A-Ring / alcohol ring stove / Aリング アルコールストーブ

A-Ring / alcohol ring stove / Aリング アルコールストーブ

ガス台のことを gas ring と言うそうだが、アルコールでガス台の燃焼を狙ったストーブのプロトタイプ。アルコールでも背の低い多数の炎を酸欠にならないように燃焼させるとガス台のような燃焼が得られると考えている。
風に強く、小さな炎を完全燃焼させtることで無駄に逃れる炎を無くして燃費を向上させ、かつ多数の炎で火力UPを実現したい。
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使用したのは広口のコーヒー缶の上部とビール缶の底で、特徴は中が筒抜け状態に接合したことだ。ドーナツ型の容器は得られなかったが、仕方がないので以前から考えていた接合を工作してみた。
ちょうどケリーケトルみたいな構造になっている。この場合は、お湯が入る部分がアルコールタンクで、アルコール蒸気が噴出してストーブ自身を加熱する。

ビール缶の底を広口缶の飲み口の径(スクリューの内径)に合うように切り抜き、無理矢理に広口缶のスクリューにビール缶の底部をネジ込むと基本形が出来上がる。なんせ、広口缶の肩は広がる方向だし、広口缶の肩の部分は強度が強いので、そこにスクリューの進行で押し込まれるビール缶の裾は、いたたまれずに押し広げられ、伸びてキレイに接合している。
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何も使わなくても下の接合部からのアルコール漏れは起きなかった。
上部はどうしても若干の隙間ができてしまう。
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最初、隙間がある状態でアルコールを流し込んで燃焼させたが、気化アルコールが隙間から吹き出し、しかも、広口部分を舐めるので缶が加熱され、そのままでも使えそうな燃焼を見せてくれた。が、炎がいびつだった。隙間はコントロールが難しいので、BJボンドで埋めて改めて0.6mmを8穴穿孔した。ここからの炎は広口を外から舐めて筒を加熱する。
アルコールを入れる口がなくなったので、ブラインドリベットリベットナットを取り付け、加圧型となった。
さらに、缶の内筒にも0.6mmを4穴開けている。ここからの炎も内筒を内側から舐める。
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これで2つの炎の輪ができるわけだ。しかも、内筒の炎は筒抜になっている底部から酸素の補給を受けるので、酸欠にはならない目論見。

欠点は背が高くなる点だ。これは広口を何とか陥没させる工作をしようと思っている。それで高さが押さえられ、かつ容量が増える。広口をもっと突き出るようにねじ込んでやり、縦に切れ目を多数入れて捻るとフィンが形成できそうだ。
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予熱は下の皿にアルコールを垂らして行った。点火すると中央からサイクロン系の火柱が上がり、その炎で3秒後にストーブに点火される。予熱時間は極めて短いし、予熱は風から保護される。
今回は鉄串で少し浮かして酸素を補給しているのだが、この辺の構造も考えないと。野外では地面の不陸を使えばよいだろうし、予熱にはティッシュでも丸めて入れて燃やせば良いと思う。


仕組み的には成功だったと考えている。今後は、
背を低くする
炎の形を整える。
の追求に入ろうと思っている。

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年季が入ってきたか、構想半年、工作30分(乾燥は20時間)。一発で成功!
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by ulgoods | 2006-11-04 23:13 | 燃える系
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