GoLite 40°F Feather Lite Sleeping Bag

GoLite 40°F Feather Lite Sleeping Bag

冒頭からアレだが、この袋、もはや廃盤。アメリカのバッタ屋で安く買った。
特徴は肩で絞るようになっていて、頭部がスッパリと省略されていること!頭の部分は寒ければ帽子なり、ジャケットのフードでも被って寝ればよいという割り切り袋だ。だから軽量。
軽量化の究極は物を持たないことになるが、持っている物なら何でも兼用できるようにしておくのが肝。靴下を手袋にするくらいは当たり前で、寒ければパンツを被る人だっている。もっと変な、着る寝袋だってあるんだし、こんな寝袋はまだまだ真っ当だ。
e0024555_9221363.jpg

40Fだから4.4度対応と言うことだが、800FPが10oz.入っている。広めに作られているけど頭部が省略されていることを考えると、羽毛量からして、もう少し低温まで頑張れそうだ。海外のレポートでも”控え目な温度申告”と書かれていたっけ。
実測で胸部分の嵩高は5インチあり、手持ちのWestern MountaineeringのSummerLiteが4インチと書いて32F対応を謳っているので、こちらの方がもう少し低温でもいける勘定だ。実際、首部分のドローコードを絞ると生地が寄せられて静置時よりも実効嵩高が増す。ダウンの品質も良い。縫製も良くてダウン抜けは起きていない。お買い得だった。
巾着首絞り状態
e0024555_9404776.jpg


これ、作りがディファレンシャルカットなんだろう、内側の生地がぴんと張った状態にしてもロフトが潰れない。何がディファレンシャルカットというと、内と外の筒の径が異なる作りを言っている。単純な中綿入り平面布地を筒に仕立てた場合は内筒に張力が掛かると上面の膨らみが潰れてしまうが、元もと径が違えば張力は内筒だけが負担して、外筒の潰れは起きない。つまり暖かいと言うこと。

こいつはRegularサイズで、あまり搾っていないタイプだ。他に絞った少し軽量なTrim型もあるが、敢えてゆるいタイプを選んだ。狙いは、着衣を積極的に保温に使うこと。防寒着を着たまま心地よく眠れる寝袋探しの一環である。
夏場でも高山へ行く時は薄手のダウンジャケットくらいは持つが(天気によっては化繊)、それを睡眠時のダウンの足しにしない手はない。下半身もしかり。それら中綿入り衣類は体に近い場所でデッドエアを保つから保温効果が高い。それを外気から断熱する袋があれば、袋自体はさほどモコモコしていなくても良いじゃないかと思っている。そのためには、窮屈な袋では寝苦しいし、ロフトを相殺して逆効果。もちろん衣類も血行を妨げないように緩めを選ぶ...という睡眠系を前の雪シーズンから試している。トータルで暖かければ寝袋は軽いのを選べる目論見だ。
一発目として冬用にWestern MountaineeringのVarsaliteを買ったが、これもダウンジャケットを着たまま寝るつもりで肩グリの緩さで選んだ。ただし、冬はそれなりのダウンジャケット(Nunatak Skaha Plus)を着ていたので、さすがに窮屈でフードを被ることが出来なかったが(でも充分暖か)、Goliteのコレなら元もとフードが付いていないから窮屈になりようがない。GoLite 40°F Feather Liteの相棒としてはNunatak Skahaか夏ならmontbellのフード付きU.L.ダウンインナーパーカを使う予定。というか、U.L.ダウンインナーパーカが前のシーズンに出たので、それに触発されてこの袋を選んでみた感じだ。
脇下までサイズのWM Tamarakや腰までのNunatakのAkulaもあるが、まだ肩を露出して寝る勇気はない。何かでくるまらないと保温的には心配のココロだ。

寸法はGirth (shoulder/hip/foot):
62/58/39"、
手持ちのsummerLiteは
59/51/38"
だから、足の先以外はだいぶ余裕がある。特に胴体部分の豊満さが嬉しい。
e0024555_9421286.jpg


生地は20 denier Pertex Quantumとなっている。summerLiteはExtremeLite Ripstop 20 Denierとのことだが、これって同じメーカーの生地だろう。summerLiteの方が感触的に若干薄いようだ。
本体の実重量は本体575gで1lb. 4 1/4 oz.公表値の1 lb. 6 oz.よりチョイと軽い。ジッパーなど重い部品を使っていない&布地の面積が頭分狭いので重量が全部ダウンに行ってる感じだ。

足元に仕掛けがある。ちょと内部が過熱気味の時、ジッパーがないので辛いのだが、足元に生地が重なったスリッドが切ってあり、足を押し出して露出させることができるのだ。
e0024555_9431452.jpg

足が冷えれば急速に体温も下がるから、ジッパー無しでも過ごすことができる。もっと暑ければこの袋を"たくし下げる"ことで冷やせばよい。このスリットは足を突っ込んでいると張力でピッタリ閉じているので、不用意に外気が入って来ることは、まず無い。

別途、着たきり睡眠用具としてはQuilt系をダウン化繊と共に試している。ダウンのものはNunatak、化繊はBMWと我らがMFDのもの。
開き状態ではQuiltが楽なのだが、低温対応でマットを絡めたcocoonモードにすると密閉するのに手間で、こちらの袋は背中が露出する心配がないので気が楽だ。その辺、どっちが良いか総合的に見極めたい。
この袋の出入りはジッパー無しなので芋虫運動で"たくし上げ"が必要。冬の寒い日に布団の中でパンツを着替える時の運動だ。テントの中で使ったが、さほど不便ではない。が、ハンモックの中で使うのは、かなり辛いと思う。ハンモック用としてはQuiltが寝袋に増して有利だ。Hennessyから軽いハンモックも出たことだし、それはそれで試す予定。NunatakのQuiltは改造に出しているので、おっつけ帰ってくるだろう。

この袋やQuilt族で寝て、頭が寒いと困る時用にBMWの頭巾を格安で手に入れてある。試作品なのでメチャメチャ安かった。この頭巾、かぶって、前を止めて、ドローコードを脇の下に通して絞れば外れない仕組みで面白い。
e0024555_945090.jpg


この袋が今期から廃盤で値段的にクーポンなど駆使するとsummerLiteの半額程度で買うことが出来るのは嬉しかった。Goliteの寝袋はお高いからなぁ..
Goliteの寝袋も今期からデザイン一新だが、デザイン的には昔のが好きなので、切り替わり時期のバーゲン品は見逃せない。

こんな感じで寝ているのかww
e0024555_946857.jpg


こう見えても山道具を正値でかったことはまず無い。海外物なら送料入れても国内価格よりお安いのは当たり前で、セールの時を狙って送料を入れても海外の正値より安いくらいでないと購入に踏み切らない。流行遅れとか、色が変だとか、そーいうのは気にならないというか、どっちかというと色や模様が変なのは好きな質なのでお得だ。
普段着も海外バッタ屋から買っている。山メーカー物が正値の4割引、期間限定で更に20%引きとか...これでも、倹約しているのである。



奇異に見えるかも知れないが、常識なんてよく見かける物から擦り込まれただけなんだから...
「登山・キャンプ」へ+1..Click!

[PR]
by ulgoods | 2008-04-25 09:57 | 宿泊系
<< 新井さんが 雨とSerenity NetT... >>