カテゴリ:燃える系( 71 )

BUSHBUDDY ULTRA COOKSTOVE / ブッシュバディー ウルトラ ストーブ

BUSHBUDDY ストーブの超軽量版、ULTRA!
BUSHBUDDYは二重壁で二次燃焼機能を実現しており、高性能だ。
このULTRAは特別仕様で超軽量!使用前の実測で146g..日本国内で販売されている通常版が275gだから、約130gも軽い。ここまで軽くなると担いで歩こうかな、という気もしてくる。
BUSHBUDDY ULTRAの開発を要請したトレッキング記事はこちら。長期間アラスカを歩くために特注されたものだ。

こんな木箱に入ってくる。雰囲気にマッチしていて良い感じ。さすがカナダ製。
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箱を燃料にすればいいか。生まれてすぐに餌にありつけるよう工夫する昆虫と同じ気遣いだ(笑

裏にはマジックで名前が書かれてあった。手作りっぽい。
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薄いステンレス製だが用途に対する強度は充分。蹴飛ばさなければ壊れないだろう。
直角の絞りとスポット溶接を多用した、ちょっと素人にはできない作りだ。道具が要るなぁ...
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このストーブ、スノピの900にピッタリはまる。カタリともしない。
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五徳は裏返してキッチリ収納される。

T-z_Stoveさんのストーブと比較しようと思ったが、訳あって、サンプルとして貸し出したので、先にBUSH BUDDYをやることにした。

テストは台所のガス台の上で直上に換気扇を回している。風に影響されずに素の燃焼能力を見たい。他のストーブと比較するために条件を決めた。スノピの900に水を400cc沸かす時間を計る。燃料は使い終わった竹の割り箸を用いる。初期は箸を4分割に折って6本分投入し、Spark-LiteのTinder-Quik1ヶで着火することにした。

で、開始した。炎はすぐにすーっと燃え上がる。
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予定では本数を数えながら、時間を測りながらであったが、炎がスゴイ!燃料を投入すると、ゴーゴーと二次燃焼が起こるのが楽しくて、写真も忙しくて、本数を忘れてしまった(笑)5分くらいで湯は沸いただろうか。
次回はちゃんと計ろう。

燃焼室の高さは低い割にきれいに二次燃焼が起きている。
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二重壁の内壁の上部の穴から熱せられた空気が供給され、その噴出に沿って炎が上がっているのがよく判る。
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二重壁の間を上ってきた空気は結構な勢いで水平に噴出しており、二次燃焼炎の収束をもたらしている。
二次燃焼とは...工夫のない薪ストーブの内部で燃えて発生した可燃ガスは、その燃え切らないものは煙として無駄に放出されるが、BUSH BUDDYでは二重壁によってストーブ上部に高温の乾燥した空気を供給して発火させることで可燃ガスを効率よく燃やすことができる。ので、煙も少ない。暖炉などで行われている方法と同じ原理だ。

底が3重になっているらしく、底の吸入孔を息で吹いても炎には影響がない。冒頭の箱の写真はそのことを見せたかったのだろう。また、そのため灰や熾き火が飛ぶ事もなく、足元の乾燥した枯れ草に延焼することもなさそうだ。
熾き火が缶の一番下へ落ちる事がないので熱による地面への影響も少ない。単にクッカーとしてだけでなく、小さな焚き火としても楽しめると思う。

これを持って..と思うが、一つ気を付けなければならない事があろう。薪を拾って火を燃やす事は、元来その場で土に帰るべき枝を燃やす事であり、少なからず自然へのインパクトを与えることになる。灰が肥料になるかもしれないが、余計なお節介であり、やはり建前としては燃料は持参すべきだ。トレッキングの長さや、途中での燃料の補給を考え、固形燃料・アルコールストーブ・ガスストーブ、ガソリンストーブ、薪ストーブ...という順で選択すべきであり、薪ストーブの必然性はかなり低い。しかし、薪ストーブの使用を事前に練習する必用もあり..
ま、場所に依るな。枯れ枝がゴミとして処分されるような場所なら、そのへんを気に掛ける事はないだろう。深山では?だが、海や川や公園とか..ま、いずれにしてもこの世の中、やりすぎてはイカン。みんながみんな日常的に使い始めたら問題になりそうだが、こんな鍋が煤だらけになる代物を好んで使う人はいないだろう。
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いずれにしても、今までは困難だったことを軽量化によって使える範囲にしてくれた意味ある一品である。


参加中..Click a GOGO!

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by ulgoods | 2007-04-02 01:25 | 燃える系

A-Ring Alcohol stove subspecies / A-Ring 亜種

A-Ringストーブを作っていた時の亜種。

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スリッドを狭める事で、半オープン半加圧としてみた。
天板にアルコールを注げば缶の中に落ちるので燃料入れは簡単だし、天板の周囲の溝に残ったアルコールで予熱が完了する。
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底を割り箸で浮かせてやれば、底から内筒に空気が入って、内側にも燃焼面ができる。両面燃焼で不燃ガス一掃という目論見だ。
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が、4枚目の写真にあるように内筒から上がる炎の内壁が鍋底を感じて釣り鐘型になっている。これが鍋底にあたるようになると鍋底の不燃ガスが完全燃焼して燃焼効率が向上するのだが...
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T-z_Stoveさんのblogを見て、この部分をサイクロンとする事で不燃ガス突破できる気がしてきて、お蔵入りのストーブを引っ張り出して燃焼させてみた。現段階でも不燃ガス臭は極めて少ない。燃費も非常に良い。

もっと燃焼リングの幅を狭めてガスに速度を持たせ、内筒に形成した羽などで回転を掛けてみようか。

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 窓 あ け て 窓 い っ ぱ い の 春 ...山頭火よろしく。
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by ulgoods | 2007-03-26 00:24 | 燃える系

T-z Stove式 超軽量薪ストーブ / T-z Wood-Burning UL Stove

そういえば、ストーブの名前を伺っていなかった...

先月、都内某所、日本アルコールストーブ協会(仮)設立準備会の寄り合いで初めてT-z_stoveさんにお会いした。blogでは行き来があったのだが、生は初めて。しかし、そこは好き者同士、話は盛り上がり、二人で飲んだ2次会では薪ストーブの話しに及び、既に薪も手がけていたT-z_stoveさんに100gを切る薪ストーブが出来ないか、相談したりした。BPLで売っている超軽量薪ストーブBushbuddy Ultra Wood Stove でも145g(5.1oz)だ。100gが達成できれば、これこそ脅威の!?軽さである。可能である、と答えたT-zStoveさん、試作品が出来たら販売送っていただく約束をしていたのだが、ついに先週送り届けていただいた。
感謝!

普通、ガス用のストーブの重量を80gくらい、110缶の燃料満タンで200gだから、ストーブケースだ何だで300gとすると、100gというのはとんでもなく軽い事がわかる。ガスストーブを持って1ヶ月も補給無しで歩くとすると、ザックの中は燃料缶だらけで肝心の食料さえ持つ事が出来ないことになり、使い終わっても体積は減らないし、缶もそれなりに重い。一方、どんなに長期間使っても松ぼっくりや枝が落ちている限り、薪ストーブは100gのままだ!短期間のトレッキングでも100gならガス缶に比べて充分軽くて魅力ある!

荷が届き、先ずは包みを開け、中から現れたステンレスのストーブに、ああT-zの仕事だ、とほれぼれ眺めてしまった。細部を見てもT-zさんらしい。
2つ送っていただいた。いずれも二次燃焼を可能とする二重壁薪ストーブだ。
1つは83g。底なしの極限に軽いモデル。
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縦方向の強度も必用充分で実用になるが、これは内部構造の鑑賞用に取っておく。
もう一つは底付きで114g。
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地面への影響を少なくするためには底付きが必用だし、これは空き缶のリムを使っているので、横方向の強度も強い。これはフィールドで使わせていただく。確かに、クッカーの蓋などを底に敷けば底なしの83g版でも地面に対する影響は少ないが、蓋をしないとお湯が墨汁臭くなるので困ってしまう。ま、別途アルミフォイルを蓋にすれば良いんだけど、それはそれでチョイと面倒。

このストーブたち、いずれもスノーピークの900クッカーにキッチリ収納できる。
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400cc位の湯を沸かすにしても、このサイズなら吹きこぼれも安心だし、無用に大きな鍋でせっかくのストーブの軽量さを無駄にしないで済む。なにより、パッキングが楽だし、ストーブを潰す事もない。隙間が大きいとガタガタ動いて煩いし、ストーブや鍋の内側に傷を付けるが、ピニール袋に入れてピッタリ納まる絶妙のサイズ感だ。

二つに共通しているのは、逆円錐台に仕上げた内筒による、二次燃焼空気孔の構造だ。この構造なら上部のリムの張り出し分の重量が節約でき、作りも簡略化できる。ただし、精度の高い逆円錐台を作れればの話し。けがくだけでも大変だ。よく見ると五徳への荷重を内筒と外筒の接する部分に掛けてあり、外筒のみが挫屈するのを防ぐ工夫をしている。熱で金属の強度が落ちるので実用にするには重要。
作りは各所にネジ穴を切り、こんなのアリ?みたいな止め方をしている。これも正確で根気の要る加工と頭が下がる。

両モデルとも、底部に仕込まれたアルミパイプにシリコンチューブをつないで空気補給ができるようになっている。これは本家BushBuddyにはない。後発の強みでTrailStoveの工夫を取り入れている。しかも83g版の十字のパイプはログハウスの組み方と同じで、穴の開いたパイプの切り欠きをキッチリ合わせて、ホースがつながっていないパイプにも空気が供給されるという...悶絶の技である。
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五徳も軽快で美しい。ただ、風防のデザインが凝りすぎている。これはSieraStove同様、巻き付けるだけで用をなすのではないかと思う。

実は、BPLで売り出しているBushbuddy Ultra Wood Stove も(勝手に)発注を掛けている。強度や燃焼具合などを比較したいためだ。が、何せ?米国。出荷担当が休暇を取っているらしく、かれこれ3週間待たされている。予定では今日、明日の出勤なのだが、いつ送られるやら...

というわけで、今年はこのストーブをフィールドに持ち出してテストする予定。直近ではキッチンで火入れをしたいと思っている。
何度かレポートすることになる。もしかしたら、もっと素敵な報告が出来るかもしれない。T-z_stoveさんの作品をWebで拝見し、私はアルコールストーブのガレージメーカーになる気が削がれたが、T-z_stoveさんなら世界的に競争力のあるメーカーになれるだろう。ガレージメーカーの産声に立ち会えるのはとても光栄だ。使ってナンボ沸かしてナンボのストーブたち、使い勝手などフィードバックさせていただきたい。


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 分 け 入 っ て も 分 け 入 っ て も 青 い 山 ...山頭火
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by ulgoods | 2007-03-22 23:35 | 燃える系

内燃サイクロイン / internal-cyclone open jet alcohol stove

blogにコメントを寄せてくれるベーさんから、小径鍋でも炎が漏れないアルコールストーブの製作を依頼され、かれこれ一ヶ月が過ぎようとしている。やっと試作品が出来たので、blogに曝す事にした。
年末にお会いした時に加圧型を何個か手渡したのだが、実際に使ってもらったところ...疲れ果てて寒い場所ではネジの開け閉めや燃料の注入ができないからオープンジェットで!という現場の声を頂戴した。しかも最初はFireLite Titanium Esbit Wing StoveのESBIT台に乗るようにと言う要求仕様であった..が、高さを15mm位に抑えないとイケナイ。何度か試作したがこればっかりは無理だった。堪忍しておくれやす、と泣き言を言ったら、GossamerのFire-Fly Stoveの五徳でも良いというお許しをいただいた。泣いてみるものである...

普通のオープンジェットを背を低く作っても面白くない。第一、内筒の外側にしかジェットを出せないでは短い距離で炎を収束させる事が出来ない。また、不燃ガスを減らすために内筒を細くして中央部からの蒸発量を抑えようと考えた。
そのような各種の思惑を満足する形を探ったらシンプルな形状に帰着した。
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使うのは背の低いコーラ缶1ヶ。今まで見向きもしなかった缶だが、今回はこれでなくてはいけない。
しかも、今回は少し緻密な工作をやってみた。これはT'z Stoveさんの影響だ。氏の作成する美しいストーブに少しでも近づきたいのココロ。

このストーブ、既に誰かがやっているかもしれない。ので、名前は付けない。JSBさんから型式認定を受けねばウカツに名前を付けられない。

工夫した箇所は、
・内筒下部を折り返して底への密着性を上げた。これで最後の一滴までジェットが得られる。
・接合部の上部を丁寧に巻き込んで缶の接合の維持と気密性を持たせた。手にも安全!
・ジェットをサイクロンにした。
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(切れ目を入れずに捲らないとチャンバー内の気が抜ける)

最初、サイクロン化しない時は鍋底に不燃ガスが溜まる傾向が強かったが、サイクロン化によって炎を収束させる事ができ、しかも実際の炎の長さが長くなるので、鍋底に付くまでに燃焼時間を長く取れる(五徳が低くても不燃減少)利点がある。
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(内筒下部で盛んに燃料の沸騰と蒸発が起きている)
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炎の抜けがよいので不燃が溜まる傾向が減少し、炎のゆらぎも安定した。

とりあえず本体は12g、30ccも呉れてやれば500cc位の湯は沸く。

ジェットの上側のリムの部分をラジオペンチで斜にねじりを入れていけば空気の流入とサイクロン化に良い影響がある気がするのだが、逆におシャカにするかもしれないので、現在躊躇中..いつもやりすぎて壊してしまう。

10分経過
やはり男の子なのでやってしまった..
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回転が力強くなった気がする。炎が鍋底に当たっても回転力が残っているよう。こんな強力なサイクロンは初めてだ。
ただ、リムを内側に絞ったため炎が当たり、缶が加熱傾向になって、無駄な蒸発が増えたかもしれない。


な ん ぼ う 考 へ て も お ん な じ こ と の 落 葉 ふ み あ る く ...山頭火
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by ulgoods | 2007-03-18 14:18 | 燃える系

ある種の空き缶ストーブ / Fire from a Can of Beer

無人島に流された、道具はない。しかし、運良く歯磨き粉がポケットに入っており、しかも、海岸に空き缶一つ漂着..
さてどうする?
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空き缶を凹面鏡として集光し発火させる..こんなページを見つけてしまったので試してみた。

先ずは缶の底面をビガビガに磨く必要がある。
ま、正月の夜、DVDを見ながら小一時間、検証に捧げるつもりで気長にやった。
ページではチョコレートで磨くとあったので、先日の山行の残りで磨いてみたのだが、これがチョコの質が違うのか、室温が暖かいのか?磨けずに溶け出して、甘い匂いがするばかり。缶底の印刷も消えてくれない。
小一時間捧げるにしても成果が欲しいので、チョコは見切りを付けて歯磨きペーストを使った。これは少し効いたようだ。印刷が段々薄れていくし、匂いもさわやかで良い。小一時間捧げてやろうと気になる。
が、!と閃いた。昔、金管楽器を磨いたピカールというもの、くすんだブラス楽器をパレードの前日にピカピカに磨いたあの白い液体、アレが効く筈!幸い数年前に懐かしく思い立って近所の荒物屋で買った物が手つかずで置いてある。わはは、夜中であってもやりたいことができる材料が手元にあるのは嬉しい。
さすがにピカールというだけあって、どんどん磨ける。あっという間にピカピカになってしまった。ウエスに黒い金属がベッタリ付く。こうなるとウエスの磨き傷が気になる。最後は指でなでて磨いた。
確か、車を磨くコンパウンドがあったはずだが..夜中なので見つからなかった。あれの仕上げようでやればもっと良いと思う。
磨き前と磨き後
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さて、磨けたのだが発火するのだろうか?冬で光も弱いし..と数日放置しておいたのだが、今日は良い天気なのでやってみた。

驚くことに!黒っぽい印刷の新聞紙は2秒後に煙を上げて穴が開いた。
少し束ねてやるとモクモクと煙が出る。固定できないので、膝で挟んで片手で写真を撮ってみた。
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ちょっと焦点がズレているのだが、それでも煙が立ち、立派な火種ができた。
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煙草をかざしてみたが、15秒ほどで吸えるようになった。

うーむ、たかが空き缶なれど侮れない。
アルコールストーブの底面をビガビガに磨くと緊急時の発火用具に使えるかもしれない。球面の一部なのか、放物面なのか分からないが、結構、塩梅のよい曲線になっているようだ。
が..そんなサバイバル物が必要になる場面は概して暗くて湿って寒くて..という場所。果たして小一時間を捧げた御利益は得られるのだろうか?

磨いた小道具達
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そういえば、昔の少年マンガの裏表紙の通販広告に太陽マッチとかいって凹面鏡で発火させるのが出ていたっけ..お金を出して買っていたら今頃後悔したんだろうなと思った。
磨いた空き缶面に影で太陽方向が分かるような棒を立てて、焦点位置に火種を巻き付ければ一石二鳥だ。商売になるかなぁー(笑)案外、空き缶のリサイクルとエコ発火装置と言うことで売れるかもしれない。はぁ、我ながら山は山でもこんなショボイ山っ気では情けない...

先に紹介したページはこれ以外にもサバイバルテクニックを紹介しているが、氷をレンズにして発火させたのには驚いた。何事もやってみなきゃ分からないな。
それにしても、いろんな人が居るもんである。


歩 く ほ か な い 草 の 実 つ け て も ど る ほ か な い ...山頭火
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by ulgoods | 2007-01-04 13:49 | 燃える系

全部入り

粒状突起ジェットとA-Ringとヲヤヂの自己加熱棒と全部入りを作ってみた。
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粒状突起でΦ0.7mm6発、内筒にΦ0.7mmを2発。
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内筒では蓋の下ギリギリにJetを作ると内筒を加熱しすぎることはないようだ。

400ccの沸騰時間は5分20秒だった。
手間の割には拙作ヲヤヂ5号の5分40秒からの短縮は少ないなぁ..
時折、全穴で音を発して炎が穴から離れて(引火速度を超える)燃焼するが、何とか熱暴走せずに無事に最後まで燃焼することができた。ストーブ自体は良い塩梅の温度で熱的に平衡していたと思う。
燃費は測らなかったが悪くはない。少し不完全燃焼臭がした。もっとJet径が細くても良かったかも。
いかに酸素を炎に取り込むか、Jet孔の微細な領域になるのかなぁ。細工ができん..
Jet孔を穴をやめてスリッドにしてみようかと思う。炎の表面積が広がるはずだ。が、当然スリットの幅は0.7mmより小さい必要があり、同じ面積にして幅を3mm程度と仮定すると0.1mm程度のスリットの必要がある..ナイフで切れ目を入れてみるか。

一 つ あ れ ば 事 足 り る 鍋 の 米 を と ぐ ...山頭火
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by ulgoods | 2006-12-10 00:58 | 燃える系

イボンヌ1号 / イボ付きアルコールストーブ Yvonne-1 / Alcohol stove with wart 

イボンヌ1号 / イボ付きアルコールストーブ Yvonne-1 / A alcohol stove with wart 

2個ほど失敗(少し切れイボ)があるが何とか8個のイボを付けて火入れをしてみた。単純な密閉型でヒゲも仕込んでいない。
ジェットは円周の接線より少し内向きで、仰角は30~45度ほど何種類か開けてみた。径はΦ0.7mm。あとで針でほじったのでもう少し広いと思う。

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炎が寝ているのが判る。鍋との間隔は通常よりも1cmほど詰めている。
炎が寝ると..
・炎の鍋に対する断面積が増える。
・鍋との距離が短くても見かけの距離は長いので不完全燃焼したり、鍋底からあふれ出たりしない。
・炎の間隔が狭くても干渉せずに炎の抜けがよい。
という傾向が見られた。

鍋に接す面積は保持しながら炎の間隔を詰められるのは良い。まるで..大阪梅田の立ち飲み串揚屋のカウンターを思い出す。店がどんどん客を入れるので、混んでくると正面を向いて飲んでいられない。客はダークダックス(古いな)が歌う時のように皆で斜に構えて飲むのである。が、ちゃんと飲める。いつも行くのは松葉という店なので、松葉効果と名付ける。

先日、科学雑誌Newtonがお天気特集なので買ったのだが、後ろの方のページにロウソクの燃え方の記事があった。ガス台の燃焼は予め空気と混合された予混合燃焼で、ロウソクは拡散燃焼と言うらしい。アルコールストーブもジェットが大人しいうちは拡散燃焼だ。拡散燃焼でもロウソクの芯の部分は下から空気を取り入れて、その部分は青い炎を出すという。ジェット型のストーブが青い炎を出すのも同じと思い、ジェット付近を拡大撮影してみた。
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この部分がもっと荒れると空気を取り入れやすくならないか?微細な領域だが肝かもしれない。

あと、ストーブの自己加熱方式だが、ストーブ全体が熱くなるのは熱暴走を起こしやすいので、以前ヲヤヂストーブでやったように、一部だけが高温でストーブ自体は冷えている方が良いと思った。ヲヤジは立てている心棒だけがチンチンに熱くなってそれ以外はさほどでもない。その方が外気温に影響されない気化を持続できると思う。

A-Ringはうまく空洞に上昇気流を作って空気を内部に供給すれば鍋底環境の改善に役立つ。ただし、相当の速度がないと空洞から上がってきた空気も鍋底を感じて鍋底まで到達しない。Newtonの記事にあったが、「炎は固体を嫌う」固体から逃げるのだという。何やら紀元前の哲学者の言葉のようでもあるが真実だ。
良く酸素と混合したガスを速度がその先の障害物を感じない程度に速く(射流状態)噴出してやれば..まさしくバーナーと呼べるものになりそう。

各タイプの長所を取り入れたストーブができないものか。



闇の奥には火が燃えて凸凹の道 ...山頭火
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by ulgoods | 2006-12-08 01:58 | 燃える系

アルコールストーブのイボ付け機

アルコールストーブのイボ付けに使う工具

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袋ナットがイボ種。ナットが受け。
ナットは接着しても良いが、しなくても良くて、赤い万力はどちら方向にもイボを付けられる。
クランプの方は主に側面にイボを付ける用。

力任せだと缶がちぎれる。受けのナットの角を面取すればだいぶマシになると思っているが面倒くさい。
ナットの径を変えればイボも盛り上がりイボや、なだらかイボを作り分けられる。

他にも方法はあるかもしれないが、現状はこんな物でイボ付けして遊んでいる(泣

このイボに穴を開ければ任意の方向に炎を向けられる筈だ(喜


ふくろうはふくろうでわたしはわたしでねむれない ...山頭火
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by ulgoods | 2006-12-07 01:00 | 燃える系

BORDE Benzin Brenner / ボルドー ガソリンバーナー

The BORDE Gasoline Burner / ボルドー ガソリンバーナー

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BORDE Burnerを手に入れたのはこれで2回目である。1個目は3年ほど前になるか、スイスの爺さんが今にも生産を止めそうな勢いの記事を読み慌てて買ったのだ。ちょうどその頃、Yahooの買い物が縁でターボーさんと知り合い、BORDEの件でもいろいろ教えていただいたのが懐かしい。喜んでBORDEで飯など炊いていのたが、どーも尻から火が漏れる。炎の片寄りも気になって..ターボーさんに相談したら、お尻が凹んだ旧型は漏れないよ。だ。それ以来、何だか熱が冷めて、火入れすることも減り、ついには手放してしまった。
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(尻のすぼみ方がキュート)
もちろんターボーさんのは旧型。それは欲しい!と思いつつ年月が過ぎていた。
その後、ターボーさんとは連絡を取らなくなったのだが、ふとしたきっかけでNet上で再会を果たした。新宿で初めてお会いして痛飲したのはもう1年ですか..

で、何かの知らせか?最近のこと、ふと思い出してオークションを検索すると、をを、BORDEが出ているではないか、で、懐かしく写真を見ると、!!が”””ぁ、お尻が凹んでる(喜)。しかも、試運転のみのほぼ新品..おお、クラクラ来た。
素知らぬふりをしていたが、我慢できなくなり、やはり入札してしまった。開始価格は現在の新品価格より高いが、この際仕方がない。出した方も買う方もこんな程度の良い旧型はそれだけの価値があると暗黙でやっているのだ。し、その方が知らない人は手を出さないだろうという読みもあった。結局あと2名、気づかれたか、参戦あったが、熱い思いで私が最初に入れた金額でぎりぎり追撃を振り切り、めでたく手にすることができたのだ。
しかも、今朝出社したら会社に届いていたのには驚いた。昨夜落札の今朝届き!出品の方が渋谷で近いからと朝の用事のついでに千代田区まで届けて下さったらしい。お ど ろ き!
ピカピカのBORDE、しかもお尻が凹み..ああうれしい。その後、電話まで戴き、暫し、BORDEの話など聞かせていただいた。仕事はリタイヤなさったそうなので、まぁまぁの年配の方と思うが、お声も若い。どこかでHPなど公開なさっていないか伺ったところ、
ここで剃刀のコレクションを出しているとのこと。かなり完璧に蒐集なさっている模様。お目に掛かれずに残念。だって、お届け下さったのは朝の8時半なんだもん..
私、BORDEでは良い縁があるらしい。
尤も、私はかれこれ20年、剃刀とは縁がない暮らしをしている。でも良く切れる剃刀でヒゲをあたったら気持ちよかろうなと言う気も少しあるのだが..

帰って試運転した。
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さすがに鉛パッキングが少し粉を吹いて中に金属粉が入ったせいか、ときどき炎が咳をするのだが、炎の片寄りもなくきれいに燃えた。やほー!燃料控えめだったせいか?少し赤火が気になるが、徐々に慣らしていこう。
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1号は丁度スノピのワッパ飯ごうと同じ長さだのを思い出し、比べてみたが、旧型は1cmくらい寸詰まり。これも聞き及んでいた旧型の特徴に一致する。
あーうれしいなー。
これは手放さないで持っておこうっと!

ターボー師匠!手に入れましたぜ!


燃 え に 燃 ゆ る 火 な り う つ く し く...山頭火
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by ulgoods | 2006-11-29 00:21 | 燃える系

追記

追記
調子に乗ってジェットを下向きに変更してみた。鍋あり状態。
途中まで調子が良かったが、ある瞬間、内筒にガスが回ったらしく..大火になったと思った2秒後、燃料が激しく沸騰。瞬時に大量のガスが生成、噴出し、結果、直径50cmくらいの轟音の火の玉になった。鍋にも触れない状態。ああ、おとろしかった。
これまでの経験から、こんな時一番危険なのは慌てて鍋を触ってストーブをひっくり返すこと。容器の耐圧には自信があるので、周囲の引火する可能性があるものをどかして様子を見るしかない。その状態が10秒程度続いてガス欠で終了。あれだけの燃料が僅か10秒で消費された...
水を張った容器の上で試験していて良かったかも。トランギアの五徳は五徳のヘリに衝突した炎が下方向に回ってストーブを側面から加熱するので一層の熱帰還が掛かり危険だ。
相当な圧力が掛かっただろうが、尻漏れもなく、ストーブの耐圧、気密は万全だった。
松風具合、鍋との距離、Jet方向と経、調整するファクターが多すぎる。再現性のないストーブは実用化が困難だ。

肩に力が入って..今、未だに腰と肩が脱力です。
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by ulgoods | 2006-11-23 22:35 | 燃える系