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Black Diamod POLELINK CONVERTER

地味な道具だが...

Hex3を立てるならトレッキングポールにアルミのPole Extenderで良いのだが、もっと背が高い物を張るときは長さが足りなくなる。手持ちの屋根ではAlphamid nanoを腰高に張るときはPole Extenderでは長さ不足だった。
ポールを二本継ぐのはHex2時代のカワサキさんの翻訳ページで見ていたが、どーもグラグラしそうで試してはいなかった。カワサキさんのページの物は先端部分を輪っかを外して細引きでやっているが、輪っかを2個外すのが面倒でもあったし...
グリップ側のストラップをミニカラビナでつないで細引きでぐるぐる巻きにする方法もあるが、最近のトレッキングポールはストラップの長さ変更が簡単にできるので、逆に緩んだり、その機構に力が掛かりすぎる懸念もあった。

そんなとき、何気なく三鷹のページを見ていたらBlack Diamod POLELINK CONVERTERが商品紹介に出ており、魚心に水心なので試してみた。
元々はBD MegaLiteのパーツであるが、ばら売りされたらしく嬉しい。
実測32gは結合の手間を考えれば許せるかもしれない。もちろんHexの専用ポール400g超を持つよりは遙かに軽い。
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結合は、グリップを互い違いに袋に入れてベルクロを三カ所巻くだけで簡単だった。グリップも断面は楕円なので短直径同士が合うように気を遣うと納まりが良い。ベルクロもキリキリ巻く。こういう継ぎ物は力の方向がズレると折れるので、何度か力を掛けて安定する位置を探すことになる。

少し体重を掛けてみたが折れなさそうなので実際に使ってみた。
継いだ長さは160cmくらいにしてAlphamidを張ってみたが、Pole Extenderに比べても特に弱そうな感じはない。ただし、モノポールシェルターでは長いポールを斜に立てて生活空間を広げる事もあるのだが、継ぎ物は特に曲げの力が掛からないように気をつける必要があろう。
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ま、基本的には端の回転が拘束されていないなら曲げの力も発生しないと思うが、部材としては個々のポールに対して回転モーメントが掛かる構造ではありそう。蹴飛ばしたりして撓んだ瞬間は危ない気がするので気をつけたい。

Hex3の時は従来どおりPole Extenderにすると思うが、Alphamidを連れ出すことがあればPolelinkを使うことにする。
Alphamidは出入り口面が垂直に近く、ポールが邪魔になりにくいから良いだろう。
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キレイに張れた!



使っていないときに使える使い道も考えないと...
やり投げに使えるかな→


Click!!

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by ulgoods | 2009-04-10 17:25 | 宿泊系

TarpとBivy

タープとビビを意味もなく庭に張ってみた。

しつこくBivyをやっているのだが、買ったまま塩漬けにしていたeVentビビ Big Agnes Three Wire Bivy があったのを思い出して張ってみた。
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こやつはeVentとCorduraの複合でできている。重量は膜と骨だけで860gくらいだったか、あまり軽くはないが頭部の空間が魅力だ。以前、同様に頭部に空間を張るID eVent UniShelterを持っていたが、メッシュの開口部が狭いのでいまいち開放感に乏しく手放してしまった後釜に据える予定。ID eVent Uni.も雪の上でも張ったし換気口が働いて息苦しくなくて良いBivyではあった。Big AgnesものはIDに比べると頭部が狭い感じでちょっと窮屈な感じがしたがメッシュの開口面積はBD Lightsabre並に大きい。非降雪期ならBig Agnesの方が開放感はありそうだが、降雪期ならID Uni.の方が居住性がよさそう。頭骨無しのeVent BivyとしてはID CrysallisRab Superlight Bivyが居るが、寝るだけならそれでも構わない感じで使い分けたい。

いずれにしてもBivyでは雨天時の出入りを考えると気が滅入る。以前、MLDのMLD Monk Spectralite.60 Tarpを張ったとき、いろいろとBivyを覆う張り方をやってみたがシックりいかずにますます滅入っていたのだが、最近Integral Design社のSiltarpの写真が変わったか?あの張り方をやってみようと唐突に思いついて、Siltarpは持っていないのでSilPonchoでやってみた。というのもSiltarpの張り方は遠目にどうなっているのか分からなかったのだが、最近の写真からは陰影が出ていて、恥ずかしながらやっと理解することができた。
概ねこんな感じだろう。
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本家
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張り綱が1本で済むのが嬉しい。

この張り方はIDの写真と短辺長辺の取り方とBivyのドアの方向を逆にしてある。これによって高さは稼げないが、Three Wire Bivyの開口部を濡らさずに出入りできることに気がついた。
軽くしたいのだが、手持ちのMLD Monkはサイズ的にSiltarpより幅が1ft.短いからこういう張り方はできなそうで、仕方ないから素材を仕入れて作ろうかなと思うようになってきた。120gくらいで仕上がるだろう。
Cubenは伸びがSilnylonほど期待できないので、上手く張れるかどうか...微妙。

とあえず張りっぱなしで雨を待つ。

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けっこう、しっかりカバーしてくれる。
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Silponchoの頭部は風が吹き付けたときに抜け穴になって膜体の力を逃がしてくれる働きをするようだ。
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な が い 毛 が し ら が ...山頭火

いつ読んでも笑ってしまう。
つい口元が緩んでしまった人もClick!!

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by ulgoods | 2009-04-08 19:32 | 宿泊系

Alphamid nano shelter

Alphamid型というのは、とんがり屋根の錐型(ピラミッド型)を縦に半分にたたき割った一見奇妙な形状のシェルターである。
典型的なAlphamidは下の写真のようなもの。
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この形式は軽量で耐風性が高く、傾斜が急なので結露が降らない&雪が積もらない利点があるとされている(もろに平面パネルに風を喰らったら辛いと思うけど...)。背が高いのは居住性も良好だろう。現在、製品として販売しているのは米国のOwareという会社(ヨーロッパ方面でも見た気はするが)だ。ポールで立てても良し、枝から吊れば尚良い。
前々から気になっていたシェルターゆえ、三鷹のHiker's Depotに委託品として置かれている物を見たときは、危うく即決で連れ帰りそうになってしまった。が、ちょと待てと脳みその片隅でささやく声があり、その日は引き下がってみた。

というのも、ちょうど一年ほど前、BPL(backpackinglight.com)の中古販売でCuben Fiber製のAlphamidシェルター、Alphamid nano格安で手に入れていたのを思い出した。これはBPLの主催者でもあるRyan氏がblogの中でも紹介しているソノ物、あるいは同シリーズの一つと思われて、おそらくはBMW(Bozeman Mountain Works)で製品化する際の試作品だろう。記事の関係から2年以上前の試作と推定されるが、製品化されていないことから没だったようだだが..
まぁ、BMWの製品でBPLが売るとしてもOwareが縫製すると思うけど。
写真はRyan氏のblogから
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nanoというのは、BPLがCuben Fiberを指すときに同時に使う言葉で、手持ちの物はCuben Fiber製の超軽量なシェルターだ。

ところが、これ、買ってすぐに張ってみたのだが、どうにもAlphamid型に張れずに、また、あらゆる稜線がキツイ懸垂曲線で構成され、何気なく張った感じが魔女の帽子のようにしか見えなかったので諦めて放置してしまっていた。
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ま、Cuben Fiberの素材だけでも元は取ったかなという感じなので、いずれ小物袋にでも仕立て直そうと思っていたところだったが、OwareのAlphamidに手を出す前にもう一度だけ張ってみようという気になった。というのも、今回は背を高く張ればAlphamid型になるのではないかという啓示が降りたのだ。

で、早速、再度張ってみた。
前回はトレッキングポール一本だけで張ったので高さは120cm程度だったが、今回はGolite Hex3のポールを持ち出してポールの節を一個残して150cmくらいに張ってみた。ら、だ!思ったよりAlphamid型を呈したような気がする。山で張るとしたらトレッキングポール2本を連結して長い竿を作ることになる。ポールの輪っかを小さなカラビナで連結し、マジックテープでグルグル巻にすれば良いはずだ。あるいはHex3用の延伸パイプをトレッキングポールに継ぎ足すか。
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おそらく、四角錐をスッパリ切った物ではなく、ビーク(くちばし)が出るように仕立てられていたのだろう。くちばし部分が前室として使えるから四角い室内も広く使えることになる。私の所に来た時は、隅々全部に張り綱が結ばれてあり、しかも幅広いno-see-um meshスカートがぐるり全周に付いていたわけだから、更に腰高に張られていたことは容易に推測が付いた。というのも、Alphmid型は頂部に換気口が付いていない。ベッタリ張ると換気が悪くて結露が凄いことになりそうだが、そんな状態をBPLの連中が甘んじているわけがない。今度は170cm程で張ってみた。まだメッシュに余裕があるし、換気はだいぶ良い。内部も広々した。

というわけで、このnanoを遊び倒すまではOwareのAlphamidはお連れしなくても楽しかろうと思う。
ああ、よかった...こちらの方がだいぶ軽量なのだ。Ryan氏のAlphamid nanoは重量が7.4 oz.(210g)と言われている。私の物は重さメッシュが付いている分重くて、それでも約10oz.(280g)で、悠々の広さの屋根が張れる。

Ryan氏の写真と詳細に比べてみた。だいたいの雰囲気は同じなのだが、一点、Ryan氏の物は補強布の一部が見えることから、背面に張り綱を取るタイがあるようだが、私の物には付いていない。後で取り外すことは考えにくいし、縫い跡もついていないから、やはり同型の別な試作品と分かる。
Ryan氏の張り方自体、Alphamidでないのが最初の混乱の元だ。たぶん、試作したは良いけど狙いが外れて換気MAXモードで張っていたのだろう。
寒そうだな...

今後、私の物にも背面にタイアウトループを縫い付けて室内が広くなるように張ってみよっと。

最近はCuben Fiberを小売りしてくれるお店がある。高価なのが難点だが...おまけに見た目は工事現場のガラ入れだしw
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だけど、とびきり軽くて可能性が広がる素材なのでね、仕方ないなぁ。

ヘンテコ好きには堪らない変な形だね。
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ああ、換気口も付けなきゃな→


ま、こんな屋根もありということで...ヘンテコ好きの人もClickちょ

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by ulgoods | 2009-02-12 12:03 | 宿泊系

アライ シングルツェルト / ARAI Single-Zelt Shelter

アライ シングルツェルト

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アライテントのシングルツェルトは日本発の世界に誇れる変形シェツターだ。
自分的には頭骨入りのBivyザックとツェルトの中間形状だと思っていて、雨天でのBivyでの悩ましい出入りの問題と、ツェルトの頼りなさげ感を解決する形だという期待の高まりはあるのだが、なぜか、ほしい物リスト中での地位は万年3位低迷で不動であった。

スペック的には
重 量 280g
サイズ 設営時:間口(入口)90cm×高さ(入口)90cm×奥行200cm
収納時:17×8cm
カラー オレンジ
素 材 30dnリップストップナイロンPUコーティング(エスフレッチャー)

アライ社的には
たった280gのツェルト型ビビィザックです。
と言っている。

ツェルト的に考えるとサイズ的には厳しいものがあるが、Bivyと比べると充分に空間が大きい。Bivyと比べることに若干の違和感はあるのだが、耐候性を持つ最小重量で夜を明かす道具として見れば比較は許されよう。
SingleZeltは居住性という判断基準を持ち込むことができる最小限の大きさと思う。無論、その居住性は期待できないが、無いよりかは遙かに上等だ。具体的には、頭部の空間があって座ることができるから、全てが寝たきりのBivyと異なって雨天でも座って食事ができる余地がある。奥行き200cmというのは横になる最低限の長さで余裕がないけど無駄もない。足下を吊れば三角形に空間を確保でき、下半身も風雨が直接触れないから伝導による冷えを防げる。
頭部と足元にも空間がある軽量BivyとしてはBlackdiamond Lightsabre(793g)Nemo GoGo(1.02kg)を持っているが、空間としてみた場合の決定的な違いは、ARAI SingleZeltは頭から潜り込んでも内部で反転(当然、壁面に触れるが)することができる点だ。Lightsaberは横開きで寝袋に入るスタイルで、雨天なら内部を雨に曝す。GoGoは四つん這いになって後ずさりしないと入ることができず、雨天なら手足を汚す。雨の日は別途屋根が欲しい。
重量的にも、ARAI SingleZeltは頭骨入りBivyとして見た場合はぶっちぎりの軽さである(280g)。というのも、頭骨入りビビと違って、トレッキングポールで吊るから専用骨の重量が不要だ。空気梁のGoGoですら梁とポンプでそれなりの重量が嵩んでしまうのだ。その代わりSingleZeltは自立はしない。リッジラインを張るだけのガイラインを伸ばす敷地と四隅のペグダウンは必須で、多少は張る場所を選ぶ。
ツェルトとして見た場合、足下が絞り込んであるのでその分の布が軽いはずと期待した。ちょうど、同社のスーパーライトツェルトと同じ間口と高さで足元を大胆に絞り込んでいる姿だ。ま、実は重量的にはスーパーライトは280gであり、SingleZeltと同じである。これは生地が28dnリップストップナイロンPUコーティング(東レ「ファリーロ」中空糸)に依るものだろう。同じ素材でシングルツェルトを作ってくれれば240gくらいになるのかしら?量産品だからいろいろと事情はあるのだろうが、どうせ変な形で世界に誇っているのだから素材も切り替えて、うぉ!と驚く重量に仕立ててほしいが、現時点ではSingleZeltの方が多少の耐久性を持っていると期待したい。また、足元が小さいから風に強いことを期待している。

ARAI SingleZelt、売れていないのか?写真や情報が極端に少ない。頭を出したおじさんの写真以外は得られなかった。結局は手にして調べないとよー判らんわけだ。幸いに価格設定が程良かったので、欲しい物リスト中の順位が急上昇して買ってみることにした。Hiker's Depotの開店日に注文して、翌週に手にすることができた。しかも、雑誌で何度か拝見したアライ社の人が手渡し納品に来た場に居合わすことができたので、いろいろとお話を伺うことができた!という特典付きであった。

夏の間にはびこった雑草や茗荷を片付けた裏庭は、まだ蚊どもの帝国なので、こちらはユーカリレモンの防虫剤で武装して臨んだ。
RayWayのTarpに比べれば、小さい分だけ張るのは簡単!
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張力が掛かるリッジラインは軽量生地の重ねだけでは強度的に不安が残るらしく、内側がバイアステープで補強されている。こいつに止水機能はなさそうなので先ずはシリコン剤で目止めした。わたし的にはこのシェルターは雨天で使いたいと思っている。
張って観察して判ったが、足元の三角の構成が面白い。これはリッジラインには縫い目が無く、リッジラインは折られているだけで、斜め方向に折った布を中央の縦縫い目でとめている。これなら縫い目の重さと工程を節約できるし、このサイズであれば構造的にも充分だろう。
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入り口の稜線一つとサイドにはジッパーが使われているのだが、さすがにツェルトというだけあって、前面の下は紐で結ぶ仕様だ。こやつは足元に通気がないから、ヘタに全部を閉めると窒息するかもしれず、紐結びで隙間ができてしまう構造にしてしまって、下から風を入れて上の筒に導くことで顔面周辺の換気を確保する考のようだ。もちろん軽量化にも役立っているが、雨の跳ね上がり対策や対昆虫戦は気持ちよいほどに無視されている。床の奥行きが少ないから結構ぎりぎりに頭が位置し、雨の跳ね返りは辛い感じ。
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わたしが長らく買わなかった理由として、生地の透湿性と足元にベンチレーション必要なのでは?という二点が思い出された。生地は「若干の透湿性能をもった防水コーティングです」となっているが、若干がどのくらいかは全く不明である。これが透湿性に優れるeVentで作られていれば文句無しに即買いであるが、そうなると重量も嵩むから魅力は薄れるので難しいところ。ベンチレーションは、前段で書いたとおり生存用は確保されているのだが、結露的には足元から頭上に抜ける空気の流れが欲しい。足元の構造用の縫い目だけ残してあとは切り抜いてメッシュを張るという手もあるのだが、そうすると耐候性が致命的なことになりそうなので、ちょと考え中。小さな庇が要るかな?あるいは吹き流し型か。いずれにせよ、通気が得られれば生地の透湿性は低くても結露が低減されると思う。元々の形状的から、体温で暖まった空気が上から抜けて足元から吸い込みで気流が起こるんじゃないかという予感。

幸い、裏庭で張っている期間中に降雨を得たので、内部にマットと化繊のQuiltを持ち込んで寝てみた。
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入り口にメッシュがついていないので、AntiGravity Gearで買ったBrawny Gear製だったと思う半身用の蚊帳を吊った(廃盤)。唯一、頂点の内部に小さなループがついている。
充分狭いが最低限の広さはある。頭から入ってから反転できたので、雨でもなんとか暮らせそう。暑いのに我慢して数時間寝ていたが結露は見られなかった。気温が高かったので、結露条件を満たしていなかったかな。で、暑かったので私は抜け、SingleZeltだけを雨の中で放置しておいて、あとでヘッドライトを付けて中を見たが、生地に針先ほどの小さな濡れスポットが多数できていた。もしかしたら強い雨で少し漏るかもしれない。Cuben Tarpとの併用が吉かも。紐で結ぶ裾は雨の跳ね返りで少し内部に浸水で水溜まり出来。ま、タオルで拭けば済む程度なので重大な問題ではない。

足元の換気が解決したら、ちょっとお山で使ってみようかなと思う。
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あるいは半分でぶった切って、Bivyの屋根として使うか...

時間が取れそうなときに限って台風か...週末はどうしたもんかなぁ
とりあえず「登山・キャンプ」へ+1..Click!

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by ulgoods | 2008-09-18 16:20 | 宿泊系

The Ray-Way Tarp Kit

The Ray-Way Tarp Kit

買い物もなければ山へも行かれずで..これでは山より道具も開店休業状態だ。

■言い訳
買う物がないというのは、USのコテージショップ系では軽量の幕素材Spinnakerが入手できないらしく、Gossamer GearやMountain Laurel DesignsなどSpinnで屋根系を作っているメーカーでは発注を受けてもらえない。どういうことだ?元々はヨットの帆の材料だから、そちらの世界の事情か?帆布としてSpinnakerよりも軽量のCubenは入手できているようだから、ヨット界の帆の材料の主流がCubenに移行してSpinnは製造が止まっているのだろうか?そーいえば、オリンピックを観ていてもヨットの帆は透け透けだ。あれはCubenだな。
山の素材として見た場合、Cubenはいっそう軽量ではあるが、擦過や尖った物への強度に不安が残るし、透けて見えるのでプライバシーを気にする場面では難がある。耐久性など考えるとSpinnはぎりぎり許せる素材として自分的に認知できてきたところであったので残念だ。何点かSpinnのシェルター、タープ、ザック類を持っているが、いずれ貴重品になるのだろうか?
また、Ultralight Adventure Equipment(ULA)などは、今年の稼ぎをやめて、12/1まで休業を宣言しているから素敵なザック類も買うことができない。おおかたロングトレイルを歩いているのだろう。結構なライフスタイルだ。
Zpackesさんも去年はPCTの旅に出て夏場は買い物ができなかったが、今年は仕事をしているようだ。とはいえ、新製品が出ないので買う物がない。アルミの折り紙鍋なんか要らないし。彼もアルミ鍋焼きの鍋を見たら驚くだろう。
夏のORショーも始まった。何点か良さそうなモノがあるが、買えるのは来年だろう。

山へも行けずと言うのは..数週間前にギックリ腰になってしばらく寝て這いずり回って過ごしたが、歩けるようになったとはいえ荷物を背負って山道を歩くには不安が残るというか、這いずり回りの記憶が残り、ある種の恐怖になっている。登ったは良いが山頂でヘリコプターを呼ぶはめになったら困る。
というわけで、腹筋と背筋の強化を行いたいのだが、それもまだ不安があり、専ら整体へ通い、家ではストレッチを行っている段階だ。学生の頃に左の大腿筋を肉離れし、お金もないから自然治癒させたのがギックリを期に本格的に痛みだした。歯と肉離れだけはお金がない学生でもちゃんとケアすべきだったなぁ。
一段落したら筋力UPと本格的ダイエットやるかな。

自動車を買い、買い物意欲を全部持って行かれたのも一因だ。今まで山道具に掛けた金額と同じくらいで買えちゃうのか?と思ったら、なんやら買い物意欲が低下したのは確かだ。なんせ、ペラペラ、薄々、超軽の一回使えば二束三文のモノに比べ、自動車は鋼鉄の固まりでメカも内蔵されていてあの値段だ。お金を使うならそっちが本筋だと、ちょと萎えた。まぁ、財布が違うから少し救われているが...

■ところが
最近は他のblogを読むのが楽しい。超軽量道具の記事や山行など見ることができ、わたし的には行かずして買わずして楽しむことができるのは良いことだ。
というわけで自分のblogがお留守なのだが、不得手ゆえに唯一残された自作の道をやるしか無くなってしまった。これにしても既に何件かの製作記事を見ることができるのだが、やってみないことには何とも言えない。中古ミシンは用意してあるが、下糸の仕組みがよく分からないとか、素材と技と根気と時間も必要..やらない理由はいくらでも挙げられるのだが、そうも言っていられない。何か作りたくなってきた。

■買い物
というわけで、Ray-WayのTarp Kitと教本を注文しておいたのが届いた。
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失敗しても良いように2つ買った。RayのTarpは耐候性とプライバシーの保護に役立つクチバシを持った長方形のタープだ。この型は低く張ると暖かいとは、今期JMTを歩き通した土屋さんから聞いているし、サイドリフターで釣るととても広く感じるというのはカワサキさんから聞いた話だ。土屋さんが使ったMFD製の亀の子タープは後縁を絞って台形にしてBeakをやめて塞いだRay式の軽量化変形バージョンだ。
かつて、Goliteから同型のCaveというTarpが出ていたが、今は廃盤で買えない。eBayなどで見かけたが、とても高価だ。元はRayさんのデザインだろうから、本家が出しているKitで作るのが男だろう。

懸垂曲線など取り入れていない直球勝負なデザインで多少は縫いやすそうだ。いざとなればクチバシの縫い付けをやめれば普通の四角なタープとしても使えるから無駄にはならないかなと、既に逃げは考えてある。
素材は、今となっては重い感が拭えないSilnylonであるが、Spinnなどに比べれば縫いやすいとのこと。本はイラストが多いので私でも理解できる雰囲気だ。文学書ではないので、英文も平易で助かる。
ミシンの練習を少しやろう。
本も一通り読まないと。
色は二色買った。無難なグレーと、ビミョウな紫と。
一発目で成功してしまったらどうしよう。軽量化のために変形させた版を作るか、型紙代わりに1つ残しておくか..などの狸算段をしている。
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布を相手にこんな複雑なこと...

Tarpが縫えてしまえば、お次はザックやナイフのKitもある!道は深い。


■懸念
あ!先ずは素材を広げる場所を作らないとな。
ああ、また一つ、作れない理由が出てきてしまった..

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by ulgoods | 2008-08-14 08:53 | 宿泊系

Terra Nova Laser Photon 追加写真

しばらく庭で張って写真を撮ってみた。
簡単に掲載する。

端部
一本のカーボン製支柱が入っており、内張と外張りに受けスリーブにはまっている。受けスリーブはフックを介してゴム紐で連結されている。
ゴム紐の機能は不明。ゴム紐で常に寄せておかないと設営や収納中に支柱が外れる可能性があるが、支柱自体をスリーブに固定できれば不要の部品と思われる。
内張と外張りの端部はストラップで張りが調整できる。
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通風
内張の足元(頭も)に三角のメッシュがある。閉じることはできない。端部をめくり上げることが可能なので、ここと内張の側面上部の半月型の大きなメッシュとで通風する。ただし、外張りのドアを開放しなければ風の抜け場所がない。外張りのジッパーは片方向からしか開かないので、下は締めて上だけを通風のために開けるということができない。外張りは開けておくのが基本のようだ。
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フック類
結構素朴な汎用品が使われている。
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生地
外張りは濡れると伸びるようだ。両端の自在で張り直す。これもあって、内張外張り間のストラップも必要。
内張は非常に軽い。芋虫の観察が容易だ。
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ちなみに、雨を吸い表面が軽く乾いた状態の外張り(内張込み)重量は623gであり、乾燥時より64g増加した。

二人で使える
前面のバスタブ高が低く、容易に潰れるので、前室との垣根が低い。
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外張りのみ設営
内張を外すのは簡単なので、外張りのみで張ってみた。
内張の重量は275gなので、ポールと外張りで446g+ペグで二人用の屋根が張れることになる。IntegralDesignsのSilDomeとは異なるが、ま、SilDomeを買うのは見合わせても良かろうと納得。また、内張の代わりに薄いBivyを使うにしても100g程度の軽量化にしかならず、別途蚊帳を使うとすると重量的にはほぼ同じになる。居住性からすると素直に内張を使うのが勝ちだと思う。
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ペグを減らせて、ペグ刺しの自由度が高まれば言うことはない。
庭に張りっぱなし出紫外線で劣化しても勿体ないので、ひとまず撤収。


vote for
結局今週末も山へ行けなかった。来週末も駄目な予定。
困った...
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by ulgoods | 2008-05-19 09:54 | 宿泊系

Terra Nova Laser Photon

Terra Nova Laser Photon - lightest tent in the world のフレーズと共にオジサンがテントから出てくるYou Tube動画で有名な英国製のギネス認定世界最軽量を謳う2枚壁テント(と言ってもmade in Vietnam)。
HillebergのAktoと(酷)似た形状で、自立式ではない。
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Terra Nova社は英国のテント屋さんで、山岳テントからファミリーテント、小物衣類などを製作している。
英国は然したる山岳がない国だが、山岳マラソンや三山早登りなどで軽量化を要求される場面もあり、このテント Laser Photonも山岳マラソンやアドベンチャーレース用としてギネスの世界記録認定マークと共に社のホームページに掲載されている。
きっちり傘を巻かないと気が済まない英国人らしく、1gを争う軽量化には余念がない。Laserシリーズは脈々と自己最軽量記録を更新しており、年代順に
Laser 1.27kg
Laser Competition 0.94kg
Laser Photon 0.79kg
と表示されている。

実際のLaser Photonは
ポール 147g
幕 559g
ペグ 15g(12本)
最小構成の重量が実測で721g、スタッフザックに入れたパッキング重量746g!
オプションのポールスリーブの86gで、全部突っ込むと832gになる。公式重量の790gというのは本体とポールスリーブ込みで、全スタッフザック類を除いた重量だろう。
以前入手したBigSkyのEvolutionが幕とポールで920gだったから、Laser Photonの幕+ポールの706gはすごく軽い。ま、ポールが一本だし、長さも短いのだが、Evolutionはカーボンだったから、Laser Photonもカーボンにすれば...うひひ!更に50g位は儲かるかな。
とは言え、付属の一本1gと言うチタンペグは細いピンだから畳に刺しただけで曲がってしまう。ちょっとやりすぎだ。意気込みは判るが実際の使用には尻込みをする。
張り綱と自在が案外ぞんざいだ。あと2,3gの軽量化の余地はある。
ポールはFibraplexにお願いして作ってもらえば40から50gは軽くなるだろう。逆に、強度が要求される場面ではポールの2本併用もできるから、作ってもらった方が良いな...
色は、イギリスのあの緑だ!

Akto似のカマボコ型だが、末端の構造がAktoと異なる。そこまで一緒だとまるっきりコピーなのだが、ま、ドームテントはどんなものでもドーム型な訳で、カマボコ型もお国は違ってもカマボコなので似るのは仕方あるまい。
頑張れば二人寝られるらしい。運の悪い方が前室で寝るのだ。というくらいの前室があるので、荷物置きとか湯沸かしくらいなら問題ない。
上部に換気口が無いのが気になっていたが、実物を見てもやっぱり無かった...。普段はドアを開け放つのが作法という設計思想。足元にメッシュがあるので、それで通気ができる。
などなど、
詳細は別途書くこととするが、何故、海の向こうの島国からテントを?という感じなのだが...英国は本邦と似て雨がちな土地と聞く。当然テントも雨を意識した作りになっているだろうから、本邦に於いても使ってみたいというココロであった。Aktoは皆様お持ちで私も見る機会があり、なるほどという作りであったが、Terra Nova社テントの詳細、特にLaser Photonは軽いということ以外は世界中漁っても詳細情報が得られないのは困った。軽いからには何か訳がある筈だが、それが判らずモンモンとしていた。
800gを切る雨天で使えるテントというのは画期的だ。手持ちのIntegrel Designs eVent Crysallisが実測で731gだ。この時点でLaser Photonの実測と重量的には同じくらい。雨天を考えてタープを持ったとして、最軽量のCuben Fiber製で84g+ペグ&張り綱となるから、Laser Photonよりは重くなる。で、耐候性はテントの勝ち。タープを張ると実は綱まで入れた必要面積はテント以上に広いから、フットプリント面積に於いてもPhotonの勝ち。これはテントの逆襲だ!が、こういう重量は往々にして裏切られる。メーカーさん良いこと書きすぎで泣かされることが多い。しかし、山宿泊のパラダイムが変わる可能性があるのなら重大事だ。結局買わなきゃわからんなぁ、と張り切ったり萎えたり。晴れているならばBivy&Tarpの方が気持ちよいのだが...
で、昨今のドル安。英ポンドは円に対してほぼドルの2倍のレートで動いてるので、ポンドも安くなっていた。一時期は200円を切った!このタイミングで、とあるお店が20%OFFをやってしまい、なかなかバーゲン期間が終わらずに、しかもカートに入れてみたら輸出なのでVAT(消費税)の17.5%が免除されて、送料も一時期は70ポンドとかべらぼーな事が書いてあったのだが、最近は39ポンドくらいでDHLしてくれるらしいことが判り、VAT分と送料がチャラな感じが嬉しくてカートに入れたまま買えなかったテントが、心憎いことにズーっとカートに残ってBuyボタンを押すのを待っており、んで、今後贅沢をしなければ何とか手が届くんじゃないかと思い始め、連休はお出かけできないので想いが発酵し、備えよ常に!の精神がついに5/1にポッチりしてしまい、5/7に手元に届いたわけだ。
こう見えても並々ならぬ努力をしている。

というわけで、朝受け取って帰宅後の夜中に張ってみた。庭でごそごそやりながら、なーるほど、こーなっていたんか!と疑問が氷解する瞬間を味わった。


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週末は雨らしいけど、張りに行かなきゃな..
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by ulgoods | 2008-05-09 09:23 | 宿泊系

GoLite 40°F Feather Lite Sleeping Bag

GoLite 40°F Feather Lite Sleeping Bag

冒頭からアレだが、この袋、もはや廃盤。アメリカのバッタ屋で安く買った。
特徴は肩で絞るようになっていて、頭部がスッパリと省略されていること!頭の部分は寒ければ帽子なり、ジャケットのフードでも被って寝ればよいという割り切り袋だ。だから軽量。
軽量化の究極は物を持たないことになるが、持っている物なら何でも兼用できるようにしておくのが肝。靴下を手袋にするくらいは当たり前で、寒ければパンツを被る人だっている。もっと変な、着る寝袋だってあるんだし、こんな寝袋はまだまだ真っ当だ。
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40Fだから4.4度対応と言うことだが、800FPが10oz.入っている。広めに作られているけど頭部が省略されていることを考えると、羽毛量からして、もう少し低温まで頑張れそうだ。海外のレポートでも”控え目な温度申告”と書かれていたっけ。
実測で胸部分の嵩高は5インチあり、手持ちのWestern MountaineeringのSummerLiteが4インチと書いて32F対応を謳っているので、こちらの方がもう少し低温でもいける勘定だ。実際、首部分のドローコードを絞ると生地が寄せられて静置時よりも実効嵩高が増す。ダウンの品質も良い。縫製も良くてダウン抜けは起きていない。お買い得だった。
巾着首絞り状態
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これ、作りがディファレンシャルカットなんだろう、内側の生地がぴんと張った状態にしてもロフトが潰れない。何がディファレンシャルカットというと、内と外の筒の径が異なる作りを言っている。単純な中綿入り平面布地を筒に仕立てた場合は内筒に張力が掛かると上面の膨らみが潰れてしまうが、元もと径が違えば張力は内筒だけが負担して、外筒の潰れは起きない。つまり暖かいと言うこと。

こいつはRegularサイズで、あまり搾っていないタイプだ。他に絞った少し軽量なTrim型もあるが、敢えてゆるいタイプを選んだ。狙いは、着衣を積極的に保温に使うこと。防寒着を着たまま心地よく眠れる寝袋探しの一環である。
夏場でも高山へ行く時は薄手のダウンジャケットくらいは持つが(天気によっては化繊)、それを睡眠時のダウンの足しにしない手はない。下半身もしかり。それら中綿入り衣類は体に近い場所でデッドエアを保つから保温効果が高い。それを外気から断熱する袋があれば、袋自体はさほどモコモコしていなくても良いじゃないかと思っている。そのためには、窮屈な袋では寝苦しいし、ロフトを相殺して逆効果。もちろん衣類も血行を妨げないように緩めを選ぶ...という睡眠系を前の雪シーズンから試している。トータルで暖かければ寝袋は軽いのを選べる目論見だ。
一発目として冬用にWestern MountaineeringのVarsaliteを買ったが、これもダウンジャケットを着たまま寝るつもりで肩グリの緩さで選んだ。ただし、冬はそれなりのダウンジャケット(Nunatak Skaha Plus)を着ていたので、さすがに窮屈でフードを被ることが出来なかったが(でも充分暖か)、Goliteのコレなら元もとフードが付いていないから窮屈になりようがない。GoLite 40°F Feather Liteの相棒としてはNunatak Skahaか夏ならmontbellのフード付きU.L.ダウンインナーパーカを使う予定。というか、U.L.ダウンインナーパーカが前のシーズンに出たので、それに触発されてこの袋を選んでみた感じだ。
脇下までサイズのWM Tamarakや腰までのNunatakのAkulaもあるが、まだ肩を露出して寝る勇気はない。何かでくるまらないと保温的には心配のココロだ。

寸法はGirth (shoulder/hip/foot):
62/58/39"、
手持ちのsummerLiteは
59/51/38"
だから、足の先以外はだいぶ余裕がある。特に胴体部分の豊満さが嬉しい。
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生地は20 denier Pertex Quantumとなっている。summerLiteはExtremeLite Ripstop 20 Denierとのことだが、これって同じメーカーの生地だろう。summerLiteの方が感触的に若干薄いようだ。
本体の実重量は本体575gで1lb. 4 1/4 oz.公表値の1 lb. 6 oz.よりチョイと軽い。ジッパーなど重い部品を使っていない&布地の面積が頭分狭いので重量が全部ダウンに行ってる感じだ。

足元に仕掛けがある。ちょと内部が過熱気味の時、ジッパーがないので辛いのだが、足元に生地が重なったスリッドが切ってあり、足を押し出して露出させることができるのだ。
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足が冷えれば急速に体温も下がるから、ジッパー無しでも過ごすことができる。もっと暑ければこの袋を"たくし下げる"ことで冷やせばよい。このスリットは足を突っ込んでいると張力でピッタリ閉じているので、不用意に外気が入って来ることは、まず無い。

別途、着たきり睡眠用具としてはQuilt系をダウン化繊と共に試している。ダウンのものはNunatak、化繊はBMWと我らがMFDのもの。
開き状態ではQuiltが楽なのだが、低温対応でマットを絡めたcocoonモードにすると密閉するのに手間で、こちらの袋は背中が露出する心配がないので気が楽だ。その辺、どっちが良いか総合的に見極めたい。
この袋の出入りはジッパー無しなので芋虫運動で"たくし上げ"が必要。冬の寒い日に布団の中でパンツを着替える時の運動だ。テントの中で使ったが、さほど不便ではない。が、ハンモックの中で使うのは、かなり辛いと思う。ハンモック用としてはQuiltが寝袋に増して有利だ。Hennessyから軽いハンモックも出たことだし、それはそれで試す予定。NunatakのQuiltは改造に出しているので、おっつけ帰ってくるだろう。

この袋やQuilt族で寝て、頭が寒いと困る時用にBMWの頭巾を格安で手に入れてある。試作品なのでメチャメチャ安かった。この頭巾、かぶって、前を止めて、ドローコードを脇の下に通して絞れば外れない仕組みで面白い。
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この袋が今期から廃盤で値段的にクーポンなど駆使するとsummerLiteの半額程度で買うことが出来るのは嬉しかった。Goliteの寝袋はお高いからなぁ..
Goliteの寝袋も今期からデザイン一新だが、デザイン的には昔のが好きなので、切り替わり時期のバーゲン品は見逃せない。

こんな感じで寝ているのかww
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こう見えても山道具を正値でかったことはまず無い。海外物なら送料入れても国内価格よりお安いのは当たり前で、セールの時を狙って送料を入れても海外の正値より安いくらいでないと購入に踏み切らない。流行遅れとか、色が変だとか、そーいうのは気にならないというか、どっちかというと色や模様が変なのは好きな質なのでお得だ。
普段着も海外バッタ屋から買っている。山メーカー物が正値の4割引、期間限定で更に20%引きとか...これでも、倹約しているのである。



奇異に見えるかも知れないが、常識なんてよく見かける物から擦り込まれただけなんだから...
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by ulgoods | 2008-04-25 09:57 | 宿泊系

雨とSerenity NetTentと...

昨日の午後から、比較的まともな雨が降り続いている。
庭にはGatewood+Serenity NetTentを張りっぱなしだったので、新しい寝袋のテストも兼ねて、雨音を聞きながら一夜を過ごした。
最近入手した(既に廃盤なんだが)、Golite Featherlite Bag(800FPの)は、別の機会に書くが、Gatewood+Serenity NetTentにまともな雨が作用した時の状況を記録しておく。
Gatewoodで雨の日を過ごすのは初めてだ。

幕は予め目止めをしておいたので漏水無し。完璧。パーツが表裏を貫通する箇所も見逃さずにやったのが良かった。とりあえず、雨具としては使える自信がついた。以前、Rainbowの目止めで苦労したので、勘所は押さえた感じ。
頂部の開口部(顔が出る部分)から雨が入ることはなかった。向きの加減と思うが、ちゃんと通気の機能している。

Serenity NetTentだが...雨とご一緒するとちょと問題が起きる。
長辺は幕の裾と距離があるので問題ないが、短辺(頭足部分)、特に四隅は裾に近い。と、時々雨の飛沫がメッシュに付着し、さすがに何千何万回と付着すると水滴に成長し、その辺は傾斜がゆるいから、そのうち重力方向に垂れて床に池を作ることが判明した。風が強けりゃ長辺方向も同じ目にあって水浸しだろう...
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Serenity NetTentの下部を高さにして10インチも撥水性の生地の帯で覆えば防げる筈だが、元もとの前提が違うのだろう考慮されていない。頭と足部分だけでも生地で覆えば...だいぶ違うんだが。
昨夜はそんなこともあるかとTitanium Goatの古い型のビビを持ち込んだので寝袋は濡らさない予定だったが、40F対応の寝袋はとても暑く、途中でビビを脱ぎ去ったので、寝袋の足元を少し濡らしてしまった。montbellのマットの150cmに枕を連結して、実質全身を乗せられるので、それでだいぶマシだった。

でも、がっかりしていない。
ま、こんなもんだ。本当の雨を想定したらBivyザックと併用するのが正解。あと床を拭くタオルとね。
雨具兼用でBivyに屋根が付くだけで充分ですって。
元もと雨の降りそうにない夏のSierra用に準備したんだから。
この手のやつは雨だと全部こんな感じだと思う。

TerraNovaのLaserなんかは、しつこいほどに、通気性が悪くなるだろうと思わせるほど、床からの布部分の立ち上がりが高い。英国も雨だから、そーなるんだろうな。

学習
・雨でGatewoodを使う時は撥水性の寝袋カバー系のBivy必要。
・下部が開いた屋根と蚊帳の位置関係がこんな感じの場合は、飛沫の付着・成長で蚊帳の傾斜によっては床に垂れる。
・目止めは今の感じで良い。
・地面が草や落ち葉なら飛沫問題はだいぶマシなはず。張る場所を選ぼう。

どの機能にどんだけ重量を割いて納得できるかということだな...
ま、たかが500gちょいで、あの雨の中で一晩ぐっすり寝られたんだから、それはそれですごいと思う。Gatewoodはタープよりは耐候性が格段に高い。

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花大根の青紫が雨で綺麗だから許す。


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山で泣く前に安全な場所でチェックすべし。
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あ、ちょと好いアイディアが浮かんだ...今夜試してみよう。
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by ulgoods | 2008-04-18 08:28 | 宿泊系

合体 Serenity NetTent

昨夜、思い立ってSerenity NetTentとGatewood Capeを合体してみた。
夜も12時をまわっていたが、ヘッドライトを点けて...
写真は今朝
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思ったよりまともなシェルターが出来上がる。Gatewood単体で張った時よりもNetで区画分けされると無駄なく空間が活きる。たぶん、同じ面積のシートの上に寝ても隅々までは活用できないが、こちらは縁が立っているので活用できる感じ。ネットで包まれているから、はみ出さない汚れない。
設営は、Gatewoodを張っておいてからNetを取り付ける。たぶんゴムのステーを張ってから頂部を吊り下げた方が早く張れると思う。仕組的手順的に雨でも中を濡らさずに張れるはず。


間取りは1P1D1V+S、独り用、ドア一カ所、前室+ストックルームといったところか。
寝た感じ、Gatewood一枚の時よりも、何ていうんだろう、包まれ感が増し、意味もないが落ち着く。
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頂部の真下なら胡座をかいて座ることができた。これならパンツの着替えも問題ない。
前室は靴が置けて、推奨はされないが、雨の日に固形燃料やキャニスタストーブなど炎が大きくならない火器なら調理可能なスペースが取れる。
後室はデッドスペースだが、ここは物置だ。BigSkyのTentと同様に何らか室内からアクセスできれば便利だろう。同じ課題が2個溜まったから改造を真剣に何とかしようかと思う。
バスタブは縁がキッチリ立つ。TarpTentのRainbowなどはフロア中心辺りの縁が寝てしまうのに比べてちゃんとしている。
唯一の柱であるトレッキングポールは前方斜めにオフセットして立ててみた。実際に内部で動く時や出入りの際に体がポールに干渉しないようにのココロ。
暴風雨時は吹き込みがあるだろうが、場所を選べば問題ないし、Quantum地のBivyと併せれば充分だろう。


頂部のハーネスとD環と
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外壁との間に結構隙間があるので、濡れていても不意に触れない。
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これ、悪くない予感!


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by ulgoods | 2008-04-16 09:27 | 宿泊系