カテゴリ:宿泊系( 74 )

モンベルモノ

敏感な方々は既にお気づきだろうが、モンベルの寝袋類が一斉に値下げされてる。本家のHPでもダウン寝袋類は姿を消し、全部アウトレットに移っているし、海外でも大幅値引きで売られている。モンベルが現行の725FPのダウン類を800FPに移行するという話は昨夏のORショーでレポートされていた。衣類系は早めに800FPになったのだが、どうやら遅れていた寝袋類が更新される時期に来ているらしい。海外の高級寝袋では800+FPが普通で、一部900FPとかいう時代に700台はパツと見で商品としてアピールし難かったと思う。
しかし、モンベルはモンベルで湿気の多い日本の気候でのロフトの維持を考慮して頑と725かな?と思っていたのだが、実はそうでもなかったのか?とちょっとアレなのだが...
モノとしては興味がある。また、海外でもモンベルのスーパーストレッチシステム(SS)は好評のようだ。

いつもながら情報が早い「ベ」さんからスペックシートをいただいたので、725FPものと比較してみた。
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ULSSDH#2での比較だが
旧725FP : 25F 1lb13oz $305
新800FP : 25F 1lb11oz $315
2oz軽くなって$10値上がり。
温度帯は同一とし、少し軽くなって少し値上がりして、という傾向のようだ。温度帯を固定したのは混乱が少なくて良いと思う。75FPの恩恵は2oz(57g)の軽量化でメーカーは$10値上げの機会を得たことになる。WMの同一温度帯の寝袋、例えばUltralite Super
と比較すると
WM850+FP : 20F 1lb10oz $345
モンベルも価格的には5F低い分納得出来る範疇に入ってきた。しかも、SSシステムで窮屈じゃないというギミックが好きであればモンベルの方を選択する人も出てくるだろう。重量的には20FのUltralite Super(それにしてもUS的なすごそうな名前だ)の方が軽いのだが、SSシステムのギミックである程度の重量が嵩む(生地とゴムとか)というのは避けられないのだろう。
モンベルが何グラムの羽毛を使っているのか、その辺の情報も欲しい。素材で勝負のWMか、ギミックで恐らくは羽毛量を減らしているモンベルか、少し前の日米の自動車作りの姿勢と似ているようで面白い。
WMの寝袋などは2oz程度の増量を無料で!してくれる販売店がある。結果として製品群として広い温度帯をカバーする事になる。そのような心憎いサービスが出てきて欲しいが、SSは複雑そうなのでメーカーじゃないと触れないんだろうな。

ともあれ、#3や#5クラスでは新旧の重量差もさほどではないだろうから、アウトレットで旧作を確保しておくのもいいし、新作が出るまで待つのも(アウトレットが捌けるのを待っている?)いいだろう。
どんなのが出てくるのか、ちょっとだけ楽しみだ。

寒 空 と ほ く 夢 が ち ぎ れ て と ぶ や う に ...山頭火
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by ulgoods | 2007-02-15 08:15 | 宿泊系 | Comments(17)

Gatewood Cape / Six Moon Designs

奥多摩巨樹添い寝野宿で使ったGatewood Cape、
簡単だが、正月に裏庭で寝泊まりしたので写真だけUPしておく。

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約340g
雨具として着られてシェルターとして張れるので、今後はツェルト代わりに持つことにした。
少し嵩張るが、大きくて軽いザックが増えているので、問題はない。


ただ、これはUS方面の左利き文化圏のシェルターだ、入り口方向に寝袋の頭を持ってくるので右ジッパーが奥側になり、寝袋の出入りで側面に体が触れやすい。結露してると体を濡らす。
Bivy、寝袋系は右で統一してるから、こいつの入り口を左右変更しないと。

※訂正
右側にも輪っかがあるので左も開くようにはできます。開いたパネルの留め具が付いてないのとポケットがあるので、物を入れると開きにくくなる程度のことでした。
開けないと言うことは訂正します。

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収納時の袋が裏返って内部ポケットになるので便利だ。
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着た姿はjoxterさんのページで見ることができます...
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by ulgoods | 2007-01-26 08:31 | 宿泊系 | Comments(15)

FlexAir Dual Compartment Ultralight Pillow / 空気枕

空気枕

BPLで買い物をすると、どんなに軽い物を買っても送料の開始は$30からなので、それならもう少し重くしてやろうと、ついつい買う気がなかった物まで重量の埋め草で買う羽目になる。この枕もそんな感じで購入した。
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2気室の超軽量枕で、それぞれの気室を独立して膨らませることができる。
膨らましはストローを差し込んで息でやる。特に蓋が付いているわけでもないが、内圧が掛かると口(たぶん内部に伸びた長い潰れたチューブ状)が塞がって空気が漏れることはない。逆に抜く時はストローを挿して吸うので、容易に容赦なくぺったんこにすることができるのでスッキリする。
3枚セットで$7.64なら買いでしょ。

重量はストロー込みで30g。材質は、外部は起毛気味の不撚布みたい、たぶん内部はポリエチレン膜だと思う。
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2室の膨らまし加減を変えて、首筋を高く頭を少し低くする(モンベルの空気枕の形)のも自在だし、だいぶ緩くして肩の辺りにもう一枚かませると(その他衣類なども敷いて)短いマットを足側にずらすこともできる。幅はサーマレストとほぼ同じ。地面が水平でない時に体がズリ落ちないように低い側にかませるなど、などなど。
ストローの材質も折れて裂けるような感じではないので、ストローに巻くように畳んで隙間に気楽に差し込むことができる。
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先日の南御室小屋テン場でのキャンプでは贅沢にも2個使用した。こりゃもうホテルのスイートルーム並み!お陰で?だいぶ寝過ごした..

一つ注意しなければいけないことがある。日本酒を飲んだ呼気で膨らまさない方が良い。空気を抜く時にぷーーーんと昨夜の酒を後悔することになる。できれば焼き肉の後も遠慮したい。し、他人に膨らませてもらうのも避けた方が良いだろう。あるいは膨らませた本人に後悔してもらうとか..こればっかりは、お節介を焼かない方が吉だ。
ワインなら...まぁ許せるのかな。
使い捨てでなくて、結構長持ちしそうな雰囲気。ただし、座って全体重を掛けると、たぶん保たない気がしており、口が外に飛び出てぶーぶークッション(古っ)化すると思っている。

内部がただの空気だからR値はどうなんだろう。シュラフの中に引き込んで使えば関係ないか。

前回記事でお願いした点呼blogランキングボタンのクリック、いつもより+40クリックくらいでした。少なくとも25%は人間様がご覧になっていることが判りました。感謝!
コメントいただけるのが一番ウレシ!
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by ulgoods | 2006-11-17 01:35 | 宿泊系 | Comments(12)

Moonstone 800 Abruzzi Ridge -40o sleeping bag

Moonstone 800 Abruzzi Ridge -40o sleeping bag

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どうも暑い季節には厳冬を夢見てシュラフを買う傾向がある。今年もやってしまった。
昨年の11月に初冬の縞枯山でのフォーカストビバーグで使ったMountFlyシュラフと比較するために比較対象が要るなと考え(ることにし)たが、どうせなら強力なヤツがよいと思い、最初はWestern MountaineeringのPuma Super DryLoft-20ºF(-29.8ºC,$640!)に目線を合わせてeBayなどでWatchを掛けてみた。Pumaも時々出るのだけれど、右ZIPモデルのレギュラーサイズにはなかなかお目に掛かれない。向こうさんは左利きが多いし、レギュラーサイズは実質175cmくらいの身長用なので、USEDで出るのはロングサイズ、左ZIPが多いのだ。しかし、WMのシュラフはUSEDでも良い値が付く。
WMの最強はBison-40ºF(-40ºC,$755.00)というとんでもないやつ。most extreme points on Earth用だという。民生用では最強だろう。が買えない。お高い。今のレートなら送料込みで9.5まんYenくらいするだろうか。いくらMountFlyのオヤジを愛していても比較用に勝手に自腹を切るには辛すぎる。Bisonは-40ºC用でロフトは10インチ、850+FPでということになっている。10インチって25cm?!すげー、ということになって、いつの間にかPumayよりBison派になっていた。
-40ºC用の民生品にはMoonstoneの800 Abruzzi Ridge -40o sleeping bagもあることを知っていた。こいつはMoonstoneが買収されてから値崩れし?BackcountryGear.comでは$590.00->$442.50、MoonTrailで$439。まだそれなりに高い。が、探したらSierra Trading Postでは何と$349.95!しかもR-Zipレギュラーサイズで!これってモンベルのU.L.スーパーストレッチ ダウンハガー EXP -23ºCより温度価格比でお買い得ではないかっ。というわけで、almost goneだというし、迷わず注文してしまった。その後見たら載ってなかったから最後のお品だったのだろう。
Moonstoneは850FPの薄いダウンジャケットを持っているが、暖かいし軽くて小さくなるので街着に重宝している。好きな部類のメーカーだが、最近はサイトも閉鎖して何やら、コロンビアが買収したのだとか。ま、もはやMoonstoneもブランド名だけ売買される対象だったらしい。JPでもどこかがライセンスを買ってMoonstoneの名前で出すのだろう。誰が作ろうと品質で印象が裏切られなければ何も言うことはない。ダナデザインの買収もあったっけ。業界も開発費の高騰に耐えかねて再編なのかな?それともブランドイメージで成功したメーカーがM&Aで買い漁れる規模に成長したか?
Sierra Trading Postは2回目だが、バッタ屋のようなぺージの雰囲気に反して、なかなかしっかりしており好印象。暑い最中に届いた箱はデカかった。だけどシュラフを買うといつも思うのだが、圧縮してもよいので運賃を安いのにしてほしい(サイズより重量?)。

で、Abruzzi Ridge、さすが-40を謳うだけあって分厚い。厚みを測るためにビール缶でリンボーダンスをさせてみた。
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一番厚いのは首の前。ビール缶3本より3cm低くて12.5インチもあった。ま、ここは内部にチューブ等の仕掛けがあるので厚いのだが..
足元で9.5インチ。
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平均して10インチはある勘定だ。
ダウンは800+FP、Bisonは850+と言うことだが、充填量1190gで全重量2.1kg,Abruzzi Ridgeは充填量1200gでほぼ同重量の全重量2.2kg。何か少し計算が合わないような、それともBisonのロフト10"というのは控え目なのかな?

カンカン照りの真夏にガンガンにクーラーを効かせて潜り込んで見たが、30秒で蒸し上がった。やはり厳冬を待つしかなさそう。長さは身長174cmの私にピッタリ!これでUSのレギュラーサイズ(6ft)?ま、シュラフでピッタリなのは雨具がピッタリなのよりは喜ばしい。
MountFlyの98%ダウンの900g充填シュラフもすごいなと思ったが、Abruzzi Ridgeも実物を見ると重力を無視した羽毛の盛り上がりがすごいの一言。Bisonでなくてもいいや(当面ね)。

で、ハタと思ったが、果たしてお山に担いでいけるのかと。重量的には何とかなりそう。サイズが問題だ。なんせほとんど羽毛布団なのだ。
付属のスタッフザックに押し込んでみた。押し込んでいる途中は壷から出てきた魔法使いみたいに、この中にこれが?みたいな半信半疑なのだが、さすが800+FPだけあって、押し込む時、押し込めれば、押し込めるだけ、押し込まれる。でもまだ大きいので手持ちの圧縮袋でさらに絞り上げてみると、Sサイズの圧縮袋なのだが、それこそ魔法使いのように納まってくれた。
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試しに押し込んでみるとGraniteGearのVapor Trailのボトム部に横置きでぎりぎり収納できた。が、安心してはイカンらしい。一晩はいいとして、二晩三晩くらい?使った後で果たしてこのサイズに納まってくれるか?納まらないと悲劇だ。引きずって歩くわけに行かないし、冬なら尚更そのために他の装備も捨てられない。

内部に少し仕掛けがある。黄色い部分だ。
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首ドラフトの他に丁度、尻の下あたりにもドラフトチューブが付いていて絞り込めるようになっている。体のコアをとことん保温するつもり&ロフトの嵩上げらしい。
耳元に時計用の小さなポケットがある。ここにアラーム時計を入れておいたら、鳴った時絶対起きる。逆に外部だと鳴っても聞こえないかも。
フルサイズのジッパーに付いているバッフルもズ太いしジッパが底に近い部分を通っているので寒気の流入は少なそう。

さて、こいつを試すには...マグロ倉庫かな?
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by ulgoods | 2006-10-22 23:48 | 宿泊系 | Comments(3)

Adventure 16 Bug Bivy

Adventure 16 Bug Bivy

軽い半身用の蚊帳。もう季節はずれだが...
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昨年購入したが残念ながら野外では使っていない。
築40年モノ古い安普請形式日本家屋の事務所で寝泊まりした時に、紛れ込んだ蚊を殺さないために使ったことがある。なので役には立っている。
人が入った姿はこんなの。


重量は公称6oz.(170g)、うちの秤ではスタッフザック込みで198g、スタッフザックが49gなので、中身は149gだった。
例えば、Hex3を夏場に使うならNestがつき物だが、実はNestは重い。2lb. 6oz. もあり、本体よりも重い..そんなとき、こいつを使えば900gも節約することができる勘定だ。その他、夏のタープ泊の時にはいいだろう。

構造は、ピアノ線?のような反発力が強くて折れ曲がらない芯が入っており、取り出すと自動的に1秒で蚊帳を張る。
昔、そういう仕組みの帽子があった。ツバが広いの。万博(もち大阪)の頃だったような..遊んでいるうちに芯を折って壊してしまったっけ。なんか、帽子で芸をする芸人さんがTVに出ていたりして、その真似をしていたら芯を折ってしまった。昔の帽子の芯は平たいバネ鋼だった気がする。あれは1年くらい置いておくと錆びてツバの周りに染み出して汚かったっけ。最近ではMagic Mountain製の銀色の、そんな作りの帽子を買ったが、風に弱そうなので仕舞ってある..やっぱ錆びるかなぁ..

たたみ方は、半信半疑で恐る恐るループを3つ作るように丸めるときれいに収まる。
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慣れないと折るんじゃないかと心配だ。
まる一年、丸めて置いたが反発力の低下もなく錆もない。

本題の蚊帳機能だが、半身用だが頭部空間は充分あって合格。上は肩の辺りまで下側にもメッシュがある。下半身は腰の上あたりまであるが、そこは寝袋の中なので蚊に刺されることはない。寝袋と蚊帳の隙間だが、気を付けて敷き込めば、ま、しつこいうちの事務所の蚊も紛れ込むことはなかった。幅は充分に広い。

ピアノ線なのでちょっと剛性感に欠ける。あと、一番高いところが頭上ではなく胸の前なので、顔面に近い所にメッシュがあり、呼気を反射して少しうっとうしい気もするが、胸のところに高さがあるから読書するには良い。

スタッフザックの裏面はデイジーチェーンになっていて、ザックへの取り付けも考慮されているが、ぶら下げて歩くよりなら少し楕円形に歪めればザックに入らないこともない。
軽量ザックの骨格の足しくらいにはなりそうだ。

エンブレムも渋い感じでよろしい。
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SINCE1882と読める。
Adventure 16って基本的に野外用品屋さんなのかしら?探すと前出のキャンドルランタンのリフレクタを売っていたりする。

フレームのバックパックの匂いがするなぁ。


backCountryGeear.comが秋のバーゲンをしている。ここを含めて最近、Biblerのtripodの安売りをよく見かける。$298->$230くらい。(私も春先にそんな値段で買ったけど)以前は決して安売りしなかったのに..ORショーで出ていた一人用の軽量テントの販売が近いかな?LightSabreも安くなってるし、もうTripod形式のbivyは時代遅れになるのか?

Genさんから質問がありましたが、普通で直径36cmです。幅を30cmに絞ってGoLite Breezeの背面にあてた写真を追加します。これ以上絞るのは辛そう...
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by ulgoods | 2006-09-29 01:10 | 宿泊系 | Comments(8)

Western Mountaineering SummerLite / ウエスタンマウンテニアリング サマーライト

Western Mountaineering "SummerLite"
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裏切りとはネガティブな語感だが、こと軽量グッズの世界では好ましい裏切りが時々起こる。このSummerLiteもやられたぁーの一品だった。だいたい、人間の手は手に取った時にこのくらいの重量?と無意識にそれに備えて筋肉を緊張させるのだが、こいつは持った瞬間に筋肉が肩透かしを喰らい、ホエ?という軽量さに裏切りを味わうことになる。
レギュラーサイズで1 lb. 3 oz.(539g)、で構造的にはフルサイズのジッパーとバッフルを持ち、850+ Fill Downを9oz詰めた32°F(0℃)対応となっている。Western Mountaineeringが軽量さへの拘りを見せる最新作だ。2006年の春先にデビューし、一部のショップでのみ販売され、一般には2006年の秋から販売と書いており、BPLでも冬に続き、今夏のORショーでも速報している。
本当はWestern MountaineeringのHighlite(35º F)を探していた。Highliteはとっても美しいし、35°Fは夏の高所でも使えるだろう。Regularサイズで16 oz.の重量というのもステキだ。が、この春先あたりはどこにも在庫がなかった。そして探しているうちに目に付いたのがSummerLite。
比較すると、
Highliteはハーフレングスのジッパーで重量を稼いでいるが、ハーフレングスジッパーでは暑い時に足元を開けられないし、ジッパーを全開にしてキルトのような使い方ができない。一方、SummerLiteはトラッドな形状なのでその辺は問題ない。
Highliteは表裏直縫い?と思われるが、SummerLiteはしっかり隔壁を持ったこれまたトラな作り。
しかもSummerLiteはジッパーに沿ってフルレンフスのバッフルまで持っている。インナーを足すと氷点下でも使えそうな構造を持っているのだ。
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これでHighLiteとの重量差が3 oz.というのは驚きだ。SummerLiteの方が進化していると思う。
春には限定販売店のみで数量限定販売と言うことで流通量は少ないはずだがgoogleで探すと
運良くSummerLiteのRegularサイズの右ジッパーの在庫を持つ店を1つだけ見つけることができた。ま、USでは6ft. R-Zipperというのはマイナーなモデルだったので残っていたのかも。Webサイト的には妙にケバイ感じのする??というショップであったが、在庫確認と日本への発送を問い合わせると即座にOK返事が来て、しかもしっかりした文面のメールだったので、お願いしてみることにした。期待は裏切られず、着実に荷は届き、そして手にした重量は私の感覚を裏切って呉れた訳だ。
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グレゴリーのザックをザックのロールスロイスと言った人がいたが、最近のグレゴリーはどーなのだろう?ロールスは止めてリンカーン位に言っていれば良いのでは?という気もするが、WMのシュラフはシュラフ界のホームラン王かもしれない。上質な羽毛と超軽量のシェル素材。縫製も良いし、羽毛抜けなど皆無であり、サイズもゆったりしていて窮屈さは感じない。しかも軽いと来ている。あと財布が許すなら厳冬期用にPuma Super DryLoft-20ºF($640!)を買い足したいくらい。WMには惚れました。

WMのシュラフ、無料で数oz.位の羽毛増量に応えてくれる店がある。
http://store.hermitshut.com/wesmounmegba.html
MegaLiteでは2oz.増量で5°Fの儲け。冬用では4oz.ほど増量してくれる。ただし、DryLoft系のシェルでは増量サービスは無いようだ。
ガキの頃、米軍基地の中では大きな缶コーラと小さな缶コーラが同じ値段で、当時の感覚からは不思議な気がしていたのだが(この5年くらい?日本でも大きい小さいはあまり値段に関係なくなり、沢山で残す人は小さいのにしてね!的な合理性が見られるのは好ましい)、無料増量というのも気前が良いというか、嬉しいというか、太っ腹さに懐も緩んでしまいそう。

市場には900 Fill Powerのシュラフも見られるが、BPLで読んだのだろうか、湿度の関係で使用に際してはFill Powerは850位が上限ではないかというのを見た。montbellもしばらく725FPだったがORショーでは800FPを発表したようだ。国内でも800FPを出すのだろうか?ちょっとWatchしたい。

寝袋とは関係ないがmontbellもUSとJPではサイズ以外にも異なるモデルを出しているようだ。
US版の脇の下ジッパーが付いたブリーズドライテックのPeak shell雨具が欲しくて国内で手に入らないかmontbellに問い合わせたのだが、JPでは販売しないので不可!というツレナイ返事をもらった。少しくらい重くなっても良いので透湿素材でチマチマやるよりは脇の下一発で換気したいのだが..USから買うとIngegral DesignsのeVent雨具と同じくらいの値段になってしまう。
脇の下が開くUS版軽いけど脇の下が開かないJP版
国内ではそういう機能より、軽量化合戦を優先していると言うことか?あるいは欧米人ほど
脇の下の臭いに気を遣わなくて済むので無用としているのか?は定かではない。雨具の話はまた後ほど。

先日、バーゲンで買ったCrysallisだが、希望していたeVent版が発表されているし..ORショー前のバーゲン品は型落ち予告ということかな。ま、Crysallisは素材がどうこうではなく、形状が
あーだこうだの部類なので、もー買うことはないだろう。実は最近手に入れたLightSabreが個人的には最優秀夏用Bivyということになっている。これも後ほど。

今夏のORショーでは軽量Soloテントが豊作のようだ。BigSkyも出ているが、こやつ、約束違反でまだ納品されていない。7末発送というので確認してみたら、あと30日くれ!とぬかす!
度重なる遅延にヲイヲイと言ったが、工場の能力が云々だと。ま、都度返事が来るようになった
だけでも態度が改善されているので、怒らせてリストから外されてもつまらないので、男の約束で30日!と念押しして置いた。たぶん、ORショーの会場でチクチクやられているのではないかと思う。
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by ulgoods | 2006-08-16 02:46 | 宿泊系 | Comments(21)

Integral Designs Crysallis Bivy

Integral Designs Crysallis Bivy
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連日の雨続き、何もかもがジメジメしている。

昨夜、雨の中、庭のウッドデッキ上、目止めが済んだCrysallisに潜り込んでみた。こいつは、ペグ用のタイループなど持っていない。放り出して潜り込むのが正しい使い方だ。
放りだし&完全防水仕様のこのBivyは昨年から続く「行き倒れ野宿用のBivy」探しの最終章を飾るか!という期待があった。

予めマットとシュラフを仕込んでおいたBivyを庭に投げ出し、雨の中、エイヤッ!と躊躇無く素早く潜り込む。こいつの特徴は完全閉鎖とヒョットコな換気口だ。が、だ、ものの30秒で息苦しさを覚えた。蒸し暑かったせいもあるが、+自分の呼気で蒸されるのは結構辛い。針金のフープで顔の前に少し空間ができるのだが、頼りないフープなので張られる空間も頼りない。メーカが出している写真のようにパイプ型で鉄人28号のような顔面型には膨らんでくれないのだよ。壁が近いので、口からの排気が即座に反射して目と鼻を直撃する。あ、暑いし喫煙を後悔したり..
仕方がないので足を開いて閉じてBivy全体をフイゴのように動かしてヒョットコから給排気する運動をした。うーん、こんなことして一夜を明かすのはどーしたものだろう?仕方がないので、横を開けて顔を向け、フレッシュエアを取り込むことにする。これで呼吸の問題は減ったが、時々雨しぶきが顔に跳ねる。これもオチオチ寝てられない。横を閉め、再びヒョットコに鼻を当てるポーズを模索したり、なんやかんや内部で運動するとますます蒸れて..イヤここで止める訳にはいけない。何しろ最終章なのだ。気を取り直して内部の顔前面の蚊帳を閉める。ヒョットコ口には蚊帳がついていないので、これを閉めないと蚊の餌食だ。狭い空間で蚊に飛ばれた日には気が狂うかもしれない。蚊帳は全くフリーなので、すぐに口と鼻を被う。蚊帳も目が詰んでいると気流に対してものすごい抵抗なので、即座に口からの排気が顔面を被うことになる。同じIntegral DesignsのUnishelterはヒョットコに蚊帳が張ってあるが、どーして同じようにしてくれないんだろう?不満だ。
もーローとする頭の中で、ヒョットコにどこでもベープのファンを取り付けて強制吸気する幻想を見た。
い、息が苦しい、む、蒸れる..となると途端に軽いパニックになってジッパーを探すも、すぐには見つからず、、、もーこうなるとダメだ、もがいて、ああ、溺れるってこんな感じか?と、やっとジッパーを探し当て、頭を突き出した。
暑い季節に試すBivyではないな。

雨の日中、庭に放置して先ほど回収した。
シュラフを引き出すと何やら重い。マットを見ると濡れているし、黒い斑点まで浮いている。げげ!漏れではないだろうが、発熱体を欠いた袋の中はたいへんな状態だったのだろう。中に居なくて良かった。こやつの素材のTegraltexは見た目触った感じはTripodのToddtexとほとんど同じではないだろうか。Tripodは10日放置も中はDryな感じだったから、やはり空間が張られるのといないのでは大きな差があるようだ。
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というわけで、Crysallisはタープなどの屋根無しでも雨天快適Bivyか?と言われると否である。USではこいつの迷彩色が軍用で使われているようであるが、支給される兵隊さんもご苦労なことだと思う。

1年間Bivy探しをしてきたが、そろそろ総括せねばなるまい。
重量を無視すればTripodが良い。足元のフレームを張らなければペグ無しでも頭部に広い空間が得られる。ま、三本足だから当然だが。ま、無雪季ならこれでもいいでしょう。雨にも耐える。足のフレームが張れればボディーにも空間が張れて、空気層により寒気にも強いだろう。が、重い。約1.0(メーカー希望重量)実測でペグ無しで1.24kgだ。
軽さと頭部空間の広さではeVentのUnishelterが良い。が、こやつジッパーに雨蓋が付いていないので雨には弱い。軽さを追求しすぎたか、画期的な防水透湿素材の割には防水の対処がちぐはぐだ。し、こやつは頭と足にペグを打たないと頭部のフレームが起立しないし、蚊帳も小さい。これは実測で0.96kgノーマルのUnishelterはジッパに雨蓋も付いているし、蚊帳も大きいんだが、これは重いのでダメ。
VaprBivyはいかに目止めしたとしても生地の耐水圧が雨天曝露用ではないと思っている。
Expedのやつは使う前から問題あるし..
Crysallisは書いたとおり、ちょっとガッカリだ。実測で0.97kg

うーむ、やはりBlackDiamondのLightsabreをやってみないとイカンだろうな。EPIC生地は撥水だけど防水じゃないし。結露もしやすいときている。が、Tripod同様に頭部に空間が張れて、しかも元々足のフレームがないからペグ無しでオッケー、しかも567g。これはこれで魅力イッパイ。どんなbivyでも弱点はあるのが判ったから、LightSabreのこの構造でこの重量ならBivyの決定版かもしれないという気がしてきた。

でも、Bivyってやはり雨天や湿気った気候で使う道具ではないのかもしれないな。満天の星の下、蚊も居なく、風は穏やかで..という理想的な条件で使ってみたい。

追記
各Bivyの実測重量を文中に追記した。
それぞれ買った重さ(ペグ無し、スタッフ込み)。Tripodなどはメーカー希望重量1.0kgだが、どー測っても1.24kgだ。
なんだ、この違いはははは
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by ulgoods | 2006-07-24 23:33 | 宿泊系 | Comments(24)

Bibler Tripod Bivy / トライポッド

かれこれ10日くらい、BiblerのTripod Bivyを庭に張ったままにしていた。
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雨を待っていたのだ。もーいい加減片づけないと生地が紫外線で劣化するかと思っていた週末、雷付きの大雨がやってきた!去年、eVent-UniShelterを試したのと同じくらいの強さだ。しめしめ!しかし、雨の中、タープも張っていないBivyにどーやって潜り込むのかは未だに悩む。大きめの傘を差して開口部を保護してエイヤッと潜り込み最後まで傘を離さず、最後の最後に傘をポイと放って、どーやら濡れずに入ることができた。お目当ての漏水は..をを!中は乾いている。漏水無しだ。
Tripodのジッパーは防水ではない。当然の漏れを覚悟していたのだが意外だった..
雨音を聞きながらeVent-Unishelterとの違いで理由を考えてみた。
第1に庇の大きさが挙げられる。庇が大きく突き出ているのでジッパーの立ち上げ部分を水が走るのを防いでいる。Unishelterの垂直に近い立ち上げ部は恰好の水の通路になって、長時間大量の流水に曝されるのが敗因だと思っている。
その2として、Tripodジッパーの裏側には高さ4cmくらいの雨樋機能のあて布(Baffle?)が付いている。当然、漏水を考えてその部分も目止めしておいたのだが..読みは当たっていた。手で探ったら、bafflとジッパーの間に少し水が溜まっていたのだ。このBaffleはジッパーの立ち上がり部にも付いているが、完全に頭部までと言う訳でもなく、冷気侵入阻止というよりは明らかに防水用だろう。外の圧力水頭と釣り合うくらい溜まれば(baffleの高さ以内でね)結果として内部に漏れてこない勘定だ。
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昨夜も涼しくて雨だったので仕事で帰った夜更けにBivy内で寝ていた。このときは足元が濡れている!と思い、持ち込んだバスタオルを足元に放り込んで、がっかりしながら、原因を考えながら足で拭き拭きしたのだが、朝、バスタオルを回収してみると全然濡れていない事が判明した。どーやら、Bivyの底面に水が溜まって水の感触だたのと、地面が冷えているので少し結露していたのだろう。案の定、すっかり体が冷え切った。
窒息はしなかったから、出入りと重量を別にすればTripodは雨の中でも使えるBivyということになる。
と同時にeVent-Unishelterのジッパーの外側に雨蓋を付ける構想を実現しなくてはなるまい。重量的にはUniが300g以上軽いし、頭部のクリアランスはTripodがシェープされた形状なのに比べるとUnishelterは広く感じられ、顔と壁の距離が遠くて、生活性はUniが勝っている。ただ、足元のフレームのお陰でTripodは大雨でも体に雨を感じない。中に入っていると、棺桶ってこんな感じだろうか?と思うほど、空間がキッチリ張られている。冬などは空気の断熱層を期待できる..か、あるいは外の生地の張りが強いのでシュラフのロフトを潰すかも..暑い季節なので、厳冬期シュラフを持ち込んで試す気にはなっていないが、気になってきた..
TripodのデザインでeVentを使ってポールをScandiumにしてくれたら売れるだろうが..世の中、うまくなっていないもの。
Tripodの生地はToddTexという生地で、通気性がある。裏面は不撚布の様な感じ。厚みはありそうだが、結構小さく収納できる。

Integral Designs のCrysallisが来た。珍しく注意書きが入っていたので読んでみると、工場出荷のテープによるシームシールは防水を保証しないとあった。ので、SeamGripが付いてきた。もちろん、シンナーで薄めて注射器で目を止めたのは言うまでもない。
Crysallisも少し内部に入ってみたが、蚊帳をフープに密着させるためにはベルクロを縫い付けないとダメかなと思っている。Crysallisは公開されている写真が少ないので、今度UPしようと思う。ま、何のことはない、袋だが。
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by ulgoods | 2006-07-19 00:22 | 宿泊系 | Comments(2)

MSR ZOID1

春先にMSRのZOID1で遊んでた時期があった。
残念ながらデジカメのメディアが破損していまい、手元に数枚の写真しかない..
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掲載の写真はZOID1のFast&Flyスタイル。要は軽量化のために内張無しで、専用のfootprintを使って張った姿だ。ただし、虫や雨の吹き込みを考慮してVaprBivyを用いている。ZOID1の付属のペグや張り綱を含むパッキング重量は1530g程だが、その中で内張は530gある。それを180gのVaprBivyに置き換えて350gを稼ごううという張り方だ。
春先の数日間、雨の中に張りっぱなしにしていたが、さすがに工場でシームシールされたフライは雨漏りは見られなかった。内張使用時には狭いと感じた前室部分も仕切無く一体化するので内部はとても広く使える。ストーブを使っても心配ない(と思う)。

元々、BDのFirstLightでの山行では雨天時に前室が無く濡れ放題だった&別売の前室を持つとそれなりに重いのがイヤ、という不平不満の代替として購入したのだが、結局、ZOID1は完全自立ではないので、お山に連れ打出せないでいた。これは最低2本のペグで起立するが、耐風を考えるとフレームの根元を留めるのにもう4本のペグが欲しい。それと張り綱を取るともう3本..イワイワの幕営地では、そんなに良い場所にペグは打てないものだ。土の上に張れるならZOID1でこのスタイルは重量的にも有効だろう。理想的にペグが打てれば、低い姿勢と相まって、かなりの耐風性を発揮すると思われる。

合計1.2kgで屋根と前室付きか...手持ちのBiblerのTriPod Bivyは重量1.24kgだから重量的にはほぼ互角ということになる。Tripodもペグが最低で3本は要る。Bivyは雨のことを考えると、更に何らかの屋根を持たないといけないし、Bivyではパンツの履き替えができない。しかし、Zoid1のこのスタイルであれば重量的にはさほど損失せずに生活の自由度は飛躍的に高まっている。
Integral DesignsのUniShelter eVent軽いタープの組み合わせでも重量的に同じくらいなるかな。でもパンツが...雨っぽい日本ではBivy単体での使用よりはFast&Flyスタイル+超軽量シュラフカバーの組み合わせの方が実用的かもね...
BigSky Internationalの軽いテントを見てから次回の岩天場での幕営スタイルに結論を出そうと思う。
あ、ペグ不要でフレームが入って、雨対策されたBivyとしてはIntegral DesignsのCrysallis がある。これもどーしても気になっているBivyだ。どーやって空気を吸うのか?ちょっと心配なんだけど。

Warlusの流れを汲むちょっと面白い形状のMSR ZOID1、不遇のテントになりそうだが、Bivyとの比較用にもう少し手元に置いておこう。
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by ulgoods | 2006-07-06 23:09 | 宿泊系 | Comments(5)

Seam seal / TarpTent Rainbow

数日前に室内で3度目の目止めを行い、庭にRainbowを張って雨を待っていた。
幸い今日は雨の日曜、昼頃から待望の雨を得た。

雨に曝されたRainbow、懸案の三角窓の底辺部分から室内への雨漏れだが、今回は縫い目を全方位から閉鎖したお陰で完全に浸水を止めることができた。
心配でメールを呉れたヘンリーさんにも、たぶん次回は大丈夫だろうと返事しておいたが、
Hi Henry,
I caused you worry about leak problem. But Now I have no leak!
Thank you!

シリコンがシンナーで溶けるなら、シリコン含浸素材のシリコン部も多少は溶けるんだろうな。と思い、最初はシンナーの量を多くして、しゃぶしゃぶのシリコン剤を縫い糸に浸透させ土台&下地処理とし、2回目に濃いめのシリコン剤でストレスが掛かっても破れないように縫い目を閉鎖する2段処理を行った。

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やはり、この箇所は雨水が溜まる傾向にあるので、シールが破れると真っ先に漏って来そう。構造的に問題があることは変わらない。実は換気用に工夫された?三角部の多くの面積が雨水でメッシュとピッタリくっついてしまい、換気に有効な面積が稼げていないし..

シリコン材をシンナーで溶いてから注射器で縫い目に染みこませる感じで目止めをするのは効果があるし、作業も速くでき、仕上がりもキレイだ。
というわけで、こーなると、手持ちの膜様体のもの全部に施したくてウズウズしている。
既にVaprBivyは完全なSeamSealが完了した、お次は何だ?!

というわけで、昨日届いたBibler TripodをSeamGripで目止めしておりました。SeamGripもシンナーで溶けるので快適に作業が進んだ。
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BlackDiamondは律儀に注射器を付けてくれるので、これで3本になった。SilNet用とSeamGrip用で分けて使おう。
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by ulgoods | 2006-07-02 15:17 | 宿泊系 | Comments(9)