カテゴリ:生活系( 72 )

THERMOS TITANIUM BOTTLE

サーモス チタン・ボトル / THERMOS TITANIUM BOTTLE

数年前に姿を消したっきりの幻のチタン魔法瓶が帰ってきた、らしい。
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そーいえば以前、山屋で見かけてずいぶんと高いなと思って手に取って見ただけだったが、この頃になって他の持ち物と釣り合いを取るために軽い魔法瓶が欲しくなり、ずいぶん探したのだけれど新品はおろか、中古を見かけることもなかった。数ヶ月前に小さなサイズがオークションに出たが、フルサイズボトルと同じ値段で落札されていたっけ。

このボトル、ちょっと疑問があったのだけれど...
重量が260gとなっている。以前のモノは230gだった筈だ。何故+30g?その当時でも他のボトルより30g軽いのが売りだった筈だが..260gといえば、同容量のステンレスボトルが260gと書いて売られていた気がする。値段は4000円くらい。一方のチタン製は1.5まんえんの値札が付けられている。同じ重さなら別段チタンでなくても良いわけで、買う理由はない。というか...これ買ったらアホだと思った。
が、見るだけ見てみようということで、神保町の某やへ行ってみた。

袋から出して眺めていると年季が入ったスーパーマリオ似の販売員に声を掛けられ...
マ「チタンはいいですよねぇ、希少資源ですから」
私「へえ」
マ「やっぱり良い物はイイですよ。山道具は軽くなくちゃねっ!チタンは希少資源ですから。」
私「これって重さがステンレスのと同じじゃ無いですか?」
マ「これ?」と言って”山には山用”と書いた重いボトルを出すので、別の箱からステンレススリムボトルを袋からだし持ち比べてみた。
私「同じ?」
マ「いやーチタンは軽いですよ!希少資源ですから」
私「チタンは軽いけど、ボトル自体は同じ重さじゃ、買えないなー」
私「量りがあると有難いんだけど。少しでも軽きゃ買う気にもなるんだけど...」
マ「ちょと行ってきます」と言って向かいの靴売り場から量りを担いできた。10g単位までの荒い物だが..
その結果、
チタン0.25kg
ステンレス0.28kg
10g未満を四捨五入だとしても最低で20gの差はあるわけだ....
私(心)「もう探し歩くのも嫌だしな、軽きゃ買うと言ったし」
私「では頂きます」
マ(心)「一丁上がり!希少資源だし」

在庫限りで再入荷の予定はないとのこと。希少感を演出しているのかな!
ということで、とりあえず手にした。

実際の重量は0.254kg、なるほど切り捨てられれば0.25kgとなるわけだ...
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でもなー、チタン480mlに対してステンレスは490mlだし、そー言う意味では数グラムだけステンレスが重くても不思議はない。

これ、どーいうことで復刻になったのか分からないが、イマイチ的を外している気がする。
やっぱり230gを再現して欲しかった。
表面のコーティングをやめて金属感を出して欲しかった。
ロゴは控え目にして欲しかった。

チタンという素材を与えられたら、設計のエンジニアなら以前の重量を切るくらい奮い立つんじゃなかろうか?もし、230gを切っていれば、喜んで買うし、昔買った人も買い直すかもしれないのに..チタンならイイだろ!くらいのつもりで復刻したよーな気がしてならない。

ステンレスボトルを安いところで買うと値段で4倍以上違う。いくらチタンが腐食に強くても、臭いが移らなくても、そんなの4回買い換えれば済む話だ。しかし、現段階ではこれより軽いボトルは手に入りそうにない。仕方ない...
ちょっとスッキリしない買い物だったな。
リアルなお店で買うのは久しぶりだったが、マに負けた私も修行が足らん...
テルモスさんもg単位まで正確に重量を表示して欲しかった。

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すべてを求めるとすべてを失う...メイベル男爵
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by ulgoods | 2008-01-10 23:04 | 生活系

寝袋チャックの右と左 / L-Zip or R-Zip?


1kg程度で華氏5度くらいの寝袋を探していて、目を付けているモデルではジッパーの左右を選んで注文することができる。
さて、どっちにすべきか...という問題。

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モンベルでは寝袋チャックは左右選ぶことができる。が、カバーのチャックは右だけのようだから、これが合わないととても入りにくい事になる。強いて左を選ぶと寝袋の上だけ開けて腕だけ出し、優雅にコーヒーを沸かす夢は潰えてしまうのだ。他の国内メーカーでは標準で右モデル以外の供給はない感じ。
海外では左チャックの流通が多いように思う。eBayなどを張っていてもL-Zipが多いのだ。テントの出入り口チャックの位置も寝袋の左チャックを前提してセットされており、右チャックでは出入りがちょと不便と思っている。のくせに、頭骨入りBivy、例えばTriPodとかUniShelterとか、Lightsabreは右側にチャックが付いていて、それを考えると寝袋もR-Zipでなければならない。Bivyの出入りはテントの出入り以上に狭くて辛いのだ。
何の基準で右左を選択するのだろう?
考えられるのは右利き左利き比率だ。本邦に於いては右利き比率が高いように思うし、海外では文字の書くのを見ていたりすると左利き比率が高いように思う。とすると、右利きはR-Zipが良いのか?R-Zipでは開け閉めを左腕で行うことになり、これは利き腕ではない。R-Zipを開けて体を右側に向けて仕事をしようとすると利き腕の右は体の下になって上手く使うことができないではないか。右利きがL-Zipだと、右腕が自由に使えるし、チャックの開け閉めも痒いところに手が届く右手で操作することができる。ただし、ドローコードの操作は左腕なのでちょと不便か。
うーん...どっちなんだ?
と言うわけでもないだろうが、Goliteは胸縦一チャックで左右の区別がない。在庫を減らすことができる上手い戦略だ。残念ながらこのタイプは持っていないのだが、使い良いのだろうか?閉めたチャックのタグが唇にきて、おしゃぶりになってしまう。冷気の侵入に備えるバッフルが胸に来て窮屈かもしれない...等々悩みは尽きない。
1つL-Zipの袋を持っていて、MarmotのPounderPlusなのだが、あまり不便は感じないなぁ。ま、化繊の薄い袋なのでイザとなったら裏返して使えばいいや。

R-ZipとL-Zip...をを、連結できるではないか!と思ってやってみた。寝袋界のジッパーはほとんどがYKKだろ!
早速やってみた。が、これも期待を裏切られる。ジッパーの引具も上下反対に付けられていないと表面同志で連結ができない。どっちかが裏返しになる。それでは困るよね。

LかRか、元旦から悩んでいるのだが...
・Bivyが右だからR-Zip
・長い物には巻かれろ的な何か秘密の利点がR-Zipにはある?!
・テントの入り口が左用だから左がイイでしょ!
・けちくさいこと言わないで両方買えばいいじゃない!
などなど..
RL作っている責任者は懇切丁寧に説明してほしい。


法律の外では正直者でなければならない...バックパッキングのすすめ・堀田貴之氏
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by ulgoods | 2008-01-07 23:12 | 生活系

Best3その3〆

Exciteメールが少し動くようになっているので、本文をダウンロードできました。
しかしExcite、サーバ増強と言うが、未だアクセス数の制限が取れていない。こんな不手際は業界でも前代未聞です。
みっともない。


では、気を取り直して、
お寄せ頂いたBest3を掲載いたします。感謝!

joxterさん
http://blog.livedoor.jp/joxter/

[運搬系]
Adjustable Goat Poles
TiG

他のお道具がどんどんUL化していく中、ストックだけが鈍重でどこかバランス悪く感じていましたが、 今年JMTで大変お世話になったベーさんがお使いになっているのを見てこれだ!と思い帰国後早々に注文しました。
実測で91g/本_これまで使っていたものの僅か1/3の重量ですが、 大変しっかりしたつくりで小生のだらけきった身体を支えるのにもTarptentの支柱としても充分な強度です。
※握りに縄跡を付けずにタープを張るポール用のキャップの写真もお寄せ頂きました。

私も買いました!普段使いには強度は充分ですし、超軽い!輪っかもゴムも軽い物を選んではめています。
頂戴したポールのキャップ、次回張る時に使わせて頂きます!


[宿泊系]
nunatak
Arc Ghost

JMTに臨む際に新調したシュラフ。通関時に小トラブルがあったものの、補償を受けられて超割安な買い物になりました。
シェル素材にQuantumを選んでMサイズで399g。小生としては初めてのキルトですが、 霜の降りたSIERRAの朝もRidgerest Shortと一体のまま快適にこの身を包んでくれていました。
その節は皆さんにいろいろご意見を頂戴して有難かったです。m(_ _)m
Sierra歩きではjoxterさんの泊まり装備が屋根を含めて一番堅実だったと思っています。見習って、後半戦の高地主体に備えて?と言うわけではありませんが、Arc Alpinistを入手しました。

[燃える系]
BPL
Titanium Esbit Wing Stove
これは今年購入したものではありませんが_
重量(13.4g)&サイズで劇的なUL化に貢献し、やはり今年のJMTで大変重宝したもののひとつなので選ばせて頂きました。
コッフェルにこびりつくヤニとその匂いが玉に傷ですが、他の燃料のストーブに比べ深刻なトラブルが無いことも重要なポイントだと思います。
これもSierraでのjoxterさんのスタイルを見て、普段使いのスタイルとさせていただいておりますm(_._)m


beyondxさん
http://beyondx.exblog.jp/

・分類:燃える系
メーカ名: バックパッキングライト BACKPACKINGLIGHT
品名: チタニウムウィングストーブ Titanium Esbit Wing Stove

重量11g。
チタン製スプーンよりも軽くてコンパクトなストーブ。
joxterさんに続いて2件目のBest3入りな一品です。炎を吹き消して無駄なく使えます。高所としては夏の北岳で使いました。風防とセットで結構な風の中でも使えました。

・分類:生活系
メーカ名: フェザーフレンズ FEATHERED FRIENDS
品名: フーデッドヘリオスジャケット Hooded Helios Jacket

スタイリッシュ、軽量、フードもボディもダウンブリブリ。
ジャケットでのビバークスタイルをインスパイアさせるパワーがある。
モコモコですよね(笑)
フェザーフレンド物は手にしたことがないのですが、ダウン抜けなどはどうでしょう?NunatakのEPICモノはイマイチという感触でした..モンベルと比較してみたいと思っています。


・分類:エレキ系
メーカ名:ペツル PETZL
品名:タクティカXP TACTIKKA XP

明るく、軽く、機能的となかなかの高バランスヘッドライト。デイハイクもオーバーナイトも必需品。
赤色フィルターで目立たずに夜間行動可、手軽に夜行性動物気分。
普通のTIKKA XPは私も愛用です。光らせ方やシャッターは素朴な構造だと思うのですが、ビームも効いてこれでよいかなという感じ。


サーリィさん
http://sariputra.exblog.jp/

【その1】
・分類:エレキ系
・メーカ名:PETZL
・品名:TACTIKKA XP
単4電池3本なので若干重いですが、明るく腹持ちも良い感じです。
焦点距離を透明を含むカラーフィルタにより可変で、木々に蠢く怪しい物体があるときは、ブースト機構で強烈に照射することも可能です。
私は明かりフェチなので、これとe+LITE、ZIPKA PLUSを併用しています。
Beyondexさんからも推薦が出ています。明かりフェチ系の方には..Photonの充電式が手元にあるので近いうち書きますね!

【その2】
分類:燃える系
メーカ名:JETBOIL
品名:JETBOIL

ちょっとかさばりますが、私は物臭なので、なんといってもこの簡単なシステムが一番性に合っているようです。
簡単設営で、風防などの携行品も不要。イグナイタが弱いので、万が一に備え防水マッチを持っていればそれでOKです。コジーを2重にすれば保温性も上げれるし、ガス消費量も当然少ないです。上下のプラスティックが今ひとつ(割れた)なので、SPのソロクッカー極チタンの蓋と、カップを流用しています(輪ゴム留め)。
このストーブもすっかり定着しましたね。零下10度以下だと炎を維持するのが大変で苦労して湯を沸かした記憶があります。が、体を風防にして立ったまま沸かせるのは便利。これをアルコールストーブで使いたくてハマったのでした。

【その3】
分類:生活系
メーカ名:MSR
品名:Packtowl Personal

パックタオルには、ULとコレ、オリジナルの3種類あり、全て使ってみました。 一番軽量なのは当然ULですが、肌触りが悪いです。肌触りは我慢できますが、臭いがきついです。夏場に使うと相当臭います。
オリジナルは、安価ですが、どうみてもキッチンタオルです。分厚いので当然乾きも遅いですね。
食器類の緩衝材に適しています(やはりキッチンタオルですね)。
パーソナルは、肌触りもよく速乾性、吸収性もULに負けず劣らずです。防臭性も高く、多少ものぐさでもにおいません。
難点は、使用上は問題ないですが端が解れてしまうようです。
私も愛用です。肌触りに関しては同感、手が荒れたかと思うほどササくれ感があります。Sierraでは水で濡らして帽子の下に被って歩きました。


しみけんさん
http://blogs.yahoo.co.jp/dfm92431/

・ジャンル:ナビゲーション
メーカー:Silva
品名:コンパスNo.15 TDCL

森林限界より上や有名な山を歩いている方々には無縁かも知れませんが、低山・藪山を歩く私にとっては、コンパスは欠かせません。
ミラー付きで精密に方位がはかれるので、カシミール3Dの「見える山」機能で調べた山の一覧表(登る山から見える周辺の山名と距離、方位角を表にまとめたもの)を使って正確に山座同定ができますし、傾斜計があるので、登りの尾根が見える別の尾根から下山する時に「あんな急な斜面を登ったのか。40度もあるぞ。バカだなぁ、私。」と感慨にふけるのも楽しい。
GPSに頼ってめっきり使わなくなりましたが、エレキコンパスはどーも当てにならなりません。キャラメルのオマケの方がまだ信用できます。
でもこれはずいぶん精密そうですね。三角測量ができてしまいそう。


ジャンル:火器
メーカー:MSR
品名:WhisperLite Internationale

私は展望を楽しみながら食事をするのが目的で山に登るので、遮風するものがない好展望地で調理、食事をします。
他のストーブならいつまで経っても湯が沸かないような強風時でも、WindScreenとこれの組み合わせなら、私の住む地域の山で吹く程度の風ならものともせずに湯沸かしが出来ます。
重いですが、シンプルなデザインと高い耐久性が気に入っています。
世界的定番ストーブの登場です。私はガソリン以外を燃やすこともなさそうなのでSimmerLiteを使うこともありますが、最近はまたSVEA123を引っ張り出して遊んでいます。
ガソリンストーブは楽しいですよね。


ジャンル:おもちゃ
メーカー:フジノン
品名:M24

山の上から展望を楽しむときにいつも使っている双眼鏡です。
レティクル付きなので、「あの鉄塔の高さは70mもあるのか」などと意味もなくいろんな物までの距離や大きさを測って遊んでしまいます。
防水(水没可)なので、適当にザックに放り込んでおくだけ。取り扱いに神経を使わなくて済むのがありがたいです。
コンパスと双眼鏡..トランシット測量機ができてしまいそう(笑)測りモノが好きなのですね。
ガソリンストーブにしろ、しみけんさんの山行スタイルを物語る逸品たち、ご紹介ありがとうございます。


「私のお気に入り山道具Best3」に多数お寄せ下さりありがとうございました。
人によってお気に入りはさまざまですが、お寄せ下さった方の山行スタイルの一端が窺える逸品らが集まりました。
山歩きが楽しくなるような品々の情報を多くの方と共有できればと思います。

お寄せ下さった方々、見て下さった方々にお礼申し上げます。


今年は山行回数を増やし、実証を行いました。来年は応用を進めたいと思っています。
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by ulgoods | 2007-12-31 12:54 | 生活系

ズック靴で雪歩き / Light Energy Overboots


Exciteメールの過去メール移行が済んでいないようで、送ってもらったBest3が取り出せないので、先に先日の山行を書きます。
メールが回復したらすぐにBest3を書きますのでお待ち下さい。


Light Energy Overboots TR model / FORTY BELOW

12月22日から24日ま、2泊3日を雪の山を歩き野宿して過ごした。雪の中で目覚めて(一晩30cmも積もった!)始動し、一日歩いてまた雪の中に寝るという完全に雪な日を含んでおり、まぁささやかな体験だが、週末ハイカーの私には意味のある3日間であった。
その雪の中での生活を支えてくれた足回りを記録しておく。

今回は足回りをズック靴を中核とした重ね着で構成した。
目的は軽量で暖かく、かつ足に優しい靴システムの実現とテストである。これは昨シーズンのBPLで紹介されていた方法であるが、試すのに一年待った。
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アルパインな冬物の暖かい靴があるのだが、それは重くて堅い。とっても履いたままでは電車には乗れない堅物。電車で蒸れるし、手に持つとしてもたいそうな荷物になる。その場合、別途履いて来た靴を担いで歩くのもイヤだしね。スノーシューで歩くことを考えると重さも堅さも不要というか邪魔で、ただただ軽く暖かさだけが必要だ。ズック靴は足に合った物があるからそれを使えば良い。ズックなので足と喧嘩をして足に勝つような長時間の慣らしを要求するようなものでは無く、足に優しい。それを核として防寒機能を付加して冬足システムとした。

ズック靴の外側はネオプレーン製のオーバーブーツを履いて断熱材とする。このオーバーブーツはFORTY BELOW社のLight Energy Overboots TR modelと中間層のSimple Slippersを夏の間に発注しておいた。これらは注文生産なので納品までに時間が掛かることは覚悟していたが、どーも秋口にFORTY BELOW社が不意の工場移転を余儀なくされたらしく、なかなか縫ってもらえなかった。何度かメールをやり取りして先方の事情も理解したのだが、季節も変わり雪の便りを聞きくにつれ此方の都合も伝えたところ、次期発売予定の新モデルの試作品で、昨年作成した靴を提供してくれると言う。新品を、急ぎ便の送料も向こう持ちという有難い申し出をいただいた。で、新製品が縫い上がったら、それは注文分として送ってくれるとのこと。
BigSkyの例(テント18ヶ月待ち)もあり、遅れても決してゴメンなさいと言わないアメリカ人の好ましくない一面で押し切られるかと思ったが、オーナーのJoelさんは気にはしてくれたようで、待ち時間は思わぬ報償となって返ってきた。Joelさんとは靴以外の話をすることもでき、理解を深めることができた。日本の温泉に来たいらしい。彼が言っていた白い猿の温泉ってどこだ?
で、彼曰く、目の前の仕事の山が片づいたらお前のを縫うから、そしたら二足になって友達と山へ行けるだろ!だって。ふはは、good excuse!有難く頂戴した。
尤も、彼は先週から年末休暇で、一月も中旬まで休みなのだが..マイペースなのには変わりない。

具のズック靴はMontrail Namcheを使った。Gore-Texなどは使っていない通気性の良い靴だ。これは今回の計画用に少し大きめのサイズを夏にお安く購入しておいたもの。ハイカットで踝まわりの保護が手厚くて足首の固定ができ、ソールの堅さも荷重に対して保ちそうなモデルだ。

ソックスはCoolMaxのライナーとウールの厚手を履いた。CoolMax層は汗の拡散が目的である。靴の中敷きは防寒のものに換えなかった。厚い中敷きで足が圧迫されて血行が悪くなったら元も子もない。Namcheは元々底が厚いので大丈夫と思った。

靴の外側には、本来ならFORTY BELOW Simple Slippersというネオプレーン靴で包むはずであったが、Simple Slippersも来ていない。たぶんオーバーブーツだけで暖かいと言うことだろうが...しかし、足の冷たいのは最悪だ。ガキの頃は冬でもゴム長靴しかなく(当時はそれで普通だが)、足を凍らせては痛い思いをしていたから余計に臆病になる。というわけでSimple Slippersに似たものを探したところ、意外にも自転車乗りが使うネオプレーン製の防寒オーバーシューズが良さそうな予感!急いで阿佐ヶ谷のフレンド商会へ行き、あれこれ使い勝手を想像したが、イケそうなので売っていた3種類の中から一番厚いShimano製を選んだ。3mmのネオプレーンだろうか、Simple Slippersと同じ厚さだ。で、こっちの自転車用は足の底は付いておらず上から被せるだけで、土踏まず部分をベルクロで留めるのだが、ズック靴の底で歩けるのでそれはそれで便利そう。とりあえず代用として採用。

一番外側に履くのがLight Energy Overbootsだ。足を被う部分は3mmのネオプレーンで出来ており、膝下までのゲーターと一体になっている。前はベルクロ開閉なので手袋でも装着しやすい。底は薄い突起付きのゴム製。

Light Energy Overbootsの足底は弱そうなのでゴム製の簡易な滑り止めを二種類用意した。一つはSTABILicersという底にスパイクが17本埋め込まれたゴム製のベルクロ留めサンダル。しかしこれは外れやすいと言う話を聞いたので、もう一つ国産の細いピンが付いた簡易滑り止めを用意してみた。
念のため、Kahtoolaのアルマイト製クランポンであるKTS(Kahtoola Traction System) Aluminumを用意した。軽量でズック靴にも適合する柔軟性がある。
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これだけ足に準備をしたら、どんな寒くても大丈夫だろう。もー平気だ。


重量的には片足
Namuche+Shimano+Light Energyで794g
だった。夏の登山靴としても軽量の部類だ。
手持ちのVasqueの厳冬期用ケブラー編みの靴が片足で1300g、ColumbiaのTitaniumという防寒靴が799gだが、別途ゲーターを要するからもう少し重くなるし、無雪の街は歩けない。

このズック靴保温システムにスノーシューを履いて3日間過ごした実地での感想だが、
・装着はさほど手間ではなかった。ネオプレーンは良く伸びるので着けるのが楽。
・断熱性は完璧で3日間で足に微塵の寒さも感じなかった。
・Gore-Texなどの膜が無いので蒸れがこもらず、足は常に乾燥した感じがした。
・Namcheの足首のホールド感は良く、重い荷でも足首に問題は起こらなかった。
・当然、靴擦れの類は起こらない。やはりズック靴は足が楽であった。
・外側はゲーターと一体なので雪の侵入はあり得ない。
・像足としてIntegral Designs HotSocksの上に履き、テントからの外出が楽だ。
一方、
・3日目ともなると僅かだが湿って朝は凍みたが、断熱性、装着性に支障ない。
・運搬時にちょと嵩張る。
という結果。
番外で、一体型ブーツは写真を撮ると足が長く写るという利点を発見した。女子がブーツを履くのはこのためか...

足が楽で暖かいのは幸せだ。タダでさえ重いスノーシューを着けるから、足の軽さは重要と思いながら歩いていた。

大成功である!
夏も冬もズックで歩く。
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以下、簡単に3日間の概要、
今回の山歩きは最初の一泊をSierraでも一緒だった地獄のUL Hardcore Hiker、SGT.M氏と過ごした。なにも二日目は喧嘩別れしたのではない。彼は用事が出来たので一泊だけと変更になっていた。軽量装備で臨む私たちのスタイルは冬山登山隊がやるような共同装備を持たない。基本が個泊なので、同伴者が来ようが抜けまいが大勢に影響はない。万が一、駅で会えなくても自分の予定を変更せずに山へ向かうことができる。
ちなみにSGT.Mも足元はNamcheで、Kahtoola FLIGHTsystem というオーバーブーツ一体型スノーシューのシステムを投入してくれ、お陰で参考になりました。

行った前日の夜にも降ったようで積雪は充分であった。小屋でお茶を飲みながら仕入れた情報によると、縞枯山は良く歩かれているが、雨池峠から双子池方面は踏み跡が無いという。今回はスノーシューイングに来たので、できるだけ新雪を長距離歩きたいと思っていたからそれは好都合。小屋を出た二人、言わずとも既に今夜の幕営地は決まっていた。

懸念した雨池峠も岩の露出は無く、全行程をスノーシューで歩くことができた。実は岩が出ていたら厄介と思っていたので、これはラッキーであった。
雨池峠から双子池方面は情報通り、今期未だ踏み跡がなかったと思われ、時折、膝まで沈むが、気持ちの良い林道を思う存分スノーシューでラッセルして歩くことができた。
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結構な荷物を背負ったのだが、フローティングテールを追加したMSR DENALI EVO ASCENTはしっかりと浮力を与えてくれた。
初日は3時間も歩いただろうか、双子池に入る林道脇にHex3でキャンプを張った。この季節、昨年同様に雪がサラサラで踏んでも固まらず、そのままではペグが効かないので、地面近くまで掘ってEastonの中空30cmペグをスコップで打ち込んで留めた。しっかり効いた。寝床場所を30cmほど掘り込んだので中は広い。
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今回はHex3で二人収容したが、SGT.Mも自分のタープを持参であった。個泊姿勢は守っている。

飯は、連れてきた老兵ストーブ、SVEA123の燃焼音を楽しみながら餅ラーメンとした。今回はとりあえずULは度外視だ。液出しMSRやコールマンという選択肢もあったが、何だかんだ持つよりオールインワンなSVEA123でポンの方が楽かもしれない。
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(これは朝飯、オートミール、松茸の味お吸い物味)
これのチタン版が出れば..世界的に大ヒットだと思うが誰か作らないかなぁ。

Hex3に入り、寒くもなかったので暫く寝袋の上に寝そべってウオッカを飲んでいた。この夜の肴はチーズと生ハム。少し贅沢。
SGT.Mとは妙に馬鹿話が噛み合う。久々に腹がよじれるほど笑ったあと、笑いで咳き込みながらMnt.FlyのHPD-900にTitanium GoatのPtarmigan Bivyで寝た。マットはORのDownMat7 Shot、短いモデルだから足元にはザックを置いて、その上にアストロフォイルを敷いた。断熱は完璧。こちらも全然冷えを感じることはなかった。
無風でもあり、Hex内は相対湿度で90%以上あった。大人二人が腹をよじって大いに呼吸運動をしたので壁も結露したが、凍っても払えば落ちるから気にしない。湿るとHex3も弛むが、外から一度テンションをかけ直し、二回目は面倒なので中のポールを延ばして張りを掛けた。

夜中に降雪あり。結局、朝まで30cm近い新雪を得た。
前線が太平洋側を通過して降る雪は温度が高くHex3の急傾斜でも雪は付く。夜中に気が付いたら壁をド突いて雪を落とすのだが、裾に落とした雪が積もって通気が損なわれるので、寝ながら腕を伸ばしてトンネルを掘ってやると、スーっと新鮮な空気が入ってくるのを感じた。そんなことを三回くらい繰り返したか。が、充分寝た。
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翌朝、Hex3の中でまどろんでいると、SGT.Mが?!っと、人の声を聴いたという。耳を澄ますと確かに。入り口を開けて外を見ていると視界に女性二人が入ってきた。ををを!お茶でも差し上げないと!と思ったがオジサン3人を含む5人パーティーで、昨日は北横から亀甲経由で双子池にキャンプだったらしい。私たちも双子池まで行かないで良かった...以前+昨夜の新雪をラッセルしてきたのだが、その先にある我々のラッセル跡をたいそう喜んで呉れた。汗した甲斐がある。無論、踏んでくれた方が戻る我々も楽である。

イブ前日のFENは昔と変わらず昔のクリスマス系の曲がかかる。シナトラやナットキングコールが大活躍だ。ガキの頃から聴いているFEN、定番の曲が懐かしい。ご機嫌でFENを鳴らしながらキャンプを撤収し、踏み跡を楽々と雨池峠まで戻った。途中、青空も広がり景色が美しい。直射日光が当たると暑くて汗ばんだ。

雨池峠で軍曹と別れ、私は麦草方面に向かった。麦草方面も笹原木道は今期は人が入っていないと思われ、壷足なら股まで埋まるところ、湿っぽい深い雪での歩き方を工夫しながら進むことができた。一人、歌を歌いながら歩いた。

麦草ヒュッテは有難い。ここで、おでんとカレーをいただき、濡れた物を乾かした。ストーブで和んだので今夜はここに泊まろうかとも思ったが、やがて縞枯山経由の団体が到着し、オジオバの嬌声が賑やかすぎるので時刻を見計らって辞した。何歳になっても元気で楽しげなのは良い。ただ私は一人になりたかった。
私は山に登りたいわけではないので、茶臼へは向かわずに五辻経由でゴンドラに戻るが、途中で二泊目を迎えることにしてある。一人だし、東屋にごろ寝でもしよう。

二泊目の寝袋は湿っていたので、早めに入って乾燥に努めた。去年のこの夜も縞枯山頂でBivyを張っていたっけ。何か馴染みになったイブの前夜のラジオ放送を聴いて過ごす。この夜は-10度くらいか。さほど寒くはないが、汗ばんだタオルなどはバンバンに凍った板になった。曇っていたのだが、その上に月があるらしく薄明るい空に雪を纏ったモンスター達が見えていた。霧も出てこの夜も相対湿度は90%以上であった。前夜のHex3の中が特殊ではないことが分かる。が、今夜は幕を張らずにBivyでごろ寝なので寝袋も湿気らずに直にふっくらしてきた。NunatakのSkahaを着ていたせいもあり、充分温いので横のジッパーを開けて寝ていたっけ。
翌朝、ずいぶん遅くまで寝ていたが人は来ない。昨日少し融けた雪がしっかり凍っていていたのでLight Energyでアイゼン歩行など検証して時間を潰した。
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下のゲレンデでスキーでもして帰ろうかと思ったが..やめた。

二泊目は湿った状態からの単独キャンプであったが、無事に過ごすことが出来た。いろいろ考えることもあった。
今回は試したい物を持ち込んだのでULとは言えない装備であったが、徐々に減らしていけると思う。



ズック靴ですが、何か?
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by ulgoods | 2007-12-26 07:16 | 生活系

Best3その2改

Best3その2

相変わらずExciteメールが開通していないので、別なアドレスに届いたBest3たちを先にUPします。



べーさん

・分類:運搬系
メーカ:Gossamer Gear
商品名:Whisper

容量、価格(現在$60)、JMTを腰ベルトが取れましたがどうにか歩くことができました。ロールトップがあまり好きじゃないとか、スピン素材が弱いとか、裁断面を始末していないのでほつれて来るとか困る部分もありますが、ロングハイクには向いているザックだと思います。
実物を拝見しましたが、案外大きいんですよね。お陰様で最近GGモノが増えてきています..

・分類:生活系
メーカ:Wenger
商品名:Clipper

爪きり付きナイフです。ハイク前日に爪を切るようにしているのですが、忘れてしまったときに活躍します。ハサミでは切りにくいですし。ロングハイクの時にも、足の爪が伸びてくるので、10日間で2回くらい使いました。長く歩かれる方は爪きりが便利ですよ。
おお、これはロングハイカーならではの選択です。確かに足の爪は大事。

・分類:燃える系
メーカ:T's Stove/スノピ
商品名:超軽ストーブ&スノピNo.1

今年は、ガスもガソリンもエスビットも使わず、1年を通してアルコールストーブを使いました。ベジタリアンメニューからヒントを得て、クスクスやオートミールを使うようになったので、アルコールでも十分に調理ができるようになったのも大きな理由かもしれません。調理といっても蒸らすだけですが。
-10℃から4500mの高所まで試しましたが、アルコールでもお湯が沸きます。
ちなみにスピカNO.1+超軽+ホイルのフタで60gでした。
T'zさんお世話になっております。
昨年末にお会いしてからいろいろ結実いたしました..



azmさん
http://azm.at.webry.info/

・テント
アライ
エアライズ3+DXフライ


ULには程遠いですが、愛用テント。アライ、エアライズ3+DXフライ。
広くて、快適。
前室が広いのがgood。外は雪でも煮炊きに問題なし。
ちなみにストーブはEpiのAPSA-Ⅲ。安定感抜群。
UL募集とは書いていませんので~
広いテントは住み良さそうでいいなー。寒い時はガスの液出しも試してみて下さい。


・コンパクトデジカメ
Cannon
PowerShot A630。

バリアングル液晶が重宝。この前にはCyberShot DSC-S50。
植物やきのこを撮る時に便利。
blogにはきれいな写真多いですよねー

・三脚

これはULって言って良い?
ultra-pod。コンパクトデジカメならでは。
ローアングルなので。記念写真は皆足が長く見える?!
私ももってまーす!あれ、ベルクロは使わないですか?


ulgoods(あるいはULG、ゆーえるじーと発音)
http://ulgoods.exblog.jp/
・分類:宿泊系
メーカ:Sixmoon Designs
商品名:Gatewood Cape

短評:
11 oz.(312g)で屋根と雨具とザックカバーを賄えてしまう。
今年のSierra歩きではODBoxのFoxtailでこれを張って6泊した。現地の人からも珍しがられ、Cool!と言ってもらえた得意げな一品。
国内では積極的に雨具としては使わないが、休憩時なども被れる薄膜は何かと用途が広い。
また、まだ経験の無いことだが..被ったままペグダウンして濡れずにシェルターを張る技があるらしく、応用すると顔だけ出しすスタイルでトイレになるかと?

・分類:生活系
メーカ:Rocky
商品名:Gore-Tex socks

短評:
新製品ではないのだが..ズック靴に併用し、雨の山行でも完全に濡れから防いでくれた。脱登山靴化への道筋を付けてくれた一品。
アルパインな世界から降りてた道具達の中でも無意識に常識として選択する登山靴であるが、UL化によって、そーでもないんじゃないの?と考えるきっかけになった。
現在、雪山へズック靴で行く術を検証すべく諸々の関連品を収集終わったところ。
近日中に試してみます。

・分類:エレキ系
メーカ:アップアップダウン製作所
商品名:GARMIN(ガーミン) GPS用 日本詳細1:25000

短評:
販売店の国内寡占状態に風穴を開け、外国で本来お安く売っているGPS装置の国内で使用可にしてくれた意味ある一品。
登山道が道として入っているので、山行前夜にカシミール上でせっせとルート工作しなくて済み、睡眠時間が増えた。エスケープルートもその場でポン。でも、事前の調査と地図併用は怠りなく。
地名がローマ字なので、山での会話で漢字の読みが分からなくて変な読みをして実は変なことを言っているという危険性が回避できる。



JSBさん
※書式に情熱が込められているのでそのままコピペしますです。

JSBの、2007年のお気に入りグッズ BEST3

      1st       2nd            3rd

分類    燃える系     宿泊系          燃える系

品名    Vic      リフレクティックス    100らバルブ

メーカー  Tzstove    保温屋.com        道場の森サイト
       blog

感想   

1st:ディスチャージキャップを巧みに流用して新たなバルブに昇華させた労作であり
   キット商品化が待たれるシロモノ。コンビニ店で容易にgetできる良さも
   好印象の一因です。これで出かけるときも安心ね、笑 

私、注文1号でーす!
これは日帰り雪山ハイクなどで是非とも液出しで使いたいと思っています。



2nd:遮熱、という新しい概念を知らしめた逸品。温度差(38deg)は
   ハッタリではなかったようだ!7mm厚みぐらい
   JSBの体験でも、3℃での地面からの冷気は感じなかった。
   98パーセント?だったかな、熱の反射率が凄い!!

アストロフォイル系ですね。私も愛用しています..


3rd:そこらに落ちているような、ありふれた100円ライターを元に編み出した
    100らバルブ。漂うチープ感もスパイスですね  (JSBの勝手な命名です))
   誰もが驚嘆したマジックバーナーも含めて、独自路線イケテマス!
   今後の動向にも、目が離せないです。

これも目から鱗でした。

omake

これ、T'zさん経由で私のところに来ています。なかなか試せません。遅れていてすいません。

第三弾へと続く...



私のお気に入り山道具ベスト3今日中なら駆け込み可(笑


我々はウイルダネスへの旅を必要としている...ジョン・ハート
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by ulgoods | 2007-12-21 07:36 | 生活系

Best3その1

お寄せ頂いた「私のお気に入り山道具ベスト3」、到着順5名様分を掲載します。
次からの方は編集時間の都合にて、明日以降、よろしく。
参考にさせてもらいます。
ありがとうございます。
自分のが決まっていません(汗

僭越ながら少しコメントをつけさせていただきます。米印イタリック体です。
コメントへのコメントも歓迎!


村上宣寛さん
http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp
愛用の3品

・バックパック
Mountain Hardware
Solitude

2006年07月入手
http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/solitude.html
調節機能はダメですが、それ以外はなかなかの代物です。20キロ以上持っても平気だし、バランスも良いので、山でも疲れません。
80リッターあるので、適当に放り込めばパッキングは終了します。アウターフレームパックの進化形です。
Webで見て、しり上がりの姿は興味を持っていました。アルミで補強しなくて良くなったのですね。

・登山靴
マインドル
Air Revolution

2006年2月頃入手
http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/shoes.html
非常に固くて丈夫です。その割には軽いです。
荷物を持って歩くと、良さが分かります。奥駆けでは連日12時間歩いても、疲労を感じませんでした。オールシーズン、この靴です。
勝手ながら村上さんと言えばマインドルのイメージです。急いで長距離を歩くときは足裏の疲労軽減で底が固いほうがいいと思いましたが、ふくらはぎの疲労が足の裏に移るという説もあり、ストレッチなども重要らしいです。

・テント
ヒルバーグ
アクト

2005年2月頃入手
http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/akto.html
タープとビビィも試したのですが、さほど軽量にはなりません。アクトはかなり軽く、広くて居住性が優れています。また、張りやすく、設営には1~2分しかかかりません。
細引きの調節機構が優れていて、ペグを打つ位置の自由度が高いのです。
これは欲しいテントです。綱を要するのでどうかと思っていたのですが、自由度が高いのですね。NextBuyな一品です。

今年購入の3品
・GPS
ガーミン
Map60CSx
2006年秋購入

UUDの地図と組み合わせると最強です。
http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/gps.html
二台並べて歩いたことはないですが、HCxと比べると60CSxの方が精度的に安心感がある印象を持っています。UUD地図は使えますね。登山道が入っているので、前日のPC仕事が減りました。

・東急ハンズで買ったフライパン

東急ハンズで買ったフライパンもなかなかです。
http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/koffel.html
お山でもしっかり調理して食事を採ってらっしゃるのは本で読んでいましたが..年季が入っていますね。

・カメラ
オリンパス
E-3

http://psycho01.edu.u-toyama.ac.jp/camera.html
山道具、ですね...

今年の物はあまり使い込んでいないので、充分な評価はできません。


出がらし紋次郎さん

・THENORTHFACE
SKAREB55・Mサイズ

ザックカバーが付属している。
GRANITEGEAR NIMBUS OZONEもいいかなと思ったが、ある場所で実物を発見し一目ぼれ。メーカーに問い合わせたが、日本の直営店ではすでに在庫もない、という。ところがその後、某HPで30%引きで安売りしていたのを迷わず購入。
実重量は1472g、付属ザックカバーは93g。
この辺で1kg軽量化可能ですが、出がらしさんは頻繁に野宿なので耐久性との兼ね合いもありますか、削りにくいですね。ある程度耐久性を残すと500gは軽くできそうです。

・SEA TO SUMMIT
ultra-sil DRY SACK 8L

GRANITEGEAR AIRPOCKET M&L
防水素材と止水ジッパーにひかれて購入。これが、あっし的には装備軽量化の立役者です。ビニールの重包装をしなくても良い。
私も何かと便利で使っています。気をつけないと袋に入れて袋に入れて..2重くらいにはなってしまうので、何とかしたいところです。でも、小分けしてふだんから整理すると撤収が速くて良いです

・スノーピーク
チタンTREK700

MSR アルミウインドスクリーン、トランギア アルコールバーナー、FGS シェラスパイダーチタンゴトクと共に。
一人分の湯沸しはこれで充分。トランギアは重いですね。やはり。安定はするけど。
モリタ アルミフライパン(食器としても積極使用。重くても携行します)は、こういう使い方もできます。下が牧草地なもんで。
シェラカップやカトラリーも、アルミからチタンにしました。
700は良いサイズですが蓋が重いのが残念です。
ストーブは空き缶や固形もお試しください。


・番外
モンベル
ブリーズドライテックモノフレームシェルター・ダイヤ

ビヴィサックでは中腰にはなれません。結構中は広いです。
自立はしませんが、両端に靴やザックを入れて重石にするなどの工夫で、なんとか自立します(風が強い場所では不可)。
設置場所によって(草地や川ッぷちなど)結露はしますが、通気性はよく、乾きは早いです。実重1125gですが、ペグを丈夫で軽いチタン製に
交換するのもありかな。
ペグは貫通用のネールペグ数本と、あとは軽い奴という具合に組み合わせて持つ手もあります。都市内野宿は経験ないですが、コンクリートでは打てないですよね。アスファルトなら何とか?

これで、基本装備(早春・晩秋対応、食料・燃料・水除く)15.3kgを9.7kgに落としました。これは3泊以上の長期旅対応なので、短期の旅では着替えが減る分、もっと減らせると思います。
ここからがしんどいです。


rwalkerさん
http://rwalker.exblog.jp

・分類:生活系
メーカ名:SWANNDRI
品名:RANGER SHIRTS

感想:軽くて暖かいウールのプルオーバーシャツです。
粗く編んだウール地の両面を起毛しているので、見た目の割には軽く通気性も良いです。
寒冷な状況では、ウールの吸水によりシェル内部での急激な水分量の変化を抑えて、シェルの内側の結露を少なくします。
両胸のポケットは大きく、地図、コンパス、行動食などを収めておけます。
衣擦れの音もしないので、行動中も静かです。
また化繊よりも火に強いので、焚火のまわりでも安心。
rwalkerさんの行動って... トムブラウンジュニア氏のように気配を消して歩く?

・分類:生活系
メーカ名:VICTORINOX
品名:モーゼルナイフ

感想:VICTORINOXの(かつての)ドイツ軍用モデル「トルーパー」に、クリップポイントブレードを一枚加えた、銃器ブランド「モーゼル」とのダブルネームモデルです。
パンをスライスする、缶詰を開ける、ワインやビールの栓を抜く、薪やシェルター用の支柱を切る、ねじを回す、紐を通すための穴を開ける等々、山での作業の殆どをこなせます。
ナイフが二枚なので、砥石が無くとも長期間使えますし、一枚を非常用にとっておく事もできます。
http://rwalker.exblog.jp/4781029/
バックの紙やすりは研ぎ用ですか?

・分類:エレキ系
メーカ名:FENIX
品名:L0D CE(LEDライト)

感想:非常に明るく使いやすいライトです。
単四一本使用で、サイズは小指ほど。
明るさは三段階に切り替えられ、最も暗いモードだとアルカリ電池で8.5時間のランタイム。
山道具というよりEDCですが、山でもバックアップ用として期待できます。
http://rwalker.exblog.jp/4546813/(一番下)
使い込んでいるご様子。結構多彩で長時間ですね。リチウムやエネループにすると軽いし冬でも活躍しそう。

・番外編
私は、これが無いと行動できません。
NATURAL AMERICAN SPIRITSの缶入りタバコと、POWWOW MIX。

缶ピース、箱ピース、パイプとパイプタバコ、酒を入れるマルキルのボトルなど。
オーバルの真鍮缶も、タバコ入れ(着火用レンズ付き)です。
スナフキンになる一式ですね。山でパイプはいいですねぇ。私も持っていますが、せっかちなのでゆっくりふかせません。


zzz_bearさん
http://zzzmmm.exblog.jp/

・燃える系
Trail Designs
Caldera Ti-TriTM Stove System

山より道具というイカしたブログがあるのですが、そこで見てヤラレました。
イカれたブログを見てしまったのですね...
Trail Designsからは試作品テストのお申し出をもらっています。秘密のブツなので許可が出るまで公開できないのが辛い。


・生活系
フォレストヒルキャンドルランタン
ハイマウント

コストパフォーマンス良し!UCOのランタンより軽い!
http://pds.exblog.jp/pds/1/200712/16/06/c0153306_132213.jpg
ろうそくは私もぜいたく品としてたまに持ちますが、重いので小さいのに変えようかと思っていました。運搬で割れないことと、テント内照明には笠がないと明るくならないので、その辺含めてセットが充実しているとよいです。

・燃える系
自作アルコールストーブ

自分でストーブが作れちゃうのがいい!
試作テストで燃料代が結構バカにならないものです.


SGT.Mさん
・分類:生活系
メーカー名:Montrail http://www.montrail.com/
品名:Namche (860g/size US9.5, par pair)

同社のHighline、Hard Rockと同じソール・システムのシューズを乗り継いでたどりついた1足。
Highlineがお気に入りだったのだが、耐久性が弱く直ぐダメになってしまったのだが既に廃盤で買い替えることが不可能だった。
ナムチェはそのソール・システムも然る事ながら、特筆すべきは通気性の良さだ。防水・浸透性素材を使用していないという点で不安に思うであろうが、その素材を使用したが故、通気性が無くなり足のトラブルが多くなる方が重大だ。なので必要に応じてGore-Tex製の防水ソックスを使用している。
たぶんサイズ色揃って日本一のNamche持ち...(笑

・分類:宿泊系
メーカー名:Western Mountaineering http://www.westernmountaineering.com/
品名:Tamarak (520g/one size)

今年JMTを歩くに当たって選んだ3/4レングスの寝袋。
JMTに限らず歩く時はフード付きの何らかの上着を持っているし、ビヴィと併用することが多いので雪降る天候でない限りフードの必要性は無いと思ってこのようなタイプの寝袋を探していた。
応用範囲が広く、衣類やスリーピング・パッドを適切な物にすればスペック通り氷点下の状況でも十分対応できた。
購入したものがシェルにExtremeLiteを使用していなかったバージョンだったのが残念。
メーカー発表のスペックは羽毛量255g、10cmのロフトで-1℃対応。ボックス構造。
これは合理的です。先を越されたので買いませんでした。これも連続壁ですね。TopBagとしてはどんな感じになるでしょう?Rabより良い?

・分類:生活系
メーカー名:Arc'teryx http://www.arcteryx.com/
品名:Access Short (169g/size S) & Pant (243g/size S)

40km超のデイ・ハイク、60 mileを歩いたJMT等、今年のハイキングはほぼAccess Short & Pantsで歩いた。
"TerraTex"というファブリックを使用しているこれらは、速乾性に優れ、通気性もよく(決して耐風性が無く寒過ぎると言う訳ではない)、ストレッチするのでストレスが無い。
これに出会ったことで、手持ちのサプレックス・ナイロン・ファブリックのショーツ&パンツはタンスの肥しになった。
両サイド(パンツは右のみ)にあるポケットの溶着されたシッパーのスムースさも○
軍曹は冬でも半ズボンですよね。あれってそんなに優れものだったとは...

続きまして気に入らない道具をお送りいたします。
・分類:生活系
メーカー名:SealSkinz http://www.danalco.com/
品名:WaterBlocker Socks (112g/size M, par pair)

パッケージやサイトにある、水中に足を突っ込んだ写真の通りマネしてみたが、2分足らずで浸水。
小雨降る中、1時間くらいのハイキングならOKだが、水没させると全くダメ。お蔵入り決定。
私の推薦品ではないのでご勘弁(笑
でも2足買ってしまいました。もう少し早く知らせてくれれば...でも、冬に断熱兼ねて使おうかとも思います。液体の水がなければ使えるかも。
完全水没させるならRockyの方が安心感ありますね。




私のお気に入り山道具ベスト3今日中なら駆け込み可(笑


塩水に足を浸けて、足の裏を丈夫にする方法を教えよう...メイビル男爵
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by ulgoods | 2007-12-19 08:34 | 生活系

KUKSA / ククサ

二年前、仕事でフィンランドへ行った時、自分用の土産にKUKSAを買った。北欧バックパッカー御用達のカップと聞いていたからだ。

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ヘルシンキ、駅前広場横の坂上にある二軒のデパートのどちらだっただろうか、土産物売り場の一角にKUKSAはさほど有難味も見せずに、他の特産品と共にありきたりの土産物として売られていた。その他特産品としては蜜鑞の石鹸やムーミン柄のネクタイなど。
KUKSAはバハカと呼ばれる白樺の瘤を使って作られるため木目も複雑で詰んでおり一部で光沢さえ放っている。バハカは寒風とオーロラが作り出すという。確かにそんな光沢だ。冷たい要素で作られたらしいが、出来たカップは木製で断熱性は高いので、熱い飲み物に使うのに適している。かちゃかちゃと神経質な音を立てない。暖かくて丸い。

さて、飲むにあたって洗礼の儀式が要るらしい。ありがたいことに日本語を含む各国語で書かれていて読んでしまった。儀式か...少し気味が悪いが読んだからには実行せねばなるまい。そう、それが出来ずに今まで仕舞っておいたのだ。
フィンランドのヘルシンキはやはりヨーロッパの都市であり、石で作られた街だった。訪れた教会、レストラン、パブ、全てが石とその凹凸に巣くうシミのような闇とで構成されてる。炎が影を生み、その影を幾重も塗り込んだ、ある種おどろおどろしい地下の部屋でその儀式は執り行われなければ、という気持ちが最近まで私のKUKSAの儀を滞らせてきたのだった。

今日、何かの拍子にラジオでヘルシンキの名前を聞いた。気温は2度らしい。
もう長い夜の季節に入っているのだろう。オーロラは見えるだろうか。ヘルシンキで歓待してくれたスオミな人たちは元気だろうか。地下牢パブの隅に膠着した闇はどうしてる。
懐かしいな。
そうだ今日はKUKSAの魂を呼び起こしてやろう。

洗礼の式:
貴方のククサにラム酒、又はブランデーを注ぎ北極星に思いをめぐらし貴重な液体をすすりながら自然の語りかけをククサを通じて聴きなさい。この儀式で塩味を感じたら儀式は成功です。

とある。塩味を感じなかったら?
少したじろぐが、やってみよう。残念ながらラム酒もブランデーもない。夏の北岳の残りのモルト酒があるだけだ。まぁ良いだろう。やってみる。

いつか、北欧、クングスレーデンを歩きたい。
先ずはククサで酒でも飲んで荒野に思いを巡らせてみるか。

e0024555_0422947.jpg


ん、気のせいかな?塩味だ。
私のKUKSAになったのだね。
時々、野山へ連れて行ってやろう。そして私を連れて行っておくれ...


参加中... 秋 風 あ る い て も あ る い て も ...山頭火
オーロラの下に立ってみたいよ、ね ;-) Click!


やられた..木地を舐めたら塩味だった....
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by ulgoods | 2007-11-04 00:43 | 生活系

Continuous baffles / 連続隔壁構造の寝袋


今回のハイキングではWestern MountaineeringのSummerliteを使った。
セ氏0度用と言われているが、耐寒は人それぞれだし、食事や体調にも依る。私は今回は化繊の綿入り上着(Patagonia Micropuff p/o)を着たこともあり0.2度でもあたたかく寝ることができた。

このSummerliteは軽いくせにbaffle構造を持っており、しかもContinuous baffles。寝袋が面の内外で潰し縫いではなく隔壁材を介して縫われ、なおかつ隔壁区画が寝袋の裏表に連続して作られている。要はジッパーの反対側が縫われていない。隔壁間の羽毛の移動はないが、隔壁内では移動させることができて、意図的に上面に羽毛を寄せたり、下面に寄せてみたりできる。どうせ下面は体重で潰れて羽毛の保温が期待できないから寒い時は普段不遇な羽毛達を上面に寄せてロフトを嵩上げしたり、暑い時は保温の寄与が少ない下面に寄せて体重で潰して寝て寝袋の保温性を下げるなどできるという算段だ。
今回は行く前に上面に寄せてロフトを嵩上げしておいた。どのくらい変わるかというと、

昔の写真だが、通常


出発直前の乱雑な背景で申し訳ないが
今回寄せた上面はぶりぶり!
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寄せられた下面はやせ細り...
e0024555_8252145.jpg


適度に振れば羽毛が移動する。ここでも寄せて上げるは有効?だ!
元に戻すのが大変そうだが...几帳面に戻す必要もあるまい。
完全に寄せてTopBag(元々下面に羽毛がない寝袋)的に使うこともできそうだ。RabのQuantumなTopBagを買おうかと思っていたが、これでいいな。得した!
が、あまりやりすぎて、表面の生地の遊び弛みの分以上寄せてもあまり意味がない。

背中に羽毛がないと..寝返って横寝すると背中が寒い。寝返りをしないか、寝袋の中で体だけ寝返れば良いが、これには修練が必要。

寝袋と切っても切れない縁の敷物のこと、疎かにはできない。
羽毛寝袋の適用温度はロフト高で決められることが多い。当然、厚い寝袋ほど暖かいとされる。羽毛量ではなく、あくまでロフトの嵩高だ。所定の嵩高を作るのに高級羽毛は少ない羽毛で膨らむから軽いということ。で、厚いロフトは中から外への寝袋断面内の熱の対流輸送を軽減すると理解しているが、ある程度暖まった寝袋の表面からの放射損失は仕方ないとして、主に地面に対してだが、熱の伝導によるロスを忘れていけない。寝ると地面に熱を奪われて背中が冷えるでしょ。そこは別な方法で手当てしたい。敷物だ。
通常はマットを敷いて寝心地を良くするが、わたし的には寝心地は二の次で断熱の役目が重要だ。厚くて羽毛が入ったマットが良いのだが重いので困っている。某AR氏の体験では、相当寒い場所でもマットがしっかりしていれば寝袋はさほどでなくても安眠できるそうだ。伝導による損失の寄与割合は結構大きいと判る。
今回は試みとして、通常のRidgeRestの上にアルミ蒸着プチプチであるアストロフォイル(上の写真の背景にある)を敷いてみた。体が一つなので同時に比較できないのだが、アストロフォイルは今回の雪の夜を暖かく過ごせた一要因だと思っている。事前に何度か庭で試したのだが...Quiltで完全にアストロフォイルに背を着けて寝ると、普通に敷いた場合では金属面を伝って熱が逃げやすい。アストロフォイルを凹型にして、両脇をQuiltの中に入れ、体を包むようにしたら、ホカホカ暖かかった感じだ。アストロフォイルで包んで保温調理するのもアルミ面での内側への熱の反射を使うのだから、布団のように敷いただけではうまく保温できないことは容易に想像できる。
体の包み焼き状態、包むの肝要!かと考えているところ。冬が来るまでにもう少し試してみたい。

でも、今回は面倒だったのでアストロフォイルは敷いたが..アストロフォイルは凹型にして寝袋の中の背中が触れる部分に仕込むのが正解かと思っている。
Pacific Outdoor Equipmentのように、RidgeRestに体の接する部分だけアストロフォイルにするのも手軽で良いかも。
ハイブリッド化だな。
ホントは羽毛を遙かに超える超軽量高ロフト人工素材の開発が待たれる。


参加中... こ こ に か う し て わ た し お い て ゐ る 冬 夜 ...山頭火
..そんな気がする。今年も雪野宿するぞ!景気づけにClick!

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by ulgoods | 2007-10-31 08:40 | 生活系

Black Diamond Spot Headlamp

Black Diamond Spot Headlamp

ブラックダイアモンドの軽量ヘッドランプ、スポット。同クラスと思われるペツルのTIKKA XPより少し軽いので入手してみた。
昨年入手したPETZL TIKKA XPとの比較で語ってみたい。
e0024555_18243531.jpg


・重量
Spotは単4電池3本で85gとのことであるが、リチウム電池を使った実測では76gであり、同様にリチウム電池を3本使ったTIKKA XPの81gより5g軽量となっている。
このくらいの重量差では実質的に差がないので特に重量的には比べても面白くないのだが、その他の使い勝手の差に興味があった。

・スイッチ
Spot 1個
TIKKA 2個
Spotはスイッチが大きく、手袋をしたままでも操作ができる。TIKKAのスイッチは小さいので手袋では判別しにくいが、間違って押してもさほど問題ないし許せる。Spotは操作ミスが起きやすく、消灯させると同一モードへの復帰に手間取る。

・LED数
Spot 1x1W LED、小 LED x3
TIKKA XP 1x 1W

・集光、拡散の切り替え
Spot レンズで集光する1Wが1発と、拡散する小さいの3発の構成
TIKKAは拡散させたい時は拡散用のレンズをLED前面にセットする。

・モード遷移
Spot OFF->強中弱->点滅->OFF(1W、3LED共)、ただし、どこからでもOFF可能
TIKKA OFF-> 強中弱+点滅->OFF、別途どこからでも押してる間はBOOSTで、離すと元のモードへ戻る。

・スイッチ操作
両者とも1つのスイッチを押すことで順に切り替わるのだが、TIKKAは小さなスイッチだが確実なクリック感を伴った操作ができる。
一方、Spotは半押しを要求される。

・LEDの遷移
SpotはOFF->ON->OFF->ONで1Wと3LEDを切り替える。

・ヘッドバンド長
SPOT ヘルメット上からも装着できるくらい長い
TIKKA ヘルメットでは辛い

・電池寿命
Spot
1W
High Med Low
20 60 120 hr

3LED
High Med Low
100 120 145 hr

TIKKA
High Med Low
60 80 120 hr

Spot1W < TIKKA < Spot3LEDとなっており、順当だ。


・到達距離 0, 0.5, 10 hrの順
Spot
1W
H 43m 33m 17m
M 17m 16m 15m
L 8m 7m 7m

TIKKA
H 35m 30m 20m
M 27m 25m 19m
L 18m 17m 15m

Spot 3 LED
H 19m 14m 10m
M 14m 14m 7m
L 10m 10m 7m

TIKKA
BOOST 50m

光量の切り替えはSpotの方が強弱のメリハリがあり、調整範囲は広い。

その他、
TIKKA XPはバッテリーインジケータが付いている。


と、数字を比べるとこんな感じだが使った感じでは更に性格の違いを感じた。
Spotは大きなスイッチ1個なので手袋のまま操作ができるが、1スイッチで2系統のライトを操作するため好みのモードに到達するのに煩雑であった。例えば、テント内で3LEDのLOWモードを使う時、一旦消灯すると次回は1WのHighモードから始まるので更に1回押して1Wを消灯してから再び押して点灯し3LEDモードに移してから2回半押しという操作が要求される。この半押しはクリック感を伴わないため、押しすぎると消灯となり、次回点灯すると1Wモードの強となり...はっきり言ってウザイ。だいいち、手袋したままではこの半押しが難しいと思う。で、目が順応していない状況でいきなりTIKKAより強力な1W強で始まる時は辛かった。ライトを手で被った。今のモードを頭に入れておかないとモード遷移ができない。
一方のTIKKAはスイッチが小さいので手袋時の操作はし難いが強度の切り替えはクリック感を伴った操作が可能で指先が分かりやすい。しかし、消灯まで順にモードを替えないといけない。拡散モードへは拡散板のスライドで行うので、物理的に分かりやすい。
どっちもどっちだ。
Spotは冬の手袋している時にモードがどうのと面倒なことは言わずにON/OFFできればいい様な時には便利。
TIKKAは非降雪季にそれなりのモードがすぐ得られるので便利、しかもBOOSTモードは強力だ。
それぞれ、設計思想と想定適用分野の違う事がモード遷移とヘッドバンド長から伺える。
見た目、車に例えると、Spotはビガビガな目を持つホンダ車、TIKKAは独逸車の感じがする。

光は..ま、それなりに。光の色や拡散範囲に差がある。実生活でさほど支障がある差とは思わない。
Highモード
e0024555_1874263.jpg

TIKKAの方が色温度が高いようである。
Spotの方が集光はシャープである。レンズと反射板の作りの違いと思う。

Highの拡散モード
e0024555_1885259.jpg

3LEDで拡散させているが、中心部に明確なスポットが見られる。
明かりのことについては探せば正確な比較のページが見つかると思う。

わたし用途の使い勝手的には総合的にTIKKA XPが勝ると印象だ。あえて使い分けるならトレッキングにはTIKKA XP、冬山歩きにはSpotという使い分けをすると思う。

両者のいいとこ取りの設計はできないだろうか。例えば、Spotのスイッチを2個にして本体の左右あるいは上下に振り分け、それぞれ、1W,3LED用とする。モードは共用で押された方のLEDに遷移するだけ。とか、TIKKA XPもスイッチを左右に振り分けるなど、アフォーダンス感を強めることは可能だろう。
また、初っぱなが強から始まるか、弱から始まるかの設定も変更できると嬉しいかも。


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by ulgoods | 2007-10-08 18:28 | 生活系

Titanium Goat Adjustable CF Trekking Poles

Titanium Goat Adjustable CF Trekking Poles
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Titanium Goat製、カーボンファイバーのトレッキングポールで、1本の重量は94g!軽い。
昔買ったLEKIのSuper MAKARUが堂々の1本270gだから1/3弱だ。どんくらいの軽さかというと、手首で振っても手首に負担が掛からないくらい、突きたいところに瞬時にスパスパ決まる。
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以前のバージョンは1本物だったが、さすがに持ち運びに不便ということか長さ調整が可能になった。といっても2分割なのでそれなりに長いのだが、ザックに差しても刀のように見えない範囲なので許す。
長さ調整は小さなゴムのパーツがネジで圧縮変形し、上のポールの内面に摩擦で頑張ることで留まっている。上半身の体重を掛けたくらいではストッパーは滑らないようだ。
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これはゴルフクラブのシャフトを流用したものか、とてもしなやかである。入手直後、輪っかを付けずに山へ持っていったが、ちょと岩の間に差してしまい、抜けずに力が掛ったのだが、びょーんと撓って手を外れ反動で反対側へ飛んでいった。今のところ折れる気配はない。とはいえ、カーボンだから少し心配。気を遣う。低温の時とかはやめとこかしら。

まだシェルターの支柱に使ったことはないのだが、無茶に荷重を掛けなければ大丈夫だと思う。
欠点として、ロック機構のネジが、調子に乗って弛めすぎるとゴムの部品を中に残してネジが全部抜けてしまう...2回ほどやった。ま、残った側を地面に叩きつけたりすると次第にゴムが口のところまで出てくるのだが、野外で無くすと使えない棒になってしまう危険がある。と思っていたら、奥からゴムがもう一個出てきた。予備を詰めているのか、製作段階でゴムを残して抜いてしまったので、回収が面倒でもう一個使ったか...後者な気がする(コメント頂き、前者であることが判明)。

OdBoxのFoxtail(135g@120cm)も持ってはいるが、Titanium Goatの方が軽量だ。ただし、FoxTailは4分割、長さ調整はできないけれど折り畳みに1.5秒、組み立てに4秒という機動性がある。岩っぽいトレッキングでは面倒がらずに肩から提げたポーチに出し入れができ、両手が自由になるので安全に岩場を通過できた。トレッキングポールを手首で引きずったまま手で岩を掴んでの上り下りは危険だしね。Titanium Goatのはその辺の機動性に欠けるし手首の輪っかも無いので落とすと回収不能になるかもしれない。紐でも付けるともう少し重くなってしまうだろうな。

いっそのことトレッキングポールを持たないという選択肢もあるが、シェルターを張るのに使ってしかもベースウエイトにカウントしないでいいと言う数字のトリックの重要なネタなので持たないわけにもいかない(何か変だぞ!)。

輪っか、キャップの類はLEKIの物が流用できる。それらを装着すると1本113g、振り回しもだいぶモーメントが大きくなる感じで残念だ。ま、フィールドでは気にならない程度だと思う。

場面に応じて持っていくポールを選ぶ事になる、か...またパッキングに時間が掛かってしまう訳だ。ああ。


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by ulgoods | 2007-10-04 01:10 | 生活系