The Last Trapper / 狩人と犬、最後の旅

The Last Trapper / 狩人と犬、最後の旅

知らなかった。こんなにいい映画が出ていたなんて...
しかもフランス映画だ。
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カナダの本当の猟師が出演している。演技ではなくて、演技が面倒だからって本当のことをやってる(グリズリーだけは演技してる)。だから道具やテクニックや暮らしの細かなところまで参考になる。冬のロッキー山脈での森の暮らしが垣間見られた。
森も動物も、その一部としての人の営みまでも美しく愛おしい。

最近はフランスや北欧の映画を見ることが多い。ドンパチ映画と違って何度も見返してしまう。
子供にも見せてやろっと!
レンタルしていては申し訳ないので愛蔵版にすべく手配中。

細かいことだが参考になったこと
エマージェンシーキットに蝋燭を追加しなくては。照明でだけではなく、焚き火の火種として。
行動中の彼らは保温層の上に薄いヤッケ1枚だ。
テントと薪ストーブがあればあんな所でも暖かくいられる。
カヌーの補修には松ヤニとビーバーの脂を溶かして塗るのか。
凍った湖に落ちたら..ああ、怖い。
しかし、無線機の電気はどうやって得ているんだろう?
などなど
犬をつれて歩くと良いだろうな...

rwalkerさんはYukon川をカヌーで下ったんだよな。
若いうちにそういうのを済ませておくのは良いなぁ。歳とってから萌えると身動き取るのに大変だ。

そうそう、音楽でLeonard CohenのBy The Rivers Darkが挿入されていた..
Hallelujahが聴きたくてiTunesでアルバム買ったんだけどね。だだーーっと暗くなるからあまり聴かないけど、久々に聴いたらやっぱり脱力した。



そう言えば、長沢背稜を歩こうと、水場を探していたら、
メガネを囓られた日の、私が歩く数時間前の同じ場所の記録を見つけた。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~mt_singo/hike/toridani3.htm
チャも写真が出ているし、シロの話も出ている。その人も確認しているけど、やっぱり奥多摩の小林だった。エサを強請って手まで噛むらしい。メガネで良かったと思うべきか..
それにしても、自分がやがて行く場所の状況を写真付きで見られるなんて、なんだか時空を越えて、タイムマシンでちょっと時間を逆戻りしたような奇妙な感じがするNet体験。

映画でも犬が重要な位置を占めているんだけど、大事にされているがなぁ。
次回も似たような犬を見掛けたら奥多摩の町役場に問い合わせてやろう。

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しかし、あの広大な森林での質素な生活も成り立たなくなりつつあるとは..深刻だ。
「登山・キャンプ」へ+1..Click!

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by ulgoods | 2008-05-12 09:38 | 駄文系 | Comments(33)
Commented by くんそう at 2008-05-12 13:15 x
今でも十分お若いじゃないですかっ!

オイラは今の方が身動きとれますw
Commented by ulgoods at 2008-05-12 13:52
おお、くんそう!
こっちでは久々ですね。

今の方の”今”っての、今度聞かせてもらいますからww
Commented by zzz_bear at 2008-05-12 16:36
お、コイツがチャですか。あの辺では猟犬が食べれるような獲物はいなそうですが、やはり腹を空かしていたようですね。
Commented by rwalker at 2008-05-12 20:53
こんばんは。
この映画は公開当時に宣伝番組を見て気になりましたが忘れてました。
今度借りてきます。

>蝋燭
火種としてなら仏壇蝋燭の細いヤツか、ケーキ用が使いやすいです。
ジッパーの滑りを良くしたり、銃の照門を炙ってスすを付け反射を防いだりもでき、高品質の蜜蝋なら食べることもできるはずです。
火種としてだけなら、溶かしたワセリンに浸したコットンボールも優秀です。作成時、衛生に気をつければ、皮膚の荒れ、カサつき、唇の荒れにも使えます。

>ビーバーの脂
松脂だけだと割れやすいので、粘りを与えるのでしょう。
樺の皮カヌーは、作るときにも前後の縫い目や、枝の穴など松脂で塞いで作ります。

>凍った湖に落ちたら
ジャック・ロンドンの短編でも、冬に川に落ちた男を描いたものがあります。
読んでて背筋が寒くなりました。

ユーコン行ったのは、もう十年以上前ですね。
のんびりした旅なので、むしろ年を取ってからのほうが楽しめるかもしれません。
次は冬に行きたいですが、いつになることやら。
「これぞ、ユーコン!」という画像を某所に張っておきます。
Commented by ulgoods at 2008-05-12 23:43
zzz_bearさん、やはり誰が見ても腹が空いてアバラが浮き出た状態だったということです。
飼い主にはこの映画の手垢でも煎じて飲ませたい。
Commented by ulgoods at 2008-05-12 23:46
rwalkerさん、是非観て下さいな。
あんなところをカヌーしたり放浪していたんですね...いいなぁ
映画の中でも皮の袋から紙と葉を出して巻いて煙草を吸っています。rwalkerさんの袋と似てた。みんなそうなのかな。
とか、思って観てました。
湧渾の思いでのお品、拝見しました。すごいな。
Commented by べー at 2008-05-13 07:59 x
見たかったのですが、アマゾンでの取り扱いがよその店だけなんですよ...。ナショジオのDVDでアラスカに生きるというものがあって、そこでも川に落ちた猟師の映像がでていました。再現フィルムが可哀相でした(笑)。
Commented by ulgoods at 2008-05-13 08:39
べーさんの所のDVDはリージョンはどうしてますか?
先日紹介したINTO THE WILDはリージョンが違うので、一回ごとに変更残り回数が減っていって..ちょっとリージョンを騙すソフトを噛ませないと見られなくなります。
べーさんも観て下さいな。アラスカの自然動植物ならスーパートランプの映画にも勝ります。そのうち、定期便で送りましょうか?

氷原で水に落ちる夢だけは見たくありません。
Commented by べー at 2008-05-13 10:34 x
注文しました(笑)。うちにはリージョンが違うPCがいくつか転がっているので、リージョンに合わせて鞍替えしています。


Commented by ulgoods at 2008-05-13 10:43
おお、ベーさんも愛蔵版!
そーいえばべーさんもアラスカに行ったことあるんですよねぇ...
あっちの方も行ってみたいものです。
Commented by くんそう at 2008-05-13 11:13 x
> 今の方の”今”っての

深い意味は無いですよ。
ネコも逝ってしまって天涯孤独になったということですw
このDVDねこ、ネコは出てきますか?

お前等親に感謝しろよな。
兄弟に任せっきりにしないで親孝行しろよな。
Commented by ulgoods at 2008-05-13 11:36
くんそう、
このDVDには美しい山ネコが出てきます。雪の中を歩く姿は結構たくましい。

親不孝、バレてますか...
Commented by べー at 2008-05-13 12:28 x
今年はアラスカに行きますか?
この間見たら、Wonderlakeのキャンプ場が空いていました。
もうシエラは混みすぎで...。
Commented by ulgoods at 2008-05-13 12:59
今年の夏はまだ未定です。
日本のアルプスで頑張ってみるというのも課題でした。
Wonder Lakeってデナリですね!バスも近い!
Commented by rwalker at 2008-05-13 13:08
>Wonder Lake

私が行ったときは、ドカ雪でキャンセルが多く出て、予約無しでも余裕で泊まれました。
バックカントリーも同様で、かなり人気のエリアを連続で3泊。
キャンプ場以外では人に会わず、ブルーベリー食べ放題でしたね。
Commented by ulgoods at 2008-05-13 17:45
ブルーベリー食べ放題...どうやら北欧やシベリアもよく採れるらしいですね。ヘルシンキに行った時、大きな紙袋に買ってむしゃむしゃ食ってました。
野外で夢中になって食べてたら熊さんと背中合わせだったりして(笑

北欧は他人の土地に入って採集してキャンプする権利が保護されているとか。スナフキン量産モードが整ってる。
Commented by rwalker at 2008-05-13 20:19
デナリでブルーベリーのシーズンだと、少なくともテントを張るスペースは摘まないと、体の下でジュースが搾られ、テントの底がスポット模様になってしまいます。
お茶用の湯を沸かす間に大ぶりのマグカップ山盛りくらいは採れました。
パークロード周辺では、牛乳のガロン瓶一杯に摘んだブルーベリーを持った人たちもいましたね。

寒冷地に自生する種は「ローブッシュ」と呼ばれ、文字通り低くせいぜい膝くらいです。
なので平地やゆったりした土地では見通しが利くので、注意すれば熊と鉢合わせすることも少ないでしょう。
それでも事故は起こりうるので、別の土地で聞いた話ですが、タクトヤクタック(イヌヴィックの北方、北極海沿岸)でコケモモ摘みに行ったときは、時々立ち上がり360度警戒、ライフルは絶対に身から離さないそうです。
こちらもだだっ広いツンドラで、地平線が見えるほど平らです。

来月あたりになるとサーモンベリーのシーズンです。
これは本邦のキイチゴとほぼ一緒で、林と草地の境目のような日当たりの良い藪に良くあります。
甘くて美味しいのですが、視界の聞かない薮にあるので、より一層の注意が必要です。

Commented by rwalker at 2008-05-13 20:19
>北欧は他人の土地に入って採集してキャンプする権利が保護されている

それは素晴らしい。
我が国では残念ながらそのような権利は保障されていませんが、ウチの山に入って色々採集していく連中が後を絶ちません。
Commented by ulgoods at 2008-05-14 10:09
rwalkerさん、ブルーベリーの上に張っちゃうんですね!
ビビ泊にすれば、手を伸ばせばブルーベーリーという生活が待ってる。無くなってきたら、チョイとねぐらを変えれば、青虫のように食べながらズッて移動生活っていいなぁ。

rwalkerさんのお山、一山をブルベーリー山にしてもらえませんか...本邦に於いては、採るなら一升くらい置いていく気遣いは欲しいですね(笑
Commented by rwalker at 2008-05-14 19:51
丘というか、私の入ったエリアは一面ブルーベリーだったので。
その内、キャンプの写真をどこかにアップします。


>一山をブルベーリー山
それに近いことを考えてました。
寒冷に強く水が少なくとも良いので、日当たりの良い畑の土手か、家の前にある山の下側ぐるりをやってみようかと。
でも、ローブッシュの株ってあまり売ってないんですよ。
近所でやる市でもハイブッシュばかりだし。
やはり種から育てないとダメかも。
10年くらいかかりそうです。
Commented by べー at 2008-05-15 01:39 x
>一山をブルベーリー山にしてもらえませんか

竹山ならご紹介できますが(笑)。
Commented by ulgoods at 2008-05-15 18:52
rwalkerさんの所がブルベリー山になったら、一升担いで行きます。
気長に待ちます。

べーさん、竹山は高橋に限りますね!
Commented by bphiro at 2008-05-15 22:07
バックパッキング等にも勉強になりそうなので今度見てみます!
冬場の自然の中での過ごし方なんかが面白そうです(^_-)-☆
Commented by rwalker at 2008-05-15 23:31
>ブルベリー山

庭と畑の土手からやってみます。
来年から。

>竹山

ウチの裏が竹林で、最近は毎日タケノコ食ってます。
今日掘りに行くのを忘れたので、明日は行かないと。
昨日雨降ったので、伸び過ぎてそうですが。
Commented by Sariputra at 2008-05-16 13:11
わたしもコレDVD発売後すぐに見ました。
でも、さすが視点が違うなあ(笑)
Commented by bphiro at 2008-05-20 19:05
昨日、入手してきて見ました!
バックパッキングの参考にはなりませんでしたが、雪中・厳冬期での行動等、色々と参考にはなりました。
マイナス40~50℃でよく撮影が出来たもんですね(*_*;
犬ソリは操作が難しそうですが、気持ち良さそうですね(^_^)
僕も、冬場の入山には大きめのロウソク追加します。
Commented by べー at 2008-05-23 03:52 x
うちにもやっと届きました。予想通りケベックから送られたのでずいぶん時間が掛かりました。
 特典ディスクがフランス語のみ!フランス語なんて、植村直己物語ぶり(笑)。Ecoutons!
Commented by ulgoods at 2008-05-26 06:15
Sariputraさん、こんにちは。やっとDVDが届いたので、また観てしまった...
本当の猟師さんが演技ではなく再現でやっているので、細部までリアルで、見方によっていろいろ楽しめると思います。
本筋は..猟師のいる原野での生態系保全を言いたいのだと思いますが、ま、猟師がいなくても自然は自然で、現状とは異なる生物相になるかもしれないですが、しれが一概に悪いわけではないと思います。
Commented by ulgoods at 2008-05-26 06:18
bphiroさん、バックパッキングの参考にはならないですが、あの木のフレームのバックパックは雰囲気があって良いなぁと思っていました。橇もしっかり保護と荷物留めがされて、横になっても荷が崩れないのはさすがですね。
ロウソク、私もランタンの使いさしでも放り込んでおきます。
Commented by ulgoods at 2008-05-26 06:22
べーさん、私のはオークションで安く落としたら中国文字の封筒で送られてきました...
やっぱりカナダものはフランスなんですかね。植村直己物語は観ていないなぁ。借りてこよう。
カナダはだいぶ前に行ったことがありますが、いちいち英語とフランス語の表記が並列で、面白いというか、不便そうな感じでした。
Commented by creep at 2008-12-15 12:39 x
お久しぶりでございます。
そもそも「道=trailやroute、海路等」がどのように形成されていくのかが少し前から気になっていて(おおよその想像はつくのですが)、手応えのありそうな書物を適当に乱読していた折、
その中の一冊に「橇」を用いた面白い冒険譚で、
谷有二(著)「オーロラに駆けるサムライ」と言うのと巡り合えました。
もう既に読了の一冊かも知れませんね。

ulgoodsさんの「橇」での冒険準備を見つめながら、
rwalkerさん等のBackground等と合わせてイマジネーションを広げると、
途方も無く感じていた重次郎の冒険が、今でこそ装備等は確実に進化しているものの、その環境下(ネイティブ、BC)に置かれると、
今も昔も根っこの部分は意外と変わらないのかも知れないな~とも感じられ(かといって僕にはそうそう真似出来ませんが)、どうしたって人が「自然」と関わりたくなるDNAみたいなものを持ち合わせていそうな事を、こちらそちらの記事と、自分がタイムリーに読めた本で感じました。
この映画も好きです!
お邪魔しましたー
Commented by ulgoods at 2008-12-15 12:54
creepさん、ども!
blogは拝見しているのですが、コメントが書き込めずにご無沙汰しておりました。

>「道=trailやroute、海路等」がどのように形成されていくのかが
海路は判らないですが、最近読み進めている山の民俗誌によると、やはり生活のための道が基本のようです。縄文の古代から受け継がれている道もあるのではないかと感じます。

「オーロラに駆けるサムライ」、ご紹介下さりありがとうございます。存じ上げませんでしたので早速手配しました。こういう昔冒険モノは大好きです。

DNAですが、放浪傾向のDNAというのは確かに存在すると、だいぶ前の科学系の記事で読んだことがあります。そう言う人々が人類の拡散と活動圏の拡大をしてきたのでしょう。放浪は変異や先祖返りで生まれる前からこの体に埋め込まれているわけですから、抵抗してはいけないのだと納得したことを思い出しました。
Commented by creep at 2008-12-15 16:46 x
僕のblogの件、お気持ちだけでとても嬉しいです。
ありがとうございます!

>生活のための道が基本のよう
重次郎さんは途上、橇に積んだ毛皮等を売り歩き冒険を続けるのですが、
ulgoosさんも折角の橇なので不要になった道具を乗せ、
雪の奥多摩にて販売されるとか(笑
ulgoodsさんが潤えば、「山より道具」が更に潤い皆が喜びます。
買い物に行く事自体に、より過酷な冒険的な要素を与えている点で、LCGさんを凌げます(笑)
そこへの新しい「道」が出来、そして「市」になるかも知れません。
古物商の免許を是非(笑

>放浪傾向のDNAの存在
いつも自分の遊びを俯瞰してます。
「おいcreep、お前は何がしたい!?本当にハイキングしたいのか?」
未だ答えが見いだせてません。

自分に理由を付けたい(かもしれない)僕に朗報です(笑)
しばらくは「DNAが・・・」と言って、誤魔化し歩もうかと思えました。
ありがとうございます!

重次郎曰く、
「犬は言う事をよく聞くから可愛い」そうです。
良い引き手に恵まれる事、お祈り申し上げております(笑
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