MSR FLING

日曜は山へ行かず、子供のスケート教室につき合い、私も30年数余年ぶりにスケート靴を履いた。
小学生の頃は冬の体育の授業は田んぼでスケートだったから、多少は足に覚えはある、あった筈...のだが、ぶざまに転んだ庇い手で手首を捻挫し、キーボードを打つのが辛い。ので、今日は写真だけ。
だいいち、貸し靴がフィギュアとホッケーだけというのは納得できない。ホッケーは湾曲した歯だから前後に転ぶ。フィギュアはホッケーよりは歯が平らだが、先端のギザギザを氷りに引っかけ、前に転ぶ。昔からその二種は嫌いな靴だ。男子ならスピード靴だろうと思うが、狭い神宮のリンクはそもそもホッケー場だから望むのが間違いか。せめて、ハーフスピードの靴だったら、ギラギラと油の様に光る氷のスピードスケートリンクだったら..ぼやいても仕方ない。
子供は言わぬが、今後はお父さんの子供の頃はな..で始まる話しに疑問符が付くことになった。かな?

今日は名古屋方面からSierraを共に野宿し、歩いた友人が出張ついでに阿佐ヶ谷まで足を延ばしてくれるという。Yosemite谷で別れてぶりの再会だ。だからと言うわけではないが、庭にMSRのでかいテントを張った。気が変わって庭で寝たいというかもしれない。
MSRのFLINGというこのテント、フープが前後に2つ入ったカマボコ型の変形で、縦に一本背骨を通して張力前後への張力を与え、屋根を吊っている。背骨が無くても張れるのだが、背骨無しではGolite Den2と大して変わらないから面白くない。
スタッフザックも巨大だが、張った姿は堂々として、間口1.7m、奥行き2.0m、奥の幅1.2mもある。高いところで1.0m。巨大だ。ドアから奥へパパ、ママ、子供二人くらいの一家が寝られるかも!
素材は30DのSiLNylon1500mm対水圧、床は70Dポリウレタン5000mm対水圧。
重量は膜体が1.22kg、ポール三本で約0.59kgで結構軽い。

綱を思い切り緊張させて張った感じは結構堅い。カマボコフープの10時と2時の位置からは更に綱が取れるので、それも張れば主索を補い、風の中でも保つだろう。
結露は...まだ内部で暮らしていないけど、結構あるんだろうな。だが、換気に気を配った作りなので、入り口上を開けて、テント内で煮炊きしなければ大丈夫と思うが。結露の半分はテント内での生活様式によると思う。

テント繋がりの余談だが、先週は雪浅い北八つでNemo Hypno Exを張ったが、防水スタッフザックに入れたものを帰ってから計ったのだが、
Nemo 乾燥前 2105g
Nemo 乾燥後 1861g
だった。差は244gで、これが膜体に染みこんだ水分。
透湿素材では最初は透湿していた。ColemanのPowerMaxストーブのテストも兼ねてテント内で煮炊きし、水蒸気を盛大に上げても、側面に張ったロゴシールの裏側だけが軽く結露で、その他はサラサラだったので透湿していることが分かった。朝になると呼気に依ると思われる霜が付いて、それは払って撤収したから、膜に染みこんだ水分の重量が244gということになる。
透湿性とは言え、外気が-10度近かったが、テント隅の膜内の床は体に近いせいもあってか、以外にも最低で-4度くらいだった。相対湿度は最大で80%くらいが記録されていた。ということは、膜の極近傍で6度の温度勾配があるわけで室内の湿度が高ければ確実に結露し、かつ即座に凍結する。結露が微細孔を埋めて凍り機能を果たさなくなるのは明らかで、かえって、振り払えば氷が落ちる非透湿の方が良いかもしれないと思った。

ちなみにColemanのPowerMaxはでかくて重くて無骨者だが、プロパンを含んだ燃料の液出し仕様のこのストーブは寒冷でもよく働いた。寒冷でもテント内で不安なく煮炊きができる。

まだ、実戦に投入していないのだが、FLINGの写真を掲載する。
購入検討中の興味のある人には何か参考になるかもしれない。

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奥のメッシュはとじることができない
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サイドも重なった生地がメッシュで連結されている。横の綱を張るとメッシュが顕わになり、通気性が上がる。
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冬に暖かいテントではないと思う。
が、寝袋中綿の湿気を帯びた空気の露点以上に室温を保持できなければまずは寝袋が濡れるのだから、人間向きに半端に温かくしても仕方ないと思っている。

結露の起こる可能性があるのは二か所、寝袋内の体温に近い温度が寝袋表面で今回の場合は-4度だから10数センチの断熱材の中で40度の温度差がある。おそらく、寝袋表面付近で結露の条件を満たすだろう。次はテントの内外で、今回は6度の差があった。わずか1mmに満たない膜断面内での急激な温度勾配である。中か外かいずれかで結露し凍結するだろう。室温を寝袋内空気の露点以上に保持できれば(湿らなければ低温でもよいのでVapor barrierも有効)、寝袋表面での結露は起こらず、すべてテント壁に水分をなすりつけることができる。振り落とせばおしまいというのは楽だ。寝袋表面はもしかしたら温かいのかもしれないが、であれば近傍で急に冷やされるから結露が発生し結局は水分が寝袋表面繊維に付着するだろう。
寝袋表面と近傍の温度湿度を精密に測ってみたいな。
とはいえ、測ったところで暖房装置は持って行けないし、VB辛そうだし。極力テント内で煮炊きなどしない、水蒸気は通風で持って行ってもらう。といったところか。


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by ulgoods | 2007-12-10 09:35 | 宿泊系
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