結露を計る / Brunton ADC pro

Brunton ADC pro
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かねがね、テント・シェルターやBivy内での結露に対する理解を深めたいと思っていた。
結露とは、暖かく湿度の高い空気がその露点以下に冷やされて保持できなくなった水蒸気を吐き出すこと、と理解している。私には気象の制御はできないにせよ、それ(主に気温と湿度、希に圧力)がどうなって「いた」かを知ることは、ちぇ!たまたま運が悪くて濡れちゃったよー、と天候や道具に毒づかないために必要なことだ。

この夏のSierraの帰りにコフランの最高最低気温を保持できるデジタル温度計(Coghlan's Time and Temperature Digital Dangler )を買ったが、昨夜の寝袋の寒暖の結果を納得するには良いとしても、それでは「日の出前が一番寒い」と言われるが、本当は何時に最低気温だったのかは分からないし、本当に気温が低かったのか?体温生成が切れて寒く感じるだけなのか?そんなことまで知りたいとしてもジッと温度計を眺めて過ごすのは、それはそれで寒いより辛いので経時変化を記録できる機能が要る、ということになった。
テントが結露したの理由をちゃんと解するには、気温と湿度の経時変化も記録できなければならない。それでようやっと点が線になり、そして面として記録される。屋根系だけでなく、Bivyサックやシェラフカバーと寝袋の濡れる関係や、衣類の中の蒸れ蒸れが場所やベンチレーションの具合でどう変化するのか?とか、知りたいからできるだけ小型軽量が望ましい。
という理由と条件で探してみた。が、湿度が測れてデータが記録できるのは結構上位機種らしく、業務用を除くとKestrelなら4000以降、Brunton(Silva)ならADC proしかない。
軽いのはBruntonだ。ボタン電池込みで55g。kestrelはいろんな重量が書いていてわからんが、単4を2本使うのでそれなりに重そうだ。100gを越すだろう。
精度は業務用に比べたら、どちらもそれなりだろうから、別に0.1度を争う状況ではないので小型軽量が優先でBrunton優勢。
風速は、わたし的にはオマケなので、プロペラが小さい方が破損がしにくいだろうでBruntonにもう一票。
価格も探せば$130100ちょっとからあるのでBruntonに利がある。
うーん最初はKestrelが良さそうだったんだが、何だかんだでBruntonか...が、ただ一点、Reviewなど読んでいて気になったのが、どうやらBruntonはデータ記録時にビープ音が鳴るらしい。例えば夜中にビッ!30分毎(1秒から設定できる)にビッ!...それって、たぶん気になる。気になって寝られない気がする。テン場でも周囲で気になって寝られない人を量産してしまうかもしれない。何かです巻にして消音すると計った気温や湿度が怪しくなりそうだ。困った...
しかしKestrelにすると、+50gは重そうなので、担いでいて絶対に後悔しそうだ。天候に毒づかなくても重さに文句を言うと思う。それはダメダメ、断じて許せない。
というわけで苦悩の末BruntonのADC proを選んだ。

ボタンが三つしかないので操作が面倒だが、慣れれば設計者の意図が分かり苦ではない。
データは専用のUSBの赤外通信デバイスを専用ソフトで駆って行う。PCに付いていた赤外デバイスが有効だと競合するようでダメだし、PCのモノは認識してくれない。ばかでかいUSB赤外は嫌いなのだが抱き合わせで買わせる作戦らしいが、無ければ結果を眺めるだけでつまらないから乗るしかない。
時計はもちろんだが、アラームとストップウオッチ機能がある。
気圧計、高度計はもちろんだが、原理はわからないけど天気予報までしてくれる。
風速の羽は一つが赤で塗られており、これは磁石になっていて方位も分かる。キャラメルのオマケ程度なのだが、風速計は周囲にコイルが仕込んであってそれをこの磁石羽が切って発生する電気パルスを数えて風速を出すんだろうから、赤く塗っただけで書ける機能を一つ増やしたことになる。
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計測時のピッは...やはり鳴った。消せない。気になる。遠慮のないはっきりした音が鳴る。ボリューム調整もできない。設定温度を下回っても鳴る。風速を考慮した体感温度も設定を下回ると鳴る。高度をセットしておいても鳴る。タイマーでも鳴る。やたらと鳴る。が、どれも音色が同じだ...この辺、あちらさんは芸がない。
メモリーは1980組しかデータを保持できない。ま、30分に1個でも1日で48組だから充分と言えば充分。
音色を設定できて赤外をやめてMicroSDに記録してくれるとステキなんだがな>Brunton殿

本当はテント内を計るにしても複数個を用意して同時に複数箇所測定したいのだが、そんなに買えないし重くなる。第一に何しに山へ行くのか分からなくなる。さらに複数個、非同期にピィが炸裂しては寝られない...ので1台だけにして、あとは最大最低を記録する温度計との併用で我慢するしかない。
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とりあえず何とか操作は会得したと思う。どうせ電源OFFスイッチがない!ので、先ずは普段の生活環境を計って遊んでいる。


参加中... この季節、乾燥するから湿度が測れると良いよ...Click!

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by ulgoods | 2007-11-19 00:22 | エレキ系
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