Carbon-Felt wick Alcohol Stove #3 / カーボンフェルト芯アルコールストーブその3
転倒実験を行ってみたので、簡潔にメモ。 ■手順は ・内側に細いカーボンフェルトのとぐろ巻きを押し込んでアルコールの吸収量をUPした。 ・アルコールを入れ吸収させてからひっくり返し、こぼれ出るアルコールは捨てた。 ・残ったアルコールで湯沸かしを行い、400ccを沸騰させた。 ・こぼれない量の燃料で充分実用になることを確認した。 ということは、燃料を入れて滴らない程度に容器に戻せれば転倒しても零れないはず... 湯沸かし中を想定して燃焼中にひっくり返してみた。さすがに燃料がヒタヒタの時はこぼれて燃えるが、フェルトがあるお陰で燃料は緩く流れでるので燃焼範囲が狭くて済む感じだ。燃焼が進んで液体が全部吸収された状態だとこぼれないだろう。 で、こぼれる燃料をこぼした後に再点火して星一徹の茶舞台のようにひっくり返してみたが、もはや燃料はこぼれなかった。ストーブ自体は熱くならなかったので、手づかみで五徳に戻すことができた。 ■その他 ・燃料にはエタノールを使用した。赤火傾向であるが火力は増大したようで、400ccの沸騰が4:45、600ccの沸騰が7:00程度となり、mt_panda氏の記事のタイムが確認できた。 ・燃料を10日以上入れっ放しで蓋をして転がして置いたが、パッキンの劣化も見られずに容易に点火することができた。 ・T's Stoveの固形燃料台では少し高さが足りなかった。 ・あまり芯を出すと蒸発が盛んで蓋で消火ができなかった。 以上 蓋のできる物にCFを詰め込んで燃やせば何でもOKな感じ...困ったな(笑 追加 風防時の異常燃焼をテストするために、風防効果がキツいカルデラコーンストーブで湯沸かしした。 今回使ったのはBPL550鍋用 400cc+を水から沸かしたが途中で熱暴走などもなく、湯沸かし後は即座に蓋で消火でき、アルコールを無駄にせずに済んだ。 カルデラコーンで使えればOKだ。制式採用します。 なお、このテストと結果は私の個人的な体験であり、何人に推奨するもでなく、他の条件下に起きる結果に対して私は一切の責任を負いません。 何事も自己責任で、火事出さないように!火傷しないように!! 良い動画が撮れる機材を入手しないと... → Click なう...
by ulgoods
| 2009-10-28 13:29
| 燃える系
|
memo
doting on ultralight gears more than mountains...
link... カテゴリ
検索
最新のトラックバック
その他のジャンル
ブログパーツ
以前の記事
2013年 11月 2012年 03月 2012年 02月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2010年 12月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 ライフログ
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
ファン申請 |
||