Bigsky Summit Evolution 1P 1D1V shelter Rev.G

Bigsky Summit Evolution 1P 1D1V shelter Rev.G

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街に少し気の早いクリスマスが流れ始めた12月上旬、突然、BigSky InternationalのBobからテントを出荷したとよメールが入った。実は、このテントを注文したのは去年2006年の6月で、納品されたのが今年2007年12月...注文から納品まで18ヶ月待たされたことになる。

ホントに参った。
何回確認してもあと30日以内に出すとか、工場が上手く稼働していないとか、設計に問題があってパターンを作り直している等々、あらゆる言い訳で延ばされ、もう忘れたことにしていたのだが、こちらが忘れた頃にたまにメールが来て、もうすぐだ、という割に来ないので、どーなったのかメールすると、何やかんやと引き延ばし。海外のフォーラムでも納品遅れが問題になっており、訴訟するとかいう話しも流れてた。
で、このテントを手にできた人はラッキーだと言うことになっている。そう言う意味では貴重品なのかしら?

どーも最近は資金繰りに窮しているらしく、先払いなら20%OFFで来年2月の納品とかいうメールが来ていたが、もはや納期には信用ならんので無視していたが、たぶん現金化できそうなところから仕事を纏めだしたのか、白羽の矢が立ち?18ヶ月での納品となった。
ま、彼に限らず、USのメーカやお店もクリスマスというのが最終締切になっていて、これを目処に頑張るようだ。これを越えるとまたいつになるか分からない...

注文したモデルはRev.Dであったが、納品されたモデルはRev.Gだとのこと。代金も値上がりしていたが注文時の値段で出してもらった。当たり前である!そのくせ、かれこれ$90くらいのお得ですから..みたいな文面が書いてある。知ったことではない!こっちが期待させられたり裏切られて落胆した精神的疲労は$90では足りないくらいだ。しかも、さすがに18ヶ月前の関心事と今の関心事は違うから、送ったから、この年末にカードに課金したから、とか言われても予定外の出費で迷惑以外のなにものでもない気がしている。
しかも、オマケで付いてくるはずのコンプレッションバッグが入っておらず、メールで問い合わせたら、「あなたは最初は注文していなかった」という応え。確かにあの時代はオプションだったかもしれないけど、今は無料で付いてくるはずで、彼が書いた送るものお品書きにも記してあったので、あなたが送り状に書いた品目とアナタがパックした品目が一致しないのが問題だ、みたいなことを書いたら、今度は、オーすいませんすいません、みたいなメールが来た。ただし、工場は今年は閉まったので、来年、無料で出荷すると。無料は当たり前である!ストックの一つもないのか?たぶん、クリスマス前で仕事をしたくないんだろうな。
また、モヤモヤが年を越すことになる。また18ヶ月はイヤだ。
と、このテントにはぼやきっぱなしだ。

これは二枚壁の自立型で、1P 1D1Vは一人用、出入り口1個、前室1個と言うことらしい。家の間取りの説明に似ている。
とりあえず、畳で張って、それから庭で張ってみた。

重量は
外張 343g
内張 376g
ポール 211g
合計 920g
である。2枚壁の自立テントでは世界でも最軽量の部類だ。
ただしポールはオプションのFibraplexのカーボンポールをオーダしておいたので軽量。標準のEASTON 7075は337gあり、この場合は1056g。
自立テントとして国内最軽量モデルのトレックライズ0は本体、フライ、ポールで1250gであるから、カーボンポール版と比べて330g重い。Easton版と比べても約200g重い。330g減となると軽さは際だつ。
最近はトレックライズ0に大型のフライを被せるのが流行っているようだが、あれはどんくらい重いんだろう?どーせ作るなら生地を換えて本家より軽くしてもらいたかった。
価格もトレックライズ0は3.36まんえんでお安くはない。送料無しで比較するとEastonポールのならBigSKyの方がUS$249.95 で、お安くてなおかつ軽い..ただでさえ高価なトレックライズ0を買って、サードパーティのデカいけど重そうな、たぶんお安くはないフライもセットにすると...うーん、買えない私。でも、スカンジュームポールは少し惹かれる。ホントはEastonに比べるとあれって軽くはないんだよね。軽いのはあくまで当社前年比ということだ。で、全体的な強度バランスを考えるとCFでいいかな。
まあ、サードパーティ物が出てくるのは良いことだ。

居室のサイズは、
長さ 84"(212.8cm)
幅(上)36"(91.2cm)
幅(下)36"(60.8cm)
高さ 39" (98.8cm)
である。
アライのトレックライズ0より8cmも長く、幅は平均すると同じくらい(80cm)くらいか。

作りはまぁまぁ良い。パターンを作り直したと言うが、そのせいか、思ったほどシワも出ない。ま、その辺は最初の懸念からは進化したようだ。
素材は普通の30D Silnylonのようで、Gatewood Capeと同じ感触だ。今となっては特に軽量ではないはず。でも軽い...全体的に整合を取りながら無駄な安全マージンを下げて付属品も厳選して軽く仕上げている感じだ。例えるならゼロ戦の設計思想に近いと思う。
Spinnaker 生地を使えばあと100g位は軽くなるんじゃないか?

実は注文したのは1Vで、非対称、ドアの反対側は切れたフライの形状だったのだが、来たのは反対側にも前室が付いていた。やれやれ、狭いキャンプ地でも張れるようにと1Vを頼んだつもりだったが、これは1P2D2Vと同じフライじゃないか!重いし、反対側の前室は内部から手を伸ばしてアクセスできないから使いにくい。どーやら、製品ラインを縮小して利益率を上げる方向なのだろう。私としては迷惑な話しだ。
透明ビニールの窓が付いているが、これも余分。大体、こういうところから壊れてくると思っているし。片づける時に無用の気を遣う。
換気は、入り口の上に小さな換気口が付いていて、ベルクロ付きの棒で開いておく形式だ。ちょと小さい気もするが、トレックライズには付いていないようなので(持っていないので分からないが)、ま、無いより良いだろうくらいかな。

18ヶ月前、世界最軽量の二枚壁で雨でも煮炊きできるかと期待して注文したが、どーしても来なかったので、仕方なくBDのOneShotを手に入れた。今ではFibraplexのカーボンポール換装NeoShotになり、真の意味での自立型として、単壁だけど満足している。煮炊きできなければ、煮炊きしないで済むモノを食えばいいのだから..
って、軽量な固形やアルコールストーブが使えないという意味で、普通のガスキャニスタストーブなら問題なし。

やれやれ、OneShotとEvo.1Pとの使い分けに悩む。まるで、婚約者が旅先で死んだと思い、その後出会った人と家庭を築いてそれなりに幸せに暮らしていたら、ある日突然帰ってきた、みたいな、そんな感じで複雑な思いだ。
雪のあるところはOneShot、雨っぽい時はEvo.1Pという使い分けになるかな。それぞれ、オリジナルのEastonポールもあるから、更に選択肢が広がって..山行前のお道具の選定に時間を食いそう。困った。
Bobはメールの最後にThank you for your patience,と書くのが好きなのだが、ホントにこの人からは忍耐という英語の意味を教えられた気がする。

あまり細部が紹介されたことがないテントなので、撮った写真を出しておく
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前後の幅が違うのでポールの交点は足元方向にずれている。
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ポケットは頭と足側に1こずつ。結構デカイので便利そう。
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フライを留めるのはフックなので寒い時は作業しにくいかもしれない。フライとポールはベルクロ留めでOneShotやFastLightと同じ要領だ。スリーブが無い分軽量だが、設営性はイマイチか。それとベルクロの強度が足りない。フライに綱を取るとポールとの接続はベルクロなので、そこはもちょっと強力なのを使ってほしかった。
フライは綱で下に引いてフレームに被せて押さえるのが正しいのかな?フレームに直接力を掛けないのが正しい?なんせ、二枚壁のテントは初めてだから分からない..
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Silnetは指で?べた塗りされていた。
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ちなみに縫製は中華人民共和国。

私のお気に入り山道具ベスト3締切近し!よろしく。


秘密の山の上へちょっと一泊...メイビル男爵
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私のお気に入り山道具ベスト3に情報を多数お寄せ下さりありがとうございます。
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だまいいよ...
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by ulgoods | 2007-12-17 01:50 | 宿泊系
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