牛ノ寝通り

牛ノ寝通り

2/23
5時くらいに起き、荷造りを始める。
かいじ号で塩山着11:02、タクシーで丸川峠分岐駐車場11:30、歩行開始11:36。やれやれ遅出だ。
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荒天が予想されたので、積もったら辛いと思いスノーシューを担ぐ。水以外、スノーシュー込みで目方は15kg弱。燃料食料は大食いせねば3日は保つ。
13:12 上日川 12時位から風強まり、小雪舞う。15分休憩、大福餅食う。天候に問題なし。
14:38 大菩薩峠介山荘 風強し。休憩小屋で握り飯食う。進路を検討も、熊沢山までは行けそうと判断下す。
15:00 熊沢山へ向かう。
15:24 熊沢山。天気晴朗なれど風強し。顔に痛みを感じバラクラバ着用。指がシモヤケ気味になり手袋二枚着用す。指に血行が戻り痛い。
進退を検討するが、牛ノ寝通りに入れば樹林の下りのみなので安全と判断す。肝はここからの広い吹きさらしの数百メートル。
遠くに雪煙上がり、目の前で雪のつむじ風走る。
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クラストした吹きさらし斜面を下る。時に膝上まで没する。斜面を下りスノーシューを着用。これでだいぶ歩きやすい。
16:06 石丸峠から牛ノ寝通りに入る。樹林帯なので風の影響を受けにくい。日没を意識し、幕営場所を探しつつ下る。踏み跡はある。
16:34 玉蝶を手前に2畳ほどのテラスを見つける。急斜面にて今後に幕営地を得られる確証なく、此処で幕営す。1880m地点。
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ペグが効かないので、トレッキングポールの輪っかを外して突き刺す。あと枯れ枝を使い、3カ所ペグダウンした。張り綱は取らなかった。
湯を沸かすのが面倒なので節分の煎り豆をかじりテルモスの白湯を飲み腹を膨らます。煎り豆は良い。その後、チョコ入りトレールミックスでカロリー補給し、寒さに備えた。
夜半、風が強まる。天狗棚山付近は樹木が大いに風で鳴っているが、幕営地はは比較的平穏であった。
時々幕を叩いて雪を落とすが、積雪もさほどではない模様。ベンチレーションは結露と雪で目詰まりするのでドアを1/3ほど開けて寝る。よく寝た。
最低気温は-17.7、寒くはない。

2/24
6時くらいから起き出すも一層風は強く、しばらくやり過ごす。
07:30 風の小康を得たのでSVEA123で湯を沸かしてテルモスを満たし、残りをオートミールにかけて朝食とす。フリーズドライのカレーを入れた。風は鳴っているが青空が見えている。湯があれば安心だ。
08:24 撤収完了し、歩き出す。昨夜は10cmほど降った模様だが、登山道は吹きだまり、時々深いが、スノーシューで快適に下る。
09:19 1429m山通過(読み方分からない山)
10:25 牛ノ寝通過
西から東に延びる尾根のこと、尾根付近は北西の強風に遭うが、道は概ね南面に付けられており、南面は風もなく所々落ち葉も露出し、春の陽気であった。このころにはスノーシューも外していた。
11:15 大ダワ 小菅方向へ分岐。これより北西斜面を通る。風が強い。時々よろめく。吹きだまりは膝まで雪。淡々と歩く。
12:03 小菅の湯への分岐。ご丁寧に休業の看板あり。湯は諦めて田元へ向かう。大菩薩から誰とも遭わず。
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12:46 舗装道へ出る。下りの舗装の上に厚い氷が張っていた。滑ると思った瞬間、尻餅つき数メートル滑る。トレッキングポールの先端を押しつけて何とか滑落停止した。一番の難所。
バスを待ち、奥多摩へ。熱燗と岩魚の燻製で人心地つく。飯を食い、湯に入りながらユルユル帰る。


雑感
・カメラのSDカードが入っていなかった。本体メモリーで数枚取れるのはありがたい。
・手袋は薄手の密着フリースとゴアウインドストッパーの厚手の二枚重ねが良かった。二枚にしてから冷たさは感じない。フリースのやつは滅多なことでは脱がないことだ。
・Mnt.Flyの900g羽毛の寝袋を使ったが、羽毛服を着ていたので、首だけ締めてフードは絞らなくても寒くなかった。
・靴は下道は雪もないだろうから、KaylandのSuperIceというケブラー編み、eVentブーティを履いた。片足850gほどで軽量。coolmaxの薄手と中厚のウールの靴下でちょうど良かった。ICI石井のセールで数年前に買ったが..ケブラー編みは慣らさなくても足にフィットするが、アイゼンやスノーシューに擦れるうちに毛羽立ち、雪が付く。
・スベア123はポンプで予圧してやったら-16度でも一発始動でよく働いた。
・スノーシューは重かったかも。Kahtoolaの10本くらいのアイゼンとワカンでも良かったかも。
・ポカリスエットの500ccを二本持ったが、開栓前は予圧されている関係か?凍らないので便利だ。
・Trader Joe'sのトレールミックスはチョコ入りナッツと、乾燥果物が豊富でうまい。マーブルチョコを混ぜてチョコは増量してある。
・バックパックはVaporTrailを使った。カラーが異様に伸びるので、軽い防寒着などを収容するのに便利。15kg位でも快適に担げる。
・後半はモンベルの合成綿の防寒ズボンを穿いたまま歩いた。どちらからでもジッパーが開くのでスネ部分は閉めてゲーター代わりとし、股の辺りは上からジッパーを開けベンチレーションになった。
・発汗しないよう、少し寒い服装で歩いた。大マテイからはPatagoniaR2であったが、吹かれる距離は短いので冷えなかった。
・煎り豆は軽く、栄養的にも良い食料と思う。もっと欲しいが節分時以外は普通に売っていないのが残念。通販で取り寄せる。
・大マテイとは..大菩薩の反対側だから大魔帝か?名前が不気味。
・直接吹かれると顔と手が痛いが、小学生時代の通学路の方が地吹雪で凍えて辛かったことを思い出した。
・晴天続き後の荒天予報なので、表層雪崩などの危険のない山を選んで正解。2月頭に行きそびれたので、これでスッキリ!


原始への憧憬は、文明の疲弊を意味する...(ジョージ・サンタナヤ、遊歩大全から)
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by ulgoods | 2008-02-25 07:51 | 山行
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