Esbitストーブを工夫してみた。
高温で燃焼するというFireLiteなる固形燃料を入手しようとBPLに船便での出荷を尋ねてみた、が、やはり現状では難しいという回答だった。 仕方がないので、手持ちのEsbitを高温燃焼させられないかと思い試行してみた。 あまりよい結果が得られなかったが、せっかくなので記録しておく。 高温燃焼させるには酸素の補給が第一と考え、14gEsbitを4分割し、中央に下から炎が抜けるような燃焼台を用意した。もち、空き缶工作。 その名もYAESプロジェクト。Yet Another Esbit Stove(さらにもう一つのエスビットストーブ)の各単語の先頭文字から成る。 第1号、2号は省略... 3号、燃料収納の図 足はBPLのTitanium Esbit Wing Stove を使ったが、高さ的に鍋を置けず。しかも、空気穴が塞がれるのでだめ。 3号、燃焼の図 4号、空気穴を緻密に、ヒネリも加えて 大火過ぎる。 Esbitでは温度が上がると多くの燃料が溶け出し、さらに大火が上がるという循環が起きてしまうようだ。だが、中央からの酸素の補給は上手くいっているようで、内部にもう一つの火柱(空気に接した炎の内壁)が見える。狙った炎の構造にはなっている。 5号サイクロンか? 5号の燃焼は大人しすぎる。今度は熱が籠もっていないようで、なかなか燃焼が進まない。が、炎の構造はきれい。 5号に鍋を乗せてみた ガス台の中央に据え、割り箸で五徳の高さをかさ上げした。 まあまあか。 ストーブらしくなってきた。炎は中央部で酸素の供給を受けて二重壁構造になっているのが判る。が、毎回、こうは燃えない。ショボイ燃え方をすることが多い。 5号のフードを取ってTitanium Esbit Wing Stove に装着 これが一番きれいに燃えている気がする... 炎の色も元気でキレイ。 しかし、二重壁の炎になっていない...ま、真ん中の穴はないよりあった方が良いだろう。 今の形ではうまく行きそうな気がしなきなってきた。 もっと背の高い、煙突効果が狙える形にすべきか、それとも5号フード無しの形で行くべきか悩む。 風防を付けるとまた燃え方が変わるだろうし。 やはり普通に燃やすのが一番か。 だいぶ手持ちのEsbitを消費してしまった...昔買って放置して蒸発のせいか、身が少し痩せ、しかも水気をすってグズグズになった8gのEsbitを処分できたのは良かった。見た目に反してちゃんと燃えた。ただ、水分を含んでいると爆(は)ぜる。 あーあ、うまくいかないもんだ。 諸兄のご意見を乞う。
by ulgoods
| 2006-10-14 22:24
| 燃える系
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doting on ultralight gears more than mountains...
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