この時期の北八つ 縞枯山 大岳 横岳

■仕込
もろもろ溜まった検証があったので、ちょっと寒い所へ行ってきた。
11月18日(金)、出がけに仕事の用事があり、忘れていたが歯医者の予約もあったから..出るのが遅れ11:30&乗った高速では集中工事で八王子まで信じられない時間が表示されており、すぐに高井戸で降りて地道を走ったりで..苦労して14:40のピラタスゴンドラに乗るのが精一杯であった。いろいろ散策の予定もあったのだが仕方ない、その辺はスッパリ切り捨て目指す縞枯山頂に向うこととした。
ゴンドラ山頂駅周辺は11/12に降ったという雪が根雪化しており、ちょいと想定外。実は雪は融けていると思っていた。結構寒いが、わざわざ寒い所を目指して来たのだから仕方がない。テストの第一弾には申し分ないだろう。ゴンドラ頂上を14:50に出発して、途中、坪庭散策な人々とすれ違い(すいません、逆回りしました)縞枯山荘への分岐後は人はいなくなった。縞枯山荘は人の気配がしたが、こちとら日没との競争である。里心付かぬよう足早に山荘を後にした。
縞枯山からは幸いアイゼン型の下りの踏み跡も付いていたが、雪も凍結していないので私はアイゼンを履かずにガシガシ登った。今日卸したKaylandのSuperRockなるeVentライナーケブラー外被靴も調子良い。来る前に滴るほど防水剤を塗り込んでおいたし、雪も乾燥しており、足元は心配なさそうだった。
同じく今日がデビューのGraniteGear Stratus Latitudeも背負うと妙に重量感を消してくれる。水3.5L入りだが走って行けそうなくらい?軽快だ。
GPSによると山頂到着は15:39。ゴンドラ駅から50分で到着のお手軽な割には厳しい場所に着いた。山頂では木々の頭上で風の音が電車の音のようにゴーゴー鳴っていたが、幸い山頂は樹林の中だから風は体には吹き付けない。
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腹の出た写真だが、タオルなど諸々詰め込んでいるので割り引いて見て欲しい..オネガイ。
到着の安堵もつかの間、予定では白駒池の野営場辺りまで到達するつもりであったが(^^;;、私としたことが!もうすぐ16時ではないかっ、日没まで一時間ない。山の本の鉄則では、これ以後は行動を避けビバーグ体勢に入ることになっている。私も教えに従って今夜の宿を得るべく適所を探した。これは緊急事態なのである!
幸いにも私は用意がよいのでザックにはビバークサックと厳冬期用のシュラフがある、一夜くらいは越せそうだ。

■不時露営
今年の6月にこの尾根を通過した時にビバーク適地を何カ所か頭に入れてあった。ので、迷わず茶臼山方面に歩を進め、途中、尾根道の中間で樹林に囲まれそこだけポッカリと開けた安全な場所に再会することができた。そこはかつて作業用のケーブルが張られていたのだろうか、ワイヤーの残骸があり、4m四方ほど樹木が切り開かれている。この尾根には似たようなボッカりがあと2箇所、その他Bivyを敷くだけなら使えそうな疎林箇所が数カ所ある。
登山道から僅か2m分け入り、まずは雪を踏み固めてBivyザックの広さを確保する。今宵の断熱システムは、雪の上にTyvekの防水シートを敷き、その上に銀マットとした。Bivyを乗せて内部にサーマレストのリジッドレストの半身用を敷く。プロライトを持ってこなかったのは膨らませたり畳んだりが面倒に思われたから。テントのない生活では全てが野外に身を曝して行う必要があるので面倒は減らしたかった。寒いところでは素の指を長時間露出して冷えた物に触れる作業をしてはいけない。ガキの頃から身に付いた防衛策だ。指先はすぐに凍るし融けにくく必要以上に痛いのである。ザックの容量に余裕があったのでリジッドレストはザック内で折り曲げて携行した。ザックスッキリが身上だ。
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当初、SilPonchoで屋根を作るつもりだったが、山頂は水分は全て凍結して空気は乾燥していたし、天気予報に依ると降雨の可能性も低いので屋根は作らなかった。この気温だから液体が降ってくることはなかろう。降ったら急遽張ってもよい。Ponchoはザックカバーに転用することにした。
夏期にせっせと裏庭で道具に慣れたお陰で?適用には余裕があるのだ。
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仕上げとして、斜めに差したトレッキングポールからキャンドルを吊り下げ、一夜の草の庵を結び終えた。

■ヲヤヂストーブ
居を定めたら、まずは体を温めるため、お茶にすべきだ。ここではヲヤヂストーブを使ってみることにした。
先日作成した100Yenストーブ台を広げる。円という形はとても塩梅が良い。凸凹の雪面でも容易に水平を得ることができた。ヲヤヂストーブにアルコールを30cc入れ、ダラっと周囲にアルコールを掛け予熱と同時に400ccの鍋を掛け点火した。予熱の熱も無駄にしたくはない。低温でアルコールの気化が起こるのか不安であったが、一発でマッチの周辺から炎が立ち、ヲヤヂを包み込んで予熱が始まった。明るいので炎は見えにくいが、予熱終了前にはヲヤヂ本体からも炎が立ち上るのが確認できた。穂高でもそうだったが、気圧が低いせいか、平地よりも燃料の気化が起こりやすい気がする。ヲヤヂは時々ジェット音を発しながら元気よく燃え始めた。
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周囲は微風だったので風防は用いなかったし、多少の風なら負けない自信はある。首尾良く余裕を持って燃料切れ前に400ccを完全沸騰させ(気圧低いし..)。ココア用の250ccを得て、残りはテルモスに詰めることができた。
Bivyの上にドッカと腰を下ろし、押し戴くように飲んだ。自分が工夫した道具によって暖かな飲み物を得たのはうれしい。アルコール燃料を熱に変え、熱源を自分の体にインストールする、そんな感じ。
ヲヤヂストーブの性能に自信を持った。扱いやすい。安定している。外気温の影響を受けない。風に強い。狙った性能が全て実証された。これはこれで一つの完成形として良かろう。

■食事
あまり登山にカロリーを使っていないので食事は簡略化した。八ヶ岳SAで買ったブルーベリーレーズンベーグルを頬張りお仕舞い。万が一に備えて水や火が無くても摂れる食事と言うことで急遽追加したのだが、火を得る自信がついたので万が一は無くなったし、旨そうなので最初に食べてしまった。というか、胃の腑に納めなければ腹の空いた動物に狙われるかもしれない。もう一つは時間差で夜中に食うことにした。
17時を過ぎると辺りは真っ暗になった。UCOのブラスのキャンドルに火を入れ、僅かな慰めとした。
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■Bivy内生活
PatagoniaのMicroPuffを着て体を起こし、暖かなキャンドルの明かりに見入りながら、これから過ごす夜のことを考えていた。逃げるなら今だが、この程度では生命に関わるような問題が起こるような装備ではないはず。もしもの時はエマージェンシーシートを使って。VaporBarrierで乗り切る体勢も用意している。このまま不時露営を継続することに決した。
Bivy内ではマウントフライの厳冬期用シュラフの上にVaprBivyを使った。これは結露してもシュラフを濡らさないつもりであったが、後に失敗だったことが判明する。
Integrel Designs社のeVent UniShelterは頭部に一本フレームが入っており、張られる空間は両肘を思いっきり張っても届かないくらいでかい。さらにこいつは外人のExpedition仕様なので長さが98"もある。先ずは足元に靴をスーパー袋に入れて放り込んだ。持ち込んだものは、衣類を入れた袋を枕とし、熊除けラジオ、自分用の気付け薬が入ったチタンフラスコ、凍らせたくないエレキ小物、水、エマージェンシーキット等を持ち込んだ。残りは傍らのザックに入れてPonchoで覆った。このザックは前面がガバっと大開するので、横にしていると組み立ての3段ケースを横に置いているようで整理がよい。
手を伸ばせば何でも届く生活、こりゃ快適だ天国だ。酒を飲み、初めて耳にする地元ネタ炸裂のFM放送を聞きながら、お気楽な夜を迎えた。夜半、何時だろう?風が吹き、キャンドルが吹き消された。Bivy内は-5度程度、思ったより気温は高いかな。

寝るポジションによって寒さの体感が違うことに気が付いた。完全仰向けでは背中や尻から熱伝導で冷やされて少し雪の冷えを感じがしたが、横向けになると半身しか接しないから熱の逃げが減るらしく、ポカポカと暖かくなってくる。なるほど、伝導による熱のロスは大きなものだ。足は冷えないようにモンベルのテントシューズを履いた。これは成功。多少汗っぽいが足元ぬくぬく。VaporBarrier効果もあるかしら。本当はIntegral Designs Hot Socksが欲しかった。そいつは足裏が滑らない材質。モンベルのは滑る。用足しの際に象足のつもりで外に出たら斜面ではツルツル滑って危険だった。用足しで遭難しては格好悪い。
夜中の体温生成の燃料として羊羹を食った。

■夜中
いつしか寝てしまったか、ふと目が覚めた。温度計付き腕時計を野外に放置して温度を測っていたが外気は-9.8度、これまたそんなに寒くない感じ。星は出ていない。風は時折吹く。
やろうと思って出来なかったLEDライトLUCIDO TX-1の照射テストをせねばならない。が、この天国なシュラフから這い出ることなど考えられなかったので身を起こして周囲の樹林にビームを照射してみた。かなり遠くまでシャープな四角なビーム(素子が四角だから?)が届いているのだが、写真では奥行きが判らないなぁ。
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イザとなったらコイツを振りかざせば遠くに自分の位置を知らせることが出来る自信を強くした。ま、普段の生活ではサイドのLED弱火で充分である。

シェルターの凍結の具合を調べた。Bivy内は案の定、若干の霜が付いている。ま、これはeVentと言えども透湿の間もなく凍るのだろうから当然。失敗はBozeman Mountain Works VaprBivyだ。シュラフから出た湿気がVaprBivy内面で霜になり、一部シュラフの熱で溶けてシュラフを濡らしていたのだ。
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シュラフ底面側で甚だしい。こりゃ戦略を誤った。防湿機構は簡略化して、霜は全て外側のBivyに付けるべきだったと悟った。後で掻き取れば済むことだ。面倒なのでこのまま一夜を明かすが、幸いシュラフ表層直下での凝結は起きていないようで、シュラフのロフトは失われておらず大勢に影響は無さそうだ。呼気が結露するとしてもっと盛大に霜御殿になっているかと思ったがそうでもない。昨年の12月のオーレン小屋でBlack Diamond Firstlight EPICテントで過ごした時と余り変わらなかった。一体呼気はどこへ行ったのだろう?Bivyの後頭部に小さな吹き流し状のベンチレーションが付いている。これと顔前面の蚊帳部分を半分くらい開けており、風もあるからここを通風し、それに巻き込まれる形で内気が換気されているのだろうと朦朧とした頭で考えた。低温とは言え、水蒸気が飽和していないのかもしれないし、乾いていくこともあるだろう。朝までこれでも問題なさそうなので安心して寝ることとした。
UniShelterの広告写真で雪の中でBivyを使い半身起きあがっている写真を見たが、ま、あれはウソではないと判ずることにする。

■朝
5時に目が覚めた。まだ辺りは暗い。シュラフのロフトも問題なく、体も冷えていない。ぬくぬくと快適な朝だぁぁぁ..っと気が付いたらいつの間にか7:30だ。寝過ごした。ぬくぬくと14時間以上を過ごしたことになる。
慌てて朝飯の準備を始めた。相変わらず気温は-9.4度、頭部にバラクラバを被って上半身だけ体を起こし、傍らでラーメンを作ることにした。使う火器はMSR WindPro。コイツを液出し燃焼させてラーメンを煮させようという魂胆。
ストーブを100Yenストーブ台にセットし、雪の上に設置する。雪はバリバリに凍結していたが、足で踏んづけた凹部の上で3点が決まり平面を得た。この100Yenストーブ台、我ながら秀逸な出来。足ストッパーがよく効いていて折り畳み部がキッチリ開きストーブ脚の抵抗で平面が固定され、ストーブも滑らずに安心できる。お勧めだ。

■液出し燃焼
シュラフ内をもぞもぞ探してキャニスタガスを取り出し、先ずは気化ガス燃焼でストーブを予熱した。一晩かけて体で暖めた缶の熱量が失われるまではブタンも出るだろうから気化ガスで良かろう。
予熱も良さそうなのでおもむろに燃料缶を逆さにする。3秒程度のタイムラグの後、ストーブが最大火力の炎を吹き出した。先ずは液出し燃焼成功。少し火力を弱めて500ccの湯を沸かした。湯はすぐに沸いたので、先ずはテルモスを湯で満たす。残った湯に水を足し再度500ccとしてラーメン作成に取りかかった。
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どうも火力調整が難しい。弱火領域で敏感、かつタイムラグがある。ま、仕組み的には納得だ。2度ほど吹きこぼれを起こしたが、マルタイラーメンに薄い餅を放り込んだラーメンが出来上がった。病人のようにBivyから半身を起こしたまま食する。
液出し燃焼は成功だったと思う。燃焼中のキャニスタの温度低下は認められなかった。送出部のアイシングなる現象も無いように思えた(注:JSBさんサイトでアイシングはジェネレータ近傍で起こるとのこと。私の理解が誤っていた)。-40度まで沸点が低いプロパンを使い切っていないはずだから圧も掛かっており、原理的にキャニスタガスが気化熱を要求しないので当然だが、目論見通り。テント内で使っても最初の最大火力に驚いてひっくり返しさえしなければ安全だと思う。練習してから臨むと良い。

■その後
今日は蓼科山を目指していたのだが遅すぎる。ま、行けるところまで行こうか。
8:30時に撤収完了。再び縞枯山頂8:35。木々には2cmくらいのエビの尻尾が成長していた。下りは念のため12アイゼンを履いた。雨池峠9:22。初めての12アイゼン歩行で時間掛かりすぎ。ここでアイゼンを外す。雨池方面へは踏み跡はなかったが、登山道は明瞭だし、小動物の足跡が続いている。GPSも好調なのでそのまま歩を進めた。
林道出会いが9:48、ここで麦草方面から楽して戻るか、蓼科山を目指すか思案した。このころから悪い予感がした。実は地図ではなだらかな地形だが、岩ゴロゴロで思うより苦戦したのだ。しかし、林道に出てからは歩きやすいし天気も良い。とりあえず行けるところまでと楽観的に歩を進めた。小動物の足跡を追いかけて林道を行く。
10:34双子池の分岐でもう一度考えた。この時刻だ、蓼科山は諦めざるを得まい。登ってもピラタスへは帰れない勘定だ。麦草へ戻るならここだ..思案の結果、双子池、横岳経由でピラタスへ戻ることにした。
双子池は凍結し、時々ミシミシという氷の膨張音も聞けた。タライの水も凍結し厚さは10cm程度。でもスケートにはまだ早いか。一服して11:00大岳経由で横岳を目指すこととした。大岳までは標高差は約300m、夏場なら1時間程度だろう。幸い雪に踏み跡もあった。人が通った形跡というのは勇気づけられる。道は続いているのだ。それは降りてきた足跡だから逆に辿れば安心だ...が甘かった。巨岩がゴロゴロ折り重なった地形に雪が10cm位で足元の確認ができない。あちらこちら岩のクレパスが開いている。しかも登山道脇の木々は雪の重みで垂れ下がり、行く手を阻む..アイゼン履くにはまだイワイワしてるし。というわけで壷足でバランスを取りながらで歩を進め、予想外に手間取った。木々から雪シャワー攻撃を受けるのでNIKE ACGのハードシェルを着た。こいつはYahooで3000YenでGetしたが、StormFitなる透質素材&脇の下全開できるので蒸れずによろしい。頻繁に雪に触れる手袋も濡らさぬようにBDのGoreWindStopperの上にmontbellのオーバー手袋をはめた。ただ、雪が乾いているのでTNFのハードなゴアパンツは出動させなかった。そこまでやるとオーバーヒートしそう。
結局、大岳到着が13:16。2時間超、予想の倍の時間を要した。ゴンドラの最終は16:00である。かるくヤバイ感じ。横岳山頂が遠くに更に高い位置に見えた。あそこを通過しなければならない。行くも戻るも大変だ。ここは進むこととする。
そこから岩ゴロゴロの稜線を横岳まで伝い、横岳北峰到着が14:34。亀甲池経由の方がよかったか?
横岳南峰14:37、もー時間との競争だ。ま、最悪、煙が昇る北横ヒュッテも見えているし、食料的にももう一泊のビバークは可能だ。女房には日曜の昼まで連絡が無くても動くなと言ってある。ま、怪我をしないように急ぐこととした。
再び下りでアイゼンを履き、ガシガシ下った。北横ヒュッテ14:50、煙が立ち昇り人の生活がある場所にたどり着いた安堵感。が、アイゼンを外すのも面倒だし、時間もないので内部を覗き込んだだけで再び下り始めた。
坪庭到着15:21、もう大丈夫だ。ここでまで人に会っていなかったが、坪庭周辺は最終ゴンドラ前だというのに登ってきた普段着のお客が多い。
ゴンドラ駅到着が15:29。15:40の最終前ゴンドラのアナウンスがあった。もう大丈夫、人の世界に帰ってきた。みな寒い寒いと言っている。一足早い冬を体験するにはゴンドラはお手軽だ。普段着の人々の中で異色な山装束の私であった。
ゴンドラを降りるとそこは雪のない晩秋の風景だ。大岳への登山で冷や汗と大汗かいた私のことなど誰も知る由もない。
ま、ゴンドラ下を歩いて下れる程度だから、そんなにせっぱ詰まらなくても...

雪山をやる人から見れば些細な登山であるが、ひよこな私には大真面目な冒険であった。ピッケルを持っていけば段差の大きなツルツル岩を越すのが楽だったろうな..ピッケルは大げさすぎて持つのをためらったが、あれば良かったと思う。
買い貯めた道具、工夫して作った道具達の性能を確認することができた。あのような環境であれば夜を越せる。もう一歩過酷な環境での確認を行うためには道具を連れて行くための正しい登山技術と生活術の練習が要る。一度、ちゃんと冬山講習を受けるかな。
ま、道具達のためだからな..

■データ
・キャニスタガスの消費量
110gのキャニスタ缶は200gだったはず。帰ってから缶を計ると160gだった。7、800ccの湯を沸かすのに40g消費。少し多い気がする。炎が見えなかったが、火力調整がうまくいけば減らせるだろう。250gキャニスタガスの缶重量は375g。これで単純計算で最低で4.4Lの湯を得ることが出来る。ガソリンストーブの燃料ボトルと燃料込みで375gでは何cc沸かせられるのだろう。テント内で安全に使えることを勘案すれば2泊くらいならガスストーブ液出しも悪くないと思う。どこかでクロスオーバーが起きるだろうから逆転ポイントを見るには比較実験が必要。
・シュラフの重量
シュラフを帰ってから一晩トランクのザック内で放置して今朝計り1527g。半日天日で乾燥させた後は1461g。66g増加だった。さほど深刻ではない。シュラフ表面に防水剤を塗っておくんだった。
・防寒着
今回は羽毛の防寒着は持たなかった。羽毛は汗で湿気るので行動中に着られない。MiceoPuffは縞枯山の下山時に着用したが、軽くて暖かくて汗ばむまでの体の始動用には快適だった。
・LUCIDO TX-1
TX-1は説明書を読んだら1Wだった。3Wは誤り。防水ではないが防滴だ。Bivy内-5度で放置後も問題なく発光した。
・先日の穂高以来1ヶ月以上放置していたチタンフラスコ内のバーボンを飲んだ。味はいつものワイルドターキーだったし、腹は痛くならずに、ちゃんと少しだけ酔った。チタンフラスコ長期保存はオッケー。
・Bivyの上側をリッジラインで数カ所吊って積極的に上部に空間を作り、霜をそこに溜めることができればシュラフを濡らすことは少なくならないか?テントと同じ。足元に開閉可能なベンチレーションがあっても良い。ちまちま透湿するよりも通風で湿気一掃だ。
・JSBさんのサイトを読んでアイシングは送出部分ではなく、ジェネレータ部分で起こることを理解した。が、MSR WindProの場合はジェネレータが必要以上に長いから、ColemanのPowerMaxと同様な働き&金属なので過冷却でパイプがポキっと折れることは無さそう。次回はそこもチェックしたい。


しかし、集中工事が終わったのに小仏で工事渋滞3時間とは納得いかない。工事渋滞が事故渋滞を誘発し、さらに始末が悪い。こりゃ人災だよ>高速会社さん。知らんぷりで利用者のせいにしないで欲しい。
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by ulgoods | 2005-11-20 18:14 | 山行
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