最近のこと 2010暮れ

ずいぶん長い間blogの更新をサボっていた。これまで多くの時間をblogに注ぎ込んできた反動だろうか、いやー、書かないって自由!ってのはアレだが、昔はコミニュケーション手段としてblogを利用していた側面もあるが、最近ではもう少し手っ取り早い手段が発達してきたので、こちらがお留守になっていた感がある。しかし、自分自身への日記的な記録という面ではblogが優れているので、最近のことを記録しておくことにした。

・グレン隊のこと
グレンさん始め、ULハイカー達とのその後には長文を書いたのだが結局UPしていない。私は用事で二泊目は甲武信小屋の天泊で翌日下山したので、自身の行動としては特筆するモノがないので、雨の中を長駆活躍した方々にお任せである。
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彼らは最終日の雨の中を破風小屋から飛龍経由で丹波まで歩き!、グレンさんと温泉に浸かり、共に湯上がり気分の奥多摩線で帰る栄誉を得ている。

私はというと..壊れた足で参加してくれてもう保たなくなった隊員二人と甲武信小屋残留を決め込んだのだが、まだ日は高く、しかし寒いので、畑を造成していた小屋番の爪ちゃんを手伝って一汗かき、その功績で小屋にあがって暖かな土間ストーブ脇で熱燗を許され、そのまま夜の宴会になだれ込み、爪ちゃんやJさんのギター競演を聴き、小屋にお泊まりの人たちとみんなの歌など唄い、気持ち良くテントの中に果てた。来期稼働予定の甲武信小屋の畑には数滴だが私の汗も混じっている。
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これでは歩き続けた本隊に申し訳なくって..その後の話は今になるまで書けなかった。
下山して二日後くらい、三鷹のHiker's Depotのパーティーでグレンさんのお話を聞き、その後30名近くの大所帯で居酒屋に流れてグレンさん奥方様交えて大いに呑んだのは楽しかった。
グレンさんからは帰国後、お手製の誕生日カードを頂戴した。マメで律儀な方である。今後とも交流を深めていきたい人である。

・グレンさんの真似
真似という訳ではないが、グレンさんの被っていた帽子が格好良いので同じ物を探して手に入れた。Tilleyというメーカーであるが、確かに彼が言うとおり被るだけで男前が0.5UPするような気がして嬉しい。
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ついでに彼が帽子の鍔に挟んでいたLEDライトも買って、頭だけグレンさんの出来上がりであるが、真似してみて、このライトで少し考えたことがある。
Fenix L0DはAAAバッテリーの超小型のくせに5段階の発光モードを持つ芸達者であるが、最強モードで75 Lumensの高輝度を発揮するも1時間しか保たず、最弱の7.5 Lumensは8.5時間とあまり長く続かない。重量的には利点があって本体重量14.5gでLi-Ion電池を入れると合計で20.5gであり、Petzl e-Liteより6g少ない。照射時間はe-Liteは最長45時間と比ぶるべきもない。また一見安物と区別が付かない姿だが高機能なので国内では5000円以上の値札が提げられ、これはちゃんとしたヘッドライトが買える値段であったりもする。この辺を勘案すると、おそらく夜でもツバ広のTilleyを放さない彼には鍔が垂れ下がらない6gの差が重要で、最弱で8時間というライトは、暗くなる前に飯を済ませ、暗くなったら即寝て極力灯りを使わないという彼の行動パターンに適合する必要かつ十分なものであり、オマケ的に他に光源を持たないから瞬間的にはハイビームも欲しい、というココロであろう。自分に必要な性能でかつ最軽量を選んでいる姿勢がそこからも見て取れた。
ちなみに私は無造作にパッキングした旧版のPetzl Tikka XPの90gであったので、この時点で70gも負けている..これはイカンと思った。二三泊なら20gで充分なのである。
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グレンさんの雨具について、前の記事に装備の一覧を挙げたので彼が不織布製の、いわゆる使い捨てっぽい雨具を愛用し、かつ下はスケスケのCubenで作ったChapsを穿き、足は濡れるに任せている事は分かると思うが、その運用については..彼にその雨具は使い捨てかと聞いたところ、ななんと2シーズン使うらしい。毎回キレイに拭いて保管しているとのこと。その勿体ない精神には敬服である。不織布の雨具は私も数着持っており、重量的にはGoreとか何とかのものより遙かに軽量なので絶対雨が降りそうに無い日のザックの肥やしにしているが、実線投入は未だ無かったが、彼はウインドブレーカーとして雨具として着続けており、たぶんザックが重ければ短時間で肩から切れてくるだろうから、2シーズンってすごい。ULを極めてなせる技である。
幸い押し入れに在庫があったので、後日のHiker's Partyの時は手持ちの不織布ジャケットを着て行ったのは言うまでもない。私が着て行った旧版は彼の着ていたものより数グラム軽いのは彼も知っていたので、ささやかながら一矢報いた?
今後は不織布の雨具を見ても貧乏だからとか思ってはいけない。ま、適用限界は低いので、その辺を誤らないようにしたい。これでCuben Chapsを何とかすれば雨の日のグレンさんの劣化コピーが出来上がる。

など、グレンさんの装備を改めて味わうと、避けていた大量の文章書きが必要なので、彼の装備表を眺めて思いを巡らせるに留める。


・毛鉤と燻製の迷宮
今年に入って渓でも過ごすようになり、少し古風な感じのするテンカラ釣りを始めた。しかし10月にもなれば禁漁期間が始るので渓流で釣ることが出来ない。そこでOFFの間に毛鉤くらいは自分で巻こうかと思い立ち、今まではハマる怖さから手を出さなかった毛鉤巻きを始めた。道具は通販の一番安いヤツ。テンカラ毛鉤は羽毛と木綿糸さえあれば素手で巻けるくらいなので安いヤツで充分なはずであ..ったが、少し巻けるようになれば手先の練習にと洋風のフライも巻きたくなるのが人情であろう。フライ巻きの手本を取り寄せ、鳥やら獣の毛やシンセ素材を買い足していつの間にかフライも巻くようになってしまった。洋物を巻くとアレコレ素材の使い分けが要るので素材箱はいつしかパンパンである。
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なかなか、難しいのです..
巻いていて、目のピント合せに難が出ていることを悟り、眼鏡屋に○×両用眼鏡を作りに行くはめにもなった。
春用には思い切り小さいのを巻かなくてはならないのだが、やはり安物のバイスではあれやこれや不満が出てきているのは認めざるを得ない事実だったりもする。最初から高価な良いモノを買う度胸がないのは全ての趣味事に共通な弱点であるーるるるるる。

巻くとそれで釣れるのか?確かめない訳にはいかないだろう。ということで、竿と不細工な毛鉤を担いで近所の管理釣り場に初めて向かった。1回目は無残に二匹のみ。しかし自分が巻いたフライを魚が食ったのは嬉しかった。2回目は..前回釣れてた人に聞くと黒系の沈めるニンフが良いと言うのでドライフライ巻きを中断してテンカラとは無縁である沈むヤツをせっせとこしらえて行き、制限の10匹超を釣り上げた。これは嬉しい!って、思い浮かべればこの辺から道が逸れ始めた気がする。なんせ、ニンフを巻く度に釣れますか?ってお魚に訊ねに行かないと確信が持てないのは全く困ったことであるが、下手のせいか鉤のせいか、判別出来るまでは暫く時間がかかりそうだ。とんでもない沼に足を突っ込んだものである。唯一の救いはフライフィッシュに手を出していないこと。しかし、それさえ時間の問題だと言う人もいる。

釣った魚、キレイに掛けて素手で触らず優しくリリースするほどの腕がないので、専ら水から引き抜いて撲殺してお持ち帰りするのだが、そんなにたくさん食べられる訳も無く、その保存に頭を悩ませたところ、ふと十数年前に血道を上げた燻製の道具が仕舞ってあるのに気がついた。ほこりを払って古い箱を開けると..おお中からスモーク材が出てくるではないか!こんな事を見越してかの過去の自分からプレゼントをもらった気持ち、これは燻さねばなるまい..そこから燻製作りが始った。燻製箱のくんちゃん、久々の活躍である。チップは遺産のヒッコリーの他に公園で拾った桜の枝も使っている。最近は桜オンリーなので、公園に行けば無限に手に入る。
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当初の崇高な目的がどーして燻製に行ったのか、今思うと自分でも頭をヒネるばかりだが外道はその後も続いた。

さて久々に燻したのだが、昔取った杵柄的に案外上手く出来て、キャンプの時に配布したら評判も上々だったのに気をよくしてフと考えた。テンカラで釣ることのできる池の魚は小さいが、ルアーで釣れる池の魚は標準で二回りくらいは大きいようだ、どうせ燻製するなら大きめの魚の方が食い応えがあるだろう..ということは、ルアーで数を釣ってからテンカラの練習をするのが全ての面に於いてステキなのではないだろうか..それはいいアイディアだ!というわけで、今度はルアー釣りを始めなければならないことになった。
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最初、だいぶ昔にSierraで使ったペン形極小竿とリールで臨んだが糸絡みで釣りどころではなく意気消沈し、ルアー釣りの人に相談して少しマシな竿とリールを手に入れた。早くルアーの腕を上げないとテンカラの練習や毛鉤の出番がないので困っている。ああ、その前に自前のルアーを作らないと...これではもーなかなかテンカラに戻れない。キッチリと型にはめられてしまっている。

で、燻製と言ってもそう長く保つ物でもないので、保存用に真空パック器も調達した。今では燻製を真空パックし知人に配布して好評を博している。曰く売れるんじゃないのと。それに気をよくし...嗚呼。
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真空パック器であるが、これはちゃんと山でも使い道がある。担いで行っても役に立たないのだが、行動食のトレールミックスを小分けして湿気と食べ過ぎを防ぐとか、帰りの下着を思いっきり真空パックして容積の削減と万が一の水濡れを防ぐとか、ロールパンを真空パックして極限まで小さく携行するとか..ちゃんと山でのことも考えた上での選択であったことは言うまでもない。

今後どこまで道が拡散発展するのか、自分でも怖いようで楽しいようで困っている。



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こっちは、たぶん押してもらった1/100くらいしか反映されない模様...いいかげん謹慎を解いてもらいたい


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by ulgoods | 2010-12-15 04:32 | 駄文系
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