雪の奥多摩

雪の奥多摩

体から山の成分が不足していた。すっかり揮発してしまって軋み音が聞こえてくる。
年末から土日で連続して使える自分の休みがなかったから..もーダメだ、どこかへ行って孤独と落ち葉の匂いを補わないとダメだ。
と思い、この週末は山で過ごす事を考え始めたのが木曜のこと。
最初のプランは塩山から入って大菩薩峠へ登り、牛ノ寝通りを小菅に下って小菅の湯に入ってバスで奥多摩駅に帰ってくるコースだった。検索で最近の雪が残っているらしい写真を見つけたが、スノーシューが要るほどではない。嫌らしい感じの積雪を想定して、金曜の夜、3時まで掛かって荷を作った。明日は7時の新宿発に乗りたいのだが、この時間帯はヤバイ。
しかも、まだ使い込んでいない道具を主体に作った軽いザックに満足してしまっている..行かんでも良いかと思ったり。
ま、とにかく寝た。

明け方、仕事関係の電話あり。
このまま起きていれば良かったのだが、弱い心と温かな寝床は私を二度寝の深淵へと連れて行ってしまい、起きて8時。行って行けないことはないが、早くもプランが崩れてしまい、心も挫ける。

さて、次善の策として...やはりあそこだな。
というわけで、行き慣れた巨木の尾根にプランを変えた。1週間前に降った雪も既にたいしたことは無いだろうから、アイゼンと水作り用のガソリンストーブを装備から外し、マットも羽毛入りから化繊入りに変更した。メールを打ったりの用事をしながら、ザックを一回り小さなGolite Jam2に替えて荷を作り終えたのが11時と、破格の時間になってしまった。なに、下から2時間もあれば寝場所に辿り着けるという算段もあったから、日没を5時くらいとして充分勝算はある。とにかく行って落ち葉を嗅いで眠りたい。それだけだ。
縮小版なので中略

e0024555_6342469.jpg

電車・タクシーで2:30に登山口。慣れた斜面をずり上がり、4時には少し残雪があるものの落ち葉ふかふかの慣れた場所に着くことができた。
今回は、尾根までは雪の上に足跡は見なかった。その前のは、トム・ブラウン・ジュニアの本を読んだせいではないだろうが、落ち葉の乱れで足跡が判った!これはおもしろい。尾根上の雪には仕事の人の長靴の足跡があったが、どうやら違う道から上がってきたらしい。帰りはそちらで帰ってみようと思った。

この日のお宿は実地投入初となるBigSkyのSummit Evolution1P1D2Vだ。今日は何故か珍しくテントを持ってきた。このテント、Spinnakerの外張だが、更にカーボンポールに換装して920gの二枚壁自立テントとしては最軽量と思う。地面は少し凍っていたが、カーボンペグを押し込んできれいに張ることができた。
e0024555_6352650.jpg

飯はビニール袋に入れてきたクスクスを蒸らして食うのだが、その湯は某社製品テスト中のストーブを使って作った。残念ながら、約束だから写真を掲載することはできない。日没後、氷点下4度を少し下回ったが、それは上手く働いた。
クスクスを松茸の味お吸い物で流し込んで簡単な夕食にした後に、蝋燭に灯りをともしてテントに入った。
e0024555_6375240.jpg

今夜の寝床だが、やはり狭い時に右Zipの寝袋では使い勝手が悪い。どうせ締めているとは言え、出入り口のない壁を見て暮らすのは滅入る。
e0024555_636322.jpg

ラジオを聞きながらチタンフラスコからバーボンを飲んで過ごすつもり。
前日に亡くなったと連絡が入った田舎の同級生を偲ぶには人っ子居ない暗闇の山の中が良いだろうと思っていた。丁度、通夜の時間だ。行けないが..少しは空に近い場所がいいだろう。
近くで鹿がキーンと鳴く。

まだ寝る気もなく、アウターシェルを着たままWestern MountaineeringのVersalite Overfill寝袋に入り、ロフトの充実ぶりと、羽毛服とシェルを着たままながらの肩グリの余裕に満足し、蝋燭の灯りを見ていたのだが、いつしか意識が飛んでいた。
夜中、テントにカサカサと音がしていたが、この季節だから小雪くらいは降るだろうと意に介さずにそのまま寝た。POEの化繊入りエアマットは少し冷たいな。地面が凍っている時はORのダウンマットにすれば良かったな。
酒も飲まず、ラジオも聞かずにひたすら寝たようだ。そう、たぶん疲れていのかも。

翌朝、12時間ほど寝ていたか。まだカサカサ音がする。見るとテントのヘリが雪で埋まっている?!何?とジッパーを開けてみると、おぉお、昨日の枯れ葉の原は一変し、空がいっしょうけんめい降らせた雪でましろに埋められているではないか!
e0024555_6393357.jpg

しかし、呑気に寝ていたものだ。15cmほどは積もったか。
テントは幕体からずり落ちた雪でヘリが埋められ、下からの通気が損なわれた状態。やばかった。蝋燭を点けたまま寝ていたから..8時間燃える蝋燭は夜中の2時には燃え尽きた勘定だが、その時はまだ積もっていなかったのだろう。テントの中で蝋燭の一酸化炭素中毒とかになっていたら私も逝くところだった。
e0024555_6402650.jpg

縮小版なので中略

巨木の傍らで降りしきる雪を眺めていたが、いつまでも居られない。止む気配もないので発つことにした。
撤収し、湯を沸かしてチタンテルモスに詰め、残った湯でココアを飲んで出発した。
靴の選択は、奥多摩は雪と落ち葉のMixだろうから、ズックはやめて大昔に買ったライケルのスカウトという軽登山靴を履いてきた。これは軽い。古いからゴアのブーティも破けているかも知れないので帰りは防水防寒を確かにするためにSealSkinzのソックスを履いた。
帰ろうと思っていた新しい道は踏み跡が消えているだろうから、冒険はやめて以前使った道で帰ることにした。何度か通った道だから雪の中でも迷わずに、うっすら見える下山道に入ることができた。結構な斜面に切ってあるスイッチバックを下るのだが、落ち葉の下が凍り、その上に新雪だから滑る。3度尻餅をついた。この辺はまだ良いが、沢に出るとイワイワしているから滑るとかなり傾斜でマズイ。靴底も硬化してダメだろうから、対策を取った。さらさらでスキーには良い雪だが。

大菩薩から奥多摩に変更したことで、Kahtoola KTSは装備から外されていたが、凍結しているかも知れない林道歩き用にSTABILicersを持ってきていた。これはスパイクがついた靴底をベルクロでサンダルのように履くもの。先達の某くんそうさんの話によると、外れまくりで役に立たないと言うことであったが、私のはしっかり止まっており、外れそうにないので、そのへんも試したくて持ってきた。
e0024555_6412667.jpg

結果は満足できるものだ。滑らない。外れない。下の方は雪も湿っており、踏まれた雪は滑り止めにもなり、心配した岩場もいつの間にか安全に通過できていた。林道に降りて舗装道の上、くるぶしを越すくらいの積雪をSTABILicersを履いたまま歩いた。暫くして朝早く入ったと思われるタイヤ跡の上を歩いたが、普通なら圧雪され滑りやすそうな光沢なのだが、STABILicersでは踏んだ瞬間にスパイクの接地面が融解し瞬時に凍るのだろう、足を上げる時にベリっというネバつきを感じるほどで、スリップ防止に役だった。
e0024555_6421592.jpg

片足340gはアルミ12本アイゼンのNeveより重いが、前爪を立てる状況でもなく、舗装道も歩くとなるとKahtoola KTSも磨り減るから、結果的には今回の雪の奥多摩歩きにはSTABILicersの選択で正解だった。
e0024555_6444758.jpg

雪の奥多摩の景色も良いな。
縮小版なので中略

途中、電話でTaxiを呼び、東日原から乗って帰った。奥多摩駅ではいつもの蕎麦屋がやっていなかったのでバス停脇の食堂で、岩魚の燻製で熱燗をキュっとやった。
五臓六腑に沁みるとはこのことだね。オヤジにはオヤジの楽しみがある...
e0024555_6454623.jpg

しかし、岩魚というのは燻製になっても悪い顔をしている。が、身は美味。少し炙って食うが、気の毒なほど身がきれいに剥がれる。

山の上より奥多摩駅辺りの方がワッサワッサ降っていた印象。
不意な雪ではあったが、持ってきた装備で対応できて良かった。
欠乏気味だった山っ気も補充されたし、今週も保ちそうだ。

スナップ写真
e0024555_7514167.jpg

e0024555_751586.jpg

e0024555_7573670.jpg

おや、スパイクが一本飛んだなぁ。ねじを補充しないと...。ゴムにイモネジだから岩を踏んでこじると抜けるかも。考えものだ。


奥多摩も根雪になるだろうか。団栗も雪に埋もれて一休み。かな..雪の奥多摩にてULG詠む
「登山・キャンプ」、アゲ基調で+1..Click!

[PR]
by ulgoods | 2008-02-04 06:59 | 山行 | Comments(42)
Commented by shimon at 2008-02-04 08:38 x
ども。御無沙汰しております。先週、笛吹方面の山へ行った時に大菩薩が真っ白になっているのを見て行きたくてうずうずしました。ULGさんのblogを拝見して今度は奥多摩へも行きたくなってしまいました!週末の降雪で大菩薩はスノーシューができるくらいに積雪したかもしれませんね。
Commented by ulgoods at 2008-02-04 08:42
shimonさん、おはようございます。
昨年、この場所でお会いしましたね。私は飽きずに同じ場所へ通っております(^^)
大菩薩もそろそろ良いかも。連なる長大な尾根がスノーシューできるとありがたいのですが。今年はできるかもしれません。
情報を漁っております。
塩梅よさげならお知らせ下さい。
Commented by べー at 2008-02-04 10:43 x
素敵な土日でしたね。気温はどのくらいになりましたでしょうか?

それにしても綺麗な色のシュラフ。ロフトはどのくらいありますか?
JAM2に入るとはかなり押し込んだのでしょうか。

ぜひともいつかご一緒させてくださいませ。
こちらはやっと雨が止みました。昨夜は横殴りの雨で家に帰るだけなのにびしょぬれになりました。やれやれです。
Commented by ulgoods at 2008-02-04 11:40
べーさん、こんにちは。
気温は夕方野外で-4.4でした。そのあとテント内に温度計を移動しましたが、-2度くらいではないでしょうか。ログを読んでみます。
寝袋はやはり色ですか!ロフトは..計ってみますね。ちょっと上に羽毛を上げすぎたせいか?背中が寒かった。
JAM2には無理せずとも横にして入ります。テントと、羽毛服など防寒対策、2日分+の食料込みでJAM2で少し余裕がありましたよ。

そちらは雨ばかりのようですね。雨期なのでしょう。芝が青くなっているのでしょうか。
次回お帰りの際は(涼しい時に)ご一緒しましょう。巨木の上の方にも素敵な落ち葉の原が多いです。無雪気にはハンモックもいいかなと思っています。
Commented by 神保町方面編集者 at 2008-02-04 11:50 x
こんにちは、神保町方面編集者です。
偶然ですが、この土日に塩山から裂石→大菩薩峠に上り、そこから南方面への縦走をしていました。黒岳を越えて湯ノ沢峠避難小屋泊まりです。2日目は、滝子山まで行く予定だったのですが、想定以上の降雪にあえなく撤退し、甲斐大和方面へ下山しました。サラサラのパウダースノーでしたが結構積もり、ひざ上くらいまでのラッセルが続く箇所も割とあって、同行者と「スノーシューがあれば楽しいだろうに」と話していました。
Commented by ulgoods at 2008-02-04 12:14
神保町殿、こんにちは。
あっちに行っていたですか。こちらも予定通りならお会いしていたかもです。そちら方面も考えていたのですが、長そうなので、先ずは小菅に降りるルートで足慣らしと考えていました。
先日の雪は雪質は良かったですね。もう一回降ったらスノシューで行けるかな。
こちら、遅々とではありますが少しずつ。
Commented by べー at 2008-02-04 12:21 x
結構、暖かかったですね。
寝袋は数あれど、あの色は持っていませんでした(笑)。緑色は、JRBだけですが、ちょっと趣がちがいます。

雨季は毎年のことなので仕方ないのですが、ストームの数が多すぎます。夏のシエラは蚊が大変そうですよー。

ぜひとも、日本でのオフ会は、次回は山で!!
Commented by heniha at 2008-02-04 12:42 x
こんにちは。どんだけ縮小されてしまうのかと思ったのですが、縮小されても読み応えありますね!野生の鹿は乗馬をしていたときに見たことはあるけれど、鳴き声は聞いたことがありません。一度聞いてみたいです。
Commented by ulgoods at 2008-02-04 14:12
JRBのキルトでは背中が寒い気がして、まだ冬に使う勇気はありません。
もっと寝相を良くしないと..

Sierraは昨年は渇水気味のせいか、蚊は少なくて助かりましたが、途中、枯れた川もあったりで、水と蚊と、どちらが良いかな...蚊が居ない方が良いか(笑

次回、帰国の際はとっておきの場所にご案内します。それまで、奥多摩探訪まだまだ続く感じ。
Commented by ulgoods at 2008-02-04 14:17
henihaさん、こんにちは。
これでも縮小気味ですが、ま、今回は久々の山歩きなのでスペシャルです。
乗馬をなさいますか。(記憶では)すらっとしていたから、かっこ良さそう。

鹿は奥多摩を歩けば良く見聞きできますよ。丹沢も多いでしょ。
鳴き声は、甲高く、あまり可愛い声じゃじゃいんです。突然甲高く鳴くのでビックリしますし、夜中はどちらかというと気味悪いですね。
Commented by bphiro at 2008-02-04 15:22
こんにちわ!BigSkyのテントはトレックライズになんとなく似てますね。でもかなり軽い!前室も余裕ありそうです。
疲れて早く寝てしまって結果良かったですよね(^_^)
降りだすぎりぎりまで酒盛りしてたら、やばかったかも・・・
鹿のあの甲高い鳴き声は、確かに夜中に聞くと気味悪いですね。
Commented by ulgoods at 2008-02-04 17:25
bphiroさんこにゃにゃちは。
軽いのが取り得のテントです。が、あのくらいの積雪では潰れる気配はありません。耐風性はまだテストできていません。向こう側の前室スペースに手が届かないので、うっかり物を入れてしまうと、取り出すのに外から回らねばならず、かなり億劫です。
など、まだまだ。
テントに寝たのは久々ですが、やはり窮屈ですね。
でも、虫の知らせか..Bivyなら埋まっているところでした:-)
Commented by 村上 at 2008-02-04 20:38 x
私は雪国にいますから、フライは必ず開け放して寝ます。低山(1000メーターはあります)でも50センチは降ります。それと、食い物がひどいな。野菜を食べないといけませんね。寒い時は血の滴るステーキも良いですぞ。
Commented by azm at 2008-02-05 00:44 x
ども。いいなあ山。長い縮小版ですねえ(^^¥
しかし、雪につぶされなくて良かったですね。
この土日は風邪をひきひき家で仕事の山に向かっていました。今日は飛行機から八つと北岳を見て、ホっ・・・
生ハム、小分けにしたのを1袋とってありますよー。
Commented by ulgoods at 2008-02-05 05:00
村上さん、こんにちは。
フライを開け放して寝るのココロは顔を降雪検知器にするためでしょうか?あるいは結露防止でしょうか?降っている時はどうなさいますか?
質問ばかりですいません。

食べ物は..山で美食を求めると調理器具や食材で数キロ持たないといけないので、そんだけ担ぐと余計にお腹が減ります(笑)
フライパン持っていないんですよ...
確かに食事はヒドイですね。とっても人様には勧められません。
私の場合は脂の乗ったステーキを内蔵していますから、山では粗食を楽しみます。Sierraを歩いた時は、1週間こんな食事で、あとはビタミン剤とか飲んでいました。
いや、トゥワラミメドーズのハンバーガーの旨かったこと!それをやりたくて飢えていたと言うこともあります(笑
私のように粗食にするとカメラをあと数台持てますよ!
奥駆の時は修験者のような粗食(たぶん)で臨まれてはいかがでしょう。
Commented by ulgoods at 2008-02-05 05:10
azmさん、これは縮小版なのです...
雪は、読みというか楽観的観測が1日ずれて早まりました。ダメですね(笑
軽い雪で積もる速度も遅かったので助かりました。湿った雪がズンズン積もっていたら圧壊したかも。
雪で潰れたら最初は雪崩れ同様で抜けられないでしょうね。スパイダルコの小さなナイフを首から下げて寝ていましたが、テントを切るかどうか、数分悩むと思います(笑
手持ちのテントならOneShotだったらフライもないので壁が潰されていくのがもっと早く判ったと思います。

azm印のハム...何とか受領の方法はないものかと。もうそろそろツアーが始まるでしょ。
Commented at 2008-02-05 06:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by 村上 at 2008-02-05 10:19 x
フライは空気を通さないので、危ない。「遊歩大全」に死亡例が掲載されていただろう。雪山経験は乏しいが、山モードでは2時間に一度トイレに立つし、その時にスコップで雪をどける、あるいは、蹴飛ばす。氷点下の場合、結露なんかどうでもよい。凍るから。ステーキはやめるにして、例えば、私の愛用している吉良食品の乾燥野菜を一袋、スープで煮ればどうか。サプリメントに頼らず、きちんと食事をすれば、疲労しないで歩けるし、その方が安全。それと、カメラは1台で十分だな。2キロある。暴漢に襲われた時には鈍器になるが、オレを見て襲ってくるヤツはいないだろうな。野外モードではパワーが数倍出るので、触る物がすべて壊れる。
Commented by ulgoods at 2008-02-05 11:42
村上さん、ありがとうございます。
そうですね。窒息しないように気を付けます。
先日はホントに警戒無くぐっすり寝ました。雪の音を聞いた時に反応すべきでした。反省。
吉良食品、乾燥野菜ですね。ご心配ありがとおうございます。あまりの飯の侘びしさに涙が落ちるようになったら工夫すると思います。
というか、いずれディハイドレーターも買うかと思っていました。作るの面倒だから、買うのも手ですね。

野外ではパワー増強した村上さんは近寄らないようにしないと...
しかし、遊歩大全、この間から上下共、ついでに英語版も行方不明になってます。本棚の全層雪崩れ以後だから、まだ埋まってる..野宿大全はすぐに見つかるのですが...
Commented at 2008-02-05 11:57
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by ulgoods at 2008-02-05 12:18
zzz_bearさん、こんにちは。
似たような物かも...
そのまま出るかは?ですが、お楽しみに。

私は神社裏から直登ぎみだったのですが、下りの道の途中から尾根に出る道があるようで、こんどはそちらで行ってみます。

あまり人が行くと根が踏まれて弱るかなぁ..などと勝手なことを考えてしまう。

Commented by zzz_bear at 2008-02-05 18:30
気休めですが僕は半径2,3mに入らない様にしています(笑)どこかで読みましたがやはり周りが踏み固められてきているみたいですね。
昨年行った際も中高年の団体が途中からやってきて取り囲んでいました...
尾根の道は僕もチェックしているのですが最後に道路に降りる際2mちょい段差があるかもしれません。
下からチェックしただけなのですがリボンの目印もあったので多分あってると思うのですが。
Commented by ulgoods at 2008-02-05 21:42
zzz_bearさん、
樹木のことは良くわからないのですが..野菜作りの知識では、踏んで切れるのは末端の方の毛根とか聞きます。また、地面からの通気性が損なわれるのも問題のようです。この季節は表土が凍結しているので影響は少ないかと勝手に思っておりました。それも踏んで透水性が下がって地表に水が溜まった結果なのでしょうか。野菜では畝の間は藁を敷いて根を切らないようにとか、固めてしまわないようにします。靴も堅い靴は推奨されません。

とはいえ、私も踏んでいるわけで。
罪滅ぼしに樹勢の定点観測でもしようかしら...って、夏場は暑いから行かないんですよ。葉の茂りを見ないとダメですよね。
Commented by ulgoods at 2008-02-05 22:51
続き...

あそこは地元の民宿がツアーなどで案内するようです。自然保護指向の強い人たちの経営のようですし、巨樹の会というのがあるらしいから、何らかの管理下に置かれていると思うのですが...

最初に検索してガイド情報を見つけた時は、木の傍らでHexを張っている写真があって印象的でした。ああ、キャンプしてるんだと思ったものです。 利用と保護と両立できればいいです。
私個人としては、極力ダメージをあたえないように、でも鹿並に自由に近づきたい。裸足になればいいかも!

今回は時間が無くてあそこでしたが、上にも良いところは沢山あるわけで、自分的にもキャンプ場所が集中しないようにしたいと思っていたところです。でも..良い塩梅に倒木があるんですよね。

今回、倒木についた苔がカカトで踏んで擦ったように何カ所か剥げていて、ちょっとゾクっとしたんです。
Commented by べー at 2008-02-06 02:50 x
このダウンジャケットはスカハですか?
黒も格好いいなぁ。(また、色か)

うちのは明るい緑(笑)。

それにしても、JAM2を使ってテントで冬泊はすごいですねぇ。
私はひよってピナクルにしてしまいます。

ああ、熊袋があるからか!
Commented by ulgoods at 2008-02-06 05:29
べーさん、ご明察、Skaha Plus EPICでございます。Jam2の形がきれいに出ているのも隙間をSkahaで充填したから..
私のSkahaはEPICなので下界の融けっぽい雨雪の中でも気を遣わずに済みました。マジで縫い目を目止めしたら雨具ダウンジャケットにならないかと思っています。
気がつけば、ズボンも帽子も黒で、髭面ですから熊と間違われても文句は言えません。ATのオレンジなベストを着用すべきだったと思いました。Don't shoot meのやつ。

大菩薩バージョンの荷の時はPinacleでした。うちのはお陰で様でJam2,Pinacle共にグレーで見分けがつきにくい。

今回はJam2で余裕でした。テントは、BigSkyがスタッフザックを送ってこないので、Jam2の底にバラで敷いているのも容量減に貢献しています。寝袋が横に入って助かりました。縦に入れるとそれでお終い(笑
マットは筒状ではなく、背中側に潰して入れています。筒状だと梨型のJam系は容量の無駄が多いですから。Jam2になって前面のポケットが増量したので、重宝です。
Commented by ulgoods at 2008-02-06 05:29
続き...

今回は熊袋を使いませんでした。送られてきたものを手に取ったのですが、あんなに重くでは...ね。
食料類はスタッフザックに入れて、離れた木の枝に吊して寝ました。お陰で夜中に間食しないで済みます。
Commented by sugisi at 2008-02-06 06:34 x
タクシーに同乗させて頂きありがとうございました。
あの雪の中を一泊したと歩いて来られた時、気分屋ウォーカーは驚きました。
平然とおっしゃってたのでお話ししてみたくて同乗させて頂いた次第です。
基本的に樹木と写真なのですが、いつの間にか山登りしていたり(気が済むと途中で帰ったりしますが…。そん時の気分次第ですけど)と興味がダラダラと広がり自分自身収集付かなくて困っています。
そんな中での、車中でのお話しと教えていただいたこのブログを拝見してフツフツと興奮している自分を発見してしまいました。
またダラダラと広がりつつある興味というか好奇心に「シマッタ!」と思いつつワクワクしています。
今後、楽しみにブログ拝見させていただきます。
またお会いできたら興奮気味なトークを聞きたいです。

熊に会ったらどうなさるのですか?
一人で歩くといつも心配なのですが。

Commented by ulgoods at 2008-02-06 07:32
sugisiさん、こんにちは。
あの節はどうも。タクシー代割り勘で済んで岩魚と熱燗代が出ました(笑

山は、何が何でも頂上を踏む必要がないと思うので、気が済んで帰れるなら、それはそれで良いですね。私もハイカーなので、頂上に行かなくても平気です。

、でなければならない的な売られ方をする山道具ですが、見方を変えれば別な選択肢で軽量化もできます。何が何でもじゃないですが、無駄に重いよりは幸せですし、重い道具を恨まないで済みます。

持っていった物がちゃんとちゃんと働いて無事に降りてきたので嬉しくてアドレナリンが出ていたようです。
熊は、どうしましょう?会わないと思っていますし、会っても喧嘩しないと思っているのですが..

また覗いて下さい。
Commented by zzz_bear at 2008-02-06 20:46
僕も樹木は詳しくないですがやはり土を固めすぎない方がいいんでしょうね。でもロープなんか張られる様になったら雰囲気ぶちこわしだなあ。
UL化を進める程ダメージを小さく出来ます。
Commented by rwalker at 2008-02-07 00:51
こんばんは。
思い切り埋まってますね。
やはり積雪が見込まれる状況では、大型ベンチレーターを備えた冬テンがあると良いですね。
私が使っているモデルには、トップに一つと壁面に直径30cmほどのベンチレーターがあり、換気は当然ですが、顔を出して外の状況を確認したり、鍋を使って雪を集めたりなど、テントにいながらできます。
尤も、重いので冬山で担いだことはありません。
専ら長期のカヤック旅か、スキー場の駐車場での使用ですが。

>トム・ブラウン・ジュニアの本
彼の「The Science and Art of Tracking 」がお勧めです。
現在あるその手の本の中では最高の部類に入ります。
他には、シートンの本も結構詳しく書いてありますね。
Commented by rwalker at 2008-02-07 01:13
歩行による木のダメージですが、露出した根を踏まなければ基本的に無視できるレベルです。
それよりも、氷点下の気温や風の影響の方が大きいでしょう。
植物の根は共生菌(根毛に見えるかなりの部分)に包まれて保護されているので、土の上から踏まれたところでダメージは少ないでしょう。

ですが、多くの人が歩き表土が削れ、流れたりすると、当然痛むので「大丈夫」ではありませんが。

木の種類でも、根が深く張る杉はダメージを受けにくく、広く浅く張る檜は弱い、などの差があります。

>熊に会ったら
カメラを出します。
滅多に出会えないので貴重な被写体です。
Commented by ulgoods at 2008-02-07 08:21
rwalkerさん、こんにちは。
BigSkyのテントは頂部にベンチレーションがついているので、少しマシかもしれません。
前室が張り出したテントは雪が乗って良くないですね。これからの季節はOneShotでいこうと思います。

トム・ブラウン・ジュニアの本は何冊か読みまして、そんなこと判るの?と思っていたのですが、一旦、木の葉の乱れで足跡を確認すると、それを追うのは簡単でした。さすがに息づかいまでは判らないですが(笑

根っこ、巨木のそばで寝て、地下ではここまで根が来ているかと、根に抱かれている感じをイメージしてて寝ていました。ら、寝過ごした(笑

訪れる人が、何らかのダメージを与えている意識があれば、それほど酷いことにはならないと思っています。
次からは巨木に挨拶をして、もっと上でキャンプを張るつもり。ただし、早起きして、早い時間に登りだせたらの話ですが...

山で熊に出会う方法という本を読みました。居るところには高密度でいると思うのですが、あの辺ではまだ痕跡を見ていません。犬も今回は会わなかった。奴らはどうしているんだろう。もう居ないのかな?少し残念。たぶんもしかしたら悲しいことになっているかも。
Commented by zzz_bear at 2008-02-08 00:35
rwalkerさんならお詳しいだろうなと思ってたのですが、ご本人がコメント下さってますね。さすがです。
熊は確か奥多摩湖周辺が多かったと思いますがやはり数は減っているようですね。
Commented by ulgoods at 2008-02-08 02:26
zzzさん、こんばんは。
rwalkerさんは、そんな感じの、そう、森のような人でした。

自分的には、思ったように、上で分散して寝ます。
Commented by rwalker at 2008-02-08 19:00
こんばんは。
>頂部にベンチレーション
これは他のテントも同様ですが、フライの下部が雪に埋まる状況ではあまり期待できません。
フライ下部の隙間から空気が流れることを想定しているからです。
開放面積が一緒でも、窓一枚あけるより二枚開けるほうが換気されるのと同じ理屈です。
無いよりはマシですが、CO、CO2ともに空気よりも重いので、注意が必要ですね。

>そんなこと判るの?
アレは繭に唾つけながら読んだ方が良いです。
未邦訳の「FIELD GUID」シリーズも、参考になる部分が多く良いのですが、時々?、となります。

>訪れる人が、何らかのダメージを与えている意識
全くその通りです。
あと必要なのは、何が良くて何がダメ、というよりも定量的な観点から考えることだと思います。
一年に一人だけなら重登山靴でガスガス歩いても無視できますが、一日数百人となると、裸足でも深刻なダメージです。
場所によっては、入山規制などをもっと厳しくすべきだと思います。
特に富士山とか、富士山や、富士山など。

Commented by rwalker at 2008-02-08 19:06
>山で熊に出会う方法
あれは面白い本ですね。私も好きな本です。
次は「ベア・アタックス」を読むことをお勧めします。
上下巻でボリュームがあり高いですが、一読の価値はあります。

zzz_bearさん
さすがというほどでも無いです。
酔っ払っている時にコメントを書くことが多いので、おかしいところがあったら、こっそりとツッコミしてください。

>森のような人でした。
そうです、まだフサフサで一本一本が太いです。
例えるならシュバルツバルトですね。
そして胃と肝臓は、シュバルツシルト半径に例えられます。
Commented by べー at 2008-02-09 03:48 x
>rwalkerさん

横レス失礼します。
ベアアタックス、おっしゃるとおり高いですよね(笑)。
 アラスカに行った際に、友人の紹介で訳された大山さんに会う機会があったので、その旨を伝えたら後日送ってくれました。

そういえば、先日、熊穴に入って出られなくなった人がいましたね。
奥多摩の熊も冬眠中でしょうか。
Commented by ulgoods at 2008-02-10 12:39
rwalkerさん、
頂部のベンチレーション、Bivy泊の経験ですが、下から入って上に抜ける流れの他に、その流れが阻害された場合は一つのベンチレーションから間欠的に出入りが起こるような気がしています。
COは空気との比重:0.967(空気より少し軽い程度)なので、寒いテントの頂部のベンチレータ付近でロウソクを燃やすと更に温かいCOは軽くて外へ流れ出るという期待もありましたが、そういう賭はしない方が賢明ですね。

ベア・アタックス、アマゾンにありましたので注文しました。興味の分野は関連含めて一気に攻略すると覚えが良いです。

シュバルツバルトにシュバルツシルトですか..深い黒い森に蓄えられた叡智の片鱗が時々(アルコールで)重力が緩んで放出されるのをblogで拝見しております(笑
Commented by ulgoods at 2008-02-10 13:00
ベーさん、木のうろなどの熊穴は、丸くなって方向転換出来ない人間が入ったら引きずり出してもらわないと出られないですね。
その他、案外身近なところに冬籠もりしている例もあるらしく、今度歩いたらそんな痕跡にも気を配ってみようと思っています。
Commented by rwalker at 2008-02-19 00:06
こんばんは

ベーさん
あんな高いものを貰ったんですか、羨ましいです。
私は図書館で借りました。
アラスカだと、州で発行している小冊子が要点が纏まってて良かったです。
その上ロハですし。

ulgoodsさん
>COは空気との比重:0.967
私はてっきり重いものだと思い込んでいました、お恥ずかしい。
理科をもう一度勉強しなければならないですね。
なので
>深い黒い森に蓄えられた叡智の片鱗
なんてものは無いです。
落語に出てくるご隠居が、「知らない」とは言えずにこねくり回す屁理屈が近いとこですね。
Commented by ulgoods at 2008-02-19 09:09
rwalkerさん、ご推薦なのでベアアタックスを上下アマゾンで入手して読み中です..熊系の本はこれで打ち止めにできるかな?
わたしゃ、落語で言えば長屋の熊さんかな。
<< rwalkerさんの真似 サーモスチタン その2 >>