Integral Designs / eVent Unishelter Exp

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悩んでいた行き倒れ野宿用のBivyサックをやっと発注することができた。長い道のりだった..で、何をどー悩んでいたんだろうということをメモに残そうと思った。また思考の堂々巡りはイヤだからね。

・なぜBivyが欲しいのかシミジミと考えた
ザックを軽量にして山行の足を延ばしたい。深夜までうるさい幕営地は御免被りたい。なんとなく自然の中に一人身を置きたい。というような願望が自分にあるのは判っていた。そーいうことを意識したのはいつだろう?思い出せる範囲で辿ってみたら映画「砂の器」の親子の放浪シーンが鮮烈な印象だったことを思い出した。あんな生活は辛いけど、ああいうふうに漂泊の中に身を置きたいといういうことを具体的にイメージできたのはあの映像だった。なぜ漂泊か?それは漂泊してみないと答えが出ないのだろうな。たぶんね...ということは漂泊に使う道具が必要だな、よしよし。で、テントは持っているのだが、テントではどーにも漂泊につきものの傍目から見た哀れ感や行き倒れ度に乏しい。タープも結構哀れ感があるのだが、本当にツライ天気の中ではマジで哀れである。そーいうふうに意図的に意識を誘導した結果、適度な哀れ感でそこそこの快適性を持っている(と希望!)となるとBivyしかないのではないだろうか。
自分探求のためという大義名分ができたので買っても許してくれるだろう>自分

選択の条件は
(1)頭部にクリアランスがあり、息苦しくないこと
(2)防水で透湿性が高いこと
(3)軽量であること
で、候補に挙がったのは
Bibler Tripod Bivy
Black Diamond Lightsabre Bivy
Outdoor Research Advanced Bivy
の3つ。この時点ではUnishelterは候補ではなかった。だってID社の製品ってお高い感じがしたのでね。
その他に控えとして
Bibler Hooped Bivy
Outdoor Research Basic Bivy
も候補とした。お財布的な決意が挫けそうになったらこれらから選択しようと思った。

・Bibler Tripod Bivy
これは現在マーケットで入手できる一番ゴツイBivyだと思う。2本のポールで屋根を形成し、足元にも一本入れてアーチを形成する。これで内容物(人間ね)に触れずに空間を張ることができる。四季用と言われる所以か。しっかりゴツイので当然重い。2lbs 4oz.なので1kgちょい。これではイカン。条件(3)に抵触する。タープを持つと1.5kgくらいか。それなら先日買ったMSR ZOID1がある。ZOID1はで漂泊感がないが、Tripodもなかなか哀れというよりは立派な棺桶という感じで漂泊感に欠ける。しかもお高い$298。生地はToddtexというBibler社お得意のPTFE系(polytetrafluoroethyleneでGoreTexの仲間)だ。丈夫だということだが、これもだいぶ長いこと頑張っているから今となっては透湿性能ではイマイチかもしれない。最近見かけた透湿性を比較した文献にはリストされていなかった。
書き込みを漁って調べていくと日本アルプスで使ったという中国系の名前の人の書き込みが見つかった。疲れた高所(1700m位なので高所でもないが)では脳みそが働かなくて、こいつの組み立てはツライというようなことが書いてあった。Bivyに問題があるのか、お味噌の味付けに問題があるのかは判らないが、先達がいうのだから参考にしておこう。

・Black Diamond Lightsabre Bivy
これはFirstLightのお仲間。EPIC製だ。頭部に2本のフレームを入れて空間を作る。人が入っている写真など見ると必要充分のサイズのようだ。しかし、EPIC、FirstLightで結露を経験しているのでBivyでも結露するだろうと思う。でも文献によると透湿性はGoreXCRと同程度だからそれ以上を願っても仕方ない。EPICは撥水で浸水を防ぐ戦略なので長時間の雨に打たれると弱いかもしれないな。Lightsabreは出入りがツライという投稿を読んだことがあるが、それはデカイ外人の話だろうから、寸法的には問題ないと思った。このBivyはとにかく軽い。頭部に骨が入ったBivyでは最軽量。1 lb 4 oz.だから600gを切る。これならタープや軽量シェルタで屋根を作っても充分軽い。BD好きだし、$180でお安いし。最有力候補。

・Outdoor Research Advanced Bivy
これは1本のフレームで張るのだが、蚊帳の付き方が他の二つと異なり鰐口様に開く。名古屋のシャチホコみたいだ。それに飲まれて眠る..あまり想像したくないかも。出入りは這う形になるのだろうか?雨の時はシュラフを足元に押し込んでやれば直接雨に叩かれないから案外良いかもしれない。鰐の口を開けたときに地面から数センチのマチの上に蚊帳が張られることになる。雨が強いときは跳ね返りが入ってくるんだろうなと、少し憂鬱。それと細身なので冬用シュラフのロフトが失われる可能性がある。冬に使うかは別としてその選択肢が購入時点で失われるのは悔しい気がする。しかもお安くない$279。生地は伝統的なGoreTex、 1 lbs. 15 oz. 880 gというのもLightsabreに比べると面白味に欠ける。
どーせ、そんなんなら潔くBasicBivyを選ぼうと思った。


いざ購入
何処で買うか?とりあえずeBayをWatchしてみた。BasicBivyは何本か出ている。落札は$110位か。Lightsabreもたまに出る。こいつは$140くらい。Advancedは$200くらい。Tripodも時々見かけるが$240超..ま、小さくて軽いが売りのBivyだから送料は$30位で済むだろうと。とりあえずBasicとLightSabreに標的を絞った。が、だいたいこいつらを出品しているやつらは海外への入札を許可していないのが大半。仕方がないので質問メールで入札を許してもらって(お願いするとだいたいオッケー)参戦するも、どこかに積極性が出ていないのが見透かされたか、入札テクニックの未熟さか、落札を逃してしまった。だいたい、市価より$40くらい安くて送料入れて市価くらいでヨシとしようと思ったが、そんなにお得ではないので見ず知らずのeBayerから買うよりもSHOPで買うかなという気が起きて(太っ腹!)..というか、入札待つのは面倒だし、ということでSHOPも物色した。

今日はここまで。
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by ulgoods | 2005-08-04 00:37 | 宿泊系
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