Terra Nova Laser Photon

Terra Nova Laser Photon - lightest tent in the world のフレーズと共にオジサンがテントから出てくるYou Tube動画で有名な英国製のギネス認定世界最軽量を謳う2枚壁テント(と言ってもmade in Vietnam)。
HillebergのAktoと(酷)似た形状で、自立式ではない。
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Terra Nova社は英国のテント屋さんで、山岳テントからファミリーテント、小物衣類などを製作している。
英国は然したる山岳がない国だが、山岳マラソンや三山早登りなどで軽量化を要求される場面もあり、このテント Laser Photonも山岳マラソンやアドベンチャーレース用としてギネスの世界記録認定マークと共に社のホームページに掲載されている。
きっちり傘を巻かないと気が済まない英国人らしく、1gを争う軽量化には余念がない。Laserシリーズは脈々と自己最軽量記録を更新しており、年代順に
Laser 1.27kg
Laser Competition 0.94kg
Laser Photon 0.79kg
と表示されている。

実際のLaser Photonは
ポール 147g
幕 559g
ペグ 15g(12本)
最小構成の重量が実測で721g、スタッフザックに入れたパッキング重量746g!
オプションのポールスリーブの86gで、全部突っ込むと832gになる。公式重量の790gというのは本体とポールスリーブ込みで、全スタッフザック類を除いた重量だろう。
以前入手したBigSkyのEvolutionが幕とポールで920gだったから、Laser Photonの幕+ポールの706gはすごく軽い。ま、ポールが一本だし、長さも短いのだが、Evolutionはカーボンだったから、Laser Photonもカーボンにすれば...うひひ!更に50g位は儲かるかな。
とは言え、付属の一本1gと言うチタンペグは細いピンだから畳に刺しただけで曲がってしまう。ちょっとやりすぎだ。意気込みは判るが実際の使用には尻込みをする。
張り綱と自在が案外ぞんざいだ。あと2,3gの軽量化の余地はある。
ポールはFibraplexにお願いして作ってもらえば40から50gは軽くなるだろう。逆に、強度が要求される場面ではポールの2本併用もできるから、作ってもらった方が良いな...
色は、イギリスのあの緑だ!

Akto似のカマボコ型だが、末端の構造がAktoと異なる。そこまで一緒だとまるっきりコピーなのだが、ま、ドームテントはどんなものでもドーム型な訳で、カマボコ型もお国は違ってもカマボコなので似るのは仕方あるまい。
頑張れば二人寝られるらしい。運の悪い方が前室で寝るのだ。というくらいの前室があるので、荷物置きとか湯沸かしくらいなら問題ない。
上部に換気口が無いのが気になっていたが、実物を見てもやっぱり無かった...。普段はドアを開け放つのが作法という設計思想。足元にメッシュがあるので、それで通気ができる。
などなど、
詳細は別途書くこととするが、何故、海の向こうの島国からテントを?という感じなのだが...英国は本邦と似て雨がちな土地と聞く。当然テントも雨を意識した作りになっているだろうから、本邦に於いても使ってみたいというココロであった。Aktoは皆様お持ちで私も見る機会があり、なるほどという作りであったが、Terra Nova社テントの詳細、特にLaser Photonは軽いということ以外は世界中漁っても詳細情報が得られないのは困った。軽いからには何か訳がある筈だが、それが判らずモンモンとしていた。
800gを切る雨天で使えるテントというのは画期的だ。手持ちのIntegrel Designs eVent Crysallisが実測で731gだ。この時点でLaser Photonの実測と重量的には同じくらい。雨天を考えてタープを持ったとして、最軽量のCuben Fiber製で84g+ペグ&張り綱となるから、Laser Photonよりは重くなる。で、耐候性はテントの勝ち。タープを張ると実は綱まで入れた必要面積はテント以上に広いから、フットプリント面積に於いてもPhotonの勝ち。これはテントの逆襲だ!が、こういう重量は往々にして裏切られる。メーカーさん良いこと書きすぎで泣かされることが多い。しかし、山宿泊のパラダイムが変わる可能性があるのなら重大事だ。結局買わなきゃわからんなぁ、と張り切ったり萎えたり。晴れているならばBivy&Tarpの方が気持ちよいのだが...
で、昨今のドル安。英ポンドは円に対してほぼドルの2倍のレートで動いてるので、ポンドも安くなっていた。一時期は200円を切った!このタイミングで、とあるお店が20%OFFをやってしまい、なかなかバーゲン期間が終わらずに、しかもカートに入れてみたら輸出なのでVAT(消費税)の17.5%が免除されて、送料も一時期は70ポンドとかべらぼーな事が書いてあったのだが、最近は39ポンドくらいでDHLしてくれるらしいことが判り、VAT分と送料がチャラな感じが嬉しくてカートに入れたまま買えなかったテントが、心憎いことにズーっとカートに残ってBuyボタンを押すのを待っており、んで、今後贅沢をしなければ何とか手が届くんじゃないかと思い始め、連休はお出かけできないので想いが発酵し、備えよ常に!の精神がついに5/1にポッチりしてしまい、5/7に手元に届いたわけだ。
こう見えても並々ならぬ努力をしている。

というわけで、朝受け取って帰宅後の夜中に張ってみた。庭でごそごそやりながら、なーるほど、こーなっていたんか!と疑問が氷解する瞬間を味わった。


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by ulgoods | 2008-05-09 09:23 | 宿泊系
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