A-Ring Alcohol stove 5/ アルコールストーブ 5

その5

予定を変えて内筒のみのジェットとした。
2,3回のテストの後、0.8mm4穴となったのだが...
あー恐ろしかった。燃焼の具合が凄まじいので、0.6,0.7,0.8mmとジェットの速度を落とす方向で経が大きくなった。
予熱が多すぎると途端にジェット噴射が轟音を伴い、炎の引火速度を超えるので炎が宙に浮く。2cmほど噴出して速度が落ちたところで燃えているのだ。目を離せないので写真は撮れなかったが、この写真の手前の一穴はその状態。4穴がその状態に..。
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下の写真はジェットが落ち着いた状態だが、向こう側の穴が見える見えないの違いが分かるであろうか。高速でジェットが出ている上の写真は穴が見えており、そこには炎がないことがわかる。実は轟音を発する状態の定常運転を目指しており、成功ではあったが、これは危険だ。とっても野外の調理には使えない。

全て内筒からの燃焼にしたのは風に強いストーブを目指したからだ。それは達成できた。強く息を吹きかけても炎が消えることはない(上から瞬間的に吹きかければ消えるが..)。消えるどころか、内筒を舐めた炎で蒸発が促進され一層のジェットが吹き上がる。また、鍋を掛けた時も鍋底の炎からの輻射で加熱され、炎より速いジェットが出てくる。
アルコールジェットは程良く空気と混合するのか、炎が集中する中央部でも赤火は見られない。上向きで噴出するガスに引きずられるように内筒の空気が吸い上げられ、底からの気流ができていると考えている。もっと安心して圧力が掛けられる容器だと..内圧が上がってアルコールの沸点が高くなり蒸発量が抑えられ..という制御が掛かるかもしれないが、空き缶では怖くてそこまで小さなジェット経を保って加熱することはできない。
今回は内筒のみなので、缶の首は切らずに残し、首と鍋底の間隔を1cm未満で燃焼させたりもした。ほとんど理科室のガスバーナー状態。強力な炎が鍋底に吹き付ける。が、これも、鍋底との距離が短くなりすぎると内筒内にガスが溜まり、それに引火しストーブが過熱し..あー、おとろしかった。

写真の炎は小さく見えるが、鍋を掛けると炎が成長し、ジェットとなる。
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さて、どの辺に落としどころを持ってくるか、そろそろ穴のレイアウトを決めなければならない。
いっそ、内筒のみでジェット孔を大きくしたらどうなるだろうか?それでもいいのかもしれない。要は炎の内部に空気を送り込めれば、鍋底での不燃ガスが改善され、それなりに良い燃焼をするだろう。
轟音ジェットは危険すぎた。

やれやれ、あと何本カフェラテを飲まないといけないかな?甘ったるいのは苦手。
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by ulgoods | 2006-11-12 23:27 | 燃える系
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