古いProTrekを使っていたんです。デカくて厚くて電池のヤツ。
最初に入ってくる電池はテスト用らしく長持ちしないと書いていたのですが、いつ切れるかと心配していましたが不思議なことに、もう4年も動いておりました。 でもマーフィーの法則に依ると、旅行中に限って電池が切れる筈なので、そのうち電池交換に出そうと思っていました。 メーカーに出すと2週間と5千円掛かるそうです(コメントで、持ち込みで返送込み2500円という情報をいただきました!壊し屋さん以外は、そちらを強く推奨します)。Webで検索すると類似機種の分解写真と該当機種の電池種別が分かってしまったので、電池を買って自分でやることにしました。自信はありました。 慎重にデジカメで写真を撮りながらネジを飛ばさないように進めました。デジカメで撮ると組み立てを間違えません。 この手の分解には自信があるのでサクサク分解を進めました。トリプルセンサーとの接続ケーブル...これはWebの写真になかった想定外のものです。ネジを外せば取れそうですが、填める時にずれると厄介なので、そのままやりました。ちょっとケーブルに力が掛かっていたと思います。 そうこうしているうちにも、全部外れて無事に電池の交換をしました。Webで見たように回路をリセットして動作確認も行いました! 更にOリングにシリコングリスを塗り直しました。これで防水も完璧です。 この時、ちょっときつかったけど、時計モジュールを押し込んで蓋をしました。 珍しくネジが余りませんでした。 成功ですね! 一応、テストで各種ボタンを操作しました。らーーーっ、Adjustボタンが効かないでしょ。 もーっ、と思いながらも仕方ないので再度、慣れた手つきでもう一度バラしました。 どうやらスイッチを押し込んだ状態でモジュールをはめ込んでしまったようです。深く反省です。 で、時計モジュールを取り出そうとしましたが、今度はそのスイッチが引っ掛かって上手く取れません... なので、ちょっとだけ力を入れました。 ら...時計モジュールは取れたのですが、トリプルセンサーの接続ケーブルがムシれて千切れました...。おまけにスイッチが抜けないように押さえていたはめ殺しのワッシャーも飛んでいました。 私は泣きながら蓋を閉めていました。 センサーが効かない重くて大きなProTrek、せめてストップウオッチか普通の目覚まし時計として使えれば.. 今度の組み立てではスイッチも動作しました。だけど、このスイッチは引っ張れば抜けるはずです。 ムシられたケーブルは結局ネジを外せばちゃんと外れて、閉めればちゃんと端子が合う形式だと分かりました。充分に細いドライバーがなかったのが敗因です。 気を取り直して入念なテストをしました。失ったトリプルセンサーの気圧とかのモードにするとerrorと表示されます。おお、これは普段は見られないものです。 この時点で時計としてはちゃんと動いていました。 入念に何度もスイッチを押したら、ある時スイッチが戻らなくなりました。 全体が滅茶苦茶な動作を繰り返します。デモモードに落ちたようです。 電池は交換したばかりなので、数年はこのままかもしれません。 もうネジを回す気にはなりませんでした。 今日のお昼前のことです。 時計が無くてはどうしようもないので、Webで代わりを探しました。ちゃんと一番安いProTrekを探しました。そしたら最近の機種は国内外で電波で時刻合わせでき、太陽電池で電池交換不要で、小さくて軽いことが分かってしまいました。もうそんな時期だろうなと思いつつ、敢えて見て見ぬふりをしていたのでした。 でもやっぱり高いよなーと思って見ていたら..ヨドバシのページが引っ掛かり、40%とか引いています。丁度、吉祥寺にヨドバシができて13%還元をやっています。4割引の13%バックって、なんか、半額?みたいな感じです。しかも吉祥寺は近いのです。 一生、この大きくて重いプロトレックで電池の心配をして生きていくより、新しい時計を迎える方が正しいのではないかという思いが頭をもたげました。 ら、もう中央線に乗っていました。中央線は昨夜の工事も無事に終わったらしく、定刻で動いています。 吉祥寺ヨドバシはそこそこ混んでいました。時計売り場は二階です。電話で在庫を確認していたので在庫の心配はありませんでした。時計だけでも凄い品揃えです。さすが首都圏二番目の規模だけあります。 機種が決まっていたので、サクッっと出して貰って手に取ってみました。結局、最新型の30%引きのやつを手に取っていたのです。考えていた機種は実物の色目が気に入らないので少しだけお高い限定機種を見てみました。 これ、太陽電池だし、すげー薄くて(感覚で約半分)、軽くて(73g->59g)、電波で時刻合わせできて、海外主要都市の時刻も見られますから..って、なんで、もっと早く替えなかったんだろーーーと激しく後悔した。 凄いことになっている最中。文字が出ません... 何やら下半分が削れた模様のダイエット加減... すまない、Georgeさん、こんな訳だから、もー、予定していたテントは当分先送りだ。 参加中... そういう時期だったんだyo、と慰めてくれる人は此処をClickしてくださればと その後、何とかストップウオッチとしては動作しています... 朝四時のアラートも解除できました。 21時現在、スイッチ類が馴染んできて、現在日時に設定ができました。千切れたケーブルは温度センサーと気圧センサーで、方位センサーは生きていることが分かりました。とりあえず、いじらなければ控えの山時計として使えそうです...ヨカッタ これで配線さえ復元できれば... しかし、カシオさん、そんなテスト用の長持ちしない電池を入れて売るのはやめて下さい。交換で5千円掛かるんだったら、数百円でちゃんとした電池を入れて欲しい。あるいはちゃんとした電池を入れて出荷するんだけど、動作状態で出荷するから、いつ切れるか分からないの方便か? 山をやる遙か前に太陽電池の時計を買った。カシオ製だったと思う。普段は時計をしない生活なのだが、太陽電池式は21世紀なので異様に欲しくて、ヨドバシのポイントも豊富だったので手に入れてみた。普段時計をしない人なので..時計は置くと文字盤が下になるわけで、数ヶ月後に思い出して見てみたが止まっており、慌てて光に当てたけど数分分しか充電されずに、おそらく二次電池が過放電で完全カラカラになってしまったと思われ、修理も高そうなので泣く泣く放置し、それ以来、光モノは敬遠していたのだが、今回買ってしまったからには時々は光に当ててやろうと思う。 前の分厚いのは2世代くらい前か?丁度電池の心配をするころにはスッごく素敵なモデルが送り出されているわけで、電池交換に5千円と言われると次も視野に入れて考えてしまう仕掛けになっているらしい。光になって電池切れの心配はないが、二次電池がヘタるかもと思われ、その時にはGPS時計が普通になっているんだろうな。間違っても今やレトロフューチャー的な小型原子時計にはならないと思う。
by ulgoods
| 2007-07-01 18:09
| 駄文系
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doting on ultralight gears more than mountains...
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