Power Film / 太陽電池のある暮らし

太陽電池というか、太陽光発電、Solar Cell。
先日JMT通し歩き旅に発った友人の装備の中にPower Film社のPowerFilm USB + AA SOLAR CHARGERがあった。軽量かつ高性能な太陽電池である。見せてもらったが、その軽量ぶりにヤラれてしまい久々に買い物をした。
e0024555_13221138.jpg

最近は、買うことによって自分のスタイルに大きな影響を及ぼしそうなものしか触手が伸びなくなってなってしまった...

さて、JMTの彼はGPSとしてiPhone+専用ソフトを使うので単3を2本に加えてUSB出力が必須であったが、私が買ったのはAA SOLER CHARGERというUSB無しモデルである。多芸ではないが単3を4本充電できて、黙々と単純な充電能力はパネル枚数が多い分こちらが勝つ。重量は本体が110g、充電用にエネループ単三4本で107gとなる。エネループを8本以上持つなら太陽電池の使用は考慮に値する。性能的には2000mAh単三電池2本の充電に要する時間が3時間20分とあり、これ、重要だが、充電しつつ旅行を続けることが可能になりそうな数値である。古くから知られている太陽電池のバイオレッタは1600mAhの純正バッテリー2本を充電するのに14時間らしく、お日様に当て続けて二日というのは申し訳ないが実際には絶望的な数日を要すると思われ、これでは充電しつつ持続的に旅行をする野望がしぼんでしまうのだ。
技術の進歩で発電機が個人徒歩旅行にも採用できる目処がついたのは朗報である。

この充電時間の短さと軽量さのお陰で実用的になる太陽電池がある暮らしの予感が始ったので、暮らしてみる前にちょと考えてみた。

e0024555_2056340.jpg

■日常生活的に
私が日常的に消費する電池の用途は自転車に付けてるGPSと照明用であり、それらは既にエネループを使うことになっている。今まではコンセントから電気を取って充電していたが、3.3時間で2本充電できるなら使用サイクル的に太陽光で間に合う。出がけに軒端にぶら下げ、帰れは満タンのサイクルが持続すると思うとお得でありエコであるので何やら気分が良い。

■長距離歩きの道具として
・照明
明かりに関しては、暗くなったら動かないということにすればヘッドライトの電池は例えばPetzl Tikka XPでは60時間保つらしいからゆるゆるJMTを30日としても1日2時間は使える勘定で、しかも掟破りのリチウムを使えば(最新のやつはリチウムが可)もう少し長い時間の点灯が期待できるから電池のことは気にしないで良さそう。あるいは積極的に明かりを使わないとしてPetzl E+Liteを持てば、とりあえず照度は落ちるが30時間は何とかなり、替えのCR2032は1個2.9gだから一組二枚で6g程度なので替えを持っても気にするほどの重量でもあるまい。しかし、野生動物のいるエリアなので、よほど胆力がある人以外は、照射もできる強力な光源が欲しいと思う。私はE+Lite+Jil Lite JCR2 HI(CR2×1)を持った。いずれも充電できないが、1ヶ月程度なら照明用の電池は充電したりで交換しないで済む方向で臨みたい。もし、太陽電池を使うなら単4エネループに単3アダプタで充電することになる。

・GPS
GPSは基本的に贅沢品で無くとも良いのだが、例えば休憩場所を探す時に、どうせ休むなら水のあるところまで行こうとか、あとどのくらいで登りが終わるとか、地図と首っ引きにならずに歩きながらでも判断できるのがよろしい。のと、歩いた軌跡を採取記録したいので使っている。2年前の歩きではVista HCxを使ったが、リチウム単三2本で3日保った。リチウム電池はエネループに比べて遙かに軽い。リチウム単三を2組4本持って61g、太陽電池110g+エネループ4本(2本使用2本充電)は217gだからリチウム単3に換算して14本分にも相当し、それならリチウムでいいじゃんとも思えるが、GPS用として7セットなので21日は保つ勘定だが30日にはやや不足。しかも最近は安価なリチウム電池は手に入りにくいので、ここはPower Filmを持つことも考えて良かろう。

・カメラ
カメラも贅沢品だが、風景や生活の記録用として持ちたいのが人情でしょ。最近ではカメラと言えば銀塩ではなくデジカメだから電池の問題はついて回る。大概のカメラは専用電池で、これらは太陽電池からの充電ができないのだが、手持ちのRICHO GX100は単3電池2本で動くので太陽電池で持続的な使用が可能になる。とは言えGX100の専用電池は26gで丁度エネループ1本しかない。電池の消費は撮影頻度やディスプレイの表示、フラッシュ具合によって変わるから一概には言えないが...単3撮影で電池に困らない生活をするためには本体に2本と充電用に2本となり、カメラに4本のエネループを割り当てると専用電池4個分、週1パック利用の頻度であれば悩ましいことになる。ガンガン撮るとすればたぶん足りない。また、専用電池は汎用電池に比べて高価なので、その辺も少し加味して考えないといけないのと、1日に2本を充電できるという前提ができれば、GPS2+カメラ2+予備2の6本(+本体で270g)でやりくりできそうで、やりくりも柔軟性が高いから、どうせGPS用に太陽電池を持つならカメラも賄おうという考えも成立しそう。

・浄水器
以前紹介した紫外線浄水器の充電用に直接充電できるか試していないが、一旦単3に移してからでもできないことはないので、これも持続可能な浄水サイクルが完成する。

・その他
単3からFOMAに充電するアダプタ18gを噛ませて国内なら電話とワンセグが使い放題とか、熊避けラジオを持続的に大音量で鳴らせるとか。

というわけで、1ヶ月程度をSUL的に過ごすならエレキ物は不要なので、太陽電池も要らない。その分の重量をリチウム電池に捧げるべきだ。
すこし文化的生活をしたい場合、1ヶ月程度なら太陽電池の使用は検討に値する。未だ充電池のエネループが重いのが足を引っ張っており、私が取れる休日の範囲内で行く国内山行ではどー考えてもリチウム電池を主体とした方が軽く済む。太陽モノは樹林帯では全く発電できないだろうし、引っかけて壊す可能性も高い。
てなことは買う前に考えておくべきだった...

ま、JMTの妄想に戻るが、備蓄の電池を気にしながら節約するのと違って、発電しながら大らかに使うというか、電池が無くなってもお日様が出ていれば大丈夫という安心感を得られるのは良い感じだと思う。もうひとりJMTに向かう人の装備にバイオレッタを見た気がするが、そんなものは捨てて、是非Power Film を採用してもらって、太陽電池のあるロングトールの暮らしがどーいう感じなのかを教えてほしい。


徒歩旅行的にはアレだが、日常使う充電には元とるまで積極利用したい
米軍も採用しているらしいし→



海の日の三連休は最初の1.5日を娘の小学校行事で取られた。いちおう、オヤジの会の会員なので、当日はカレー鍋7つを賄うU字溝の薪ストーブ係として汗の4Lも流した。ま、薪を燃やせればご機嫌なので良い。翌日は、昨年は昼から八ツへ向かったが、高速の渋滞を見て気が萎えた...
ここいらでは校庭の芝生化が進んでいるので、キャンプファイヤーもドラム缶で行う。
e0024555_13391491.jpg


東京の日食、ちょど食最大の時間帯に雲を通して太陽の形を明瞭に観察することができた。ビクセンは買えなかったが、結果オーライで少しだけ嬉しい。運良くビクセンを買った人は次回買わずに済むからそれはそれで良いことです。
[PR]
by ulgoods | 2009-07-22 13:39 | エレキ系
<< 北八ツ逍遙 自転車雑感 >>