T-z_Stove Twin Jet Alcohol stove / ツインジェット アルコールストーブ

T-z_Stove Twin Jet Alcohol stove / ツインジェット アルコールストーブ

T-z_Stoveさん作成の鎧シリーズのサンプル一式をお預かりした。
鎧シリーズの特徴は、各形式のアルコールストーブをステンレスで巻き、耐久性を高めると共に、だって空き缶でしょ?から脱却したソリッドな存在感、精度の高い工作でビルドインされた五徳と開閉可能な安定性の高い三脚にある。
空き缶ストーブが商品価値を持つアルコールストーブに昇華したと言える。

お送りいただいたお礼も込めて、できるだけ客観的に評価してみたい。

鎧シリーズは全4種類開発されおり、燃焼形式の違いを楽しむことが出来るが、最初は私も追っていた加圧式であるツインジェットを試してみた。

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比較の条件は
1 400cc水道水の完全沸騰までの時間
2 燃料1oz.での燃焼時間
とする。
燃焼は室内で行い、添付のアルミ製風防を緩く巻いた状態とする。

ツインジェットの成績は
1 6:00
2 12:30
であった。
拙作ヲヤヂ5号とほぼ同性能だ。
(ヲヤヂのテストは燃料30cc、ツインジェットは1液量ozで29ccだった)

所感は
・水平に近いツインジェットによる強力なサイクロン燃焼は炎の収束が良好であった。
・鍋を架けた状態でも不完全燃焼臭はほぼゼロ。完全に燃えている。
・燃焼は予熱時から穏やかで危なげなく、初めての人でも恐怖感無く扱うことができる。
・三脚が広く開くので安定性が抜群に良い。
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使えますな。これ。

サイクロンを生み出すジェットのオフセットは..よーく見ると、ジェット孔を開けてから針でひねるのではなく、最初から斜めに穿孔しているようであるが、..だとすれば高等技術だ。
以前、T-zさんとお話しする機会があったが、売り物になるクオリティを追っているとのこと。さすが。

三脚や五徳は見た目の軽快さから来る華奢な印象とは裏腹に、必用充分な強度を持っている。しかも組み立て精度が高いので、鍋がガタつくことは無かった。よく見ると、五徳上面には滑り止めの筋が打たれている。細かい仕事で感心する。

予熱は缶の外側にアルコールを少し降りかけると流れ落ちたアルコールが下部に巻き付けたワイヤーに染みこみ、本体を包むように燃えるので効率よく行うことが出来る。三脚によってストーブ本体は5mm程度浮いた状態なのでその下にアルコールを撒いて一気に予熱することも出来るが、あまり一気にやると燃料の量によっては沸騰した燃料がジェット孔から吹き出ることもあるので注意が必用だ。というのも裏が結構上げ底になっており、高さの割に容量が少ないこともある。燃料の液面が見えないので計って入れるようにしたい。
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燃料注入孔のネジが細くて野外では扱い難いかもしれない。ま、このネジの部分は自分で蝶ネジに変えるなりして、扱いやすさや受熱の具合を変更するのは簡単だ。受熱の具合を調整できれば、高所のアルコール沸点が低い場所では受熱を少なく、低地や寒冷時には受熱を多くするなど、実用性が増す。
欲を言えば、密閉構造的に無理だが、赤熱した五徳の熱を内部にフィードバックできれば寒冷時でも良く燃えるだろう。

五徳の止めや三脚の開脚がネジの締め付けによって行われており、適度な渋さで止められているが、使用を重ねて緩みが出ないか、あるいは緩んでも崩落しない機構的な保証がほしい気もするが..

拙作のヲヤヂに比べてジェットが大人しいので、付属の風防を使い、風のある環境でもテストしなきゃ、だ。
山に担いでいくかと言われrたら、Yes!である。山で試したい。

箱も出来上がり、アルミ箔の風防も添付された。出荷も間近いと聞く。
さて、全4種類、それぞれどんな性格なのか楽しみだ。
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by ulgoods | 2007-04-09 03:14 | 燃える系
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