつは滅多なことでは脱がないことだ。
・Mnt.Flyの900g羽毛の寝袋を使ったが、羽毛服を着ていたので、首だけ締めてフードは絞らなくても寒くなかった。
・靴は下道は雪もないだろうから、KaylandのSuperIceというケブラー編み、eVentブーティを履いた。片足850gほどで軽量。coolmaxの薄手と中厚のウールの靴下でちょうど良かった。ICI石井のセールで数年前に買ったが..ケブラー編みは慣らさなくても足にフィットするが、アイゼンやスノーシューに擦れるうちに毛羽立ち、雪が付く。
・スベア123はポンプで予圧してやったら-16度でも一発始動でよく働いた。
・スノーシューは重かったかも。Kahtoolaの10本くらいのアイゼンとワカンでも良かったかも。
・ポカリスエットの500ccを二本持ったが、開栓前は予圧されている関係か?凍らないので便利だ。
・Trader Joe'sのトレールミックスはチョコ入りナッツと、乾燥果物が豊富でうまい。マーブルチョコを混ぜてチョコは増量してある。
・バックパックはVaporTrailを使った。カラーが異様に伸びるので、軽い防寒着などを収容するのに便利。15kg位でも快適に担げる。
・後半はモンベルの合成綿の防寒ズボンを穿いたまま歩いた。どちらからでもジッパーが開くのでスネ部分は閉めてゲーター代わりとし、股の辺りは上からジッパーを開けベンチレーションになった。
・発汗しないよう、少し寒い服装で歩いた。大マテイからはPatagoniaR2であったが、吹かれる距離は短いので冷えなかった。
・煎り豆は軽く、栄養的にも良い食料と思う。もっと欲しいが節分時以外は普通に売っていないのが残念。通販で取り寄せる。
・大マテイとは..大菩薩の反対側だから大魔帝か?名前が不気味。
・直接吹かれると顔と手が痛いが、小学生時代の通学路の方が地吹雪で凍えて辛かったことを思い出した。
・晴天続き後の荒天予報なので、表層雪崩などの危険のない山を選んで正解。2月頭に行きそびれたので、これでスッキリ!


原始への憧憬は、文明の疲弊を意味する...(ジョージ・サンタナヤ、遊歩大全から)
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by ulgoods | 2008-02-25 07:51 | 山行 | Comments(68)

雪の奥多摩

雪の奥多摩

体から山の成分が不足していた。すっかり揮発してしまって軋み音が聞こえてくる。
年末から土日で連続して使える自分の休みがなかったから..もーダメだ、どこかへ行って孤独と落ち葉の匂いを補わないとダメだ。
と思い、この週末は山で過ごす事を考え始めたのが木曜のこと。
最初のプランは塩山から入って大菩薩峠へ登り、牛ノ寝通りを小菅に下って小菅の湯に入ってバスで奥多摩駅に帰ってくるコースだった。検索で最近の雪が残っているらしい写真を見つけたが、スノーシューが要るほどではない。嫌らしい感じの積雪を想定して、金曜の夜、3時まで掛かって荷を作った。明日は7時の新宿発に乗りたいのだが、この時間帯はヤバイ。
しかも、まだ使い込んでいない道具を主体に作った軽いザックに満足してしまっている..行かんでも良いかと思ったり。
ま、とにかく寝た。

明け方、仕事関係の電話あり。
このまま起きていれば良かったのだが、弱い心と温かな寝床は私を二度寝の深淵へと連れて行ってしまい、起きて8時。行って行けないことはないが、早くもプランが崩れてしまい、心も挫ける。

さて、次善の策として...やはりあそこだな。
というわけで、行き慣れた巨木の尾根にプランを変えた。1週間前に降った雪も既にたいしたことは無いだろうから、アイゼンと水作り用のガソリンストーブを装備から外し、マットも羽毛入りから化繊入りに変更した。メールを打ったりの用事をしながら、ザックを一回り小さなGolite Jam2に替えて荷を作り終えたのが11時と、破格の時間になってしまった。なに、下から2時間もあれば寝場所に辿り着けるという算段もあったから、日没を5時くらいとして充分勝算はある。とにかく行って落ち葉を嗅いで眠りたい。それだけだ。
縮小版なので中略

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電車・タクシーで2:30に登山口。慣れた斜面をずり上がり、4時には少し残雪があるものの落ち葉ふかふかの慣れた場所に着くことができた。
今回は、尾根までは雪の上に足跡は見なかった。その前のは、トム・ブラウン・ジュニアの本を読んだせいではないだろうが、落ち葉の乱れで足跡が判った!これはおもしろい。尾根上の雪には仕事の人の長靴の足跡があったが、どうやら違う道から上がってきたらしい。帰りはそちらで帰ってみようと思った。

この日のお宿は実地投入初となるBigSkyのSummit Evolution1P1D2Vだ。今日は何故か珍しくテントを持ってきた。このテント、Spinnakerの外張だが、更にカーボンポールに換装して920gの二枚壁自立テントとしては最軽量と思う。地面は少し凍っていたが、カーボンペグを押し込んできれいに張ることができた。
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飯はビニール袋に入れてきたクスクスを蒸らして食うのだが、その湯は某社製品テスト中のストーブを使って作った。残念ながら、約束だから写真を掲載することはできない。日没後、氷点下4度を少し下回ったが、それは上手く働いた。
クスクスを松茸の味お吸い物で流し込んで簡単な夕食にした後に、蝋燭に灯りをともしてテントに入った。
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今夜の寝床だが、やはり狭い時に右Zipの寝袋では使い勝手が悪い。どうせ締めているとは言え、出入り口のない壁を見て暮らすのは滅入る。
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ラジオを聞きながらチタンフラスコからバーボンを飲んで過ごすつもり。
前日に亡くなったと連絡が入った田舎の同級生を偲ぶには人っ子居ない暗闇の山の中が良いだろうと思っていた。丁度、通夜の時間だ。行けないが..少しは空に近い場所がいいだろう。
近くで鹿がキーンと鳴く。

まだ寝る気もなく、アウターシェルを着たままWestern MountaineeringのVersalite Overfill寝袋に入り、ロフトの充実ぶりと、羽毛服とシェルを着たままながらの肩グリの余裕に満足し、蝋燭の灯りを見ていたのだが、いつしか意識が飛んでいた。
夜中、テントにカサカサと音がしていたが、この季節だから小雪くらいは降るだろうと意に介さずにそのまま寝た。POEの化繊入りエアマットは少し冷たいな。地面が凍っている時はORのダウンマットにすれば良かったな。
酒も飲まず、ラジオも聞かずにひたすら寝たようだ。そう、たぶん疲れていのかも。

翌朝、12時間ほど寝ていたか。まだカサカサ音がする。見るとテントのヘリが雪で埋まっている?!何?とジッパーを開けてみると、おぉお、昨日の枯れ葉の原は一変し、空がいっしょうけんめい降らせた雪でましろに埋められているではないか!
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しかし、呑気に寝ていたものだ。15cmほどは積もったか。
テントは幕体からずり落ちた雪でヘリが埋められ、下からの通気が損なわれた状態。やばかった。蝋燭を点けたまま寝ていたから..8時間燃える蝋燭は夜中の2時には燃え尽きた勘定だが、その時はまだ積もっていなかったのだろう。テントの中で蝋燭の一酸化炭素中毒とかになっていたら私も逝くところだった。
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縮小版なので中略

巨木の傍らで降りしきる雪を眺めていたが、いつまでも居られない。止む気配もないので発つことにした。
撤収し、湯を沸かしてチタンテルモスに詰め、残った湯でココアを飲んで出発した。
靴の選択は、奥多摩は雪と落ち葉のMixだろうから、ズックはやめて大昔に買ったライケルのスカウトという軽登山靴を履いてきた。これは軽い。古いからゴアのブーティも破けているかも知れないので帰りは防水防寒を確かにするためにSealSkinzのソックスを履いた。
帰ろうと思っていた新しい道は踏み跡が消えているだろうから、冒険はやめて以前使った道で帰ることにした。何度か通った道だから雪の中でも迷わずに、うっすら見える下山道に入ることができた。結構な斜面に切ってあるスイッチバックを下るのだが、落ち葉の下が凍り、その上に新雪だから滑る。3度尻餅をついた。この辺はまだ良いが、沢に出るとイワイワしているから滑るとかなり傾斜でマズイ。靴底も硬化してダメだろうから、対策を取った。さらさらでスキーには良い雪だが。

大菩薩から奥多摩に変更したことで、Kahtoola KTSは装備から外されていたが、凍結しているかも知れない林道歩き用にSTABILicersを持ってきていた。これはスパイクがついた靴底をベルクロでサンダルのように履くもの。先達の某くんそうさんの話によると、外れまくりで役に立たないと言うことであったが、私のはしっかり止まっており、外れそうにないので、そのへんも試したくて持ってきた。
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結果は満足できるものだ。滑らない。外れない。下の方は雪も湿っており、踏まれた雪は滑り止めにもなり、心配した岩場もいつの間にか安全に通過できていた。林道に降りて舗装道の上、くるぶしを越すくらいの積雪をSTABILicersを履いたまま歩いた。暫くして朝早く入ったと思われるタイヤ跡の上を歩いたが、普通なら圧雪され滑りやすそうな光沢なのだが、STABILicersでは踏んだ瞬間にスパイクの接地面が融解し瞬時に凍るのだろう、足を上げる時にベリっというネバつきを感じるほどで、スリップ防止に役だった。
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片足340gはアルミ12本アイゼンのNeveより重いが、前爪を立てる状況でもなく、舗装道も歩くとなるとKahtoola KTSも磨り減るから、結果的には今回の雪の奥多摩歩きにはSTABILicersの選択で正解だった。
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雪の奥多摩の景色も良いな。
縮小版なので中略

途中、電話でTaxiを呼び、東日原から乗って帰った。奥多摩駅ではいつもの蕎麦屋がやっていなかったのでバス停脇の食堂で、岩魚の燻製で熱燗をキュっとやった。
五臓六腑に沁みるとはこのことだね。オヤジにはオヤジの楽しみがある...
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しかし、岩魚というのは燻製になっても悪い顔をしている。が、身は美味。少し炙って食うが、気の毒なほど身がきれいに剥がれる。

山の上より奥多摩駅辺りの方がワッサワッサ降っていた印象。
不意な雪ではあったが、持ってきた装備で対応できて良かった。
欠乏気味だった山っ気も補充されたし、今週も保ちそうだ。

スナップ写真
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おや、スパイクが一本飛んだなぁ。ねじを補充しないと...。ゴムにイモネジだから岩を踏んでこじると抜けるかも。考えものだ。


奥多摩も根雪になるだろうか。団栗も雪に埋もれて一休み。かな..雪の奥多摩にてULG詠む
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by ulgoods | 2008-02-04 06:59 | 山行 | Comments(42)

秘蔵写真

ULとか言ってるくせに、とってもお見せできないような秘蔵写真。


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夏のこと、Sierraでの歩き中は軽荷だが、行き帰りは大変だった...

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遊歩大全を読んでいた頃の昔心を満たすために、フレームザックは必須であった。いつかは巨大フレームザックでSierraを目指す!、と。
行きはフレームザックにULザックを入れて保護するという名目で、帰りは担ぎ屋さんになりました。

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この後荷物を預けたが、搭乗口でオーバーブッキングが判明し、身一つでホノルル送りとなりました。
荷物だけが東京へ直送。
受け取りのベルトコンベアーをいつまでも回っていたそうです(涙


私のお気に入り山道具ベスト3募集中!よろしく。

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by ulgoods | 2007-12-13 09:27 | 山行 | Comments(17)

Gearlist for Okutama Nov. 24-25

11月末にタワ尾根一泊、雲取-鴨沢を歩いた時のザックの中味、備忘録。

行く前は体重計で測ったらザック、食料で(水含まず)で約5.6kg。試験的に持ったものあり、寒さ対策が過剰で重くなってしまった...でも、1月くらいまでならこの装備で暖かく眠れそうだ。

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ザックの中味を晒します。
軽量化のご意見など下さるとありがたいです。

Gearlist for Okutama Nov. 24-25

Baseweight 5178g

PACKING SYSTEM 242g
Backpack 176 Z-Packs Z1(42.6 liters), Sholder Pouch, Belt Pouche
Liner 66 Sea to summit 35L

SLEEPING & SHELTER SYSTEM 1547g
Tarp 99 MLD Monk Spectralite.60 Tarp, Guyline
Stakes 24 Titanium goat Carbon Stake x 4
Bivy sack 176 Titanium goat Ptarmigan Bivy
Sleeping pad 579 Pacific-Outdoor Equipment Max Thermo
Sleeping bag 590 Nunatak Arc Alpinist EPIC, Jacks R Better compression sack
Pillow 65 Montbell UL Comfort System Pillow
Groundcloth 41 Gossamer gear Polycryo Ground Cloth

COOKING SYSTEM 267g
water boiler Kit 190 Esbit Wing Stove, Titanium Foil Windscreen, Titanium Cup, Lid, Stretchable-Gunte-Gloves, Esbit x 2, Gas Lighter, Aloksak
Utensil 11 Light my Fire
Canteen 38 Platypus
Cozy 28 AGG ENERTIA Warp

EXSTRA CLOTHES 1515g
Rain shell 251 Patagonia Spector Jkt
Rain Chaps 45 Mnt. Fuji Designs
Rain mitts 34 MLD eVent
Under wear 100g Finetracks
Socks 68
Socks 111 Seal Skinz
Down Jkt 432 Nunatak Skaha Plus EPIC, Staff sack
Insulated pants 328 Montbell Thermawrap pants
Insulated socks 146 Integral Designs Hot Socks


MISCELLANEOUS GEAR 1532g
Medic Kits etc. 273 First Aid, Repaire, Supplements, Toilet Kits
towel 16 MSR
Mobile phone 120
Light 82 Petzl Tikka XP, Litium battery AAA x 2
Camera 167 Caplio
GPS 168 Vista HCx, Clip
Radio 157 Panasonic, Litium battery AA x 2
Bear Bell 48 with Silencer
Camp fire 145 BushBuddy Ultra
Meteorologic 56 Brunton ADC pro
Meteorologic 33 Coghlan's
Flask 116 Nalgen
Knife 21
Kuksa 178

Worn
Titanium Goat Adjustable Goat Poles
Montrail HardRock
Smartwool Adrenaline Socks
Uniqlo CW-X もどき
Phoenix 七分丈 Pants
TNF Apex Softshell Jkt
Patagonia Capline 2 Crew
T-Shirts, Pants
Buff Visor Cap
...

Foods
アルファ米100g
おかか
Freeze dried Miso Soupe x 1
Kuskus80g
Trader Joe's raspberry bar x 1
Pemmican bar x 1
Clif Bar x 1
Java Juice x 1
Trader Joe's Trail Mix
Liqor 100cc

急いでパッキングしなければ、あと500gは減らせた気がする。
Nunatak Arc Alpinistは単体では私には-7度は辛い気がする。寝相を考えよう。背中が出ないようにしなければ...
IDのHot Socksは裏が丈夫なので、そこいら中を歩き回っても大丈夫だった。が、不要だったな。
Ptarmigan Bivyは効果があったかは不明。
montbell空気枕に穴が空いた!シロの仕業か?
雨が降りようにない天気だったが、雨を想定して絶対濡らさない構成だったので重くなった。


気温と湿度の測定結果
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夜はBivy脇で-1.6度くらいになった。この日はとても乾いており、朝、落ち葉の上のGround Clothの下に水滴が付いていなかった!
冷涼、乾燥で快適であった。

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バックパッキングとは何を持っていかないかという策略のことである...メイベル男爵
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投稿時の編集で中綿モノ衣類が何点か欠落してましたので、追加しました。
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by ulgoods | 2007-12-06 02:11 | 山行 | Comments(14)

私とシロとチャと

続き...
一部、犬好きな人には辛い記述があるが、私が突如遭遇した状況に鑑み、了として頂きたい。

Bivyのジッパーを開ける刹那、走馬燈のように考えたことは、
熊か?でも熊鈴を着けた熊はネギを背負った鴨より不可解だ...だからこれは熊ではないだろう。
じゃぁ猪?猪突猛進で来られたら厄介だが...
など考えながらジッパーを開け、点けたライトに目が順応する間も無く、コカコーラの空き瓶色のビー玉を日に透かして見たような薄緑の光の玉が目の前に浮んでいたわけだ。正直なところ驚いている間もなかった。が、Petzl Tikka XPをハイビームに切り替えて遠くからの輝きを確認した頃には近くにある二つの反射の主が分かった。
こりゃ犬だ。
犬が一頭、1m以内にいる。もう一頭は4mくらいか。なんだ、犬か...と思ったが、近くいる一頭が傍若無人にグイグイと顔を近づけてきた。ん?犬、あ”ヤバイ!野犬は猪よりも質が悪いかもしれない。二頭が連携して狩を始めたら厄介だぞと、私の中でアラートが鳴った。こっちは体をBivyに埋め込んで片肘着いて上半身を半分起こしている不安定な状態だ。寝床から体を抜く間もなく犬はどんどん近づいてくる。をいをい、と思ったがヤツはこっちの状態にはお構いなしだ。もはや30cm、私の規定する生物どうしの警戒距離を越えいる。ヤツがその気になったら、鼻を囓るでも頬を舐めるでも一動作で出来る距離にある。もーだめだ。選択も猶予もならない。
テェェイ!空いている手でとっさに犬の頭に拳固を呉れてやった。片肘で体勢が悪くて力が入らないから大した打撃は与えられない。チェ!ヤツは頭に拳固も驚きもせずに、しかし、ちょっとだけ悲しい、同時に少し媚びた目をして首をすくめ腰を落とした。おや、吠えないし反撃もない。見ると妙な首輪をしているではないか..鈴はそれにあるらしい。ふむ..どれ、と離れるでもなくそこに居直った犬の首輪を掴んでグイと引き寄せた。

それは白い犬だった。サイズは立てば私の腰下くらいか、中型犬というのか。逆手に握ってたぐり寄せた首輪を見ると文字が書いてある。住所らしい。メガネを外していたので細かくは読めないが、奥多摩町XXXX小林とあった。飼い主から逃げてきたのか?が、首輪は二本あり、奥の首輪からワイヤーが20cmくらい飛び出ている。ん?罠から逃げたか?が、よく見るとワイヤーの根元には黄色いテープを巻いた小さな箱がある。J-Waveの鳴っているFMラジオに一部ワイヤーが掛かったときにザザッとラジオに雑音が入った。どうやら電池が生きてる電波発信機を付けているらしい。なんだこいつら?飼い犬か?
反撃しないので手を離して放免してやったが、逃げると思いきや、なお寄ってくる。バカ、やめろよ、来るな!と、Bivy脇に置いてあったTiGのCFポールで犬の背を打ち据えた。低く屋根を張っていたので大きく振り上げられない。二度三度叩いたが、やっぱりちょっとだけ悲しい目をして、少し腰を低くするだけで逃げてくれない。とにかくこっちが体勢を整えられる距離の外に出て欲しい。ポールの先端ゴムを犬の腰に当てて、力任せに押したが2,3歩よろめいただけで、やはり動かない...
少し間合いが出来たので上体を起こして辺りを見ると、いつの間にか、後から来た一頭が先の一頭と反対側、1mもない距離に丸く寝そべっているではないか。をっと、いつのまにか背後を取られていたとは。こやつら、味なことをする。目を戻すと先の一頭も丸く寝そべりこっちを見ている。私は二頭に挟まれた格好だ。

ふむ。とりあえず事態は理解できてきた。
第一、こいつらに敵意はなさそうだ。
第二、こやつら飼い犬で、普段から手荒い扱いには慣れてる感じ。
あの悲しげな媚びた目は普段から頭を殴られた時に上目遣いで飼い主に見せる表情なんだろう...
しかし、なぜかこんな山の中に鈴と無線機を付けて?首輪はぴたりとしていて少し窮屈そうだ。どうせならブランデーの樽でもお願いしたい。
発信器は小さく、これではGPSは付いていなさそうだった。アマチュア無線のFoxハンティングの要領で3素子くらいの八木アンテナを使って探す用と見たが、犬の行動範囲の研究用か?
ま、ともあれ再び数秒の静寂が訪れた。とりあえずは平和だ。

改めてメガネを着けて二頭を見た。最初の一頭は白色なのでシロと呼ぶ。後のはチャだ。やれやれと思った時、シロが立ち上がり、クンクンと鼻で落ち葉をかき分けながら私の方に寄ってきた。シロが動けばチャも立ち上がり、しきりと焚き火の辺り、飯を食った辺りの落ち葉を鼻で掘っている。枯れ葉を掘りながら何か期待するげな目をこちらに向けるシロ。ああそうか、こいつら腹が減っているんだ...枕元には食いかけのトレールミックスが置いてあった。慌てて口を折って枕の下に押し込むが、シロは目敏い。枕の辺りに鼻を突っ込んでくる。またシロの頭を掴んで押し戻す。そんなことを何度か繰り返した。

シロとチャは何を食ってこんな山の中にいるんだろう。アバラが浮き出て痩せている。脂肪は付いていない分、腰から足への筋肉が浮き出て見える。精悍とはチョト違う。やつれだ。なんやらナウシカに出てくる半分溶けかかった巨神兵というか、もののけ姫の冒頭に出てくる狂った巨大猪の溶けた筋肉の印象だった。
チャは私との生物的な限界距離を保ち、奴はこっちにはあまり関心をもせずに辺りをクンカクンカと嗅ぎ廻っているのに対し、シロときたら私の髭に飯の臭いでも付いているか?私と食い物が興味の対象のようだった。二頭は目つきが違う。チャは目の中にしっかりした光を持っているのが分かるが、シロのそれは半分溶けかかって虚ろに思えた。空腹と寂しさで半分狂いかけているんだろうか。
シロを押し戻しながら困ったな..と思った時、シロの視線がキッっと斜め向こうを向いたその時、シロが猛然とダッシュして走って行った。それにつられてチャも飛び上がって走る。乾いた縦走路を軽いが逞しい躍動する足音が遠ざかって行った。
あれは何だったんだ?
再び私一人になって考えた。ああ、あいつら猟犬なのかもしれないな。どこかで飼い主がキャンプを張っているのを退屈で逃げ出してきたのか?私は遊ばれていたわけだ...ヤレヤレと思ったが、危害は去った気がしたので再び寝ることにした。
遠くでウォォォーと犬の遠吠えが聞こえた。シロだな...バカめ!

トレールミックスを防水袋に移し、安心して体を横たえて、さっき起きた事を考えているうちに、うつらうつらしてきた。さて寝るかなと思ったら、だ、またダダダと駈ける音がしたと思ったら、だ、...シロが再び近くでガサガサやりはじめた。さっきの拳固を忘れ、さっき叱られた時より距離を詰めて寄ってくる。きっとシロは物覚えが悪いのだ。ガフガフと言いながら、まだ諦めもせずに私の近くを漁っている。枕元に置いたラジヲも踏みつける。お構いなしの傍若無人ぶりに呆れていると、キッっとシロの目が光った。
あ、ヤバイと私も手を伸ばす。さっき外してラジヲの横に置いたメガネめがけてシロが噛みつくのと私の手が伸びるのが同時だった。メガネの半分をシロが噛み、半分を私が握る。ヲイヲイ、やめろよ、壊れるよぉ、力を抜けよ...聞き分けがない犬にウラァ!と大声を出してみても、そんなの慣れっこなシロは動じない。壊れるよぉ..とっさに私は片肘着いていた手でシロの顎を思いっきり握り、ヤツの口をこじ開けにかかった。シロも本気じゃなかったんだろう、数秒も思いっきり握力を掛けたら少しだけ口を弱めてくれた。その隙にメガネを引っこ抜き、唾液でベロベロだが、そのままBivyの中に放り込む。全く油断も隙もない奴だ。一方、チャはと言うと、そんなの横目で見ながら、ちゃっかり私の横で丸くなっている。手を離されたシロはまだ諦めずにクンカクンカと鼻を落ち葉に突っ込んでグルグルやっているが、やがてこれも少し離れた所に丸まって小さくなった。
ん?こいつらヒト恋しいのかい?

夕食で使ったビニール袋は3重に密閉してあったはずだが、食いかけのトレールミックスが出ていたのは失敗だった。野生に対する食料の管理レベルが統一されていなかったのは私のミスだ。本来なら、寝る場所のずっと手前で夕飯を済ませ、なお歩き、食った臭いから離れたところにキャンプを張らなければならない。焚き火とラジオで野生動物に私がここにいることを示していたつもりだが、全ての警戒レベルが整合し徹底していなかったことを反省した。
犬に気付かれたとなると熊なら尚更、もしかしたら森中の噂になっていたのかもしれないな。
以後、奥多摩では食い物はAloksakを二重にして寝床から離して木にぶら下げることにする。そうだ、URSACKを買わないと...

犬共の写真を撮ろうと思ったがカメラは食料と同じ防水袋に入れてある。開けるとシロが煩そうなのでやめた。
幸いzzz_bearさんによって1週間前、同じ尾根のだいぶ下で撮られた写真があるので、許可を得てリンクを張らせてもらう。

これはチャだな。一週間以上前から居るのか?半ば野生の飼い犬はヒトや火を恐れる感覚がないようだ。かえってヒトの近くに寝ることで安心するのだろう。野に放たれてヒト恋しく遊んで欲しかったか...少しの哀れを感じたが、基本的には放し飼いな訳で全く迷惑だぜ、奥多摩・小林...犬が寂しがってるよ!
軍曹からもらったコメントによると、猟期前に猟犬は山に放たれるとのこと。猟犬も飢えて野生を補充するのだろうか。なら私と同じか...

さて、私の体温を感じて近くで丸まる2頭の猟犬、時々頭をもたげたり、遠吠えしたりもする。シロの遊び癖には辟易だが、暇で甘えてるようだから大目に見てやる。どうやら主従関係は成立しているようなので、二頭の番犬を得て、これはこれで熊除けになるからラジオのスイッチを切った。
寝る!こんなアホ犬の遊びに付き合っている暇はない。
その後もシロとチャは何度か遠征しては遠吠えし、私の所に帰ってきてはガサガサと安眠の邪魔を楽しんだ後で寝ていたようだ。何と、チャはイビキも掻く。
いつしか私の意識も飛んで、ん!と、眩しさに目を開けると、東の尾根が赤く染まって太陽が現れていた。その時にはもうそこにはシロもチャも居らず、丸まって寝た落ち葉の痕跡すら見あたらない。奴らも仕事に行ったかな?

昨日のメガネ、Bivyの中に放り込んだままだったのを引っ張り出して日にかざして見てみた。ベッタリの唾液が乾燥している。こりゃ萎える...拭いていて、おやと思い、付いている繊維を擦ってみたが取れないではないか。何度拭いても。それは繊維ではなく、稲妻形に刻まれた何本かの線だった。やられた。シロよ、レンズに歯を立てやがったな。傷のレンズの眼鏡を掛けてみたが、傷が目玉の前でぼんやり見える。ああ、これは気になる頭痛になる。レンズを換えなくっちゃ、これじゃ仕事で使えない..
朝日を見て、シロとチャの居ないのを確認したらまた眠くなった。あいつらのせいで寝不足だ。
昨夜は汗で濡れたまま寝たのだが、最初は冷えたが、目覚めた時にはすっかり乾き、フカフカのポカポカの心地よい寝床になっていた。ああああ、キモチいい...もーどーでもいい。と、次ぎに起きたら8時過ぎになっていた。既に日は高い。仕方ないから温い寝床を出て歩く準備をした。
獣が嫌うかと思った焚き火跡だが飼い犬には通用しなかったようで、ストーブはチャに蹴られたらしく五徳が遠くに飛んでいた。トホホ...

さて飯を食うのは面倒だから省略。あたたかく寝たのだから昨夜の炭水化物の残りが体の中に残っているだろう。飯は歩きながら行動食で済ますことにして、少し湯を沸かしてKuksaにコーヒーを作った。以前、コメントで紹介してもらった本「遊牧・トナカイ遊牧民サーメの生活」にはよくKuksaが登場する。彼らは厳冬の北欧の自然の中でKuksaを携え、ウオッカを入れたコーヒーを大量に飲み、解体したトナカイの脊髄を煮込んだヴイオンを鍋からKuksaですくって飲む。なるほどそんな形に出来ている。

撤収に掛かったが、この夜の空気は全く乾燥しており、落ち葉に敷いたシートには水滴一つ付いていなかった。冷涼、乾燥、落ち葉..あのアホ犬共さえ来なければ完璧なキャンプだったのに。寝床を撤収し、完全燃焼の白い灰を散らし、除けた落ち葉を戻して復元した。
珈琲を飲み乾し出立し歩いていると、遠くで犬の遠吠えがした。おや、シロか。仕事かえ?


長くなった。
その後、長沢背稜を歩き、イモノキドッケで三峯からの道に出会い、雲取山荘から頂上を巻いて鴨沢へ降りた。
快晴の連休最終日だが人は少なく山の紅葉は美しかった。
翌日、電車の中で女性二人の会話が耳に入ってきた..高尾のことらしい。「もー人人人でぇ」「下のおそば屋さんでも行列よぉー」「ヘー」ということだったらしい。季節的に、さもあらん。

装備と計った気候については次の機会にUPする。



月曜に眼鏡屋へ行った。レンズ交換で1.3万円、
奥多摩の小林さん、半分で良いから払ってくれるかい?
「登山・キャンプ」へ+1Point..Ckick!

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by ulgoods | 2007-11-28 13:01 | 山行 | Comments(37)

暗闇の訪問者

続き..

ネコまんま飯の後に、ささやかな贅沢としてラズベリーのドライフルーツーを囓ってデザートとした。乾燥させたバーなのだが、ラズベリーの濃縮した味が旨い。
さて、全部食ったら飯の袋は口を縛って臭いが出ないようにし、さらにゴミは全部をジップロクに入れて臭いを封じ、その袋を防水袋に入れた。念には念を入れて飯の臭いは三重に気密なわけで、これなら嗅覚が鋭い野生の動物でも気が付くまいて。

とっぷり暮れてもまだ6時過ぎである。飯も食ったし、じゃぁ寝ろ、と言われてもそれは難しい感じだ。今日は無風だ。しかも満月の筈。へへへ、無風の夜に使える日没後の小さな楽しみを持ってきてある。
風がなければBushbuddy Ultra Wood Stoveを使って小さな焚き火をすることにしていた。焚き火用の缶ストーブがあるならそれで湯沸かしもすれば良いのだが、焚き火はあくまで楽しみと獣除けのつもりで、それに湯沸かしを依存するつもりはない。薪など自然物に依存するものが増えれば、逆に宿泊地が制約されるのだ。しかもこんにちの認識として地面に薪を置いた直火は、地面と燃え跡を見た人の心にダメージを与えるので既存の炉以外では許されないことになっている。このストーブは三重底になっているので燃えた状態でも底を掴むことができる。地面には優しい。
獣除けの効果であるが、あるかどうかは分からない。が、獣は火を恐れるというので、無いよりは良いだろう。また、火を恐れるなら燃えかすの臭いもまた獣除けになるかと期待した。

重さ僅か146g、極薄ステンレス製の精巧な二重壁ストーブを取り出して組み立て、枯れ葉を足で薙いで地面を露出させ、できたばかりの湿った黒土の上にストーブを置く。多少火が跳ねても延焼はするまい。そこいらに落ちている小枝を折って入れ、湯沸かしで余った燃えさしの固形燃料に再点火して着火材とした。
このストーブは燃焼室の直径が僅か95mmと小さいので、大きな薪は入らないが、盛大なキャンプファイヤーをするつもりはないので充分だ。私の焚き火はちょろちょろ燃えればそれでよい。最初は中空の萱のような枝や剥ける系の木の皮などを火口として入れておいたのですぐに炎が興った。薪になる木の枝は着火系の火口の上に並べて置き、下からの火で乾燥させながら燃焼ガスの噴出を待つ。中空茎の植物は蒸されると燃焼ガスをストローの先から噴出し、ロウソクのように先端から炎が上がる。面白いほど良く燃える。小枝系も蒸されて乾燥して出た可燃ガスがストーブの空気取り入れ口や二次燃焼口辺りで吸気された空気と混合し、美しい曲線の炎の流れとなって輝く。

(写真は昔撮ったイメージです...)
見とれながらも徐々に太い小枝を乾かしながら炎をつないでいく。木の木地が燃えるのではなく、木から出た可燃ガスが燃えることがよく分かる。酸素が足りないとガスは煙として目を攻撃するが、上手く空気が入るようにしてやれば煙は燃えるガスだったことに気が付くのだ。このストーブは小さくちょろちょと燃やしているのだが、焚き火に必要なテクニックを総動員しないといけない。小さくて薪と熱の容量がない分、しかも太めの枝は湿っていたから、大きな炎に任せっきりの楽はできない。が、それはそれ、突いて隙間を作って空気を入れたり、消えかけたら息で吹いて熾したり、遠火で次の薪を乾かしたりと段取りしながら、それなりに楽しめる。安全に炎を扱って燃えるを観察するのは子供らに体験させても良いかなと思う。

月も東の尾根から顔を出した。何と明るい満月だ!
ナルゲンのフラスコに入れてきた少しのモルトウイスキーを口に含みながら焚き火の横の落ち葉に寝そべり、小さな炎を小枝で突きながら梢を通して月を眺めて時間を過ごした。日没から経過し、次第に空気は冷えてきたが、充分着ているので寒くない。キリッとした空気は爽快ですらある。残念ながら焚き火の炎は暖が取れるほど大きくはない。時々かじかんだ手を炙るくらいだ。
時折、鹿がキューゥと鋭く鳴く。声と物音からすれば結構近いと思うが、野生の鹿は節操があるので近づいてこない。先日、阿佐ヶ谷のワイン屋で偶然会った都レンジャーによると、まだ熊も居るよ!とのことだったので、今夜は夜通しスピーカー付きのラジオを鳴らすつもりだ。

2時間近く焚き火で遊んで、少しの酒を飲み、月を愛でながらラジオで過ごしたが、いい加減飽きたので寝ることにした。この時には月が高く上がり、それは新聞が読めるほど明るい。闇に慣れた目には直視が眩しいくらいだ。月が高く上がり、いったんは闇に沈んだ木々の形が銀色のフィルターで漉された光で細部を現した。これならライトなしでも歩けるだろう。
乾いた落ち葉の上に作ってあった寝床にもぐり込む。Cuben Fiberの膜を通しても月が眩しいのでBivyのフードを閉めるが、10cmもジッパーを開けておけば息ができた。まんじりとラジオを聞きながら眠気が来るまで時間をやり過ごす。J-Waveはジャズ番組が続いてやっているのでご機嫌だ。

と、その時、遠くで聞こえた。シャンシャン..と小さな音だ。空耳ではあるまい。あぁぁ、何か来たよぉ。地獄の亡者か、はたまた、まだ歩いている人がいるのか?と驚きつつ、何かとの遭遇に心の準備をし、聞き耳を立てた。普段は使っていない野生の感覚を取り戻さなければ...
こんな月夜だ。まだ歩いている人がいるのかもしれない。人なら適当に無視してくれるか、声を掛けてくれるだろう。面倒だから寝ていることにした。亡者が来るなら真っ暗闇の夜の筈。
シャンシャン、シャンシャン...しかしそれは足音もせずに鈴の音だけが明瞭に近づき、予想に反して前触れなく私の回りを廻りだした。ガサガサと枯れ葉のこする音、だが足音はない..やばい、こりゃ人間じゃない!別の物だ...早くにBivyから頭を出して警戒すべきだったが、すでに回りを廻られている。後手に回ってしまったのか..
Bivyのままのス巻状態で食われたのでは私も浮かばれない。Bivyから頭を出してライトを点けると、ビカっと明るい反射が二個、射るようにこちらを向いた。

あ、獣だ。
さらにその向こう、新たな光の反射も現れ、計四つ。二匹の獣が私に向いていることを知る。
や、ヤバイのかも..


参加中...あ、歯医者に行かないと..
ストーブの件で長くなりました...メガネは次回囓られます。Clickでも!

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by ulgoods | 2007-11-27 11:38 | 山行 | Comments(10)

犬にメガネを囓られた

夜中に山で犬にメガネを囓られた。
レンズが傷だらけである...

三連休の後二日は初冬を迎えた奥多摩の件の巨木に会いに行った。
巨木の尾根は今年に入って3回目である。しかし今回は向こうへ行かないと...団栗がのんびりアクビをしているような巨木の畝を出て、尾根を突き抜けて登り、長沢背稜へ出てからは雲取か天目山へ向かいたいと考えていた。
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夏場は暑くて敬遠したが、Mother Tree(勝手に命名)の上の梢にはまだ紅葉が残り、この老巨木が今年も葉を茂らせていたことを知る。

紀行文は省いてメガネの件、
ウトウの頭から向こうはこれまでの穏やかな山容とは一転し、これってザイルが要るかもと思われる峻烈に切れ立った岩場もありで、結構アドレナリンが出た模様。湿った日陰の鞍部には雪も残り、5cmはあろう霜柱が地面を押し上げていた。
出の日はいつも通り道具の組み合わせに悩み、ぐずぐずと出発が遅かったものだから、タワ尾根から長沢縦走路に合う辺りではもう日も暮れかかり、西の尾根でせき止められて作られた日没の影が下から上へせり上がってくる感覚に追い立てられ、数歩登っては高くなった分だけ向こうの尾根に掛かった太陽がかろうじて顔を見せているという、水平に近い影の中での行動となった。やれやれと大きな石を回り込んでふと見ると何か標識がある。行ってみるとGPSがピィと到着を知らせ、踏み跡だけの尾根筋から目的地に出たことことがわかった。
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やはり逞しい踏み跡がある縦走路は何やら人の気配も残っている気がして、こんな夕暮れ時には少しだけだが心強い。ウトウの頭を過ぎてからはまともに寝られるような平らで乾いた場所が見つからないので焦っていたが、ここは少し良さそうだ。縦走路出合から酉谷側へ数メートル縦走路を少し下がった辺りに寝ようによっては水平に近いポジションが取れる場所を見つけ、今夜のねぐらに決めた。
今夜の寝床は
屋根として MLD/MLD Monk Spectralite.60 Tarp、鞘としてTitanium Goat/Ptarmigan Bivy、袋はNunatak/Arc Alpinist Quiltで、断熱敷物はPacific Outdoor Equipment/InsulMat Max-Thermo、シートはgossamer gear/Polycryo Ground Clothとした。汗で冷えた体にはMontbell/UL Thermawrap Pantsを穿き、足にはIntegral Designs/ Hot Socksを、上はNunatak/Skaha Down Sweaterを纏った。全体として-7度(華氏20度)に充分耐えられる勘定だ。
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固形燃料で少しの湯を沸かし、夏のSierraの残り、袋に小分けしてあったアルファ米100gに注いでAntigravity gearの封筒型のCozyに袋を入れて蒸らす。袋と保温材が茶碗の変わりだ。飯を蒸らしている間だにもう一度湯を沸かし、Kuksaにフリーズドライの味噌汁を作った。飯の袋を開いて鰹節を投入、おかずはそれだけ。味噌汁を飲みながら飯を頬張る。ろくに食わずに登ってきたから充分うまい。はふはふと白い息を吐きながら一気に喰らった。ものの数分もかからずカーボンハイドレートのリロードを完了!これは今夜の体温生成の熾き火になるはずだ。
まだ夕方の6時前、向こうの尾根にかすかな残照はあるが、木の根、落ち葉の裏から滲み出た闇が辺りを満たしてとっぷり暗い。人工の明かりのない山の中では、もはや充分に夜である。6時..普段は明かりの中で仕事をし、外に出ても暗くはあるが闇のない街中の生活を思うと不思議ですらある。

おっと、犬の話を書こうと思ったが、駄文を連ねてしまった。
続きは明日...


参加中...メガネ屋に行かないと...とんだ災難だね。Clickでも!

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by ulgoods | 2007-11-26 09:55 | 山行 | Comments(10)

雨、そして雪

台風の雨を冒して北八ガ岳辺りを歩いてきた。
例年の誕生日山行である。日は選べない。

前の晩、予報を追っていると台風の速度が増していることが読みとれたので、土曜の夜をやり過ごせば周辺の高気圧で晴天が得られると踏んだ。山の北面は雨もさほどではないか?という読みが的中し、林道歩きでは風もなく、傘を使って悠々歩くことができた。
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2100m付近の日没近く、雨が長く尾を引いていると思ったら、それはミゾレに変わっており、やがて雪になった。結局4cmほど積もったが、夜中には晴れて森は明るい月に照らされた。

屋根はHex3、土間があるので雨の出入りに便利だ。
最低気温はシェルター内0.2度。
WMのSummerLiteにmontbellのブリーズドライBivyであたたかく寝た。

翌日は予想以上の抜けるような快晴を得て、黄金に輝く木々を堪能することができた。
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秋から冬へ、山の懐でそれの一端を見た。
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梢は輝く。
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そう、ハイキングでいいじゃないか。
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参加中... 雨のハイキングもまた佳し。森は私を守ってくれる...Click!

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by ulgoods | 2007-10-29 08:53 | 山行 | Comments(25)

雨に打たれて 白根三山縦走二日目 その弐

早く最終章を書かないと、次の山や道具達が溜まってしまって...
何やら気の抜けたレポートとなったが。

11:40、大門沢下降点から這い松の道に入り間もなく樹林帯を歩く。地図でも示されているが、かなりの傾斜をスイッチバックが切ってあり右へ左へ振られることになる。ここで抜きつ抜かれつの同ペースで歩くA氏が登場する。抜く時に軽く会釈する程度で声も掛けないが同ペースなので自然「行かば諸共感」が醸成されていた。
A氏が先にスイッチバックを曲がった所、ふと目をやると変な草が道に張り出して生えていた。それを視野に収めつつA氏の位置を確認しつつの複眼的な意識をした次の一歩、少し崩れた路肩の外に足を着いたらしい。一閃、目前に地面が流れ道を踏み外したらしいことを知る。草木を掴んで停止を試みるも止まらずそのまま流れ二度目の試みで停止した。というか、僅か4mくらい斜面を滑っただけだで自然に止まったのだ...ぬかりました。全然足元に注意が及んでいなかった。僅か2秒くらいの出来事か、脳は理由を理解していないが体は反射的に停止を試み(もがいている状況だ)滑っている間は時間の経過を感じた。幸い膝にべったりと草の汁を付けたくらいで済んだがショックだった。おそらくバキバキと小枝を折る音がしたのだろう、「オーイ、大丈夫ですか?」と先行のA氏が声を掛けてくれた。「大丈夫です」と応えながら水平に斜面を歩いて道に戻った。
その後もA氏とは抜きつ抜かれつであったが、私の方が数分早く大門沢小屋へ到着した。

14:12、大門沢小屋を訪れたのは初めてである。屋根の掛かった休憩席へ着くと野外の帳場にオヤジが立っていた。先ずは喉が泣いているのでサイダーを所望したのだが、炭酸系はビールはあるがサイダーは無いという。むむ、飲んだら登るな登るなら飲むな!を旨としている私に一つの難問が与えられたのだ。しかし、大概の小屋は不思議なことにサイダーは品切れでビールは豊富だ。荷揚げで同じ重さなのだから儲けの大きいビールを優先するのだろうか?ビールは小屋の中にしまって表にはサイダーを置いて欲しいのだが...ね。
従ってあっさりとビールを選んでシュパッと空けたところにA氏が到着した。降ったり止んだりにウンザリしたのだろう、上はファイントラックのフラッドメッシュTシャツ一枚の姿である。自然と並んで腰を下ろして挨拶をし言葉を交わした時、大粒の雨がバタバタとビーニール波板の屋根を叩いた。

雨は強い。小屋には人がゾロゾロ到着するが、オヤジは泊まるも何も聞かずに「何人?何人?」と客も「3人」とか言って泊まる前提で言葉掛けが成立している。確かに時計を見ると最終バスに乗るには怪しい時間帯だ。しかしなぁ、へそ曲がりだから泊まると決めつけられるのも癪だと思っていたら、どうやらA氏も同様らしい。「小屋が8千円で奈良田の民宿と同じなら下が良いなー」と言う。ビールで挫けかかった私の心にも灯がついた。オヤジはさっきから「下は満員だよ」と言っているが、傍若無人?な私とA氏は一部屋くらいは空いているだろうで意見が一致した。A氏は温泉で汗を流して翌朝ゆっくり、私は今日の最終バスに間に合うことを疑っていない。縦走路で見た顔達が皆さん疑問無く宿泊の手続きをしている。なーんだ、全員、今日の目的地は小屋だったのか...小屋な人たちを後に二人、雨の中へと飛び出した。こちとら未だ山小屋に泊まったことはないのだという変な記録更新中意識もあったかもしれない。あっさりビールの禁は犯したのに。

道は小川になっていた。ゴアの靴下を履いていても靴への浸水の感触はある。が、そんなこと構っていられない。。私もA氏に習って雨具の上を脱ぎ、Tシャツ一枚で歩く。幸い冷えない。どんどん歩いた。途中滑って尻餅2回。足をひねり気味が3回あった。雨の日のズック靴はカカトが出ていない分、岩へ足を着いた時の滑りに抵抗しない。重心位置と足の着き方に注意して繊細かつ柔軟に歩かないと、だ。足はがに股気味に開くのだが爪先はX脚気味、スキーのエッジ立てと同じ感じ足裏の母指球に乗って着地する。そうすれば捻挫を起こすことはないだろう。とか考えながら歩いた。一方のA氏はガルモントの重登山靴でガシガシ歩く。少し離れても小枝の折れる音でA氏の接近を知ることができた。
A氏が先行していた時だ、少し遅れて私が通過するとA氏は5mほど下の河原で何やらストックを振っていた。釣りでもするのかと追い越したのだが...後で聞いたらA氏もそこで滑落したのだそうだ。釣りではなく、ストックの曲がりを直していたところらしい。雨の日は怖い怖い。

汗だく、雨ダクとなって何本か吊り橋を渡り、工事中の堰堤を越して舗装路へ出た。バスの時間まではあと数分である。A氏は見えない。一抹の期待を抱いて舗装路を急ぐが、これが結構長い。飽きるほどの林道歩きとなった。バス停に着くと身延行き快速バスは25分前に出た時刻だった。幸い、奈良田行きの最終バスがある。もー歩くのはいやなのでバスを待つことにした。しばらくしてA氏到着、一緒に宿を探す話をする。
この日の11時間の行動が終わった。

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バスは私とA氏の他は運転手とモギリの爺さんが乗っているだけだった。モギリの爺さんに下に宿はあるかと聞いたが、結構難しいかもと言われる。どーしたものかと、でもまだ楽天的な気持ち、ものの数分でバスは奈良田のバス停に着いた。ここでモギリの爺さんがバス停の清掃に来ていたおばあさんに声を掛けてくれた。泊まる所さがしてるんだと..と相談モードに入った。有難い。二人で近所の民宿を当たってくれたが、やはり満員だったり、予約無しの飛び込みにしては時間が遅いようで、奈良田温泉に浸かって優雅に酒を飲む夢は費えた。が、ここからが田舎の大人だ。じゃぁねー!と言って知らん振りはしない。掃除のおばさんが帰り道だからということで車に乗せて道々宿を当たってくれるという。有難い。衣類が汚れているのを見かねたモギリの爺さんが敷く用にと大きなビニール袋を持ってきて呉れる。有難い。
三連休の中日の夜のこと、道々立ち寄れど宿は無く...走りながら小学校を改築した町営のヘルシーセンターの二階に明かりのついていない部屋のあることを見つけたお婆さんが車を乗り付けて交渉してくれた。待つこと3分、出てきた表情は明るくない。ここもダメかと思ったら、部屋が取れた!と伝えてくれた。温泉もあるという。有難い。一度締めた帳場では宿泊手続きの分かる人を呼びに人が走る。有難い...。有難いことに?今夜はA氏と一つ部屋の同宿となる。

お婆さんにどうお礼をしたらと話したら、お婆さんも予約無しのぶらり旅が好きで、よく行くが、大概は地元の人が良くしてくれて宿は見つかるし、電車は丁度来るものだと言って、だからお礼など要らぬと仰る。善意の輪廻が私まで回ってきた。次回は私の番だな...

汗と雨で濡れた体で宿に上がる時だった、靴下は濡れ濡れだろうとゴア靴下を脱いでかまちに足をかけたのだが、意外や意外、中の靴下は汗で湿っている程度で濡れはなかった。小川化した道をじゃぶじゃぶと歩き、増水した川を渡り...でもゴア靴下の中は一切の浸水が認められない。ほほー、やるなお主!一方のA氏だが、いつしかゴツいゴア靴に上から浸水し、防水性に優れているのでそのままじゃぶじゃぶだったらしい。宿ではビトビト靴の水を出し...翌日に備えて古新聞をもらって詰めていた。
ま、なにはともあれ、予想外の温泉に浸り、宿が握ってくれた握り飯で予想外の夕食にありつき、妙に話の合うA氏とビール三本、焼酎一本を空け、北海道出身だというA氏と投合し部屋のクーラー最強で瞬間的に寝てしまった。

翌朝一番のバスで身延へ向かう途中、A氏が家へ電話したところ、え”俺は此処にいるぜ!という声が聞こえてきた。ナンでも...彼は職場の緩いグループ数人で来ていたのたが途中から肩の小屋へ行く筈を間違って北岳山荘に行ってしまい、単独行動に移った。2日目も一緒に大門沢小屋へ泊まることになっていたもう一人とは会えず、メモも残さずに私と下って飲んだでいたのだが、実はその時には大門沢泊の仲間から当局へ遭難届けが出されていたそうで...それで家には警察から電話があったとのこと。せめてメモを残せばと私も思った。
バスの中から電話で対応に追われるA氏、連絡先を書き留める紙とペンが無いというのでBPLで買った防水メモ紙と防水ペンをお貸ししたが、身延ではすぐに電車に接続だったので電話ボックスに籠もった彼から返して貰いそびれてしまった。ま、事態が無事に収拾してくれれば良いのだが。
A氏、社会的な無事を祈る。



参加中...ゴア靴下とズック靴で雨の白根三山を歩きましたよ..Click!

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by ulgoods | 2007-09-26 14:46 | 山行 | Comments(16)