VBL予備実験

VBL予備実験

以前からVapor Barrier Linerについて気になっていたので、ちょっと試してみた。
VBLは製品として数種類あり、とりあえずIntegral Desgines社のをカナダのお店に(セール品があった!)頼んでいるんだが、実距離以上に遠いお店のようでまだ来ない。呑気なのを待っていると春になるので身近な代用品を探すことにした。探したのはデカいビニール袋だ。最初はゴミ袋の底を抜いて何枚か連結しようかと思ったが、たくし上げたときに簡単に破けてはテストの意欲もなくなるので、一枚物で厚みのあるモノを物色した。その結果、まぁまぁ使えそうなモノがあったので注文したが、後で会社を調べてみたら...なんとその会社は同じ杉並区内の目と鼻の先、商品代金750円に送料750円は痛かった。今度散歩のついでに店頭販売しているか覗いてこようと思う。注文したのは0.08X950X1900mm、適度に厚く全身を収納するのに充分。
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このビニールというか、正確にはポリ袋だが、厚さが0.08mmあり米袋並みに厚い。切り開くとグランドシートに使えそう。また、最大では0.1X1500X2000mmなんてのが1枚300円なので、周が3mあるわけで、そのままでも一辺1mの正三角形チューブシェルターに張れたり、このくらい厚いと縫えそうな気もして、新たな作り物の素材になる予感がしている。グランドシートにはTyvekより良いかもしれない。Gossamer Gearでもポリのグランドシートは売っているが、あれは薄過ぎて辛い。

充分に寒い所でないとVBLによる寝袋の湿気防止効果は体感できないだろうが、いきなり寒い所で試すのは心配がある。なにしろビニールで全身を覆って横たわるなんて..恐らくは遭難して収容されるときくらいしか体験する機会(遅すぎるが..)が無いと思っていたくらいで、いざやるとなると勇気が要る。曰く、汗でベトベトとか、臭いとか、おおよそ良い話は聞いていない。いきなり寒い山でやって、そのまま収容されてしまってはご先祖様にアレなので、先ずは屋内で試すことにした。第一に、生理的な仕組みとして袋の内気が汗で飽和すると体が発汗を諦めるという辺りを確かめなければならない。さもないと汗かきな私は袋の中で汗の海に沈んでしまいそう。ただし、あまり熱いと熱が溜まって熱中症の危険もあると思い、適度に薄い寝袋の中で試すことにした。
数時間寝た結果は...熱の籠りは感じなかったが、やはり下着がビッシリ汗で濡れた。肌も汗でビタビタに濡れており、袋の中に水滴の汗が認められた。しかし、汗だまりができるほどでもなく、うまく熱をバランスさせれば水没は免れる感触を得た。
次はいよいよ氷点下の環境で試したいが、濡れをどうするか考えてから行かないと困ったことになりそうで悩んだ。素っ裸で入れば下着は濡れないだろうが、入るときはまだ良いとして、出るときに寒い場所で寒イボの肌を拭いて下着を着替えるのは辛いのは目に見えている。そこで考えたのがファイントラック社のフラッドラッシュスキンの下着で勝負すること。この素材は汗を吸わないから濡れないはずで、袋から出たら拭くか、さもなくば凍らせて叩いて落としてしまえば良いだろう。というわけで、持っていても悪くはないだろうから長袖とタイツを注文した。ナチュラムは在庫取り寄せらしく、しばらく来ないらしい...後で聞いたが三鷹なら翌日くらいでオッケーよということだったので、ちょと失敗。

某週末、その週末を逃すと再び自分で使える土日が来るのに2,3巡してしまうので、VBLは例の袋で、ファイントラックは手持ちの半袖の上だけにして、下はBPLのバーゲン40%OFFで買ったメリノウールのタイツで、この組み合わせは素材の違いで寒い所でどう濡れて乾くかを比較するのにも良いかと、不承不承の理由を付けて決行することとした。
場所は北八ツを考えていたが、前の晩の用事が遅くなり、起きてからのパッキングとなり、しかも冬タイヤに履き替えるのも面倒だったので近場でやることとした。
奥多摩駅に着いたのは12時。いつもながら遅い。
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とりあえず長沢背稜に出ることを目的に歩き、日没直前5時前に長沢背稜に出ることができた。雪はほとんど無く、気温も5時で-4℃程度と冷えてはいないが、モノが凍るには十分な低温なのでテストには丁度良かったと思う。

キャンプの詳細は省略するが、ColemanのPowerMaxストーブで常温保存おでんを暖めて餅を放り込んで晩飯とした。ColemanのPowerMaxストーブは寒冷でも予熱無しの一発青火点火なのでイザとなったらテント内でも危なげないし、海外のテストでは一酸化炭素の発生量が他のストーブに比べてズバ抜けて低いので重いけど愛用している。
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テントは着替えように広めの空間が欲しかったので、前回北八ツで張り損なったFirstLightとし、ポールは紛失を知ったBB氏から前日に譲り受けたカーボンを使ってみた。
肝心の寝袋は、MntFlyのHDP900を使った。着て寝て-17度は余裕だったが、今回は下着だけだが、外気温が-7,8度なので、裸で寝てもどうこう言うことはあるまい。VBLで数度の付加があるらしいが、どのくらいかはまだ把握できていない。

ここでひとつ失敗をやらかした。最初は寝る前と起きてから寝袋の重量を比較して寝袋が濡れていないことを確認したかったのだが、夕飯後のマッタリした時間帯にビニール袋に入る気になれず、とは言え-7℃くらいに冷えてきて、寝袋無しでは辛い状態になったので、ついついビニールを押しのけて寝袋で暖まってしまった。これでは体からの水蒸気を羽毛に吸わせることになり、乾いた状態でテストに臨めない。が、仕方ない。ここは定性的に確認できればOKとして、酒を飲みながらビニールに入るための心の準備をした。

12時を過ぎた辺りか、ふと目が覚めて、このまま寝ていてはテストにならないので、意を決してTシャツとタイツだけになってビニールに滑り込んだ。幸い、事前に寝袋内で暖めておいたので、ヒンヤリ感のないのが救いだった。頭部まで被ると別な意味でオロクなので、頭部は被らずに、首の辺りに手で絞った。て寝袋の頭を被ると袋から漏れた汗蒸気で濡らしそうなのと、間違って袋に潜り込んではイヤなので頭は帽子を被って露出させた。
いやーその後は爆睡しました。温くて気持ち良いよい。目覚めは8時だった。手で袋内を触ったが、案の定、下着はベタベタ、袋も肌も濡れてた。さて、どうしようかとしばらく考えたが、このままいつまでも居るわけにもいかないので、エイヤと袋を開けて上半身を剥き出した。

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その瞬間、袋から濛々と湯気が噴き出しテント内を満たし、口を大きく開けたテントのドアからモクモクと流れていった。おおお、これらが本来なら羽毛を通る筈だった蒸気で、実際には袋内の飽和で発汗が抑制されたと思うから少な目の筈。見事な蒸気に見とれているが、これと並行して上半身からもモクモクと湯気が上がっており、それと同時にファイントラックの下着はみるみる乾燥していった。30秒もしただろうか、テント内の視界もクリアになり、上半身も乾いてしまった。もっと寒いとどうなるか分からないが、湯気が盛大になるのだろう。上半身は着替えずに済みそうなので儲けたと思っていたがイヤなことに気がついた。呼気の濡れを低減するためにテントの通気を良くしており、起きる前は霜が付いていなかったのだが、テント内で盛大に蒸気をぶちまけたせいでテント内に霜が付いてしまった。たぶん寝袋にも少し付いたかもしれないのと、テントの霜は落とせばよいが、テントに触れて寝袋が濡れる。この点、二重壁の方が良かったかもしれない。ま、何事も経験。
写真は太もも辺りなのだが...水滴で中が見えない状態。
上に服を着て今度は下半身を袋から抜いてみた。やはり盛大に蒸気が上がる。薄いメリノウールのタイツだが、やはり、生地自体が汗を含むのか、乾く傾向だがファイントラック並の乾燥は得られなかった。乾く間で待っても寒いので履き替えた。
寝袋のロフトは寝ているうちに乾いたようでフカフカだった。寝袋を呼気からも守るとなると、内外の素材を非透湿素材にすると良いが...非透湿シェルの寝袋は乾かすこともできず、ま、濡れないのだから乾かさなくてもいいもしれないが、空気を通さないと収納もできずに現実的ではない。VBLをして更にBivy等でくるむ手もあるが、二重三重に仕掛けをやっては面倒で仕方がない。VBLからの出方と共に課題だ。
次回、ちゃんと時間が取れたら少し寒い目の寝袋と併せてやってみようと思う。興味を持った方は情報共有したいけど、お互いに自己責任でね。

着替え後はちゃんと朝飯を食って、長沢背稜を少し歩いて大ダワを下りて帰ってきた。
途中誰とも会わず。
遠くで犬が吠え、時々猟銃をブッ放つ音がしたが、大ダワで、たぶんクマの足跡列、数日前?を見た。猟師は鹿撃ちだと思うが、念のためクマと猟師に向けて時々声を出して歩いた。どちらもあぶない。
長沢背稜と大ダワの雪は多くてもスネくらい。日当たりの良いところは枯れ葉で乾いており、アイゼンとワカンは無駄だった。でも、しりもち三回。
大ダワの例の巨木周辺は枯れ木の円陣で立ち入り禁止になっていたが、ま、良い措置だと思う。長生きしてほしい。
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夜、街の明かりが見えた。街の上だけ悪そうな雲が垂れて街の灯が真っ赤に映っており、昔、避難先で見た(ような記憶があるが3歳の時だから怪しい)郷里の大火事の夜のようにも見え不気味だった。





雪の道で人の踏み跡の上に鹿の足跡を見た。
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で、一句
ゆき分けて 人が獣が かよい道...雪の奥多摩でULG詠む

なんちーてー、俳句になっているようでしたら一献Click!!

会うことはなかったけど、人も獣も同じ雪を分けた道を行き分けてるんだねぇ...
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by ulgoods | 2009-01-20 04:58 | 生活系 | Comments(38)
Commented by beyondx at 2009-01-20 11:45
すごいサイズのポリ袋があるんですねぇ!
グラウンドシート用に適当なポリ素材を探していたのですが、タイベックと比べて重量的にはどうでしょうか?

VBL実験、GREAT!!です。
不快感・皮膚呼吸系等心配ですが、実用になりそうな体感ですか??
袋系VBLだと衣類をinsulationとして利用できなくなりますが、衣類タイプのVBLであれば解決できますね。
非常に興味深いです。
Commented by ulgoods at 2009-01-20 13:00
探せばあるものです。”でかい ビニール袋”でググって追っていきました(笑
重量は今夜にでも追記しておきます。

VBですが、不快感は予想したほどではありませんでした。ま、人に依りますが..今はずんどうの袋ですが、IDのVBLが来て、首回りの扱いが楽なら使えると思います。あるいはビニール袋を人型に縫って着るとか(爆
Commented by ulgoods at 2009-01-20 13:05
皮膚呼吸に関しては、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9A%AE%E8%86%9A%E5%91%BC%E5%90%B8
を見る限りでは熱中症以外では大丈夫そうです。
007の金粉ショーは迷信だったのか...な?
Commented by 村上 at 2009-01-21 11:26 x
VBは、おまえが性転換して20歳代の細身の美人になったら、おおいに推奨してもらっても良いが、興味ないね。ヌードで思い出したが、warmliteはまだあるし、VBの服やシュラフもある。面倒だから英語はあまり読んでいないが、サウナスーツと同じではないか。シュラフは、3キロくらいの重さだ。ULではなく、UHになってしまう。
http://www.warmlite.com/cat-web.pdf
オリジナルのヌード美人Joanも老けたが、9ページのヌードは誰だろう。俺はこの画像くらいしか興味がないな。それにしても、Stephensonはヌーディストなんだろうか。

Commented by SGT. M at 2009-01-21 14:52 x
30歳代じゃ駄目ですか...
Commented by ulgoods at 2009-01-21 16:02
転換しても20歳代にはなれないので、村上さんにビニール袋に入っていただくことはできないようです。

Warmlite9ページ目...なるほど。
Commented by 村上 at 2009-01-21 16:47 x
飼い猫のジニー君だって毛布で包んで埋葬したよ。巨大ゴミ袋に入るのはごめんだね。それとStephensonはダメだな。1970年代ならヌードは反体制的でインパクトはあったが、今では右翼・反動的だ。購買意欲がそがれる。Wamliteも進歩がない。そういえば、ダウンマット(StandardとDeluxe)を二枚貼り合わせると、封筒型シュラフはできるが、重いな。誰も作らんし、作っても誰も買わんな。
Commented by rwalker at 2009-01-21 23:58
蒸れ蒸れお疲れ様です。

大判のビニール袋だと「Survival Bag」と呼ばれているものもあります。
幾つか有りますが、大体サイズは1m×2mくらい、コフランの製品は比較的厚手で、他の奴は薄手でした。
二つ用意して二重にし、間に枯れ草や落ち葉を詰めて簡易寝袋にする、昔のSWAG BAGのような使い方を紹介している本もあります。

また、ヒートシートで作ったツナギのような「Extreme Survivor Thermal Protective Suit 」というものも有り、これもVBLとして使えそうです。


Commented by ulgoods at 2009-01-22 07:56
村上さん、あれはゴミ袋じゃなくて、ゴミ袋状の大きな袋でして、内容物もゴミではなかったと思います(^^;;
Walmliteの創立者はヒッピーで、販促の手段と考えるには必要以上に裸なので、裸体主義(愛好)かとも思います。
マネージャーさんも同年代で、もしかしたら9ページの人でしょうか?
人も製品も、あの頃で止まっていますね。
息子さんの活躍に期待します。

ダウンマット2枚貼り合わせ封筒ですが、寝袋も省略できるとしたらステキと思うのですが、内部はVBと大差なさそうですよ。

Commented by ulgoods at 2009-01-22 08:11
rwalkerさん、ども!
二枚重ねで落ち葉で断熱ですか...サバイバルの範疇に入ってきますが、そこそこ温いですかね?ちょっと惹かれます。が、これもVB効果が出てしまいます。
わたし的には不快感は無かったですね。蒸してそのまま垢すりに移行したい感じでした。
IDのVBLが届いたので、これでゴミ袋状袋から脱却できます。手持ちの袋は切り開いて、あるいはそのままでグランドシート等に使う予定。

Extreme Survivor Thermal Protective Suitは良いですね!これならVBL中でもトイレに行けそうですし、蒸気を漏らさずにテントのドアを開けられそうです。でもアルミ蒸着です...今回ポリ袋にしたのも、体からの輻射は寝袋に回して断熱層厚の維持に使いたい感じだったのですが...これも試してみないと分からないですか、MECの会員証も来たので、そのいうち頼んでみます。
Commented by ulgoods at 2009-01-22 08:26
beyondxさん、袋の重さは250gもありました。
Tyvekと同じくらいな感じ。軽くはないです。1,2泊くらいならこの袋を持つよりも寝袋に汗を吸わせた方が軽いです。ま、無駄な形なので、人型に詰めれば2/3くらいになるでしょう。
VBLの保温効果で寝袋を軽ぅできるかがUL的には関心があるのですが、効果が明確でないので、冬の山では無用な冒険の範疇。
グランドシートにした場合は完全な防水防湿が望めますが、穴あきに関しては..どうだろう、これも石っぽいところで試してみますが、Tyvekよりは詫び寂感があると思います。滑るしね(笑

IDのVBLがSilNylon製で160g、次回はそちらにします。
Commented by zzz_bear at 2009-01-22 13:51
これはいかがでしょうか?(笑)
http://www.bbweb-arena.com/users/tuhan-ch/goldion-g.html
フィルム系の素材で厚さ65ミクロンって書いてあるので意外と軽いかもしれません。
Commented by ulgoods at 2009-01-23 12:13
zzz_bearさん、
ゴールドイオンバススーツ、いい形してますね。フードが付いていれば理想的。
上に羽毛服とか着られれば寝袋が軽減できるのでVBLも別次元に進化できそうな感じです。
女性用のフリーサイズって、身長どのくらいなんでしょうね?着られるかしら?
Commented by zzz_bear at 2009-01-23 12:49
残念、袖丈とかが微妙に小さそうですね。
http://image.rakuten.co.jp/y-works/cabinet/rj-1/gelsuit9.jpg
Commented by beyondx at 2009-01-23 19:45
ご計量ありがとうございます。
0.08mm厚でほぼタイベックと同重量。
グラウンドシート用にはもうすこし薄いモノでも十分かもしれませんね。
穴あきはどちらにせよ避けては通れないでしょうし・・。

>IDのVBLがSilNylon製で160g
こちらはずいぶんと軽いですね。
大きなポリ袋→大きなスタッフサックって感じでおしゃれ感UPです。
バックパック内の防水袋にも流用できそう。

タイトル「VBL予備実験」からお察ししてVBL実験モノはシリーズ展開でしょうか?
続編が楽しみです。
Commented by ulgoods at 2009-01-23 20:43
zzz_bearさん、
サイズ分かる絵ありがとう。何とか着られそうですね。腕が短いのは我慢するかな...
Commented by ulgoods at 2009-01-23 20:48
beyondxさん、
予備実験はまずまず成功だったと思ってるので、次回、雪の中で寝るときはVBLします。
IDの袋と、ファイントラックの長いの上下が来たので準備完了です。が、ゴールドイオンバススーツも捨てがたく...今週末&来週末は諸事情あり山へ行かれないので、事前に試す時間が取れそうです。

お試しになるなら袋(未使用の)お送りします。
Commented by beyondx at 2009-01-25 02:24
ポリ袋から噴き出す湯気のインパクトに目を奪われておりましたが、寝袋自体はフカフカだったとの事。寝袋内の羽毛は体から出る湿気から守られてドライな状態だったって事ですよね!スゴイッ!
課題も多々ありますが可能性を強く感じます。

VBLの理論では皮膚が湿度飽和を感知して不感蒸泄が止まる・・との事だったと思うのですが、その為には皮膚表面において高湿度ベタベタ環境を朝まで維持する事が必須な感じがします。湿気恐怖症なのでテストは辞退させてください(笑)
出来れば袋タイプではなくスーツタイプでピタッとしたい気もしますが・・
Commented by ulgoods at 2009-01-25 03:16
ビヨさん、こんばんは。
袋はブカブカでも内部が飽和する時間が少し余計に掛かるだけで、自分が科したテスト自体は達成できたはず。
内部からの蒸れは完全に遮断しておりました。次回は抜けるときに湿らせないようにしないと。
湿気恐怖症ですか..それは残念。サウナはご一緒できませんね。

ビヨさんには是非スーツタイプでピタっと!ああ、ピタットならあの方が...

一見、莫迦なことをやっているとお思いでしょうが、自分の言葉で語るには経験したこと以外はうまく言えない性分です。たとえ、成功でも失敗でも自分が次のことを考える材料になるので備忘録たるこのblogには書いておきます。
お目汚しの段は「呆れ」ということで、笑って流していただければ幸いです。
Commented by 村上 at 2009-01-25 09:31 x
PubMed(アメリカの公開データベース)にvapor-barrier を入れて検索してみた。寒冷状態の研究はほとんどなく、高温下での生理学・労働科学的研究は出てくる。当然、高温下では、高体温になりがちで危険だからな。寝る実験は引っかからない。ULには根拠のあやしい部分がある。Jordan (Ed.)の本は手元にあるので、読んでみるか。外は雪だよ。
Commented by ulgoods at 2009-01-26 01:48
村上さん、
VBLはULの手法とは切り離して考えて下さい。バリアによって加温されて羽毛をそれ相当量以上に減らせないと軽量化には結びつきません。一泊程度なら手間の割に儲けが少ない手法です。
私としては一応の仕組みに納得できたので、怪しい部分を一つずつ潰す目的でテストに臨みました。実験装置を用いて条件が再現できないので、やってみた程度に終わると思いますが、羽毛がよいか、化繊がよいかの話しもあると思うので、羽毛で湿気コントロールをする際の諸コストの事例として残せれば良いなという感じ&橇を曳いて数日雪の平原を歩いてみたい願望処理の一環です(笑

次の記事に書きましたが、暖かな部屋で雪見酒といきたいものですね。
東京も降らないかなぁ...
Commented by 村上 at 2009-01-26 10:56 x
仕事中に論文検索をしてしまった。2008年の重ね着の研究だ。中綿をウール+ポリエステルにすると、その逆よりも圧倒的に水分蓄積が小さくなる。理論計算と実験結果が載っている。別便で送っておく。シュラフに応用できる。つまり、ウールの下着かライナーを使い、ポリエステルの中綿のシュラフに入ると、水分の蓄積がすくなくなる。
Commented by SGT. M at 2009-01-26 11:52 x
こんにちは。

下着かライナーをウールに、とありますが乾燥特性と吸着熱等に関係がありますでしょうか?
毛細管現象?
衣服内水蒸気圧?
ウールが良好な結果にとても興味があります。

というのもモールデンミルズ社の布が使われた某社のフリースを(寝る時も)使用してから
ウールを新たに導入するメリットを感じなくなったので
http://www.j-tokkyo.com/2002/D04B/JP2002-038360.shtm

某ショップの中綿に推薦したのは
http://www.toyobo.co.jp/seihin/ap/moiscare/moiscare.html

発熱繊維はニセ科学?
Commented by 村上 at 2009-01-27 06:56 x
実験の設定は、体温35度、湿度96%、環境はマイナス20度。Goretexでサンドイッチした中綿、 wool + polyester、polyester + wool、wool + wool、 polyester + polyesterの比較。厚さは0.25~2.75センチ。wool + polyesterの水蒸気透過はpolyester+ woolより7%多い。wool + polyester のheat lossは1.26(KJ/cm^2)程度。polyester + woolは1.45(KJ/cm^2)。ちなみにwool+woolは1.3、polyester+ polyesterは1.4程度。24時間のテスト。論文には得体の知れない数式が出てくるが、無視して図だけ読めばよい。ウルちゃんにPDFを送ったので、転送してもらえ。こっちは雪で寒い。鍋の季節かな。
Commented by ulgoods at 2009-01-27 11:17
SGT.M,
私は発熱する繊維というのは、まだ眉にツバ付けて見ています。
凝結熱のこととしても繊維が湿気で飽和するまででしょう。冬なら着た瞬間に暖かいのは嬉しいかもしれないですが、発熱を謳う繊維製品は姿勢に疑問があるので買わないことにしています。
http://www.nc-news.com/frame/20060220/kuj060220.htm

東洋紡のモイスケアに着目ですか。さすが、地獄のファブリックUL軍曹!最近はPrimaLoft Infinityも出てきましたが長いフィラメントが主流のようですが、モイスケアの50mmというのはどうなんだろう?
Commented by ulgoods at 2009-01-27 11:31
村上さん、
論文の紹介ありがとうございます。ただいま斜め解読中です(^^;;
Thermal comfort and clothing insulation of resting tent occupants at high altitude
を送っていただきましたが、なかなかGoreのところまでたどり着きません...
とりあえず、SGT.Mに転送すれば宜しいんで?
Commented by 村上 at 2009-01-27 12:32 x
悪い。間違えたので送り直した。SGT.Mが読みたければ転送頼む。ウールが良いとは聞いていたが、 layerの順序で1割も保温性が違うとは参った。セールでウールの下着を買っておくべきだった。まあ、発熱する繊維は用心した方がよいよな。湿気を含んで発熱するのなら、論理的には乾燥する時に、たくさん熱が必要になる。それならメリットがない。この疑問があったので買っていない。。
Commented by SGT. M at 2009-01-27 15:05 x
村上さん、ありがとうございます。
PatagoniaのR2というフリースが一度試着してサイズが合わなかったので
タンスの肥やしになっています。よかったら着ませんか? 部屋着にでもしてください。
USのMですが同じモデルでも製造年によってサイズが異なります。
気にくわなかったらulgoodsさんに(笑)


> 発熱を謳う繊維製品は姿勢に疑問があるので
(推薦しておきながら……)御意にござります。
ユニクロのヒートテックもこの類いかな。

> 長いフィラメントが主流のようですがモイスケアの50mm
コンテニュアス・フィラメントはコールド・スポットが出来にくい(ストレッチ性能も持たせることが出来るのでは?)ので注目しております。
PL Infinityはクロー値が御粗末すぎます……
モイスケアの綿を見せてもらいましたがコンテニュアスではありませんでした。

吸湿性、速乾性、保温性など、化繊・天然素材ともに
布自体の構造やデザインまで考慮しないと一概には言えないと思うのです。
(どこかで読んだフレーズだw)

某F社のウェア、フラッドラッシュ・スキンメッシュのクロー値はご存知ありませんか?
ラミースピンは出ているのですが……
Commented by マイナスイオン at 2009-01-28 20:09 x
http://www.excite.co.jp/News/bit/E1232596583652.html
鰯の頭も・・・
Commented by ulgoods at 2009-01-28 22:34
マイナスイオンさん、
記事の紹介ありがとう。
繊維が完全に断熱体としても、気化熱が供給されないと表面で蒸発できずに濡れると水の熱伝導は高いから結局は肌から熱が輸送される(冷える)ことになるんじゃないかしら?体から気化熱供給を必要としないで蒸発できるんだったら、そりゃ外側は暖かいと言うことにもなるし。
永久機関みたいに鰯の頭を売りにしているところがチョットね...
だって、同じような材質を夏は気化熱で涼しいとか言って売るんでしょ。
Commented by SGT. 293 at 2009-01-29 14:29 x
逆に考えてみると
ファイントラックのフラッドラッシュ・スキンメッシュは
夏は暑いってことですかね。
冷却のために汗を出しているにも関わらず……
Commented by ulgoods at 2009-01-30 18:16
SGT.293、

液体の汗が肌にベッタリくっつかずに、乾いた状態で発汗が阻害されないというのは体温マイナス数度という状態を保つことができて、地下水みたいに温度が一定だと夏涼しくて冬暖かくという感じじゃないだろうかと。
Commented by 村上 at 2009-02-05 15:36 x
知らないおじさんから物をもらってはいけませんと、小学校の頃、習ったな。綺麗ななお姉さんならもちろん良い。SGT. Mよ。R2は受け取った。超高級品だな。 教えには背くが、ぴったりだし、もらっておく。野外で使うには弱い気がする。通勤に使わせてもらう可能性あり。後で祟らないように、何か、そのうちに送る。
Commented by SGT. M at 2009-02-05 18:27 x
お年寄りには優しくしなさいと、小学校の頃、習ったっけか?

某社の製品は↓
http://www.patagonia.com/web/jp/includes/ironclad_guarantee_pop_up.jsp?OPTION=SAR&assetid=6750

でもそのR2はスペシャル版なのでクレーム対象外だと思います……
Commented by 村上 at 2009-02-05 20:29 x
学校、嫌いだからね。お年寄りは粗末にしないと、惚けるし、弱るよ。軍隊色はカタログにはなかったな。スペシャル版か。軽量セーターという雰囲気。普段は涼しく、雨具で風を止めると温かくなるという設計か。しばらく通勤で使ってみる。
Commented by ulgoods at 2009-02-06 11:13
SGT.M & 村上さん、
何やら交渉成立のようで、ようございました。

ミル仕様のR2で通勤する人って...カッコイイです。
ちなみに、冬でも短パンでしょうか?冷えるので少し心配です。
Commented by 村上 at 2009-02-06 13:30 x
短パンは5月の連休明けから10月くらいまで。見るだけで寒いと文句を言われる。服が要らないので超経済的。しかも出世できないので、自由時間が多い。ラッキー!朝6時頃、ロードレーサーで走ると、凍えるな。それで冬用ロードタイツ。残念ながらR2はウインドブレーカー(雨具)の下。女の子にちらっと見せると効果的かな。
Commented by ulgoods at 2009-02-07 00:46
村上さんのロードタイツに短パン姿、最近歯並び矯正で男前が上がっているからR2のチラ見世で無敵でしょう。ご商売、開店休業にならないように。
出世はしなくて結構ですので...
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