カテゴリ:運搬系( 18 )

Ultra Sil DayPack / SEA TO SUMMIT

昨年のUltra Sil Shopping Bagに続く買い物系として、安かったので海外からの買い物のついでに購入した。
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容量20L(カタログ値)
重量75g(実測)
色使いとジッパーの付き方が印象的だ。

素材はトートバッグと同じくSiliconized CORDURA NYLON、リップストップ織り込みで軽くて強く、良く滑るので縫い付けの小さな袋に収納が楽である。トートバッグは暫く使っていて収納袋の口の締まるところが擦り切れた感じになってきたが、これは生地自体ではなく、シリコンのコーティングが剥離して来たのもので、収納袋の口の防水が緩くなってもあまり問題を感じていない。が、あまりアレでもナンなので、最近は収納せずにそのままポケットに突っ込んで買い物に行くが、嵩張らないのであまり問題はない。
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このUltra Sil DayPackも暫く使っていて気に入って、最近は買い物用としてはこちらの頻度が高い。何が良いかというと、まー、ザックで両肩に掛けられるという点に尽きるのだが..前かごが着いていない自転車で買い物に行くと、トートバッグでは肩からズリ落ちてきてハンドル操作に支障を来すという問題が解消できている。以前勤務していた会社の社長が、彼はゴルフとかテニスとか、左右非対称の運動は体に良くないという持論の持ち主で、私もその点は同意、というのは昔の話しだが、重いPCをショルダーバッグに詰めて移動することが多く、やはり体の片側に荷重が掛り、恐らくそれが原因で腰を痛めたことがある。それ以来、スーツを着る場面でもDayPackで担ぐことになっていて、以来その辺の不都合は解消されているので買い物もDayPaqckが望ましいはずだ。しかし、行きがけに空のDayPackを担いで行くのもペタペタで情けない感じがしているが、こいつならポケットにワシっと突っ込んで行けるのでいい塩梅である。また、寒い時期などはポッケに手を突っ込んで歩くこともあるから、手を使わないで済むザックは好都合だ。
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このザック、生地のコシで形を保つほどではないが、おそらくショルダーストラップの位置が良いのだろう、荷物が少なくても昔のナップザック的に下に垂れ下がる感じはなく、結構しっかりと担げているのも良い。縫製も荷重の掛る箇所はしっかりとバータックが入っており、不安がない。また、ショルダーストラップも芯など入っていないのだが、力が掛かる部分はシワにならず、面で荷重を受けてくれるので食い込んで痛いと言うこともないようだ。買い物専用のトートバッグに比べて口が狭いので長尺系の野菜は収納仕切れずに、しかも力が掛かるとジッパーが自動で開くのはスライダーの穴に紐を通して縛ればいいと思うのだが、実のところネギなどは二つ折りにしてしまうし、大根も小振りなものなら収納できているので、その工夫は試したことはない。概ね買い物かごに軽めで一つ分は収納できる。
収納サイズは肩掛けバッグに比べて横幅が一回り大きい感じ。
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唯一の問題と言えば、このDayPackを買い物用にすると、少し買い物の選択目が変ってくる。というのも背当てとかの骨格が全くないので、買い物時にはコレは背面に当てて、これは横方向の骨格にして..という具合にパッキング時の納まりで商品を選択する傾向が芽生える。とはいえ、余分な買い物をしては負けの意志が強い人には買った物で姿良くパッキングする練習になろう。買い物でも山でもザックがでこぼこでは格好悪いからね。刺身類を型くずれせずに持ち帰るにはだいぶ気を遣うが..と、夏場は背中に汗をかくだろうな。

山行きの時にはベースキャンプから遠出する形態の場合はサブザックとして便利かと思っている。先日の水上イグルーでは寝袋としてWestern mountaineeringのVersaliteを詰めていったが、結構大きな寝袋も難なく納まり(パンパンだとジッパーが閉めにくいが)、重量もオリジナルのスタッフザックの45gに比べれば1 oz.ほど重いのだが、何かと兼用ということであれば許せる範囲だ。
このDayPackで一泊山行をする度胸はないが、買い物用としては概ね満足している。



近所のスーパーはサミットというので、あながち山やこのメーカーと関係ない訳ではない

Click! Thank you!!

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by ulgoods | 2010-02-15 03:41 | 運搬系

Hiker's Depot UL Cuben SACOSH


SACOSH、サコッシュとは、ロードレースでレーサーに補給食や水筒などを渡すための簡易バッグ...だが、最近は山歩きで使っている。当座の行動食、カメラ、地図、防虫剤、日焼け止めなど、取り出しにくいと面倒で最後まで使わなくなりそうなものを出し入れするのに便利というのが理由だ。
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このスタイルを最初に作ってくれたのは当時サンフランシスコ在住だったMFD(富士手芸店)2代目のBBさんだった。2007年にJMTの一部を一緒に歩いた時のこと、自作のサコッシュを袈裟懸けにし、その時に必要な物を立ち止まる事無くサッと取り出して使い、かつ仕舞ってしまうのが格好良く、ほ、ほすい!と下山後にお願いして私にも作ってもらった。私の物は丈夫なクロスダイニーマを丁寧に縫ってくれたのでまだ現役だ。
2年ほど使ってみたが、小物の出し入れが億劫でないというだけでなく、ザックを背負う前に袈裟懸けにしておくことでザックを下ろしてもサコッシュは残り、ウエストポケットに入れたカメラを地面に激突させることもなくなったし、財布や鍵などを入れておけば小屋に入るにもそのままOKで重宝した。だいたい、ザックの小物は出し入れが多いと入れた場所が分からなくなったり、あるいは入れたかどうか怪しくなってしまって歩いている途中に無性かつ急激にザック内の点検をしたくなったり、ザック内紛失したり、また本当に紛失したりと...私のような粗忽者は肝を冷やすことが多いのだが、そういうものをサコッシュに移すことによってザックを下ろす回数を大幅に減らす利点があった。
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写真は2008硫黄岳、無駄にブラブラしないよう紐部分をミニカラビナでショルダーハーネスに留めている。
一方、強い生地で作ったので、雨の日とかはジャケットやパンツに擦れて雨具の表面起毛がやられ撥水性が損なわれる気がしたり、雨が入って内部が濡れたりする。濡れに関しては小さな防水袋を中に入れることと、カメラと携帯は防水にすることでほぼ解決したが、擦れに関してはそういう生地なので仕方なく、ちょっとイヤな感じがしていた。BBさん自身はSilNylonかSpinnaker製だったので、そういう問題はなかったと思うが、Spinnakerだと生地がヨレるまではカサカサと煩そう。

やがてBB式サコッシュはHiker's Depotの土屋さんもお気に入りとなり、BE-PAL10月号に載っているMount Whitney山頂での写真もBB式サコッシュの袈裟懸け姿で写っているし、持ち物ページにも出ている。最近はサコッシュLoveなので、良い材料が手に入ったときは自家縫製でお店にも出しているようだ。先日、赤とオレンジの厚手のSilNylonが補給されたから縫い上がっているかもしれない。縫製もプロの手で職業ミシンで縫われたものだから縫い目の質はもとより、メッシュやマジックテープなど細部の処理も良い。

で、私のサコッシュ弐号だが、いい生地が手に入ったので厚手のCubenで作ったらどんなんかな~とHiker's Depotに話を持ちかけて作ってもらった試作品である。Cubenであれば滑りがよいから雨具との擦れも少ないだろうという思惑。2個分の生地を提供して縫ってもらい、1個は店主に手間の代わりに奉納した。共に使って更なる品質の向上も狙っている。
重量は22gで軽い...壱号はクロスダイニーマで70gあったので、48g、約2oz.もお得!
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最近のは角マルになっているんだ..隅っこに綿ぼこりが溜まらなくて良いかも。いや待てよ、綿ぼこりは着火の火口に使えるというrwalker氏の教えもあるしな...悩ましい。

使ったCuben Fiberは米国のZPacks.comが切り売りしていた1.5 oz/sqydの厚手の、しかも青色である!これはZpacksのBlast Cuben Fiber Backpacksに使われており、SilNylonよりも重いけど耐擦過性と耐打抜性は高くて当然防水だ。厚手なので生地にはコシもある。Cuben Fiberといえば今までは白ばかりで汚れが目立ち、生地の質感敵的には工事現場のガラ入れ袋を彷彿させていたが、透ける青は雁皮紙のように美しく惨め寂しさはない。赤もあるが買っておらず、黒いメッシュから透ける赤は刺激的かもしれない。この青は以前3ydほど買い、鋏を入れずに熟成させておいたもの。ZPacksも6/15からはオーナーのJoeさんがCDTを歩きに行ってしまったので12月に戻るまでは店仕舞いで購入できない。それまで弐号を鍛えて、細部ジオメトリとギミックの熟成を行うつもりである。現時点ではキー等を下げておく小さなループと底部に水抜き穴を追加とか、内部にポッケがあっていいかもとか、雨蓋も欲しいかな、など思っている。ああ、雨蓋で防水できるなら縫い目をシールしてバケツ代わりにする手もあるかな!

これの縫いに際しては、力が掛かる箇所は4重6重に生地を重ねて、できるだけ細い針で縫い目を細かくするようにお願いしてみた。この生地で目が細かいのは吉凶どちらになるだろう。
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だいぶ軽快な印象の仕上がりに満足している。牛乳パックがちょうど3本入るから3Lね。

オマケでHiker Joeもやって来た。
Joeマークは二重に折っているので、このループも何かに使えそうだ。取り敢ずここのバータックくらいは自分で掛けるか...
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変な格好に見えるかもしれないが、
Cubenな頭陀袋の袈裟懸けはULバカ一代の心意気と言うことで...

久々にClicl など、たも~れ→

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by ulgoods | 2009-10-08 00:18 | 運搬系

Ultra Sil Shopping Bag / SEA TO SUMMIT


いまでこそ普通化してきたが、近所の夜12時までのスーパーはずいぶん前にレジ袋が有料5円になった。たぶん国内でも先駆的な試みの有料化モデル店だったと思う。系列他店が無料でもうちの近所だけが5円の徴収だったから...
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ま、5円はうちの子供も通う地域の小学校の環境教育予算に充てられると区の職員が説明していたので一応は納得し、時々はよろこんで5円払ったりもしたが、おかげさまで教育が進むと再利用のレジ袋でも子供らの視線が寒いので、ついに屈して買い物袋を使うようになった。
買い物袋は現在3個目。レジ袋を貰わないと2円相当のポイントが貯まるのだが、金額的には既に10年分くらいは先取りしてしまっている勘定だ(持っていく行かないで7円の差、年100袋として10年で7000円)。

最初に買ったのはGRANITE GEARのAir Grocery Bag(緑)、Silnylon製で47g。当時はこれしか見あたらず疑問もなく使っていたのだが、どうも荷重が掛かったときに取っ手部分が痛くて困っていた。どーいうつもりのデザインだろう?握りの指側の縫い目に線で荷重が掛かるようになっており、面でないから指を切断するようにキリキリ痛い。ハンカチなどを被せて握らないと重量物は運べない。
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これは無駄な買い物をしないようにとの偉大な工夫であると思うのは買いかぶりすぎだろうな。
また、ヘタしたら同社のザックカバーと間違ってしまいそうな収納も裏表がわかりにくく、私は暫く裏返しで使っていたのかしら?収納袋のバイアステープから解れてきて本体がはみ出て納まり悪い。残念ながら買い物袋は同社の優れたザックとは違って根性の入り方がイマイチな作りだった...
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これは次作で痛みが軽減されたらしいが、収納のアレもあり買い換えに至らない。デザインというか構造のミスなので無料交換くらいしてくれても良いと思う。

痛いので憤懣やるせなく重い物の買い物ついでにスーパーのオリジナルの袋を買ったが、これは普通のナイロン繊維で収納袋も分離型なので、当然その後二つは別れ別れになり..面倒なのでポケットに突っ込んで買いに行っていたが、最近は縫製の目も緩んできて強度に不安があり、品質的にはレジ袋を越えていない。比較写真を出すほどでもないが、面白いのはナゼに収納袋を一体化しない理由があるのか?ということだ。これは不思議だと思う。

で、真打ち登場。昨年のORショーの速報で見たのだが、SEA TO SUMMITから大人を吊り上げられるほどの強度を持った買い物袋が発表されたぽくて興味を持っていた。ちょうど忘れかけていた頃、三鷹のお店で出会ったらレジ袋の単価など忘れて即お持ち帰りになるのは仕方ない。そう、レジ袋削減はコスト云々では無いらしいので...
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素材はSiliconized Cordura、重量の47gはGranite袋と同じだが収納は超小型指向。130kgの荷重に耐えられるのが売りだが、まずは何より取っ手紐が痛くないのが嬉しい。更に取っ手紐が長めなのでトートバッグとして肩に掛けられるのが従来のレジ袋置換品には無い使い勝手でポイントが高い。当然、指の痛さに腰が引けて買い物が疎かになると言うこともなく、肩に掛ければ多少重くても帰り道でメゲないから、お店としてもこの袋を推奨バッグにすれば店の売り上げ倍増も間違い無しだ。
で、130kg、大人を吊り上げるの件だが、アシスタントがいないので、両足を突っ込んで自分を持ち上げようと思って引いたが持ち上がらなかった。普通そんなに買わないでしょ!というくらい力を掛けたがバッグは大丈夫だし、指も平気。縫製も要所要所にバータックが入って今のところは緩む気配がない。
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収納袋が小さいのが困ったなと思ったが、実際困ることはなかった。生地の滑りがよいのでワシワシと両手の親指で押し込んでいけばきれいに入る。取り出しも、指で押し出すとワッっと飛び出る感じで入れるときの手間が報われる。Graniteの方は入れも出しも手間が掛かる。
言っちゃアレだがわたし的感覚ではGraniteより使い勝手がよい。
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レジ袋をSilで置き換え耐久性を増すのと、買い物に適したトートバックをSilで軽量化する、戦略の違いだね。

当面はこの袋だな...袋難民から解放された安堵感は大きい。
こんなご時世だから家で飯の若者も増えたかな?スーパーの夜の客層にも変化が出ている気がする。

この袋一つくらいで野宿に出かけられるくらいに...



この袋のパッケージにLeave No Traceとあるが、そう、野に入ったら痕跡を残してはいけない。誰かが辿って道になる。
Antigravity gearではYour MAMA says Leave A Traceだが、続きがあって in the Right Place!ということになる

ゾロゾロ歩くのは好きではない...
Click!!

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by ulgoods | 2009-04-14 11:35 | 運搬系

トレッキングポールアタッチメント / trekking pole attachment

仕掛け満載の新しいザック、OSPREYのExosシリーズをお店で見たが、残念ながら手持ちに重複するサイズが多いので買うに至らなかったけど、トレッキングポールを脇の下に収納するアイディアは頂戴してしまう。
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私もトレッキングポールを使うが、岩場の登りなどで両手を使いたいときはポールを消してしまいたいことがある。背中とザックの間に忍者刀のように差しても背中が痛いし、ポールのストラップを手首に通して引きずっても手足の邪魔でかえって危ないし。ODBoxのFoxTailならばハラハラと解いてポーチに入れたりしていたが、この仕組みなら普通のポールでもスッキリ収納と思う。

工作は簡単。コードロックは衣類などで使われている片手で操作できる系が手元になかったので、普通モノの穴にリボンを通してショルダーハーネスの下端に結びつけた。同じ穴にゴムコードを通して端を処理して上の出来上がり。ゴム自体が抜けないようにするにはビーズでも通しておけばよいだろう。
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下の部分はザックのサイドポケットの下部に穴を開けて鳩目で固定してゴムで輪っかを作っておいた。こちらは、あまりブラブラしなければ締め上げる必要もないのでコードロックは使っていない。
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使い方は、(立ったままで)ポールの2本を一つにまとめて、腰の後ろの下の輪っかにポールの握り部分を通し、ショルダーハーネス部分まで引き上げ、ゴム輪に通して締め上げるだけ。上は抜けないように絞めた方が良い。
GoliteのPinnacleに付け、試しにザックに座布団など入れてパンパンにしてやってみたが、位置関係に慣れると脱着にストレスを感じない。

こりゃ簡単でいいや!他のザックにも付けてしまおう。でもって下の輪っか用に鳩目を打たない方法と、藪漕ぎでも引っ張られないように立ったままで引っ込められる輪っかの作りをしたい。



使わない袋類のコードロックを総動員だな...
久々、ちょっと使えるかもと思った人はClickで !!



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by ulgoods | 2009-01-14 00:34 | 運搬系

PULK SLED 実装

この時期恒例の北八ツ定点観測に行こうと思っていたのだが、ちょっと行けていない...
ぼーっとしていてもナンなので、先日手に入れたpulk sled(曳き橇)の部品を国内で調達したプラ橇に実装することにした。
しかーし、Amazonで頼んだロングタイプのプラ橇は...そりゃ色の指定はなかったが..思いっきりのドピンクで、なんやら意欲が湧かなかったのだが、ま、やらないと部屋が片付かないから仕方ない。せめて黄色だったらなぁ...

先ず曳き部分の金具、ここは表から座金を当てて現物合わせでドリルで穴を開けた。相手はヤワなプラだからキッチリ穴は空いたのだが、ねじを締めようとして気がついた...あ、狭いorz...
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座金は裏にするんだけど裏はフランジの幅が無くて座金が入らない。ここには引っ張りだけでなく、もう少し変な力も加わりそうだから座金無しでネジ留めでは穴がバカになって抜けてしまいそうだ。別途、座金を作ればよいのだが、思うは易し作るは難しは世の常、仕方ないのでソリの側を切って無理矢理に座金を埋め込む作戦を立てた。先ずは小径のドリルで横並びにたくさん穴を開け、ニッパで切り開き、ノミで切り欠きに厚みを付けた。ねじを締めてみたが、この部分の脆弱さが気になる。
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ま、ぶ厚いアルミを噛ませているから、穴が横に引き抜かれなければ大丈夫かなぁ..次回は座金を何とか調達したい。
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フィンだが、底の凹凸の凸の上に付けたい気持ちであったがここも幅も足りない。ああ、現実は厳しい。無理にやっても引っかかりになりそうなので凹の谷の部分にネジ留めした。
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荷物留めは荻窪の山道具屋でプラパーツとウエビングを買って三カ所に付けた。これは予定通りに加工でき!
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2時間くらい掛かっただろうか、なんとか全部の部品を橇に取り付けに成功した。

早速、裏庭で全部一体にして装着してみる...
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うおお、なにやら急速に人橇の一体感が盛り上がってきたぞ!色はアレだけど、これはこれで目立つから失くすこともあるまい。不思議にそれなりに見えてきたし、何とかなりそうな気がしてきた。
さっそく雪のある所で試し曳きしなきゃ!



自分のために自分でトナカイになりまする。
雪のない所を引きずりたくないからなぁ、やっぱりあそこか...




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by ulgoods | 2008-12-20 18:19 | 運搬系

冬の準備 pulk sled

冬の準備 pulk sled

いよいよ雪のお山の季節到来。アイゼンやピッケルにヤスリを当ててギィギィと研いでいる人も多いのだろうが、こちとら登山家ではなく、しがないハイカーだから、アイゼンの前爪を立てるような肝を冷やすような場所へ行かずとも、それなりに雪の中を歩ければ面目は立つ。昨シーズンは終盤、八ヶ岳の雪も重くなる頃にイグルーを作り泊まって遊んだ。今シーズンは場所を変えて早いうちからイグルー作りに精を出すのはもちろんとして、更に雪上生活を楽しむために強力な運搬手段を計画している。

雪中ミニマム装備キャンプの計画と検証は毎年行っているが、別途、雪上で楽しいキャンプを行うには、それなりの物資の投入が必要だ。イグルーの時は、普段は用いないデカいフレームザックであれやこれや持ち込んだが、今シーズンは更に増量したい。こたつとか、発電機とか..はウソだが、..しかし、雪上で担ぐには限界があるる。スノーシューを履くとしても荷物着衣含めて100kg近くては浮力が不足するし、履いたとしても雪上歩行はそれなりにシンドいのであった。
そこで目を付けたのが曳き橇(ソリ)、pulk sledである。
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極地探検などで使うアレ。pulkは北欧方面の言葉であるらしい。sledは橇のこと。犬に橇を曳かせれば楽なのであろうが、そのためだけに春夏秋と犬の世話をするのも大変だし、飼ったとしても、本邦ではそうそう雪の平原は得られないから、犬橇でビュンビュン走れたとしても数分で平地は尽きるから飼う苦労の割に合わない。DVDを観ていると、本職でも急坂は犬橇でも難しいようで、紐が絡まっても解くのが辛そうだ..ので、自分で曳くことにした。
スノーモビルは騒音だし持っていくのが大変なので却下。
橇に荷を付けて曳けば、背負う重量はゼロ!装備は全て身につける物になるわけで、数字のお遊びになるが究極のウルトラライト雪中ハイキングの出来上がりとなる筈。

というわけで夏くらいから曳き橇を探していた。市販ではGranite GearのPULK SLEDという$600というのがあるが、たいそう高価であり、橇を含めた送料はいかほどになるか?格好良いが金額的に気が遠くなったので諦めた。だいたいああいうのは自分でも作れそうである。曳き橇といっても、たいそうなものではない。橇を曳いて歩くのだが、下り坂で後ろから曳き橇に轢かれないために、紐ではなく棒で曳く。棒は腰や背中に連結して手を使わない仕組みがあればよい。斜面をトラバースすることを考えると、下にフインが突き出ていれば上等だろう。最初はプラ橇の紐部分に塩ビパイプでも通してベルトに結びつけたくらいで良かろうと考えていた。さて、雪の便りを聞くようになって製作を始めようと思ったが、なんしか寒い所へわざわざ出向くわけで、件の塩ビパイプでは曲げ荷重がかかった瞬間にパリっと割れて役に立たなくなるのは想像に難くない。腰との連結もワンタッチでないと、橇を引きずったまま藪の中で小用をする羽目になり、ヘタをすると重量な橇に引きずり込まれて滑落するかもしれない。そんな姿で逝ってしまっては後々困る。では、そのへんの細工を施せばよいのだが、あいにく工具類が不足しているし、そんな工夫をしていたのでは雪の中で暮らしているわけでもないから数シーズンを費やしてしまい、今期の雪上計画にも支障がでてしまう。い、イカン..困った。

しかーし、世の中、探せばあるわけで、skipulk.comのEdさんは私が欲しいものたちを用意していてくれたことが判った。しかも安価!何があるかはサイトを見ればよいとして、私がEdさんにお願いしたものは、
フルのハーネス
曳き棒
取り付け金具
フイン
要は橇を除いた全部入りね!とお願いてみた。
ハーネスは腰だけの簡易な物もあるが、GraniteGearのものは肩部分も付いた着用型であり、カッコ良いので是非ともこれは真似したい。ザックを一つ潰せば真似できそうだが、かわいいザック達を切り刻むのは心が痛むし..幸い、Edさんのお店ではお安く用意されていた。曳き棒はグラスファイバー製の2分割を選んだ。曲げ応力も掛かるだろうから一本物が良いが、空輸の都合もあるし、本邦の交通機関や保管のお家事情もあるので。取り付け金具はどうやらGraniteGearの物と同じ金具のようだ。フインは自作できそうだが、面倒なのでお願いした。

さて、橇は雪遊び用の大型のプラ橇を使ってみる。安価で全長120cmくらいのものが手に入るようだ。それにドリルで穴開けして金具をネジ留めすればpulk sledシステムが完成するだろう。橇は荷物固定用のストラップを取り付けるが、それらは山道具屋で手に入る。本当は救助隊が使う橇が欲しいのだが..あれは大きいし重いのだろう。だいいち、売っている所が見つからない。一般には非売品なんだろうな..人一人を山から下ろすのに数名を要するので、調子に乗って大型橇に一杯の荷物を載せたのでは一人で扱うのは無理だろうし。

届いたモノたち、
曳き棒はグラスファイバー製で剛性も高い。連結金具も橇側はボールジョイントになっており、ガタつかずに正確に橇を制御出来るだろう。
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なになに、写真では交差させて橇と連結している..これでは腰のひねり方向と橇の向く方向が反対だが..ああ、腰を左にひねると橇の頭は右を向くから円弧の上に乗るわけだ..と解釈したい。交差でなくともよいので、この辺は試してみる。でも、スキー用なのかな?ちょと長い気がする。ま、使われている部品が判ったから、似たようなのを作ればいいから、この辺も先達の知恵を拝見できるならお安いものだ。

拘ったハーネスもMサイズでぴったり着用でき、連結具も手袋のまま操作できそう。GraniteGearのPLUK SLEDではハーネスの背中からもロープで曳いているが、そのへんの仕組みを真似するのも、このハーネスがあれば簡単だ。
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フインも思ったよりも肉厚のアルミが使われており、岩に擦ってもビクともしないだろうし、万が一橇に轢かれる羽目になってもスキーのエッジのように刃物化することはなさそうで安心だ。
使われているナット類はナットの内側が樹脂で出来ており、締めたら緩まない仕組みのようだ。
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さて、あとは橇を手に入れてドリルと鋸を握るだけ..だが、少し懸念がある。背負って歩くときは斜面での休憩でも体を垂直に保てば前後への力は発生しない。が、後ろに橇を着けているときは、常に重力の斜面方向の分力が体に掛かるので、反対方向にそれなりに体重を傾けないと釣り合わないだろう。体重で分力に釣り合わないと引きずられて滑落することになる。尤もそう言う道は初めから登れないので登らないのだが、道の横が急斜面という事は良くあるが、何らかの理由で橇がそっち方向に落ちてしまったときはヤバイ。直ぐにハーネスを外すか...ま、そういう所へは行ってはいけないと言うことだな。また、休憩の時はストックを使ってブレーキが掛かるようにしないと休憩にならないと思う。
さらに一ひねり要るな。楽しい。


ガキの頃、親父にソリを作って呉れろとせがんだことがあった。廃材とミカン箱とカーテンのレールで橇を作ってくれたっけ。
今度は自分で曳き橇を作ってみまする...




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by ulgoods | 2008-12-10 07:28 | 運搬系

お針仕事

雨の日曜、午後は静かに過ごした。
というのも、石尾根の夜に痛んだ歯の疼きに悶々としており、落ち着かないのでお針仕事を思い立ったのだ。
ちなみに明日は親知らずの上下2本を処置する予定...

修理はGoliteのJam2だが、これはトップをクルクル丸めて、1本のストラップで締めるようになっており、ストラップを握って振り回さないでくれとのことではあるが、やはり握りやすいから自然と手が伸びで力を掛けてしまう。確か2月の雪の奥多摩の帰りか、TAXIから下りる時に引っ張り出して、バックルを留めるループがほつれてしまった。
ザックなら荷物が入った状態でも握れる場所は何処でも握って引っ張るでしょ。それを握るなだ引っ張るなだというのは笑止千万!アホらしいので写真も撮っていなかったが...
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繊維数本が残って辛うじてループは保持していたが、その数本が結構強くて保っていた。ということは、繊維自体は強い。ちゃんと縫製されていればある程度は強い訳で、これは縫製計画上の問題だと思う。抜けたストラップは末端処理もされておらず、単に他の生地に重ねられて普通縫いされているだけだった。100円に置いてある手提げ袋でももう少し気を遣っていると思う。

どーも私はJamのストラップを持つ傾向があるらしく、次回は完全に切れるだろうから、買い置きのスピーディー・ステッチャーを初出動させて補修しておいた。ぶ太い針で刺して、革細工用の鑞がけした強い糸で畳職人のように縫い(縛り?)上げておいたので前よりは強いだろう。
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手持ちのGolite族と比べても、Breezeは縫い付け部はしつこいほどにステッチが掛けられ、デザイン上の特徴にもなっており、縫い目から抜けるなどはあり得ない感じ。また旧Jamも生地と同色で目立たないが、きっちりステッチが掛けられており、安心できる。
結局、最新のJam2だけがステッチ処理されていないのだ。
これは何だ?工数削減で利益UP?糸の重量の軽量化?
いずれにしてもザックの姿勢としては問題がある。
ストラップなんて切れても仕方ないけど縫い目から抜けるのは許せない。布に限らず接合部が弱点にならないように特に気を付けて製造するのが物作りの基本と思う。生地が裂けてもストラップは残って欲しい。いざ滑ったらここをひっ掴んで..ということもあるかもしれないし。

Breezeのそれ
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旧Jamもそれなり
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旧Jamの別な箇所
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Janの後継Jam2やGustの後継のPinnacleは同じ作りだ。両方持ってしまっているので要補強箇所は2倍...あと何回日曜日が要るんだろうorz...

Golite、買収されて何か変わったな..



vote for
明日、私の親知らずがGoliteのストラップ並みに簡単に抜けてくれることを祈って...くれる人はClickで応援とかも
「登山・キャンプ」へ+1..Click!

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by ulgoods | 2008-06-24 07:22 | 運搬系

ZIP / Mountain Laurel Designs

ZIP / Mountain Laurel Designs

2/16日、ふと見ると2/6に注文したMLDの新作ザックZIPが郵便ポストにねじ込まれていた。MLDの注文ページでは注文番号46で若い方だったが、状態がずっとPendingだったので、受注生産かな?と思い、以前のBigskyテントの苦い経験(受注だけして一向に製造出荷する気がない)から半ば長期戦になるかと思っていただけに、予期せぬ配達で驚いた。素直にうれしい。
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このザックは今年発表になったのだが、なぜか惹かれ良く検討もせずに気が付いたら注文ボタンを押していた..

サイズやデザイン的にはgoliteのbreezeと瓜二つ。
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ZIPはヒップベルトとチェストストラップが付いている。重量は家の量りで量ってみたら、
ZIP:300g
Breeze:378g
で、付属物がある割にはZIPの方が78gも軽い。
生地は厚手の2oz/yd 40d SilNylonだ。軽い分生地の強度はBreezeに劣ると思われるが、多少の引っ掻きには抵抗できそうな感触だ。モンベルなども薄い30d SilNyloneのザックを出しているが、あれよりは厚手なのでモンベルが想定する日本のお山でも大丈夫だろう(しかもZIPはずいぶん軽い!)。モンベルのバーサライトパック 20 などは生地は薄くて容量も小さいくせにイマイチ軽量化が突き詰められていない。

実は、Breezeにヒップベルトとチェストストラップを付ける事を考えていたのだが、お針仕事が出来ない私としては失敗or不細工を躊躇し、改造に踏み切れないでいた(果敢に縫い付けたjoxterさんの記事はこちら)
結果的にはBreeze改より100g程度の軽量さが望める。ま、生地はbreezeの方が丈夫そうなので、一概に同列には出来ない。
お針仕事の失敗に備えて何個かbreezeを買ったが、不要になるかも..ちなみにBreezeは3色揃った。eBay辺りで3色セットで売れないものだろうかと思ったりするが。

ヒップベルトの生え方はこんな感じ。
e0024555_233720.jpg


ZIPには目止め用のSilNetの大きなチューブがゴロっと入っていた。ザックは縫い目が複雑なのでSilNetで目止めをするのは面倒くさそうだ。
チェストストラップも取り外し式で、外した状態で付いてくる。これのバックルの切れ目の入り方は参考になる。
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以前、Dana Design / Dry Ribの記事でも似たような写真をお出ししたが、こちらの方がスマートだ。

装備的にはGoliteのDAWNと比較することもできそうだが、デザイン的には相当にBreezeというかRayのbackpackを意識している事が確実なので、そちらと比較して差し上げるべきと思う。

総じてMLDのZIPはBreezeのUL&豪華装備版と考えて良いだろう。作りはbreezeが質実剛健だ。breezeは藪こぎにも使えそうだが、ZIPでは弱かろう。
e0024555_253242.jpg

尤も藪に入るにはザックを藪に持って行かれないようにヒップベルトがあった方が良いかと思うのだが、うまくできてないものだ。joxterさんの改造の完成が待たれる。

似たザックが増えて困るが、Breezeタイプはこれで最終になりそうだ。
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と も か く も 生 か さ れ て は ゐ る 雑 草 の 中 ...山頭火
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by ulgoods | 2007-02-19 02:16 | 運搬系

Golite Jam2

Jam2

Goliteの2007年モデルのザック類の販売が開始された。
http://www.backcountrygear.com/
尤も、全てBack Order状態だが..この店のことだから、いつ手に入るか分からない。当然だが旧型はセール在庫が切れた物から販売が停止されている。

Jamは今回の縞枯山スノーハイクでも活躍してくれたし、ホイホイと荷物を放り込めるので浜辺に行く時などにも重宝したので後継には興味がある。自作でフレームシートを作ったほどで、その軽量化に掛ける潔さは結構愛していたりする。
新旧並べてみるとデザイン方針の進化というか、退化というか、変化が分かって面白い。買って使った物以外は語らないことにしているが、買う前の自分の印象と思考を備忘録として記す。

e0024555_15251813.jpg

簡単にスペックを比較すると
Jam(旧)->Jam2(新)
容量2500->3000 c.i.
重量1 lb 6 oz->1 lb 5 oz
価格M.S.R.P $89->$100
だ。
Jam2ではサイズが大きくなり、重量が下がり、価格が上がった。

写真から判る範囲でデザインの細部を観察すると
・センターのデイジーチェーンの廃止
・ピッケルloopがゴム紐に変更
・ピッケル止めがベルクロからゴム紐に変更
・ピッケル止め部のデイジーチェーンの廃止
・フロントポケット部が雨蓋付きジッパーから雨蓋なしのWatertight zipperに変更
・サイドコンプレッションストラップの下段位置が下がった
・サイドポケットの高さが減少
・ヒップベルトのあて布の面積が拡大

新機能として
・容量調整のために底上げできる

今まで入手した情報によるとこんな感じ。
あと、男性用女性用と分けた展開がなされている。
色がケバくなった。

これからかGoLiteの変化を考察してみる。
まずは、Jamもずいぶんと華奢な印象を受けたが、Jam2は一層それが進んでいる。

ピッケルLoopとピッケル止めの強度が下がっていそうだし、デージーチェーンが全て廃止されている。実際はこれにピッケルを差して歩く人は少なそうなので、トレッキングポールが差せればいいということで重量優先で強度的に退化させたのだろう。
デイジーチェーンは、縞枯スノーハイクでもスノーシューを固定したり便利だったのだが一切廃止された。これも外部に物をぶら下げたりしない方針に誘導しているように思える。ザックスッキリ!は私も身上としているが、ちょっとノッペリで寂しい。
このことから、山岳でも使用可能というキャラクタが薄められ、軽量トレッキング向けにチューンされたという方向性分かる。

サイドのコンプレッションストラップの変更だが、下段の位置が下がり、それに伴ってポケットの高さも下がった。これは荷物が少ない場合でも上下均一に締めることによって、荷物のずり落ちと背面の崩壊を防ごうという意図だろう。敢えて容量を増やしたのに、ボトムの底上げ機能を導入したことを見ても、低容量から高容量まで容量の対応範囲を広げ、なおかつ荷物を安定させようという方針が伺える。これはこれで歓迎なのだが、女性用と分けたことによって何かのモデルの在庫が残りそうという要らぬ心配がある。真っ先にバーゲンに出るのは男性用か女性用か?色は?と変な期待をしてしまう。

フロントポケットのジッパーだが、軽量化のために雨蓋が廃止され止水ジッパーになっている。荷物をパンパンに入れて止水ジッパーに開く方向の力が加わると容易に雨水が浸水することが予想される。BPLで私も指摘したし、UKのグループのテストでも同じ結果だった。尤もトップが雨蓋無しなのだから、この部分だけ防水性を云々してもバランス的には無用な議論だ。

山岳系の性格を薄めることで、山岳用には新たに出たOdysseyやQuestを買ってくれと言うことなのかもしれない。夏期ならサイズの割にはフレーム系が保たないのではないかと思う。冬季に軽量で容量が大きい衣類、寝袋を持って軽量スタイルで行くなら良いだろう。Gustを担いで冬山に行く人であれば買い換え対象かもしれない。と考えると用途を特化して、軽量化を進め、用途別の購入を促進する路線に出たのかなとも考えられる所以だ。

ULからSUL(Super Ultra Light)の印象をマーケットに打ち出すためには汎用性を削ぎ落とし、強度マージンを削ぎ落とし、目的に特化せざるを得ない状態まで突き進んでいるのは明らかだ。

個人的には3050 c.i.のinfinityを持っているので、買い換えは微妙だが、まー、新シリーズのうち何個かは買わねばなるまいな、と今から新たな無駄遣いのために無駄遣いを控えているところだ。
ビルゲイツへの年貢という意味のWindows Vistaと同様で、メーカーを元気に生かしておくには時にお布施も必要だろう。

泊 ま る と こ ろ が な い ど か り と 暮 れ た ...山頭火
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by ulgoods | 2007-01-13 15:36 | 運搬系

SUL backpack / 背負籠

この背負籠は最近、母が裏山での山菜取りに使っていたものだ。
昔は竹や籐で編んだ背負籠を使っていたのを覚えていたが、いつの間にか人工素材に様変わりしていて驚いた。
しかし、これはこれで素晴らしい。竹編みの技術が応用されている。あまりに素晴らしいので一つ譲り受けてきた。

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BPLでMiguelさんが竹のスプーンや背負籠について書かれていたので思い出してそちらにも投稿した。

本体は荷造り用のビニールテープで編まれている。表面は2色のチェック模様で多少の意匠も入っている。その気になれば別な図柄を織り込むこともできるだろう。内側は別に編んでいて、手の込んだ2重構造だ。
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ショルダーハーネスはカーペットの切れっ端を使っている。接合部は荷造り用のビニール部品が幾重にも編み込まれてある。
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底部はカーテンのレールを切ったもので、これも編み込まれて一体化している。
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軽くて丈夫、材料費も安い。濡れても平気!雨に降られても溜まることはない。竹籠の特性を残しつつ、手に入りやすい材料に置き換え、新たな工夫も加えて作られている。現在では田舎といえども竹よりも材料の入手は容易だろう。乾燥や燻煙などの工程も不要だ。
それぞれが自分の生活に使う道具を身の回りの材料と伝統的な技法で作り上げるという意味では現代の実用的な民芸品と言ってよいのではないか。
そう思う。
隠れんぼで大きな竹籠に隠れて、壊れると叱られたっけ。

excite blogのアクセス解析機能を使ってみた。
リンク元の一覧を眺めていて!?何とzenstoves.netからのアクセスが結構あるではないか!何処かにリンクがあるのかと探してみたら、Advanced Techniquesページに本体加熱機構として拙作のヲヤジストーブが紹介されていた。
http://zenstoves.net/Construction-Advanced.htm
オリジナル機構として認めてもらったことは実に名誉なことである。いつか、あのサイトで紹介されることが目標でもあったので素直に嬉しい。
ヲヤジストーブ以来ストーブ作りは休止しているが構想はある。それを試す技と時間がないので悶々としているが、お山へ行く時間が取れたらその後で作ってみたい。

しかし、見事に休日の度に行事や用事が埋め込まれている。仕事と相まって全く身動きが取れない...今なおお山は遠い。
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by ulgoods | 2006-10-09 15:16 | 運搬系