熊除け

お山に行こうと思っているのだが、もちろん単独のウルトラライトスタイル。宿泊はタープBivyでやりたい。
のだが、山の熊たちはもう冬籠もりしたのだろうか?冬籠もり前は脂肪蓄積季と言うし、そんな時に蛋白源(正しくは脂肪源?)にされるのもまっぴらだ。
何か手を打たないと。

その1 オーソドックスな鈴
実は今まで持っていなかった。今日、秋葉原のニッピンで買った。
登山道を歩いていて熊鈴の音が聞こえてくると真っ先に逃げるのは熊ではなく、この私。熊鈴の集団はどーも苦手だ。あんなもの耳の側で鳴らして..気にならない人には気にならないのだろうが、私はダメだ。よく、熊の居そうに無い所や駅でも鳴らしている人がいるが、あれだけはどうにかしてもらいたい。もはや本人には聞こえていないのだろうか?おそらくは、聞こえなくなる術の修練を積んだ方々なのかと思うことにする。おしゃべり歩行の沈黙時の間を保たせるには良いのかもしれないな...
10月の穂高、前穂から重太郎新道の下りで暫く一緒だったおばさま、岳沢下の風穴前で「ごめんなさい!これから熊鈴付けさせてもらうわ」と言って熊鈴を付けて下っていった。かっこイイ!なんでも20年穂高に通って2回熊と接近遭遇したらしい。1度は焼岳から釜トンネルへの近道の背丈ほどの熊笹の中で、もう一度は屏風岩方面と言っていた。いずれも、やーな雰囲気を感じたら、やっぱり数メートルでバキバキバサバサと音がして熊と出くわしたらしい。大急ぎで逃げて事なきを得たらしいが、やっぱり居るところには居るのねという感じ。
私もやーな雰囲気がしたら鈴を付けて青森ねぶたの跳人(ハネト)みたいにジャンジャカ鳴らすか。
しょうがなく選んだ鈴は間の抜けた、でもミョーに誇らしげな表情の熊の絵が付いたスマイル君みたいな鈴。
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その2 熊スプレー
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昨年Yahooで3千円で発見!誰も競合なく無事落札。6千円から9千円くらいと思うんだけど..さすがにその後は6千円で出していた。ラッキー!メーカーページを調べたが、ちゃんとしたものだし、有効期限も充分残ってる。
これ、とんがらし成分カプサイシンのスプレー、熊以外にも痴漢撃退とかにも効くらしい。この缶はデカいので女性のポーチには入らないが...何度も何度も念入りに撃退したい人にはお勧めだ。
25 feet (7.6m)飛ぶと書いてある。ショボイやつは飛ばないらしいので距離を確認した方が良いと、どこかに書き込みがあった。住宅街でテストすると異臭騒ぎで警察が来る。肝心なのは、熊に対して風上ポジションを取れないと自滅、あるいは共倒れ。その場合、どちらが先に立ち上がるかが問題。
これ専用のホルスターもあるようだ。早撃ち可能!でも、そこまですると登山に差し支える。これは持つべきかどうか迷う。
北米の釣り場で釣り人が近くに寄ってきた熊に平然と、キンチョールを蚊にかけるかのように使ってる写真を見た。鼻先にシューっと一吹き。肝っ玉が据わっているのか、もー慣れっこなのか、ま、キンチョール並に効くということなのだろう。
ちなみに、ストッパーとして付いている白いプラスチックは夜光塗料入りだ。妙に現実的で、そういう場面も想定しているのかと、ビビる。

その3 ラジオ
イヤホン式の軽いのは持っていたが、熊に聞かせるためにスピーカー式をGetした。何と、天下のPanasonic製で3000えん。3バンドで同調はアナログ式だ。昔の無線少年だったからアナログ式のほうがピンと来る。少し同調をズラした位置の方が明瞭に聞きやすいこともあるし。防水ではないがスピーカー鳴らして55時間保つらしいので普通の山行ではオッケーだろう。電池込み164g。電池は他と共用できるよう単3を選んだ。ま、寂しい夜にはラジオが似合うし。
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鈴は歩いている時は良いんだけど、寝ている時は鳴らせないからね。単独だと話しもしないし。ステルスキャンプでも夜通し点けていれば効果もあるだろう。
先日、穂高岳山荘の天場で上に張ったカップル、挨拶したら挨拶無しでシャーっとジッパーを締めやがった。お隣さん同士し、少なくても危害を加えない確認で挨拶くらいは必須と思うが。この時点でかなりムカつき。で、そのカップルがラジオを鳴らしていたので余計に気に障った。ラジオの音も、楽しげ?に夕飯作っているニヤけた声も、良ぉーく聞こえるんですよって(スネている訳ではないが..)。で、「たんじょうびの歌」が流れて来て、1月から12月まで聞かされた時はキレそうだった。
私もラジオ持ちになったから気を付けようっと。
尤も、イビキでラジオ代わりというのは技あり!かもしれない。
ラジオとGPS、GPSから雑音が入るような気がする。雷検知に支障有りやも?と心配だ。

その4 武器
イザとなったら..
こいつで戦うしかないな。
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寝込みを襲われたらどうしよう..

その5 未来の秘密兵器。
断線リレーを使って、張り巡らしたニクロム線を熊が切ったら、けたたましく防犯ベルが鳴るという仕組みを考えていた。断線リレーは普通の電磁石式では消費電力が大きいだろうから(夜中に電池切れは困る..)半導体で適当なモノがないかと思い、久々に秋葉の秋月へ足を運んだのだが、そーいう素子は無いと言われてガッカリ。フォトカプラーならと言うが、ブザーを鳴らすほどの電流は扱えないらしい。
変だなぁ、そのくらい、半導体で出来ても良さそうなのに。
ちなみにニクロム線は100mでも数百グラムだ。こちらは入手容易。
どなたか、イイ知恵はないだろうか?
ま、防犯ベルで逃げてくれればよいが、逆上して向かってこられても困る。その辺の効果も不明な段階ではあるが..

あとは食料を近くに置かないことかな。
ステルスキャンプの常套手段で寝場所とは離れたところで食事を済ませてしまう。これ基本。で、離れた木に密閉した食料袋をぶら下げておく。ここいらの熊はヨセミテほど擦れていないから枝を伝って取られることはないだろう。ま、自分でも取れなくなったらアウト。

気になると恐怖も増幅して装備も増えそう..でも、薄れていく意識の中で、熊が満足そうに食事している景色を見るのはもっとイヤだ、よね。

追記
カワサキさんからのコメントで、熊がヒトを捕食の対象として見ているかどうかと言う指摘をいただいた。
ウブな熊は狩りはしないらしいので、その場合は鉢合わせで興奮させることを回避できれば安全度は高い。
一度、残飯などの味をしめてヒトと食料を関連づけるようになったスレた熊はヤバい。これはヒトの責任だ。が、私が人類の責を代表して襲われる筋合いはないはず。
捕獲してスプレーでヒトは目にしみるとお仕置き学習させると良いらしいが...覚えの悪いヤツもいるだろうな。
小熊を見かけたら母熊が防御行動に出るので無条件にヤバいらしい。
忌避臭の情報を探したが効かないらしい。超音波はどうなんだろう?
撃退で、アラスカでは信号弾を打ち込むという手が最も有効らしいが、日本では許可が必要というし、船舶用ばかりで、気の利いた軽いヤツも無いようだ。

熊は岩綾帯まで上がってくるか?基本的にドングリとか食べているだろうから、高山の方が安全か。岩綾帯で寝られる工夫をする方が前向きだ。
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by ulgoods | 2005-10-26 20:30 | 生活系
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