生活編

生活編

その他の小物について。

パッキングシステム
Backpack 304g MLD Zip
Waterproof liner 66g Sea to Summit 36L

・Zip
とりあえず 2950ci / 47L のバックパックとして軽量である。仮想フレームとしてRidgeRestを使い、かつその状態で熊缶が入るので採用した。1週間分の道具を入れてまだ余裕があった。
これはULザックとSULザックの境目にあるザックかと思う。一応、ショルダーストラップにパッドが入っている。背面パッドはない。ヒップベルトが付いている。大きなメッシュポケットは便利であった。シェルター、Bivyなどはメッシュポケットが定位置。
最後まで快適に担げたので、このザックで良かったと思っている。

今回、同行のjoxterさんはクラシックなGoliteのBreezeをお使いだった。これはヒップベルトがないザックなので、荷重を腰骨に分散させる手法としてウエストバッグを巻いて、その上にザックを載せる作戦であった。上手い方法と感心した。が、後で聞いた話ではウエストバッグのストラップが胃に食い込み、食欲と水分補給の意欲を減退させたという。最終日のLittele Yosemiteではかなり苦しそうであった。途中までご一緒したchaoさんも同じ構成で担いでいたが、やはり、脱水症状で苦しんだ。ザック胃袋締め上げ説が原因か定かではないが、ザックと体の接合も重要と思う。
Zipであるが、軽量化のために
・バックル類が一回り小さく華奢だ。荷重がかかると保たない。
・ハーネス類が幅が狭く薄いので、撚れる。
という傾向がある。特に前面の縦を締めるストラップのバックルは、これは設計のミスであろうが、前面の生地に何気なく固定されており、ついストラップを握ってザックを持ち上げると全荷重が集中するので、途中で千切れてしまった。華奢なので気を付けなければならないと痛感。生地も花崗岩にすれて少し切れた。縫い道具は持ったので修理可能であったが、致命的ではなかったので、最後まで放置した。サンフランシスコのベーさん宅に戻ったら、ベーさんも壊れたザックは放置出来ない方なので、当て布をしてミシンで修理していただいた。オリジナルよりは荷重の掛かる範囲が広くなったので強くなったと思う。
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担いだ恰好は、写真を見て思ったのだが、いささか後傾気味だった。腰に荷重を掛けるのが好きなので、ショルダーを弛めるからか。バランスが問われる岩場もなかったし、結果として腰に荷重を掛けて疲労が少なかったと思う。でもちょと格好悪い。
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SULへの移行として、このザックとほぼ同じ大きさの Prophet を発注した。150gである。8週間は待たねばならないが、秋のハイキングで使いたい。


・Waterproof liner
雨と渡河時の転倒を考えてザックカバーではなく、ザックとほぼ同じ大きさの防水のライナーを使った。ザックの汗濡れから寝袋を守る目的もある。
小物はそれぞれ防水を考慮した袋に入れた上に更にこれを使ったので小袋類の重量が重複して無駄であったが、ザックカバーを持つよりは完璧な防水が期待出来る。寝る時に夜露に濡らしたくないものを放り込み、持ち運びができたので便利であった。


その他

ハンディウオッシャー 25g
用をたしたお尻を洗うのに使用。これは清潔に保つと共にトイレットペーパーの使用量を減らす目的で使った。
有難いことに雲固は毎日出た。ただし、食う量が減っていたので盛大には出ていない。が、クスクスでオリーブオイルを多めに摂ったせいか、スッキリ系では無く、油分が多いねっとり系の印象だった。わたし的には、これ系の始末には通常は大量の紙を要することになっている。あ、紙がない..と言う状況は避けたかったので、50gの計画のところ、モンベルロール100gを持っていったのだが、ウオッシャーと併用した結果の6日間の使用量は26gであった。途中、SunriseとLittle Yosemiteでは公設のトイレで紙をいただいたので、6-2で4回が26gで、一回当たり7g弱の使用で事が済んだ。気温が高い中でもお尻辺りの障害無く歩けたから充分清潔を保っていたと思われる。単に持ち歩く紙を減らすだけでなく、残してくるものが少ないのは良いことだ。紙は動物が掘り出して風で飛ばされてあちらこちらにへばり付いて景観を悲しくすることがあるしね。これは良かったと思っている。


Caldera Cone Stove
カルデラコーンシステムは省燃料で湯の沸きが早かった。
今回は6日間のアルコール使用量は約120cc、100g程度であった。途中、焚き火で2回湯を沸かしたが、このストーブで11回の炊事をこのストーブで行い別途コーヒーも飲んだ。ああ、一回はEsbitを使ったから、アルコール使用は10回である。当初14ccで400ccの湯を得る計算であったから、概ね計算通り。高所であったから少し節約できたようだ。
ストーブの持ち運びは写真のようにスタッキングしたが、やはり、風防がボコボコになった。
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ま、これでも一回200cc程度の重さなら崩れるなどがなかったので、用は足りた。今回は強風はなかったが、風が出ても影響は少なかっただろうから悪くはない。

同行のjoxterさんのシステムはもっと良かった。手持ちの道具で再現すると、写真のようになる。
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A&Fの小さなチタンカップにスノピ極用の蓋、Esbit Wing Stove にチタンフォイルの風防である。この組み合わせは昨年OdBoxの土屋氏がBlogで公開したものだ。
結局、一回当たり200ccほどの湯が得られれば飯は食えるので、このストーブで湯を沸かし、沸いたらサッと息で炎を吹き消してしまう。次回は燃焼台に膠着したEsbitに再び点火するので無駄が少ない。燃料は継ぎ足して使用出来るのが良い。結局、Joxterさんの燃料消費は1日に14gEsbitが1個であった。
4gの小さなタブレットも便利だと思うが、USでは販売されていないようだし、飛行機で持っていくこともできない。4gが売っているのは日本と独逸だけのようだ。
マネをしてCaldera Coneのアルコールストーブをひっくり返して燃焼台にしてEsbitで使ってみた。グリッドの燃焼台ほど凶暴に炎が発たずに良い燃焼であった。燃焼後には燃料の結晶?が観察出来た。
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Caldera Coneは近日中に薪を燃やせるチタン版が出るという。3通りの燃料が使える。それはそれで楽しみ。
ATを歩く場合などは燃料の補充がし易いアルコールが優位だろうが、1W位のトレッキングならエスビット吹き消しに軍配が上がりそうだ。


・水、Seychelle&AquaMira
水の浄水にはセイシェルで濾過し、AquaMiraで消毒を行った。
見た目濁った水はなく、セイシェルだけで充分に思えたが、トレイルを流れる小川には時として馬の落とし物が浸かっていたこともあり、個人的には化学的な処理を行って安心感が持てた。この方法は手間もさほど掛からずに軽量あるので、成功だと思う。
味は..数回やれば気にならなくなった。


・ライト
生活にはe+Liteを使ったが、たまには周囲を照らす必要もあろうとJiL Lite の JCR2 HI (35g)を持参した。CR2を一本使用する3WのLEDだ。これはいざというとき役に立った。一泊目、贅沢にも川で冷やしたビールにありつくが、暗くなってから冷やした場所を見つけられない時、このライトで探し直したら目出度くビールにありつくことができた。TuolumneのLodgeでビールをしこたま飲んだ後、夜道をWildanessに張ったテントまで戻る時も夜道を遠く照らせて役に立った。
e+LiteとJILの組み合わせでも重量的には61gであるから軽量だった。


メディカルキット
今回は主にマメの治療で使い、バンドエイド、抗生剤入り軟膏、絆創膏、消毒タオルの類が活躍した。
マメは、やはりできた。私は右足にトラブルが多いのだ。
まず最初に右足の人差し指の根元に小さなマメができた。これはバンドエイドで対処したのだが、それがいけなかった。バンドエイドのバンドと擦れて、翌日には親指が広範囲にマメ化した。数日後にはそれを庇ってか、踵の外側も剥けた。今回、追加でジェルパッドの付いたマメ用のバンドエイドを持参したが、これは良かった。マメに穴を開けて汁を出し、ジェルパッドを貼ってシッカリテープで固定して1日、翌日は皮を取り外し、ジェルパッドのジェル部分を再利用して抗生剤を塗った患部に当ててテープで留めるようなことをした。
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痛みはほとんど無かった。化膿することもなく、治りも早かった。


持っていった小物達は概ね正解だった。
無駄なものはなく、全部目的通りに使用した。ただ、削れるものがなかったかといわれれば、数十グラムは節約出来ただろう。
SUL化に当たってはその辺も見直さないといけない。

いつまでもSierraでもないので、次回くらいには切り上げよう。



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by ulgoods | 2007-08-12 15:59 | 生活系
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