GoLite 40°F Feather Lite Sleeping Bag

GoLite 40°F Feather Lite Sleeping Bag

冒頭からアレだが、この袋、もはや廃盤。アメリカのバッタ屋で安く買った。
特徴は肩で絞るようになっていて、頭部がスッパリと省略されていること!頭の部分は寒ければ帽子なり、ジャケットのフードでも被って寝ればよいという割り切り袋だ。だから軽量。
軽量化の究極は物を持たないことになるが、持っている物なら何でも兼用できるようにしておくのが肝。靴下を手袋にするくらいは当たり前で、寒ければパンツを被る人だっている。もっと変な、着る寝袋だってあるんだし、こんな寝袋はまだまだ真っ当だ。
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40Fだから4.4度対応と言うことだが、800FPが10oz.入っている。広めに作られているけど頭部が省略されていることを考えると、羽毛量からして、もう少し低温まで頑張れそうだ。海外のレポートでも”控え目な温度申告”と書かれていたっけ。
実測で胸部分の嵩高は5インチあり、手持ちのWestern MountaineeringのSummerLiteが4インチと書いて32F対応を謳っているので、こちらの方がもう少し低温でもいける勘定だ。実際、首部分のドローコードを絞ると生地が寄せられて静置時よりも実効嵩高が増す。ダウンの品質も良い。縫製も良くてダウン抜けは起きていない。お買い得だった。
巾着首絞り状態
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これ、作りがディファレンシャルカットなんだろう、内側の生地がぴんと張った状態にしてもロフトが潰れない。何がディファレンシャルカットというと、内と外の筒の径が異なる作りを言っている。単純な中綿入り平面布地を筒に仕立てた場合は内筒に張力が掛かると上面の膨らみが潰れてしまうが、元もと径が違えば張力は内筒だけが負担して、外筒の潰れは起きない。つまり暖かいと言うこと。

こいつはRegularサイズで、あまり搾っていないタイプだ。他に絞った少し軽量なTrim型もあるが、敢えてゆるいタイプを選んだ。狙いは、着衣を積極的に保温に使うこと。防寒着を着たまま心地よく眠れる寝袋探しの一環である。
夏場でも高山へ行く時は薄手のダウンジャケットくらいは持つが(天気によっては化繊)、それを睡眠時のダウンの足しにしない手はない。下半身もしかり。それら中綿入り衣類は体に近い場所でデッドエアを保つから保温効果が高い。それを外気から断熱する袋があれば、袋自体はさほどモコモコしていなくても良いじゃないかと思っている。そのためには、窮屈な袋では寝苦しいし、ロフトを相殺して逆効果。もちろん衣類も血行を妨げないように緩めを選ぶ...という睡眠系を前の雪シーズンから試している。トータルで暖かければ寝袋は軽いのを選べる目論見だ。
一発目として冬用にWestern MountaineeringのVarsaliteを買ったが、これもダウンジャケットを着たまま寝るつもりで肩グリの緩さで選んだ。ただし、冬はそれなりのダウンジャケット(Nunatak Skaha Plus)を着ていたので、さすがに窮屈でフードを被ることが出来なかったが(でも充分暖か)、Goliteのコレなら元もとフードが付いていないから窮屈になりようがない。GoLite 40°F Feather Liteの相棒としてはNunatak Skahaか夏ならmontbellのフード付きU.L.ダウンインナーパーカを使う予定。というか、U.L.ダウンインナーパーカが前のシーズンに出たので、それに触発されてこの袋を選んでみた感じだ。
脇下までサイズのWM Tamarakや腰までのNunatakのAkulaもあるが、まだ肩を露出して寝る勇気はない。何かでくるまらないと保温的には心配のココロだ。

寸法はGirth (shoulder/hip/foot):
62/58/39"、
手持ちのsummerLiteは
59/51/38"
だから、足の先以外はだいぶ余裕がある。特に胴体部分の豊満さが嬉しい。
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生地は20 denier Pertex Quantumとなっている。summerLiteはExtremeLite Ripstop 20 Denierとのことだが、これって同じメーカーの生地だろう。summerLiteの方が感触的に若干薄いようだ。
本体の実重量は本体575gで1lb. 4 1/4 oz.公表値の1 lb. 6 oz.よりチョイと軽い。ジッパーなど重い部品を使っていない&布地の面積が頭分狭いので重量が全部ダウンに行ってる感じだ。

足元に仕掛けがある。ちょと内部が過熱気味の時、ジッパーがないので辛いのだが、足元に生地が重なったスリッドが切ってあり、足を押し出して露出させることができるのだ。
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足が冷えれば急速に体温も下がるから、ジッパー無しでも過ごすことができる。もっと暑ければこの袋を"たくし下げる"ことで冷やせばよい。このスリットは足を突っ込んでいると張力でピッタリ閉じているので、不用意に外気が入って来ることは、まず無い。

別途、着たきり睡眠用具としてはQuilt系をダウン化繊と共に試している。ダウンのものはNunatak、化繊はBMWと我らがMFDのもの。
開き状態ではQuiltが楽なのだが、低温対応でマットを絡めたcocoonモードにすると密閉するのに手間で、こちらの袋は背中が露出する心配がないので気が楽だ。その辺、どっちが良いか総合的に見極めたい。
この袋の出入りはジッパー無しなので芋虫運動で"たくし上げ"が必要。冬の寒い日に布団の中でパンツを着替える時の運動だ。テントの中で使ったが、さほど不便ではない。が、ハンモックの中で使うのは、かなり辛いと思う。ハンモック用としてはQuiltが寝袋に増して有利だ。Hennessyから軽いハンモックも出たことだし、それはそれで試す予定。NunatakのQuiltは改造に出しているので、おっつけ帰ってくるだろう。

この袋やQuilt族で寝て、頭が寒いと困る時用にBMWの頭巾を格安で手に入れてある。試作品なのでメチャメチャ安かった。この頭巾、かぶって、前を止めて、ドローコードを脇の下に通して絞れば外れない仕組みで面白い。
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この袋が今期から廃盤で値段的にクーポンなど駆使するとsummerLiteの半額程度で買うことが出来るのは嬉しかった。Goliteの寝袋はお高いからなぁ..
Goliteの寝袋も今期からデザイン一新だが、デザイン的には昔のが好きなので、切り替わり時期のバーゲン品は見逃せない。

こんな感じで寝ているのかww
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こう見えても山道具を正値でかったことはまず無い。海外物なら送料入れても国内価格よりお安いのは当たり前で、セールの時を狙って送料を入れても海外の正値より安いくらいでないと購入に踏み切らない。流行遅れとか、色が変だとか、そーいうのは気にならないというか、どっちかというと色や模様が変なのは好きな質なのでお得だ。
普段着も海外バッタ屋から買っている。山メーカー物が正値の4割引、期間限定で更に20%引きとか...これでも、倹約しているのである。



奇異に見えるかも知れないが、常識なんてよく見かける物から擦り込まれただけなんだから...
「登山・キャンプ」へ+1..Click!

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by ulgoods | 2008-04-25 09:57 | 宿泊系 | Comments(12)
Commented by ソロノッポ at 2008-04-25 11:38 x
イスカのエア150とダウンジャケットの組み合わせを実験的に冬に試しましたが足下も相当着込んでないととてもとても無理で、結局もう一枚上から寝袋をかぶって寝ました。
1泊、2泊程度であれば衣類を増やすよりもっと暖かい寝袋を持って行った方が軽くなる気がします。衣類の使い回しが効果を発揮するのは何着も着替えを持つ必要があるロングハイクだけなんじゃないかと最近思い始めました。1、2泊程度のショートハイクでは別の哲学が必要かも。

そういうわけで次の冬に向け暖かくて軽い寝袋を探しているのですが、国内メーカーだとどうしても丈が短いものばかり。
海外サイトも探していたらいつのまにかチェアなんかをポチってたり。
冬までには新しいものを入手したいと企んでおります。頭なしタイプはジッパーがあるとキルト(というより)的な使い方が楽に出来るのでそれなりに私も好きです。
Commented by ulgoods at 2008-04-25 12:43
ソロノッポさん、こんにちは。
ISUKA ARI150は手に取ったことがありますが、750FPが150gですから、GoliteFLに比べるとだいぶ薄い感じでした。また、縫い方も潰し縫いでディファレンシャルカットがあり得ないのですから、保温力も提示されている8度でどうか?という感じと思います。
このgoliteは下半身の方がロフトが多く作られています。

私も1,2泊のショートが主です。まずはその位の泊数での軽量化をやっています。泊数が少なければ我慢出来ることも多いので、長期とは異なる戦略で一層の軽量化を進めることができます。
衣類に関しては、寒い時はテント周辺生活で断熱材入りの防寒着を着ますし、濡れが蓄積されて凍ることも少ないでしょうから、睡眠に利用できると考えています。
長期で極寒であれば違う戦略が必要ですね。濡らさない工夫を真面目にやらないと、ロフトがどうのと言っても凍えてしまいます。

背の高い人はたいへんですね。背を詰めるわけにもいかないし。
チェアは本日到着!イイ感じ。
その他、MSRの新型浄水器など。
連休はチェアに腰掛けて、池の水を濾して飲むことになりそうです。
Commented by naka at 2008-04-25 12:59 x
こんにちは。以前、何度かコメントしたものです。
これ、カートに入れたり出したりして結局やめてしまいました。こちらを拝見して入れればよかったと後悔してます。荷物は昨日発送とのメールが来てますので時すでに遅しでした。
どうせ泊まりで出かけられないだろ、と自分に言い聞かせることにします。
Commented by ulgoods at 2008-04-25 13:59
nakaさんもSTP御用達ですね!
あそこは、その後、まともな値段で買う気にならなくなるのが欠点です。

この袋は、山でも使いましたが、家で寝る時にも活躍しています。
たまに寝袋で寝たり、部屋の中にテントを張ったりすると気分が変わって良いですよ。
Commented by rwalker at 2008-04-25 17:59
コレの前のモデルを持ってました。
たしか700fpで、足元にスリットはありません。
値段の割りにロフトがあり、それも均一でよくできていると感心した記憶があります。
晩秋の山で使いましたが、寒くて目が覚めることもありませんでした。
表生地も水を含みにくく乾きが早かったと思います。

ただ襟元だけは厚みが無くなってしまうのでスースーしました。

私は首周り41cmと体格が華奢なので、余裕のあるバッグは持て余す(体温が届かない部分がある)ので、結局手放してしまいました。
Commented by beyondx at 2008-04-26 00:39
面白そうな袋ですね!軽量だし、足元のスリットがわかってるなぁって感じがします。色目も良さそげ。
現在個人的にセンタージップモードになっており、重量的には不利になりますが、この手の袋でもセンタージップはないのかなと思ってしまう始末です(笑)
ウェアとの組み合わせは非常に興味深いテーマですのでとても参考になりました。ハーフバッグに関しては同じく躊躇しています。この冬はミトンを併用して眠ってみて効果大だったので春夏はミトン代わりにソックスも試させてもらいます。
Commented by ulgoods at 2008-04-26 01:58
rwalkerさん、BGTで検索に引っ掛かるのは水色の700FP版ですね。2004から800FPでsage色になったようです。
Golite的には結構長く続いた型のようですが、着て寝スタイルはQuiltを出したから廃盤なんでしょう。これはこれで良いと思いますが...

やはり、襟元と後頭部はスースーしやすいと形ですから、フード付きの防寒着と併用するのがよいですね。だから単体では暖かな温度帯に分類しているのかな?
私は冷えた条件で使っていないのですが、上半身にコールドスポットが出来そうな感じはしていません。足元は絞ってあるので良さそうですが、割れている部分は弱そうですね。

明日、雪のお山で試そうと思っていたけど、調べ物とかで夜なべしてしまったので行けなさそうorz
Commented by ulgoods at 2008-04-26 02:17
beyondxさん、ども!
欲しくて買えなかったけど廃盤になってやっと手が出ました。素材自体は遜色ないので満足です。

センターZipならGoliteでいきますか?むきかけのバナナの夢を見ると思います(笑
LuxuryLiteの"V" Bagも...羽毛の詳細とか出ていないのですが、妙に安いけど、デザイン的にバランドレを彷彿させて仕方なくて、確かめたいのですが、買うに至らずという感じ。

一層の軽量化を進めるならテント、寝袋、衣類こみで睡眠系という捉え方で削るしかないかな的な感じです。でも、寝袋は最後の砦なので、ついついマージンの高い袋を選んでしまいますが、どこを守るのが一番重量対効果で儲かるか、危機管理含めて思考中の段階です。
靴下の手袋化は臭くないようにしないと、だし、パンツを被るのは周りに人がいないことを確認した方が良さそうですww

MSRの浄水器が手元に届きました。明日、家でくすぶっているようなら公園の池でテストしますので。
Commented by べー at 2008-04-26 03:22 x
私も前のエンジ色のモデルを使っていましたが、カットに余裕があって、実際には50Fくらいで寒かった記憶があり、友人にあげてしまいました。4年間くらいに買ったものですね。

ウルトラライト、ハイライトを使って丁度よいので、私のサイズは
59"/51"/38" ですね。こういう指針を持っていると買うときにずいぶん楽です。

テントをシェルターやタープにして、浮いた500gを寝袋に回した方がよほど暖かいと思います。衣類にしても、行動中は暑くなるので、普通のダウンジャケットを持って、寒ければ寝袋を羽織ったり、体に巻いたりしています。寒がりというのもありますが、寝袋だけは余裕がある温度帯のものを持って行きたいですよね。もちろん、これはハイクに限ってできる方法で、岩場や高所の雪山だったら、厚手のダウン上下が欲しいですね(笑)。
Commented by ulgoods at 2008-04-26 11:30
ベーさん、やはりお持ちでしたか...
寝袋の3+1(長さ)サイズ、やはり意識しないと無用のコールドスポットをつくってしまいます。幸い、長さはRegularが合うので助かっておりますが、3サイズの方はsumerLiteの59/51/38"は厚手のダウンでは窮屈なので、太めを選んでみました。どこに保温材を配置するかは山行の形態や生活習慣で異なりますよね。
結露対策的には、たくさん着て薄手の化繊袋で済まないかとも思っているところ。Marmot Pounderがあるので、そんなのも試してみたいです。

まだ、寝袋を着たり、体に巻いたりというのは一人の時にさえ躊躇してしまう...何でだろう?(笑

やはり、お山に行きそびれてしまった..
Commented by beyondx at 2008-04-26 15:37
センタージップは正直悩んじゃってて手が出ない状況です。芦屋方面から新しい提案がありそうなので楽しみに待っています。MLDのキルトもオーダーしていますが、いつになるかわからないし・・。右往左往状態。

MSRパイパーフローついに来たんですね!いいなぁー!実験ヨロシクですッ
Commented by 出がらし紋次郎 at 2008-04-28 07:34 x
まだシュラフは買っていません。
MLDの化繊撥水素材のキルトもよさそうですが、、、
1)今持っているM社のSSダウンハガー#3(実測934g)より軽いこと。
2)撥水素材であること。これはシェルター内の結露対策と、行き倒れ
野宿を敢行するために。
それであれば、ダウンでも化繊でも構いません。
あと、冬場のシュラフとして、背中に綿が入っていないマットインタイプを
考えています。暖かい時期に使用する超軽量シュラフをこの中に入れて
使います。

本日より上京。30日から東海自然歩道を歩きます。
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