八幡平から田沢湖(中断)

取り敢ず、帰ってきた。
予定では
盛岡まで夜行バス
八幡平まで路線バス
トレイルに入り大深山荘泊
八瀬森山荘、大白森山荘を経て田代平山荘泊
乳頭山を経て
阿弥陀池小屋泊
秋田駒を周遊し田沢湖へ下る
であったが、、
実際は二日目に大深山荘から田代平山荘に到達できず、手前の1063ピーク付近でビバークを余儀なくされた。翌日は意に反して風雨厳しく、残念ながらも喜々として乳頭温泉へ下山し、山行を終了する。
乳頭温泉では、運良く、乳頭山へ偵察に来ていたrwalker氏と合流することができ、一緒に湯に浸かった後、氏の車で仙台へ連行され、酒池肉林の宴(焼き肉屋と居酒屋はしご程度)となり、その夜の夜行バスで新宿へ向かい、今朝、無事帰還を果たした。
台風を避けて快晴山行の予定ではあったが、お天道様はその抜け駆けを良しとせず、初日から降らせ、二日目はお目こぼしで晴れを得たが、三日目は更に風雨強くと、空模様の当ては外され、また全行程の80%は藪こぎであり、濡れた笹と道の湿地の泥寧に難儀して乾く間もない状態が続いた。ビバーク地点付近では翌朝に熊らしきにも遭遇し肝を冷やしたりもした。

しかし、湿ったブナの森を歩くときや、小ピークから見下ろす視界一面のブナと青森とど松の樹海の広がりに我が郷土の森の豊かさ未だ健在を知り感謝と感激の念を覚え、また時折通過する高層湿原と池糖に忍び寄る秋の寂寥には心を洗われ、しかも不本意にも下山した乳頭温泉では手の甲がふやけるまで湯に浸かり、山(道具)の友とも会い、今思えば何とも充実した山歩きであった。

地図を見返し、GPSの軌跡を辿りつつ、歩いた道程の充足感と歩き残した道への憧れを新たにしているところ。
記録はいずれ

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by ulgoods | 2008-09-24 17:01 | 山行 | Comments(11)
Commented by rwalker at 2008-09-24 21:10
お疲れ様でした。

天気は生憎でしたが、乳頭の湯はなかなかでした。
今日もまだ肌がすべすべです。
Commented by なまこ at 2008-09-25 13:05 x
しかし、過酷ですね。ulgoodsさんの真骨頂ですね。詳細なレポートに期待してます。  藪こぎですが、小生にもつらい思い出(トラウマ)があります。利尻島で、特別記念物であるチシマサクラ(日本で最後に咲く桜)の開花調査に同行したときのことです。当初は日本最後の花見、ということで、粋で楽しいハイキングと思いきや、2−3mはある北海道のクマ笹の藪こぎ、藪こぎ、藪こぎで、大変でした。あのときも小雨が降っていました。考えてみれば、山(利尻山)の斜面にひっそりと生息している、野生のいきもの、ですので、川の土手にある桜並木を想像するほうが、おかど違い。 調査も終わり、下山の途中の藪で、学芸員の調査員と離ればなれになり、しだいに、二の腕に力が入らず、他人の筋肉のごとく、全くいうことを聞かないまでに、体力の髄まで取られました。 それ以来、しばらくの間、笹を見るだけで、腕の力が抜けるような思いでした。 無事の生還、なによりです。
Commented by ulgoods at 2008-09-25 13:53
rwakkerさん、乳頭温泉は良い湯でしたね。
おいでになる前に既に一時間くらい浸かっていたのですが、私はスベスベ感がありませんでしたよ。皮膚が老化しているのかな..

私が風呂に一時間というのは最長記録!半分くらいは道後温泉風に寝転がっていましたが..お陰様で患部も癒えました(笑
Commented by ulgoods at 2008-09-25 14:00
なまこさん、こんにちは。
チシマザクラの調査ですか!良い場所で良いお仕事してますね。うらやましい。
しかし、髄まで吸われるとは、壮絶な藪漕ぎ体験ですね。虎とか馬とかが退散するようにお祈りいたします。

今回は道はあるのですが、刈り払いしていないらしく、遠目には道は笹が少しへこんでいる程度にしか見えません。背も高いところでは2mを超えており、なかなか手強かったです。
滑るので足元を見て歩くと、意地悪く伸びた木の枝に頭を打ちます。3回ほど強打、切り株に引っかけてゲーターも破きました。
でも、温泉も随所にあり、いい山ですから、足を延ばしてみて下さい。
Commented by rwalker at 2008-09-25 18:08
>スベスベ感

今思うと、ただ単に肌に脂が浮いて滑りが良かっただけかも知れません。
あの周辺はかなり良いので、安い宿を探して数日滞在しながらスキーやスノーハイクをしようかと思います。
Commented by 理事長 at 2008-09-25 21:14 x
私も一昨年葛根田川・大深沢を周遊しましたが、南八幡平は好い所ですよね。大深山荘もきれいな小屋だったと思いますが、三ツ石山荘は私の知る限り日本で最も素敵な小屋(?)ですから是非一夜を過ごすことをお勧めします。(秋の渇水期は池の水を浄水する必要がありますが・・・)
また、私が行った時も稜線の横を通るの部分の刈り払いはありませんでした。雨の中あそこを歩くのはさぞ大変だったでしょうね。
Commented by ulgoods at 2008-09-26 08:14
理事長殿、こんにちは。
大深山荘に泊まったときのお隣さんが、葛根田川から支流を遡って小屋に入ったと話していました。良い沢であったとのこと。
あの辺は今まで行かなかったことが勿体ないくらい。バスで寝られるように修練し、たびたび足を運びたいと思っています。
刈り払い無しというのも野趣があって良いです。分け出でて出会う森や湿原が素晴らしい。
森と林の違いを実感した山行でした。
紅葉の頃はさぞかし美しいでしょうね。混むのは嫌なのでどうしたものかと思っています。
Commented at 2008-09-26 14:27 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2008-09-26 14:28 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2008-09-26 14:32 x
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Commented by ulgoods at 2008-09-28 08:27
なまこさん、免疫系の研究をなさっていたのですね。
利尻島にいらっしゃったのですか..従姉妹が一時期、札幌の学校を出て利尻で医療系の仕事をしていたっけ。何年か奉公すれば奨学金が免除されるとかで。
そう言う調査に声を掛けられたら行ってしまうかも。国内外で手弁当で長期の自然調査に参加する会がありますが、行きたい人は多いと思います。私も二週間くらいなら都合を付けていってみたいかも。
なまこさん、また、お山でお目にかかれますよう。
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