DM7 分解編 / Disassembling a valve of Exped Downmat7

DM7 分解編

Exped Downmat7の空気抜けを修理するためにバルブを分解した。
村上さんから聞いた事前情報通りの構造だったので、ミスなくきれいに分解できた。最初はナイフでこじろうかと思ったが、割れても困るので超薄刃の鋸で正解だったと思う。

接着痕に沿って刃を入れ、まんべんなく1.5mmほど切り込む。時々覗くと色で向こうに達したかどうか分かる。情報通り、接着はこの面だけのようだ。
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バルブを開き方向に回して、少し力を入れるとメッキりともげる。切断が雑でつながりが残っていると少し割れるので、丁寧に鋸を入れるのがよい。多少なら内側が割れても大勢に影響はないが、ここはきれいに。
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1回目はビビりながら進めたが、2回目は数分で切れた。

バルブの構造は単純だ。ゴムのOリングのような盛り上がりを上蓋のプラスチックの平面を当てて、ねじ込んで圧力を掛けるだけ。ゴムの弾性変形のみに頼っている。
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で、なるほど、中の硬質ゴムに不陸がある。斜めだ。これは製造が雑なのか、バルブを締めているうちに癖ができてしまうのか?とにかくここの精度が悪いようだ。
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ここにゴムを盛るか、蓋側のプラスチックにゴムを盛るか考えた。最後、きゅっと締まる時はゴムとゴムでは摩擦が大きすぎる気がしたので、とりあえずゴム側を盛ることにした。駄目ならバラして、こちら面をきれいに削り取り、蓋側にゴムを厚盛りしてもよいか。
盛る素材は、一応ShoeGooを買ったが、もっと柔らかく、低温でも硬化しないシリコンを盛ってみた。とりあえず盛って、後で剃刀の刃で均一な厚さに削ぎ落としてみる。土台のゴムと馴染むよう、ゴムを紙ヤスリで削り、さらにゴムの外周に溝を掘った。
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シリコンはテントの目止めのSilNetを注射器に入れて、溝を充填してから盛った。
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ゴムの内面にも少し垂れるだろうから、素材としてくっつけばいけそうな気がしている。だめならすぐに剥離するだろう。
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乾燥には2日くらい掛ける。ここで慌てても仕方ないので、水平に保って放置するしかない。

予定では、接合面の成型後に再び切断面だけをエポキシ接着剤で接着する。瞬間接着剤では裏に回って次回にバラせなくなりそうだ。但し、お山で接着面が捻り切られるとマズイが...
プラスチック側に油を塗って滑りを良くするのも考えたが、油でゴムが侵されてもマズイのでやめるつもり。ゴム動力飛行機のゴムの養生で使ったスーパーカントがあればいいだろうが、手に入りそうにない。

もう少しまともな弁の構造もありそうなものだが..なーんだって感じ。


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by ulgoods | 2008-03-09 21:22 | 生活系
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