GRANITE GEAR / STRATUS LATITUDE グラナイトギア ストラタス ラティチュード

今月手に入れたStratus Latitudeは現在使っているNimbus Latitudeと同じ基本構造の大容量版だ。
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大ヒットのNimbus Ozone から続く立体形成フレームシート(3D molded composite Tepex frame)を使い、Latitude式のべろーんと剥けるアクセス方式を採用している。Nimbusと比べると見た目で縦方向に並ぶ締め具の数が2から3に増え、容積と重量が
Nimbus 62Lで1.6kg
Stratus 79Lで2.2kg
と増えている。
容積重量比は38.75L/kg->35.91L/kgと低下しているが、推奨耐荷重が22.68kgから27.22kgに増えており、ある程度の重量をサポートするとなると、そのまま相似で大きくするだけでは保たない事情があるだろう。区分もNimbusがUltralightPackerだが、StratusはLightPackerと1階級上に位置し、実際に細部の作りが異なっている。

異なるヒップベルト
大きく異なる点はヒップベルトだ。
Nibmusに標準のUltralight Beltはふにゃふにゃで堅い芯が入っていないが、StratusはLight Beltであり、ふにゃふにゃをプラスチックの外殻で覆っている。ザックの荷重は外殻に係る。この外殻、厚みは無いが強靱だ。尻のふくらみに係る部分も微妙なカーブで避けていて、当たって痛くはなさそうだ。
左がNimbus右がStratus、右はプラスチックの外殻が付いている。
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ベルトと外殻はベルクロで接合
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実際に25kg超の荷重をかけていないが、外殻の横断面が骨盤を包み込むようにカーブしているので、荷重の伝達とズレ防止に効果があるように思える。これは今年の冬に試してみよう。
ネジ1本でフレームと接続する仕様は共通だ。




ロードリフトストラップ
ショルダーストラップとフレームをつなげる三角を形成するストラップをLoad Lift Strapと呼ぶらしいが、この構造が違う。大概のザックはショルダーストラップとつながる部分だけ長さ調整できるが、こいつはフレームと接する部分でも、計2カ所で三角を調整できる仕組みを持っている。最強ザックと思うArc'TeryxのBora80を持っているが、このザックですら調整は1カ所のみである。
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一般にショルダーストラップとフレームを結ぶ角度は水平から30度から45度が推奨されるが、背面長を調整するとこの範囲を維持することが難しくなる。背面長を詰めれば角が大きくなり、長い人は角が小さくなる。ここの三角が大きくひしゃげると、ザック上部の横揺れを抑制できなくなるだろう。しかしStratus Latitudeでは背面長の調整に合わせてこの角度も調整できることになる。フレーム側がぴんと張ったストラップへの固定なので、どれほどの剛性があるのか、重い荷で山道を歩いてみないと効果のほどは判らないが、背面長の調整で見た目だけでもザックのバランスが崩れないのは気分がよい。
Nimbusの経験から背面長は短めの方がフィット感が出るのを確認しているので、買った状態から1つ(1.25")背面長を詰めた。これは19"の設定らしい。私は背面長が18"と思っているのでひょとしたらまだ長いのかも。大荷重をかけてもう一度調整してみようと思う。

ヒップベルトの交換
今回Stratusを買った理由の一つにフロントからのアクセス性の良さに加えて、ヒップベルトがNimbusと交換できるということがあった。要はStratusのベルトをNimbusに付けてみたかったということ。
10月の穂高では水を2L程度に抑えられたのでNimbusザックの重量は13kg程度で楽だったのだが、春先に蝶が岳へ行った時は無駄に水を5L超も持ったので、ザックも15kgを越え、ヒップベルトがずり落ちるような感触があったのだ。見るからにUltralight Beltはヘナヘナなので無理もないし、ベルトが変形しない範囲に重量を抑えるべきというのは理解できるが、そうもいかない状態を想定し、高剛性のベルトにしてみたかった。
US本国ではメーカーに連絡すれば交換部品は手にはいるようだが、直接メールを送っても返事を貰えなかった(T_T)ので高剛性ベルトを持つStratusを入手したのである。
OdBoxさんでは換えのパーツを扱ってくれると言っていたが、すいません、見に行っていません..
ベルトの交換は簡単、2本のCruise Control Strap(ザックをヒップベルトに寄せるやつ)を外し、フレームと接続しているネジを一本外して付け替えるだけ。寸法やストラップの配置も無理なく交換ができた。
Light Beltに置換した高剛性ベルト版Nimbus Latitude
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これで、小容量ながら重い時と大容量で重い時に対応することができて安心だ。
何が安心かと問われても応えに窮するが..変なこだわりだと自分でも呆れる。

Latitudeシリーズ、なかなか不遇のザックらしく、時々バーゲンやeBayでお安く見かける。
ストラップ類は男性用女性用と作り分けられており、サイズも揃っている。
ザックの内と外をスッキリさせたい人にはお買い得だ。
Granite Gear、カヌー用や、荷を引くソリや犬用の靴なども出しており、私の中ではマイブームなのだが、世間的な認知度は低いと思う。マイナー好きには良いかも。
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by ulgoods | 2005-10-24 02:13 | 運搬系
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