Integral Designs Crysallis Bivy

Integral Designs Crysallis Bivy
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連日の雨続き、何もかもがジメジメしている。

昨夜、雨の中、庭のウッドデッキ上、目止めが済んだCrysallisに潜り込んでみた。こいつは、ペグ用のタイループなど持っていない。放り出して潜り込むのが正しい使い方だ。
放りだし&完全防水仕様のこのBivyは昨年から続く「行き倒れ野宿用のBivy」探しの最終章を飾るか!という期待があった。

予めマットとシュラフを仕込んでおいたBivyを庭に投げ出し、雨の中、エイヤッ!と躊躇無く素早く潜り込む。こいつの特徴は完全閉鎖とヒョットコな換気口だ。が、だ、ものの30秒で息苦しさを覚えた。蒸し暑かったせいもあるが、+自分の呼気で蒸されるのは結構辛い。針金のフープで顔の前に少し空間ができるのだが、頼りないフープなので張られる空間も頼りない。メーカが出している写真のようにパイプ型で鉄人28号のような顔面型には膨らんでくれないのだよ。壁が近いので、口からの排気が即座に反射して目と鼻を直撃する。あ、暑いし喫煙を後悔したり..
仕方がないので足を開いて閉じてBivy全体をフイゴのように動かしてヒョットコから給排気する運動をした。うーん、こんなことして一夜を明かすのはどーしたものだろう?仕方がないので、横を開けて顔を向け、フレッシュエアを取り込むことにする。これで呼吸の問題は減ったが、時々雨しぶきが顔に跳ねる。これもオチオチ寝てられない。横を閉め、再びヒョットコに鼻を当てるポーズを模索したり、なんやかんや内部で運動するとますます蒸れて..イヤここで止める訳にはいけない。何しろ最終章なのだ。気を取り直して内部の顔前面の蚊帳を閉める。ヒョットコ口には蚊帳がついていないので、これを閉めないと蚊の餌食だ。狭い空間で蚊に飛ばれた日には気が狂うかもしれない。蚊帳は全くフリーなので、すぐに口と鼻を被う。蚊帳も目が詰んでいると気流に対してものすごい抵抗なので、即座に口からの排気が顔面を被うことになる。同じIntegral DesignsのUnishelterはヒョットコに蚊帳が張ってあるが、どーして同じようにしてくれないんだろう?不満だ。
もーローとする頭の中で、ヒョットコにどこでもベープのファンを取り付けて強制吸気する幻想を見た。
い、息が苦しい、む、蒸れる..となると途端に軽いパニックになってジッパーを探すも、すぐには見つからず、、、もーこうなるとダメだ、もがいて、ああ、溺れるってこんな感じか?と、やっとジッパーを探し当て、頭を突き出した。
暑い季節に試すBivyではないな。

雨の日中、庭に放置して先ほど回収した。
シュラフを引き出すと何やら重い。マットを見ると濡れているし、黒い斑点まで浮いている。げげ!漏れではないだろうが、発熱体を欠いた袋の中はたいへんな状態だったのだろう。中に居なくて良かった。こやつの素材のTegraltexは見た目触った感じはTripodのToddtexとほとんど同じではないだろうか。Tripodは10日放置も中はDryな感じだったから、やはり空間が張られるのといないのでは大きな差があるようだ。
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というわけで、Crysallisはタープなどの屋根無しでも雨天快適Bivyか?と言われると否である。USではこいつの迷彩色が軍用で使われているようであるが、支給される兵隊さんもご苦労なことだと思う。

1年間Bivy探しをしてきたが、そろそろ総括せねばなるまい。
重量を無視すればTripodが良い。足元のフレームを張らなければペグ無しでも頭部に広い空間が得られる。ま、三本足だから当然だが。ま、無雪季ならこれでもいいでしょう。雨にも耐える。足のフレームが張れればボディーにも空間が張れて、空気層により寒気にも強いだろう。が、重い。約1.0(メーカー希望重量)実測でペグ無しで1.24kgだ。
軽さと頭部空間の広さではeVentのUnishelterが良い。が、こやつジッパーに雨蓋が付いていないので雨には弱い。軽さを追求しすぎたか、画期的な防水透湿素材の割には防水の対処がちぐはぐだ。し、こやつは頭と足にペグを打たないと頭部のフレームが起立しないし、蚊帳も小さい。これは実測で0.96kgノーマルのUnishelterはジッパに雨蓋も付いているし、蚊帳も大きいんだが、これは重いのでダメ。
VaprBivyはいかに目止めしたとしても生地の耐水圧が雨天曝露用ではないと思っている。
Expedのやつは使う前から問題あるし..
Crysallisは書いたとおり、ちょっとガッカリだ。実測で0.97kg

うーむ、やはりBlackDiamondのLightsabreをやってみないとイカンだろうな。EPIC生地は撥水だけど防水じゃないし。結露もしやすいときている。が、Tripod同様に頭部に空間が張れて、しかも元々足のフレームがないからペグ無しでオッケー、しかも567g。これはこれで魅力イッパイ。どんなbivyでも弱点はあるのが判ったから、LightSabreのこの構造でこの重量ならBivyの決定版かもしれないという気がしてきた。

でも、Bivyってやはり雨天や湿気った気候で使う道具ではないのかもしれないな。満天の星の下、蚊も居なく、風は穏やかで..という理想的な条件で使ってみたい。

追記
各Bivyの実測重量を文中に追記した。
それぞれ買った重さ(ペグ無し、スタッフ込み)。Tripodなどはメーカー希望重量1.0kgだが、どー測っても1.24kgだ。
なんだ、この違いはははは
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by ulgoods | 2006-07-24 23:33 | 宿泊系
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