カテゴリ:生活系( 72 )

DM7 修理完了 / Exped Downmat7 repairing ..done

DM7 修理完了

DM7分解編
DM7補修編
DM7難渋中
ときたが、やっと完了した。

結局、バルブに関しては、O-ringをうまくはめ込むことが良いようだ。素人が形成しようと思っても上手く行かない。
私の方法だが、
古いO-Ringを全部むしり取る。
O-ringがはまっていた溝があるので、エポキシパテを盛る。
乾かない状態でO-ringを乗せ、軽くふたを締め込んで面を付け、乾燥させる。
必要ならバリを取ってからパテに残った凹型とO-ringを接着する。この時、削りカスを中に落さないこと。
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O-ringは面から0.7mm程度出るくらいにするのが良かった。バルブを締めた時のクリック感も良好になる。
O-ringにシリコングリスを塗る。
蓋を元のように接着して戻す。

以上

風呂に沈めて検査をした。
バルブからの漏れは認められなかった。
目出度し目出度し。
なのだが、風呂に深く沈めて水圧を掛けたところ、微少な泡の漏れを確認した。おそらくそいつが犯人だ。
もしかしたら、最初からそいつの問題でバルブではなかったかもしれない。が濃厚。バルブをバラす前に確認するんだった。
一つの症状に原因が一つとは限らない。エラーが複数あると、分離して気が付くのにひどく手間取るのが常だ。

場所は、バルブをマットに連結する台座の流線くさび部品の奥の角の布地。ここから、細かな泡が連続して出ていることを目視確認した。そこ以外は漏れがない。
何故?と思ったが、この場所はプラスチック部品の角で布地と擦れると布が負ける。擦れて穴が空いたのだろう。穴自体は見えない。何層構造か分からないが、内部の気密層が削れて外皮だけになり、外皮は摩擦には強いが気密が弱いのだと思う。Therm-a-restでは、この角は弾力があり、布と当たっても勝たないような手触りだった。耐久性というか総合的な品質は、その辺の細かな作りの差なのかなと思う。
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この部分は、付属のスタッフザック兼用のポンプで空気を入れる時に折れ曲がることが多いのが敗因だと思う。補修して、以降は別売のポンプを使う。収納時も折れないように気を付ける。付属のスタッフを使わない方が軽いしね。
アルキメデスの原理ではないのだが、風呂で見つけたのでEureka!と叫んだ!

原因が特定できたので、補修した。
付属のあて布を全ての角部分に予防の意味も込めて接着した。
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接着だが、やはり付属のセメダインのような接着剤がよいようだ。一部を高価な万能接着剤でやったが、翌日剥がれた。結局、剥がれた部分は接着が上手くいかなくなったので、montbellのマットの補修パッチを当てた。montbellのパッチは極めて薄い素材で、かつ接着剤が塗ってあって良く貼り付く。色は悪いが漏れるよりましだ。
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暫く寝てみたが、目に見えるヘタリはない。たぶん一件落着。

分解の手ほどきと、貴重なO-ringを分けて下さった村上さんに感謝いたします。修理情報を公開することでお礼に代えさせていただきます。


追記
パンパンに空気を入れて、三夜敷いて寝ましたが、全くヘタリ感無し!こうでなくっちゃ。
成功だな...珍しく


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幽霊の正体見たり..って感じ
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by ulgoods | 2008-03-30 00:18 | 生活系

igloo 生活編

igloo 生活編

igloo内での生活は思ったとおり快適だった。
というのも、入り口を底面の直径の1/3程度まで、深さ膝上まで掘り込んであるから、ちょうど、掘り炬燵のヘリに座っているような、そんな体勢が取れるのが楽だ。壁により掛かると楽!もう一つ、igloo帝国では金属スコップを持っている人が王様だ。削る盛る、何でも如意!
先ずは出入り口の上に雪玉をくっつけてロウソク台にしてロウソクを灯した。

今回はBrunton ACDをセットしてigloo内の室温と湿度を30分おきに記録した。野外には最低気温を記録できる温度計を放置してあるから、後で最低気温を付き合わせることで、暖かいと言われているiglooの暖かさが測定できる。
換気であるが、空気より重い二酸化炭素は出入り口のトレンチから外に抜けるので問題ない。内部で火を使うのだが、一酸化炭素に関しては、とりあえず天井付近に直径2cm程度の小さい穴を3カ所開けてみた。ここを通って一酸化炭素がユルユル抜けてくれればありがたい。一応、頭より高い場所に一酸化炭素警報機をセットし、不測の事態に備えた。

室温と湿度の経過グラフを示す。赤が室温、青が湿度を示している。
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この時間軸に沿って、igloo生活を振り返る。

・夕飯調理
煮物をやったので急速に室温、湿度とも上昇した。室温は8度にもなり、さすがに天井から滴も落ちた。湯気が立つせいで湿度も急上昇した。余分な湿気は壁に吸収されるのだろう、衣類や寝袋類が湿気る感じは全くない。その分内壁の雪が緩くなるが、後で冷えて凍れば強度も増すだろうし、壁の厚さは25cm程度もあるのだ、少しくらい表面がグズグズになっても強度に問題はないと思った。

今回は、調理暖房用にはガソリンだと予熱時にCOが大量に出るので、Colemanの液出しPowerMaxを持ってきた。ガスも大きな缶で2本あるから、調理も暖房も好きなだけ使える。
食事は、いつもは、質や量より軽さで選ぶ食事になるのだが、最近はそれではイカンと富山方面の村上さんから言われているので、しかも肉体労働後だし、苦楽を共にしたSGT.Mに腹一杯たーんと食ってもらいたくって..ちょと飯らしいものを用意してきた。といっても、常温保存できるおでん(おつゆ入り)二人前だが..これに常温保存の魚肉ソーセージを入れて増量する目論見。どーせ魚の練り物系同志だから相性は悪くあるまい。常温モノはどちらかというと旨くないのだが、人に食べてもらう時は途中の電車が暖かいので食材が悪くならないように気を遣う仕方ない。今回は不評の際は味をごまかすためにチューブのカラシも持参した。

調理終了時で室温が最高を記録しており、8度を超えている。羽毛服など着ていたので暑い。


・食事中
火を使うのが終わって徐々に室温が低下するが、暖かいままで水蒸気だけ無くなったので湿度が急速に低下した。
食事は掘り炬燵に腰掛けて食べたので姿勢が楽で助かる。

最近は食べていなかったが、この頃の常温魚肉ソーセージは昔のツルツルなビニールのようなモノ(どちらかというと好きではなかった)とは異なり、ふっくらして旨そうであったし、おでん入れて煮込んだらふっくら炊きあがり、ハンペンの代用としてはまあまあ使えた。その他の具もなかなかいけたので、おでんは成功だ。
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おでんの後で、汁に水と粉末のうどんダシを追加して、これで乾燥うどんを食った。これは大失敗。乾麺から塩っ気が出てヒジョーに塩辛い。ラーメン系にした方が良かったなぁ。SGT.Mがこの味が苦手そうだったので、ほとんどを私が食べた...うっ

食事中は中太のロウソクを3本点灯した。内部が白で雪の結晶らが光を良く反射するから、これだけでも驚くほど明るい。
雪の家がロウソクの暖かい光で満たされた。

・酒飲み中、警報鳴る!
雪の中で呑むならキーンと冷やして旨いウオッカだろう、ということで500ccほど持参した。肴はタタミイワシ、エイヒレ、乾燥タラなど居酒屋系とチーズなど。これも豪勢に担いできた。乾燥魚系はロウソクの火に炙って食べた。美味。宴会なので喫煙もする。二人ともニコチンジャンキーなので、構わず吸う。ロウソクを点けると一本につき0.5度程度室温が上がるのが分かった。

至極快適..な時だ、CO警報機のランプが光り、警報音が鳴りだした。
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を”、CO発生中かぁ!この警報機は現在濃度ではなく、いままでの一定時間のCOの積算値に対して反応する。そりゃ、火を焚いて調理し、ロウソクも点けて、なおかつ煙草も吸ってではCOが発生していない方がおかしい。やっとこの時間になって警戒値に達したわけだ。
最初の警報が鳴ってもすぐ死ぬというわけではない。とりあえず、この濃度で240分は安全だ。折角なのですぐに逃げずに何か対策をして解決しようと思った。うるさいのは少し我慢する。対策としてCO発生源を止めるのが一番だから、先ずはロウソクを消した。タバコも消した。が、すぐには反応しない(積算値だから)ので、しばらく警報の中で酒を飲んでいたが、何ともうるさい。一応は対処したのでボタンを操作して警報音を消した。USの法律らしいが、一回だけ警報をキャンセルできる仕様だ。警報を切っている時間中に対策が功を奏して警戒値を下回ればそれでヨシ、駄目なら今度はスイッチ操作では警報は消えないことになっている。
が、再び警報が鳴り出した。警戒値より下がっていないのだ。これはマズイ。というわけで、換気を見直すことにした。下は出入り口が掘り込んであるのだが、上は先に書いた小さな穴を3つしかない。これは暖気を逃がしたくないココロなのだが、これが不十分なのだろう。雪の弱そうな所にアタリをつけ、缶を押し込んで本格的な換気穴の建設に取りかかった。天井は思ったように薄いので、グリグリやっていたら、ぽっかり穴が貫通した。最後は正拳突き一発ティエエエイと仕上げた。ので、穴の太さは拳のサイズである。
これで駄目なら..穴を大きくするか、暫し野外に退去するか、あるいは放棄して外で寝るか..どーしようかねぇ?とか言いながら様子を見守った。新たな換気口と出入り口の気流がリンクしたようで、吐く息の白いのが、すうっと上に抜けていくのが見えた。これで駄目なわけないでしょ、とか話していたら、ん?警報が消えた。
なるほど、細い穴では壁面も長くて空気には抵抗になるから、実質的には作用していなかったわけだ。小さく何個か開けるより、デカイの一発の方が効率は遙かに良い。
そんなこんなで、気付いたら11時を回ってしまった。
酒も飽いたし、COの心配もないので寝ることにした。

・睡眠
外が何度かは知らないが、とりあえず暖かい。
羽毛服を着ていたからWM Versalite寝袋の上は腕を出して寝ていた。
濡れを嫌ってTitanium GoatのEPIC Bivyを使ったが、マット類を中に入れなかったのは失敗だった。リッジットレストとサーマレストを併用したが、雪の床のこと、何とも納まりが悪い。
朝にはリジッドレストはトレンチに落ちていた。運が悪ければ私もトレンチに落ちて、滑り台に乗ったように排出されていただろう。寝床凹面に掘れば良かったんだなと思ったが、寝ている間は面倒なのでそのまま寝ていた。朝方少し冷えて、上半身も寝袋にもぐったが、基本的にはのどかな一夜を過ごすことができた。
睡眠中は気温も下がり、内部に水蒸気発生器が2体あるので湿度は高い。94%前後か。
夜中にトイレに立ったSGT.Mの話では、見事な星空だったそうだ。

・朝食
朝食で火を使い湯を沸かした痕が温度湿度に表れている。
朝は私はコーヒーだけ、SGT.Mはラーメンを食っていた。
向こう側から朝日が射し込み、雪の蒼が一段と美しい。清々しい朝を迎えた。

季節も春になろうとしているから暖かい夜だった。外気の最低は-4度を下回る程度。igloo内は-0.5度だった。出入り口開けっ放し&屋根に拳の換気口だったが、人間二人の発熱で+4度ほど稼いだことになる。保温性は良いね。
壁に接触した状態の湿度計では94%以上の湿度を記録したが、寝袋類に結露は付かなかった。乾燥した状態で目覚めることができて爽快!

外に出たら、雲海の上に青空で、白根、御嶽、中央..全部、白い頂がクッキリ浮かんでいる。見事なパノラマだった。
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この日は帰るだけだから、ウダウダとiglooの周りで過ごした。SGT.MがIntegral Designsの新作、SilDomeを張って見せてくれたり。
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撤収も済み、名残惜しいがピラタスに降りて温泉でも思っていた時、昨夜縞枯某所で張った二人組が訪れてくれた。エッヘン!これ作りましたぜ!というわけで、自慢げに、中を覗いてもらった。
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汗して積んだから、お褒め頂くと素直に嬉しい。時間があったら中で過ごしてもらいたかったが、一緒に下山することとした。

今ごろどうなっているだろう?
暖かかったから..まず、屋根が落ちたはずだ。壁体はまだ痕跡が残っているかもしれない。
次回作る時は確実にもっとマシに作る自信がある。早い時期に作れれば、壁の厚みも増して、また冷えるにしたがって強度も増すから、埋まっても入り口だけ掘り出して何度も別荘代わりに使うこともできるかな。楽しみだ。

話しに漏れた写真たちギャラリー
燭台
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メガネ置き場にも困らない。壁に突き刺した。
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燭台は熱で上の壁が面白い形に融けた。朝には明かり取りの窓になった。
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専用のドア、というより暖簾か。下に雪を入れて重くするポケットがある。
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型のエンボスもクッキリ出た。
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白い峰峰、igloo越しに
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朝日が透けて蒼い壁
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iglooも朽ちているんだろうな..なんか懐かしくてちょとだけ切ない。
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by ulgoods | 2008-03-23 12:14 | 生活系

Igloo 構築編

Igloo ICE BOX

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いくらなんでも、来期には持ち越せない。春になったのでは使えないモノ...
去年の夏に仕込んだGrand Shelters Inc.のIgloo IceBoxを使ってみた。詳しくはメーカーページと購入時の記事にあるのだが、要はイヌイットの氷の家を造る道具である。彼らはこれを使わないと思うが...

blogでは大々的に建設隊を募集して、錚々たる方々に名乗りを上げて戴いたのだが...いきなり大隊で繰り出すには問題があった。
雪と時間の問題。
あまりサラサラの雪玉も作れないような雪では固めようがない。少し湿った雪が良いのだ。北八つは今期これ以前に2度行ったが、いずれもサラサラの砂のような雪で固めようもなく、スキーには最適なんだが家造りには向いていないことは分かっていた。たぶん日本海側が良いんだろうが、ぽっと行って作れる場所は思い浮かばなかった。というか、最初から北八つでと思っていたし。
それと時間。フィンランドのユーザで、最初は5時間掛かったと書いたものを読んだ。北八つに駅寝せずに当日電車バスで行くとなると、ゴンドラ頂上駅でほぼ11時40分。真冬では日没まで5時間もない。作れそうな場所へ行ってそれから作業したのでは天井をシートで覆った情けないiglooモドキを作るのが精一杯だ。それじゃぁガッカリだ...わたし独りならガッカリでも良いが、大隊をガッカリさせては、隠れる穴を掘らなければいけなくなる。事前にiglooマイスターにならないと。
で、この週末。さすがの北八つの雪も締まってきたと聞いたし、日没も6時くらいまでは作業できるだろう。これ以降だと雪も融け過ぎで手に負えなくなりそうだし。ということで木曜に一念発起、SGT.M氏のピラタスから渋ノ湯への縦走を予定変更してもらい、こちらへお願いした。

新宿7:30、前回同様ホームで待ち合わせだが、既にホームに入っていたSGT.Mに電話をし、自動販売機で隣の席を確保した。便利な世の中だ。
電車の中では二人で英文マニュアルを読み合わせたりしたのだが、どーしても意味不明な箇所があった。けっこう肝な部分なのだが...建設途中で竿の長さをこまめに調整するのだが、手順は分かるがその真意が分からない。意味が分からないと応用が効かない。夏から半年ほど悩んでいる箇所だ。英語達者に聞いてもモノを見ていないから分からぬと言う。もっともだ。と、一抹の不安を残しつつ、茅野着。バスでピラタスへ向かった。
忘れ物をしたので、茅野駅バス停横の食品屋でロウソクを買った。小指ほどの太さの中太のお灯明用。へへへ、こいつを雪の家の中で灯したらきれいだろうな。

ゴンドラ駅で以前お会いした二人組を発見!年末にSGT.Mと来た時にも同じ場所でお会いした。GraniteGear VaporTrailだから覚えている。ここで二回も会うのも何かのご縁。ご挨拶をし、縞枯方面というので翌日に時間があったら見に来てくれるようigloo宣言をしてしまった。
下界は春の機運が満々だったが、さすがにゴンドラを上がると一面の雪である。これが北八つの良いところ。
この日の荷物は巨大だ。Keltyのフレームザックにigloo ICE BOXをくくりつけてきた。来る時はさらにスノーシューもくくりつけていたのだ..後ろから見ると荷物が歩いているような。
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五辻あたりを想定していたので、SGT.Mと先を急いだ。が、一面の雪野原、別に五辻でなくても良いわけだし、どんどん標高が下がっていくので雪的には宜しくない。と思いつつこの辺か?とSGT.Mと選んだのは、ま、結局五辻の辺り。
N36 04 10.3, E138 19 36.1
12時ちょい過ぎだった。

プロジェクトX、これは男達の壮絶な雪との格闘の物語である...

作る場所は傾斜地が宜しい。付録のビデオにあるような傾斜地を選んで、上側の雪の堆積を切り、その雪を下に盛って固めて斜面に平地を造成せねば。
この日の雪は表面から5cmは水が滴りそうなザラメ状。その下30cmほどは程良く湿り、更にその下はサラサラ雪だった。あまり使える雪はないなぁという感じ。腹ごしらえを済ませ、SGT.Mと二人、討ち死に覚悟で作業に入った。
作成するのは3人用の9フィートのもの。とりあえず器具をセットして必要な円を採寸して造成工事に入った。使う手袋はガソリンスタンドが使うようなゴム引きのゴツイものを持ってきた。ゴアとか何とかではなくゴム!完全防水だ。ちょっとだけ裏起毛でうれしい。ショベルは、いずれもBlackDiamondの柄が伸び縮みするやつで面が小さいモデル。SGT.Mのは柄が曲がっており、かっこよいがちょと短い。ULGの物は柄が直線でちょと長いモデルだ。いずれも非力...フルサイズのショベルが欲しいが、担いでこられない。
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造成終了が13時ちょっと前。思ったより時間を食った。大丈夫なのか?
と、腰が引けても仕方がない。一服して13時からigloo作りに入った。
とりあえずマニュアルは熟読していたので粛々と作業を開始し、最初の一個のブロックを置いた。中で積む人をFORM HOLDERといいULGが担当。雪をくべる人をSHOVELERといい、SGT.Mが担当した。さすがはトーチカ作りをさせたら右に出る者がいない地獄のUL鬼軍曹、雪を掘らせても天下一品!
一段目は円に並べるだけなので簡単だが、土台になるので稠密に心がけて作った。ザラメとその下の層をformに投げ入れて拳で殴って混ぜながらが良い。混ざると良く固まる。この雪も悪くないと思った。SHOVELERも大変なのだが、FORM HOLDERも始終雪を殴り倒して固めないとイカンので結構疲れる。
ICE BOXでは段々に積むのではなく、コロネのようにとぐろに巻いて作っていく。ので、2段目に掛かるところは3ブロックほどスロープを切って上の段に写って行くのだが、マニュアル的にはこここで長さ調整の指示が入っている。まーよく分からないがその通りに操作して、具体的には長さを10cm程度詰めるのだが..合わないところは誤魔化しながら2段目を積み始めた。とりあえず快調!
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一服して3段目。今度は詰めた柄を伸ばす。最初何のこっちゃ?と思っていた柄の長さの調整だが、此処で全てが氷解した。マニュアルの一部にcatenary curve(懸垂曲線)と書いてあったのだが、縦断面的に下部をカテナリーにしているのだ。要はベルマークのベルの形の下部の反った部分を形成していることになる。分かった!うれしい。
三段目くらいまでは余裕で積めた。予定では7段までこの調子でやることになる。だんだんと柄を伸ばすのだ。すると半円ドームではなく、ベルマークのベルの中程と同じように直線状の壁ができることになる。半円ドームでは建設中は中から支えがないと壁が中に倒れてくるが、直線なら多少の横断面方向のアーチ効果を使いつつ、崩れを防いで高く積むことができる。と理解した。
三段目を積んだ時に出入り口を掘削した。雪を盛ったところは充分な深さが取れるので、そこを掘削する。向こうとこちらから掘って目出度く貫通と相成った。SGT.Mにはマニュアルの挿絵にあるポーズを決めてもらって写真を撮った。
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マニュアル通りに決めてくれた!
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こちらも何となく
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段数が進むとSHOVELERは大変だ。使える雪を離れた場所から運ばなければならない。高いところまで持ち上げなければならない。でもFORM HOLERも結構大変。箱の位置を確保しつつ、箱が内側を向いてくるので投げ込まれた雪を体で受けて箱に落とし入れ、なおかつ拳や肘で打ち固めつつ...という複合ワザが要求される。formの傾斜を間違うと下の段と15cmkくらいの隙間ができてしまうこともある。なんとか誤魔化し誤魔化し、でも重心が下のブロックに掛かるよう調整しながらトグロ巻きを進める作業となった。

5段目か、ついにformを箱として使うことができなくなった。ここからは外板を外して目見当で内板の上に雪を積んでいく。マニュアルに45度がどうやらと書いていたが、このことかと!だんだんとRがキツクなっていって固定Rの型枠では回らなくなってくるので、誤魔化し誤魔化し...少しずつ積んでいった。もうSHOVELERも背が届かない。こちらからも見えないが、相当にバテているだろう。が、逆に半径が狭まってくるからここからは急速に高さを稼ぐことができた。
直線壁もここに来て長さ調整を止めて半円ドームを形成することになる。もはやFORM HOLDERも肩で板を支えながら、片手だけ外に出してココ!とか言って雪を投げてもらう。手の感触だけで厚みを測って盛る作業が続いた。
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最初、ドーム屋根を完成させるのは無理かと思い、上に被せるようにシートを持ってきていたのだが、ここになって何とか出来るかも!という期待が湧いてきた。ついに柄を垂直に立て、板で屋根を塞ぐ段階になった。
屋根を塞ぐと同時にドーム内部に闇が訪れ、積んだブロックを通した蒼い光に満たされた。う、美しい。流氷の海の下にいるような、周囲一面そんな感じだから上下感覚も薄れて浮遊感すら感じられる。
完成させたい!と強く思った。
こうなるとFORM HOLDERはすることがない。外に出て頂部に雪を投げ入れ、外した板を使って外からペンペンと叩いて固めた。
もーいいだろう。圧縮された雪が融着したのを見計らって中に戻って恐る恐る支柱を外す....ををを、頼りなさげだが雪がつながって完全にドーム屋根が閉じられたではないか!頂部は締めが甘いので光が余計に通る。さっきよりいちだんと流氷の下の感じが強まった。外でSGT.Mが何か言うが、防音性も強まったので、良く聞こえない。暫し呆然と過ごした。
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外に出てSGT.Mと握手を交わし、お互いの健闘をたたえ合った。
すでに日は傾き、iglooに樹木からの長い陰が掛かっている。時計は5時近く。整地後に巨大雪トグロを作るのに四時間を要したことになる。間に合った...
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空気が薄いところでこんな肉体労働をし、最後は畳み込むように作業を進めたものだから、お互いに息が整わずハァハァゼイゼイが止まらない。SGT.Mはあまりの過酷さに全身から塩を吹いたという。お疲れ。ありがとう。

SGT.Mが担いできてくれたギネスビールで乾杯し、出入り口を整え、中を整地して”お家”に引っ越しを始めた。
入り口のトレンチを挟んでそれぞれの居場所となる。内部はGolite Hex3とほぼ同じ広さで、高さはもう少しある。出入り口に立つと天井は更に高く、手を伸ばして着かないくらい。
でも思ったより狭いな...どーやら柄の組み合わせを間違ったようだ。これは8フィートで、正に二人用を作ったようだ。が、これは逆に幸いだった。小さいほど速く作れる勘定で、大きいのを作っていたらブロック数も格段に増えるし高さも増して屋根が作れなかっただろう。脚立も要るし、ショベルの柄も長くなくては無理だった。

お家に引っ越しを終え、夕食作りに入った。今日は珍しく食事らしい食事を持ってきてある。栄養が悪いと叱られるからね..
食事の準備は中で火を使う。温度上昇の測定と一酸化炭素の検知も目的だ。

続きの生活編は次回にするが、そこでは予想を超える成果が得られたっ!


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野郎二人が真面目にで雪遊び...こんな休日もいいな。
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by ulgoods | 2008-03-18 08:11 | 生活系

DM7 難渋中...

DM7 難渋中...

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シリコンが残っていたのだろうか?ShoeGooも整形途中で剥がれてしまった....
生ゴム色じゃないと駄目かな。削り落とす前に他のゴムでも試してみないと。
溝を掘ったのは失敗だったかもしれない。


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投げ出さず最後まで<自分ガンガレ
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by ulgoods | 2008-03-13 09:25 | 生活系

DM7 補修編

DM7 補修編

先日、シリコンを盛ったのだが、乾いたげなので栓をして放置し、栓を開けたらこのありさまだ。
盛ったシリコンがどこかへ行ってしまった。
素材どうしが接着しないのはどーしようもない。
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こー言うところに使う素材じゃなかったんだろうなと反省し、シリコンを取り除いて、ShoeGooを盛ったが
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ドーナツではない。でも盛り過ぎか。
爪楊枝の先でせせこましく積んでいくのが良いかなぁと思いつつ、今回も外れる予感がし、結局はこっちを削って栓の方に盛ることになりそうだが、こーなったらまだ暫く遊ぶ!

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投げ出さず最後まで。
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by ulgoods | 2008-03-11 09:24 | 生活系

DM7 分解編 / Disassembling a valve of Exped Downmat7

DM7 分解編

Exped Downmat7の空気抜けを修理するためにバルブを分解した。
村上さんから聞いた事前情報通りの構造だったので、ミスなくきれいに分解できた。最初はナイフでこじろうかと思ったが、割れても困るので超薄刃の鋸で正解だったと思う。

接着痕に沿って刃を入れ、まんべんなく1.5mmほど切り込む。時々覗くと色で向こうに達したかどうか分かる。情報通り、接着はこの面だけのようだ。
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バルブを開き方向に回して、少し力を入れるとメッキりともげる。切断が雑でつながりが残っていると少し割れるので、丁寧に鋸を入れるのがよい。多少なら内側が割れても大勢に影響はないが、ここはきれいに。
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1回目はビビりながら進めたが、2回目は数分で切れた。

バルブの構造は単純だ。ゴムのOリングのような盛り上がりを上蓋のプラスチックの平面を当てて、ねじ込んで圧力を掛けるだけ。ゴムの弾性変形のみに頼っている。
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で、なるほど、中の硬質ゴムに不陸がある。斜めだ。これは製造が雑なのか、バルブを締めているうちに癖ができてしまうのか?とにかくここの精度が悪いようだ。
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ここにゴムを盛るか、蓋側のプラスチックにゴムを盛るか考えた。最後、きゅっと締まる時はゴムとゴムでは摩擦が大きすぎる気がしたので、とりあえずゴム側を盛ることにした。駄目ならバラして、こちら面をきれいに削り取り、蓋側にゴムを厚盛りしてもよいか。
盛る素材は、一応ShoeGooを買ったが、もっと柔らかく、低温でも硬化しないシリコンを盛ってみた。とりあえず盛って、後で剃刀の刃で均一な厚さに削ぎ落としてみる。土台のゴムと馴染むよう、ゴムを紙ヤスリで削り、さらにゴムの外周に溝を掘った。
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シリコンはテントの目止めのSilNetを注射器に入れて、溝を充填してから盛った。
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ゴムの内面にも少し垂れるだろうから、素材としてくっつけばいけそうな気がしている。だめならすぐに剥離するだろう。
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乾燥には2日くらい掛ける。ここで慌てても仕方ないので、水平に保って放置するしかない。

予定では、接合面の成型後に再び切断面だけをエポキシ接着剤で接着する。瞬間接着剤では裏に回って次回にバラせなくなりそうだ。但し、お山で接着面が捻り切られるとマズイが...
プラスチック側に油を塗って滑りを良くするのも考えたが、油でゴムが侵されてもマズイのでやめるつもり。ゴム動力飛行機のゴムの養生で使ったスーパーカントがあればいいだろうが、手に入りそうにない。

もう少しまともな弁の構造もありそうなものだが..なーんだって感じ。


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by ulgoods | 2008-03-09 21:22 | 生活系

EXPED MINI PUMP

EXPED MINI PUMP

牛ノ寝の記事ではコメントツリーでEXPED DOWNMAT7補修話が長くなったが..
時期良くミニポンプが到着した。
スタッフザックに入れて47g。本来はマットのスタッフザックがポンプになるが、そちらは104gだから、DOWNMAT7をスタッフから出してULザックの骨格にする場合は、このMINI PUMPで57g浮く。最近はテントもマットも袋に入れないで持ち運ぶことが多い。その方がザックの容量を無駄にせずに済むし、姿もキレイだ。
スタッフザックで膨らますのも慣れれば(ちゃんと一回ごとに袋を膨らませて口を閉じてから潰す)、10回程度で膨らますことができるが、MINI PUMPは手軽だ。
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もいっこ、瓢箪型のポンプも出ているが、枕になるそうだが、何故か惹かれない。
こいつは、枕にも成らないなぁ...おお、焚き火のフイゴにはなる!

ポンプの仕組みは..至極簡素。
吸入口には弁が無く、手のひら(密着すれば何でも)で塞ぎながら押して空気を押し出す事になっている。
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ポンプ内部はスポンジで、潰れ状態から形が復元する。
繰り返して頑張る...
20回くらいで実用強度までマットが膨らむようだ。
内部のスポンジだが、斜め、何というか、竹輪を斜め輪切りにした感じ(分かるかな?)で、癖が付いており、潰すと斜め方向ににひしゃげる。この方が中の空気を完全に追い出しやすいのかなと勝手に感心している。

口の中にも逆流防止弁というか、塩ビ板が一枚入っているが、あまり効かない。マット内に圧が掛かると逆流漏れが起き、マットにあまり圧を掛けることができない。ま、マットもパンパンにするものではないが、ちょっと足らない感じ。

口は、あまり奥まで押し込むと抜けなくなって、口が裏返るんじゃないかと思われるほど、こじり気味に抜かないと外れない。そのうち壊す予感がしている。

補修キット袋にアダプタと書いた厚さ3mm程度のゴムチューブの輪切りが付いており、これを口に挿入して径を狭めるとTherm-a-restの口にピッタリだ。Therm-a-restを膨らますことができる。マットに湿気が入らないから良いかもしれないな。
たぶん、補修布と接着剤は本体にも使えるから、どちらかを居留守役にできる。
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寝ながら操作するのは辛いなぁ。圧が掛からないや。
やっぱりバルブを手術しなきゃ...
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探求に出掛ける男はだれも
目ざわりなハードルである
ガードルの存在に
嘆泣する。
(コリン・フレッチャー、遊歩大全から)

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by ulgoods | 2008-03-07 09:36 | 生活系

計り事

計り事

山ヘモイケズ
海ヘモイケズ
サリトテ街ヘイクワケデモナク
イツモ静カニ座ッテイル...

そんな人なのだが、少し計り事をした。
以前、カワサキさんからコメントいただいた、テルモスのチタンボトルの保温力である。カワサキさんのご諮問は実際の低温環境下での値と思うが、先ずは予備実験として室温での能力を測定し、モデル毎に比較しすることとした。
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外箱にある保温力を書き出すと、
モデル名 FBA-502T FEB-500T
  重量   230g   254g
10時間 65度以上 64度以上
 6時間 73度以上 73度以上
旧版の方が10時間経っても1度温かいと主張している。
これを確認する。
手持ちのステンレス(FDM-350)350ccも参考として計る。
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試験
・できるだけテルモスの試験方法と合わせるため、ほぼ20℃の室温を保ち、各ボトルの蓋を開けた状態で数時間静置して各個体と内外の温度差を取り除いた。
・お湯を沸かし、しつこく沸かし、できるだけ熱い湯を得た。手元の温度計によると100℃である。そんなに温度が上がった?子供理科用の温度計は沸騰で100℃を示すように校正されている?と思った。
また、一部100℃を越える温度計もある..100℃を越えた温度計は除外(笑。
・湯をボトル3本ABC順に半分ずつ、戻りはCBA順に入れて満たし、素早く栓をした。湯は多めに入れて、栓する時に溢れるようにして、内部に極力空気を溜めないようにした。
・室温はほぼ20℃に保ち、3本は接触せぬようしながら同じ状態に置いた。

で、6時間放置で測定した。
温度計を入れることによって温度計に熱を奪われるし、開けた口から熱も逃げるから、これ以降は湯を入れ直して10時間しなければならないが、同じ条件を再現できることもないので、以降は参考値とすることとし蓋をして再放置。ちょっと寝てしまって14時間18分後の計測となった。

計測
・計測は同時に開栓し、温度計でかき混ぜてから温度計を紐で吊してほぼ中間の深さに入れた。
・温度を読んだ後、暖まった温度計3本を順に各ボトルに入れ、温度計の差違と誤読のないことを確認した。


結果
テルモスが書いた試験法とは条件が違うのでアレだが、わたし的には各個体の比較ができれば充分である。
で、
モデル名 FBA-502T FEB-500T FDM-350
6時間   73    77    67
14時間  64    68    58
という数値を得た。
テルモスの試験結果はXX℃以上と書いてある。その表現から言えば、6時間時点のチタン系はその表現を満たしていた。
新モデルが77℃と素晴らしい値を叩き出している。
旧モデルはメーカー値と同じであり、73℃以上だから満たしている。
350ccのステンレスは容量が小さい関係か?すでに脱落しそうな値である。

14時間時点では
すこし寝過ごしたのでアレだが、チタン系は両者とも満足できる値である。特に新版はメーカー値64℃の提示に対し68℃という禁断の4℃越えの値を示している。旧版の方も1℃下回っているだけで、定時から4時間超過したことを割り引いて10時間時点ではメーカー値65℃を満足していた可能性が高い。が、新版の方が能力が高い。控え目な申告だ。

350ccステンレスのチタン新版の-10という値は6時間時点と同じであった。割合で行けばもう少し下がっていそうなのだが..お湯を入れる時点でなんらかの差がついていたのか?追試をする気にはならないが、ちょと予想外。ま、そう言われればチタンの旧版も新版-4は6時間時点と同じだ。開栓したし、14時間の値は下限値の参考と言うくらい。

考察
テルモスの外箱値は”以上”と言う表現で下限値を保証しているが、実際はモデルによって異なる能力であるにかかわらず、個々に厳密な結果を印刷するのが面倒なので、最低値はこんくらい書いておけばウソじゃないよね!ということのようだ。
新版のチタンボトルであるが、保温力では旧版に勝っているようだ。重量24gの増加分が保温性に振り向けられている可能性がある。

ガッテン
つまり、保温に期待したい時は254gの新版を持ち、軽さ優先の時は230gの旧版を持てばよいことが判った。これで私はスッキリ!新版が重いわヌルイわ、では財布が浮かばれないのある。少し重いけど温かい湯が使えると思えば納得できるし、数度ぬるくても24g軽いと思えば気持ちが救われることもあろう。雪の中ではテルモスから白湯を飲むから、少しぬるくても気にならないと思う。あああ、どうかな?フウフウ冷まして飲むのも幸せ感がUPだし。
ということは、どちらのボトルも一長一短、どちらを出動させるか、前夜のザックの仕込に頭を悩ますことが増えたわけだ...困った。

蓋のこと
蓋の仕組みが3本とも異なっている。チタンの新版は1ピースのねじ込み型で弛めて湯を出す。のでちょとネジが長いが形はシンプルだ。新版は2ピースで中蓋を弛めて湯を出す。ちょと複雑。ステンレスのは1ピースでワンタッチで飲み口が開くヤツだが複雑な形状をしている。で、ステンレスは買って数年経ち、子供の遠足にもお供したが、毎回洗って乾かしていたつもりでも、手の届かない奥に少し汚れが見られた。奥の手の届かなさは旧版チタンも同じ複雑さだ。
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また、ゴムパッキングも溝に輪のゴムを填めているので、ゴムの裏に液体が浸透しそう。蓋の衛生上は新版の単純形に分がある。水以外を入れる場合は新版の方がキレイに洗うことができそうだ。

新版はテルモスも納得で、いろいろ都合もあって24g重量増なんだろう。
ってな事を謳ってくれないと、重さにうるさい消費者はわざわざ旧版を探し出して比べなければならない羽目になるわけで、折角工夫して改善しているんだろうから、その辺は声高らかに言って欲しいものである。>テルモス他各位


あと溜まっている計り事としては、
WM Versalite Overfillのロフト
・CO警報機を動作させる
をせねばならない。
WM Versaliteはノーマル版を買って比べれば済むのであるが、これは財政的に躊躇している。持っている人がいれば情報をお願いしたい。
CO警報機は..練炭の不完全燃焼を計画している人に貸し出しても良いが、気になるだろうから...別の方法を考えることにする。


聖なる約束の地は、常にウイルダネスの彼岸にある。...ハブロック・エリス(遊歩大全から)
「登山・キャンプ」へ、こんな駄文じゃBest3は難しいね

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by ulgoods | 2008-02-12 05:58 | 生活系

サーモスチタン その2

何と言うことだ!信じられない。興奮冷めやらず。
先々週の日曜日、昨年Sierraを一緒に歩いた某氏からメールで、サーモスチタンの旧版を確保した!というメールをいただいた。めぼしを付けたお店に電話したら在庫があったというのだ!しかも、翌週の日曜にはわざわざ近郊の街まで出向いて買って下さるという。
嗚呼、一生このまま旧型のボトルにお目に掛かることもあるまいと思っていただけに感激もメガトン級と言ってしまう。さすが僚友(買い物系でも)、分かって気に掛けて呉れて感謝感謝。ついでなので無理のない範囲と言うことで2本お願いしてしまった。
在るところには在るものだ。買ってもまだ在庫が残っていたとのこと。探せば他にもあるかもしれない。日本は広いし田舎は深い。

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本日受領し、早速..は、量ってみた。
重量は何と!230g。伝説は本当だった。新版の254gより24gも軽い。

旧型品番 FBA-502T
新型品番 FEB-500T

モデル名 FBA-502T FEB-500T 差
筒重量  155g   173g   18g
中蓋重量 33g    37g   4g
外蓋重量 41g    44g   3g
全体重量 230g   254g   24g
生産国  日本   マレーシア

やはり筒部分の重量増加が目立つ。
並べてみれば分かるのだが、旧版は本体で2cmほど長さが短い。蓋のRも大きいので全体がずんぐりした印象を受ける。かといって直径に変わりはないようだ。
中蓋は締める形式が異なっている。旧版は2ピース構造で筒の外側にねじ込むが、新版は1ピースで、筒の内側にもねじが形成してあり、そちらにねじ込む。作りとしては新版の方に技術的な進化を感じる。
外蓋は、やはりブラスチックな握りの分だけ?新版が重い。
全体で24g増加している。
原因は..よく分からないが、筒の長さの増加が考えられる。外径が変わらずに長くなっているのは、内筒と外筒の間隔が広がったのだろうか?割ってみないと分からないので割らない。
あとは、これ重要かも...というのは、指で弾いた時の音色の違いだ。両方とも首の部分を軽く持って響きに影響し難いように持って爪で弾いてみたが、
旧版はカンカーン
新版はコンコーン
この違い、旧版の音が明らかに高い。これって、外筒の素材の厚みが違うのではないだろうか?落として凹みだらけという記述を余所のblogで見かけたが、いかにも見栄えが悪いので?外筒を厚くしたのかもしれない。これも割ってみないと分からないけど、イイ線で当たっていそうな気がする。チタン増量お値段据え置きはチタン好きには堪えられないかもしれないが...

ねじの作り込みは新版の方が技術の進化を感じると書いたが、どうやら新旧で作り方が違うのではないかと思う。新版は溶接で筒を作ったような、継ぎ目のような筋が内外筒共に上下に貫いているが、旧版の外筒には筋は見えない。新旧とも同じ作りなのかもしれないが、であれば、旧版は継ぎ目を隠す工程が念入りだ。旧版の内筒にも筋を見つけた。どうやら板を巻いて溶接で筒にして、下はプレスで作ったカップと溶接しているような気がする。さすがにプレスじゃ作れないよな..

ロゴは...新版も悪くはないのだけれど、色の赤が鮮やかすぎる。旧版はくすんだ赤。というか、新版は動脈の血、旧版は静脈のそれの色だ。
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THERMOSとTitaniumのロゴサイズの比も、旧版はTHERMOSがデカくてTitaniumは控え目なのに対して、新版はサイズ比率は逆で、やはりTitaniumuがTitaniumがぁ..みたいな印象を受ける。
全体の色は旧版の方が暗い。新版の方が金属チタンに近い塗装となっている。

なんだか、ちょっとスッキリした。たかが24g、一口分の水の重さにもならない。が、メーカーが予告無しに仕様を変えるので、説明もないのでムキになってしまった。ウリで理由があって良かれと思って変更したなら売り文句として書いても良いと思うが。

外箱や説明書も見比べてみた。
新版の外箱は重厚な質感の模様が印刷されている。旧版は、ま、普通。やはり新版は高級感の醸成が視野に入っているのだろう。
説明書では、注意事項の列挙の上下順が変わっていたりするのが面白い。
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肝心の保温力だが..
モデル名 FBA-502T FEB-500T 差
10時間 65度以上 64度以上
 6時間 73度以上 73度以上
旧版の方が10時間経っても1度温かいと主張している。

さて旧版、底に小さな穴が開いている...まさか真空にして栓をし忘れたわけではあるまいが、今度はこの穴が気になって仕方がない。
変なボトルに手を出してしまった。

新版だが..無駄になったわけではないが、山へ二本は水筒を持たない。どーしても二本要るとしても旧版が二本ある。新版は、どうしようかな。子供の遠足に貸し出すか。



縮小宣言後だが、仕込済みのネタがまだあるので..手抜きblogはまだ少し続くと思う。書いて良いだろうか。
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by ulgoods | 2008-01-31 02:32 | 生活系

ノーパン

ノーパン
と言ってもシャブシャブの話しではない。

冬場、山へ行く時は、北国育ちの私もタイツを穿くのだが、その際にその下にパンツを穿くかどうか...という問題。
どんなときでも外へ行く時はパンツは脱がないようにと母親に言われて育ったのだが、冷静に考えるとパンツを二枚穿くのもチョト変

・タイツはパンツに足部分が付いた下着である。ので、その下にパンツは過剰。
VS
・タイツは学芸会で穿くように、人に見せる部分でもあるのでパンツと混同してはいけない。

最近では見せパンツもあるということだから、見せても下着と考えれば下の説は説得力が弱体化し、タイツ=パンツ説は優勢だ。ズボンのチャックで引っかけて痛い思いをしないという目的ならタイツでも充分機能する。
そうでなくても腰回りは下と上の衣類が集合し、ザックでも締められて可哀相なので、保温にあまり寄与しないパンツを除外するのは脂が乗ってきた腰回りには優しいと思う。保温したいならタイツの上に毛糸パンツを穿くべきだ。

というわけで、最近の冬の山歩きではノーパン状態である。否、タイツという足つきパンツにGore Wind-Stopperのズボンとの組み合わせがお気に入りだ。

なかなか人には聞けないけれど、実は常識か?
何か?


隠れノーパンタイツ派の方も一票!
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by ulgoods | 2008-01-25 09:11 | 生活系