昔の山ランタン

懐かしいランタン。これは、私が中学生の頃と思うが、確かキャンプ用に買ったもの。
折り畳み式で厚さは3cmくらいだろうか、フックを外すとパタパタとバネの力で組み上がる。雲母の窓が付いており、赤い屋根が可愛い、アルミブリキ細工の凝ったやつだ。
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重さは237g、組み上がったデカさの割には軽い。
箱の絵に見えるテントはMSRのTwin Sistersではない。昔のA型三角テント。
私も三角テントは持っていた。いつぞやのお年玉を親父に全部巻き上げられて共同購入したのであるが、冬は暇な仕事の親父はワカサギ釣りに熱を上げ、ついにテントはワカサギ専用に獲られてしまった...確か、オガワのテントだったと思う。
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今週末は父親の十三回忌で田舎へ帰るのだが、それまでにやっておくことを思いだした。というのも、前の夏に行った時、もう何十年も本棚の同じ場所に置かれたランタンを、行くたびに持って帰らなきゃなと思っても忘れていたランタンを、前回は忘れずに持ち帰ることに成功したのだが、帰ってきて箱から出してみたら壊れて底が抜けていて使えない状態になっており、そのうち直さなきゃなと思っていたのだが、そのままだった。思い出したこの機を逃すと、かわりに我が家の本棚に数十年置かれることになりそうで..
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リベットを打ち直せばいいやと思っていたが、直す段になって実はこのリベットが厄介な場所に付いていることに気がついた。組み立て順番で最初の方なのだろう、全体をばらさないとトンカチ出来ない。
ダメか...と諦めかけたときに閃いた!以前ヲヤヂストーブを作成するときに使ったブラインドナット機、あれでブラインドリベットをカシメればトンカチやらずとも止まるはず!確かリベットも数種類買っていたはずだ。ということで、工具箱の底を漁ると出てきました...しかもカシメ機は父親が生前使っていた物。これもだいぶ前に家から略奪してきたものだ。
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となれば後は簡単。歪みをペンチで直して、程良いリベットを差し込んで、2,3回握力を掛ければリベットが決まる。チョチョイのチョイである。
再びパタパタと広がった。
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たぶん、仏壇の太めのロウソク用なんだろう、底にロウソクを咥える長さを調整する仕掛けが付いている。けっこうこだわって作られていたようだ。
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これ、華奢だから山へ持っていくことはないと思うし、最近は滅多なことで停電もなくなったけど..折を見て時々使ってやろうと思う。


親父の道具で直したから少しは供養になっただろう。
ありがとよ、長かった宿題が一つ片付いた...あの頃住んでいたトタン屋根の家を思い出したよ。
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by ulgoods | 2009-01-09 23:11 | 生活系
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