IE9ピン留め
山と道 U.L.Pad15s
山と道 U.L.Pad15s

今更こんなところで176gも儲けられるなんて..最初に重さを測って狂喜乱舞した。
Sleeping Padでの軽量化にも抜かりないはずであったが、これにはヤラれた。

製品諸元
商品名:山と道 U.L.Pad 15 s
サイズ:50cm x 100cm x 1cm
重量:75g
素材:XLPEフォーム
Made in:U.K.

ちなみに手持ちの試作版の実測は
U.L.Pad 15 sは45.5cm x 106cm x 0.95cmで75g
比較するRidgeRestは49cm x 121cm x 1.2cmで251g
間違いではない。重さを何度も確認した。

今までは三季のマットにはRidgeRest 3/4を使っていた。クローズドセルであって、それが充分軽いことにあまり疑問を持っていなかった。せいぜい四隅をテーパーに切断して重量を数%節約するくらいしか軽量化の方法は無いと思い、それさえも面倒でやっていなかったのだが、それが山と道 U.L.Pad15sで一気に70%減である。サイズは少々異なるのだが、同じ重さにしようと思って切り詰めるとRidgeRestでは長さ36cmとなり、肩か尻か、どちらかにしか敷けないことになり、これで寝るには余程のUL達人でなければ太刀打ち出来ない。

産声を上げた山道具ガレージメーカー「山と道」の夏目さんと知り合ったのは昨年のHiker's Partyの二次会であった。試作のザックを見せていただき、かのビヨ氏交えて始発まで飲んだことを覚えている。夏目さんは当時でも仕事方面で名声高く成功していたはずであるが、近くそれらを畳んで山道具制作を始めるというので驚いた。それからの氏は奥様とJMTを歩き、縫製の腕を磨き、デザインを進めていたらしい。再びお会いしたのは前回のHiker's Partyの席。二次会で工夫のこもった試作ザックを見せていただき、超軽いスリーピングパッドの素材を見つけたお話を伺ったので、!と来た私は即座にマットのモニターを買って出た。その数日後には大きな円筒が届き、以来それを敷いて寝ている。送ってもらったのは10mmと15mmの二種類でいずれも驚くほど軽くて触れた感じが暖かいというのが第一印象であった。


敷いて寝て暫くして寝押しされた型が少し付くような気がして夏目さんに尋ねた。圧縮永久歪率が7%であるという答えが即座に返ってきた。ヘタリ感はその後進行することもなく問題ないレベルである。
また、断熱性能を数値で知りたいと尋ねると、それも抜かりなくメーカーの協力を得て測定して送ってきてくれた。素材の熱伝導率的には比較用マットとほぼ同じ、正直には7%低く(熱を通しに難い)、重量比を勘案すると驚くべき性能であることが明らかになった。測定結果表が手元にあるが、あれこれ面倒になるかもしれないので私からの数値の公表は差し控える。熱伝導率の単位はW/m.Kと単位厚さで表されているから重ねて敷いて厚くすれば単純に足し算で断熱性を得られる。U.L.Pad 15 sを二枚敷けば重量的に150gでRidgeRestより尚100gも軽く、それでいて約8割り増しの断熱性(厚み差を勘案)が得られる勘定。手持ちの数字をあれこれすると2cm厚のこれは900g程度の重量をもつ某社の女性用暖かマットに匹敵するのではないかと勝手に考えている。一般に暖かさの指標としてR値が使われるが、独自の測り方もあるらしく、絶対的な数字ではないらしい..今回得られたのは二種のマットの熱伝導率だ。

私は膨らませ式のマットとは相性が悪い。ダウンマットでは何度も空気抜けを体験しており、雪山で潰れたマットで寒い夜を過ごしたことがある。夏山でも潰れたことがあり、帰ってから風呂で穴を確認して修理をしたが、山で、さて寝ようかという時にそれをやられたら穴探しも修理もやる気が起きないのである。その点、フォームのマットはパンクの心配をしなくて済むのが助かる。欠点としては嵩張るということであるが、そこはULマジック、ペナペナULザックの骨格として巻いてしまえば歩行中の姿からマットは消えるし、ザックはジャキっとするで、わたし的にはあまり問題ではないというか、フォームマットでないと困る。お泊り装備として省略しにくく、文字通り削らないと重さを削れないと思っていたから、ぶっ飛び軽いのは願ったりのマットだ。


が、山と道マットは少し硬めのマットである。Rレストのような波波でもないので体重をかけてもクッション性は余り無い。とは言え板の上で寝るのとは違い、やはり安らぎ感は得られている。肌が全面で触れるので触れた瞬間に暖かを感じる。直接背中にマットを当てるQuilt寝では初っ端から暖かい。
岩っぽいテン場ではマットの上だけが安全地帯だ。マット以外の場所に手をついて体重をかけると手のひらに岩が刺さる。フロアレスで寝る人は尚更だろう。そういう所ではある程度の硬さは好ましいと思う。

で、山と道マットは少し表面の耐久性が弱いようである。長年連れ添ったRレストの表面は荒れていないが、山と道マットには傷が付きやすい。だがモノ的に傷がついても大いに断熱性が損なわれるとは考えにくい。もし、どう仕様も無いほどに千切れてしまったら買い換えるが、現段階ではそんな事は考えにくい。先に書いたようにザックの骨格として中に巻いて歩けば枝や岩の干渉も受けないし、残念ながらマットはあまり人様に見せる機会もないし。モノは考えよう、多少の傷は、後でしみじみ山歩きを振り返るときの思い出につながる。圧倒的な軽さに免じて消耗品であると考えることにする。とは言え、1シーズンや2シーズンでどうなるものでもないと思っているが。
先日トある渓に釣行した際、剥き出しで持ち運びして敢えて手荒に扱った。岩に擦れたし枝にも意地悪された。

このマット、少量が三鷹のハイカーズデポで今週末販売されるらしい。価格は3200円税抜きになると聞いている。以前から100g軽量化するのに$100余計の支出に目をつぶっていたのであるが、軽いものを揃えた最近はその法則も適用が難しくなり、$100余計に払っても数十グラムしか軽さを得られなくなっていた。176gも軽くてこの値段なら、久々の満塁ホームラン商品である。こんなとこから176gも搾り出せるとは..モニターを志願して感涙にむせび泣いてこのマットとの初夜を過ごした。
Quilt寝用に少しテーパーを付けて切り取ってやれば70gを切るだろう。うへへ!先日100円屋で発泡スチロールカッターを見つけた。電熱線で切るヤツ。アレを使えば端面をキレイに処理できるだろう。

先日、某誌でUL道具ってどーよ的な記事が出るらしく、UL装備一式撮影してもらった。運良く掲載されればそれに写っているマットは山と道 U.L.Pad 15 s である。

もー他のマットのことを考えることはできなくなってしまった..今期のBest Buy三本指に入ること確定である。

夏目さん、有言実行の人。これからも期待が大です。



私儀、
昨年から釣りを始めて、今期初釣行を敢行したところ、幸運にも多数の岩魚と山女魚に恵まれました。
一冬、釣り堀で竿を振り続けた成果が少しあったようです。





ハイカーによる東北地方太平洋沖地震支援
引き続き、息の長いご支援をお寄せいただいております。

.このチャレンジに30,000円寄付します!
Kassyさん 2011-04-17 21:42:48

.このチャレンジに10,000円寄付します!
wibaraさん 2011-04-14 19:41:47

.頑張って下さい!
このチャレンジに10,000円寄付します!
JSBさん 2011-04-14 15:41:46

.僅かですが応援させてください。
このチャレンジに10,000円寄付します!
★joxterさん 2011-04-12 23:24:04

.少ないですが、よろしくお願いします。
被災した方々に、一日も早く安らげる生活が戻るよう願っています。
このチャレンジに3,000円寄付します!
niizさん 2011-04-10 21:41:19


ありがとう!


以下再掲です。

この度、東北地方太平洋沖地震の報に接し、Japan Hikers Association(仮称)の仲間であるcreep氏が募金チャレンジを始めました。
私も微力ながら募金集めの窓口となることでお役に立ちたいと願い、チャレンジに参加いたします。

ULGのチャレンジページへようこそ!

私は、『CIVIC FORCE』への寄付を集めるために、チャレンジを行います。
援先団体は先に行動を起こしたHikerたちと同調して選定しました。

【いま、知っていただきたいこと】
こういう手段を通じて気持ちを形にすることが出来る世の中です。
色濃い自然を残す地域ゆえに支援には困難が多いと思いますが、再び北の地に日の昇りますよう、お祈りしながら、思いを同じくしてくれる方のささやかな行動をお願いいたします。

【ULGの自己紹介】
青森県三沢市出身

【今回のチャレンジ内容について】
金額は問いません。東北地方を訪れるハイカーも多いでしょう。またいずれ訪れるためにも支援をお願いします。

【私の経験】
高校生の頃、フレームザックを担いでヒッチハイク&野宿で岩手県沿岸を周遊したことがああります。しかし、美しい風景の代償か、災害は過酷でした。壊滅の町の名はいずれも訪れたことがあり、その変わり様に呆然としておりました。しかし、座してTVの向こうを眺めているだけではいけません。手をさしのべましょう。

【私からのお願い】
ささやかで結構です、お気持ちを集積したいと思っています。支援してくれる皆さんは、『このチャレンジに寄付する』をクリックしてください!

応援よろしくお願いします。

募金箱http://justgiving.jp/c/2544?locale=en


Hiker達の取り組み
http://justgiving.jp/team_charity_detail?charity_id=1777



English Quick Guide (PDF) How to donate on JustGiving
http://justgiving.jp/pdf/justgiving-english-man.pdf


去年一緒に歩いた海外のHikerからも義援金をお預かりしました!




# by ulgoods | 2011-04-22 13:46 | 宿泊系 | Trackback | Comments(24)
Terra Nova Laser Ultra 1 Tent
Terra Nova Laser Ultra 1 Tentは、おそらく現時点の商用で世界最軽量な二枚壁一人用テントであろう。昨年夏に発表されたが、やっと手に入るようになった。


前作のLaser Photon EliteSolar Eliteから更に軽量になっている。軽量化の肝はフライシートの素材をUltra Fabric(Cuben Fiberと同等)にしたこと、サイズも手持ちのLaser Photonに比べると少し小振りのようだ。
重量的には

・配達時重量 664g
内訳
・幕体 427g
フライシート 197g(w/guy lines)
インナー 200g
サポートロッド 30g
・ポール 119g
・ポールカバー 65g(w/guy lines)
・ペグ 15g
・袋類(本体、ポール、ペグ) 29g
・補修材(生地、ポール) 16g
であった。1g単位の電子秤を使っているので合計が少し合わない。


Terra Nova社の公表するMinimum Weightは495gとなっているが、それはカーボンのサポートロッドやガイラインが含まれていないそうである。うちに来た個体はフライ+インナ+ポールで516gであり、これはTerra Nova社が省いているguy lineと小型自在を含んでいるから差し引くと500gくらいに収るかもしれないが、両端のサポートロッドが無いと足元が辛いし、自立に必須のガイラインを含まないから500gというのは全くもって実用的な構成での重量ではない。どーしても表示上で500gを切りたくて捻り出した構成だろう。あの会社も時々そういうイジマシイ表示をする。

一方、Packed Weightは 581g (or 550g excluding bags)となっており、袋類を省いた550gの方はサポートロッドと12本の針金ペグとガイライン類を含んだ重量と思われる。相変わらず一本1gというチタン製針金ペグは畳に差しただけで曲がるので役には立たず、もう少しマシなペグを持つと思うから私の手元の個体的にはフライセット427g+ポール119gの546gにペグ類合せて600gが実用パック重量と見込まれる。私は収納バッグの類は使わないし、ポールカバーも滅多に使わない。
さて600gか..前作のLaser Photon Eliteと比べてみると、幕体の合計重量が559->427gとここで130g程度軽量化されている。軽量箇所は、フライが全てCuben化でインナーの底もCubenになっている。インナーの黄色い素材自体は変更無い。また、ポールは径が細くなって長さも短く(従ってカマボコの太さが痩せた)なって28gの儲けとなっている。前回の自分の記録を見るとLaser Phtonの幕体+ポールは実測706gであったから、546gに減少し差が160gでだいたい計算が合う。尤も、私が買ったLaser PhotonはのポールはDAC Featherliteだったものが現行品ではスカンジュームの細めに置き換えられているから、若干差が縮んでいるかもしれない。
サイズ的にはLaser PhotonもUltra 1もTerra Nova社のHPでは同サイズと出ているが、そんなことはない。ポールの長さがおよそ15cm程度短くなっているから、円周だと30cmとして直径で10cmくらい細くなっていないとおかしい。スリム化も重量減に寄与しているはずだが、そーいうことは言わないようだ。今度ヒマなら並べて張って比べてみるか..
とりあえず、550g+ペグで実用となると覚えておく。
Laser Photonから160g減でお値段は..一昔前まで-100g=+$100の勘定でやってきたのだが、最近はUL化が一段落したので更なる道具の軽量化では勘定が合わなくなってきているのが辛い。

このテントはFedExのピザBoxで運ばれてきた。高々厚さ6cmくらいのLPレコードサイズの箱にテントが入ってやって来たのは驚いた。しかも、たぶんUKからUSに納められてから即JPへ。UKでは売ってるところを見つけられなかったが、何気にチェックしたUSのお店でBuyボタンが押せたので注文してしまった。お店への納品までに二週間といわれ、そこからJPへは4日で来た。取り出して最初、ポールが入っていないんじゃないかと疑ったが、ポールは折り畳み長さが短縮されたのと細身になったので、あまり存在を主張していなかったようだ。このヤル気を見せている赤いポールの、しかも憧れのスカンジュームは少し嬉しい。
など、軽量蘊蓄のbloggerなので、手にしてから張り始めるまで計量やらなんやらで時間が掛ってしまうのはしょうがない。一度張ると、土やら枯れ葉やら湿気で少し重量が変わってしまう。

で、張ってみた。張り方はLaser Photonと同じ。生地が薄々なので少し気を遣うくらい。なんだけど、最初のポールを曲げて鳩目に押し込む瞬間はいつも緊張する。

自在が以前の素朴な二穴板から、Micro Line-Locに変更になって、サポートロッドが収納性向上のために二つ折りできるようになったくらい。内部の構造も同じ。張った感じは、やはり薄々。せっかくの二枚壁なのに中でパンツの着替えが憚られるほどにエロい。雨で濡れたらもっと透けるだろう。ここまでヌードだと人の居るところで張ってはイケナイ予感がする。
前室はサンダルが置ける程度。完全に火気厳禁!

端面をたくし上げて換気を行う


フライの生地はUltra Fabricとあるが、0.66 or 0.74 oz./sqydのCubenだろう。CT3ってのかな?CT3は耐水圧5000mmだからちょと違うかもしれないな。色はガンメタ、表面はシワシワである。縫製はけっこう普通に縫ってあり、接着などは使っていない。生地の耐水圧は3000mm。数値上は不足はないが、フロアー素材も極薄なので、Cubenも弱い素材ではないのだが、グランドシートは必携の気がする。勝負に一発を掛けるトレランの人なら底のパンチホールくらいは気にならないのかも。Cubenのグランドシートは使ったことはないのだが、耐小石突き刺し性はどうなんだろう?こーなるとTyvekとかのグランドシートの重さも相対的に無視できないので悩む。ちなみに販売予定のグランドシートは195gだって。それならTyvekの方が軽いと思う。
外からも中が見えるが、中からも外が見える。

誰が来たのかドアを閉めたままでも顔が分かりそう。ドアのジッパーだが、手持ちのLaser Photonは一方向だったものが二方向から開け閉めできるようになっている。これは助かった。テント頂部に換気口がないのだが、ここが開けばだいぶ気流も流れる。足元もたくし上げれば風通しが得られる。とは言え、それなりの結露は覚悟しなきゃと思っている。
その他、インナー無しのFastPack用のグランドシートも使えるらしいがまだカタログには出ていない85gで£45(税込み)。ま、無くてもFastPack形態で張れる。フライとポールの300g程度で耐候性のある屋根が手に入ことになる。

現在、裏庭に張りっぱなしで雨を待っている。目止めとか、そんな重くなる無粋なことはしないのだろうが..ちょと心配。それと、縫い目にテンションを掛けた状態で風に揺られたりした結果を暫く見てみたい。Cubenを普通に縫って縫い目が切り取り線になっているものがあるし、Cubenは伸縮性がないから風で揺れると力が集中して縫い目から逝ってしまうような気もしたり。Terra Nova社で冬期に張った写真とかも公表されているから一通りのテストは済んでいると思うのだが、わたし的には接着剤やCuben Tapeで作って欲しかった。漏るようならCuben Tapeで目止めしようと思う。片面、両面のCuben Tapeは既に用意してある。
といいつつ、庭に張りっぱなしだと猫の訪問が最も怖い。もしヤツらの遊び心に火を点けて爪を立てられたら..

夜、灯りを入れて4秒くらいのシャッターで撮ってみた。予想以上に影絵ショー

最近の同様の素材(CT3)を使ったテントとしてはBrooks-RangeのRocket-Tentがある。こちらは二名収容で620gらしい。トレッキングポールを骨格とした場合だが、とんでもなく軽い。持っている人を知っているのだが、近々それを含めて変なUL道具の見せ合いっこをするかもしれないので、並べて張る機会もありそうで楽しみ。

写真追加
ポールカバーをかぶせた






このくらい開けばけっこう換気の役に立つ。前室の上までしか開かないので、暴風雨でなければ居住区画を濡らさないと思う。


Laser Photon Elite のポール(blak)との長さ比較





ハイカーによる東北地方太平洋沖地震支援

.いつもblog興味深く拝見させていただいております。少しでも力になれれば幸いです。
バイ吉さん 2011-04-04 22:49:39

・このチャレンジに寄付します!
わだっちさん 2011-04-02 12:48:47

ありがとう!


以下再掲です。

この度、東北地方太平洋沖地震の報に接し、Japan Hikers Association(仮称)の仲間であるcreep氏が募金チャレンジを始めました。
私も微力ながら募金集めの窓口となることでお役に立ちたいと願い、チャレンジに参加いたします。

ULGのチャレンジページへようこそ!

私は、『CIVIC FORCE』への寄付を集めるために、チャレンジを行います。
援先団体は先に行動を起こしたHikerたちと同調して選定しました。

【いま、知っていただきたいこと】
こういう手段を通じて気持ちを形にすることが出来る世の中です。
色濃い自然を残す地域ゆえに支援には困難が多いと思いますが、再び北の地に日の昇りますよう、お祈りしながら、思いを同じくしてくれる方のささやかな行動をお願いいたします。

【ULGの自己紹介】
青森県三沢市出身

【今回のチャレンジ内容について】
金額は問いません。東北地方を訪れるハイカーも多いでしょう。またいずれ訪れるためにも支援をお願いします。

【私の経験】
高校生の頃、フレームザックを担いでヒッチハイク&野宿で岩手県沿岸を周遊したことがああります。しかし、美しい風景の代償か、災害は過酷でした。壊滅の町の名はいずれも訪れたことがあり、その変わり様に呆然としておりました。しかし、座してTVの向こうを眺めているだけではいけません。手をさしのべましょう。

【私からのお願い】
ささやかで結構です、お気持ちを集積したいと思っています。支援してくれる皆さんは、『このチャレンジに寄付する』をクリックしてください!

応援よろしくお願いします。

募金箱http://justgiving.jp/c/2544?locale=en


Hiker達の取り組み
http://justgiving.jp/team_charity_detail?charity_id=1777



English Quick Guide (PDF) How to donate on JustGiving
http://justgiving.jp/pdf/justgiving-english-man.pdf


去年一緒に歩いた海外のHikerからも義援金をお預かりしました!
# by ulgoods | 2011-04-04 04:30 | Trackback | Comments(11)
backcountry boiler / the boilerwerks
Backcountry Boiler(BB) は The Boilerworks を名乗る Devin Montgomery 氏が UL コミュニティーの後押しを受けて推し進めたプロジェクトによって製品化した軽量の煙突形薬缶である。形態的にはKelly Kettleの小型軽量版で、小枝、松ぼっくり、アルコールストーブ、など多種の熱源が利用可能であり、その形状自体が風防の役割を果たし、煙突効果によって燃焼が促進され、炎は煙突を構成する広い面を舐めて無駄なく煙突外側の水に伝えられて湯沸かしに供される目論見。

積極的に熱のロスを減らす湯沸かしとしてはJetBoil(JB)があるが、JBも仕組み自体は新しいものではなく、古くからそのような熱交換器を鍋に巻く試みは(MSRとか)行われていたが、小型軽量化したために爆発的に受け容れられた。BBもKelly Kettleの絶望的重さ(800g)から300g以下になったのでULコミュニティに迎え入れらることになった。製品化は、Devin氏がデザイン試作し、100セット分の事前予約を集め資金を確保して地元の工場に発注して行われた。作成の主な技法は金属のヘラ絞りで行われている。町工場がロケットの部品を作っていると紹介されたあの技法、回転する金属板にヘラを当てて飴細工をするように延したり縮めたりする熟練の技法であり、従って一つ一つ手作業で仕上げられたものだ(あー、量産では機械が使われているですね)。ので、重量は多少のばらつきがある。パーツは大きく三つ、煙突、外筒、燃焼皿、これらが絞りによって作られており、可能な限り継ぎ目が無い見事な出来映えだ。


構成は、
本体 193g
コージー 27
シリコン蓋 14g
燃焼台 47
スタッフ 8g
説明書
説明書にはお茶とコーヒーの袋が留めてあった。先ずは梱包材を使って火を熾せとある。手にしたらすぐに使いたくなる我々の心をよくご存知で。

ハードアノダイズ加工されて、トップにはレーザー光線でシリアル番号が刻印されており、私のは107番。
こーいうのも嬉しいね。

100個予約受付だったから、予備で作った?製品だろうか。もしかしたら最後かな?だったら、それはそれで嬉しい。確認できているだけで日本国内には5本以上は入っている。
なお、The Boilerworksでは現在予約は受けていない。また募集があるかもしれないので、手に入れたくて、しかも辛抱強い人はチェックを続けるとよいだろう。

最低限、本体の193gがあれば何とか湯は沸かせる。湯を沸かすだけである。中に麺などを入れて調理しようとか考えると、長いことその残渣に悩まされることになるので止めた方が良い。設計上の容量は590cc(20oz)であるが、実際には沸騰させて吹きこぼれない安全容量は実測の結果、上面から-40mm、372cc(12.6oz)であった。沸騰を望まなければ二人分のコーヒーを作ることができる。いちばん容積に寄与する上部が実際の湯沸かしに利用できないので、容量的には辛いものがある。


もうひとつ考慮すべき点は、これは薬缶であるから、湯を注ぎ入れる器が別途必要と言うこと。その器は火に掛けないから、プラスチックや木製でも構わないが、その重量を入れると、高々400ccに満たない湯を沸かすだけであれば、例えば、EsbitのWingStoveとチタンの風防の25gに550ccのカップと蓋81gで106gでOKだ。同じカップを使う場合、ちゃんと燃焼皿を使うと193g+47g+81gで321gとなり、差し引き215g、その重量はEsbitの14gが15個分となる。贅沢にも日に二個使うとして一週間以上の旅でやっとBBが軽くなる。それ以下なら固形燃料を使うのが得策だ。また、Bush Buddyはストーブのみ146gであったから321-146-81でBBより94g軽い。また、Trail DesignsのCaldera Ti-Tri ULCを使うと400cc程度の湯を沸かす用なら50g程度で済み(鍋サイズによってコーン重量が変わる)、こちらも薪、固形、アルコールなど使用でき、値段も安いし遙かに軽い。
カップの煤汚れが許せなくて長期間に渡って燃料の補給無しで歩きたい人にはBBは良い選択となるが、煤汚れさえ許せば、もう少し軽くて簡単な調理が可能なストーブを選ぶこともできる。

ちょろちょろ燃えてから煙突薬缶をかぶせると風防になるし煙突でよく燃える


とはいえ、この変な形の薬缶はKelly Kettleは重量的に買えなかったのだし、焚き火要素が大きいしで、けっこう楽しむことができる。燃焼皿は空気の流入が限られるのでどうも不完全燃焼気味な感じがするが、少し風のある環境や息を吹き込むことで煙突効果のお陰で上端から炎が吹き出るほど燃える。だが手を抜くと煙ばかりになり、更に下手をすると火を消してしまう。ガスストーブに比べると不便なのだが、大概の男子はこういう手間の掛かる自分のスキルや面倒見が結果に反映される道具が大好きだろう。
先に書いた不完全燃焼気味な件、燃焼皿に穴を追加すれば解決できるかもしれないが、せっかくのヘラ絞りの美しい皿に穴を開ける気にはなれないので、百均あたりで径の合う皿があると嬉しいのだが..

こういう煙突状のものでは、以前A-Ring Stoveってのを作ったことがある。あれは思ったほどに中を気流が通らないのと、熱暴走しやすくて手を焼いた。またその後、BBのような煙突薬缶を空き缶とアルミパイプとエポキシ接着剤で試作したこと上がるが、煙突の経が小さくて気流が抜けず、しかも接着剤だったので目的を果たせなかった。初志貫徹のDevin さんはエライと思う。

BBでは上の口からは結構な熱量が逃げているようだ。JBではフィンの周囲に手をかざしても殆ど熱を感じないほどに熱が吸収されているのが分かるが、BBの熱効率は良いのかは疑問だ。煙突内部にヒレをたくさん生やすなど進化してくれればとも思うが、そーすると空気の抜けが悪くなるので、燃焼に影響するだろう。上から逃げる熱を再利用するために上に鍋を掛ける発想もあるのだが、試して見たが、空気の抜けが悪くなって盛大な煙が出ることと、上の湯が沸く前に本体の湯が沸いてしまうので、あまり湯量の足しにはならなかった。マシュマロを焼くくらいなら使えると言った感じ。


めでたく湯が沸いた後だが、注ぎ口が只の穴なので、尻漏れが避けられない。コージーの重さをケチって靴下などで掴むと濡らしてしまう可能性が高い。のと、只でさえ沸騰で飛び散った湯を無駄にしてしまう。もう少し、ささやかな口を形成してくれると良かったのだが、製法を考えるととっても難しそう。

試運転を終えて室内に持ち込んだが..煙突内に付着した煤やタールの匂いがするのが少し辛い。煤汚れは煙突薬缶の内側だけで、持ち運んでも周囲を煤で汚す心配をしなくて済むのはありがたい。
など相変わらず文句が多いのだが、製品化ストーリーや出来映え、使うシーンを思い浮かべると楽しいので、手に入れられて喜んでいる。


まったく似た形状で英国製のmKettleがある。どーやらBBのパクリ疑惑が指摘されているのだが..それはそうとして、こちらは買うことができるが、重量が370gであり、最軽量のモノしか愛せないわたし的にはソソられない。


こちらもよろしく。長丁場になりますので、まだまだやってます!

いつか歩く道を想い、お心を寄せていただき感謝します

.みんなに笑顔が戻りますように
このチャレンジに寄付します!
off_nakaさん 2011-04-01 12:46:44

.Peace!!
このチャレンジに寄付します!
beyondxさん 2011-03-31 23:21:54

.Little by little, and bit by bit.
このチャレンジに寄付します!
drunkwhaleさん 2011-03-28 19:03:04

. よろしくお願い致します。
このチャレンジに寄付します!
Yohさん 2011-03-25 17:41:51

. 少ないけど塵もつもれば・・・
このチャレンジに寄付します!
Umegashiさん 2011-03-24 01:09:32


以下再掲です。

この度、東北地方太平洋沖地震の報に接し、Japan Hikers Association(仮称)の仲間であるcreep氏が募金チャレンジを始めました。
私も微力ながら募金集めの窓口となることでお役に立ちたいと願い、チャレンジに参加いたします。

ULGのチャレンジページへようこそ!

私は、『CIVIC FORCE』への寄付を集めるために、チャレンジを行います。
援先団体は先に行動を起こしたHikerたちと同調して選定しました。

【いま、知っていただきたいこと】
こういう手段を通じて気持ちを形にすることが出来る世の中です。
色濃い自然を残す地域ゆえに支援には困難が多いと思いますが、再び北の地に日の昇りますよう、お祈りしながら、思いを同じくしてくれる方のささやかな行動をお願いいたします。

【ULGの自己紹介】
青森県三沢市出身

【今回のチャレンジ内容について】
金額は問いません。東北地方を訪れるハイカーも多いでしょう。またいずれ訪れるためにも支援をお願いします。

【私の経験】
高校生の頃、フレームザックを担いでヒッチハイク&野宿で岩手県沿岸を周遊したことがああります。しかし、美しい風景の代償か、災害は過酷でした。壊滅の町の名はいずれも訪れたことがあり、その変わり様に呆然としておりました。しかし、座してTVの向こうを眺めているだけではいけません。手をさしのべましょう。

【私からのお願い】
ささやかで結構です、お気持ちを集積したいと思っています。支援してくれる皆さんは、『このチャレンジに寄付する』をクリックしてください!

応援よろしくお願いします。

募金箱http://justgiving.jp/c/2544?locale=en


Hiker達の取り組み
http://justgiving.jp/team_charity_detail?charity_id=1777



English Quick Guide (PDF) How to donate on JustGiving
http://justgiving.jp/pdf/justgiving-english-man.pdf


去年一緒に歩いた海外のHikerからも義援金をお預かりしました!
# by ulgoods | 2011-04-01 12:06 | 燃える系 | Trackback | Comments(6)
ハイカーによる東北地方太平洋沖地震支援
熱いお心を寄せていただいております。
ありがとうございます。

3/23追記
ありがとうございます。
ハイカーとして出来ること、第二弾など模索しています。
引き続きよろしくお願いいたします。
お寄せいただいたメッセージをご紹介します。

.以前、三鷹のお店でご挨拶させていただきました。
微力ですが…いつか東北の山を歩いてみたいです!
ttさん 2011-03-22 23:50:48
.
あの美しい港町や海岸が復興することを祈っています。
hideさん 2011-03-22 16:49:27
.
微力ですが、参加させて下さい。
太将さん 2011-03-21 15:37:56
.
このチャレンジに円寄付します!
t_kinjoさん 2011-03-20 23:01:17

.
事態が好転したら、東北の山を旅したいです。そこに住む人のお話も伺いたいです。今は些少ではありますが、募金で応援します。
toshiさん 2011-03-20 11:15:39
.
少ないでござんすが、東北の地に生まれ育ったULGさんの心意気に、お答えしやす。被災地が落ち着いたら、東北を旅するつもりです。
出がらし紋次郎さん 2011-03-19 13:16:38
.
微力ながら協力させていただきます。
一日も早い復興を願っています。
chilliさん 2011-03-19 11:47:33

.
このチャレンジに寄付します!
blueさん 2011-03-18 23:45:50

.
いち早くの復旧を祈っています。
クラッチさん 2011-03-18 23:16:08
.
参加させて頂きます!
motossiさん 2011-03-18 19:14:50
.
blogを読ませて頂いていました。 微力ながら応援させて頂きます。 がんばろう日本!
よさん 2011-03-18 16:15:44
.
ガンバレ東北!ガンバレ日本!!
a1kttkさん 2011-03-18 13:26:00
.
二度目です。宝くじの当選金を寄付します。
T's Stoveさん 2011-03-18 11:47:27
.
ULGさん、ども!”て”さんの取り組み気になっていましたが、ようやく。未曾有の地震ですね。仕事をしていた石巻の某海岸も大きな被災を受けているようです。私も祖父母の代は岩手盛岡。何も出来ませんが、ULGさんを応援してます。
azmさん 2011-03-17 22:53:04
.
微力ながら参加させてください!
ULGさんの心意気に!
東北のみんながんばれ!!
ishizuccaさん 2011-03-17 20:02:00
.
今まで何度レビューにお世話になったことか…。少額ですがお役立てください。
hakotenboyさん 2011-03-17 14:51:37
.
微力ながら応援します。美しい三陸海岸に一日も早く以前の暮らしと風景が戻りますように
kkr173さん 2011-03-17 14:16:03
.
山を始めてここに繋がりました。
この繋がりがさらに繋がっていくことを祈ります。
onoke.orgさん 2011-03-17 12:34:51
.
踏ん張って東北の人たち!微力ながら協力します
w2goさん 2011-03-17 10:20:43



現在、36名(私含む)から228000円も!
bloggerなりに出来ることあるなと、寄付の窓口として機能できることをありがたく思っています。

コメントを紹介させていただきます。


.がんばれ東北!行くぞハイカー!
ogawandさん 2011-03-16 23:58:40

.微力ですが参加します★
Pan子さん 2011-03-16 22:29:57

.HP、いつも楽しく拝見させていただいてます。自分たちで出来ること、微力ですがご協力したいと思います。
浅瀬さん 2011-03-16 17:48:52

. ULGさんのブログ見て道具買いあさりました。少額ながら乗せていただきます。
たろさん 2011-03-16 17:18:56

. 少しですが、お力になれれば幸いです
t-jumpさん 2011-03-16 16:13:29

. 少額ですが、お役立てください。
HALさん 2011-03-16 14:32:50

. 微力ながら参加させて頂きます。
ようようさん 2011-03-16 11:52:36

. このチャレンジに寄付します!
pichikyoさん 2011-03-16 03:08:27

. かつて東北の大平洋沿いを自転車旅した思い出は忘れることは出来ません。美しい東北よ再び!
hiradonさん 2011-03-16 00:55:30

.国道45号線の町並みを復興させましょう。
uneさん 2011-03-15 21:39:04

. このチャレンジに寄付します!
.hariyproさん 2011-03-15 20:49:43

. ハイカーの輪に感謝!
考えに賛同し、売り上げの一部を寄付致します。
ムーンライトギアさん 2011-03-15 19:24:33

. 少ないですがお役立てください。
tetsuさん 2011-03-15 18:13:57

. ULGさん、相変わらず男前ですね!いっちょ乗りましょう!
HKawsakiさん 2011-03-15 17:48:09

. 私も自転車で一周したり、何度も東北に行きました。また行きます!
morimoriさん 2011-03-15 16:56:13

. みんながんばれよー!! to ULGさん 頑張りましょう。
pedalhigh_さん 2011-03-15 16:32:56

. このチャレンジに寄付します!
lyser2さん 2011-03-15 16:31:24

. 立場上少々悩んでおりましたが、やはり応援を!
石山さん 2011-03-15 14:54:56

. このチャレンジに寄付します!
T's Stoveさん 2011-03-15 14:10:05

. 少ししかできない人も恥ずかしがらずに!できる範囲でやればいい!
drunkwhaleさん 2011-03-15 14:05:46

. 手数料がなくなってよかった。
hiroさん 2011-03-15 12:23:04

. 微力ながら。頑張れ、東北!
strannixxさん 2011-03-15 11:07:34

. 少しですができる限り協力させていただきます。
abeeeさん 2011-03-15 09:30:20

. 少しでも役に立てばと思います。
bhutanさん 2011-03-15 09:30:19

. この取り組みに参加できる事を誇りに思います。小額寄付とヤシマ作戦への参加くらいでしか貢献できませんが、大きな力となる事を祈って。
concreateさん 2011-03-14 23:55:08

. 僅かですが、お役に立てば。
Ravenさん 2011-03-14 23:18:41

. 少しでも助けになる事を祈り!
wonton-menさん 2011-03-14 21:14:27

. ほんのすこしですが、参加させていただきます。
TUNELESSさん 2011-03-14 19:43:17

. このチャレンジに寄付します!
たいすけさん 2011-03-14 18:57:00

. いつか東北に行ってみたいと思います。
naoさん 2011-03-14 17:03:11

. がんばれ
wak_kunさん 2011-03-14 14:32:03

. 支持します!
humhumhumさん 2011-03-14 13:02:07

. I want to stand with my Japanese backpacking friends, and am praying for your country and people.
G-Squaredさん 2011-03-14 12:38:08

. 自然を愛する小さな思いが、大きな力となることを。
brutusさん 2011-03-14 08:32:04

. このチャレンジに寄付します!
がぁすぅさん 2011-03-14 07:26:58

長丁場になります。まだまだやってます!
以下再掲です。

この度、東北地方太平洋沖地震の報に接し、Japan Hikers Association(仮称)の仲間であるcreep氏が募金チャレンジを始めました。
私も微力ながら募金集めの窓口となることでお役に立ちたいと願い、チャレンジに参加いたします。

ULGのチャレンジページへようこそ!

私は、『CIVIC FORCE』への寄付を集めるために、チャレンジを行います。
援先団体は先に行動を起こしたHikerたちと同調して選定しました。

【いま、知っていただきたいこと】
こういう手段を通じて気持ちを形にすることが出来る世の中です。
色濃い自然を残す地域ゆえに支援には困難が多いと思いますが、再び北の地に日の昇りますよう、お祈りしながら、思いを同じくしてくれる方のささやかな行動をお願いいたします。

【ULGの自己紹介】
青森県三沢市出身

【今回のチャレンジ内容について】
金額は問いません。東北地方を訪れるハイカーも多いでしょう。またいずれ訪れるためにも支援をお願いします。

【私の経験】
高校生の頃、フレームザックを担いでヒッチハイク&野宿で岩手県沿岸を周遊したことがああります。しかし、美しい風景の代償か、災害は過酷でした。壊滅の町の名はいずれも訪れたことがあり、その変わり様に呆然としておりました。しかし、座してTVの向こうを眺めているだけではいけません。手をさしのべましょう。

【私からのお願い】
ささやかで結構です、お気持ちを集積したいと思っています。支援してくれる皆さんは、『このチャレンジに寄付する』をクリックしてください!

応援よろしくお願いします。

募金箱http://justgiving.jp/c/2544?locale=en


Hiker達の取り組み
http://justgiving.jp/team_charity_detail?charity_id=1777



English Quick Guide (PDF) How to donate on JustGiving
http://justgiving.jp/pdf/justgiving-english-man.pdf


去年一緒に歩いた海外のHikerからも義援金をお預かりしました!
# by ulgoods | 2011-03-17 00:22 | Trackback | Comments(0)
Wire Grills / Purcell Trench
こんな時にこんな記事などと言わず、最後までご覧いただければ幸いです。


この手のGrillは芦澤一洋さんのバックパッキング入門で見てからというもの、いずれは手に入れたいと思っていたお品であった。

Purcell Trench社のGrillは数年前にはWebサイトも見つけており、買おうと思えば買えないことは無かったのだが..困った事にカード決済を受け付けてくれないので小切手とか代理輸入とかも面倒で、わたし的には買いにくい状態にあった。のだが、Twitterあたりの呟きを拾ってくれたたのか、面白いモノを多数扱ってくれているCASCADE LOOPさんが話をつけて取り扱いを始めてくれたではないか!
http://outdoorgoods.org/?mode=srh&sort=n&cid=&keyword=PURCELL
国内でPurcell Trenchが買えるのはありがたい。手間や送料を考えたら納得できる値段と思う。

Purcell Trenchは各種のグリルを作っているが、我々軽量指向型ハイカーが担いで良かろうと思えるのはPackers Grillであろう。Packer Frameは最軽量だがちょっと危なっかしい。ペグ2本で代用できそうだし。メッシュを張ったモノはステーキ肉でも焼くのでなければ煮炊きだけなら無駄に重い。また、複数人数でのキャンプなら少し大きなTravelers Grillも良かろう。それ以上のものは担ぐ気がしない。というツボを押さえてCASCADE LOOPさんでもPackersとTravelersの二種だけ入れてくれている。作りはステンレスパイプを曲げて溶接したモノであり、そう易々と壊れなさそうだから、無茶しなければ一生モノの部類だろうし状況に応じて使い分けたいなと、この際だからPackersとTraverlersの両方をお願いしてしまった。

さて、昨年から釣りを始めて源流域でキャンプもやったりするのだが、やはり煮炊きは流木を使った焚き火で行う。焚き火で煮炊きの場合はカマドを作る、三脚等から吊す、火の横に鍋を置くだけなど、さまざまな形態が使えるが、ちゃんとした料理をするにはGrillの類は便利である。昨年キャンプではメンバーの一人がOpen CountryのExplorer Gridを持って来てくれて、これは脚付きで鍋も二つくらい載るので重宝した。私も買っておくかと探したが、Explorer Gridも国内では扱いが無く、向こうのREIなどでも買おうと思うと不思議に在庫切れだったりと買いにくかった。仕方がないのでとりあえず似ているというか、ほとんど同じ形状のキャプテンスタッグのSecond Grillを買っておいたのだが、どーにも重くて使う気になれないでいた。

せっかくGrillが揃ったので、チクと火入れしてみることにした。実はだいぶ昔に欲しいーとblogのどこかで書いていたのを神様が見ていてくれて伸縮ができる小型グリルも手元にあったが、それはパイプも細く、伸縮するギミックの故に熱と荷重を掛けたらすぐにヘタりそうで、これまで火に掛けたことがなかったのだが、この際なので裏庭での火入れに参加させた。


重量は
Packers Grill 99g
Travelers Grill 144g
伸縮 Grill 49g
Second Grill 563g
Explorer Grid 397g(カタログ値)
である。
火入れテスト条件としては、Packers Grill は1.5Lの水を入れた鍋、支持の間隔は目一杯を課した。伸縮Grillは間隔狭目で同1.5L鍋。Travelers GrillとSecond Grillは鍋二つが扱えることが必須とした。

焚き火は、昔キャンパー時代に使っていたSportsman's Grillを引っ張り出し、下の皿をの上で火を熾すことにした。

このSportsman's Grilも..昔見た西部劇で開拓者が幌馬車からこんなグリルを出して豆の入った鍋を煮ていたのを見たことがあって、お店で見つけて、あ”これだ!と重いけど持ち帰ったのを覚えている。が重すぎるので車でキャンプに行くときも疎遠になっていた。こんど幌馬車を手に入れたら使いたいと思う。

課した条件では何れも大きな撓みもなく、特に心配した伸縮Grillもよく頑張って熱でヘタって折れることはなかった。

Packers Grill

このくらいでは殆ど撓まない。

Travelers Grill

複数鍋を掛けて、それぞれに火を加減して調理することができる。また、地面に溝を掘って炉にする時でも長さがあるので鍋を載せるのに不便なさそう。

伸縮Grillも思ったよりちゃんとしてた。

実際、1.5Lの鍋を掛けることはないだろう。

Second Grill

脚が付いているので重いけど文化度が高い。また、縦方向に薪をくべることができるので燃料補給的にも有利だ。Open Countryの実物は実はカタログ値より軽いらしい。

実際、焚き火できる場所は限られ、Grillを一枚持ったから全ての煮炊きを賄えるかとなると外国のロングトレイルですら疑問だが(Sierraなどは1万フィートより高い場所では焚き火禁止だし、それ以下の場所でも既存の炉以外の新設は禁止だ)、沢での一泊にちょっと調理めいたことを計画しているなら持っていけば制約少なく安全に煮炊きできる。鍋が不安定で完成間際の岩魚汁をひっくり返しては悲しすぎで危険だし、取っ手や蓋まで舐められるほど炎に入れて調理するのも良い結末を期待するには楽観的だ。


Purcell Trenchの別のレビューはralker13氏にある
http://rwalker.exblog.jp/



ここから本題
単なるbloggerなので、blogを書くくらいしか人にアピールできる能がありません。以下のチャレンジに目を向けていただきたく拙文を連ねた次第(写真はまだ平和な頃に撮影しておりました)..ご賛同下さると幸いです。

この度、東北地方太平洋沖地震の報に接し、Japan Hikers Association(仮称)の仲間であるcreep氏が募金チャレンジを始めました。
私も微力ながら募金集めの窓口となることでお役に立ちたいと願い、チャレンジに参加いたします。

ULGのチャレンジページへようこそ!

私は、『CIVIC FORCE』への寄付を集めるために、チャレンジを行います。
援先団体は先に行動を起こしたHikerたちと同調して選定しました。

【いま、知っていただきたいこと】
こういう手段を通じて気持ちを形にすることが出来る世の中です。
色濃い自然を残す地域ゆえに支援には困難が多いと思いますが、再び北の地に日の昇りますよう、お祈りしながら、思いを同じくしてくれる方のささやかな行動をお願いいたします。

【ULGの自己紹介】
青森県三沢市出身

【今回のチャレンジ内容について】
金額は問いません。東北地方を訪れるハイカーも多いでしょう。またいずれ訪れるためにも支援をお願いします。

【私の経験】
高校生の頃、フレームザックを担いでヒッチハイク&野宿で岩手県沿岸を周遊したことがああります。しかし、美しい風景の代償か、災害は過酷でした。壊滅の町の名はいずれも訪れたことがあり、その変わり様に呆然としておりました。しかし、座してTVの向こうを眺めているだけではいけません。手をさしのべましょう。

【私からのお願い】
ささやかで結構です、お気持ちを集積したいと思っています。支援してくれる皆さんは、『このチャレンジに寄付する』をクリックしてください!

応援よろしくお願いします。

募金箱http://justgiving.jp/c/2544?locale=en


Hiker達の取り組み
http://justgiving.jp/team_charity_detail?charity_id=1777



English Quick Guide (PDF) How to donate on JustGiving
http://justgiving.jp/pdf/justgiving-english-man.pdf


海外のHikerからも義援金をお預かりしました。
なーんか、サーバがパンパンなようで見えないことが多いです。また結果の反映に時間が掛ることがあるようです。Englishページをクリックしても英語になりませんが、表示がまともになることが多いようです。問い合わせましたがお金的に変になることはないとのこと。

# by ulgoods | 2011-03-14 16:14 | 燃える系 | Trackback | Comments(2)
ハイカーによる東北地方太平洋沖地震支援
ULGこと寺澤と申します。

この度、東北地方太平洋沖地震の報に接し、Japan Hikers Association(仮称)の仲間であるcreep氏が募金チャレンジを始めました。
私も微力ながら募金集めの窓口となることでお役に立ちたいと願い、チャレンジに参加いたします。

色濃い自然を残す地域ゆえに支援には困難が多いと思いますが、再び北の地に日の昇りますよう、お祈りしながら、思いを同じくしてくれる方のささやかな行動をお願いいたします。

募金箱http://justgiving.jp/c/2544?locale=en


Hiker達の取り組み
http://justgiving.jp/team_charity_detail?charity_id=1777




# by ulgoods | 2011-03-14 00:59 | Trackback | Comments(2)
PEAKS記事、差し替えのお知らせ
PEAKS記事、差し替えのお知らせ

長く放置のくせに、書いたと思ったらこんな内容でアレなんだが、
PEAKS 2011/3月号 p.141に掲載されている プチ・インプレッション Fenix LD01の記事について、
所有するLD01 R2(現在の代理店のカタログ掲載品)の仕様に基づいて書いて校正も済ませたのだが、届いた見本誌の記事を見たところ、明るさや時間の数字が LD01 R4のものに超校正されているではないか!
超校正の理由は、まー、いろいろ都合があるんだろうが、モノが変れば印象が変り、ひいては文章も変るはずだから、数字だけ別モデルのものに差し替わったのでは自分自身でも違和感が拭えない気持ち悪い。例えば、最低照度の9->3ルーメンに下がった状態で足元が見えるかの確認は行ってないし、最大照度85->72ルーメンではさほど突き抜けた感も持ちあわせない。電池の保ち時間が増えるのは良いんだが、そーなるとモノの性格が変る訳だから製品の捉え方が変ってしまうだろうし。
っていうか、そのためのモデル違いなんだしね。小学校の国語の穴埋め問題じゃないから、数字だけ差し替えられるくらい汎用的に書けていないのよ..で、一目見て間抜けな文書になった気がしたので編集担当さんと協議して訂正のお知らせをエイ出版のHPに出していただく事にした。

お詫びと訂正
http://www.sideriver.com/shopping/magazine/apology/index.html#peaks_no16


誤った掲載内容のPDFはこちら
http://www.sideriver.com/shopping/magazine/apology/pdf/peaks_141_false.pdf


正しい掲載内容のPDFはこちら
http://www.sideriver.com/shopping/magazine/apology/pdf/peaks_141.pdf


という正しい対応をして貰った。


LD01 R4も照度を落として電池保ちが良いので手に入れて見たいと思っているが、L0DとLD01 R2を持っているのでなかなか...山使い用にはR4の方が好いのかもしれないが、やはり手に取っていないモノの話が自分の名前付きで世に晒されるのはいけない。なんせ、使ってみないとわからない!って書いてるプチ・インプレッションのコーナーですから..

ささやかだが、山より道具の一分は守りたい


更新をサボっている。各方面から叱れれている。海外でも日本のULブロガーの更新が滞っていると心配の声があるらしい。
やはり書いてこそのULG...だいぶ休んだ。またぼちぼちと、だな。


この際だからR4も欲しいけど(笑


2/15 追記
コメント書き後いろいろ調べた。ライトの世界は奥が深い...
SIルーメンとANSIルーメンの事は分かった気がする。単純に比較はできない。配光パターンが中央集中だとANSIルーメンが周辺に引きずられて落ちるということか。まいい。仮にR2とR4がSIルーメン的に大して変わらない物だとして明るさの表示の違いだけとした場合、バッテリーの保ち時間表示が大幅に変わるのは変な気がする。バッテリー保ち時間の定義はどーなっているんだろう?ANSIルーメンはルクスという単位を介し、ルクスは人間の目による知覚要素が入るから、例えば明るさが半減する時間と定義した場合、実際の光束が半減しても人間の目に半分の明るさと感じられる照度とは異なって電池が長持ちするように見えるのかしら?

とりあえずR4として売られている物を注文してみた。
R4にしても素子がcree XP-E R4と書かれてるモノとXP-G R4と書かれているモノがある。LEDメーカのカタログを見るとcree XP-EにR4なるものは存在しないような気がするが..単なる記載間違いかな?にしてもXP-E R4と書かれたモノは明るさや時間の表記は同じだが神戸のお店は1000円くらいお安かったりする。が、何か変なのでXP-G R4のモノを注文してみた。

なんか、ぐちゃぐちゃな世界のようだ。
二つ並べたら何か分かるだろう..あ、三つか。とりあえず最初に買ったL0DとLD01 R2は明確に明るさとか色温度が違ってた。インプレッションはL0DからLD01 R2への変化点で書いて、両者の公表されている数値の単位系は同じだから、それはそれでいいや。やっぱりかってにANSIルーメンに直されても困る。
で、違う単位系で書かれたモノの比較は、数値が比べられないからホントに感覚的な比較か、なんか手元に測定器がないと難しいな。撮影条件を固定したデジカメの画像から明るさ測定するの見た気がする。ソフトFreeで落ちてるかな?

2/22追記
R4が来たので比べ中。
確かに少し違う

# by ulgoods | 2011-02-15 10:55 | 駄文系 | Trackback | Comments(11)
最近のこと 2010暮れ
ずいぶん長い間blogの更新をサボっていた。これまで多くの時間をblogに注ぎ込んできた反動だろうか、いやー、書かないって自由!ってのはアレだが、昔はコミニュケーション手段としてblogを利用していた側面もあるが、最近ではもう少し手っ取り早い手段が発達してきたので、こちらがお留守になっていた感がある。しかし、自分自身への日記的な記録という面ではblogが優れているので、最近のことを記録しておくことにした。

・グレン隊のこと
グレンさん始め、ULハイカー達とのその後には長文を書いたのだが結局UPしていない。私は用事で二泊目は甲武信小屋の天泊で翌日下山したので、自身の行動としては特筆するモノがないので、雨の中を長駆活躍した方々にお任せである。

彼らは最終日の雨の中を破風小屋から飛龍経由で丹波まで歩き!、グレンさんと温泉に浸かり、共に湯上がり気分の奥多摩線で帰る栄誉を得ている。

私はというと..壊れた足で参加してくれてもう保たなくなった隊員二人と甲武信小屋残留を決め込んだのだが、まだ日は高く、しかし寒いので、畑を造成していた小屋番の爪ちゃんを手伝って一汗かき、その功績で小屋にあがって暖かな土間ストーブ脇で熱燗を許され、そのまま夜の宴会になだれ込み、爪ちゃんやJさんのギター競演を聴き、小屋にお泊まりの人たちとみんなの歌など唄い、気持ち良くテントの中に果てた。来期稼働予定の甲武信小屋の畑には数滴だが私の汗も混じっている。


これでは歩き続けた本隊に申し訳なくって..その後の話は今になるまで書けなかった。
下山して二日後くらい、三鷹のHiker's Depotのパーティーでグレンさんのお話を聞き、その後30名近くの大所帯で居酒屋に流れてグレンさん奥方様交えて大いに呑んだのは楽しかった。
グレンさんからは帰国後、お手製の誕生日カードを頂戴した。マメで律儀な方である。今後とも交流を深めていきたい人である。

・グレンさんの真似
真似という訳ではないが、グレンさんの被っていた帽子が格好良いので同じ物を探して手に入れた。Tilleyというメーカーであるが、確かに彼が言うとおり被るだけで男前が0.5UPするような気がして嬉しい。

ついでに彼が帽子の鍔に挟んでいたLEDライトも買って、頭だけグレンさんの出来上がりであるが、真似してみて、このライトで少し考えたことがある。
Fenix L0DはAAAバッテリーの超小型のくせに5段階の発光モードを持つ芸達者であるが、最強モードで75 Lumensの高輝度を発揮するも1時間しか保たず、最弱の7.5 Lumensは8.5時間とあまり長く続かない。重量的には利点があって本体重量14.5gでLi-Ion電池を入れると合計で20.5gであり、Petzl e-Liteより6g少ない。照射時間はe-Liteは最長45時間と比ぶるべきもない。また一見安物と区別が付かない姿だが高機能なので国内では5000円以上の値札が提げられ、これはちゃんとしたヘッドライトが買える値段であったりもする。この辺を勘案すると、おそらく夜でもツバ広のTilleyを放さない彼には鍔が垂れ下がらない6gの差が重要で、最弱で8時間というライトは、暗くなる前に飯を済ませ、暗くなったら即寝て極力灯りを使わないという彼の行動パターンに適合する必要かつ十分なものであり、オマケ的に他に光源を持たないから瞬間的にはハイビームも欲しい、というココロであろう。自分に必要な性能でかつ最軽量を選んでいる姿勢がそこからも見て取れた。
ちなみに私は無造作にパッキングした旧版のPetzl Tikka XPの90gであったので、この時点で70gも負けている..これはイカンと思った。二三泊なら20gで充分なのである。


グレンさんの雨具について、前の記事に装備の一覧を挙げたので彼が不織布製の、いわゆる使い捨てっぽい雨具を愛用し、かつ下はスケスケのCubenで作ったChapsを穿き、足は濡れるに任せている事は分かると思うが、その運用については..彼にその雨具は使い捨てかと聞いたところ、ななんと2シーズン使うらしい。毎回キレイに拭いて保管しているとのこと。その勿体ない精神には敬服である。不織布の雨具は私も数着持っており、重量的にはGoreとか何とかのものより遙かに軽量なので絶対雨が降りそうに無い日のザックの肥やしにしているが、実線投入は未だ無かったが、彼はウインドブレーカーとして雨具として着続けており、たぶんザックが重ければ短時間で肩から切れてくるだろうから、2シーズンってすごい。ULを極めてなせる技である。
幸い押し入れに在庫があったので、後日のHiker's Partyの時は手持ちの不織布ジャケットを着て行ったのは言うまでもない。私が着て行った旧版は彼の着ていたものより数グラム軽いのは彼も知っていたので、ささやかながら一矢報いた?
今後は不織布の雨具を見ても貧乏だからとか思ってはいけない。ま、適用限界は低いので、その辺を誤らないようにしたい。これでCuben Chapsを何とかすれば雨の日のグレンさんの劣化コピーが出来上がる。

など、グレンさんの装備を改めて味わうと、避けていた大量の文章書きが必要なので、彼の装備表を眺めて思いを巡らせるに留める。


・毛鉤と燻製の迷宮
今年に入って渓でも過ごすようになり、少し古風な感じのするテンカラ釣りを始めた。しかし10月にもなれば禁漁期間が始るので渓流で釣ることが出来ない。そこでOFFの間に毛鉤くらいは自分で巻こうかと思い立ち、今まではハマる怖さから手を出さなかった毛鉤巻きを始めた。道具は通販の一番安いヤツ。テンカラ毛鉤は羽毛と木綿糸さえあれば素手で巻けるくらいなので安いヤツで充分なはずであ..ったが、少し巻けるようになれば手先の練習にと洋風のフライも巻きたくなるのが人情であろう。フライ巻きの手本を取り寄せ、鳥やら獣の毛やシンセ素材を買い足していつの間にかフライも巻くようになってしまった。洋物を巻くとアレコレ素材の使い分けが要るので素材箱はいつしかパンパンである。

なかなか、難しいのです..
巻いていて、目のピント合せに難が出ていることを悟り、眼鏡屋に○×両用眼鏡を作りに行くはめにもなった。
春用には思い切り小さいのを巻かなくてはならないのだが、やはり安物のバイスではあれやこれや不満が出てきているのは認めざるを得ない事実だったりもする。最初から高価な良いモノを買う度胸がないのは全ての趣味事に共通な弱点であるーるるるるる。

巻くとそれで釣れるのか?確かめない訳にはいかないだろう。ということで、竿と不細工な毛鉤を担いで近所の管理釣り場に初めて向かった。1回目は無残に二匹のみ。しかし自分が巻いたフライを魚が食ったのは嬉しかった。2回目は..前回釣れてた人に聞くと黒系の沈めるニンフが良いと言うのでドライフライ巻きを中断してテンカラとは無縁である沈むヤツをせっせとこしらえて行き、制限の10匹超を釣り上げた。これは嬉しい!って、思い浮かべればこの辺から道が逸れ始めた気がする。なんせ、ニンフを巻く度に釣れますか?ってお魚に訊ねに行かないと確信が持てないのは全く困ったことであるが、下手のせいか鉤のせいか、判別出来るまでは暫く時間がかかりそうだ。とんでもない沼に足を突っ込んだものである。唯一の救いはフライフィッシュに手を出していないこと。しかし、それさえ時間の問題だと言う人もいる。

釣った魚、キレイに掛けて素手で触らず優しくリリースするほどの腕がないので、専ら水から引き抜いて撲殺してお持ち帰りするのだが、そんなにたくさん食べられる訳も無く、その保存に頭を悩ませたところ、ふと十数年前に血道を上げた燻製の道具が仕舞ってあるのに気がついた。ほこりを払って古い箱を開けると..おお中からスモーク材が出てくるではないか!こんな事を見越してかの過去の自分からプレゼントをもらった気持ち、これは燻さねばなるまい..そこから燻製作りが始った。燻製箱のくんちゃん、久々の活躍である。チップは遺産のヒッコリーの他に公園で拾った桜の枝も使っている。最近は桜オンリーなので、公園に行けば無限に手に入る。

当初の崇高な目的がどーして燻製に行ったのか、今思うと自分でも頭をヒネるばかりだが外道はその後も続いた。

さて久々に燻したのだが、昔取った杵柄的に案外上手く出来て、キャンプの時に配布したら評判も上々だったのに気をよくしてフと考えた。テンカラで釣ることのできる池の魚は小さいが、ルアーで釣れる池の魚は標準で二回りくらいは大きいようだ、どうせ燻製するなら大きめの魚の方が食い応えがあるだろう..ということは、ルアーで数を釣ってからテンカラの練習をするのが全ての面に於いてステキなのではないだろうか..それはいいアイディアだ!というわけで、今度はルアー釣りを始めなければならないことになった。


最初、だいぶ昔にSierraで使ったペン形極小竿とリールで臨んだが糸絡みで釣りどころではなく意気消沈し、ルアー釣りの人に相談して少しマシな竿とリールを手に入れた。早くルアーの腕を上げないとテンカラの練習や毛鉤の出番がないので困っている。ああ、その前に自前のルアーを作らないと...これではもーなかなかテンカラに戻れない。キッチリと型にはめられてしまっている。

で、燻製と言ってもそう長く保つ物でもないので、保存用に真空パック器も調達した。今では燻製を真空パックし知人に配布して好評を博している。曰く売れるんじゃないのと。それに気をよくし...嗚呼。

真空パック器であるが、これはちゃんと山でも使い道がある。担いで行っても役に立たないのだが、行動食のトレールミックスを小分けして湿気と食べ過ぎを防ぐとか、帰りの下着を思いっきり真空パックして容積の削減と万が一の水濡れを防ぐとか、ロールパンを真空パックして極限まで小さく携行するとか..ちゃんと山でのことも考えた上での選択であったことは言うまでもない。

今後どこまで道が拡散発展するのか、自分でも怖いようで楽しいようで困っている。



にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村 ...Click Thank you!!



こっちは、たぶん押してもらった1/100くらいしか反映されない模様...いいかげん謹慎を解いてもらいたい


Flattr this


# by ulgoods | 2010-12-15 04:32 | 駄文系 | Trackback | Comments(15)
グレンさん軽荷の中身 Glen's Gear List - Chichibu Trail (Japan)
Glenさんのお許しもらったので彼のGear Listを掲載します。
Thank you, Glen-san!

クリックするとデカく見えます


あ、靴下のメーカー同じだとかいろいろ分かって有り難い..

いわゆるベースウエイトでいうと2114g
着ているもの、帽子の重さまで..1977g
食料燃料込みで5363g
って、超絶

食料の重さも彼が言っていた一日の必要量×日数になってる
毎回ギアリスト見習いたい習慣。
コメント欄で意見交換して味わいたいですな


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村 ...Click Thank you!!



こっちは、たぶん押してもらった1/100くらいしか反映されない模様...いいかげん謹慎を解いてもらいたい


Flattr this


# by ulgoods | 2010-10-21 18:30 | 山行 | Trackback | Comments(9)
進めULグレン隊
進めULグレン隊

Glenさんに会えてそれだけで嬉しかったが、やっぱり挨拶や写真が済んだら歩き始めなければならない。そ、歩きに来たんだっけ。
コースの段取りは
DAY1 瑞籬山荘から金峰山を越え大弛小屋泊
DAY2 大弛を発して甲武信経由雁峠泊
DAY3 雁峠から雲取
DAY4 雲取から石尾根で奥多摩駅
皆さん歩く人たちなので妥当な距離割りか。
私はDAY3に東京で外せない用事があるので早朝に下山することになっている。
さてDAY1、歩き始め10:20頃。金峰山は山歩きを始めた年の雪の残る時期に歩いて以来だから久しぶりでだ。昨年は行こうと思うも道具迷いのせいで塩山からTAXIで大弛に入ってしまいパスしているし、金峰山から大弛峠までは歩いていない区間なので期待が膨らむ。
さすがに皆ペースが速い。

Glenさんは長身で足が長く、汗もかかずにゆったり歩いているようでもちゃんと速い。普段は単独の人たちであるが、ネットで親交のあるULナカーマと会ったもんだから、途中で写真を撮り合ったりと、まるで修学旅行気分で楽しい山歩きとなった。

富士見平小屋11:11で水補給。Glenさんには日本の水は安全だと伝えてあったので、彼もフィルター無しで水を補給した。

大日岩12:36に大休止。岩に駆け上る人有り、腹にカーボン補給する人有り。Glenさんは車中で配給された?人生初の魚肉ソーセージと、大判のクラッカーのようなのにMiguelさんから差し入れのシシャモを乗っけて食べていた。この時取り出した行動食を見せてもらったが、これは1日分かと尋ねたらこれで4日分と言う。

体がデカイ割りに食い物が少ないな..後でHiker's Depotで行われた講演で聴いたが、ハイキングに出る前と帰ってから食料の重量を量って、平均一日の炭水化物消費実績をチェックしているらしい。数多くの山歩きを経験して割り出した重量だから信頼性も高いだろう。私は食料に関してはいい加減、というか、あれば食う、無ければ食わない、不安だから多めに持つ感じだが結局は残して帰ることが多い。道具を揃えて軽いよねーとかの段階を過ぎたら、自分の体のことを(体重含めてね)管理しないと、その先には進めない気がした。

13:01出発、15:06金峰山着。ガスが掛かり眺望は無い。

Glenさんと土屋さんはコマーシャル系の撮影で金峰山頂から狙う望遠レンズに合わせて何度か急登を行ったり来たりでちょっと気の毒であった。仕事の二人と大弛から登って来た撮影スタッフを残し、ここからは適当にバラけて大弛小屋を目指す。金峰から大弛を歩いたの初めてである。金峰周辺はかろうじて森林限界上の風景であったが、進んで鉄山、朝日岳あたりはお馴染み奥秩父的な森歩きとなる。
大弛峠16:48 いきなり立派な舗装道路に出るので少し興醒めであるが、大所帯だし水があってテントサイトも多いから野営場所としては適当。小屋もお留守だったので幕営代をポストに入れて(釣り銭がもらえないのでお札で..)各自設営に掛った。
各自のんな幕を張ってどんな寝姿なのか、興味津々である。

大弛ULテント村の様子

Beyond Integral Designs SilTarp2 充分長いので低く張れば吹き込みにも対応でき、雨天時の宴会用にと応用範囲は広い


Tsuchiya FineTrack ツェルト2 堅い選択。どこで張っても安心感がある。軽いって自由!


Chiyo Six Moon Designs Gatewood Cape 私もお気に入りの屋根。ただ、奥秩父で雨具にするには不安があるので、別途雨具を持つならと私は持ってこなかった。


Glen GG cuben Wedge 77g サイドを折って耐候性を上げてある片屋根式住居。さすが本家で軽さはダントツ。


Yaslow Golite Poncho Tarpであろうか?色が違うかな.. お馴染みの張り方。張る用に必要な1本ポールで歩く人。傘も利用して張っている。


Jotaro Locus Gear Khufu Culen Shelterは Ryan Jordan氏も絶賛、美しく耐風性も高い


Miguel GG SpinnShelter 暗くなってから張った割にはシワもなくきれいに張れている。シートもポールもGG製で揃えてきた感じ


zzzBear MLDのCuben Poncho Tarpであろうか。スケスケで良い感じ


Bmp ID SilPoncho改 リフターを二カ所追加してあるとのこと。入り口を狭めて風除けフォーメーション


ULG アライのシングルツェルト 足元に換気口を付けてある


写真上手く取れなかったのが残念だけど、FukushiさんはAnti Gravity Gear TarpTentという渋い選択であった。

設営と仕事が終わったので皆で夕食を摂ることにした。火器とメニューのチェックも面白い。
全体的にアルコールストーブ派が多いような気もしたが、私もGlenさんもEsbitとCaldera Cone Stoveである。Esbitは鍋底が汚れるのが難だが、収納時、他に汚れが移らない工夫をしていれば何の問題もないと思っている。
食い物は、私はずいぶん前に買って放置していたMountain Houseの野菜ラザニアを消費してしまわないとイケないので持って来て、野菜だけではアレなので、沖縄のハムやさんが作っているタコライスの具、レトルトの味付き挽肉をぶち込んで湯を入れた。一袋二食ぶんなので、夕飯と翌朝の朝食のつもりであったが、旨いので少し頑張って平らげてしまったが、ここでも食料計画が破綻していたことになる。
Glenさんは、CousCousのような顆粒状にアレコレ手間を掛けて数種の具を足し煮込みて、最後に大量にガーリックオイルを掛けて食べていた。重量削減と朝まで温かく眠るのに必要な体温生成のカロリーを得るの両立には油分を多く摂るのは正しい。私もCousCousの時はオリーブオイルを入れるが量が違う。馴れないと下痢するかもと思った。同じオイルでもガーリックオイルの方が食欲が増進するだろうから見習う。食事の仕方も、少しずつ時間を掛けて、慎ましい感じで食べていたのが印象的である。海外で食事をするときに見掛けるのだが、大柄な男性でも肉を小さく切り分けてホンの小指の先くらいに小さく切ってゆっくり食べていたっけ。ゆっくりの方がお腹によいのはもちろんだが、何というか、慎ましく食料を大事に摂り込んでいるという感じが印象的だ。

他のメンバーの食料もα米が多いのだが、最近は無印のやつがイケるらしい。味見をさせてもらったが旨かったので今度試してみよう。
食事の方法であるが..Glenさん以外は皆でワイワイ食べることを見越して、上下の防寒着を着用し、そのぶん寝袋を軽めにする方向だったと思うが、Glenさんは正しいUL手法に則り、防寒着は薄手のベストのみで、集まっての食事では寒そうにしていた。というのも、正しくは、というか、心底重量を削減しようと思ったら防寒着は少なくして、飯を食ったら即寝袋に入るのが正解。あるいは日があって暖かいうちに夕飯を済ませてからまた歩いて日暮れと共にサッサと寝てしまう、これはキャンプサイトに食料の匂いを充満させて熊を引き寄せる心配が少ないし、夕食と夕方最後の休憩を兼用できるので無駄時間の削減もできる上手いサイクルだ。寒い中でキャンプサイトで座って話そうと思ったら、寝袋を着て防寒着にするのも見た目は怪しいのだが使える手だ。Jacks R Betterというハンモックの底に付けられるQuitで有名なメーカーがあるが、そこでは積極的に着られるQuiltを作っている。見た目は不思議だが、山の中で誰が見る訳でもなく、見られているとしても兼用マジックを進めて軽量化を図るUL的に正しい。また、 防寒着、寝袋と分けて重量が嵩むよりは防寒着を省略してその分をの重量を寝袋に与えるのが就寝時に得られる暖かさは大きい。このことは後のHiker's PartyでGlenさんが実例を挙げて説明してくれたが、Glenさんは実践で見せてくれた。今日くらいはイイかとかの甘えがない姿勢に三度の感心である。


にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村 ...Click Thank you!!



こっちは、たぶん押してもらった1/100くらいしか反映されない模様...いいかげん謹慎を解いてもらいたい


Flattr this


# by ulgoods | 2010-10-20 16:32 | 山行 | Trackback | Comments(14)
< 前のページ 次のページ >